JPH10220948A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH10220948A
JPH10220948A JP9021175A JP2117597A JPH10220948A JP H10220948 A JPH10220948 A JP H10220948A JP 9021175 A JP9021175 A JP 9021175A JP 2117597 A JP2117597 A JP 2117597A JP H10220948 A JPH10220948 A JP H10220948A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling unit
radiator
room
refrigerator
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP9021175A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kase
広明 加瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9021175A priority Critical patent/JPH10220948A/ja
Publication of JPH10220948A publication Critical patent/JPH10220948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品などの冷蔵や冷凍に用いる冷蔵庫におい
て、設置スペースを小さくすることと、庫内の収納スペ
ースを大きくする。 【解決手段】 貯蔵室21の上面に冷却ユニット22の
冷気吸込口31、冷気吹出口32と対応するそれぞれの
貫通穴36、37を貯蔵室長手方向の両端に設けたこと
により冷気のショートサーキットを防ぎながら、従来収
納スペースを減少せしめているダクトを排除することが
でき、庫内の収納スペースを大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品などの冷蔵ある
いは冷凍用に用いる冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、実開昭62−8018
5号公報に記載されたものが知られている。
【0003】図5は従来の冷蔵庫の構造を示しており、
1は貯蔵室、2は貯蔵室1の上面配設された冷却ユニッ
トである。冷却ユニット2は断熱体5内部に冷却器6、
冷却器用送風機7、冷気吸込口8、冷気吹出口9を有す
る冷却室3と、圧縮機10、放熱器11、放熱器用送風
機12を有する機械室4(本例では解放型)から構成さ
れる。冷却ユニット2の冷却器6下部にはドレンパン1
4が配設され、さらにドレンパン14下部には庫内ダク
ト15を設け、冷却ユニットの冷気吸込口8と冷気吹出
口9を区画している。また貯蔵室1にも、前記冷却ユニ
ットの冷気吸入口8、冷気吹出口9と対応する貫通穴1
3を貯蔵室1上面に1箇所設けている。
【0004】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。貯蔵室1は、冷却ユニット2
の冷却器6により冷却された冷気を冷気吹出口9から導
入することで冷却される。その際、ドレンパン14下部
の庫内ダクト15により「冷気吹出口9から流入した冷
気が冷気吸込口8に戻り、貯蔵室1に冷気が流れ込まず
貯蔵室1が冷えない」というショートサーキット現象を
防いでいる。
【0005】また、冷却器6により吸熱された熱は、圧
縮機10により搬送された冷媒を通じて、機械室4に配
設された放熱器11によって貯蔵室1外部へ放熱する。
放熱器11は放熱器用送風機12による強制対流により
放熱の効率をよくしている。ここで、冷蔵庫を壁ぎわや
背丈の高い家具などの横に設置する場合は、風路抵抗の
増大による放熱器11への強制対流の減少を防止するた
めに壁や家具との隙間を確保する必要があった。また、
放熱器11から流出する空気が使用者にあたると不快感
を与えるため、使用者が冷蔵庫操作時に立つ貯蔵室1の
扉側前方から同後方へ空気が流れるようにするのが一般
的であった。このような風路設計から冷却室3と機械室
4は貯蔵室扉側から見て左右方向に両室が配設される場
合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に冷蔵庫は、設置
スペースを小さくすること、庫内の収納スペースを大き
くすること、騒音が低いことが要求されている。
【0007】本発明は、放熱器の放熱量を確保しなが
ら、壁や家具との隙間を無くすことで冷蔵庫の設置スペ
ースを小さくすることを目的としている。また、ショー
トサーキット現象を回避しながら、貯蔵室内に突出する
ダクトを無くすことで収納スペースを大きくすることを
目的としている。また、冷却ユニットの運転音による使
用者への不快感を低減することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、冷却
ユニットの冷気吸込口と冷気吹出口を冷却ユニットの両
端に配設することで、貯蔵庫内部でのショートサーキッ
トが起こらない構造となり庫内ダクトが不要となること
から庫内収納スペースを増大させるものである。
【0009】また本発明の冷蔵庫は、機械室カバーの空
気吸込用、空気吹出用のそれぞれの穴を上面と側面と前
面もしくは背面に設けることで、冷蔵庫を家具や壁に近
接して設置しても十分な放熱特性を維持することができ
るため、冷蔵庫と家具や壁との空間を確保する必要がな
くなり余分な設置スペースが低減できるものである。
【0010】また、本発明の冷蔵庫は、断熱体を有する
冷却室を使用者が冷蔵庫操作時に立つ扉側前方に配設
し、機械室を同後方に配設することで、機械室の圧縮機
や放熱器用送風機の運転音が断熱体により吸収され、使
用者への運転音による不快感を低減するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、貯蔵室と貯蔵室の上面に配設する冷却ユニットから
なり、冷却ユニットは断熱体内部に冷却器、冷却器用送
風機、冷気吸込口、冷気吹出口を有する冷却室と、圧縮
機、放熱器、放熱器用送風機を有する機械室から構成さ
れ、貯蔵室には上面に前記冷却ユニットの冷気吸込口、
冷気吹出口と対応するそれぞれの貫通穴を設けたもので
あり、これにより冷気吸込口と冷気吹出口の間隔を大き
くとれることで冷気のショートサーキットが防げ、従来
収納スペースを減少せしめているダクトを排除すること
ができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1の冷蔵
庫の冷却ユニットの冷気吸込口、冷気吹出口が冷却ユニ
ット長手方向の両端に位置するもので、両口に対応する
貯蔵室のそれぞれの貫通穴の間隔を大きくでき、さらに
冷気のショートサーキットを防ぐ効果が増大する。
【0013】請求項3に記載の発明は、貯蔵室と貯蔵室
の上面に配設する冷却ユニットからなり、冷却ユニット
は断熱体内部に冷却器、冷却器用送風機、冷気吸込口、
冷気吹出口を有する冷却室と、圧縮機、放熱器、放熱器
用送風機を有し機械室カバーで覆われた機械室から構成
され、機械室カバーの空気吸込用穴と空気吹出用穴をそ
れぞれ上面と側面と前面もしくは背面に設けたものであ
り、冷蔵庫が隣の壁に近接して設置しても、上面と側面
の穴によって放熱器への強制対流を確保することができ
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、貯蔵室と貯蔵室
の上面に配設する冷却ユニットからなり、冷却ユニット
は断熱体内部に冷却器、冷却器用送風機、冷気吸込口、
冷気吹出口を有する冷却室と、圧縮機、放熱器、放熱器
用送風機を有する機械室から構成され、貯蔵室扉側前方
に前記冷却ユニット、後方に機械室を配設したもので、
機械室の圧縮機や放熱器用送風機の運転音が断熱体によ
り吸収され、使用者への運転音による不快感を低減でき
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の冷蔵庫の一実施例について、
図1から図4を用いて説明する。
【0016】図1、図2は冷蔵庫で、図1は前方からの
斜視図、図2は後面からの斜視図である。21は貯蔵
室、22は貯蔵室の上面に配設する冷却ユニットであ
る。冷却ユニットの冷却室のカバーを兼ねた機械室カバ
ー23には、放熱器と熱交換するための空気吸込用穴2
4、空気吹出用穴25をそれぞれ上面と側面と背面に設
けている。
【0017】図3は冷却ユニット22の水平断面図で、
26は機械室、27は冷却室である。機械室26は、貯
蔵室21の扉側後方に配設し、冷却室27は同前方に配
設している。
【0018】図4は貯蔵室21と冷却室27との接続を
示す冷蔵庫の垂直断面図である。冷却室27は、発泡性
材料の断熱体28内部に冷却器29、冷却器用送風機3
0、冷気吸込口31、冷気吹出口32を有している。機
械室26には、圧縮機33、放熱器34、放熱器用送風
機35を有している。また貯蔵室21の上面には、冷却
ユニット22の冷気吸込口31、冷気吹出口32と対応
するそれぞれの貫通穴36、37を有しており、冷蔵庫
長手方向の両端に位置している。
【0019】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。貯蔵室21は、冷却ユニット
22の冷却器29により冷却された冷気を冷気吹出口3
2から導入することで冷却される。その際、冷気が流入
出する貫通穴36、37が冷蔵庫長手方向の両端に位置
しているため、ショートサーキットが起こらない。
【0020】また、冷却器29により吸熱された熱は、
圧縮機33により搬送された冷媒を通じて、機械室26
に配設された放熱器34により貯蔵室21外部へ放熱す
る。放熱器34は放熱器用送風機35による強制対流に
より放熱の効率をよくしている。ここで冷蔵庫を壁ぎわ
や背丈の高い家具などの横に設置し、側面側の空気吸込
用穴24が塞がれたとしても、上面や背面の空気吸込用
穴24により放熱器34への空気の流入を確保してい
る。
【0021】また、機械室26の圧縮機33や放熱器用
送風機35の運転音は、使用者が操作する扉側に発泡性
材料の断熱体28があるため防音され、使用者へのそれ
ぞれの運転騒音による不快感が低減される。
【0022】以上のように本実施例の冷蔵庫は、貯蔵室
21と貯蔵室21の上面に配設する冷却ユニット22か
らなり、冷却ユニット22は断熱体28内部に冷却器2
9、冷却器用送風機30、冷気吸込口31、冷気吹出口
32を有する冷却室27と、圧縮機33、放熱器34、
放熱器用送風機35を有し機械室カバー23で覆われた
機械室26から構成され、貯蔵室21には上面に前記冷
却ユニット22の冷気吸込口31、冷気吹出口32と対
応するそれぞれの貫通穴36、37を設け、また、機械
室カバー23の空気吸込用穴24と空気吹出用穴25を
それぞれ上面と側面と前面もしくは背面に設け、また、
貯蔵室扉側前方に前記冷却ユニット、後方に機械室を配
設したことにより、庫内の収納スペースを大きくするこ
と、また冷蔵庫の設置スペースを小さくすること、さら
に使用者の運転音による不快感を低減することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷却ユニ
ットの冷気吸込口、冷気吹出口と対応する貯蔵室のそれ
ぞれの貫通穴の距離が長いため、貯蔵室冷却用冷気のシ
ョートサーキットが無く、ダクト等によるデッドスペー
スが無く収納スペースを大きくすることができる。ま
た、冷蔵庫の側面や背面もしくは天面に壁や家具、物品
が設置されても、放熱器への空気の確保ができ、その隣
の壁との間の距離を不用することで設置スペースを小さ
くすることができる。また、機械室の圧縮機や放熱器用
送風機の運転音が、使用者が操作する扉側に発泡性材料
の断熱体があるため防音され、使用者への不快感を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による冷蔵庫を示す前方斜視
【図2】同実施例による冷蔵庫を示す後方斜視図
【図3】同実施例による冷蔵庫の冷却ユニットを示す水
平断面図
【図4】同実施例による冷蔵庫を示す垂直断面図
【図5】従来の冷蔵庫を示す垂直断面図
【符号の説明】
21 貯蔵室 22 冷却ユニット 23 機械室カバー 24 空気吸込用穴 25 空気吹出用穴 26 機械室 27 冷却室 28 断熱体 29 冷却器 30 冷却器用送風機 31 冷気吸込口 32 冷気吹出口 33 圧縮機 34 放熱器 35 放熱器用送風機 36,37 貫通穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室と貯蔵室の上面に配設する冷却ユ
    ニットからなり、冷却ユニットは断熱体内部に冷却器、
    冷却器用送風機、冷気吸込口、冷気吹出口を有する冷却
    室と、圧縮機、放熱器、放熱器用送風機を有する機械室
    から構成され、貯蔵室は上面に前記冷却ユニットの冷気
    吸込口、冷気吹出口と対応するそれぞれの貫通穴を設け
    た冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷却ユニットの前記冷気吸込口、前記冷
    気吹出口が冷却ユニット長手方向の両端に位置する請求
    項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 貯蔵室と貯蔵室の上面に配設する冷却ユ
    ニットからなり、冷却ユニットは断熱体内部に冷却器、
    冷却器用送風機、冷気吸込口、冷気吹出口を有する冷却
    室と、圧縮機、放熱器、放熱器用送風機を有し機械室カ
    バーで覆われた機械室から構成され、機械室カバーの空
    気吸込用穴、空気吹出用穴をそれぞれ上面と側面と前面
    もしくは背面に設けた冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 貯蔵室と貯蔵室の上面に配設する冷却ユ
    ニットからなり、冷却ユニットは断熱体内部に冷却器、
    冷却器用送風機、冷気吸込口、冷気吹出口を有する冷却
    室と、圧縮機、放熱器、放熱器用送風機を有する機械室
    から構成され、貯蔵室扉側前方に前記冷却ユニット、後
    方に機械室を配設した冷蔵庫。
JP9021175A 1997-02-04 1997-02-04 冷蔵庫 Pending JPH10220948A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100828046B1 (ko) 2007-06-11 2008-05-08 주식회사 대우일렉트로닉스 냉장고
WO2008147000A1 (en) * 2007-05-25 2008-12-04 Lg Electronics Inc. Refrigerator
WO2009065200A1 (en) * 2007-11-23 2009-05-28 Whirlpool S.A. Refrigeration unit and refrigeration system
CN108224872A (zh) * 2018-01-04 2018-06-29 合肥华凌股份有限公司 冰箱送风可调节结构及冰箱

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