JPH065589Y2 - 冷凍装置の除霜水蒸発装置 - Google Patents
冷凍装置の除霜水蒸発装置Info
- Publication number
- JPH065589Y2 JPH065589Y2 JP12090488U JP12090488U JPH065589Y2 JP H065589 Y2 JPH065589 Y2 JP H065589Y2 JP 12090488 U JP12090488 U JP 12090488U JP 12090488 U JP12090488 U JP 12090488U JP H065589 Y2 JPH065589 Y2 JP H065589Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fan
- condenser
- machine room
- evaporation
- defrosting water
- Prior art date
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- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、冷蔵ショーケース等の冷凍装置の除霜水蒸発
装置に関する。
装置に関する。
(ロ)従来の技術 本考案に先行する実公昭44−6072号公報に記載さ
れた従来の冷凍装置の除霜水蒸発装置では、冷却用ファ
ン、凝縮器及び蒸発皿等を水平面上で散在させているた
め、これら各機器の収納される機械室の床面積が大とな
り、更にはこの機械室の備えられた冷凍装置本体の設置
面積が大となる欠点、側方から到来する前記冷却用ファ
ンの送風空気を前記蒸発皿の水面に直角に偏向するため
の案内部材を設けているため、この案内部材の分だけ構
造が複雑化する等の欠点がある。
れた従来の冷凍装置の除霜水蒸発装置では、冷却用ファ
ン、凝縮器及び蒸発皿等を水平面上で散在させているた
め、これら各機器の収納される機械室の床面積が大とな
り、更にはこの機械室の備えられた冷凍装置本体の設置
面積が大となる欠点、側方から到来する前記冷却用ファ
ンの送風空気を前記蒸発皿の水面に直角に偏向するため
の案内部材を設けているため、この案内部材の分だけ構
造が複雑化する等の欠点がある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は前述の欠点を解消し、構造が簡単で蒸発効率が
高く且つ冷凍装置本体の設置面積を小さくできる冷凍装
置の除霜水蒸発装置を提供するものである。
高く且つ冷凍装置本体の設置面積を小さくできる冷凍装
置の除霜水蒸発装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、冷凍装置本体の下部に機械室を形成し、該機
械室に、冷却用ファン、凝縮器及び除霜水の蒸発皿を配
設してなるものであって、 前記冷却用ファン、前記凝縮器及び前記蒸発皿を、上方
から順次、垂直線上に配置したものである。
械室に、冷却用ファン、凝縮器及び除霜水の蒸発皿を配
設してなるものであって、 前記冷却用ファン、前記凝縮器及び前記蒸発皿を、上方
から順次、垂直線上に配置したものである。
(ホ)作用 本考案によれば、冷却用ファン、凝縮器及び蒸発皿等が
垂直線上で重合するため、これらの各機器の設置床面積
が小さくなり、従って、これら各機器の収納された機械
室更には冷凍装置本体の設置面積が小さくなる。
垂直線上で重合するため、これらの各機器の設置床面積
が小さくなり、従って、これら各機器の収納された機械
室更には冷凍装置本体の設置面積が小さくなる。
また、冷却用ファンの送風空気は、凝縮器で吸熱し且つ
ストレートに進行してその風速を高く維持した状態で蒸
発皿の水面に直角に吹き付けられるため、水面の大きな
波立ちにより表面積が増加すると共に、表面積の増加し
た水面に高温の送風空気が高速、大流量状態で接触する
ようになり、従って蒸発皿の除霜水の蒸発効率が高ま
る。
ストレートに進行してその風速を高く維持した状態で蒸
発皿の水面に直角に吹き付けられるため、水面の大きな
波立ちにより表面積が増加すると共に、表面積の増加し
た水面に高温の送風空気が高速、大流量状態で接触する
ようになり、従って蒸発皿の除霜水の蒸発効率が高ま
る。
(ヘ)実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図において、(1)は冷凍装置で、具体的には冷蔵シ
ョーケースで形成されている。(2)は冷凍装置本体で、
上部に冷蔵室(3)を形成しこの冷蔵室(3)を開閉扉(4)で
閉塞すると共に、下部に機械室(5)(後記する)を形成
しこの機械室(5)を通気孔(6)の形成された閉塞板(7)で
閉塞している。
ョーケースで形成されている。(2)は冷凍装置本体で、
上部に冷蔵室(3)を形成しこの冷蔵室(3)を開閉扉(4)で
閉塞すると共に、下部に機械室(5)(後記する)を形成
しこの機械室(5)を通気孔(6)の形成された閉塞板(7)で
閉塞している。
第2図及び第3図において、(8)は前記機械室(5)の上部
に形成した冷気通路で、断熱仕切壁(9)で被覆されると
共に冷却器(10)及び冷蔵室冷却用ファン(11)を内設して
いる。冷気通路(8)では、冷却器10で冷却された空気を
冷蔵室冷却用ファン(11)により矢印で示すように冷蔵室
(3)との間で循環させている。(12)は機械室(5)に配設さ
れた同軸モータで、前記冷蔵室冷却用ファン(11)に対し
て反対側に凝縮器冷却用ファン(13)を軸着している。(1
4)は前記冷却用ファン(13)にて冷却される凝縮器で、圧
縮機(15)及び前記冷却器(10)等と共に冷凍サイクルを構
成している。(16)は除霜水の蒸発皿で、デフロスト装置
(図示しない)により冷却器(10)から生じた除霜水をド
レンパイプ(17)を経て導入しこの蒸発皿(16)に貯溜して
蒸発させる。蒸発皿(16)は機械室(5)の底部に着脱自在
に設けられると共にこの蒸発皿の通過後の空気は矢印で
示すように機械室(5)の閉塞板(7)から外部へ排出される
よう構成されている。(18)は閉塞板(7)の底部に設けた
台脚である。
に形成した冷気通路で、断熱仕切壁(9)で被覆されると
共に冷却器(10)及び冷蔵室冷却用ファン(11)を内設して
いる。冷気通路(8)では、冷却器10で冷却された空気を
冷蔵室冷却用ファン(11)により矢印で示すように冷蔵室
(3)との間で循環させている。(12)は機械室(5)に配設さ
れた同軸モータで、前記冷蔵室冷却用ファン(11)に対し
て反対側に凝縮器冷却用ファン(13)を軸着している。(1
4)は前記冷却用ファン(13)にて冷却される凝縮器で、圧
縮機(15)及び前記冷却器(10)等と共に冷凍サイクルを構
成している。(16)は除霜水の蒸発皿で、デフロスト装置
(図示しない)により冷却器(10)から生じた除霜水をド
レンパイプ(17)を経て導入しこの蒸発皿(16)に貯溜して
蒸発させる。蒸発皿(16)は機械室(5)の底部に着脱自在
に設けられると共にこの蒸発皿の通過後の空気は矢印で
示すように機械室(5)の閉塞板(7)から外部へ排出される
よう構成されている。(18)は閉塞板(7)の底部に設けた
台脚である。
而して前記冷却用ファン(13)、前記凝縮器(14)及び前記
蒸発皿(16)は、上方から順次、垂直線上に配置してあ
る。凝縮器(14)はダクト(19)に収納することでこの凝縮
器(14)で吸熱した空気を外部き空気と混合されることな
く高温状態を維持して効率良く除霜水(20)の表面に吹き
当たるように構成してある。
蒸発皿(16)は、上方から順次、垂直線上に配置してあ
る。凝縮器(14)はダクト(19)に収納することでこの凝縮
器(14)で吸熱した空気を外部き空気と混合されることな
く高温状態を維持して効率良く除霜水(20)の表面に吹き
当たるように構成してある。
前記除霜水蒸発装置では、その冷却用ファン(13)の回転
時においては、この冷却用ファン(13)の吸込み力により
通気孔(6)から吸入された空気は圧縮機(15)と熱交換し
て少許、昇温して冷却用ファン(13)に吸込まれ、更にこ
の冷却用ファン(13)の送風空気は、凝縮器(14)で吸熱し
且つ垂直線方向にストレートに進行してその風速を高く
維持した状態で蒸発皿(16)の水面に直角に吹き付けら
れ、これにより水面に大きな波立ちが生じて、水面の表
面積が増加し、この表面積の増加した水面に高温の送風
空気が高速、大流量状態で接触するようになり、従って
蒸発皿(16)の除霜水の蒸発効率が高まる。
時においては、この冷却用ファン(13)の吸込み力により
通気孔(6)から吸入された空気は圧縮機(15)と熱交換し
て少許、昇温して冷却用ファン(13)に吸込まれ、更にこ
の冷却用ファン(13)の送風空気は、凝縮器(14)で吸熱し
且つ垂直線方向にストレートに進行してその風速を高く
維持した状態で蒸発皿(16)の水面に直角に吹き付けら
れ、これにより水面に大きな波立ちが生じて、水面の表
面積が増加し、この表面積の増加した水面に高温の送風
空気が高速、大流量状態で接触するようになり、従って
蒸発皿(16)の除霜水の蒸発効率が高まる。
(ト)考案の効果 本考案は以上のように構成したから、冷却用ファン、凝
縮器及び蒸発皿等は垂直線上で重合して設置床面積の小
さいものになり、よってこれら各機器の収納された機械
室更には冷凍装置本体の設置面積を小さくでき、 また、前記冷却用ファンの送風空気は、凝縮器で吸熱し
且つ垂直線上でストレートに下降してその風速が高く維
持された状態で蒸発皿の水面に直角に吹き付けられるよ
うになり、この吹き付け力により水面に大きな波立ちが
生じて水面の面積が増加して、この表面積の増加した水
面に高温の送風空気が高速、大流量状態で接触すること
で、蒸発皿の除霜水の蒸発効率を高めることができ、 従って、構造が簡単で蒸発効率が高く且つ冷凍装置本体
の設置面積を小さくできる冷凍装置の除霜蒸発装置を提
供し得る。
縮器及び蒸発皿等は垂直線上で重合して設置床面積の小
さいものになり、よってこれら各機器の収納された機械
室更には冷凍装置本体の設置面積を小さくでき、 また、前記冷却用ファンの送風空気は、凝縮器で吸熱し
且つ垂直線上でストレートに下降してその風速が高く維
持された状態で蒸発皿の水面に直角に吹き付けられるよ
うになり、この吹き付け力により水面に大きな波立ちが
生じて水面の面積が増加して、この表面積の増加した水
面に高温の送風空気が高速、大流量状態で接触すること
で、蒸発皿の除霜水の蒸発効率を高めることができ、 従って、構造が簡単で蒸発効率が高く且つ冷凍装置本体
の設置面積を小さくできる冷凍装置の除霜蒸発装置を提
供し得る。
第1図は本考案の一実施例に係る除霜水蒸発装置の備え
られた冷凍装置の正面図、第2図は本考案の一実施例の
縦断面図、第3図は同実施例の横断面図である。 (2)…冷凍装置本体、(5)…機械室、(13)…冷却用ファ
ン、(14)…凝縮器、(16)…蒸発皿。
られた冷凍装置の正面図、第2図は本考案の一実施例の
縦断面図、第3図は同実施例の横断面図である。 (2)…冷凍装置本体、(5)…機械室、(13)…冷却用ファ
ン、(14)…凝縮器、(16)…蒸発皿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 広岡 潔 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 渡辺 雅尚 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−124895(JP,U) 実開 昭60−180979(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍装置本体の下部に機械室を形成し、該
機械室に、冷却用ファン、凝縮器及び除霜水の蒸発皿を
配設してなるものであって、 前記冷却用ファン、前記凝縮器及び前記蒸発皿を、上方
から順次、垂直線上に配置したことを特徴とする冷凍装
置の除霜水蒸発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12090488U JPH065589Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 冷凍装置の除霜水蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12090488U JPH065589Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 冷凍装置の除霜水蒸発装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241080U JPH0241080U (ja) | 1990-03-20 |
JPH065589Y2 true JPH065589Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31367435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12090488U Expired - Lifetime JPH065589Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 冷凍装置の除霜水蒸発装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065589Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2565587Y2 (ja) * | 1991-03-08 | 1998-03-18 | 三洋電機株式会社 | 貯蔵庫 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP12090488U patent/JPH065589Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241080U (ja) | 1990-03-20 |
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