JP3392714B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JP3392714B2 JP3392714B2 JP16311897A JP16311897A JP3392714B2 JP 3392714 B2 JP3392714 B2 JP 3392714B2 JP 16311897 A JP16311897 A JP 16311897A JP 16311897 A JP16311897 A JP 16311897A JP 3392714 B2 JP3392714 B2 JP 3392714B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/061—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2500/00—Problems to be solved
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- Refrigerator Housings (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は省エネ効果の高い冷
蔵庫に関するものである。
蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫1は、例えば、図11に示
すように、冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4の順に上から
複数の室を設け、それぞれの室の前面に、冷蔵室2には
扉21(スイングアウト式扉)、冷凍室3には扉31
(引き出し式扉)および扉32(引き出し式扉)、野菜
室4には扉41(引き出し式扉)を設けている。冷凍室
3内には容器34、35を備え、この容器34内には製
氷された氷や冷凍食品が、容器35内には冷凍食品など
が入れられるようになっている。野菜室4にも容器43
が備えられている。
すように、冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4の順に上から
複数の室を設け、それぞれの室の前面に、冷蔵室2には
扉21(スイングアウト式扉)、冷凍室3には扉31
(引き出し式扉)および扉32(引き出し式扉)、野菜
室4には扉41(引き出し式扉)を設けている。冷凍室
3内には容器34、35を備え、この容器34内には製
氷された氷や冷凍食品が、容器35内には冷凍食品など
が入れられるようになっている。野菜室4にも容器43
が備えられている。
【0003】各扉内面の端部には全周にわたり扉パッキ
ン22、39、33、42がそれぞれ設けられており、
各扉パッキンの受面を形成する受部11(冷蔵庫1の箱
体の上部端)、受部12(冷蔵室2と冷凍室3を区画す
る中仕切の端部)、受部13(扉31と扉32の受
部)、受部14(冷凍室3と野菜室4を区画する中仕切
の端部)、受部15(冷蔵庫1の箱体の底部端)など
と、前記扉パッキンを密着させて冷気が外部に漏洩する
のを防止し、冷気を例えば、冷凍室3、冷蔵室2、野菜
室4などの順に循環して各室をそれぞれ最適の温度に維
持するようになっている。51は冷媒を圧縮する圧縮
機、52は冷媒を蒸発させて庫内空気と熱交換させて冷
却する蒸発器、53は冷気を循環させるファンである。
ン22、39、33、42がそれぞれ設けられており、
各扉パッキンの受面を形成する受部11(冷蔵庫1の箱
体の上部端)、受部12(冷蔵室2と冷凍室3を区画す
る中仕切の端部)、受部13(扉31と扉32の受
部)、受部14(冷凍室3と野菜室4を区画する中仕切
の端部)、受部15(冷蔵庫1の箱体の底部端)など
と、前記扉パッキンを密着させて冷気が外部に漏洩する
のを防止し、冷気を例えば、冷凍室3、冷蔵室2、野菜
室4などの順に循環して各室をそれぞれ最適の温度に維
持するようになっている。51は冷媒を圧縮する圧縮
機、52は冷媒を蒸発させて庫内空気と熱交換させて冷
却する蒸発器、53は冷気を循環させるファンである。
【0004】図12に、冷蔵庫1の冷凍サイクルを示
す。圧縮機51で圧縮された冷媒は矢印で示したよう
に、先ずドレン水の蒸発に使用するディップコンデンサ
54に流れ、次いで主コンデンサ55に流れた後、上方
に流れ冷蔵庫1の外箱外面の露付きを防止するクレスト
コンデンサ56を経てから受部11〜16などに設けて
ある管路60を流れ、そしてキャピラリーチューブ57
を経て蒸発器52で蒸発して冷却した後、再び圧縮機5
1で圧縮されるようになっている。このようにして本体
間口に埋め込まれている管路60を室温より約5〜7℃
程度高くして放熱して受部11〜受部16の先端部の表
面の結露発生を防止している。
す。圧縮機51で圧縮された冷媒は矢印で示したよう
に、先ずドレン水の蒸発に使用するディップコンデンサ
54に流れ、次いで主コンデンサ55に流れた後、上方
に流れ冷蔵庫1の外箱外面の露付きを防止するクレスト
コンデンサ56を経てから受部11〜16などに設けて
ある管路60を流れ、そしてキャピラリーチューブ57
を経て蒸発器52で蒸発して冷却した後、再び圧縮機5
1で圧縮されるようになっている。このようにして本体
間口に埋め込まれている管路60を室温より約5〜7℃
程度高くして放熱して受部11〜受部16の先端部の表
面の結露発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の冷蔵庫
1に備えられた容器34、35の中の冷気は、例えば容
器34の場合、矢印で示したように扉31に対面する容
器34の壁38の内面に沿って上方に流れ、受部12に
当たり、容器34の上部端に設けた冷気孔36を通り下
方に向い、扉31と前記壁38の間を通り、そして受部
13と容器34の底部の間を通って流れるようになって
いるので冷気は加温されてしまい、エネルギー効率が低
下するという問題があった。容器35も、冷気は容器3
4の場合と同様に冷気孔37を通って流れるので、やは
り冷気は加温され、エネルギー効率が低下するという問
題があった。本発明の目的は、冷気が扉と容器の間を流
れず、しかも、容器内の冷気が加温された受部に実質的
に当たらないようにして、省エネルギー効果を向上させ
た冷蔵庫を提供することである。
1に備えられた容器34、35の中の冷気は、例えば容
器34の場合、矢印で示したように扉31に対面する容
器34の壁38の内面に沿って上方に流れ、受部12に
当たり、容器34の上部端に設けた冷気孔36を通り下
方に向い、扉31と前記壁38の間を通り、そして受部
13と容器34の底部の間を通って流れるようになって
いるので冷気は加温されてしまい、エネルギー効率が低
下するという問題があった。容器35も、冷気は容器3
4の場合と同様に冷気孔37を通って流れるので、やは
り冷気は加温され、エネルギー効率が低下するという問
題があった。本発明の目的は、冷気が扉と容器の間を流
れず、しかも、容器内の冷気が加温された受部に実質的
に当たらないようにして、省エネルギー効果を向上させ
た冷蔵庫を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記従来技
術の課題を解決するため鋭意研究した結果、扉に対面す
る壁の下部および/またはこの壁側の底部にこの容器内
の冷気を容器外へ出す開口部を設けるとともに、扉の内
面に、この容器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在する
水平部分を有する補助ダクトを装着するか、あるいはこ
のような補助ダクトが扉の内面と一体に形成されたもの
を設けて、前記開口部から出た冷気をこの補助ダクトに
より導き扉開口部近傍に行かないようにすることにより
省エネ効果の高い冷蔵庫を提供できることを見いだし本
発明を成すに至った。
術の課題を解決するため鋭意研究した結果、扉に対面す
る壁の下部および/またはこの壁側の底部にこの容器内
の冷気を容器外へ出す開口部を設けるとともに、扉の内
面に、この容器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在する
水平部分を有する補助ダクトを装着するか、あるいはこ
のような補助ダクトが扉の内面と一体に形成されたもの
を設けて、前記開口部から出た冷気をこの補助ダクトに
より導き扉開口部近傍に行かないようにすることにより
省エネ効果の高い冷蔵庫を提供できることを見いだし本
発明を成すに至った。
【0007】すなわち、本発明の請求項1の発明は、前
面に扉を設けた複数の室内に容器を配設した冷蔵庫であ
って、前記容器の扉に対面する壁の下部および/または
この壁側の底部にこの容器内の冷気を容器外へだすため
の開口部を設けるとともに、前記扉の内面に、前記開口
部の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在
する水平部分を有する補助ダクトを装着して、前記開口
部からでた冷気がこの補助ダクトに当たって前記扉と逆
方向に向い、扉開口部近傍に行かないようにするととも
に前記容器を支持するレールを前記扉の内面に固定する
ための取付板と前記扉の内面との間に前記補助ダクトの
取付部を介在させて装着したことを特徴とする冷蔵庫で
ある。
面に扉を設けた複数の室内に容器を配設した冷蔵庫であ
って、前記容器の扉に対面する壁の下部および/または
この壁側の底部にこの容器内の冷気を容器外へだすため
の開口部を設けるとともに、前記扉の内面に、前記開口
部の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在
する水平部分を有する補助ダクトを装着して、前記開口
部からでた冷気がこの補助ダクトに当たって前記扉と逆
方向に向い、扉開口部近傍に行かないようにするととも
に前記容器を支持するレールを前記扉の内面に固定する
ための取付板と前記扉の内面との間に前記補助ダクトの
取付部を介在させて装着したことを特徴とする冷蔵庫で
ある。
【0008】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の冷蔵庫において、前記レールと前記補助ダクトを合成
樹脂で一体に形成して前記扉の内面に装着したことを特
徴とする。
の冷蔵庫において、前記レールと前記補助ダクトを合成
樹脂で一体に形成して前記扉の内面に装着したことを特
徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。なお、図1〜図10において前記
図11・図12における符号と同一符号で示した部分
は、図11・図12で説明した同一符号の部分と同じ機
能を持つ部分である。
実施形態を説明する。なお、図1〜図10において前記
図11・図12における符号と同一符号で示した部分
は、図11・図12で説明した同一符号の部分と同じ機
能を持つ部分である。
【0013】図1は、扉、容器、補助ダクトの関係を示
す説明図であり、図2は図1に示した補助ダクトの説明
図であり、図3は図1に示した扉、容器、補助ダクトな
どの断面説明図である。図1〜3において、容器34
は、扉31の内面に固定して装着されたレール64に支
持されており扉31を前方に引き出すと扉31とともに
引き出されるようになっている。また、図3に示したよ
うに加温された受部12、13の表面に一端を固定し、
他端を扉31の内表面の一部と接触させるとともに、容
器34の一端に接触させた第2パッキン30が設けてあ
り、室内の冷気が加温された受部12、13に当たらな
いようにしてある。
す説明図であり、図2は図1に示した補助ダクトの説明
図であり、図3は図1に示した扉、容器、補助ダクトな
どの断面説明図である。図1〜3において、容器34
は、扉31の内面に固定して装着されたレール64に支
持されており扉31を前方に引き出すと扉31とともに
引き出されるようになっている。また、図3に示したよ
うに加温された受部12、13の表面に一端を固定し、
他端を扉31の内表面の一部と接触させるとともに、容
器34の一端に接触させた第2パッキン30が設けてあ
り、室内の冷気が加温された受部12、13に当たらな
いようにしてある。
【0014】容器34の扉31に対面する壁38の側の
底部61には、容器34内の冷気を容器外へだすための
開口部62が設けられているとともに、扉31の内面に
は、開口部62の下方に底部61にほぼ平行に所定の長
さ(図2および図3にLで示す)延在する水平部分67
を有する補助ダクト63が装着されている。この補助ダ
クト63は、レール64を扉31の内面に固定するため
のレール64と一体に形成された取付板65と扉31の
内面の間に補助ダクト63の取付部66を介在させて装
着されている。68はネジ孔を示す。
底部61には、容器34内の冷気を容器外へだすための
開口部62が設けられているとともに、扉31の内面に
は、開口部62の下方に底部61にほぼ平行に所定の長
さ(図2および図3にLで示す)延在する水平部分67
を有する補助ダクト63が装着されている。この補助ダ
クト63は、レール64を扉31の内面に固定するため
のレール64と一体に形成された取付板65と扉31の
内面の間に補助ダクト63の取付部66を介在させて装
着されている。68はネジ孔を示す。
【0015】このように構成することにより、容器34
内の冷気は、矢印で示したように壁38の内面に沿って
下方に流れ、冷気は扉31と容器34の間には流れな
い。また冷気は第2パッキン30の作用により加熱され
た受部12の先端部に当たらないようになっている。壁
38の内面に沿って下方に流れた冷気は、開口部62か
ら流れ出て補助ダクト63の水平部分67に当たって、
扉31と逆方向に向い、加熱された受部13の先端部に
当たらず、扉開口部近傍に行かないようになっている。
このようにして省エネルギー効果を向上させることがで
きる。もし、水平部分67の長さが所定の長さ(L)未
満であると開口部62から流れ出た冷気が加熱された受
部13の先端部に当り、加温される恐れがある。
内の冷気は、矢印で示したように壁38の内面に沿って
下方に流れ、冷気は扉31と容器34の間には流れな
い。また冷気は第2パッキン30の作用により加熱され
た受部12の先端部に当たらないようになっている。壁
38の内面に沿って下方に流れた冷気は、開口部62か
ら流れ出て補助ダクト63の水平部分67に当たって、
扉31と逆方向に向い、加熱された受部13の先端部に
当たらず、扉開口部近傍に行かないようになっている。
このようにして省エネルギー効果を向上させることがで
きる。もし、水平部分67の長さが所定の長さ(L)未
満であると開口部62から流れ出た冷気が加熱された受
部13の先端部に当り、加温される恐れがある。
【0016】図4は、扉、開口部の周縁に上方に向かう
堰を設けた容器、端部に上方に向かう堰を設けた補助ダ
クトの関係を示す説明図であり、図5は図4に示した補
助ダクトの説明図であり、図6は図4に示した扉、容
器、補助ダクトなどの断面説明図である。図4〜6にお
いて、図1〜3に示した容器34の開口部62の周縁に
上方に向かう堰69を設け、かつ、補助ダクト63の水
平部分67の端部に上方に向かう堰70を設けた以外は
図1〜3と同じ構成にしてある。堰69を設けてあるの
で容器34の底部61に溜った水などの液体が下方に流
出せず、万一、堰69をオーバーフローして、補助ダク
ト63の水平部分67に水などの液体が流出しても堰7
0で堰とめられて下方に流出しないようになっている。
堰を設けた容器、端部に上方に向かう堰を設けた補助ダ
クトの関係を示す説明図であり、図5は図4に示した補
助ダクトの説明図であり、図6は図4に示した扉、容
器、補助ダクトなどの断面説明図である。図4〜6にお
いて、図1〜3に示した容器34の開口部62の周縁に
上方に向かう堰69を設け、かつ、補助ダクト63の水
平部分67の端部に上方に向かう堰70を設けた以外は
図1〜3と同じ構成にしてある。堰69を設けてあるの
で容器34の底部61に溜った水などの液体が下方に流
出せず、万一、堰69をオーバーフローして、補助ダク
ト63の水平部分67に水などの液体が流出しても堰7
0で堰とめられて下方に流出しないようになっている。
【0017】図7は、扉、容器および扉の内面と一体に
形成された補助ダクトの関係を示す説明図である。図7
における扉、容器、補助ダクトの関係は、補助ダクト6
3Aが扉31の内面を形成する合成樹脂などで作られて
いる扉パネル31Aと一体に形成されている以外は図1
〜3に示した扉、容器、補助ダクトの関係と同じ構成に
してある。この補助ダクト63Aは扉31の内面を形成
する扉パネル31Aの下端の一部を室内方向に延長して
補助ダクト63Aの水平部分67が形成されており、こ
の補助ダクト63Aの作用・効果は上記の補助ダクト6
3と同じである。補助ダクト63Aは扉パネル31Aと
一体に形成されているので製作が容易であり、取り付け
の手間が省略できるなどの効果がある。
形成された補助ダクトの関係を示す説明図である。図7
における扉、容器、補助ダクトの関係は、補助ダクト6
3Aが扉31の内面を形成する合成樹脂などで作られて
いる扉パネル31Aと一体に形成されている以外は図1
〜3に示した扉、容器、補助ダクトの関係と同じ構成に
してある。この補助ダクト63Aは扉31の内面を形成
する扉パネル31Aの下端の一部を室内方向に延長して
補助ダクト63Aの水平部分67が形成されており、こ
の補助ダクト63Aの作用・効果は上記の補助ダクト6
3と同じである。補助ダクト63Aは扉パネル31Aと
一体に形成されているので製作が容易であり、取り付け
の手間が省略できるなどの効果がある。
【0018】図8は、扉、容器、レールと一体的に形成
された補助ダクトの関係を示す説明図である。レール6
4と補助ダクト63は合成樹脂などを用いて一体に容易
に低コストで成形することができる。レール64と一体
的に形成された補助ダクト63を使用した以外は図1〜
3に示したものと同じ構成にしてある。
された補助ダクトの関係を示す説明図である。レール6
4と補助ダクト63は合成樹脂などを用いて一体に容易
に低コストで成形することができる。レール64と一体
的に形成された補助ダクト63を使用した以外は図1〜
3に示したものと同じ構成にしてある。
【0019】図9は、図8に示した容器34の開口部6
2の周縁に上方に向かう堰69を設け、かつ、補助ダク
ト63の水平部分67の端部に上方に向かう堰70を設
けた以外は図8と同じ構成にしてある。堰69を設けて
あるので容器34の底部に溜った水などの液体が下方に
流出せず、万一、堰69をオーバーフローして、補助ダ
クト63の水平部分67に水などの液体が流出しても堰
70で堰とめて下方に流出しないようになっている。
2の周縁に上方に向かう堰69を設け、かつ、補助ダク
ト63の水平部分67の端部に上方に向かう堰70を設
けた以外は図8と同じ構成にしてある。堰69を設けて
あるので容器34の底部に溜った水などの液体が下方に
流出せず、万一、堰69をオーバーフローして、補助ダ
クト63の水平部分67に水などの液体が流出しても堰
70で堰とめて下方に流出しないようになっている。
【0020】図10は、本発明の冷蔵庫1の各扉を開け
たり、引き出した状態を示す説明図である。第2パッキ
ン23、30、40、45は、各扉開口全周にわたり設
けてある。容器35および容器43の扉32、扉41お
よび補助ダクト63との関係は上記の容器34と扉3
1、補助ダクト63との関係と同様になっている。
たり、引き出した状態を示す説明図である。第2パッキ
ン23、30、40、45は、各扉開口全周にわたり設
けてある。容器35および容器43の扉32、扉41お
よび補助ダクト63との関係は上記の容器34と扉3
1、補助ダクト63との関係と同様になっている。
【0021】容器34、35、43などを図1〜図5に
示した構成とした家庭用冷蔵庫[三洋電機(株)製、S
R−45SK]を用いて試験した結果、約1〜2(kW
H/月)の省エネルギー効果があることが認められた。
示した構成とした家庭用冷蔵庫[三洋電機(株)製、S
R−45SK]を用いて試験した結果、約1〜2(kW
H/月)の省エネルギー効果があることが認められた。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は、扉に対面する壁の下
部および/またはこの壁側の底部にこの容器内の冷気を
容器外へ出す開口部を設けるとともに、扉の内面に、前
記開口部の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の長
さ延在する水平部分を有する補助ダクトを装着するか、
あるいはこのような補助ダクトが扉の内面と一体に形成
されたものを設けて、上記開口部から出た冷気をこの補
助ダクトにより導き扉開口部近傍に行かないようにした
ので、容器内の品物を効率よく冷却できるとともに高い
省エネ効果をあげることができる。補助ダクトを扉の合
成樹脂などで作られた内面と一体に形成するのは容易で
あり、補助ダクトの取り付けの手間を省略できる。上記
容器の底部はフラットに形成されるので、例えば、容器
を洗浄するなどのために取り出してフラットな面上に置
いても安定性がよく、取り扱い易い。また容器の容積を
従来より大きくできるので、有効内容積を大きくでき
る。
部および/またはこの壁側の底部にこの容器内の冷気を
容器外へ出す開口部を設けるとともに、扉の内面に、前
記開口部の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の長
さ延在する水平部分を有する補助ダクトを装着するか、
あるいはこのような補助ダクトが扉の内面と一体に形成
されたものを設けて、上記開口部から出た冷気をこの補
助ダクトにより導き扉開口部近傍に行かないようにした
ので、容器内の品物を効率よく冷却できるとともに高い
省エネ効果をあげることができる。補助ダクトを扉の合
成樹脂などで作られた内面と一体に形成するのは容易で
あり、補助ダクトの取り付けの手間を省略できる。上記
容器の底部はフラットに形成されるので、例えば、容器
を洗浄するなどのために取り出してフラットな面上に置
いても安定性がよく、取り扱い易い。また容器の容積を
従来より大きくできるので、有効内容積を大きくでき
る。
【0024】前記容器を支持するレールを扉の内面に固
定するための取付板と扉の内面との間に前記補助ダクト
の取付部を介在させて装着するようにすれば、前記補助
ダクトを扉の内面に容易に強固に装着できる。
定するための取付板と扉の内面との間に前記補助ダクト
の取付部を介在させて装着するようにすれば、前記補助
ダクトを扉の内面に容易に強固に装着できる。
【0025】前記レールと前記補助ダクトを合成樹脂で
一体に形成したものを使用すれば、コストダウン、軽量
化を図れる。
一体に形成したものを使用すれば、コストダウン、軽量
化を図れる。
【0026】前記開口部の周縁および/または前記補助
ダクトの端部に上方に向かう堰を設ければ、前記容器の
底部に溜った水などの液体が下方に流出しないようにす
ることができる。
ダクトの端部に上方に向かう堰を設ければ、前記容器の
底部に溜った水などの液体が下方に流出しないようにす
ることができる。
【図1】 扉、容器、補助ダクトの関係を示す説明図で
ある。
ある。
【図2】 図1に示した補助ダクトの説明図である。
【図3】 図1に示した扉、容器、補助ダクトなどの断
面説明図である。
面説明図である。
【図4】 扉、開口部の周縁に上方に向かう堰を設けた
容器、端部に上方に向かう堰を設けた補助ダクトの関係
を示す説明図である。
容器、端部に上方に向かう堰を設けた補助ダクトの関係
を示す説明図である。
【図5】 図4に示した補助ダクトの説明図である。
【図6】 図4に示した扉、容器、補助ダクトなどの断
面説明図である。
面説明図である。
【図7】 扉、容器、扉の内面と一体に形成された補助
ダクトなどの断面説明図である。
ダクトなどの断面説明図である。
【図8】 扉、容器、レールと一体的に形成された補助
ダクトの関係を示す説明図である。
ダクトの関係を示す説明図である。
【図9】 扉、開口部の周縁に上方に向かう堰を設けた
容器、端部に上方に向かう堰を設け、かつレールと一体
的に形成された補助ダクトの関係を示す説明図である。
容器、端部に上方に向かう堰を設け、かつレールと一体
的に形成された補助ダクトの関係を示す説明図である。
【図10】 本発明の冷蔵庫の各扉を開けたり、引き出
した状態を示す説明図である。
した状態を示す説明図である。
【図11】 従来の冷蔵庫の断面説明図である。
【図12】 図11に示した冷蔵庫の冷凍サイクルを説
明する説明図である。
明する説明図である。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 冷凍室
4 野菜室
21、31、32、41 扉
31A 扉の内面(扉パネル)
34、35、43 容器
36、37 冷却孔
38 壁
22、39、33、42 扉パッキン
23、30、40、45 第2パッキン
11、12、13、14、15、16 受部
51 圧縮機
52 蒸発器
53 ファン
54 ディップコンデンサ
55 主コンデンサ
56 クレストコンデンサ
57 キャピラリーチューブ
60 管路
61 底部
62 開口部
63、63A 補助ダクト
64 レール
65 取付板
66 取付部
67 水平部
68 ネジ孔
69、70 堰
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F25D 17/08 307
F25D 23/02
F25D 25/00
Claims (2)
- 【請求項1】 前面に扉を設けた複数の室内に容器を配
設した冷蔵庫であって、前記容器の扉に対面する壁の下
部および/またはこの壁側の底部にこの容器内の冷気を
容器外へだすための開口部を設けるとともに、前記扉の
内面に、前記開口部の下方にこの容器の底部にほぼ平行
に所定の長さ延在する水平部分を有する補助ダクトを装
着して、前記開口部からでた冷気がこの補助ダクトに当
たって前記扉と逆方向に向い、扉開口部近傍に行かない
ようにするとともに前記容器を支持するレールを前記扉
の内面に固定するための取付板と前記扉の内面との間に
前記補助ダクトの取付部を介在させて装着したことを特
徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記レールと前記補助ダクトを合成樹脂
で一体に形成して前記扉の内面に装着したことを特徴と
する請求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16311897A JP3392714B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16311897A JP3392714B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1114227A JPH1114227A (ja) | 1999-01-22 |
JP3392714B2 true JP3392714B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=15767525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16311897A Expired - Fee Related JP3392714B2 (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3392714B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7499014B2 (ja) * | 2019-10-08 | 2024-06-13 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫の断熱扉および冷蔵庫 |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16311897A patent/JP3392714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1114227A (ja) | 1999-01-22 |
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Legal Events
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