JPH07196120A - スパイラルコンベヤ - Google Patents

スパイラルコンベヤ

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JPH07196120A
JPH07196120A JP15594A JP15594A JPH07196120A JP H07196120 A JPH07196120 A JP H07196120A JP 15594 A JP15594 A JP 15594A JP 15594 A JP15594 A JP 15594A JP H07196120 A JPH07196120 A JP H07196120A
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slats
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Shigeharu Yokoya
重治 横矢
Hiroki Shinohara
啓樹 篠原
Mototsugu Torimoto
基次 鳥本
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品を載置して搬送するスラットから物品を
一時的に切り離し、且つ載置し得るアキューム機構を備
えたスパイラルコンベヤを提供する。 【構成】 物品Yを搬送するスラット3の両側部に沿っ
て長手状に一対の支持板36a、36bを設け、流体の
供給と排出により膨張及び収縮するアクチュエータ33
へのエアー供給と排気とにより、前記一対の支持板36
a、36bを昇降駆動し、スラット3上の物品Yを一対
の支持板36a、36bにより持ち上げるとともに、ス
ラット3上に物品Yを再載置するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種物品を昇降搬送す
る際に用いられるスパイラルコンベヤに関するものであ
り、特に搬送中の物品の搬送を一時停止状態に保持する
アキューム機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】梱包輸送物等の各種物品を昇降搬送させ
る場合、ローラコンベヤやベルトコンベヤを斜面に構成
すると所要面積が大きくなり、またバケットによる垂直
昇降構成の場合は積み替え等の作業が必要になる。そこ
で、実開平4−125229号公報に開示されているよ
うなスパイラルコンベヤが多用されている。この種のス
パイラルコンベヤの一般的な構造は、螺旋状に構成した
搬送路に沿って循環移動するチェーンを設け、このチェ
ーンに固定したスラット上に物品を載置し、チェーンの
循環移動により物品を昇降移動するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構成のスパイラル
コンベヤにおいては、物品を載置したスラットを螺旋状
の搬送路に沿って旋回させながら上方または下方に移動
させるのであるから、チェーンを駆動するモータに過大
な負荷がかかる上に、搬送速度を高速化することが困難
である。そして、載置された物品が多数の場合、モータ
が過負荷になったり、荷積みや仕分けの都合で搬送中の
物品の間隔を開ける等の必要から、物品の搬送を一時的
に停止したいことがある。このような場合、スラット上
に多数の物品が載置されたままであると、一時停止後に
モータを再駆動する際にモータに大きな負荷がかかり、
スタート不可になることがある。この問題を解消するに
は、低負荷でモータを再駆動した後、順次負荷をかけれ
ば良いのであるが、従来のスパイラルコンベヤには物品
を駆動系と切り離して保持機構、すなわちアキューム機
構を備えたものがなかった。
【0004】そして、過負荷にも関わらずチェーンを駆
動させるためには、大型のモータが必要になり、これが
コンベヤの大型化、コスト高の一因になっていた。本発
明の目的は、物品を載置して搬送するスラットから、物
品を一時的に切り離し且つ再載置し得るアキューム機構
を備えたスパイラルコンベヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る目的は、螺
旋状に構成した搬送路に沿って移動するカーブチェーン
に物品Yを載置して搬送するスラットを設けるととも
に、流体の供給と排出により膨張及び収縮するアクチュ
エータと、長手状に形成され前記スラットの両側に配置
され、前記アクチュエータの膨張及び収縮に従って前記
スラットの支持面レベルから出没するように昇降駆動さ
れる支持板とにより構成したアキューム機構を設けたこ
とを特徴とするスパイラルコンベヤにより達成すること
ができる。
【0006】また本発明に係る目的は、螺旋状に構成し
た搬送路に沿って移動するカーブチェーンに物品Yを載
置して搬送するスラットを設けるとともに、流体の供給
と排出により膨張及び収縮するアクチュエータと、該ア
クチュエータの膨張及び収縮に従って回動する一対の回
動部材と、長手状に形成され前記スラットの両側に配置
され、一端を前記一対の回動部材に回動自在に取り付け
られ、他端を他の回動部材に回動自在に取り付けられ、
且つ前記一対の回動部材の回動に従って上昇駆動された
とき前記スラット上の物品を持ち上げ、下降駆動された
とき前記スラット上に物品を載置させる一対の支持板と
により構成したアキューム機構を設けたことを特徴とす
るスパイラルコンベヤにより達成することができる。
【0007】
【作用】本発明に係るスパイラルコンベヤによれば、物
品を搬送するスラットの両側部に長手状に設けた一対の
支持板が、アクチュエータへの流体(エアー、オイル
等)の供給と排出とによりスラットの支持面レベルから
出没するように昇降制御されるので、スラットにより搬
送中の物品を一時的に搬送路、すなわちスラット上から
分離させたい場合は、アクチュエータに流体を供給して
一対の支持板をスラットの支持面レベルよりも上に上昇
駆動し、物品を持ち上げることができる。また、一旦持
ち上げた物品をスラット上に再載置したい場合はアクチ
ュエータの流体を排出制御して支持板をスラットの支持
面レベルよりも下に下降駆動すればよく、物品のアキュ
ームを容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、図1〜図5を参照して本発明を適用し
たスパイラルコンベヤの実施例を詳細に説明する。図1
はアキューム機構の構成を示す断面図、図2はアキュー
ム機構とスラットとの関連を示す要部の平面図、図3は
アキューム機構の形態を示す側面図、図4はスパイラル
コンベヤの全体構成を示す側面図、図5はスパイラルコ
ンベヤの全体構成を示す平面図である。なお、実施例の
説明にあたっては、先ず図4及び図5を参照してスパイ
ラルコンベヤの全体構成について説明し、次いで図1以
下を参照してアキューム機構の要部の説明を行う。
【0009】先ず、本実施例におけるスパイラルコンベ
ヤ1の全体構成を説明する。スパイラルコンベヤ1は、
物品を下層から上層に、又は上層から下層に搬送する搬
送路2、物品を載置するためのスラット3、スラット3
を移動させるためのカーブチェーン4、このカーブチェ
ーン4を駆動するためのモータ5、架台7、8等により
構成されている。なお、搬送路2は連続したものである
が、説明の便宜のため直線状の下層搬送路2a、螺旋搬
送路2b、直線状の上層搬送路2cに区分けして説明す
る。搬送路2の構成を更に詳しく説明すると、一対の外
枠9a、9bの内側に一対のガイド枠10a、10bが
設けられ、一対のガイド枠10a、10bの間に後述す
るスラット3やアキューム機構31が設けられている。
なお、図4及び図5においてはスラット3やアキューム
機構31の図示を省略しているが、スラット3及びその
下部に設けられるカーブチェーン4やガイドレール16
a、16b、更にアキューム機構31等については、図
1以下を参照して後に詳細に説明する。
【0010】スパイラルコンベヤ1は、スラット3やカ
ーブチェーン4を循環移動させるように構成され、図4
及び図5に矢印a、b、c、dで示す物品搬送系と、矢
印A、B、C、Dで示す言わば折り返し移動系を備えて
いる。この折り返し移動系は、図4に示すように上層搬
送路2cの下側から螺旋搬送路2bの中央部に抜ける移
動路2A、上層から下層に向けて下降させる下降移動路
2B、下降移動路2Bから搬送路2aの下側に至る移動
路2Cにより構成されている。なお、下降移動路2Bに
おいて、スラット3は垂直に下降移動されるのではな
く、図5の矢印Bの位置から符号Cで示す位置に斜めに
移動するようになっている。本例の場合は下から上へ物
品を搬送するが、駆動方向を逆にすることにより上から
下へ物品を搬送することができる。本実施例のスパイラ
ルコンベヤ1では、上層搬送路2cの終端にカーブチェ
ーン4を駆動するためのモータ5が設けられているが、
この配設位置に限定されるものではない。
【0011】次に、図1〜図3を参照してスラット3及
びアキューム機構31について説明する。スラット3は
搬送路2に沿って連続的に設けられたものであるが、そ
の1組の構成を大別すると、カーブチェーン4及びこの
カーブチェーン4と一体に移動するように固定された固
定部材11、この固定部材11に下面のほぼ中央部を固
定された基板12、この基板12の両側面に設けられた
一対のローラ13a、13b、基板12の上側に固定さ
れたトッププレート14等により構成されている。スラ
ット3の移動方向をXとすると、基板12の片端側に図
1及び図2に示すように折り曲げにより当接部12a、
12bが形成され、他端側には巻き締まりを防止する位
置規制部材15a、15bが設けられ、各位置規制部材
15a、15bの端部は所定角度θの傾斜面に形成され
ている。また、基板12の両側面には下方に折曲部12
c、12dが形成され、各折曲部12c、12dには一
対のローラ13a、13bが回転自在に取り付けられ、
一対のローラ13a、13bは搬送路2上に所定間隔で
配設した一対のガイドレール16a、16b上を回転す
るように構成されている。この構成により、スラット3
の移動時の摩擦抵抗を大幅に低減することができる。
【0012】基板12はカーブチェーン4に対し連続的
に固定されているのであるが、その間隔はカーブチェー
ン4が図2に示すように直線状に移動する際に当接せ
ず、螺旋状に移動する際に前方に位置する基板12に設
けた例えば当接部12aと後方に相当する基板12の位
置規制部材15aとが当接するように設定される。な
お、旋回方向によっては、当接部12bと位置規制部材
15bとが当接する。そして、後方側のトッププレート
14の前縁部は、前方側のトッププレート14の後縁部
の下に重なり合うように構成されているので、カーブチ
ェーン4が直線状に移動する場合は重なり量は均一にな
るが、螺旋搬送路2bに沿って旋回する場合は内径側の
重なり量が増大し、外径側の重なり量が少なくなる。し
かし、前方の基板12に形成した当接部12aが後方の
基板12の位置規制部材15aに当接するので、それ以
上に中心方向に偏倚せず位置規制されることになる。ま
た、トッププレート14の内径側の重なり量も一定以上
にならない。
【0013】次に、物品搬送時のスラット3の作用につ
いて、スパイラルコンベヤの上昇時を例にとって説明す
る。モータ5を駆動することによりカーブチェーン4が
搬送路2を矢印a、b、c、dで示すように移動し、こ
れと一体にスラット3も移動する。したがって、図示を
省略した搬送路から、あるいは作業員によって図4に想
像線で示すように下層搬送路2a上に物品Yが移送され
ると、スラット3の移動にともなって下層搬送路2aか
ら螺旋搬送路2b、更に上層搬送路2cに搬送される。
そして、上層搬送路2cの端部から図示を省略した他の
コンベヤに移送され、下層搬送路2aに載置された物品
Yの上方への搬送と他のコンベヤへの移送が行われる。
このような物品Yの搬送が行われる間、スラット3は物
品搬送路系a、b、c、dから折り返し移動系A、B、
C、Dに移動し、再び物品Yを載置して搬送し得るよう
に下層搬送路2aの上側に循環する。
【0014】ところで、下層搬送路2a及び上層搬送路
2cは直線状であるから、この間を走行するスラット3
は図2に示すように各基板12が所定間隔で分離状態で
移動する。しかし、螺旋搬送路2bにおいては、前方の
基板12の当接部12aに後方の基板12に設けた位置
規制部材15aが当接するので、それ以上に半径方向の
中心部に向けて偏倚せず、巻き締まらなくなる。したが
って、トッププレート14がガイド枠10aに接触する
等の不都合が生ぜず、こすれによる摩擦の増大、移動速
度の低下や故障、更に異音の発生等を未然に防止するこ
とができる。しかも、基板12には一対のローラ13
a、13bが設けられ、基板12及びトッププレート1
4とが搬送路2に対し接触しないように構成されている
ので、一対のローラ13a、13bの回転と相いまって
各スラット3を低摩擦で移動させることができる。
【0015】モータ5は、カーブチェーン4の駆動用モ
ータである。上層搬送路2cの端部には回転軸21が回
転自在に取り付けられ、この回転軸21にはカーブチェ
ーン4を駆動するためのギヤ22と、モータ5の回転力
を伝達するためのギヤ23とが取り付けられている。そ
して、ギヤ22にはカーブチェーン4が巻き回されて噛
み合い、ギヤ23とモータ5のロータにはチェーン24
が掛け回されている。したがって、モータ5を矢印方向
に回転駆動すると、この回転力がチェーン24を介して
ギヤ23に伝達され、ギヤ22が回転してカーブチェー
ン4が循環移動するように駆動する。カーブチェーン4
には、図1及び図2を参照して説明したようにスラット
3が連続的に設けられているので、カーブチェーン4と
一体にスラット3も循環し、物品Yの搬送を行う。
【0016】以上にスパイラルコンベヤ1の構成とスラ
ット3による物品Yの搬送について説明したが、次にア
キューム機構31の構成と作用について説明する。アキ
ューム機構31は、搬送路2の全域に配設してもよく、
所望の位置に間欠的に配設してもよいのであるが、本実
施例は図3に図示したように下層搬送路2a及び上層搬
送路2cへの適用例を示すものとする。なお、モータ5
に関する機構については図4を参照して説明したので、
図3については図示及び説明を省略する。先ず、図1を
参照してアキューム機構31の構造を説明すると、アキ
ューム機構31はスラット3の下部及び側部にかけて配
設されるものであって、固定台32、その上部に設けら
れた3個のアクチュエータ33、アクチュエータ33に
より昇降駆動される昇降台34、昇降台34の両側部に
おいて回動する一対の回動部材35a、35b、これら
の回動部材35a、35bにより昇降運動する一対の支
持板36a、36b等により構成されている。支持板3
6a、36bは図2及び図3に示すように搬送路2に沿
って長手状に形成され、一端は回動部材35a、35b
に取り付けられているが、他端は一対の回動部材41
a、41bに取り付けられている。
【0017】アクチュエータ33は、可撓性又は弾性を
有する袋体からなり、エアーの供給により図1に想像線
で示すように膨張して昇降台34を上方に付勢し、排気
により実線で示すように収縮して昇降台34を下降させ
るものである。そして、回動部材35a、35bは図3
に示すように側面形状がほぼ三角形に形成され、第1の
頂部Rを支点として回動自在に設けられ、第2の頂部S
に昇降台34が、第3の頂部Tに支持板36a、36b
が回動自在に取り付けられている。また、一対の回動部
材41a、41bは、図3に示すように枠体の一端に回
動自在に取り付けられたものであり、他端が一対の支持
板36a、36bに回動自在に取り付けられている。ち
なみに、下層搬送路2aに配設されたアキューム機構3
1のうち左方の2台はアキューム状態を示している。こ
の2台と他のアキューム機構31とを比較すると、回動
部材35aが頂部Rを支点として反時計方向に回動し、
回動部材41aも支点Uを中心にして左方に傾斜してい
ることが理解できる。
【0018】次に、アキューム作用について説明する
と、各アクチュエータ33にエアーを供給して実線で示
す状態から想像線で示すように膨張させる。この結果、
昇降台34が想像線で示すように上昇駆動され、この上
昇により一対の回動部材35a、35bを頂部Rを支点
として回動させる。したがって、回動部材35aについ
て見れば、下層搬送路2aの左方の2台について説明し
たように反時計方向に回動し、頂部Tが搬送方向Xとは
逆方向に回動しながら持ち上がるようになる。この持ち
上げ及び回転力は、一対の支持板36a、36bを介し
て一対の回動部材41a、41bに伝達されるので、一
対の回動部材41a、41bも下層搬送路2aの左方の
2台について説明したように反時計方向に回動し、一対
の支持板36a、36b全体が図1に想像線で示すよう
に持ち上げられる。
【0019】ところで、物品Yはプラスチックコンテナ
や箱物であり、幅方向の大きさはスラット3からはみ出
て一対の支持板36a、36b上に掛かるように決定さ
れる。しかし、アキューム時以外は、すなわち3個のア
クチュエータ33にエアーを供給しない場合は、図1に
実線で示すようにスラツト3の支持面(上面)に対し、
一対の支持板36a、36bの頂部が下がっているの
で、一対の支持板36a、36bに掛かることなく搬送
される。物品Yの搬送時に一対の支持板36a、36b
が不所望に上昇したり、下降が充分でない場合は物品Y
が引っ掛かるので、引きバネ42a、42bにより昇降
台34を引き下げるようになっている。この状態で、ア
クチュエータ33にエアーを供給すると、アキューム作
用について説明したように一対の支持板36a、36b
が上方に持ち上げられ、図1に想像線で示すように物品
Yをスラット3から持ち上げる。すなわち、物品Yの搬
送系から物品Yの一時的切り離しが行われることにな
る。そして、所定の作業が終了した後、モータ5を駆動
して先ずスラット3を移動させ、次いでアクチュエータ
33のエアーを排気させることにより、物品Yがスラッ
ト3上に載置され、通常の搬送が行われることになる。
【0020】以上に本発明の実施例を説明したが、アキ
ューム機構31は螺旋搬送路2bにも設けられるもので
あり、前記下層搬送路2a及び上層搬送路2cに限定さ
れない。また、スラット3の構成は前記に限定されず、
一対の位置規制部材15a、15b等の無いものでもよ
い。一対の支持板36a、36bは丸棒等にすることが
できる。更に、モータ5の配設位置は、折り返し移動系
2cから下層搬送路2aへの変換位置等に設けてもよく
配設数を増してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るス
パイラルコンベヤは、物品を搬送するスラットの両側部
に沿って長手状に一対の支持板を設け、流体の供給と排
出により膨張及び収縮するアクチュエータへの流体供給
と排出により、前記一対の支持板を昇降制御するアキュ
ーム機構を備えた構成である。したがって、スラットに
より搬送中の物品を一時的に搬送路、すなわちスラット
上から分離させたい場合は、アクチュエータに流体を供
給して一対の支持板を上昇駆動して物品を持ち上げるこ
とができる。また、一旦持ち上げた物品を再載置する場
合は、アクチュエータの流体を排出して支持板を下降駆
動すればよい。このように搬送中の物品を容易にアキュ
ームできるので、再搬送する場合のスラットの駆動が容
易になり、作業状態に応じて物品の配列をそろえる等の
荷役作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるアキューム機構の構成を
示す要部の断面図である。
【図2】スラット及びアキューム機構の構成を示す平面
図である。
【図3】アキューム作用を示すコンベヤの要部の側面図
である。
【図4】スパイラルコンベヤの全体構成を示す側面図で
ある。
【図5】スパイラルコンベヤの全体構成を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 スパイラルコンベヤ 2 搬送路 2a 下層搬送路 2b 螺旋搬送路 2c 上層搬送路 3 スラット 4 カーブチェーン 5 モータ 11 固定部材 12 基板 12a、12b 当接部 13a、13b 一対のローラ 14 トッププレート 15a、15b 位置規制部材 16a、16b ガイドレール 31 アキューム機構 32 固定台 33 アクチュエータ 34 昇降台 35a、35b、41a、41b 一対の回動部材 36a、36b 一対の昇降部材 Y 物品 R、S、T 支点となる頂部 X 搬送方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状に構成した搬送路(2)に沿って
    移動するカーブチェーン(4)に物品Yを載置して搬送
    するスラット(3)を設けるとともに、 流体の供給と排出により膨張及び収縮するアクチュエー
    タ(33)と、 長手状に形成され前記スラット(3)の両側に配置さ
    れ、前記アクチュエータ(33)の膨張及び収縮に従っ
    て前記スラット(3)の支持面レベルから出没するよう
    に昇降駆動される支持板(36a、36b)とにより構
    成したアキューム機構(31)を設けたことを特徴とす
    るスパイラルコンベヤ(1)。
  2. 【請求項2】 螺旋状に構成した搬送路(2)に沿って
    移動するカーブチェーン(4)に物品Yを載置して搬送
    するスラット(3)を設けるとともに、 流体の供給と排出により膨張及び収縮するアクチュエー
    タ(33)と、 該アクチュエータ(33)の膨張及び収縮に従って回動
    する一対の回動部材(35a、35b)と、 長手状に形成され前記スラット(3)の両側に配置さ
    れ、一端を前記一対の回動部材(35a、35b)に回
    動自在に取り付けられ、他端を他の回動部材(41a、
    41b)に回動自在に取り付けられ、且つ前記一対の回
    動部材(35a、35b)の回動に従って上昇駆動され
    たとき前記スラット(3)上の物品Yを持ち上げ、下降
    駆動されたとき前記スラット(3)上に物品Yを載置さ
    せる一対の支持板(36a、36b)とにより構成した
    アキューム機構(31)を設けたことを特徴とするスパ
    イラルコンベヤ(1)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072926A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Toyo Kanetsu Kk スパイラルコンベヤ
CN104590847A (zh) * 2014-12-04 2015-05-06 顾达容 一种升降流水线

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072926A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Toyo Kanetsu Kk スパイラルコンベヤ
CN104590847A (zh) * 2014-12-04 2015-05-06 顾达容 一种升降流水线

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