JPH0719592Y2 - 脱▲ふ▼風選機における籾殻排出風量検出装置 - Google Patents

脱▲ふ▼風選機における籾殻排出風量検出装置

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JPH0719592Y2
JPH0719592Y2 JP3128189U JP3128189U JPH0719592Y2 JP H0719592 Y2 JPH0719592 Y2 JP H0719592Y2 JP 3128189 U JP3128189 U JP 3128189U JP 3128189 U JP3128189 U JP 3128189U JP H0719592 Y2 JPH0719592 Y2 JP H0719592Y2
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JP
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air
rice husk
wind
air intake
rice
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JPH02121175U (ja
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治利 森本
隆章 杉村
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セイレイ工業株式会社
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、脱部と、この脱部からの摺落物を風選す
る選別風路と、該選別風路の終端側に風と籾殻を分離す
る籾殻分離室を設けてあって、籾殻分離室の底部を送風
ファンの吐風側から延出する籾殻排出管に連通して送風
ファンの風力により籾殻を機外適所に排送する脱風選
機における籾殻排出風量検出装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 上記のように構成するとろの脱風選機は、従来の技術
のものでは、例えば特開昭60−222152号公報に開示され
るようなものであって、籾殻を機外適所に排送する籾殻
排出管内の風量を調節して籾殻の詰まり現象を起すこと
のないようにするために、その籾殻の輸送量の増減に応
じて送風ファンの回転数を制御するようにしている。
しかし、この方法によると多くの部品を要してコスト高
になる欠点がある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このように、従来の構成のものでは多くの部品を必要と
してコスト高になるから、本考案にあっては送風ファン
の回転数を制御して籾殻排出管内の風量を調節するので
はなく、送風ファンの回転数は一定にしながら風量感知
部材の設置箇所を選別物の作用を受ないところに選定す
るとともに、外気吸入量調節弁の位置をも考慮に入れ
て、籾殻排送量の増減による籾殻排出管内の風の強弱変
動を風量感知部材によって正確に知ることのできるもの
にし、もって従来のもののようにコスト高とならないも
ので、籾殻の詰まり現象を惹起させることのない脱風
選機を提供するを目的として考案されたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案は、前記の目的を達成させるために、 脱部と、摺落物を風選する選別風路と、該選別風路の
終端側に設ける籾殻分離室とから成り、籾殻分離室の底
部を送風ファンの吐風側から延出する籾殻排出管に連通
して送風ファンの風力により籾殻を排送する脱風選機
において、前記籾殻分離室の選別風路終端からの吹き込
み風における旋回気流下手側上部位置に吸風口を開口
し、該吸風口を吸風管を介して前記送風ファンの吸入側
に連通するとともに、前記吸風口部に風量感知部材を設
け、吸風管の風量感知部材と対向する部位に外気吸入量
調節弁を備えた吸気口を開口して構成したのである。
(ホ)作用 このように構成すると、脱部に供給された籾は摺落さ
れ、その摺落物は選別風路に落下して風選されて、玄米
・籾の混合米と粃のような2番物は各別に機外に取出さ
れる。
そして籾殻は選別風路を風とともに終端側に吹送されて
塵埃分離室に入り、ここで風は速度を減じ籾殻は風と分
離し、この籾殻の分離した風は旋回気流となって吸風口
から吸風管内を通って送風ファンに吸引され、吐風側か
ら籾殻排出管内を送風されるようになり、籾殻分離室で
風から分離した籾殻は沈滞下降してその底部から籾殻排
出管に落入し、この籾殻排出管内を送風する風によって
機外適所に排送されるのである。
この場合、籾殻分離室の底部から籾殻排出管に落入する
籾殻の量の増減によって籾殻排出管内の風が強弱に変動
すると、これに伴なって吸風管から送風ファンに吸引さ
れる風も変動し、吸風口部に設ける風量感知部材に対す
る旋回気流の風圧が変り、この変動を正確に検出して作
業者に知らせるようになる。
そこで作業者はこの検出によって外気吸入量調節弁を操
作して籾殻排出管内の風の強弱変動に対処させ籾殻の詰
まり現象が起こらないようにするのである。
(ヘ)実施例 以下本考案装置に関して実施例図を参照し説明する。
脱部(A)は籾タンク(10)と一対の脱ロール(1
1)等から成り、その脱ロール(11)が風選部(B)
を内蔵する機筐(12)の上部側一側に埋没して風選部
(B)と一体的になり脱風選機を構成している。
風選部(B)は脱部(A)からの摺落物を風選する選
別風路(1)と、風から籾殻を分離する籾殻分離室
(2)等から成り、その選別風路(1)は脱ロール
(11)から落下する摺落物を受けるように機筐(12)の
一側側下部に始端側を位置させ終端側を他側側上部に位
置させて斜設され、籾殻分離室(2)は機筐(12)内の
他側側で選別風路(1)の終端側下側に位置し上部が選
別風路(1)の終端に連通されている。
この籾殻分離室(2)の上部に選別風路(1)の終端か
ら吹き込み旋回気流(a)となる風の下手側、即ち選別
風路(1)の終端側下側における籾殻分離室(2)の上
部位置に吸風口(6)を開口し、この吸風口(6)を縦
の吸風管(7)の上部に連通させ、籾殻分離室(2)の
底部(3)には籾殻を横送するスクリューコンベヤ(1
3)が装架され、その終端部に籾殻落下筒(14)の上部
が連結されている。
また、前記選別風路(1)の始端側に玄米・籾の混合米
を集合して取出す1番物受樋(15)を横設し、その終端
部は昇降機(16)を介して揺動選別機に連通させ、(15
a)は2番物受樋であり、機筐(12)の一側側には選別
風路(1)の始端側と機外とを通じる空気取入口(17)
が開口されている。
そして、前記吸風口(6)部には機筐(12)内を貫通さ
せた軸(18)を支点にして揺動する板状の風量感知部材
(S)が設けられ、この風量感知部材(S)と対向する
部位、即ち選別風路(1)の裏面と吸風管(7)上端と
の間に吸気口(9)を開口し、この吸気口(9)には外
気吸入量調節弁(8)が備えられている。
(4)は送風ファン、(19)はサイクロンで、送風ファ
ン(4)の吐風側とサイクロン(19)の上部側とを籾殻
排出管(5)で連通し、前記の吸風管(7)の下部を送
風ファン(4)の吸入側に連通するとともに、前記籾殻
落下筒(14)の下部をエアロックバルブ(20)を介して
籾殻排出管(5)の送風ファン(4)側寄り部分に連通
させている。
次に、前記の風量感知部材(S)の軸(18)の一側側に
おける外端部には指針(21)が取付けられ、(22)は機
筐(12)に添設した目盛板である。また、軸(18)の他
側側は下方に向けて折曲され適当重さの錘(W)が螺挿
されている。(23)はリミットスイッチ、(24)は制御
ボックス、(25)が前記脱部(A)における籾タンク
(10)と脱ロール(11)の間をアクチュエータ(26)
の作動により開閉するシャッターであって、リミットス
イッチ(23)とアクチュエータ(26)は制御ボックス
(24)を介して電気的に接続され、前記旋回気流(a)
の風圧の強弱変動による風量感知部材(S)の大なる揺
動によって錘(W)がリミットスイッチ(23)をON・OF
Fに作動させてシャッター(25)を自動的に開閉するよ
うになっている。
なお、(27)はサイクロン(19)内の適所に取着された
レベル計で、籾殻が堆積してこれをレベル計(27)が感
知する警報を発するようにしてある。
また、前記の昇降機(16)によって揚上される玄米・籾
の混合米は揺動選別機によって玄米と籾に選別されるの
であるが、この揺動選別機の選穀板からの取出側は第3
図と第4図に示す構成になっている。
すなわち、(28)は選穀板、(29)と(30)は玄米仕切
板と籾仕切板で、外部操作可能の締合具(31)で間隔調
節自在に連結され、各仕切板(29)(30)はローラ(3
2)を介して支持体(33)によって支承され正逆転モー
タ(M)により左右方向に位置調節可能になって仕切り
選別するのである。
したがって、籾タンク(10)に供給された籾は脱ロー
ル(11)で摺落され、その摺落物は選別風路(1)に落
下して風選されて、玄米・籾の混合米は1番物受樋(1
5)に集合され昇降機(16)で揚上されて、揺動選別機
で玄米と籾に選別され、粃のようなものは2番物受樋
(15a)で機外に取出される。
そして籾殻は選別風路(1)を風とともに終端側に吹送
されて塵埃分離室(2)に入り、ここで風は速度を減じ
籾殻は風と分離して沈滞下降するようになり、この籾殻
の分離した風は旋回気流(a)となって吸風口(6)か
ら吸風管(7)内を通って送風ファン(4)に吸引さ
れ、吐風側から籾殻排出管(5)内を送風されるように
なって、籾殻分離室(2)で風から分離して沈滞下降し
た籾殻は、その底部(3)をスクリューコンベヤ(13)
によって横送され籾殻落下筒(14)を経てエアロックバ
ルブ(20)で繰り出され、前記吸風口(6)から吸風管
(7)を通って送風ファン(4)に吸入され吐風される
風によって籾殻排出管(5)内を排送されサイクロン
(19)内に堆積されるようになる。そして籾殻が適量堆
積されるとその堆積によってレベル計(27)はこれを感
知して警報を発するから作業者は堆積した籾殻を取出す
のである。
この場合、籾殻分離室(2)の底部(3)から籾殻排出
管(5)に落入する籾殻の量の増減によって籾殻排出管
(5)内の風が強弱に変動すると、これに伴なって吸風
管(7)から送風ファン(4)に吸引される風も変動
し、吸風口(6)部に設ける風量感知部材(S)に対す
る旋回気流(a)の風圧が変って風量感知部材(S)は
軸(18)を支点にして矢印方向に揺動し、この揺動はそ
の変動を指針(21)によって目盛板(22)に表示し作業
者に知らせるようになる。そこで作業者はこの検出表示
によって外気吸量入調節弁(8)を操作して籾殻排出管
(5)内の風を調節するようにする。
しかし、前記のようにサイクロン(19)内に籾殻が適当
量堆積しレベル計(27)の感知によって警報が発しても
籾殻の取出しが行なわれないと、籾殻は詰まり現象状態
に近くなって風量感知部材(S)に対する風圧は弱ま
り、これによって錘(W)は垂れ下がる側に大きく回動
しリミットスイッチ(23)を作動させ制御ボックス(2
4)・アクチュエータ(26)を介してシャッター(25)
を閉にし籾の脱ロール(11)への供給を停止して籾殻
が詰まり運転不能になるのを回避するのである。
(ト)考案の効果 本考案は、以上詳述したように、脱部と、摺落物を風
選する選別風路と、該選別風路の終端側に設ける籾殻分
離室とから成り、籾殻分離室の底部を送風ファンの吐風
側から延出する籾殻排出管に連通して送風ファンの風力
により籾殻を排送する脱風選機において、前記籾殻分
離室の選別風路終端からの吹き込み風における旋回気流
下手側上部位置に吸風口を開口し、該吸風口を吸風管を
介して前記送風ファンの吸入側に連通するとともに、前
記吸風口部に風量感知部材を設け、吸風管の風量感知部
材と対向する部位に外気吸入量調節弁を備えた吸気口を
開口して構成した構造のものにしてあるから、特に風量
感知部材の設置箇所が選別物の作用を受ないところの籾
殻分離室の旋回気流下手側の上部位置に開口せる吸風口
部に設けられたので、籾殻の分離した風のみの風圧によ
って感知せしめ、かつ、外気吸入量調節弁を備える吸気
口の位置をこの風量感知調節部材に対向する部位に設け
てあるから、籾殻排出管内の風の強弱変動を正確に知る
ことができ、しかも、風量感知部材は外気吸入量調節弁
の調節操作の影響を受けることもなく、もって、従来の
もののようにコスト高にならずに籾殻の詰まり現象を惹
起させることのない脱風選機を提供するに至ったので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施態様を例示せるものにして、そ
の、 第1図は本案装置を具備する脱風選機にサイクロンを
組合せるとともに、その脱風選機は縦断側面で示し、
第2図は脱風選機の付属構成の抽出斜視図であり、第
3図と第4図は揺動選別機の取出側における平面図と縦
断側面図である。 1……選別風路、2……籾殻分離室 3……底部、4……送風ファン 5……籾殻排出管、6……吸風口 7……吸風管、A……脱部 S……風量感知部材、a……旋回気流 9……吸気口 8……外気吸入量調節弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱部(A)と、摺落物を風選する選別風
    路(1)と、該選別風路(1)の終端側に設ける籾殻分
    離室(2)とから成り、籾殻分離室(2)の底部(3)
    を送風ファン(4)の吐風側から延出する籾殻排出管
    (5)に連通して送風ファン(4)の風力により籾殻を
    排送する脱風選機において、前記籾殻分離室(2)の
    選別風路(1)終端からの吹き込み風における旋回気流
    (a)下手側上部位置に吸風口(6)を開口し、該吸風
    口(6)を吸風管(7)を介して前記送風ファン(4)
    の吸入側に連通するとともに、前記吸風口(6)部に風
    量感知部材(S)を設け、吸風管(7)の風量感知部材
    (S)と対向する部位に外気吸入量調節弁(8)を備え
    た吸気口(9)を開口して構成したことを特徴とする脱
    風選機における籾殻排出風量検出装置。
JP3128189U 1989-03-17 1989-03-17 脱▲ふ▼風選機における籾殻排出風量検出装置 Expired - Lifetime JPH0719592Y2 (ja)

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