JPH0719313A - 走行作業機における油圧ポンプの駆動装置 - Google Patents

走行作業機における油圧ポンプの駆動装置

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Publication number
JPH0719313A
JPH0719313A JP19204293A JP19204293A JPH0719313A JP H0719313 A JPH0719313 A JP H0719313A JP 19204293 A JP19204293 A JP 19204293A JP 19204293 A JP19204293 A JP 19204293A JP H0719313 A JPH0719313 A JP H0719313A
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JP
Japan
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hydraulic pump
transmission
continuously variable
gear
variable transmission
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Pending
Application number
JP19204293A
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English (en)
Inventor
Michiichi Yoshida
道一 吉田
Toichi Kishina
東一 木科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 差動遊星機構型無段変速機を有する走行作業
機に設けられる油圧ポンプを一定の回転数の駆動軸で駆
動する。 〔構成〕 付設機器駆動用の油圧ポンプ42を有し、変
速装置に差動遊星機構型無段変速機10を組み込んだ走
行作業機において、差動遊星機構型無段変速機10の入
力円板16にギア36を取り付け、このギア36を変速
装置の入力軸38に取り付けたギア40を噛み合わせて
駆動するとともに、入力軸38を変速箱28の外側まで
延長して油圧ポンプ42の駆動軸としたことを特徴とす
る走行作業機における油圧ボンプの駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の走行作
業機において、これに付設する付設機器を駆動するため
の駆動源として油圧ボンプを備えたものにおいて、この
油圧ポンプの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】走行作業機に付設される付設機器を駆動
する定容量型の油圧ポンプを駆動するためには、一定
の、しかも、比較的高速で回転する駆動軸が必要にな
る。従って、変速装置に無段変速機を有するものでは、
無段変速機よりも出力軸側の伝動軸等をその駆動軸とす
ることはできない。このため、変速装置の入力軸等から
ベルトプーリ機構等によって駆動される別の駆動軸を設
け、この駆動軸で駆動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方法をとる
と、ベルトプーリ機構等を別に必要とするし、軸数も増
えて変速装置が大型化する。一方、無段変速機に差動遊
星機構型のものを採用すると、その入力軸と出力軸とは
突き合わせ配置されるのが通常であるから、軸支持構造
が複雑になるとともに、強度的にも弱い。本発明は、こ
のような課題を解決するものであり、差動遊星機構型無
段変速機の入出力軸支持構造を簡単にするとともに、併
せて油圧ポンプの駆動機構も簡単にしたものである。
尚、特開平4−19459号公報にはこれに類した構造
が開示されているが、これは油圧ポンプ等を駆動するP
TO軸が設けられるものではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、付設機器駆動用の油圧ポンプを有し、変速装置に差
動遊星機構型無段変速機を組み込んだ走行作業機におい
て、差動遊星機構型無段変速機の入力円板にギアを取り
付け、このギアを変速装置の入力軸に取り付けたギアを
噛み合わせて駆動するとともに、入力軸の他端を変速装
置外に延長して油圧ボンプの駆動軸としたことを特徴と
する走行作業機における油圧ボンプの駆動装置を提供し
たものである。
【0005】
【作用】以上の手段をとることにより、油圧ポンプは高
速、且つ、一定回転数の入力軸で駆動することができ
る。又、差動遊星機構型無段変速機の入力軸は変速装置
の入力軸と兼用されるため、出力軸との間で相互嵌合し
てベアリングで支持するようなことも必要なくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は差動遊星機構型無段変速機を有する変速装
置の要部断面図であるが、差動遊星機構型無段変速機1
0は、傘形をしたコーン12をリング14で遊星保持
し、コーン12の前後を入力円板16と出力円板18と
で押接するとともに、コーン12の外周に変速リング2
0を嵌合したものである。
【0007】これにより、入力円板16に入力回転数を
与えると、コーン12は変速リング20の接触点を中心
に自転しながら公転して出力円板18に出力回転数を発
生させるが、このときの変速リング20の位置によって
出力回転数は変わる。即ち、変速リング20がコーン1
2の裾部に位置するときが最低速、頂部に位置するとき
が最高速で、この間、無段に変化する。
【0008】尚、出力円板18は、出力軸22にスプラ
イン嵌合等される駆動円板24とボール伝動機構26で
結合されており、出力円板18に伝達された動力は、ボ
ール伝動機構26及び駆動円板24を介して出力軸22
に伝達される。ところで、この出力軸22は入力円板1
6と出力円板18の中を貫通しており、その両端が変速
箱28に設けられる二つのベアリング30、32で支持
されている(出力軸22の他端側は更に延長されて別の
ベアリング34でも支持され、都合、三点支持になって
いる)。
【0009】図2は変速装置の一部断面図であるが、本
発明では、入力円板16にギア36を取り付け、このギ
ア36を入力軸38に固嵌したギア40を噛み合わせて
駆動する。そして、入力軸38の他端は変速箱28の外
側まで延長し、この部分に直付けした油圧ポンプ42の
駆動軸としたものである。これにより、入力軸38の一
端に取り付けられた入力プーリ44に入力回転数を与え
ると、その動力はギア36、40を介して差動遊星機構
型無段変速機10に入力されるとともに、油圧ポンプ4
2を駆動する。
【0010】尚、出力軸22より変速装置自体の出力軸
(この場合は車軸)側には、伝動機構46、正逆切換え
機構48及びクラッチブレーキ機構50等が設けられて
おり、出力軸22に伝達された動力はこれらを経由して
左右の車軸に伝達される(図示省略)。
【0011】
【発明の効果】以上、本発明は、前記したものであるか
ら、先ず、定回転数の伝動軸等を別に設けることなく、
入力軸で直接油圧ポンプを駆動できるから、構造が簡単
になり、変速装置を小型化できる。又、油圧ポンプが変
速箱に直付けできるから、配置がコンパクトになる。更
に、差動遊星機構型無段変速機の出力軸を入力円板と出
力円板の中を貫通させることができるから、ベアリング
による支持が簡単、且つ、強固になる。即ち、従来のよ
うに入力軸と出力軸との間にベアリングを挿入して支持
したようなものに比べ(この場合は、入力軸と出力軸と
では回転方向が逆になる)、剛性が高いし、ベアリング
の容量も小さくて足り、耐久性も増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す差動遊星機構型無段変速
機の要部断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す変速装置の一部断面図で
ある。
【符号の説明】
10 差動遊星機構型無段変速機 16 入力円板 18 出力円板 22 出力軸 28 変速箱 36 ギア 38 入力軸 40 ギア 42 油圧ポンプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 走行作業機における油圧ポンプの駆
動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付設機器駆動用の油圧ポンプを有し、変
    速装置に差動遊星機構型無段変速機を組み込んだ走行作
    業機において、差動遊星機構型無段変速機の入力円板に
    ギアを取り付け、このギアを変速装置の入力軸に取り付
    けたギアを噛み合わせて駆動するとともに、入力軸を変
    速箱の外側まで延長して油圧ポンプの駆動軸としたこと
    を特徴とする走行作業機における油圧ボンプの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 変速箱に油圧ポンプを直付けしたことを
    特徴とする請求項1の走行作業機における油圧ボンプの
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 差動遊星機構型無段変速機の出力軸を入
    力円板と出力円板の中を貫通させ、その両端を変速箱に
    ベアリングで支持したことを特徴とする請求項1又は2
    の走行作業機における油圧ボンプの駆動装置。
JP19204293A 1993-07-05 1993-07-05 走行作業機における油圧ポンプの駆動装置 Pending JPH0719313A (ja)

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JP19204293A JPH0719313A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 走行作業機における油圧ポンプの駆動装置

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JPH0719313A true JPH0719313A (ja) 1995-01-20

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ID=16284647

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JP19204293A Pending JPH0719313A (ja) 1993-07-05 1993-07-05 走行作業機における油圧ポンプの駆動装置

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JP (1) JPH0719313A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005220939A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Nidec-Shimpo Corp 織機駆動用変速機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005220939A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Nidec-Shimpo Corp 織機駆動用変速機

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