JPH07191199A - 荷電粒子ビーム露光システム及び露光方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム露光システム及び露光方法

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JPH07191199A
JPH07191199A JP5333353A JP33335393A JPH07191199A JP H07191199 A JPH07191199 A JP H07191199A JP 5333353 A JP5333353 A JP 5333353A JP 33335393 A JP33335393 A JP 33335393A JP H07191199 A JPH07191199 A JP H07191199A
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cell
particle beam
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Soichiro Arai
総一郎 荒井
Junichi Kai
潤一 甲斐
Hiroshi Yasuda
洋 安田
Shunsuke Fueki
俊介 笛木
Yoshihisa Daikyo
義久 大饗
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データ処理量、データ処理時間及びデータ転送
時間を減少させ、かつ精度良くパターンを描画できる露
光方法及び露光装置を提供する。 【構成】マルチビーム方式の露光において、露光すべき
パターンを、副偏向器の一回の走査で露光できる領域を
最大のサイズとするセルストライプ単位に分けるステッ
プ(a)と、セルストライプ単位のパターンデータをメ
モリに格納するステップ(b)と、セルストライプの位
置を示す位置データを露光すべきパターンデータが格納
されている前記メモリのアドレス情報とともに露光する
順番にソートするステップ(c)と、前記位置データか
ら主偏向器及び副偏向器の偏向量データを算出するステ
ップ(d)と、前記パターンデータ及び前記偏向量デー
タを用いてパターンを試料上に描画するステップ(e)
とを含む構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷電粒子ビーム露光に関
し、より詳細には、試料が搭載されたステージを連続的
に移動させつつ、複数形成された荷電粒子ビームを全体
として所望のビーム形状となるように制御し、かつ荷電
粒子ビームを偏向器により偏向してラスタ走査を行うこ
とで試料面上に照射して露光する荷電粒子ビーム露光に
関する。
【0002】近年、ICは、その集積度と機能の向上に
伴い計算機、通信、機械制御等、広く産業全般に応用さ
れている。例えば、DRAMでは、1M、4M、16
M、64M、256M、1Gビットとその集積化が進ん
でいる。このような高集積化は、ひとえに微細加工技術
の進歩によっている。このような集積回路の高密度化に
伴い、微細パターンの形成方法として、電子線等の荷電
粒子ビームを用いた露光装置が開発されている。荷電粒
子ビーム露光では、0.05μm以下の微細加工が0.
02μm以下の位置合わせ精度で実現できる。しかしな
がら、これまでは、上記露光装置はスループットが低く
てLSIの量産には使用できないであろうと考えられて
きた。これは、いわゆる一筆書きの電子ビームについて
の議論であって、真剣に検討した結果ではなく、単に現
在の市販装置や生産性に鑑みて判断されているに過ぎな
い。
【0003】しかし、近年本発明者らによるブロック露
光やブランキングアパーチャアレイ方式の発明により、
1cm2 /1sec程度のスループットが期待できるよ
うになった。微細さ、位置合わせ精度、クイックターン
アラウンド及び信頼性のどれをとっても、他の方法に比
較して優れている。上記のような利点を有する荷電粒子
ビーム露光においては、他の露光方法と同様に、露光パ
ターンデータを効率的に処理して露光のスループットを
向上させることが必要である。
【0004】
【従来の技術】荷電粒子ビーム露光装置の一つである電
子ビーム露光装置における従来の露光パターンデータの
処理は、図18に示すように行われていた。ウェハ上の
各チップごとに、主偏向器(電磁偏向器)で電子ビーム
を偏向できる主偏向領域(メインフィールド)にチップ
上の露光領域を分割し、更に各主偏向領域を副偏向器
(静電偏向器)で偏向できる副偏向領域に分割する。そ
して、各副偏向領域ごとに露光パターンデータを作成す
る。
【0005】図19は、チップ上の露光領域を上記のと
おり分割した様子を示す。図中、太い実線で囲まれた各
領域が主偏向領域(メインフィールド)であり、細い実
線で囲まれた各領域が副偏向領域(サブフィールド)で
ある。図示するように、主偏向領域及び副偏向領域と
も、ほぼ等間隔で分割されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図18に示す従来の露
光パターンデータ処理では、副偏向器ごとにパターンデ
ータを作成しているため、露光パターンの特徴、例えば
露光パターンの繰り返し性を一切考慮していない。例え
ば、図20に示すようなあるバターンP1やP2を繰り
返して露光するような場合、パターンデータは副偏向領
域単位で作成されるため、副偏向領域の境界線上に位置
する露光パターンは、複数のパターンに分割されてしま
う。例えば、図の一番右に位置するパターンP1は、3
つのパターンに分割されてしまう。したがって、分割さ
れたパターンのパターンデータを組み合せて初めて、も
ともとの1つの露光パターンが作成できる。なお、実際
には、各副偏向領域のまわりに多少のいわゆる「のりし
ろ」領域を設定して、こののりしろ領域内の部分は分割
しない等の多少の工夫が施されている。他方、同一のパ
ターンPであっても、副偏向領域内にあるものは分割さ
れない。
【0007】このように、同一のパターンであり、この
パターンを表すデータは同一であるにもかかわらず、異
なるパターンデータを作成する必要がある。すなわち、
パターンの繰り返し性を考慮したパターンデータの生成
ではなく、よって大量のデータ処理が必要となる。扱う
データ量が多くなればパターンデータを転送する時間も
増大するので、装置全体のスループットは極めて低い。
【0008】また、1つのパターンを分けて露光するこ
とになるので、露光時のパターンの位置ずれなどが起き
易い。従って、本発明は上記従来の問題点を解決し、パ
ターンの繰り返し性を考慮してパターンデータを生成す
ることで、データ処理量、データ処理時間及びデータ転
送時間を減少させ、かつ制度よくパターンを描画できる
露光方法及び露光装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、試料が搭載さ
れたステージを第1の方向に連続的に移動させながら、
複数形成された荷電粒子ビームを全体として所望のビー
ム形状となるように制御し、かつ主偏向器と副偏向器で
荷電粒子ビームを偏向して試料上にパターンを描画す
る、いわゆるマルチビーム方式の露光方法において、露
光すべきパターンを、副偏向器の一回の走査で露光でき
る領域を最大のサイズとするセルストライプ単位に分け
るステップ(a)と、セルストライプ単位のパターンデ
ータをメモリに格納するステップ(b)と、セルストラ
イプの位置を示す位置データを露光すべきパターンデー
タが格納されている前記メモリのアドレス情報とともに
露光する順番にソートするステップ(c)と、前記位置
データから主偏向器及び副偏向器の偏向量データを算出
するステップ(d)と、前記パターンデータ及び前記偏
向量データを用いてパターンを試料上に描画するステッ
プ(e)とを有する。
【0010】また、本発明は、試料が搭載されたステー
ジを第1の方向に連続的に移動させながら、複数形成さ
れた荷電粒子ビームを全体として所望のビーム形状とな
るように制御し、かつ主偏向器と副偏向器で荷電粒子ビ
ームを偏向して試料上にパターンを描画する、いわゆる
マルチビーム方式の露光システムにおいて、露光すべき
パターンを、副偏向器の一回の走査で露光できる領域を
最大のサイズとするセルストライプ単位に分ける第1の
手段と、セルストライプ単位のパターンデータをメモリ
に格納する第2の手段と、セルストライプの位置を示す
位置データを露光すべきパターンデータが格納されてい
る前記メモリのアドレス情報とともに露光する順番にソ
ートする第3の手段と、前記位置データから主偏向器及
び副偏向器の偏向量データを算出する第4の手段と、前
記パターンデータ及び前記偏向量データを用いてパター
ンを試料上に描画する第5の手段とを有する。
【0011】
【作用】本発明によれば、露光すべきパターンを、副偏
向器の一回の走査で露光できる領域を最大のサイズとす
るセルストライプ単位にグループ分けし、セルストライ
プ単位のパターンデータをメモリに格納する。すなわ
ち、従来のように主偏向器及び副偏向器で偏向可能な領
域をベースにパターンを分けるのではなく、副偏向器の
一回の走査で露光できる領域を最大のサイズとするセル
ストライプ単位にグループ分けしている。従って、パタ
ーンの繰り返し性を考慮してパターンデータ及び偏向量
データを処理できるので、従来の問題点は解決できる。
【0012】
【実施例】以下に説明する本発明の実施例は、複数形成
された荷電粒子ビームを全体として所望のビーム形状と
なるように制御するマルチビーム方式の荷電粒子ビーム
露光装置の1つであるブランキングアパーチャアレイ
(BAA)方式の電子ビーム露光装置である。ここで、
上記制御は、各々のビームが試料上に到達するか(オ
ン)、しないか(オフ)を単独又はまとめて独立に制御
し、複数のビーム全体が所望のビーム形状となるように
する。上記オン/オフ制御は露光すべきパターンに応じ
て次々と変化させる。他方、試料が搭載されたステージ
を第1の方向に連続的に移動させ、第1の方向又はそれ
と垂直な第2の方向に、1つ又は複数の偏向器により略
直線上に偏向しながら露光を行う。
【0013】ブランキングアパーチャアレイは公知のよ
うに、矩形の開孔とそのすぐ横に対向辺上に形成された
2つの電極からなる群を千鳥格子状に複数個配列し、2
つの電極のうち一方をグランド電位に設定し、他方をグ
ランド電位又はある電位に設定することにより、開孔を
通過する電子ビームの軌道を制御するものである。この
ブランキングアパーチャアレイを通過した電子ビームが
光学鏡筒内部で更に先にあるアパーチャプレートの開孔
を通過するかしないかを制御する。そして、副偏向器が
おおよそラスタ走査するのに同期させてブランキングア
パーチャアレイの電極にかける電圧を制御することで、
帯状の領域の所望のパターンを露光する。
【0014】はじめに、本実施例の走査を説明する。図
2は1枚のウェハ10を示す図である。ウェハ10上に
は、複数のチップが形成される。露光中、ウェハ10を
Y方向に連続的に、繰り返し移動させる。電子ビームの
走査は、セル領域単位に行う。図2の参照番号14は1
つのセル領域を示す。セル領域は、X方向は主偏向器の
偏向可能な範囲(例えば、2mm程度)であり、Y方向
はチップ12の大きさ以下である。図2の例では、セル
領域のY方向の大きさは、この方向のチップ12の大き
さに等しい。電子ビームは、X方向に蛇行しながら(X
方向に振れながら)Y方向に進むように偏向される。こ
こで、原理的には、Y方向はステージが連続移動してい
るので、Y方向におけるセル領域の大きさを規定する必
然性は存在しない。しかしながら、各種の補正演算及び
データの効率的処理の観点から、ある程度の大きさにY
方向を区切った方がよい。このとき、Y方向の大きさを
できるだけ大きくとりたいので、例えばチップサイズの
大きさとする。なお、補正演算をより精度良く行うこと
が好ましい場合には、セル領域のY方向の大きさはチッ
プサイズよりも小さくとる。
【0015】ここで、セルストライプを定義する。セル
ストライプとは、副偏向器での一回の走査で露光を行え
る領域に等しい大きさ又はこれ以下の大きさの領域であ
る。例えば、副偏向器が最大約100μm偏向可能であ
り、ブランキングアパーチャアレイの幅を約10μmと
すると、セルストライプはX方向に約10μm、Y方向
に100μmの大きさを最大とする。
【0016】図3に図2の黒く塗りつぶした領域を拡大
して示すように、各セルストライプ16毎にY方向に副
偏向器で電子ビームを走査させながらX方向に電子ビー
ムを移動させる。セルストライプ16が上記最大の大き
さ10μm×100μmの場合、X方向にセルストライ
プ14を10本程度並べた領域を副偏向器で走査する。
従って、約100μm□の領域が副偏向領域となる。そ
して、X方向の幅2mm程度、Y方向は連続移動時の偏
向可能範囲が主偏向器で走査するセル領域14である。
【0017】セルストライプ16は、10μm×100
μmを最大として、その大きさを可変とする。可変方法
は、次の通りである。ブランキングアパーチャアレイの
大きさは決っているが、セルストライプの幅を小さくす
るには、ブランキングアパーチャアレイの端の方の開孔
からでるビームを常時オフしておけばよい。また、長さ
方向を小さくするには、スキャンを短くするか、もしく
はスキャン距離は一定で、その間のセルストライプ以外
の所のデータをオフのデータにしておけばよい。具体的
には、繰り返し性のあるパターンに対しては、そのピッ
チにセルストライプの大きさを合わせる。図4は、前述
の図20に示した繰り返し性のあるパターンP1及びP
2に対して、セルストライプ16の大きさを可変して設
定した様子を示す図である。図4に示すように、パター
ンP1及びP2のピッチに応じてセルストライプ16が
設定されている。パターンP1を露光する場合には、各
セルストライプ16毎に同一のパターンP1のパターン
データを参照すればよい。換言すれば、パターンP1に
対して設定されたセルストライプ16に共通に1つのパ
ターンP1のパターンデータを設定しておけばよい。従
って、図20に示す従来の場合に比べて、パターンデー
タ量を圧縮することができる。 図5は、本発明の実施
例によるパターンデータの作成を示す図である。図5に
示すように、チップ上に露光するバターンをセルストラ
イプに分け、同一のパターンデータを有するセルストラ
イプに対し予め生成したパターンを共通に設定される。
従って、本実施例によれば、図18に示す従来のパター
ンデータ生成方法のように、副偏向領域でパターンが分
断されることが減少し、またセルストライプ毎の同一パ
ターンに対しては共通に1つのパターンデータが設定さ
れるので、データ圧縮の効果が非常に高い。
【0018】図1は、本実施例による露光システム内で
行われるデータ処理のフローチャートである。以下、本
実施例によるデータ処理を説明する。なお、後述するよ
うに、図1にステップS1〜S14は、露光システム内
のデータ処理計算機、露光処理制御・運用装置及び露光
装置内の制御部が実行する。はじめに、ステップS1
で、設計データを後述するデータ処理計算機に入力す
る。後に詳述するように、設計データは、パターンデー
タの集合である。各パターンデータは、パターンの形
状、始点座標、パターンの大きさなどからなる。次に、
ステップS2で、設計データ中にパターンデータの繰り
返し性があるかどうかを判断する。後述するように、セ
ルストライプの取り扱えるサイズ内で設計データをまと
め、繰り返し性のあるパターンデータの有無を判断す
る。繰り返し性のあるパターンデータに対してはステッ
プS3で、セルストライプを設定する。繰り返し性のな
い部分に対してはステップS4で、一定サイズ(例え
ば、前述の最大サイズ)のセルストライプ単位に分解す
る。
【0019】続くステップS5では、以上のようにして
設定されたセルストライプ毎に、セルストライプの座標
データとパターンデータとを生成してテーブル内に記憶
する。ここで、パターンデータは繰り返し性のあるもの
と繰り返し性のないものとがある。そして、繰り返し性
のあるパターンデータを、このパターンを有するセルス
トライプに共通の1つのパターンデータとして記憶す
る。
【0020】図6はこの様子を示す図である。異なるパ
ターンデータA、Bをシステム内のパターンデータメモ
リ内に記憶し、セルストライプ毎に座標データ、すなわ
ち、セルストライプの中心座標、パターンデータメモリ
内の対応するパターンデータの開始アドレス、及び開始
アドレスからパターンデータが記憶されている領域に相
当するアドレス数をセルストライプ中心座標メモリ内に
設定する。
【0021】次に、ステップS6で、セルストライプを
前述したセル領域単位にグループ分けする。続くステッ
プS7で、セル領域毎に図2を参照して説明した走査の
順にセルストライプが並ぶように、X方向及びY方向に
セルストライプ座標データを並び換える(ソート処
理)。図7は、ステップS7の並び換えを説明する図で
ある。セル領域毎にグループ化したセルストライプを露
光順となるように並び換える。図7に例では、パターン
A、B、Aの順に露光される。
【0022】パターンデータメモリに格納されているパ
ターンデータを、ステップS8でセルストライプ毎にド
ットデータ(ビットデータ)に変換する。前述したよう
に、ブランキングアパーチャアレイ方式の露光装置で
は、ブランキングアパーチャアレイによって作り出され
る微小ビームの集まりによって描画を行うため、ブラン
キングアパーチャアレイに与える情報はオン・オフの2
値である。従って、パターンデータをドットデータに変
換して、後述するビットマップを作成する。ステップS
9では、ステップS8で生成したドットデータを出力す
る順に並べ換え、メモリに格納する。メモリに格納され
たドットデータは、ステップS10で偏向と同期してブ
ランキングアパーチャアレイに与えられる。
【0023】他方、ステップS7でソートされたセルス
トライプの座標データから主偏向器及び副偏向器の偏向
量を示す偏向量データを計算する。この際、ステップS
11で、予め偏向量データを計算しておくかどうかの判
断を行う。ステップS11の判断結果がNOの場合に
は、ステップS14である領域を露光している最中に、
今後行われる露光領域の偏向量データを計算する。例え
ば、図2に示すようにあるセル領域を露光している時
に、次のセル領域の偏向量データを計算する。また、直
線状に走査している間に次の走査(図3の矢印とは反対
向きの方向)で露光するセルストライプに関する偏向量
データを作成してもよい。このようにして生成された偏
向量データをメモリに一時的に保持しておく。そして、
次のセル領域(または次のX方向の走査)の際、一時的
に保持しておいた偏向量データを上記メモリから読み出
し、主偏向器及び副偏向器に与える。なお、セルストラ
イプ毎に、あるセルストライプを露光している間に次に
セルストライプの偏向量データを計算することとしても
よい。
【0024】ステップS11の判断結果がYESの場合
には、ステップS12でセル領域ごとに予め偏向量を計
算しておき、メモリに格納する。そして、露光時、ステ
ップS13で、メモリから予め計算しておいた偏向量を
順次読み出し、主偏向器及び副偏向器に与える。 次
に、ステップS7のソート処理及びステップS12又は
S14で行う偏向量データの作成について説明する。
【0025】図8は、あるセル領域の一部を示す図であ
る。図2及び図3を参照して説明したように、電子ビー
ムはX方向に蛇行しながらステージの移動によりY方向
に進む。矢印付の実線は電子ビームの走査を示す。細長
の矩形状の領域はセルストライプ16を示す。同一のハ
ッチングが施されたセルストライプは、同一の繰り返し
性のあるパターンが描画される。セルストライプの大き
さは例えば最大10μm×100μmであり、また繰り
返し性のあるパターンの大きさに応じてX方向及び/又
はY方向に可変されている。
【0026】ステップS6でセル領域毎に座標データと
パターンデータをグループ化したのち、ステップS7で
まず、各セルストライプのセル中心からの位置(座標)
を次の式を用いて算出する(ただし、説明を簡略化する
ために、以下の説明ではX方向にのみ副偏向領域を分断
する場合を例にとり、説明する。同様に、Y方向にも副
偏向領域を分断し(この場合、副偏向器の偏向限界から
X方向のサイズよりも小さくとらなければならない)近
傍にあるセルストライプは続けて露光する方法も可能で
ある)。
【0027】X=xi−xc Y=yi−yc ここで、xi及びyiはチップセンタを基準としたセル
ストライプの座標値であり、xc及びycはセル領域中
心を示す。従って、X及びYはセル領域中心からの各セ
ルストライプの位置を表す。
【0028】次に、各セル領域毎に、セルストライプを
上記のようにして求めたY座標の値でソートする。引き
続いて、Y座標の値でソートしたセルストライプを図8
に示すように露光順に蛇行するようにX座標の値でソー
トする。ステップS12又はS14では、まず主偏向器
の偏向量データを生成する。このために、セル領域をX
方向に均等に副偏向領域(サブフィールド)の大きさに
分割する。Y方向は、同じY座標のセルストライプのみ
をサブフィールドとする。即ち、セルストライプがほぼ
同じ位置に重なっていても、Y座標が違う場合は別のサ
ブフィールドとし、図8に示すようにY方向に異なる位
置に電子ビームを主偏向器で偏向する。従って、セルス
トライプの重なりを許容する。
【0029】主偏向器の偏向位置(xm、ym)は次の
式で一意に求めることができる。 xm=〔(|X|+(副偏向領域サイズ)/2)/(副
偏向領域サイズ)〕×(副偏向領域サイズ) (ただし、X<0のときxm<0、X>0のときxm>
0) ym=Y 次に、ステップS12又はS14で、副偏向器の偏向位
置を算出する。副偏向器は、主偏向器で偏向した後の残
りのX方向の偏向とY方向の偏向を行う。前述したよう
に、本実施例ではセルストライプの最大の大きさは10
μm×100μmなので、図8に示すX方向には片側最
大で5μmのマージンを設定する。例えば、図8のセル
ストライプ16’は隣のセル領域に一部はみ出している
が、上記マージン内ならば、当該セル領域内のセルスト
ライプであって、副偏向器でX方向に偏向することで、
描画できる。Y方向はセルストライプの長さである。よ
って、副偏向器の偏向位置(xs、ys)は次の式で一
意に求めることができる。
【0030】xs=X−xm+xscan ys=yscan (ただし、xscan、yscanは副偏向領域内での
副偏向位置) 以上のようにして求めた主偏向器への偏向量データと副
偏向器への偏向量データと、ステップS8及びS9で求
めたドットデータとに基づき、露光を行う。
【0031】以下、具体例を用いて、上述した図1に示
すデータ処理を更に説明する。図9は、チップ上に露光
されるあるパターンの設定データを示す図である。図示
の例では、繰り返し性のあるパターンを示す繰り返しパ
ターンデータDa及びDbと、その周囲の繰り返し性の
ないランダムなランダムパターンデータがある。
【0032】前述のステップS1(図1)で入力される
設計データでは、繰り返しパターンデータは繰り返し性
のあるパターンを示すパターンデータの集まりである。
例えば、図10に示すように、図9に示す繰り返しパタ
ーンデータDaは、パターンの形状(矩形1、矩形2、
三角形1等)と、各パターンの始点座標と、パターンの
大きさに関するデータを含む。繰り返しパターンデータ
Dbも同様である。繰り返し性のないランダムなパター
ンのパターンデータ(図10の例では、Drandom
1、Drandom2)も同様に、パターンの形状、始
点座標及び大きさのデータを有する。
【0033】以上のような設計データが入力されたデー
タ処理計算機は、ステップS2(図)で繰り返し性のあ
るパターンが存在するかどうかを判断し、ステップS3
で繰り返し性のあるパターンに対して、前述のセルスト
ライプの取り扱えるサイズ内でパターンデータをまとめ
る。例えば、図9に示す繰り返しパターンデータDaに
関しては、4つのパターン(1つの矩形と、3つの三角
形)がセルストライプ16として扱えるパターンデータ
の集まりとしてまとめられる。同様に、図9に示す繰り
返しパターンデータDbに関しては、3つのパターン
(2つの矩形と1つの三角形)がセルストライプ16と
して扱えるパターンデータの集まりとしてまとめられ
る。そして、以上のようにしてまとめたパターンデータ
を、図10に示すようなシステム内のテーブルに保持す
る。図10に示すように、各繰り返しパターンデータ毎
に、繰り返しの始点、繰り換えしの個数及び繰り返しの
ピッチに関するデータをテーブル内に保持する。例え
ば、Daの矩形1は、始点(Xas、Yas)、個数
(Xan、Yan)、ピッチ(Xan、Yan)で繰り
返される。
【0034】繰り返し性のないランダムなパターン(図
10のDrandom1及びDrandom2)は、そ
のパターンが位置する領域の状態を考慮することなく、
一定のサイズに領域を分割してセルストライプを決め
る。なお、図9に示すように、セルストライプが重なっ
てしまう場合、その部分のみセルストライセルストライ
プの重なりを無くすように別のセルストライプでまとめ
る。また、繰り返し性のあるパターンと、異なる繰り返
しピッチの繰り返し性のあるパターンと、繰り返し性の
ないパターンとのいずれかが重なっている場合には、重
なっている部分を含むセルストライプを設定することと
してもよい。更に、頻繁に使用されているパターンはブ
ロックパターンとして抽出し、その番号で通常のパター
ンとして使う。なお、図10に示す段階では、パターン
の座標はチップの中心からのパターンの位置を示してい
る。パターンデータは所定の固定長のフォーマットで表
示する。
【0035】図10に示すテーブルから、ステップS5
で、図11に示すようなセルストライプの座標とセルス
トライプに含まれるパターンデータの対応を示すテーブ
ルを作成する。図10中、セルストライプ番号(NO)
はセルストライプの座標に相当し、パターンデータはセ
ルストライプ内に含まれるパターンを示すデータと、繰
り返しの始点を示すデータと、繰り返しの個数を示すデ
ータと、繰り返しのピッチを示すデータとを含む。セル
ストライプはなるべく大きくとった方が高いスループッ
トが得られるので、例えばDa、Dbのように、セルス
トライプの中に複数個のパターン入る場合には、Da×
2個、Db×12個を1つのセルストライプとするよう
に、データのかたまりのサイズをデータ処理計算機(C
AD)のデータ構成をもとに再編成する。
【0036】よって、図11に示すように、Csa11
〜Csb23等はデータの構成単位Da、Dbの複数倍
で編成され、他方露光装置内のデータ処理はデータの繰
り返しの繰り返しで表される形式は許容しないため、パ
ターンデータとその繰り返しで表されるレベルに編成す
る。この結果が、図5に示すセルストライプとパターン
データの構成が得られる。Csr1、Csr2等ではセ
ルストライプ内での繰り返し性がないので、Drand
om1内のパターンデータ(パターンデータの繰り返し
性はあり得る)の分割のみとする。 以上の処理で図1
1に示すテーブルを作成した後、図12に示すテーブル
を作成する。図12に示すテーブルは、前述の図6に示
すセルストライプ中心座標メモリの記憶内容に相当す
る。セルストライプ毎に、セルストライプの中心座標、
パターンデータを格納するパターンデータメモリの開始
アドレス、及びアドレス数(パターン開始アドレスから
連続して読み出す範囲を示す)を示すデータを生成す
る。図12の例では、パターンデータメモリはセルスト
ライプCsa11〜Csa14に露光されるパターン
(パターンDaがY方向に2回繰り返されたもの)のパ
ターンデータを、アドレス1から連続するアドレス数1
20に相当する領域に保持している。また、パターンデ
ータメモリはセルストライプCsa21〜Csa24に
露光されるパターンDbのパターンデータを、アドレス
121から連続するアドレス数55に相当する領域に保
持している。
【0037】以上の処理で図12に示すテーブルを作成
した後、図1に示すステップS7及び図7に示すソート
処理で、露光順にセルストライプが並ぶようにセルスト
ライプの座標を並び換える。そして、前述したステップ
S12又はS14(図1)で、セルストライプの中心座
標から主偏向量データ及び副偏向量データを作成する。
【0038】一方、DaやDbなどの繰り返し性のある
パターンのパターンデータや、ブロックパターンのパタ
ーンデータは、前述したステップS8(図1)でセルス
トライプ毎にドットデータ(ビットデータ)に変換され
てビットマップメモリに格納される。例えば、図13に
示すようにパターンデータをパターンデータメモリから
読み出し、セルストライプの大きさを0.01μm単位
であらわせる容量を持ったメモリ(キャンバスメモリ)
において、パターンデータで指定された領域内のビット
を1にしていく。ある三角形が始点(X1、Y1)、大
きさ(X2、Y2)とすると、図13に示すようにドッ
トデータがキャンバスメモリに格納される。通常、キャ
ンパスメモリの横方向(X方向)がデータ列の方向に一
致するように構成されている。一方、露光時の走査は図
13に示す矢印の方向に行うので、ブランキングアパー
チャアレイのある1開孔に対するデータは縦方向の並び
となる。従って、横方向のデータ列を縦方向のデータ列
に並び換えて、ビットマップメモリに格納する。露光時
は、この縦方向のデータ列をビットマップメモリから順
番に読み出して、ブランキングアパーチャアレイに出力
すればよい。
【0039】以上のようにして生成した主偏向量デー
タ、副偏向量データ及びドットデータを用いて、図9に
示すようにパターンを順番に露光する。露光動作におい
て、Y座標の値が異なるものは、主偏向量データに基づ
き主偏向器で蛇行するように電子ビームを偏向して、図
9中に点線で表した領域の中心に電子ビームを位置決め
する。そして、副偏向量データに基づき図9中に矢印で
表した量を副偏向器で偏向する。なお、図中、○は主偏
向器偏向位置、●は各セルストライプ中心で副偏向器で
偏向する。点線は、副偏向器偏向領域の境界を表す。
【0040】図14は、本発明の荷電粒子ビーム露光シ
ステムの一構成例である。図14に示す露光システム
は、データ処理計算機32、露光装置制御・運用装置3
4、及び露光装置36からなる。データ処理計算機32
は、IC設計データを受け取り、図1に示すステップS
1〜S7までの処理を行い、セルストライプ毎のパター
ンデータ及び位置(座標)データを露光装置制御・運用
装置34に転送する。露光装置制御・用装置34は、図
1に示すステップS11及びS12を行い、受け取った
セルストライプ毎の位置データから偏向量を示す偏向量
データ(主偏向量データ及び副偏向量データ)を計算し
て、露光装置36に転送する。露光装置36の偏向量メ
モリ38は、露光装置制御・運用装置34からの偏向量
データを受け取って一時的に保持した後、偏向器40に
出力する。データ処理計算機32で生成されたパターン
データは露光装置制御・運用装置34を通過し、露光装
置40のデータ展開装置42に転送される(又は露光装
置制御・運用装置34を通ることなく直接露光装置36
に転送される)。データ展開装置42は図1に示すステ
ップS8及びS9を実行し、ドットデータ(ビットデー
タ)を露光装置36内部のビットマップメモリ44に格
納する。ドットデータはビットマップメモリ44から読
み出され、ブランキングアパーチャアレイ(BAA)4
6に出力される。
【0041】以上のように、図14に示す露光システム
では、露光を開始する前にすべての偏向量データを作成
しておき、予め偏向量メモリ38に格納しておく構成で
ある。図15は、本発明の荷電粒子ビーム露光システム
の別の構成例である。なお、図15において、図14に
示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付して
ある。図15の構成では、データ処理計算機で生成した
セルストライプの位置(座標)データを直接(露光装置
制御・運用装置34を素通りして)露光装置36のセル
ストライプメモリ48に転送する。露光装置36内の偏
向量演算器50は、セルストライプメモリ48から位置
データを読み出し、図1に示すステップS14の偏向量
データを算出する。具体的には、例えば、あるセルスト
ライプを露光している間に次のセルストライプの偏向量
をパイプラインで露光に同期させて演算し、そのまま算
出した偏向量データを偏向器40に出力する。他方、デ
ータ処理計算機32で生成したパターンーデータは露光
装置制御・運用装置34に転送され、ここで一時的に保
持する。その後、偏向器40の動作に同期した所定のタ
イミングでデータ展開装置42に転送される。
【0042】以上のように、図15に示す露光システム
では、露光動作を行いながら、必要な偏向量データをリ
アルタイムに算出するので、露光に必要なすべての位置
(座標)データを予め算出して保持しておく必要がな
く、図14のシステム構成に比べシンプルである。 な
お、データ処理計算機32で作成するパターンデータは
公知のデータ圧縮方向で圧縮して、出力する構成として
もよい。データ展開装置42は圧縮されたパターンデー
タを伸張処理する。
【0043】図16は、図14又は図15に示すブラン
キングアパーチャアレイ方式の電子ビーム露光システム
を詳細に示す図である。図16を参照するに、露光シス
テム内の電子ビーム露光装置36は、電子ビームを形成
しこれを集束させる電子光学系100と、電子光学系1
00を制御する制御系200とよりなる。電子光学系1
00は電子ビーム源として電子銃101を含み、電子銃
101は電子ビームを所定の光軸Oに沿って発散電子ビ
ームとして発射する。
【0044】電子銃101で形成された電子ビームはア
パーチャ板102に形成されたビーム整形用アパーチャ
102aを通されて整形される。アパーチャ102aは
光軸Oに整合して形成されており、入射電子ビームを矩
形断面形状に整形する。整形された電子ビームは電子レ
ンズ103により、ブランキングアパーチャアレイ(B
AA)を形成されたBAAマスク110上に投射され
る。その際、レンズ103は前記矩形開口の像をBAA
マスク110上に投影する。BAAマスク110上には
半導体基板上に描画される多数の露光ドットに対応して
多数の微細なアパーチャが形成され、各アパーチャには
静電偏向器が形成されている。この静電偏向器は駆動信
号Eにより制御され、非励起状態では電子ビームをその
まま通過させるが、励起状態では通過電子ビームを偏向
させ、その結果通過電子ビームの方向が光軸Oから外
れ、ラウンドアパーチャ113により遮蔽される前期半
導体基板上まで到達しない。その結果、以下に説明する
ように、前記半導体基板上には、非励起状態のアパーチ
ャに対応した露光ドットパターンが形成される。
【0045】BAAマスク110を通った電子ビームは
縮小光学系を形成する電子レンズ104及び105を通
った後光軸O上の焦点f1 において集束され、その際選
択された開口部を通過したビームがf1にクロスオーバ
像を結ぶ。そして、電子ビームはラウンドアパーチャ板
113に形成されたラウンドアパーチャ113aを通っ
た後、別の縮小光学系を形成する電子レンズ106,1
07により、移動自在なステージ114上に保持された
半導体基板115上に集束され前記BAAマスク110
の像が基板115上に結像する。ここで、電子レンズ1
07は対物レンズとして作用し、焦点補正及び収差補正
のための補正コイル108,109や集束電子ビームを
基板表面上で移動させるための偏向器111,112等
を含んでいる。
【0046】レンズ104とレンズ105の中間には静
電偏向器116が形成されており、偏向器116を駆動
することにより電子ビームの経路が板113のラウンド
アパーチャ113aを通る光軸Oから外される。その結
果、半導体基板上において非露光時にはビームを完全に
遮断しておく。また、先に説明したBAAマスク110
上のアパーチャにおいて静電偏向器の励起に伴い偏向さ
れた電子ビームも前記ラウンドアパーチャ113aを外
れるため、半導体基板上に到達することがなく、その結
果、基板115上において前記露光ドットパターンの制
御が可能になる。
【0047】かかる露光動作の制御のために、図16の
電子ビーム露光装置は制御系200を使用する。制御系
200には図14及び図15に示すデータ処理計算機3
2、及び外部記憶装置を含むデータ処理・記憶装置20
1が接続されている。データ処理・記憶装置201から
のパターンデータはバッファメモリ203a1〜203
aMに送られ、そして読み出され、データ展開回路20
3(図14及び図15のデータ展開装置42に相当)に
よってデータ圧縮を解除されることにより、BAAマス
ク110上の個々の開口部を所望の露光パターンに従っ
てオンオフする露光ドットデータに変換される。後程図
11を参照しながら説明するが、図16の電子ビーム露
光装置は露光パターンの微妙な修正を可能にするため
に、基板115上の各露光点をN回、独立な露光パター
ンで重複露光するように構成されている。データ展開は
M個(M=1、2、・・・)のデータ展開回路はM個の
回路2031 〜203M より構成され、露光時に次のデ
ータの展開を行う。これにより、データ処理速度に余裕
を持たせている。各データ展開回路はNチャネルを処理
でき、Nチャネル分のデータが1つのデータ展開回路か
らデータ展開回路204に送出される。なお、各データ
展開回路2031 〜203M はデータ処理・記憶装置2
01から供給される露光データをもとに、前記N回の重
複露光に使われるN個の独立な露光ドットパターンデー
タを発生させる。
【0048】個々の回路2031 〜203M はそれぞ
れ、前記CPU202から供給される露光データを保持
するバッファメモリ203aと、前記バッファメモリ2
03aに保持された露光データをもとに露光ドットパタ
ーンを表すドットパターンデータを発生させるデータ展
開部203bと、前記データ展開部203bと共に展開
を行うキャンバスメモリ203cと、並び換え回路20
3fにより構成され、データ展開回路204とキャンバ
スメモリ203cとでドットパターンデータを作成し、
並び換え回路203fで図13を参照して説明したよう
にて並び換えた後、対応する出力バッファ回路204に
供給する。各々の保持回路、例えば回路2041 はBA
Aマスク110上においてX方向に整列した合計128
個の開口部に対応して128個の回路2041 〜204
128 を含んでいる。その際、前記128個の回路204
1 〜204128 の各々は、前記開口部をオンオフする1
ビットのデータを前記キャンバスメモリ203cから供
給され、これを保持する。さらに、前記回路2041
204N は、保持している1ビットデータを対応するD
/A変換器2051 〜205N でアナログ信号に変換の
後BAAマスク110に供給する。その結果、前記BA
Aマスク110上のY方向に整列した開口部に協働する
静電偏向器が逐次駆動される。
【0049】図16の電子ビーム露光装置はさらに、制
御プログラムにもとづいてCPU202から制御信号を
供給され、前記データ展開回路203及び出力バッファ
回路204の動作、データ展開回路203からバッファ
回路204へのデータ転送、さらにD/A変換器205
によるBAAマスク110の駆動の制御を行なう露光制
御装置206(図15の露光装置制御・運用装置34に
相当)を備えている。また、露光制御装置206はさら
に主偏向器制御回路207及び補正回路207a並びに
副偏向器制御回路208及び補正回路208aを介して
主偏向器111及び副偏向器112を制御し、電子ビー
ムを基板115上で走査させる。
【0050】主偏向器制御回路207からの主偏向量デ
ータをアドレスとするメモリ211は、対応する補正演
算係数GX、GY(ゲイン)、RX、RY(ローテーシ
ョン)、OX、OY(オフセット)、HX、HY(台
形)を補正回路208aに出力する。補正回路208a
はこれらの補正演算係数で副偏向量データを補正して、
副偏向器112に出力する。また、メモリ211は主偏
向量データをアドレスとして対応する補正演算係数D
X、DY(歪み)を補正回路207aに出力する。補正
回路207aは、主偏向量データを補正演算係数DX、
DYで補正して、主偏向器111に出力する。更に、メ
モリ211は主偏向量データに応じたダイナミックステ
ィグSX、SY及びダイナミックフォーカスFを記憶
し、主偏向量データに応じたSX、SY及びFで補正コ
イル109及びフォーカス補正コイル108を駆動する
ことにより行なう。
【0051】さらに、図16の装置は電子ビームを集束
する際に生じるクーロン反発力によるビームの広がりを
補正するために、リフォーカス用ONビット計数回路2
03e1〜203eMを設けてある。リフォーカス用O
Nビット計数回路203e1〜203eMはリフォーカ
スを行うためにデータ展開を行うと同時に、ONビット
の数を計算し、リフォーカスデータ格納部215に格納
しておき、露光時に各時間のONビットの数に対応して
リフォーカスコイルを駆動する。
【0052】次に、BAAマスク110の構成を図17
を参照しながら簡単に説明する。図17を参照するに、
Y方向一列が8開孔あり、X方向に合計128列形成さ
れている。従って、全体で1024開孔ある。列a、
b、d、eは同列である。図の左側の括弧でくくってあ
るように、A1、A2、B1、B2のように2開孔づつ
でペアを構成する。A、B、C、Dには別のデータが与
えられる。更に、A2にはA1に与えるデータを遅延し
たデータが与えられる。BAAマスク110は各開口部
群に対応してマトリクス状に配列した複数の電子ビーム
要素よりなる電子ビーム群を形成し、各電子ビーム要素
は基板115上にセルストライプの最大サイズである
0.08μm×0.08μmの大きさの露光ドットを露
光する。その際、最大で8×128個の露光ドットが、
基板115上に一斉に露光される。
【0053】前記電子ビーム群を構成する電子ビーム要
素は偏向器111,112により図中Y方向に走査さ
れ、基板上の前記8×128個の各点には、各開口部群
A〜Dに対応した露光ドットが最大で8回重複して露光
される。より具体的に説明すると、基板115上には開
口部列A1 に対応して露光された露光ドット列に重複し
て、開口部列B1 に対応した露光ドット列が露光され、
さらにその上に開口部列C1 ,D1 に対応した露光ドッ
ト列が逐次重複して露光される。同様な工程が開口部列
A2 ,B2 ,C2 ,D2 の露光についても成立する。す
なわち、開口部列A2 に対応した露光ドット列が露光さ
れた後、それに重複して開口部列B2 ,C2 ,D2 に対
応する露光ドット列が逐次重複して露光される。ただ
し、開口部列A1 による露光ドットと開口部列A2 によ
る露光ドットは相互に補間してX方向に整列した単一の
露光ドット列を形成する。各開口部群において開口部列
を相互に1ピッチずらして形成することにより、BAA
マスク110により整形された電子ビーム要素が相互に
接近し過ぎた場合に生じるクーロン相互作用を最小化す
ることが可能になる。かかるクーロン相互作用が生じる
と、先にも説明したように電子ビーム要素が相互に反発
して電子レンズの実効的な焦点距離が長くなってしま
う。
【0054】図11のBAAマスク110では、開口部
群Aの開口部列と、これに隣接する開口部群Bの対応す
る開口部列、例えば開口部列A1 を形成する開口部と開
口部列B1 を形成する開口部列とは、X及びY方向に1
/4ピッチずつずらされている。同様な関係は開口部列
A2 とB2 ,B1 とC1 ,B2 とC2 等についても成立
している。すなわち、一般にN列の開口部群を有する露
光マスクにおいては、一の開口部群中の開口部とこれに
隣接する開口部群中の対応する開口部とはX及びY方向
に、MをNより小さい任意の整数としてM/Nピッチ
(M<N)だけずらされる。
【0055】かかるM/Nピッチシフト構成を有するB
AAマスクを使って露光をする場合、最も単純には同一
の露光データが開口部列A1 ,B1 ,C1 ,D1 、ある
いは開口部列A2 ,B2 ,C2 ,D2 と逐次おくられ
て、露光ドットが所望の露光量で重複露光され、所望の
露光パターンの露光がなされる。一方、かかるBAAマ
スク110では、各開口部列で露光データを変化させる
ことにより、非常に微妙な露光パターンの修正が可能で
ある。このため、図11に示すBAAマスク110は、
電子ビームが基板で反射あるいは散乱されることにより
余分な露光を生じてしまういわゆる近接効果を補正する
のに極めて有用である。図11のBAAマスク110を
使うことにより、前記のY方向への電子ビーム走査を各
開口部列A1 〜D2 に対応して基板115上のY方向に
異なった位置で一斉に行なうことができ、近接効果を効
率的に補正することが可能になる。
【0056】以上、本発明の実施例を説明した。なお、
セルストライプの最大の大きさは10μm×100μm
に限定されない。また、セル領域も前述の大きさに限定
されず、例えば、X方向及びY方向共副偏向器の偏向可
能な領域に設定してもよい。更に、ブランキングアパー
チャアレイ方式の露光システムについて説明したが、他
の方式の露光システムについても同様に適用できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パターンデータをパターンの繰り返しに合わせて決定可
能なセルストライプ単位に分け、かつパターンデータの
共通化をすることで、データ処理量、データ処理時間及
びデータ転送時間を減少させ、かつ精度よくパターンを
描画できる露光方法及び露光装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ処理手順を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の一実施例による走査方法を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例による走査方法を示す図であ
って、図2の一部を拡大した図ある。
【図4】本発明の一実施例によるセルストライプ単位に
パターンを分ける様子を示す図である。
【図5】本発明の一実施例によるデータ生成を説明する
図である。
【図6】本発明の一実施例によるセルストライプ中心座
標メモリとパターンデータメモリの記憶内容の一例を示
す図である。
【図7】本発明に一実施例によるソート処理を示す図で
ある。
【図8】本発明の一実施例による電子ビームの走査方法
を示す図である。
【図9】本発明の一実施例で処理しようとするパターン
の一例を示す図である。
【図10】図9に示すパターンを示す設計データからセ
ルストライプ単位のデータに変換する様子を示す図であ
る。
【図11】図10に示すテーブルからセルストライプ毎
にパターンデータとの対応を採ったデータの作成を示す
図である。
【図12】図11に示すテーブルからセルストライプ毎
にパターンデータを格納するパターンデータメモリとの
対応と採ったデータの作成を示す図である。
【図13】パターンデータからドット(ビット)データ
に変換する様子を示す図である。
【図14】本発明の荷電粒子ビーム露光システムの一構
成例を示すブロック図である。
【図15】本発明の荷電粒子ビーム露光システムの別の
構成例を示すブロック図である。
【図16】本発明の荷電粒子ビーム露光システムの一構
成例の全体構成を詳細に示す図である。
【図17】図16の露光システムで用いられるブランキ
ングアパーチャアレイの構成を示す図である。
【図18】従来の露光パターンデータ処理を示す図であ
る。
【図19】ウェハ上の主偏向器で偏向可能な主偏向領域
及び副偏向器で偏向可能な副偏向領域を示す図である。
【図20】従来のパターンデータ生成方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ウェハ 12 チップ 14 セル領域 16、16’ セルストライプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笛木 俊介 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大饗 義久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料が搭載されたステージを第1の方向
    に連続的に移動させながら、複数形成された荷電粒子ビ
    ームを全体として所望のビーム形状となるように制御
    し、かつ主偏向器と副偏向器で荷電粒子ビームを偏向し
    て試料上にパターンを描画するマルチビーム方式の露光
    方法において、 露光すべきパターンを、副偏向器の一回の走査で露光で
    きる領域を最大のサイズとするセルストライプ単位に分
    けるステップ(a)と、 セルストライプ単位のパターンデータをメモリに格納す
    るステップ(b)と、 セルストライプの位置を示す位置データを露光すべきパ
    ターンデータが格納されている前記メモリのアドレス情
    報とともに露光する順番にソートするステップ(c)
    と、 前記位置データから主偏向器及び副偏向器の偏向量デー
    タを算出するステップ(d)と、 前記パターンデータ及び前記偏向量データを用いてパタ
    ーンを試料上に描画するステップ(e)とを有すること
    を特徴とする荷電粒子ビーム露光方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(c)は、前記第1の方向
    とほぼ直行する第2の方向において主偏向器で偏向可能
    な領域に相当する幅以下の幅を有するセル領域毎に、セ
    ルストライプの位置データをアドレス情報とともにソー
    トするステップを有することを特徴とする請求項1記載
    の荷電粒子ビーム露光方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(a)は、繰り返し性のあ
    るパターンに対しては、その繰り返しピッチに応じてセ
    ルストライプの大きさを可変することを特徴とする請求
    項1記載の荷電粒子ビーム露光方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(c)は、前記第1の方向
    とほぼ直行する第2の方向において主偏向器の偏向可能
    領域に相当する幅以下の幅を有するセル領域内で、試料
    上で前記第2の方向に蛇行しながら前記第1の方向に走
    査される荷電粒子ビームで順番に走査されるように、セ
    ルストライプの位置データをアドレス情報とともにソー
    トするステップを有することを特徴とする請求項1記載
    の荷電粒子ビーム露光方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(c)は、 前記第1の方向とほぼ直行する第2の方向において主偏
    向器の偏向可能領域に相当する幅以下の幅を有するセル
    領域毎に、セルストライプの位置データを第1の方向の
    位置データの値によってソートするステップ(c−1)
    と、 セルストライプの位置データを第2の方向の位置データ
    の値によってソートするステップ(c−2)とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム露光方
    法。
  6. 【請求項6】 前記セル領域の第1の方向の幅は、試料
    上に露光する1つのチップの大きさに相当することを特
    徴とする請求項2、4又は5のいずれか一項記載の荷電
    粒子ビーム露光方法。
  7. 【請求項7】 前記セル領域の第1及び第2の方向の幅
    は、主偏向器で偏向可能な領域に相当することを特徴と
    する請求項2、4又は5のいずれか一項記載の荷電粒子
    ビーム露光方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(d)は、 各副偏向領域の中心に荷電粒子ビームを偏向するのに必
    要な偏向量を示す主偏向量データを算出するステップ
    (d−1)と、 該主偏向量データで決定された位置から各セルストライ
    プに荷電粒子ビームを偏向するのに必要な偏向量を示す
    副偏向量データを算出するステップ(d−2)とを有す
    ることを特徴とする請求項2、4又は5のいずれか一項
    記載の荷電粒子ビーム露光方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(a)は、複数のセルスト
    ライプの重なりを許すようにセルストライプ単位に分け
    るステップを有することを特徴とする請求項1記載の荷
    電粒子ビーム露光方法。
  10. 【請求項10】 前記ステップ(a)は、繰り返し性の
    ないパターンに対しては、所定の大きさのセルストライ
    プで該繰り返し性のないパターンを分けるステップを有
    することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム露
    光方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(a)は、繰り返し性の
    あるパターンと、異なる繰り返しピッチの繰り返し性の
    あるパターンと、繰り返し性のないパターンとのいずれ
    かが重なっている場合には、重なっている部分を含むセ
    ルストライプを設定することを特徴とする請求項1記載
    の荷電粒子ビーム露光方法。
  12. 【請求項12】 前記ステップ(d)は、露光開始前に
    全ての偏向量データを算出するステップを有することを
    特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム露光方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップ(d)は、露光中に露光
    すべきパターンに関する偏向量データを算出するステッ
    プを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビ
    ーム露光方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(e)は更に、パターン
    データからドット単位のドットデータを生成して、該ド
    ットデータをブランキングアパーチャアレイに出力する
    ステップを有することを特徴とする請求項1記載の荷電
    粒子ビーム露光方法。
  15. 【請求項15】 試料が搭載されたステージを第1の方
    向に連続的に移動させながら、複数形成された荷電粒子
    ビームを全体として所望のビーム形状となるように制御
    し、かつ主偏向器と副偏向器で荷電粒子ビームを偏向し
    て試料上にパターンを描画するマルチビーム方式の露光
    システムにおいて、 露光すべきパターンを、副偏向器の一回の走査で露光で
    きる領域を最大のサイズとするセルストライプ単位に分
    ける第1の手段と、 セルストライプ単位に異なるパターンのパターンデータ
    をメモリに格納する第2の手段と、 セルストライプの位置を示す位置データを露光すべきパ
    ターンデータが格納されている前記メモリのアドレス情
    報とともに露光する順番にソートする第3の手段と、 前記位置データから主偏向器及び副偏向器の偏向量デー
    タを算出する第4の手段と、 前記パターンデータ及び前記偏向量データを用いてパタ
    ーンを試料上に描画する第5の手段とを有することを特
    徴とする荷電粒子ビーム露光システム。
  16. 【請求項16】 前記第3の手段は、前記第1の方向と
    ほぼ直行する第2の方向において主偏向器で偏向可能な
    領域に相当する幅以下の幅を有するセル領域毎に、セル
    ストライプの位置データをアドレス情報とともにソート
    する手段を有することを特徴とする請求項15記載の荷
    電粒子ビーム露光システム。
  17. 【請求項17】 前記第1の手段は、繰り返し性のある
    パターンに対しては、その繰り返しピッチに応じてセル
    ストライプの大きさを可変することを特徴とする請求項
    15記載の荷電粒子ビーム露光システム。
  18. 【請求項18】 前記第3の手段は、前記第1の方向と
    ほぼ直行する第2の方向において主偏向器の偏向可能領
    域に相当する幅以下の幅を有するセル領域内で、試料上
    を前記第2の方向に蛇行しながら前記第1の方向に走査
    される荷電粒子ビームで順番に走査されるように、セル
    ストライプの位置データをアドレス情報とともにソート
    する手段を有することを特徴とする請求項15記載の荷
    電粒子ビーム露光システム。
  19. 【請求項19】 前記第3の手段は、前記第1の方向と
    ほぼ直行する第2の方向において主偏向器の偏向可能領
    域に相当する幅以下の幅を有するセル領域毎に、セルス
    トライプの位置データを第1の方向の位置データの値に
    よってソートし、セルストライプの位置データを第2の
    方向の位置データの値によってソートする手段を有する
    ことを特徴とする請求項15記載の荷電粒子ビーム露光
    システム。
  20. 【請求項20】 前記セル領域の第1の方向の幅は、試
    料上に露光する1つのチップの大きさに相当することを
    特徴とする請求項16、18又は19のいずれか一項記
    載の荷電粒子ビーム露光システム。
  21. 【請求項21】 前記セル領域の第1及び第2の方向の
    幅は、主偏向器で偏向可能な領域に相当することを特徴
    とする請求項16、18又は19のいずれか一項記載の
    荷電粒子ビーム露光システム。
  22. 【請求項22】 前記第4の手段は、各副偏向領域の中
    心に荷電粒子ビームを偏向するのに必要な偏向量を示す
    主偏向量データを算出し、該主偏向量データで決定され
    る位置から各セルストライプに荷電粒子ビームを偏向す
    るのに必要な偏向量を示す副偏向量データを算出する手
    段を有することを特徴とする請求項16、18又は19
    のいずれか一項記載の荷電粒子ビーム露光システム。
  23. 【請求項23】 前記第1の手段は、複数のセルストラ
    イプの重なりを許すようにセルストライプ単位に分ける
    手段を有することを特徴とする請求項15記載の荷電粒
    子ビーム露光システム。
  24. 【請求項24】 前記第1の手段は、繰り返し性のない
    パターンに対しては、所定の大きさのセルストライプで
    該繰り返し性のないパターンを分ける手段を有すること
    を特徴とする請求項15記載の荷電粒子ビーム露光シス
    テム。
  25. 【請求項25】 前記第1の手段は、繰り返し性のある
    パターンと、異なる繰り返しピッチの繰り返し性のある
    パターンと、繰り返し性のないパターンとのいずれかが
    重なっている場合には、重なっている部分を含むセルス
    トライプを設定することを特徴とする請求項15記載の
    荷電粒子ビーム露光システム。
  26. 【請求項26】 前記第4の手段は、露光開始前に全て
    の偏向量データを算出する手段を有することを特徴とす
    る請求項15記載の荷電粒子ビーム露光システム。
  27. 【請求項27】 前記第4の手段は、露光中に露光すべ
    きパターンに関する偏向量データを算出する手段を有す
    ることを特徴とする請求項15記載の荷電粒子ビーム露
    光システム。
  28. 【請求項28】 前記第5の手段は更に、パターンデー
    タからドット単位のドットデータを生成して、該ドット
    データをブランキングアパーチャアレイに出力する手段
    を有することを特徴とする請求項15記載の荷電粒子ビ
    ーム露光システム。
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