JPH071906Y2 - 遠隔制御用端末器 - Google Patents

遠隔制御用端末器

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JPH071906Y2
JPH071906Y2 JP1643389U JP1643389U JPH071906Y2 JP H071906 Y2 JPH071906 Y2 JP H071906Y2 JP 1643389 U JP1643389 U JP 1643389U JP 1643389 U JP1643389 U JP 1643389U JP H071906 Y2 JPH071906 Y2 JP H071906Y2
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敏昭 時実
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、遠隔制御用端末器に関するものである。
[従来の技術] 従来、遠隔監視制御システムとして、中央制御装置と、
固有アドレスを有する複数の端末器とを一対の信号線で
接続し、中央制御装置から各端末器をアクセスしてデー
タを時分割多重伝送するようにしたものがあり、遠隔制
御用端末器は、中央制御装置から時分割多重伝送される
伝送信号を受信し、伝送信号にて伝送される制御データ
に基づいて負荷制御用リレーを駆動するようになってい
た。また、制御用端末器のケース上面にはアドレス設定
スイッチおよび信号線接続用および負荷接続用端子台が
設けられていた。また、ケース上面のアドレス設定スイ
ッチおよび負荷接続用端子を覆うカバーは、ねじによっ
て固定されていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、カバーがねじ
固定されていたので、カバーの着脱にドライバーのよう
な治具を必要とし、固有アドレスの設定変更、負荷の接
続変更時におけるカバーの着脱が面倒になるという問題
があった。そこで、カバーをケースに係合する係合手段
を設けることにより、カバーの着脱を容易にすることが
考えられるが、従来の係合手段にあっては、カバー側面
を持って着脱するようになっているので、複数の遠隔制
御用端末器を連設した場合(例えば、分電盤内に列設し
た場合)においてケース側面に手が入らなくなり、端末
器を取り外してカバーを着脱しなければならなくなると
いう問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、治具を用いることなくカバーの着脱
が容易に行え、しかも連設した場合にあってもカバーの
着脱が容易に行える遠隔制御用端末器を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案の遠隔制御用端末器は、中央制御装置から時分割
多重伝送される伝送信号を受信し、伝送信号にて伝送さ
れる制御データに基づいて負荷制御用リレーを駆動する
遠隔制御用端末器であって、端末器回路が収納されるケ
ースの上面の中央部に固有アドレスを設定するアドレス
設定スイッチを設けるとともに、両端部に信号線接続用
および負荷接続用端子台を突設し、上記ケースの上面の
アドレス設定スイッチおよび負荷接続用端子を覆うカバ
ーを覆着した遠隔制御用端末器において、負荷接続用端
子台のアドレス設定スイッチ側の側面に形成された第1
の係合部に係合する係合爪を具備した第1の係合脚を上
記カバーの下面に突設するとともに、上記ケース上面に
設けられた第2の係合部に係合する係合爪を具備した第
2の係合脚を上記カバーの信号線接続用端子台側の端部
を下方に切り起こすように湾曲形成し、上記カバーの中
央部にカバー着脱時に指が挿入される指挿入孔を設けた
ものである。
[作用] 本考案は上述のように構成されており、ケースの上面の
アドレス設定スイッチおよび負荷接続用端子を覆うカバ
ーを覆着した遠隔制御用端末器において、カバーの下面
に負荷接続用端子台のアドレス設定スイッチ側の側面に
形成された第1の係合部に係合する係合爪を具備した第
1の係合脚を上記カバーの下面に突設するとともに、上
記ケース上面に設けられた第2の係合部に係合する係合
爪を具備した第2の係合脚を上記カバーの信号線接続用
端子台側の端部を下方に切り起こすように湾曲形成し、
上記カバーの中央部にカバー着脱時に指が挿入される指
挿入孔を設けたものであり、カバーの中央部に形成され
た指挿入孔に親指を挿入し、人差し指にて第2の係合脚
を内方へ撓ませるようにして係合爪と第2の係合部との
係合および離脱を行えばよく、カバーを上方から容易に
着脱できるようになっており、治具を用いることなくカ
バーの着脱が容易に行え、しかも、複数の制御用端末器
を連設した場合にあっても、カバーの着脱が上方から容
易に行えるようになっている。
[実施例] 第1図は本考案に係る制御用端末器3を用いた遠隔監視
制御システムの概略構成を示すもので、中央制御装置1
と、固有アドレスが設定された複数の監視用端末器2、
制御用端末器3、ワイヤレス中継用端末器7、外部制御
用端末器8およびパターン設定用端末器9が一対の信号
線4にて接続されており、中央制御装置1から信号線4
に送出される伝送信号Vsは、第2図(a)に示すよう
に、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、信号モ
ードを示すモードデータ信号MD、端末器2,3,7〜9を呼
び出す8ビットのアドレスデータを伝送するアドレスデ
ータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する制御データを伝送す
る制御データ信号CD、チェックサムデータ信号CSおよび
端末器2,3,7〜9からの返送期間を設定する返送待機信
号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが伝送されるようになって
いる。各端末器2,3,7〜9では、信号線4を介して受信
された伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固有アドレ
スデータとが一致したときその伝送信号Vsの制御データ
を取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号WTに同
期して監視データ信号を電流モード信号(信号線4間を
適当な低インピーダンスを介して短絡して送出される信
号)として返送するようになっている。また、中央制御
装置1には、モードデータ信号MDをダミーモードとした
ダミー伝送信号を常時送出するダミー信号送信手段と、
いずれかの監視用端末器2あるいはワイヤレス中継端末
器7、外部制御用端末器8、パターン設定用端末器9か
ら返送された第2図(b)に示すような割り込み信号Vi
が受信されたとき、割り込み発生端末器2,7〜9を検出
して該端末器2,7〜9をアクセスして監視データを返送
させる割り込み処理手段とが設けられている。また、中
央制御装置1では、上述のようにして監視用端末器2あ
るいはワイヤレス中継端末器7、外部制御用端末器8、
パターン設定用端末器9から中央制御装置1に返送され
た監視データに基いて対応する負荷L1〜L4を制御する制
御用端末器3に伝送する制御データを作成するととも
に、その制御データを信号線4を介して当該制御用端末
器3に時分割多重伝送して負荷L1〜L4を制御するように
なっている。
ワイヤレス中継端末器7は、光ワイヤレス発信器Y、光
ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス用信号線4aよりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発信器Yから発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器Xにて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス用信号線4aを介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置1に転送するようになっている。ま
た、外部制御用端末器8は外部制御装置8aからのデータ
を中央制御装置1に転送する端末器であり、パターン設
定端末器9は、データ入力部9aから入力されるパターン
制御データを中央制御装置1に転送する端末器である。
なお、分電盤6あるいはリレー制御盤6a内に配設される
監視用端末器2および制御用端末器3は、分電盤協約寸
法となっており、その制御出力によって負荷制御用のリ
モコンリレー(手元スイッチによってもオン、オフでき
るようにしたラッチングリレー)5が制御されるように
なっている。
ここに、制御用端末器3は、第7図に示すように、中央
制御装置1から信号線4を介して伝送される伝送信号Vs
を整流平滑して端末回路電源を形成する電源回路20と、
信号処理回路21と、固有アドレスを設定するアドレス設
定部22と、ドライブ回路24と、負荷の制御出力を形成す
るリレー回路25と、監視回路26とで形成されており、信
号処理回路21では、中央制御装置から伝送される伝送信
号Vsを受信し、伝送信号Vsにて伝送されたアドレスデー
タと自己の固有アドレスとが一致した時に制御データを
取り込んでドライブ回路24を介してリレー回路25を制御
するようになっている。また、リレー回路25の動作状態
は監視回路26を介して信号処理回路21に取り込まれ、こ
の監視データは伝送信号Vsにて設定される所定期間に電
流モード信号よりなる返送信号VBとして中央制御装置1
に返送されるようになっている。
また、本考案に係る制御用端末器3のケース30は上ケー
ス30aと下ケース30bとで形成されており、アドレス設定
スイッチSWa,SWb、負荷制御用リレーRYなどの端末器回
路を実装したプリント基板P1,P2が収納されるようにな
っている。また、固有アドレスを設定するアドレス設定
スイッチSWa,SWbは、ケース30上面の中央部に設けら
れ、ケース30上面の両端部には信号線接続用端子台31お
よび負荷接続用端子台32が突設されている。さらにま
た、ケース30上面のアドレス設定スイッチSWa,SWbおよ
び負荷接続用端子台32を覆うカバー33は、負荷接続用端
子台32のアドレス設定スイッチSWa,SWb側の側面に形成
された第1の係合部34に係合する係合爪35aを具備した
第1の係合脚35が下面に突設されるとともに、上記ケー
ス30上面に設けられた第2の係合部36に係合する係合爪
37aを具備した第2の係合脚37を上記カバー33の信号線
接続用端子台31側の端部を下方に切り起こすように湾曲
形成しており、上記カバー33の中央部にはカバー33の着
脱時に指が挿入される指挿入孔38を設けている。実施例
では、第1の係合脚35の係合爪35aを第1の係合部34に
案内する案内溝39が負荷接続用端子台32の側面に設けら
れており、カバー33を装着し易いようになっている。さ
らに、ケース30は、1個モジュールの分電盤協約寸法に
設定されており、長手方向の一端部に信号線接続用端子
台31を設けるとともに、他端部に負荷接続用端子台32を
設けており、分電盤6内に容易に配設できる上、信号線
4および負荷接続線の配線も容易に行えるようになって
いる。図中、31a、32aは接続端子である。
第6図は分電盤6への制御用端末器3の配設状態を示す
もので、1個モジュールの分電盤協約寸法のケース30側
面に設けた凹所53に、盤用連接板50の係合片51および係
合ばね片52が係合され、複数の制御用端末器3が連設で
きるようになっている。
いま、本実施例において、カバー33を着脱する場合に
は、カバー33の中央部に形成された指挿入孔38に親指を
挿入し、人差し指にて第2の係合脚37を内方へ撓ませる
ようにして係合爪37aと第2の係合部36との係合および
離脱を行えばよく、カバー33を上方から容易に着脱でき
るようになっている。したがって、固有アドレスの変
更、負荷接続線の接続変更などを行う際に、治具を用い
ることなくカバー33の着脱が容易に行え、しかも、第6
図に示すように、分電盤6内に複数の制御用端末器3を
連設した場合にあっても、制御用端末器3を取り外すこ
となくカバー33の着脱が上方から容易に行えるようにな
っている。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されており、ケースの上面の
アドレス設定スイッチおよび負荷接続用端子を覆うカバ
ーを覆着した遠隔制御用端末器において、カバーの下面
に負荷接続用端子台のアドレス設定スイッチ側の側面に
形成された第1の係合部に係合する係合爪を具備した第
1の係合脚を上記カバーの下面に突設するとともに、上
記ケース上面に設けられた第2の係合部に係合する係合
爪を具備した第2の係合脚を上記カバーの信号線接続用
端子台側の端部を下方に切り起こすように湾曲形成し、
上記カバーの中央部にカバー着脱時に指が挿入される指
挿入孔を設けたものであり、カバーの中央に形成された
指挿入孔に親指を挿入し、人差し指にて第2の係合脚を
内方へ撓ませるようにして係合爪と第2の係合部との係
合および離脱を行えばよく、カバー33を上方から容易に
着脱できるようになっており、治具を用いることなくカ
バーの着脱が容易に行え、しかも、複数の制御用端末器
を連設した場合にあっても、カバーの着脱が上方から容
易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の制御用端末器を用いた遠隔監視制御シ
ステムの概略構成図、第2図は同上の動作説明図、第3
図は本考案一実施例の分解斜視図、第4図は同上の要部
断面図、第5図は同上の要部側面図、第6図は同上の配
設状態を示す斜視図、第7図は同上のブロック回路図で
ある。 1は中央制御装置、2は監視用端末器、3は制御用端末
器、4は信号線、30はケース、31は信号線接続用端子
台、32は負荷接続用端子台である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置から時分割多重伝送される伝
    送信号を受信し、伝送信号にて伝送される制御データに
    基づいて負荷制御用リレーを駆動する遠隔制御用端末器
    であって、端末器回路が収納されるケースの上面の中央
    部に固有アドレスを設定するアドレス設定スイッチを設
    けるとともに、両端部に信号線接続用および負荷接続用
    端子台を突設し、上記ケースの上面のアドレス設定スイ
    ッチおよび負荷接続用端子を覆うカバーを覆着した遠隔
    制御用端末器において、負荷接続用端子台のアドレス設
    定スイッチ側の側面に形成された第1の係合部に係合す
    る係合爪を具備した第1の係合脚を上記カバーの下面に
    突設するとともに、上記ケース上面に設けられた第2の
    係合部に係合する係合爪を具備した第2の係合脚を上記
    カバーの信号線接続用端子台側の端部を下方に切り起こ
    すように湾曲形成し、上記カバーの中央部にカバー着脱
    時に指が挿入される指挿入孔を設けたことを特徴とする
    遠隔制御用端末器。
  2. 【請求項2】第1の係合脚の係合爪を第1の係合部に案
    内する案内溝を負荷接続用端子台の側面に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の遠隔制御用端末器。
  3. 【請求項3】端末器回路が収納されるケースを1個モジ
    ュールの分電盤協約寸法に設定し、長手方向の一端部に
    信号線接続用端子台を設けるとともに、他端部に負荷接
    続用端子台を設けたことを特徴とする請求項1記載の遠
    隔制御用端末器。
JP1643389U 1989-02-15 1989-02-15 遠隔制御用端末器 Expired - Lifetime JPH071906Y2 (ja)

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JPH02108491U JPH02108491U (ja) 1990-08-29
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