JPH071905Y2 - 遠隔制御用端末器 - Google Patents

遠隔制御用端末器

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JPH071905Y2
JPH071905Y2 JP16263688U JP16263688U JPH071905Y2 JP H071905 Y2 JPH071905 Y2 JP H071905Y2 JP 16263688 U JP16263688 U JP 16263688U JP 16263688 U JP16263688 U JP 16263688U JP H071905 Y2 JPH071905 Y2 JP H071905Y2
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terminal
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terminal plate
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芳徳 山田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、時分割多重伝送により伝送された信号に応じ
て負荷を制御する遠隔制御用端末器に関するものであ
り、特に照明器具に内蔵される遠隔制御用端末器に関す
るものである。
[従来の技術] この種の遠隔制御用端末器を用いた遠隔監視制御システ
ムとして、中央制御装置と、固有アドレスを有する複数
の端末器とを一対の信号線で接続し、中央制御装置から
各端末器をアクセスしてデータを時分割多重伝送するよ
うにしたものがある。
従来のこの種の制御用端末器は、負荷としての照明器具
内に配置されるものであり、第7図に示す端子台11と、
第8図に示すリレーユニット21との分離型であった。端
子台11は第7図に示すように、上面に位置決め用の突起
12が2つ突設されていて、照明器具内に直接取り付けら
れるものである。また、端子台11の中央にはねじ挿通用
の穴13が穿孔されており、端子台11の下面にはリレーユ
ニット21の栓刃が挿入される栓刃挿入口14,15が2組設
けられている。また、端子台11の下面の一方には信号線
が接続される一対の信号端子部16が形成され、他方には
負荷が接続される出力端子部17が形成されている。
第8図に示すリレーユニット21は中央制御装置との伝送
信号の授受を行なうと共に、制御データに基づいて照明
器具の点滅等の制御を行なう制御回路が実装されてい
る。リレーユニット21の上面には信号用の栓刃22が一対
突設され、また負荷用の栓刃23が一対突設されている。
両側には弾性を有する係止片24が形成されており、端子
台11の下面に形成された係合凹所18に係合して、リレー
ユニット21を端子台11に着脱自在に装着できるようにな
っている。また、リレーユニット21の下面には、制御用
端末器としての固有アドレスを設定するためのアドレス
設定部25が設けてある。更に、リレーユニット21の上面
にはボス26が突設されていて、端子台11に装着したとき
に、端子台11の孔19に挿入し、端子台11の内部の出力端
子部17間を短絡している短絡バーを開離するようになっ
ている。つまり、リレーユニット21を端子台11に装着し
ない時は、端子台11の端子部17間を短絡して、照明器具
自体で操作でき、リレーユニット21を装着した時は、遠
隔制御されるようになっているものである。
[考案が解決しようとする課題] 従来例のプラグイン式の制御用端末器では、端子台11と
リレーユニット21との分離型であるため、全体の形状が
大きくなるという問題がある。また、端子台11の取付
は、照明器具に予め突起12が挿入される回転止め用の穴
を2つと、ねじ固定用の穴を1つ加工しなければならな
いという問題がある。また、照明器具の裏側よりねじ止
めしなければならず、施工が困難であるという問題があ
った。更に、両従来例共に結線方式は端子ねじ式である
ために、結線に時間がかかるという問題があった。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、結
線を容易にすると共に、小型化することを目的とした遠
隔制御用端末器を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、制御等端末器を1つのケースで一体構成し、
このケースの両端に信号線と負荷が接続される端子部を
形成すると共に、挿入した導体と接触接続する端子板
と、この端子板と並設され端子板に導体を押圧して接触
させる鎖錠バネと、この鎖錠バネを端子板とは反対側に
押接して端子板と導体とを開離させる解除釦とで上記端
子部を構成し、ケースの裏面に器具への取付手段を設け
たものである。
また、取付手段としてケースの裏面にマグネットを設け
ている。
[作用] しかして、本考案は、1つのケースで一体構成して小型
化を図り、また、端子板と鎖錠バネと解除釦とで結線を
容易にしている。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。ま
ず、制御用端末器が用いられ、時分割多重伝送により監
視制御を行なう遠隔監視制御装置の概略構成を説明す
る。第5図及び第6図において、中央制御装置1と、固
有アドレスが設定され操作スイッチS1,S2…を監視する
複数の監視用端末器2と、負荷L1,L2…を制御する制御
用端末器3と、ワイヤレス中継用端末器7と、外部イン
ターフェイス端末器8と、パターン設定用端末器9とが
一対の信号線4にて接続されている。中央制御装置1か
ら信号線4に送出される伝送信号Vsは、第6図(a)に
示すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号S
T、信号モードを示すモードデータ信号MD、端末器2,3,7
〜9を呼び出す8ビットのアドレスデータを伝送するア
ドレスデータ信号AD、負荷L1,L2…を制御する制御デー
タを伝送する制御データ信号CD、チェックサムデータ信
号CS及び端末器2,3,7〜9からの返送期間を設定する返
送待機信号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号
であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるよう
になっている。
各端末器2,3,7〜9では、信号線4を介して受信された
伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固有アドレスデー
タとが一致したとき、その伝送信号Vsの制御データを取
り込むと共に、伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して
監視データ信号を電流モード信号(信号線4間を適当な
低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)と
して返送するようになっている。また、中央制御装置1
には、モードデータ信号MDをダミーモードとしたダミー
伝送信号を常時送出するダミー信号送信手段と、いずれ
かの監視用端末器2あるいはワイヤレス中継端末器7、
外部インターフェイス端末器8、パターン設定用端末器
9から返送された第6図(b)に示すような割り込み信
号Viが受信されたとき、割り込み発生端末器2,7〜9を
検出して該端末器2,7〜9をアクセスして監視データを
返送させる割り込み処理手段とが設けられている。
また、中央制御装置1では、上述のようにして監視用端
末器2あるいはワイヤレス中継端末器7、外部インター
フェイス端末器8、パターン設定用端末器9から中央制
御装置1に返送された監視データに基づいて対応する負
荷L1,L2…を制御する制御用端末器3に伝送する制御デ
ータを作成すると共に、その制御データを信号線4を介
して当該制御用端末器3に時分割多重伝送して負荷L1
L2…を制御するようになっている。
ワイヤレス中継端末器7は、光ワイヤレス発信器X、光
ワイヤレス受信器Y及びワイヤレス用信号線4aよりなる
光ワイヤレスシステムのデータ中継を行なう端末器であ
り、光ワイヤレス発信器Xから発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器Yにて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス用信号線4aを介して受信すると共に、このデータ
を中央制御装置1に転送するようになっている。また、
外部インターフェイス端末器8は、外部制御装置8aとの
間でデータ伝送を行なう端末器であり、パターン設定端
末器9は、データ入力部9aから入力されるパターン制御
データを中央制御装置1に転送する端末器である。尚、
分電盤6あるいはリレー制御盤6a内に配設される監視用
端末器2及び制御用端末器3は、分電盤協約寸法となっ
ており、その制御出力によって後述する負荷制御用のリ
モコンリレーが制御されるようになっている。
第1図は照明器具に内蔵される制御用端末器3の分解斜
視図を、第2図は斜視図を夫々示している。ボデイ31に
伝送モジュール32を配設し、その上からカバー33にて覆
設するようにしている。尚、ボデイ31とカバー33とでケ
ースを構成し、ケースにて制御用端末器3を非分離型と
している。伝送モジュール32のプリント板36には、負荷
である照明器具を制御するリレー37と、アドレス設定用
のスイッチ38と、負荷切替用のスイッチ39とが実装され
ている。また、プリント板36の一方には信号側の端子部
34が挿入される穴40が穿孔してあり、他方には負荷側の
端子部35が挿入される穴41が穿孔してある。カバー33の
側壁には凹所42が形成されていて、ボデイ31の側面に突
設した突起43と係合することで、カバー33がボデイ31に
嵌合されるようになっている。また、カバー33の上面に
はスイッチ38,39が夫々臨む開口部44,45が形成してあ
る。
カバー33の両端には接続用開口部46,47が形成されてい
て、これら接続用開口部46,47に信号線と接続される端
子部34と負荷と接続される端子部35とが臨むように配設
されるようになっている。信号線が接続される端子部34
は、信号線の導体と接触接続する一対の端子板48と、導
体を端子板48に弾発付勢する一対の鎖錠バネ49と、鎖錠
バネ49を端子板48とは反対側に付勢して信号線の導体と
端子板48との接触を開離させる解除釦50と、これら部材
を納装する熱硬化性樹脂からなるケース51とで構成され
ている。そして、端子板48の垂下片48aがプリント板36
の穴40に挿入し、回路パターンと接続される。ケース51
の上面には円形の穴52が穿孔されていて、この穴52に信
号線の導体を挿入して、端子板48と接触接続するように
なっている。また、解除釦50操作用の穴53も穿孔されて
いる。また、負荷側の端子部35も同様に構成されてい
る。
信号線や負荷との接続は、以下のように行なう。導体を
ケース51の穴52に挿入すると、導体は端子板48と鎖錠バ
ネ49との間に挿入され、鎖錠バネ49の付勢力にて導体が
付勢されて、端子板48と接触接続される。従って、結線
は信号線や負荷側の導体をケース51の穴52に挿入するだ
けで接続されることになる。また、導体を外す場合に
は、穴53にドライバ等の先端部を挿入して解除釦50を押
接することで、鎖錠バネ49が端子板48から離れて導体へ
の付勢力を解除し、導体を引き抜けば、導体を容易に外
すことができる。
更に、ボデイ31の裏面にはマグネット54が取着してあ
り、照明器具の金属部へ容易に固定できるようにしてい
る。従って、このマグネット54により照明器具への取付
がワンタッチで行なうことができる。尚、本実施例では
従来のようにプラグイン式でないため、引き抜き力が加
わらないので、ねじ止めが不要であり、マグネット54の
吸引力で充分である。また、制御用端末器3全体の大き
さは、従来のリレーユニット21と同じ大きであり、従来
のように分離していないため、小型に構成することがで
き、スペースの少ない照明器具に取付が可能となる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、制御用端末器を1つのケースで
一体構成し、このケースの両端に信号線と負荷が接続さ
れる端子部を形成すると共に、挿入した導体と接触接続
する端子板と、この端子板と並設され端子板に導体を押
圧して接触させる鎖錠バネと、この鎖錠バネを端子板と
は反対側に押接して端子板と導体とを開離させる解除釦
とで上記端子部を構成し、ケースの裏面に器具への取付
手段を設けたものであるから、従来のように分離型とは
せず、1つのケースで一体構成していることで、且つ、
器具への取付手段をケースの裏面に設けていることで、
全体を小型に形成することでができ、しかも、端子部
を、端子板と鎖錠バネと解除釦とで構成していることに
より、導体の接続または取り外しは導体の抜き差しで行
なえ、結線作業が容易にできる効果を奏するものであ
る。
また、取付手段としてケースの裏面にマグネットを設け
ていることにより、従来のように器具側を加工等の施工
をする必要がなく、制御用端末器を器具がなくにワンタ
ッチで取付が可能なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の分解斜視図、第2図は同上の
斜視図、第3図は同上の要部斜視図、第4図は同上の端
子部の分解斜視図、第5図は遠隔監視制御システムの概
略構成図、第6図は同上の動作説明図、第7図(a)〜
(e)は従来例の端子台の平面図、正面図、右側面図、
左側面図及び底面図、第8図(a)〜(d)は同上のリ
レーユニットの平面図、正面図、側面図及び底面図であ
る。 1は中央制御装置、3は制御用端末器、4は信号線、3
4,35は端子部、48は端子板、49は鎖錠バネ、50は解除
釦、54はマグネットである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置から信号線を介して伝送信号
    を受信して時分割多重伝送される制御データを受信し、
    制御信号を出力する制御用端末器が器具内に装着される
    遠隔制御用端末器において、上記制御用端末器を1つの
    ケースで一体構成し、このケースの両端に信号線と負荷
    が接続される端子部を形成すると共に、挿入した導体と
    接触接続する端子板と、この端子板と並設され端子板に
    導体を押圧して接触させる鎖錠バネと、この鎖錠バネを
    端子板とは反対側に押接して端子板と導体とを開離させ
    る解除釦とで上記端子部を構成し、ケースの裏面に器具
    への取付手段を設けたことを特徴とする遠隔制御用端末
    器。
  2. 【請求項2】上記取付手段をマグネットとしたことを特
    徴とする請求項1記載の遠隔制御用端末器。
JP16263688U 1988-12-15 1988-12-15 遠隔制御用端末器 Expired - Lifetime JPH071905Y2 (ja)

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JP16263688U JPH071905Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 遠隔制御用端末器

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JPH0284488U JPH0284488U (ja) 1990-06-29
JPH071905Y2 true JPH071905Y2 (ja) 1995-01-18

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