JPH07190117A - 防振ゴム用ブラケット - Google Patents

防振ゴム用ブラケット

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JPH07190117A
JPH07190117A JP34730493A JP34730493A JPH07190117A JP H07190117 A JPH07190117 A JP H07190117A JP 34730493 A JP34730493 A JP 34730493A JP 34730493 A JP34730493 A JP 34730493A JP H07190117 A JPH07190117 A JP H07190117A
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JP
Japan
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arc
vibration
fitting
proof rubber
shaped fitting
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JP34730493A
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Ikuo Sasaki
郁夫 佐々木
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来よりも使用材料を節減でき、さらに安価
に提供できると共に、筒状の防振ゴムを容易に嵌着でき
る防振ゴム用ブラケットを提供することを目的とする。 【構成】 金属製の板片1からなる筒状の防振ゴム用ブ
ラケット10であって、円弧状嵌合内周面11eを有し
且つ径に対して対面配置された一対の第1円弧状嵌嵌合
部11およびこの第1の円弧状嵌合部11より短い円弧
長さの第2円弧状嵌合部12と、これ等の間を接続する
第1の接続部13と第2の接続部14とを有し、第1の
接続部13および第2の接続部14は第1の山部13
b、第2の山部14bを有し、第1の円弧状嵌合部に接合
部2が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、円筒状エンジ
ンマウントのように、筒状の該筒面等外周面を備えた防
振ゴムを自動車の車体等に取付けるための防振ゴム用ブ
ラケットに係り、さらに詳しくはかかる防振ゴムの外筒
を嵌着できる内周面を有する防振ゴム用ブラケットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防振ゴム用ブラケットと
しては、実公平3−4844号公報に記載されたものが
知られている。即ち、図6に示すように、従来の防振ゴ
ム用ブラケット40は、一枚の金属板からU字状に形さ
れ、対面する一対の板状部46、、46に互いに同軸の
嵌合穴42、42を備えている。一対の板状部46、4
6の外周縁の相対公する位置に互いに接近する方向へ突
き出して且つ先端面が互いに突き合わされた突片48、
48が一体に設けられ、状部46、46間の間隔を保っ
ている。そして、一対の嵌合穴42、42に、内筒51
と外筒52間弾性体53を介在させ、、一体加硫成形し
た防振ゴム50を嵌着できるように構成されている。し
かしながら、この従来の防振ゴム用ブラケット40は、
突片48、48を必要とするため、この突片48、に相
当する分、金属板の材料が大きくなるという問題を有し
ていた。また、一対の板状部同志46、46が軸方向に
互いに間隔を隔てているため、嵌合穴42、42同志の
軸芯精度が悪くなり、嵌合穴42、42に防振ゴム50
の外筒51を嵌着させる際、外筒51の嵌合穴42、4
2への穴合わせに手間がかかるという問題を有してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み発明されたものであって、従来よりも使用材料
を節減でき、さらに安価に提供できると共に、筒状の防
振ゴムを容易に嵌着できる防振ゴム用ブラケットを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】半発明は上記目的を達成
するために、筒状の防振ゴムを保持するために、該筒状
の防振ゴムの外周面に嵌着可能になした、金属製の板片
からなる筒状の防振ゴム用ブラケットであって、前記筒
状の防振ゴムの前記外周面を部分的に嵌着させるための
円弧状嵌合内周面を有し且つ径に対して対面配置された
一対の第1の円弧状嵌合部および該第1の円弧状嵌合部
の円弧長さより短い円弧長さの第2の円弧状嵌合部と、
該第1の円弧状嵌合と該第2の円弧状嵌合部とを一体に
筒状に接続する。該第1の円弧状嵌合部の周方向一端と
該第2の円弧状嵌合部の周方向一端間に形成された該円
弧状嵌合内周面と同一の仮想周から突出した第1の山部
を有する第1の接続部および該第1の円弧状嵌合部の周
方向他端と該第2の円弧上嵌合部の周方向他端間に形成
された該仮想周から突出した第2の山部を有する第2の
接続部を備え、該第1の円弧状嵌合ウに、前記金属製の
板片の幅方向の両端を互いに突き合わせて設合された接
合部を有することを特徴とする防振ゴム用ブラケットを
構成したものである。
【0005】
【作用】本発明は上述の如く、第1の円弧状嵌合部に金
属製の板片の幅方向の両端を互いに突き合わせて接合さ
れた接合部を備えているので、筒状のブラケットが構成
可能となり、且つ第1の円弧状嵌合部と第2の円弧状嵌
合部が径に対して対面して形成されているので、防振ゴ
ムの外筒をこれ等第1の円弧状嵌合と第2の円弧状嵌部
との間に容易に且つ強固に保持することができる。ま
た、第1の円弧状嵌合う部と第2の円弧状嵌合部を接続
する第1の接続部および第2の接続部が筒状防振ゴムの
外周面を部分的に嵌着させるための円弧状嵌合内周面と
同一の仮想周から突出されているので、これ等第1の接
続部および第2の接続部に、自動車の車体等被支持体に
当接する座部を形成することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図において10が図3に示めす1片の金
属製の板片1から筒状に形成された防振ゴム用ブラケッ
トであり、図4ないし図5に示すように、内筒21と外
筒22間にゴム弾性体23を配置して一体的に加硫成形
された円筒形防振ゴム20がこの防振ゴム用ブラケット
10内に保持されていて、自動車の車体等に防振ゴム用
ブラケット10が取付けられることになる。
【0007】防振ゴム用ブラケット10は、防振ゴム2
0の外筒22の外周面が部分的に効率的嵌合して保持で
きるように、円弧状嵌合内周面をもつ直径に対して対象
に対面する第1の円弧状嵌合部11と第2の円弧状嵌合
部12とが形成されている。
【0008】第1の円弧状嵌合部11は、図3に示すよ
うな鋼板等の金属製の板片1の幅方向の両端面1a、1b
を、図2に示すように周方向に互いに湾曲せしめて幅方
向両端1a、1bを突き合わせて抵抗溶接等によって接合
された接合部2を施し、半円筒状に形成されている。
【0009】一方、第2の円弧状嵌合部12は金属製の
板片1の幅方向の中央部を円弧状に曲げ加工することに
より形成され、その円弧長さは第1の円弧状嵌合部11
の円弧長さより短かくなっている。
【0010】即ち、第2の円弧状嵌合部11の円弧長さ
の方を短かくすることにより、第1の円弧状嵌合部11
の周方向一端11aと第2の円弧状嵌合部12の周方向
一端12a間および第1の円弧状嵌合部11の他多端1
1b、と第2の円弧状嵌合部の他端12b間に、嵌合内周
面11eと同一の仮想周Cから突出した第1の山部13
b、第2の山部14bを有する第1の接続部13および第
2の接続部14が形成されている。
【0011】第1の接続部13は、第1の山部13bに
関連して、第1の円弧状嵌合部11の一端11aから垂
直に延びる第1の延長部13aと、第2の円弧状嵌合部
の一端12aから外方に曲成された第1のリブ部13cを
介して第1の山部13bにつながる自動車の車体等に当
接するための座部13dとで構成されている。
【0012】また、第2の接続部14は、第2の山部1
4bに関連して、第1の円弧状嵌合部11の他端11bか
ら接線方向に延びる第2の延長部14aと、第2の円弧
状嵌合部12の他端12bから外方に曲成された第2の
リブ部14cを介して第2の山部14bにつながる自動車
の車体等に当接するための第2の座部14dとで構成さ
れている。
【0013】なお、鋼板等からなる一定の肉厚の金属製
の板片1の幅方向中央部の他方の幅方向両端に突き出し
た突出部15、16が設けられており、一方の突出部1
5には2個の取付17、18が、他方の突出部16には
1個の取付穴19が施されている。
【0014】従って、これ等突出部15、16を残して
金属製の板片1の幅方向を周方向に沿わせて曲成し、筒
状の防振ゴム用ブラケット10を構成した際、筒状部か
ら軸方向両端から突出した突出部15′、16′が形成
され、この突部部15′、16′にブラケット10を車
体等(図示せず)に取付けるための取付穴17、18、
19が施されていることになる。
【0015】このように突出部15′、16′を設ける
と、車体への取付が容易になるが、突出部15′、1
6′を設けなくても差支えない。この場合、第1の座部
13dや第2の座部14dにかかる取付穴を施すことがで
きる。この実施例では第1の接続部13と第2の接続部
14の形状が異なるが、第1の接続部と第2の接続部を
同じ形状に構成しても差支えない。このように、本発明
は本発明の主旨を逸脱しない範囲において他の多くの形
態・態様で実施することができる。
【0016】なお、突出部15′、16′の外周縁部に
は適歩宜折曲げて形成されたフランジ部151、15
2、161、162を備えている。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、従来よりも使用材料を
節減でき、さらにかかる防振ゴム用ブラケットを安価に
提供でき、且つ防振ゴムを容易に且つ効果的に嵌着する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振ゴム用ブラケットの平面図。
【図2】図1のX−X線に沿った断面図。
【図3】金属製の板片の平面図。
【図4】図1の防振ゴム用ブラケットに筒状の防振ゴム
を嵌着した状態を示す破砕断面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】従来例を説明する斜視図。
【符号の説明】
1:金属製の板片 2:接合部 10:防しんゴム用ブラケット 11:第1の円弧状嵌合部 11e:嵌合内周面 12:第2の円弧状接合部 13:第1の接続部 14:第2の接続部 C:円弧状嵌合内周面と同一仮想周
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 防振ゴム用ブラケット
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、筒状の防振ゴムを保持するために、該筒状
の防振ゴムの外周面に嵌着可能になした、金属製の板片
からなる筒状の防振ゴム用ブラケットであって、前記筒
状の防振ゴムの前記外周面を部分的に嵌着させるための
円弧状嵌合内周面を有し且つ径に対して対面配置された
一対の第1の円弧状嵌合部および該第1の円弧状嵌合部
の円弧長さより短い円弧長さの第2の円弧状嵌合部と、
該第1の円弧状嵌合と該第2の円弧状嵌合部とを一体に
筒状に接続するために、該第1の円弧状嵌合部の周方向
一端と該第2の円弧状嵌合部の周方向一端間に形成され
た該円弧状嵌合内周面と同一の仮想周から突出した第1
の山部を有する第1の接続部および該第1の円弧状嵌合
部の周方向他端と該第2の円弧上嵌合部の周方向他端間
に形成された該仮想周から突出した第2の山部を有する
第2の接続部を備え、該第1の円弧状嵌合ウに、前記金
属製の板片の幅方向の両端を互いに突き合わせて設合さ
れた接合部を有することを特徴とする防振ゴム用ブラケ
ットを構成したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の防振ゴムを保持するために該筒状
    の防振ゴムの外周面に嵌着可能になった、金属製の板片
    からなる筒状の防振ゴム用ブラケットであって、 前記筒状の防振ゴムの前記外周面を部分的に嵌着させる
    ための円弧状嵌合内周面を有し且つ径に対して対面配置
    された一対の第1の円弧状嵌合部および該第1の円弧状
    嵌合部の円弧長さより短い円弧長さの第2の円弧状嵌合
    部と、 該第1の円弧状嵌合と該第2の円弧状嵌合部とを一体に
    筒状に接続する。該第1の円弧状嵌合部の周方向一端と
    該第2の円弧状嵌合部の周方向一端間に形成された該円
    弧嵌合内周面と同一の仮想周から突出した第1の山部を
    有する第1の接続部および該第1の円弧状嵌合部の周方
    向他端と該第2の円弧状嵌合部の周方向他端間に形成さ
    れた該仮想周から突出した第2の山部を有する第2の接
    続部とを備え、 該第1の円弧状嵌合部に、前記金属製の板片の幅方向の
    両端を互いに突き合わせて接合された接合部を有するこ
    とを特徴とする防振ゴム用ブラケット。
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