JPH08177917A - 筒型防振マウント - Google Patents

筒型防振マウント

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Publication number
JPH08177917A
JPH08177917A JP32344094A JP32344094A JPH08177917A JP H08177917 A JPH08177917 A JP H08177917A JP 32344094 A JP32344094 A JP 32344094A JP 32344094 A JP32344094 A JP 32344094A JP H08177917 A JPH08177917 A JP H08177917A
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JP
Japan
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mount
pair
rod
axis
shaft member
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Pending
Application number
JP32344094A
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English (en)
Inventor
Noboru Arakawa
昇 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP32344094A priority Critical patent/JPH08177917A/ja
Publication of JPH08177917A publication Critical patent/JPH08177917A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • B60G2204/4104Bushings having modified rigidity in particular directions
    • B60G2204/41042Bushings having modified rigidity in particular directions by using internal cam surfaces

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アウタ筒金具の内周面に突設されたアウタ側
突起に対向配置されて、該アウタ側突起との対向傾斜面
によって分力作用を発揮するインナ側突起を、インナ軸
部材に対して容易に且つ高精度に形成出来る筒型防振マ
ウントの提供。 【構成】 棒状部材18に対して装着孔52を、該棒状
部材の中心軸に対して所定角度傾斜して貫設し、該装着
孔52において、かかる棒状部材18をインナ軸部材1
2に圧入して取り付けた。そして、棒状部材18におけ
る中心軸と装着孔52との傾斜方向両側の外周面をそれ
ぞれインナ軸部材12から傾斜させて突出させることに
より、一対のインナ側突起20,22を、インナ軸部材
12の軸方向に互いにずらせて形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車のサスペンションブッシ
ュやサスペンションメンバマウント等として好適に用い
られる筒型防振マウントに係り、特にマウント軸方向お
よび軸直角方向の何れか一方向への荷重が入力された
際、マウント軸方向および軸直角方向の何れか他方向へ
の分力が生ぜしめられるようにした筒型防振マウントに
関するものである。
【0002】
【背景技術】軸直角方向に互いに所定距離を隔てて配さ
れたインナ軸金具とアウタ筒金具とを、それらの間に介
装されたゴム弾性体によって弾性的に連結せしめてなる
構造を有し、振動伝達系を構成する部材間に介装される
筒型防振マウントの一種として、従来から、独国特許明
細書第2838391号等に開示されているように、イ
ンナ軸金具側およびアウタ筒金具側からそれぞれ軸直角
方向に突出し、ゴム弾性体を間に介して略平行な傾斜面
をもって互いに対向せしめられるインナ側突起およびア
ウタ側突起を設けたものが知られている。
【0003】このような構造の筒型防振マウントにおい
ては、インナ軸金具とアウタ筒金具との間に、マウント
軸方向(インナ軸金具およびアウタ筒金具の軸方向に相
当する方向をいう。以下、同じ)および軸直角方向の何
れか一方向への荷重が入力された際、インナ側突起およ
びアウタ側突起の対向傾斜面における分力作用によっ
て、インナ軸金具とアウタ筒金具とに対して、軸方向お
よび軸直角方向の何れか他方向への応力が及ぼされる。
それ故、例えば、前記独国特許明細書第2838391
号にも記載されているように、かかる筒型防振マウント
を、自動車におけるトレーリングアームのサスペンショ
ンメンバへの取付部位等に介装されるサスペンションブ
ッシュや、サスペンションメンバの車体側への取付部位
に介装されるサスペンションメンバマウントなどに利用
することにより、車両旋回時における後輪トー角変化を
調節して横力コンプライアンスステアを抑制したり適度
なアンダステアを実現すること、或いは車両旋回時にお
けるロール変位を抑制したりすることが出来るのであ
る。
【0004】ところで、かくの如き筒型防振マウントに
おいては、一般に、マウントに要求されるばね定数等に
よってインナ側突起とアウタ側突起の対向面間距離(即
ち、対向面間に介装されたゴム弾性体の厚さ)が決ま
り、また、マウントに要求される分力作用(即ち、入力
荷重に対して、それに直交する方向に生ぜしめられる出
力の大きさ)等によってインナ側突起とアウタ側突起の
傾斜角度や傾斜面長さが決まる。また、一般に、アウタ
筒金具の外径寸法は、アウタ筒金具が装着されるべき被
連結体に設けられたマウント装着孔の大きさによって決
定される。
【0005】そのために、例えば、図8に示されている
如く、各一対のインナ側突起2,2とアウタ側突起4,
4をそれぞれマウント軸方向の同一位置に形成して対向
位置させた単純な構造を採用すると、マウントに要求さ
れるばね定数や分力作用等の特性を達成するためにマウ
ント外径を大きくせざるを得ず、規格寸法内で要求特性
を実現することが極めて難しくなる。なお、図8中、6
はインナ軸金具,7はアウタ筒金具であり、8はゴム弾
性体である。そこで、前記独国特許明細書第28383
91号に記載されているように、それぞれ対向位置せし
められるインナ側突起およびアウタ側突起を、インナ軸
金具を挟んだ両側で相互にマウント軸方向にずらせて形
成することが考えられる。
【0006】しかしながら、インナ軸金具を挟んだ両側
でインナ側突起およびアウタ側突起を、軸方向にずらせ
て形成しようとすると、突起の位置決めや切削等の加工
が難しくなるという問題があった。しかも、インナ側突
起乃至はアウタ側突起をマウント軸方向端部乃至は軸方
向端部近くに設けると、ゴム弾性体に対して、該ゴム弾
性体の軸方向端面からインナ側突起乃至はアウタ側突起
の端部に至る亀裂が発生し易く、十分な耐久性を確保し
難いという問題もあった。更に、インナ側突起およびア
ウタ側突起をマウント軸方向両端部に設けると、アウタ
筒金具の開口周縁部に対して位置決め機構や変位量制限
(ストッパ)機構を構成するためのフランジ状部を形成
することが非常に困難となるという不具合もあったので
ある。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、一対のインナ側突起が、インナ軸部材の軸
方向に相互にずれた位置において、傾斜角度や寸法等に
ついての優れた精度をもって容易に形成され得る筒型防
振マウントを提供することにある。
【0008】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、インナ軸部材と該インナ軸
部材の外方に所定距離を隔てて配されたアウタ筒部材と
を、それらの間に介装されたゴム弾性体によって連結す
ると共に、該インナ軸部材を軸直角方向一方向に挟んだ
両側において、該インナ軸部材から軸直角方向外方に突
出する一対のインナ側突起と前記アウタ筒部材から軸直
角方向内方に突出する一対のアウタ側突起とをそれぞれ
設けて、該インナ側突起と該アウタ側突起を、前記ゴム
弾性体を挟んで、マウント軸方向に対して所定角度傾斜
した略平行な対向面をもって対向せしめた筒型防振マウ
ントにおいて、中心軸に対して所定角度傾斜した装着孔
を有する棒状部材を、該装着孔において前記インナ軸部
材に外挿せしめて装着し、かかる棒状部材における中心
軸と装着孔との傾斜方向両側の外周面を、それぞれ、前
記インナ軸部材から傾斜させて突出せしめることによ
り、前記一対のインナ側突起を、該インナ軸部材の軸方
向に相互にずらせて形成したことにある。
【0009】また、本発明の好ましい第一の態様におい
ては、前記一対のアウタ側突起が、前記アウタ筒部材の
軸方向において、前記一対のインナ側突起のずれ方向と
は逆方向に互いにずれた位置に形成される。
【0010】更にまた、本発明の好ましい第二の態様に
おいては、前記ゴム弾性体を挟んで相互に対向位置せし
められた前記インナ側突起と前記アウタ側突起における
マウント軸方向の全長が、前記インナ軸部材を軸直角方
向一方向に挟んだ両側でそれぞれ略同一とされると共
に、それら各一対設けられた全てのインナ側突起および
アウタ側突起におけるマウント軸方向の総長が、前記相
互に対向位置せしめられたインナ側突起とアウタ側突起
におけるマウント軸方向の全長と略同一となるように、
該一対のインナ側突起の軸方向のずれ量と該一対のアウ
タ側突起の軸方向のずれ量とが略同一に設定される。
【0011】さらに、本発明の好ましい第三の態様にお
いては、前記棒状部材における中心軸から外周面に至る
軸直角方向の肉厚寸法が、該棒材の中心軸と前記装着孔
との傾斜方向両側部分よりも、該傾斜方向に直交する両
側部分において小さくされる。
【0012】また、本発明の好ましい第四の態様におい
ては、前記棒状部材が、少なくとも前記インナ側突起を
構成する部分において、円形の外周面をもって形成され
る。
【0013】更にまた、本発明の好ましい第五の態様に
おいては、前記棒状部材として、その軸方向端部におい
て、該棒状部材の中心軸に対して前記装着孔が傾斜せし
められた側の隅部に面取りが施されたものが採用され
る。
【0014】また、本発明の好ましい第六の態様におい
ては、前記アウタ筒部材における少なくとも一方の軸方
向端部の開口部に軸直角方向内方に広がるフランジ部が
形成されて、該フランジ部から軸方向外方に突出する緩
衝体が設けられると共に、かかるアウタ筒部材における
前記アウタ側突起が設けられた部分に対応する周上部分
において、該フランジ部の径方向寸法が小さくされる。
【0015】
【作用・効果】本発明に従う構造とされた筒型防振マウ
ントにおいては、単一の棒状部材をインナ軸部材に外挿
固着することによって、軸方向に相互にずれて位置する
一対のインナ側突起を同時に形成することが出来ること
から、優れた製作性が発揮される。
【0016】しかも、それら一対のインナ側突起におけ
る軸方向のずれ量や傾斜角度,突出高さ等は、棒状部材
の外形寸法や棒状部材の中心軸と装着孔の傾斜角度等の
如き棒状部材自体の形状によって決定されることから、
目的とする形状を有するインナ側突起を高精度に且つ容
易に形成することが出来るのである。
【0017】そして、このように一対のインナ側突起を
軸方向にずらせて形成したことにより、マウント外形寸
法の大型化を回避しつつ、インナ側突起とアウタ側突起
の対向面間距離や傾斜面長さ,角度等を大きく設定する
ことが可能となり、マウント要求特性の実現が容易とな
るのである。
【0018】また、本発明の好ましい第一の態様におい
ては、マウント外形寸法の大型化を回避しつつ、インナ
側突起とアウタ側突起の対向面間距離や傾斜面長さ,角
度等をより一層大きく設定することが可能となるのであ
り、それによって、マウント特性のチューニング範囲が
一層広く確保される。
【0019】更にまた、本発明の好ましい第二の態様に
おいては、許容されるマウント外形寸法の範囲内で、イ
ンナ側突起とアウタ側突起の対向面間距離や傾斜面長
さ,角度等を有効に確保しつつ、全てのインナ側突起お
よびアウタ側突起の軸方向総長を小さくすることが出来
るのであり、それによって、許容されるマウント軸方向
寸法の範囲内で、インナ側突起およびアウタ側突起の軸
方向端部からゴム弾性体の軸方向端面までの距離(即
ち、インナ側突起およびアウタ側突起の軸方向端面を被
覆するゴム弾性体の軸方向厚さ)を大きく設定出来るこ
とから、ゴム弾性体における亀裂の発生等が効果的に防
止されて耐久性を有利に得ることが可能となるのであ
る。
【0020】また、本発明の好ましい第三の態様におい
ては、インナ側突起とアウタ側突起の対向方向に直交す
るマウント軸直角方向で、インナ軸部材とアウタ筒部材
を連結するゴム弾性体の軸直角方向寸法(厚さ)が大き
く確保されて柔らかいばね特性が設定されることから、
互いに直交するマウント軸直角方向のばね比を大きく設
定することが可能となる。
【0021】更にまた、本発明の好ましい第四の態様に
おいては、ゴム弾性体における応力集中を軽減して耐久
性の向上を図りつつ、有効な分力作用を発揮するインナ
側突起を一層有利に形成することが出来る。
【0022】また、本発明の好ましい第五の態様におい
ては、有効に作用するインナ側突起の傾斜面を必ずしも
構成し得ない部分が面取りによってカットされることか
ら、マウントの軽量化とゴム弾性体の容量アップが図ら
れるのであり、特に、インナ側突起の傾斜角度や軸方向
のずれ量が大きい場合に有効である。
【0023】更にまた、本発明の好ましい第六の態様に
おいては、マウント軸方向のストッパ部材が有利に形成
されると共に、フランジ部とアウタ側突起との間でゴム
弾性体が部分的に拘束されること等に起因する、ゴム弾
性体における亀裂等の発生が効果的に防止されて、良好
なる耐久性が確保され得る。
【0024】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0025】先ず、図1乃至図3には、本発明の一実施
例としてのサスペンションメンバマウント10が示され
ている。このサスペンションメンバマウント10は、イ
ンナ軸部材としての円筒形状の内筒金具12と、アウタ
筒部材としての大径円筒形状の外筒金具14とが、互い
に径方向に所定距離を隔てて配されていると共に、それ
ら内筒金具12と外筒金具14の間にゴム弾性体16が
介装されて、両金具12,14が弾性的に連結された構
造とされている。
【0026】また、内筒金具12には、棒状部材として
のロッド状金具18が圧入されて、軸方向中央部分に固
着されている。そして、このロッド状金具18により、
内筒金具12の径方向一方向に対向位置する両側からそ
れぞれ径方向外方に突出する一対のインナ側突起20,
22が形成されている。これらのインナ側突起20,2
2における突出先端面24,26は、何れも周方向に凸
となる略円弧形状とされていると共に、図1に示された
マウント軸方向断面において、マウント軸方向に対して
所定角度:θだけ傾斜して互いに略平行に延びる傾斜面
とされている。
【0027】また一方、外筒金具14には、径方向一方
向に対向位置する両側からそれぞれ径方向内方に突出す
る一対のアウタ側突起28,30が設けられている。な
お、かかるアウタ側突起28,30の材質は、特に限定
されるものでなく、合成樹脂や金属等の硬質材料が何れ
も採用され得、外筒金具14の内周面に対して接着や溶
着等によって固着される。これらのアウタ側突起28,
30は、インナ側突起20,22に略対応する周方向長
さおよび軸方向長さを有しており、しかも、突出先端面
32,34が、何れも周方向に凹となる略円弧形状とさ
れていると共に、図1に示されたマウント軸方向断面に
おいて、マウント軸方向に対して所定角度:θだけ傾斜
して互いに略平行に延びる傾斜面とされている。
【0028】そして、これら一対のインナ側突起20,
22と一対のアウタ側突起28,30は、内筒金具12
を径方向一方向に挟んだ両側において、それぞれ、径方
向に対向位置せしめられている。即ち、内筒金具12を
径方向一方向に挟んで位置する一方の側において、イン
ナ側突起20とアウタ側突起28が、マウント軸方向に
対してθだけ傾斜した互いに平行な突出先端面24,3
2をもって、所定距離:tを隔てて対向位置せしめられ
ていると共に、かかる対向面間にはゴム弾性体16が充
填されて介在せしめられているのであり、また、内筒金
具12を径方向一方向に挟んで位置する他方の側におい
ても同様に、インナ側突起22とアウタ側突起30が、
マウント軸方向に対してθだけ傾斜した互いに平行な突
出先端面26,34をもって、所定距離:tを隔てて対
向位置せしめられていると共に、かかる対向面間にはゴ
ム弾性体16が充填されて介在せしめられているのであ
る。
【0029】また、インナ側突起20,22とアウタ側
突起28,30が対向位置していない部分、換言すれば
インナ側突起20,22とアウタ側突起28,30が対
向位置する径方向に対して直交する径方向で内筒金具1
2を挟んだ両側部分には、それぞれ、内筒金具12と外
筒金具14の径方向対向面間に介在させられたゴム弾性
体16に対して、軸方向一方の側から他方の端部近くに
まで延びるスリット36が形成されている。これによ
り、スリット36,36が対向位置するマウント径方向
(図3中、上下方向)のばね特性が柔らかく設定されて
いるのである。
【0030】更にまた、図4にも示されているように、
外筒金具14には、軸方向一方の端部(図1中、上端
部)において、径方向外方に向かって広がる外フランジ
38が一体形成されて、該外フランジ38の外面上に緩
衝ゴム40が突出形成されている一方、軸方向他方の端
部(図1中、下端部)において、径方向内方に向かって
広がる内フランジ42が一体形成されて、該内フランジ
42の外面上に緩衝ゴム44が突出形成されている。ま
た、内フランジ42は、径方向一方向で対向位置する部
分において、それぞれ、周方向に所定長さ:Mで切り欠
かれたように突出寸法が短くされており、これらの切欠
部46,48が、それぞれ、アウタ側突起28,30の
軸方向外方に位置せしめられている。これにより、図1
に示されているように、アウタ側突起28,30の軸方
向外方に位置せしめられたゴム弾性体16に対して内フ
ランジ42によって及ぼされる拘束力が軽減乃至は解消
されて、ゴム弾性体16における亀裂等の発生が防止さ
れるようになっているのである。
【0031】かくの如きサスペンションメンバマウント
10においては、内筒金具12と外筒金具14の間に対
して、インナ側突起20,22とアウタ側突起28,3
0が対向位置する径方向に外的荷重が入力されると、そ
れらインナ側突起20,22とアウタ側突起28,30
の傾斜した突出先端面24,26および32,34によ
る分力作用によって、内筒金具12と外筒金具14を軸
方向に相対変位せしめる方向の分力が生ぜしめられ、或
いはまた、内筒金具12と外筒金具14の間に対して、
軸方向の外的荷重が及ぼされると、インナ側突起20,
22とアウタ側突起28,30の傾斜した突出先端面2
4,26および32,34による分力作用によって、内
筒金具12と外筒金具14を、インナ側突起20,22
とアウタ側突起28,30が対向する径方向に相対変位
せしめる方向の分力が生ぜしめられるのである。
【0032】そして、かかるサスペンションメンバマウ
ント10は、例えば、セミトレーリングアーム式サスペ
ンション機構において車両左右方向に配設されるサスペ
ンションメンバのボデーに対する連結部位に対して、該
サスペンションメンバの両端部に形成された装着孔に外
筒金具14が圧入固定されると共に、ボデー側に固設さ
れたロッドが内筒金具12に挿通固定されることによっ
て、図1中の上下方向(マウント軸方向)が車両上下方
向となり、図3中の左右方向および上下方向がそれぞれ
車両横方向および前後方向となる状態で、装着されるこ
ととなる。また、一般に、サスペンションメンバの装着
孔には、インナ側突起20,22の突出先端面24,2
6およびアウタ側突起28,30の突出先端面32,3
4におけるマウント軸方向に対する各傾斜方向が、サス
ペンションメンバの両側で互いに逆方向となるように、
一対のサスペンションメンバマウントが装着される。即
ち、それによって、特開平3−287405号公報等に
記載されているように、車両旋回時における車体のロー
ル変位が、上述の如き、インナ側突起20,22とアウ
タ側突起28,30の突出先端面24,26および3
2,34による分力作用によって、有利に抑えられ得る
のである。
【0033】そこにおいて、本実施例のサスペンション
メンバマウント10においては、図5乃至図7にも示さ
れているように、一対のインナ側突起20,22を形成
するロッド状金具18が、円形断面を有する所定長さの
金属製の棒材によって形成されている。
【0034】より詳細には、かかるロッド状金具18
は、押出加工や引抜加工等によって形成されたアルミニ
ウム合金等の金属製の棒材であって、外径寸法が内筒金
具12の外径よりも所定寸法大きいものを、軸直角方向
に広がる端面50,50をもって適当な長さ:Nに切断
したものを用い、かかる棒材に対して、該棒材の中心
軸:Pの中心点:Oで傾斜角:θをもって交差する中心
軸:Qを有する装着孔52を、内筒金具12の外径に対
応する内径をもって貫設することによって、形成されて
いる。
【0035】そして、かかる装着孔52に内筒金具12
が圧入されることによって、ロッド状金具18が内筒金
具12の軸方向中間部分に固着されており、そのような
固着状態下、ロッド状金具18の中心軸:Pが内筒金具
12の中心軸(Q)に対してθだけ傾斜されていること
により、ロッド状金具18の傾斜方向両側部分が、それ
ぞれ、内筒金具12の外周面から傾斜して突出せしめら
れ、以て、一対のインナ側突起20,22が形成されて
いるのである。
【0036】また、このロッド状金具18を構成する棒
材は、インナ側突起20,22を構成する径方向に直交
する径方向(図7中、左右方向)の両側外周面が、互い
に二面幅を形成するようにそれぞれ面取り加工されて、
互いに平行な平坦面54,54とされている。これによ
り、ロッド状金具18の外径が、平坦面54,54の形
成部分において、その他の部分よりも小さくされている
のであり、内外筒金具12,14間に介装されるゴム弾
性体16の径方向厚さが、それら平坦面54,54の形
成部分で厚くされることにより、前記スリット36,3
6が形成された径方向(図2中、左右方向)におけるマ
ウントばね特性が一層柔らかくされているのである。
【0037】更にまた、ロッド状金具18の軸方向両端
面50,50は、それぞれ、内筒金具12に対する装着
状態下で該内筒金具12の中心軸:Q方向に突出せしめ
られる隅部において面取りされており、各端面50の略
半分が中心軸:Pに対して傾斜したカット面56とされ
ている。これにより、ロッド状金具18のうち必ずしも
有効な傾斜面(インナ側突起20,22)を形成しない
部分が切除されてマウントの軽量化が図られていると共
に、ゴム弾性体16の容積増加も図られているのであ
る。
【0038】そして、このようなロッド状金具18にて
インナ側突起20,22を形成すれば、単一の棒材に装
着孔52を設けて内筒金具12に圧入固定するだけの簡
単な構成により、一対のインナ側突起20,22を同時
に形成することができるのであり、しかも、それらイン
ナ側突起20,22における突出先端面24,26の傾
斜角度:θが、棒材に装着孔52を設ける際に設定され
る棒材の中心軸:Pと装着孔の中心軸:Qとの傾斜角
度:θによって一義的に決定されることから、かかる突
出先端面24,26の傾斜角度を容易に且つ高精度に設
定することが可能となるのである。
【0039】加えて、インナ側突起20,22における
突出先端面24,26のマウント周方向および軸方向の
長さや、インナ側突起20,22の内筒金具12からの
突出高さも、ロッド状金具18を形成する棒材の外径
や、該棒材の中心軸:Pと装着孔の中心軸:Qとの傾斜
角度:θ等によって決定されることから、インナ側突起
20,22の形状や大きさも、容易に且つ高精度に設定
可能であり、且つ同一形状および大きさのインナ側突起
を容易に且つ安定して量産することが出来るのである。
【0040】しかも、インナ側突起20,22が棒材で
形成されたロッド状金具18にて構成されていることこ
とから、各インナ側突起20,22における突出先端部
(図1中、A部)の断面角度:αが、特別な加工を加え
なくても略90度に設定されることとなり、それによっ
て、かかる断面角度が鋭角的な場合に比べてゴム弾性体
16における応力の集中が軽減され得、ゴム弾性体16
の耐久性の向上が図られ得るといった利点もある。
【0041】また、本実施例のサスペンションメンバマ
ウント10においては、図1に示されているように、一
対のインナ側突起20,22が、互いに軸方向に所定距
離:aだけずれて形成されている。即ち、上述の如きロ
ッド状金具18によってインナ側突起20,22を形成
すれば、ロッド状金具18を形成する棒材の外径と、該
棒材の中心軸:Pと装着孔52の中心軸:Qとの傾斜
角:θを適当に設定することにより、特別な加工等を加
えることなく、一対のインナ側突起20,22を、互い
に軸方向に所定距離:aだけずらせて形成することが出
来るのである。また、かかるずれ量:aも、棒材の外径
や、該棒材の中心軸:Pと装着孔の中心軸:Qとの傾斜
角度等によって決定されることから、容易に且つ高精度
に設定され得る。
【0042】更にまた、本実施例では、一対のインナ側
突起20,22が互いに軸方向にずれて形成されている
ことに対応して、一対のアウタ側突起28,30も、互
いに軸方向に所定距離:bだけずれて形成されている。
そして、これにより、インナ側突起20,22とアウタ
側突起28,30の対向面長さと対向面間距離を確保し
つつ、マウント外径寸法(外筒金具14の外径寸法)を
抑えてマウント寸法の著しい大型化が回避され得るよう
になっているのである。
【0043】しかも、本実施例では、一対のインナ側突
起20,22の軸方向のずれ量:aと一対のアウタ側突
起28,30の軸方向のずれ量:bが、略同一に設定さ
れている。これにより、内筒金具12を挟んだ一方の側
で互いに対向位置せしめられたインナ側突起20とアウ
タ側突起28におけるマウント軸方向の全長:L1 が、
内筒金具12を挟んだ他方の側で互いに対向位置せしめ
られたインナ側突起22とアウタ側突起30におけるマ
ウント軸方向の全長:L2 と、略同一とされていると共
に、それらL1 とL2 が、マウント軸方向において互い
に全長に亘ってオーバラップされており、各一対設けら
れたインナ側突起20,22およびアウタ側突起28,
30におけるマウント軸方向の総長がL1 乃至はL2
略同一とされている。
【0044】それ故、本実施例のサスペンションメンバ
マウント10においては、インナ側突起20,22とア
ウタ側突起28,30の対向面長さを確保しつつ、それ
らインナ側突起20,22とアウタ側突起28,30の
配設部分のマウント軸方向における総長を最小限に抑え
ることが出来るのであり、それによって、規定マウント
長の範囲内で、要求されるインナ側突起20,22およ
びアウタ側突起28,30の対向面長さの要求を満足し
つつ、それらインナ側突起20,22およびアウタ側突
起28,30の軸方向外側を覆うゴム弾性体16の厚
さ:T1 ,T2 を大きく確保することが可能となる。そ
して、かかるゴム弾性体16の厚さ:T1,T2 が大き
く設定されることにより、かかる部位において単位ゴム
量に対する変形量が小さくされて亀裂等の発生が防止さ
れるのであり、仮に、ゴム弾性体16の外周面に亀裂等
が発生した場合でも、亀裂がインナ側突起20,22お
よびアウタ側突起28,30にまで至り難いことから、
大幅に特性が悪化してしまうことが防止されて、優れた
耐久性が発揮され得るのである。
【0045】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0046】例えば、インナ側突起を形成する棒材の材
質は、特に限定されるものでなく、各種金属材料の他、
合成樹脂材料等を採用することも可能である。
【0047】また、棒材の断面形状は、円形のものに限
定されるものでなく、楕円形や多角形のもの等を採用す
ることも可能である。
【0048】更にまた、前記実施例の如く、棒材の外周
面に一対の平坦面54,54を形成したり、棒材の軸方
向端面にカット面56を形成したりすることは、必ずし
も必要でない。
【0049】さらに、アウタ側突起の具体的構造は、前
記実施例によって何等限定的に解釈されるものでない。
例えば、外筒金具14の周壁部を部分的に内方に突出さ
せることによってアウタ側突起を形成すること等も可能
である。
【0050】また、アウタ側突起の形成の容易化等を目
的として、アウタ筒部材を周方向に二分割して構成する
こと等も可能である。
【0051】更にまた、ゴム弾性体16におけるスリッ
ト36,36は、マウントの要求特性に応じて、適当な
位置に適当な大きさで設けられるものであり、本発明に
おいて必須のものではない。
【0052】加えて、前記実施例では、本発明を、ロー
ル変位を抑えるためのサスペンションメンバマウントと
して用いた場合の具体例を示したが、本発明は、その
他、特開昭59−14511号公報等に記載されている
如き、適度なアンダステア傾向を実現するためのサスペ
ンションメンバマウントや、独国特許明細書第2838
391号等に記載されている如き、横力コンプライアン
スステアを抑制すくためのサスペンションブッシュ等、
各種のサスペンションメンバマウントやサスペンション
ブッシュ、或いは自動車のサブフレームとボデーの間に
介装されるサブフレームマウントなど、インナ軸部材と
アウタ筒部材の間に形成された対向傾斜面による分力作
用を利用した各種の筒型防振マウントに対して、何れ
も、有利に適用され得るものである。
【0053】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのサスペンションメン
バマウントを示す縦断面図であって、図3におけるI−
I断面に相当する図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1における III−III 断面図である。
【図4】図1に示されたサスペンションメンバマウント
を構成する外筒金具を示す底面図である。
【図5】図1に示されたサスペンションメンバマウント
を構成する内筒金具とロッド状金具の組付体を示す斜視
図である。
【図6】図5に示された組付体の正面図である。
【図7】図6における右側面図である。
【図8】従来技術を説明するための参考例としての筒型
防振マウントを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 サスペンションメンバマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 16 ゴム弾性体 18 ロッド状金具 20,22 インナ側突起 24,26 (インナ側突起の)突出先端面 28,30 アウタ側突起 32,34 (アウタ側突起の)突出先端面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナ軸部材と該インナ軸部材の外方に
    所定距離を隔てて配されたアウタ筒部材とを、それらの
    間に介装されたゴム弾性体によって連結すると共に、該
    インナ軸部材を軸直角方向一方向に挟んだ両側におい
    て、該インナ軸部材から軸直角方向外方に突出する一対
    のインナ側突起と前記アウタ筒部材から軸直角方向内方
    に突出する一対のアウタ側突起とをそれぞれ設けて、該
    インナ側突起と該アウタ側突起を、前記ゴム弾性体を挟
    んで、マウント軸方向に対して所定角度傾斜した略平行
    な対向面をもって対向せしめた筒型防振マウントにおい
    て、 中心軸に対して所定角度傾斜した装着孔を有する棒状部
    材を、該装着孔において前記インナ軸部材に外挿せしめ
    て装着し、かかる棒状部材における中心軸と装着孔との
    傾斜方向両側の外周面を、それぞれ、前記インナ軸部材
    から傾斜させて突出せしめることにより、前記一対のイ
    ンナ側突起を、該インナ軸部材の軸方向に相互にずらせ
    て形成したことを特徴とする筒型防振マウント。
  2. 【請求項2】 前記一対のアウタ側突起を、前記アウタ
    筒部材の軸方向において、前記一対のインナ側突起のず
    れ方向とは逆方向に互いにずらせて形成した請求項1に
    記載の筒型防振マウント。
  3. 【請求項3】 前記ゴム弾性体を挟んで相互に対向位置
    せしめられた前記インナ側突起と前記アウタ側突起にお
    けるマウント軸方向の全長を、前記インナ軸部材を軸直
    角方向一方向に挟んだ両側でそれぞれ略同一とすると共
    に、それら各一対設けられた全てのインナ側突起および
    アウタ側突起におけるマウント軸方向の総長が、前記相
    互に対向位置せしめられたインナ側突起とアウタ側突起
    におけるマウント軸方向の全長と略同一となるように、
    該一対のインナ側突起の軸方向のずれ量と該一対のアウ
    タ側突起の軸方向のずれ量とを略同一とした請求項2に
    記載の筒型防振マウント。
  4. 【請求項4】 前記棒状部材における中心軸から外周面
    に至る軸直角方向の肉厚寸法が、該棒材の中心軸と前記
    装着孔との傾斜方向両側部分よりも、該傾斜方向に直交
    する両側部分において小さくされている請求項1乃至3
    の何れかに記載の筒型防振マウント。
  5. 【請求項5】 前記棒状部材が、少なくとも前記インナ
    側突起を構成する部分において、円形の外周面を有して
    いる請求孔1乃至4の何れかに記載の筒型防振マウン
    ト。
  6. 【請求項6】 前記棒状部材の軸方向端部が、該棒状部
    材の中心軸に対して前記装着孔が傾斜せしめられた側の
    隅部において面取りされている請求項1乃至5の何れか
    に記載の筒型防振マウント。
  7. 【請求項7】 前記アウタ筒部材における少なくとも一
    方の軸方向端部の開口部に軸直角方向内方に広がるフラ
    ンジ部が形成されて、該フランジ部から軸方向外方に突
    出する緩衝体が設けられていると共に、かかるアウタ筒
    部材における前記アウタ側突起が設けられた部分に対応
    する周上部分において、該フランジ部の径方向寸法が小
    さくされている請求項1乃至6の何れかに記載の筒型防
    振マウント。
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