JPH07189110A - 刺繍ミシンの刺繍枠保持装置 - Google Patents
刺繍ミシンの刺繍枠保持装置Info
- Publication number
- JPH07189110A JPH07189110A JP35373593A JP35373593A JPH07189110A JP H07189110 A JPH07189110 A JP H07189110A JP 35373593 A JP35373593 A JP 35373593A JP 35373593 A JP35373593 A JP 35373593A JP H07189110 A JPH07189110 A JP H07189110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- embroidery
- frame
- embroidery frame
- sewing machine
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被刺繍物の重量による刺繍枠の下方への垂れ
下りを防止する。 【構成】 枠駆動体2は、刺繍データに基づきX方向お
よびY方向に駆動される。枠駆動体2に対して刺繍枠1
3は、片持ち状の腕14,14により保持される。刺繍
枠13に、保持部材16が取付けられる。釜土台7の下
面に、支持機構17が取付けられる。支持機構17は、
刺繍枠13が枠駆動体2の移動に伴ってX方向およびY
方向へ移動するのを許容しつつ保持部材16を支持す
る。
下りを防止する。 【構成】 枠駆動体2は、刺繍データに基づきX方向お
よびY方向に駆動される。枠駆動体2に対して刺繍枠1
3は、片持ち状の腕14,14により保持される。刺繍
枠13に、保持部材16が取付けられる。釜土台7の下
面に、支持機構17が取付けられる。支持機構17は、
刺繍枠13が枠駆動体2の移動に伴ってX方向およびY
方向へ移動するのを許容しつつ保持部材16を支持す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、刺繍ミシンの刺繍枠
を補助的に保持する刺繍枠保持装置に関するものであ
る。
を補助的に保持する刺繍枠保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】刺繍ミシンにおいて、枠駆動体に対し片持
ち状の腕によって支持される刺繍枠は、特に該刺繍枠に
展張保持される被刺繍物が大重量であると、その腕が撓
んで下方へ垂れ下ることとなる。すると、被刺繍枠がそ
の下面に位置する針板に強く押し当てられることにな
り、刺繍枠がスムーズに移動できなくなる結果として、
正しい刺繍柄が得られなくなる難点がある。そこで従来
は、このような事態を防止するために、刺繍枠を枠駆動
体に保持するための腕の剛性を高くすることにより、解
決が図られていた。
ち状の腕によって支持される刺繍枠は、特に該刺繍枠に
展張保持される被刺繍物が大重量であると、その腕が撓
んで下方へ垂れ下ることとなる。すると、被刺繍枠がそ
の下面に位置する針板に強く押し当てられることにな
り、刺繍枠がスムーズに移動できなくなる結果として、
正しい刺繍柄が得られなくなる難点がある。そこで従来
は、このような事態を防止するために、刺繍枠を枠駆動
体に保持するための腕の剛性を高くすることにより、解
決が図られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】腕の剛性を高くしよう
とすると、不可避的に重量の増大を来すことになるが、
そうすると枠駆動部への負荷が増大するために、枠駆動
部も大型化せざるを得なくなる。従って、刺繍ミシン全
体が大型となり、またコストも増大することになる。こ
のため、刺繍枠の垂れ下りを腕の剛性を高めることよっ
てのみ防止するのには、自ずと限界があるのが実情であ
った。
とすると、不可避的に重量の増大を来すことになるが、
そうすると枠駆動部への負荷が増大するために、枠駆動
部も大型化せざるを得なくなる。従って、刺繍ミシン全
体が大型となり、またコストも増大することになる。こ
のため、刺繍枠の垂れ下りを腕の剛性を高めることよっ
てのみ防止するのには、自ずと限界があるのが実情であ
った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前述した既存の刺繍ミシンの
刺繍枠保持装置に内在している欠点に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであって、刺繍枠を保持
部材および支持機構で支持させることで、被刺繍物の重
量による刺繍枠の下方への垂れ下りを防止するようにし
た刺繍ミシンの刺繍枠保持装置を提供することを目的と
する。
刺繍枠保持装置に内在している欠点に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであって、刺繍枠を保持
部材および支持機構で支持させることで、被刺繍物の重
量による刺繍枠の下方への垂れ下りを防止するようにし
た刺繍ミシンの刺繍枠保持装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため本発明は、刺繍データに基づきX
方向およびY方向に駆動される枠駆動体に対して、刺繍
枠を片持ち状の腕により保持する刺繍ミシンの刺繍枠保
持装置であって、前記刺繍枠に取付けられる保持部材
と、刺繍ミシン本体の不動部分に装着され、前記保持部
材を、前記刺繍枠が前記枠駆動体の移動に伴って、X方
向およびY方向へ移動するのを許容しつつ支持する支持
機構とから構成したことを特徴とする。
の目的を達成するため本発明は、刺繍データに基づきX
方向およびY方向に駆動される枠駆動体に対して、刺繍
枠を片持ち状の腕により保持する刺繍ミシンの刺繍枠保
持装置であって、前記刺繍枠に取付けられる保持部材
と、刺繍ミシン本体の不動部分に装着され、前記保持部
材を、前記刺繍枠が前記枠駆動体の移動に伴って、X方
向およびY方向へ移動するのを許容しつつ支持する支持
機構とから構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】枠駆動体によって刺繍枠が移動されるとき、刺
繍枠はこれに取付けられた保持部材および支持機構によ
ってその移動を妨げられることなく支持された状態で移
動する。
繍枠はこれに取付けられた保持部材および支持機構によ
ってその移動を妨げられることなく支持された状態で移
動する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の好適な一実施例を、添付図面
に基づいて説明する。図1は5頭立ての刺繍ミシンの平
面図であり、ミシンテーブル1の上面には枠駆動体2が
載置され、ミシンテーブル1の下面に配設されたY軸駆
動部3,3に対してX方向の移動が許容されるように連
結されている。枠駆動体2の右端部の上方には、ミシン
テーブル1の下面に配設されたX軸駆動部4,4に連結
されたX軸駆動体5が配置され、このX軸駆動体5に対
してY方向の移動が許容されるように連結された連結板
6が枠駆動体2に固定されている。これにより、枠駆動
体2はY軸駆動部3,3によりY方向に移動され、X軸
駆動部4,4によりX軸駆動体5および連結板6を介し
てX方向に移動されるようになっている。
に基づいて説明する。図1は5頭立ての刺繍ミシンの平
面図であり、ミシンテーブル1の上面には枠駆動体2が
載置され、ミシンテーブル1の下面に配設されたY軸駆
動部3,3に対してX方向の移動が許容されるように連
結されている。枠駆動体2の右端部の上方には、ミシン
テーブル1の下面に配設されたX軸駆動部4,4に連結
されたX軸駆動体5が配置され、このX軸駆動体5に対
してY方向の移動が許容されるように連結された連結板
6が枠駆動体2に固定されている。これにより、枠駆動
体2はY軸駆動部3,3によりY方向に移動され、X軸
駆動部4,4によりX軸駆動体5および連結板6を介し
てX方向に移動されるようになっている。
【0008】枠駆動体2の下方には、シリンダータイプ
の釜土台7が等間隔を空けて合計5個配設されている。
各釜土台7の先端部には通常の釜8が内蔵され(図2参
照)、その釜軸9および各釜土台7の基部に貫設された
釜駆動軸10により各釜8が回転駆動されるようになっ
ており、各釜8の上方部には縫い針が貫通する針孔11
を有する針板12が取付けられている。各釜土台7の上
方には、夫々ミシンヘッド(図示せず)が配設されてお
り、内部で上下駆動される針棒の下端に保持された縫い
針と釜8との協働により縫いが行なわれるようになって
いる。
の釜土台7が等間隔を空けて合計5個配設されている。
各釜土台7の先端部には通常の釜8が内蔵され(図2参
照)、その釜軸9および各釜土台7の基部に貫設された
釜駆動軸10により各釜8が回転駆動されるようになっ
ており、各釜8の上方部には縫い針が貫通する針孔11
を有する針板12が取付けられている。各釜土台7の上
方には、夫々ミシンヘッド(図示せず)が配設されてお
り、内部で上下駆動される針棒の下端に保持された縫い
針と釜8との協働により縫いが行なわれるようになって
いる。
【0009】上記枠駆動体2の上面には、刺繍枠13を
支持するための腕14が合計五対取付けられている。刺
繍枠13は内枠13aと外枠13bとからなるものであ
り、左右両辺の中央部に夫々取付けられたブラケット1
3cを刺繍枠13の両側に対応する腕14,14の先端
部に連結することで支持されるようになっている。
支持するための腕14が合計五対取付けられている。刺
繍枠13は内枠13aと外枠13bとからなるものであ
り、左右両辺の中央部に夫々取付けられたブラケット1
3cを刺繍枠13の両側に対応する腕14,14の先端
部に連結することで支持されるようになっている。
【0010】前述したところは、従来の刺繍ミシンと変
わるところはなく、本実施例においては、各釜土台7の
下面に夫々刺繍枠保持装置15が装着されている。各刺
繍枠保持装置15は、保持部材16と支持機構17とか
らなり、保持部材16は刺繍枠13を支承すべくその前
端部に着脱自在に取付けられるものであり、一方、支持
機構17は保持部材16を支持するものである。
わるところはなく、本実施例においては、各釜土台7の
下面に夫々刺繍枠保持装置15が装着されている。各刺
繍枠保持装置15は、保持部材16と支持機構17とか
らなり、保持部材16は刺繍枠13を支承すべくその前
端部に着脱自在に取付けられるものであり、一方、支持
機構17は保持部材16を支持するものである。
【0011】支持機構17は、釜土台7に対してその先
端部の下面にねじ18により固定された支持ブラケット
19を介して取付けられている。支持ブラケット19の
下面には断面円形の軸部20が一体に形成されており、
この軸部20の周りにボールベアリング21が嵌着され
ている。ボールベアリング21の外輪22の下面には、
スリーブ23を取り囲むようにして固定した断面コ字形
の固定部材24がねじ25により取付けられており、ス
リーブ23が水平状態を保って回転できるように支持さ
れている。スリーブ23内には中空パイプからなる第1
摺動ロッド26が嵌装され、更にこの第1摺動ロッド2
6内には、第2摺動ロッド27が嵌装されている。
端部の下面にねじ18により固定された支持ブラケット
19を介して取付けられている。支持ブラケット19の
下面には断面円形の軸部20が一体に形成されており、
この軸部20の周りにボールベアリング21が嵌着され
ている。ボールベアリング21の外輪22の下面には、
スリーブ23を取り囲むようにして固定した断面コ字形
の固定部材24がねじ25により取付けられており、ス
リーブ23が水平状態を保って回転できるように支持さ
れている。スリーブ23内には中空パイプからなる第1
摺動ロッド26が嵌装され、更にこの第1摺動ロッド2
6内には、第2摺動ロッド27が嵌装されている。
【0012】第1摺動ロッド26の前後両端部には夫々
鍔26aが形成され、摺動したときのスリーブ23から
の脱落が防止されるようになっている。また、第1摺動
ロッド26の周面には、先端部から所定長の範囲におい
て長孔26bが透設され、一方、第2摺動ロッド27の
外周面には、後端から所定長の位置に係合ピン27aが
突設されており、この係合ピン27aが第1摺動ロッド
26の長孔26bに嵌合されている。これによって、第
2摺動ロッド27の第1摺動ロッド26からの突出長が
規制されるようになっている。
鍔26aが形成され、摺動したときのスリーブ23から
の脱落が防止されるようになっている。また、第1摺動
ロッド26の周面には、先端部から所定長の範囲におい
て長孔26bが透設され、一方、第2摺動ロッド27の
外周面には、後端から所定長の位置に係合ピン27aが
突設されており、この係合ピン27aが第1摺動ロッド
26の長孔26bに嵌合されている。これによって、第
2摺動ロッド27の第1摺動ロッド26からの突出長が
規制されるようになっている。
【0013】第2摺動ロッド27の先端部には連結ブロ
ック28が螺着され、この連結ブロック28に、保持部
材16の高さを刺繍枠13の高さに合わせる役目を果た
す連結ロッド29が螺着されており、その上端に保持部
材16が支持されるようになっている。保持部材16
は、刺繍枠13を支持する支持部16aとロックねじ1
6cの保持部16bとがコ字状に一体成形されたもので
あり、刺繍枠13をロックするための上記ロックねじ1
6c,16cが保持部16bに螺合され、支持部16a
の下面には、連結ロッド29の上端に回転自由に嵌合す
る嵌合環16dが固定されている。保持部材16は、そ
の嵌合環16dが連結ロッド29上端に嵌合されること
で連結ロッド29に対して相対的な回転が可能に支持さ
れている。
ック28が螺着され、この連結ブロック28に、保持部
材16の高さを刺繍枠13の高さに合わせる役目を果た
す連結ロッド29が螺着されており、その上端に保持部
材16が支持されるようになっている。保持部材16
は、刺繍枠13を支持する支持部16aとロックねじ1
6cの保持部16bとがコ字状に一体成形されたもので
あり、刺繍枠13をロックするための上記ロックねじ1
6c,16cが保持部16bに螺合され、支持部16a
の下面には、連結ロッド29の上端に回転自由に嵌合す
る嵌合環16dが固定されている。保持部材16は、そ
の嵌合環16dが連結ロッド29上端に嵌合されること
で連結ロッド29に対して相対的な回転が可能に支持さ
れている。
【0014】
【実施例の作用】次に、本実施例の作用について説明す
る。刺繍枠13に被刺繍布(図示せず)を張設した後、こ
れを枠駆動体2の両腕14,14に取付け、刺繍枠13
の前方の枠部13dの中央部に保持部材16をロックね
じ16cの締め付けにより取付け、その嵌合環16dを
支持機構17の連結ロッド29の上端に嵌合する。しか
る後、刺繍ミシンを稼働すると予め設定された刺繍デー
タに基づいて、X軸駆動部4およびY軸駆動部3が作動
し、枠駆動体2がX,Y両方向に移動される。これによ
って、各刺繍枠13が各腕14を介してX,Y両方向に
移動し、ミシンヘッドおよび釜8との協働により、刺繍
枠13に張設された刺繍布に刺繍が施される。
る。刺繍枠13に被刺繍布(図示せず)を張設した後、こ
れを枠駆動体2の両腕14,14に取付け、刺繍枠13
の前方の枠部13dの中央部に保持部材16をロックね
じ16cの締め付けにより取付け、その嵌合環16dを
支持機構17の連結ロッド29の上端に嵌合する。しか
る後、刺繍ミシンを稼働すると予め設定された刺繍デー
タに基づいて、X軸駆動部4およびY軸駆動部3が作動
し、枠駆動体2がX,Y両方向に移動される。これによ
って、各刺繍枠13が各腕14を介してX,Y両方向に
移動し、ミシンヘッドおよび釜8との協働により、刺繍
枠13に張設された刺繍布に刺繍が施される。
【0015】ここで、刺繍枠13は針板12の針孔11
に対して図6の2点鎖線で示す範囲を移動することがで
きるのであって、従って刺繍枠13の前方の枠部13d
を保持した保持部材16は、同図に1点鎖線で囲まれた
範囲内を動き回ることとなる。しかるに、図2および図
5に示すように、刺繍枠13の動き、すなわちこれに取
付けられた保持部材16の動きに応じて、第1摺動ロッ
ド26および第2摺動ロッド27が摺動すると共に、保
持部材16が連結ロッド29に対して回転することで、
刺繍枠13は枠駆動体2の移動に伴なう移動を阻害され
ることなく、常に保持部材16およびその支持機構17
によって支持されている。このため、刺繍枠13に展張
保持される被刺繍布が大重量であっても刺繍枠13の垂
れ下りが防止される。
に対して図6の2点鎖線で示す範囲を移動することがで
きるのであって、従って刺繍枠13の前方の枠部13d
を保持した保持部材16は、同図に1点鎖線で囲まれた
範囲内を動き回ることとなる。しかるに、図2および図
5に示すように、刺繍枠13の動き、すなわちこれに取
付けられた保持部材16の動きに応じて、第1摺動ロッ
ド26および第2摺動ロッド27が摺動すると共に、保
持部材16が連結ロッド29に対して回転することで、
刺繍枠13は枠駆動体2の移動に伴なう移動を阻害され
ることなく、常に保持部材16およびその支持機構17
によって支持されている。このため、刺繍枠13に展張
保持される被刺繍布が大重量であっても刺繍枠13の垂
れ下りが防止される。
【0016】なお本実施例においては、支持機構17を
第1摺動ロッド26と第2摺動ロッド27の二段構造と
したため、刺繍枠13が後方に移動したときに両ロッド
26,27がスリーブ23の後方へ大きく突出すること
がなく、このため後退時の両ロッド26,27が釜土台
7の基部に干渉することがないようになっている。な
お、釜土台7のシリンダ部の長さに対して刺繍枠13の
前後方向の長さが小さい場合には、両ロッド26,27
の二段構造にする必要はなく、図7に示すように1本の
摺動ロッド31のみで構成してもよい。
第1摺動ロッド26と第2摺動ロッド27の二段構造と
したため、刺繍枠13が後方に移動したときに両ロッド
26,27がスリーブ23の後方へ大きく突出すること
がなく、このため後退時の両ロッド26,27が釜土台
7の基部に干渉することがないようになっている。な
お、釜土台7のシリンダ部の長さに対して刺繍枠13の
前後方向の長さが小さい場合には、両ロッド26,27
の二段構造にする必要はなく、図7に示すように1本の
摺動ロッド31のみで構成してもよい。
【0017】また本実施例では、両摺動ロッド26,2
7を円形断面としたが、角形断面としてもよい。更に本
実施例においては、支持機構17を釜土台7の下面に取
付けたが、ミシンフレーム等の他の不動部分に取付けて
もよい。
7を円形断面としたが、角形断面としてもよい。更に本
実施例においては、支持機構17を釜土台7の下面に取
付けたが、ミシンフレーム等の他の不動部分に取付けて
もよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る刺繍ミ
シンの刺繍枠保持装置によれば、刺繍枠は保持部材およ
び支持機構によって垂れ下りが防止されるため、刺繍枠
を枠駆動体に支持するための腕の剛性を、それ程高めな
くてもよい。従って、腕の剛性を高めるために大重量と
なって枠駆動部にかかる負担が大となる弊害が回避され
る効果がある。
シンの刺繍枠保持装置によれば、刺繍枠は保持部材およ
び支持機構によって垂れ下りが防止されるため、刺繍枠
を枠駆動体に支持するための腕の剛性を、それ程高めな
くてもよい。従って、腕の剛性を高めるために大重量と
なって枠駆動部にかかる負担が大となる弊害が回避され
る効果がある。
【図1】本発明の実施例に係る刺繍ミシンの全体構成を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】刺繍枠保持装置の取付け状態を示す側面図であ
る。
る。
【図3】刺繍枠保持装置の一部破断側面図である。
【図4】刺繍枠保持装置の保持機構を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】刺繍枠保持装置の作動状態を示す平面図であ
る。
る。
【図6】刺繍枠の移動範囲を説明する説明図である。
【図7】支持機構の別実施例を示す一部破断側面図であ
る。
る。
2 枠駆動体 13 刺繍枠 14 腕 15 刺繍枠保持装置 16 保持部材 17 支持機構
Claims (1)
- 【請求項1】 刺繍データに基づきX方向およびY方向
に駆動される枠駆動体(2)に対して、刺繍枠(13)を片持
ち状の腕(14)により保持する刺繍ミシンの刺繍枠保持装
置であって、 前記刺繍枠(13)に取付けられる保持部材(16)と、 刺繍ミシン本体の不動部分に装着され、前記保持部材(1
6)を、前記刺繍枠(13)が前記枠駆動体(2)の移動に伴っ
て、X方向およびY方向へ移動するのを許容しつつ支持
する支持機構(17)とから構成したことを特徴とする刺繍
ミシンの刺繍枠保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35373593A JPH07189110A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 刺繍ミシンの刺繍枠保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35373593A JPH07189110A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 刺繍ミシンの刺繍枠保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07189110A true JPH07189110A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18432867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35373593A Withdrawn JPH07189110A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 刺繍ミシンの刺繍枠保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07189110A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002210285A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-30 | Barudan Co Ltd | ミシン |
JP2002360959A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-17 | Barudan Co Ltd | ミシンの制御方法 |
WO2006123787A1 (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha | 刺繍枠支持装置 |
JP2008038328A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-02-21 | Barudan Co Ltd | ミシンの縫製枠駆動機構 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP35373593A patent/JPH07189110A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002210285A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-30 | Barudan Co Ltd | ミシン |
JP2002360959A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-17 | Barudan Co Ltd | ミシンの制御方法 |
KR100849663B1 (ko) * | 2001-06-04 | 2008-08-01 | 가부시끼가이샤 바루단 | 재봉틀 및 그 제어방법 |
WO2006123787A1 (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha | 刺繍枠支持装置 |
JP2008038328A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-02-21 | Barudan Co Ltd | ミシンの縫製枠駆動機構 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4376207B2 (ja) | 刺繍枠支持装置 | |
JP3448183B2 (ja) | 帽子枠装置 | |
JP3128793B2 (ja) | ミシンの作業テーブル | |
JP2958945B2 (ja) | 刺繍ミシン用帽子枠構造 | |
JPH07189110A (ja) | 刺繍ミシンの刺繍枠保持装置 | |
JP3285310B2 (ja) | 多頭式縫製装置の布保持枠取付け構造 | |
JP2002129461A (ja) | ミシンの帽子枠装置 | |
JP2985164B2 (ja) | ミシンの曲布張枠駆動装置 | |
US3438347A (en) | Needle-bar device with double needle action in fancy-stitching sewing machine | |
JPH10273872A (ja) | 帽子枠装置 | |
KR950014367B1 (ko) | 자수미싱 | |
JP4017737B2 (ja) | 糸端保持手段を備えた多針ミシン | |
JP3008705B2 (ja) | ミシンの曲布張枠駆動装置 | |
JP3676418B2 (ja) | 多頭刺繍ミシン | |
US2644414A (en) | Sewing machine with drive and support therefor | |
JP3148806B2 (ja) | 帽子枠装置 | |
JP2958947B2 (ja) | 刺繍ミシン用帽子枠装置 | |
JP3008706B2 (ja) | ミシンの曲布張枠駆動装置 | |
JPH08232158A (ja) | ミシン用帽子枠 | |
JPS6321251Y2 (ja) | ||
JP4105423B2 (ja) | ミシンのテーブル装置 | |
JPH06158510A (ja) | 刺繍機 | |
JP2587277Y2 (ja) | ミシンの糸通し装置 | |
US4461228A (en) | Sewing machine frame construction | |
JP2000303339A (ja) | 刺繍ミシンの刺繍枠支持装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |