JP4105423B2 - ミシンのテーブル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシンのテーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の例えば刺繍ミシンにおいては、機枠に複数のヘッド及びベッドが左右方向に配設され、ベッドと略同じ高さにテーブルが前方へ張り出す形態で水平に固定されている。また、特開平6−246085号公報には、Tシャツ等の筒物縫製品の刺繍加工に際し、ベッドを露出させるために、テーブルをラック・ピニオン機構により同じ前後方向位置で昇降可能に支持した刺繍ミシンが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の刺繍ミシンによると、テーブルが常時前方へ張り出しているので、次のような問題点があった。
(1)糸切れ等の保守点検時に、寄り付きが悪くなる。
(2)梱包形態が大型化し、運搬コストが嵩む。
(3)通常、テーブルを含むミシン全体の前後幅(奥行き)は1000mm以上あるため、建物の出入口の幅がそれ以下であると、テーブルを分解したり、窓越しに出し入れしたりするなど、ミシンの搬入出に困難を来す。
【0004】
本発明の目的は、上記課題を解決し、運搬や保守点検等に際し、テーブルをベッドの下方後側へ格納できるミシンのテーブル装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のテーブル装置は、次の手段(1)又は(2)をとったものである。
(1)機枠に複数のヘッド及びベッドを左右方向に配設し、前記機枠の後部に固定テーブルをベッドと略同じ高さで水平に固定するとともに、前記固定テーブルの前方に可動テーブルを水平に配置した刺繍ミシンにおいて、可動テーブルはその前後幅が固定テーブルの前後幅より大きいものであり、可動テーブルをベッドと略同じ高さの使用位置で機枠に切り離し可能に保持する保持手段と、保持手段から切り離された可動テーブルを、ベッドより下方で且つ使用位置より後側であって、可動テーブルの後端が機枠の後端又は固定テーブルの後端と前後方向に略同じ位置となる格納位置へ案内する案内手段とを備え、保持手段が、可動テーブルの左右両端を保持する保持部材と、可動テーブルの後端を掛止する掛止部材と、掛止部材の前方で可動テーブルの左右方向中間部を下側から支承する支承部材とを含み、支承部材は、上端に支承部を備えたロッドと、可動テーブルの前後方向略中央部の裏面に取り付けられて支承部を係止する係止板とから構成され、ロッドはベッドより下方の機枠に対して斜めに高さ調整自在に支持されており、案内手段が、可動テーブルを下側から昇降可能に支持する伸縮部材を含み、伸縮部材に可動テーブルを上昇方向へ付勢する手段が設けられ、伸縮部材の基端がベッドより下方の機枠に前後方向へ回動可能に取り付けられ、伸縮部材の先端が可動テーブルの前後方向略中央部に回動可能に結合されたことを特徴とする。
(2)機枠に複数のヘッド及びベッドを左右方向に配設し、機枠の後部に固定テーブルをベッドと略同じ高さで水平に固定するとともに、前記固定テーブルの前方に可動テーブルを水平に配置したミシンにおいて、可動テーブルはその前後幅が前記固定テーブルの前後幅より大きいものであり、可動テーブルをベッドと略同じ高さの使用位置で機枠に切り離し可能に保持する保持手段と、保持手段から切り離された可動テーブルを、ベッドより下方で且つ使用位置より後側であって、可動テーブルの後端が機枠の後端又は固定テーブルの後端と前後方向に略同じ位置となる格納位置へ案内する案内手段と、可動テーブルを使用位置と格納位置との中間高さで且つ前後方向には使用位置と略同じ位置の中間高さ位置に水平に支持する支持手段とを備え、可動テーブルの左右両端に後ローラと前ローラとが支持され、機枠の左右両端に後保持板と前保持板と後支持板と前支持板と下部案内板とが固定され、後保持板及び後支持板には後ローラを下側から受ける凹部が設けられ、前保持板及び前支持板には前ローラを前後方向へ案内するスリットが形成され、下部案内板には後ローラ及び前ローラを下側から受ける凹部が設けられ、後保持板及び前保持板は保持手段を構成し、後支持板、前支持板及び下部案内板は案内手段を構成し、後支持板及び前支持板は支持手段を構成することを特徴とする。
【0007】
筒物縫製品の縫製加工に際し、ベッドを露出させて使用できるように、テーブルを使用位置と格納位置との中間高さで且つ前後方向には使用位置と略同じ位置の中間高さ位置に水平に支持する支持手段を備えることが好ましい。
【0008】
案内手段は、テーブルを簡単な構成で両方向へスムーズに案内できる点で、上記手段(1)のように、案内手段がテーブルを下側から昇降可能に支持する伸縮部材を含み、伸縮部材をベッドより下方の機枠に前後方向へ回動可能に取り付ける、という構成が好ましい。
【0009】
この場合、伸縮部材は、特定の部材に限定されず、動力源を用いてテーブルを自動的に昇降するもの、或いは、オペレータによるテーブルの手動操作を補助するものを含む。前者の場合は、伸縮部材として、エアシリンダ又は油圧シリンダ等を用いることができる。後者の場合は、手動操作を容易にするために、伸縮部材にテーブルを上昇方向へ付勢するスプリング又は加圧流体等の手段を設け、伸縮部材の先端をテーブルの前後方向略中央部に回動可能に結合するのが好ましい。特に、大型テーブルを楽に操作できる点で、伸縮部材に流体アブソーバを用いるとよい。
【0010】
保持手段は、多頭ミシンの場合に、左右に長いテーブルの撓みを防止するために、上記手段(1)のように、テーブルの左右両端を保持する保持部材と、テーブルの後端を掛止する掛止部材と、掛止部材の前方でテーブルの左右方向中間部を下側から支承する支承部材とから構成するのが好ましい。また、テーブルを使用位置と格納位置との中間高さに水平に支持する場合は、掛止部材に上下二段の掛止部を設け、支承部材に高さ調整自在な支承部を設けるとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を刺繍ミシンのテーブル装置に実施した形態例を、図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、この刺繍ミシンにおいては、機枠1の上部フレーム2に複数(例えば6基)のヘッド3が左右方向に配設され、ヘッド3の下端に針4が設けられている。機枠1の下部フレーム5には脚柱6を介し中間フレーム7が固定され、中間フレーム7上にヘッド3と同数のベッド8が設置され、ベッド8の前端に針板9及び釜(図示略)が設けられている。
【0012】
ベッド8と同じ高さにおいて、機枠1の後部及び左右には固定テーブル10が水平に固定され、固定テーブル10の前方に可動テーブル11が昇降可能に配置されている。固定テーブル10及び可動テーブル11は左右に長く形成され、ベッド8と対応する位置にこれを露出させる切欠10a,11aが形成され、各テーブル10,11上で刺繍枠(図示略)が前後左右に移動される。なお、この実施形態の刺繍ミシンにおいては、機枠1下端部の前後幅Dが760mm、固定テーブル10の後部の前後幅Cが280mm、可動テーブル11の前後幅Bが950mm、ミシン全体の前後幅A(本実施形態ではB+C)が1230mmに設計されている。
【0013】
可動テーブル11はベッド8と同じ高さの「使用位置」で保持手段により機枠1に対し切り離し可能に保持され、機枠1から切り離された可動テーブル11は案内手段によってベッド8より下方で且つ使用位置より後側の「格納位置」へ案内される。格納位置の可動テーブル11の後端は、固定テーブル10の後端と前後方向に略同じ位置にある。保持手段は、可動テーブル11の左右両端を保持する保持部材13と、可動テーブル11の後端を掛止する掛止部材14と、掛止部材14の前方で可動テーブル11の左右方向中間部を下側から支承する支承部材15とから構成されている。
【0014】
保持部材13は、図2に示すように、可動テーブル11の裏面に取り付けられた施錠金具17と、固定テーブル10の裏面に固定された受け金具18とから構成されている。施錠金具17には錠止片19が左右にスライド可能に設けられ、施錠金具17の長孔17aから下側に露出する摘み19aの操作により、錠止片19が受け金具18に掛け外しされる。
【0015】
掛止部材14は、図1に示すように、可動テーブル11の裏面に固定されたフック20と、中間フレーム7の前面に取り付けられた掛止板21とから構成されている。掛止板21には上下二段の掛止部21a,21bが突設され、可動テーブル11の後方移動によりフック20が掛止部21a,21bに掛止され、可動テーブル11の前方移動によりフック20が掛止部21a,21bから解除される。
【0016】
支承部材15は、図3及び図4に示すように、上端に支承部23aを備えたロッド23と、支承部23aを係止する係止板24とから構成され、ベッド8毎にその片側に位置するように左右に複数並設されている(図2参照)。ロッド23は下部フレーム5の前枠5aにブラケット25及び支持筒26を介して斜めに高さ調整自在に支持され、支持筒26にはロッド23を締め付けるハンドル27が螺着されている。
【0017】
係止板24は可動テーブル11の前後方向略中央部の裏面に取り付けられ、支承部23aが直角に当たる傾斜面24aと、傾斜面24aを前後に仕切る突起24bとを備えている。そして、支承部材15と掛止部材14の下側の掛止部21bとにより支持手段が構成され、Tシャツ等の筒物縫製品の刺繍加工に際し、可動テーブル11が使用位置と格納位置との中間高さで且つ前後方向には使用位置と同じ位置の「中間高さ位置」に水平に支持されるようになっている(図4b参照)。
【0018】
前記案内手段は、可動テーブル11を下側から昇降可能及び前後動可能に支持する流体アブソーバ12を備えている。流体アブソーバ12は、図5及び図6に示すように、シリンダ30とロッド31とから伸縮自在に構成され、ベッド8毎に支承部材15の反対側に位置するように左右に複数本並設されている。
【0019】
シリンダ30は、ベッド8より下方の前枠5aにブラケット32を介し軸33により前後方向へ回動可能に取り付けられ、内部に可動テーブル11を上昇方向へ付勢する加圧ガス又は加圧油が封入されている。ロッド31の先端は可動テーブル11の前後方向略中央部の裏面にブラケット34を介し軸35により回動可能に結合されている。そして、流体アブソーバ12を収縮状態で後方へ回動して、可動テーブル11を格納位置に配置できるようになっている。
【0020】
上記構成の刺繍ミシンにおいて、通常の刺繍加工に際しては、可動テーブル11をベッド8と同じ高さの「使用位置」に配置し、保持部材13の錠止片19を受け金具18に掛け、掛止部材14のフック20を掛止板21の上側の掛止部21aに掛止し、支承部材15の支承部23aを係止板24の傾斜面24aの前部に当て、ロッド23をハンドル27で固定する。こうすれば、左右に長い可動テーブル11を撓ませることなく使用位置に水平状態で保持することができる。
【0021】
ベッド8を露出させて刺繍加工する場合には、支承部材15のロッド23を下げ、錠止片19を受け金具18から外し、フック20を上側の掛止部21aから外して下側の掛止部21bに掛止し、流体アブソーバ12のロッド3Oを縮め、可動テーブル11を水平に配置し、支承部23aを傾斜面24aの後部に当て、ロッド23をハンドル27で固定する。この場合は、流体アブソーバ12の付勢力を利用し、大型で重い可動テーブル11を使用位置から「中間高さ位置」へ手動操作で楽に配置替えすることができる。
【0022】
運搬や保守点検等に際して、可動テーブル11を格納する場合には、支承部材15のロッド23を下限まで下げ、フック20を下側の掛止部21bから外す。そして、可動テーブル11を後下がりに傾け、流体アブソーバ12を後方へ回動し、可動テーブル11の後端部を中間フレーム7の下側に差し込み、脚柱6に固定した支持片37の上に載せ、必要に応じ、錠止片19を固定テーブル10の後部受け金具38(図2参照)に掛ける。こうすれば、流体アブソーバ12が可動テーブル11を略重心位置で支持しているので、可動テーブル11を軽く傾けてベッド8より下方後側の「格納位置」へスムーズに格納できる。
【0023】
この格納形態においては、可動テーブル11が後退しているので、糸切れ等の保守点検時の寄り付きがよくなる。また、ミシン全体の前後幅が可動テーブル11の前後幅Bと同等長さ(例えば950mm)に短縮されるため、梱包形態を小型化して、運搬コストを削減できるとともに、通常の建物の出入口からミシンを容易に搬入出することもできる。なお、前記と逆の順序で操作すれば、可動テーブル11を格納位置から使用位置に手早く戻すことができる。
【0024】
図7及び図8は本発明の別の実施形態を示すものである。このテーブル装置においては、可動テーブル11の左右両端に後ローラ41と前ローラ42とが支持され、機枠1の左右両端に後保持板43と前保持板44と後支持板45と前支持板46と下部案内板47とが固定されている。後保持板43及び後支持板45には後ローラ41を下側から受ける凹部43a,45aが設けられ、前保持板44及び前支持板46には前ローラ42を前後方向へ案内するスリット44a,46aが形成され、下部案内板47には後ローラ41及び前ローラ42を下側から受ける凹部47a,47bが設けられている。
【0025】
後保持板43及び前保持板44は保持手段を構成し、可動テーブル11をベッド8と同じ高さの「使用位置」で機枠1に切り離し可能に保持する。後支持板45、前支持板46及び下部案内板47は案内手段を構成し、可動テーブル11をベッド8より下方で且つ使用位置より後側の「格納位置」へ案内する。また、後支持板45及び前支持板46は支持手段を構成し、可動テーブル11を使用位置と格納位置との中間高さで且つ前後方向には使用位置と同じ位置の「中間高さ位置」に水平に支持する。この構成によれば、前記実施形態と比較し、手動操作が煩雑となるが、安価な部品を用いて可動テーブル11を使用位置、中間高さ位置及び格納位置に配置することができる。
【0026】
可動テーブル11を「使用位置」から「中間高さ位置」に配置する場合には、図8(a)に示すように、可動テーブル11を前方へ引き、前ローラ42を前保持板44のスリット44aの前端に当て、後ローラ41を後保持板43から外し、この状態で、可動テーブル11を前ローラ42を中心に傾動し、後ローラ41を後支持板45の上に載せる。次に、図8(b)に示すように、可動テーブル11を後方へ押し、後ローラ41を後支持板45の凹部45aに落とし、前ローラ42を前保持板44のスリット44aから外して前支持板46の上に降ろし、可動テーブル11を中間高さ位置に水平に配置する。
【0027】
可動テーブル11を「中間高さ位置」から「格納位置」に配置する場合には、図8(c)に示すように、可動テーブル11を前方へ引き、前ローラ42を前支持板46のスリット46aの前端に当て、後ローラ41を後支持板45から外し、この状態で、可動テーブル11を前ローラ42を中心に傾動し、後ローラ41を下部案内板47の上に載せる。次に、図8(d)に示すように、可動テーブル11を後方へ押し、前ローラ42を前支持板46の後端から外して下部案内板47の上に降ろし、前後のローラ41,42を凹部47a,47bに落とし、可動テーブル11を格納位置に配置する。
【0028】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)一枚板からなるテーブルを伸縮部材で昇降可能に支持すること。
(2)伸縮部材として、ばねシリンダを用いること。
(3)支承部材15にかえ、テーブルの前端部を伸縮ポールで支承すること。
(4)テーブルをリンク機構により使用位置と格納位置との間で案内すること。
(5)本発明はミシン全体の前後幅Aに限定されるものではないが、同前後幅Aが990mm以上のミシンにおいて、可動テーブル11が格納位置に格納されることで同前後幅が990mm未満に短縮されるように具体化すると、運送用のコンテナにその内幅方向に二台のミシンを並べて収めることができる点で好ましい。さらに、同ミシンにおいて、可動テーブル11が格納位置に格納されることで同前後幅が850mm未満に短縮されるように具体化すると、建物の大半の扉開口幅より小さくなり該扉開口から出入れすることができる点でさらに好ましい。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明に係るミシンのテーブル装置によれば、運搬や保守点検等に際し、テーブルをベッドの下方後側へ格納できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテーブル装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】同テーブル装置の左側部分を示す平面図である。
【図3】同テーブル装置の支承部材を示す断面図である。
【図4】支承部材の作用を示す断面図である。
【図5】同テーブル装置の流体アブソーバを示す断面図である。
【図6】流体アブソーバの作用を示す断面図である。
【図7】本発明に係るテーブル装置の別の実施形態を示す側面図である。
【図8】同テーブル装置の作用を示す側面図である。
【符号の説明】
1 機枠
3 ヘッド
8 ベッド
10 固定テーブル
11 可動テーブル
12 流体アブソーバ
13 保持部材
14 掛止部材
15 支承部材
21a 掛止部
21b 掛止部
23a 支承部
41 後ローラ
42 前ローラ
43 後保持板
44 前保持板
45 後支持板
46 前支持板
47 下部案内板

Claims (3)

  1. 機枠(1)に複数のヘッド(3)及びベッド(8)を左右方向に配設し、機枠(1)の後部に固定テーブル(10)をベッド(8)と略同じ高さで水平に固定するとともに、前記固定テーブル(10)の前方に可動テーブル(11)を水平に配置したミシンにおいて、
    可動テーブル(11)はその前後幅が前記固定テーブル(10)の前後幅より大きいものであり、
    可動テーブル(11)をベッド(8)と略同じ高さの使用位置で機枠(1)に切り離し可能に保持する保持手段と、
    保持手段から切り離された可動テーブル(11)を、ベッド(8)より下方で且つ使用位置より後側であって、可動テーブル(11)の後端が機枠(1)の後端又は固定テーブル(10)の後端と前後方向に略同じ位置となる格納位置へ案内する案内手段とを備え、
    保持手段が、可動テーブル(11)の左右両端を保持する保持部材(13)と、可動テーブル(11)の後端を掛止する掛止部材(14)と、掛止部材(14)の前方で可動テーブル(11)の左右方向中間部を下側から支承する支承部材(15)とを含み、
    支承部材(15)は、上端に支承部(23a)を備えたロッド(23)と、可動テーブル(11)の前後方向略中央部の裏面に取り付けられて支承部(23a)を係止する係止板(24)とから構成され、ロッド(23)はベッド(8)より下方の機枠(1)に対して斜めに高さ調整自在に支持されており、
    案内手段が、可動テーブル(11)を下側から昇降可能に支持する伸縮部材(12)を含み、伸縮部材(12)に可動テーブル(11)を上昇方向へ付勢する手段が設けられ、伸縮部材(12)の基端がベッド(8)より下方の機枠(1)に前後方向へ回動可能に取り付けられ、伸縮部材(12)の先端が可動テーブル(11)の前後方向略中央部に回動可能に結合されたことを特徴とするミシンのテーブル装置。
  2. 掛止部材(14)に上下二段の掛止部(21a,21b)を設けた請求項1記載のミシンのテーブル装置。
  3. 機枠(1)に複数のヘッド(3)及びベッド(8)を左右方向に配設し、機枠(1)の後部に固定テーブル(10)をベッド(8)と略同じ高さで水平に固定するとともに、前記固定テーブル(10)の前方に可動テーブル(11)を水平に配置したミシンにおいて、
    可動テーブル(11)はその前後幅が前記固定テーブル(10)の前後幅より大きいものであり、
    可動テーブル(11)をベッド(8)と略同じ高さの使用位置で機枠(1)に切り離し可能に保持する保持手段と、
    保持手段から切り離された可動テーブル(11)を、ベッド(8)より下方で且つ使用位置より後側であって、可動テーブル(11)の後端が機枠(1)の後端又は固定テーブル(10)の後端と前後方向に略同じ位置となる格納位置へ案内する案内手段と、
    可動テーブル(11)を使用位置と格納位置との中間高さで且つ前後方向には使用位置と略同じ位置の中間高さ位置に水平に支持する支持手段とを備え、
    可動テーブル(11)の左右両端に後ローラ(41)と前ローラ(42)とが支持され、
    機枠(1)の左右両端に後保持板(43)と前保持板(44)と後支持板(45)と前支持板(46)と下部案内板(47)とが固定され、
    後保持板(43)及び後支持板(45)には後ローラ(41)を下側から受ける凹部(43a,45a)が設けられ、
    前保持板(44)及び前支持板(46)には前ローラ(42)を前後方向へ案内するスリット(44a,46a)が形成され、
    下部案内板(47)には後ローラ(41)及び前ローラ(42)を下側から受ける凹部(47a,47b)が設けられ、
    後保持板(43)及び前保持板(44)は保持手段を構成し、
    後支持板(45)、前支持板(46)及び下部案内板(47)は案内手段を構成し、
    後支持板(45)及び前支持板(46)は支持手段を構成することを特徴とするミシンのテーブル装置。
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