JPH07187586A - 油圧パレット装置 - Google Patents

油圧パレット装置

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JPH07187586A
JPH07187586A JP5348083A JP34808393A JPH07187586A JP H07187586 A JPH07187586 A JP H07187586A JP 5348083 A JP5348083 A JP 5348083A JP 34808393 A JP34808393 A JP 34808393A JP H07187586 A JPH07187586 A JP H07187586A
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JP
Japan
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hydraulic
hydraulic pallet
pallet
wheels
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP5348083A
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English (en)
Inventor
Tatsu Shioda
辰 潮田
Hideo Takasu
秀雄 高須
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧パレットの転倒を防止し、荷物搬送の作
業効率を向上させる。 【構成】 油圧シリンダ4の油圧機構に連動して昇降す
る油圧パレット本体1を備え、この油圧パレット本体1
に互いに平行な一対の回転シャフト16及び20が設け
られている。回転シャフト16及び20にはそれぞれ揺
動レバー17及び19が連結され、これらの揺動レバー
の先端部は支持柱を介して連結され、この支持柱の下部
には補助輪21を有するターンテーブル部22が設けら
れている。油圧パレットの走行時、油圧パレット本体1
が傾斜すると補助輪21が床面に接触して荷重を受け、
パレット本体1の転倒を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧パレット装置に係
り、更に詳しくは油圧シリンダによって昇降する油圧パ
レット本体が傾斜して転倒することを防止するのに好適
な転倒防止脚を備えた油圧パレット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧パレット装置は、操作性と軽
便性に優れ、かつ、安価なため広く用いられている。図
6は、従来の油圧パレット装置の一例を示す正面図、図
7は同平面図、図8は同側面図である。
【0003】この油圧パレット装置においては、操作ハ
ンドル2で油圧ポンプ3を作動させ、油圧シリンダ4を
伸長する操作(伸操作)をすると、回転シャフト16を
軸に揺動する支持レバー7を介して伝達機構としてのロ
ッド8を押し、フォーク部9にその先端部が枢着された
脚レバー13を介して油圧パレット本体1が床面14に
対して上昇する。操作ハンドル2により油圧シリンダ4
を縮小する操作(縮操作)をすると、上記した作動と逆
の作動により油圧パレット本体1が床面14に対して下
降する。
【0004】実際には、操作ハンドル2により油圧シリ
ンダ4を縮操作したとき、フォーク部9と前後走行車輪
10との間隙が小さいので、この状態で図9に示すパレ
ットAの内部空間部にフォーク部9を挿通した後、油圧
シリンダ4を伸操作すると、フォーク部9が上昇し、パ
レットAが床面14から離間する。この状態で油圧パレ
ット装置を所定の方向に走行させる。
【0005】しかしながら、油圧パレット本体1は本体
前端側の前後走行車輪10の二車輪と操舵輪5の三点で
支持された構造であるため、走行方向に対して直角方向
(横方向)に傾斜したとき、転倒しやすい欠点であっ
た。
【0006】図10は従来の油圧パレットの他の例を示
す正面図、図11は同平面図である。図10及び図12
において、図6から図9に示す油圧パレットと異なる点
は、フォーク部9の走行方向前端部にそれぞれ横行車輪
11が設けられていることである。この横行車輪11
は、前後走行車輪10の回転方向と直交する方向に回転
自在に脚レバー13に設けられている。
【0007】この油圧パレットでは、操作ハンドル2で
油圧ポンプ3を作動させ、図10の状態よりも更に油圧
シリンダ4を伸操作すると、回転シャフト16を軸に揺
動する支持レバー7を介して伝達機構としてのロッド8
を押し、フォーク部9の先端部に枢着された脚レバー1
3が揺動して前後走行車輪10は床面14から離間し、
横行車輪11のみが床面14に設置する。この後、操作
ハンドル2によって操舵輪5を中心にしてフォーク部9
をほぼ直角に回転させた後、油圧パレットを走行させる
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この油
圧パレットにおいても、前端の前後走行車輪10の二車
輪と操舵輪5の三点又は横行車輪11の二車輪と操舵輪
5との3点の支持構造であり、前記の油圧パレットと同
様に走行方向に対して横方向に傾斜したとき、転倒し易
いという欠点があった。
【0009】以上のように、上記した従来のいずれの油
圧パレットにおいても、その機構上、荷を乗せるフォー
ク部9の二点の車輪10、11と操舵輪5の一点とから
構成された三点支持であり、走行方向に逆三角形の設置
点となっているため、フォーク部9の後部に位置する操
舵輪5の近傍に荷重がかかり、重心位置が設置点の三角
形から外れると容易に転倒することがある。
【0010】特に床面の小さい重心の高い縦長の重量物
あるいは長尺なものをフォーク部9に対し直角に載置さ
せ走行すると、床面の小さな突起等に車輪があたった場
合、車輪径が小さいため、油圧パレットがつまずく状態
となり容易に転倒することがあった。
【0011】また、図10及び図11に示す油圧パレッ
トの場合、リストアップして荷を積み上げ、横行車輪1
1によって直角方向(横方向)に直ちに移動できる点で
便利であるが、この種のタイプの油圧パレットは、パレ
ットAの車輪設置幅の狭い横移動に使用が多くなり、転
倒の可能性はそれだけ多くなる。そのため、従来転倒の
防止と転倒の可能性を注意しながら作業するために、作
業能率が低下するという問題点があった。
【0012】本発明の目的は上記した従来の油圧パレッ
トに有する問題点を解決し、油圧パレットの転倒を防止
し、転倒の可能性を注意しながら作業するために生じる
作業効率の低下を防止して作業効率を向上させることが
できる油圧パレット装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の油圧パレット装置は、油圧パレットの
油圧機構に連動して昇降する油圧パレット本体を備えた
油圧パレット装置において、前記油圧パレット本体の走
行方向に直交する方向の両側に各々油圧機構に連動して
昇降可能な一対の回転シャフトを備え、これらの回転シ
ャフトに各々一対の揺動レバーを設け、これらの揺動レ
バーの揺動先端部を支持柱を介して連結し、この支持柱
に自在車輪を備えたターンテーブル部を設けた転倒防止
脚を備えている。
【0014】
【作用】油圧シリンダの作動に連動して昇降する回転シ
ャフトと、この回転シャフトに各々揺動レバーを取付
け、揺動レバーの先端に、自在車輪を備えたターンテー
ブルを設けた支持柱がある。
【0015】その自在車輪は、ターンテーブルが常時フ
ォーク上面と同じ平行面を保ちながら、フォークの上下
に関係なく、パレット後部の操舵輪に対し常時一定の高
さを保つことができる。
【0016】自在車輪は、床面と常時決まった少々の隙
間を保持するか、または、荷重のかからない程度に軽く
床面に接触しているように、調整板の挿入によって調整
可能な構造となっており、通常の走行時は走行の抵抗に
ならず、パレット本体の転倒傾斜したときのみ、転倒防
止車輪が床面に接触して荷重を受け、転倒を防止するこ
とができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の油圧パレット装置の一実施例
を示す正面図、図2は同平面図、図3は同側面図、図4
は同油圧パレット装置における転倒防止脚の詳細図、図
5は同油圧パレット装置における横行車輪部分の詳細図
である。
【0018】この油圧パレット装置において、油圧パレ
ット本体1は操作ハンドル2で油圧ポンプ3を作動さ
せ、油圧シリンダ4を伸縮させ、伸縮量6に応じて上下
するようになっている。油圧シリンダ4の下面側には操
舵輪5が設けられ、この操舵輪5は油圧パレット本体1
に設けられた回転シャフト16に固定された支持レバー
7により支持されている。
【0019】この支持レバー7にロッド8の一端が連結
され、このロッド8の他端は油圧パレット本体1の水平
部を構成するフォーク部9の下面に設けられた脚レバー
13に連結されている。回転シャフト16には一対の揺
動レバー17の一端が各々固定されており、揺動レバー
17の他端は各々支柱18の下部に設けられた取付部2
3に枢着されている。回転シャフト20には揺動レバー
19の一端が固定され、揺動レバー19の他端は支柱1
8の上端に枢着され、支点Bを中心に揺動可能となって
いる。そして、自在車輪21は操舵輪5に対し、その回
転軸方向外側に各々配置されている。
【0020】取付部23の下面には自在車輪21を回転
自在に支持するターンテーブル22を備えており、自在
車輪21と床面14との隙間を調整できるように調整板
24が挿入可能な構造となっている。
【0021】次に上記のように構成される油圧パレット
転倒防止装置の作用について説明する。操作ハンドル2
を操作して油圧ポンプ3を駆動し、油圧シリンダ4を伸
ばすと、回転シャフト16を軸にして揺動レバー17が
揺動し、支持柱18を押し下げる。このとき、揺動レバ
ー19は回転シャフト20を軸にして揺動レバー17と
平行に上下し、支持柱18と自在車輪21を備えたター
ンテーブル22はフォーク部9の上面に対し、直角の状
態を保ちながら上下する。
【0022】すなわち、油圧シリンダ4が伸長して油圧
パレット本体1及びフォーク部9が上昇すると、油圧パ
レット本体1に設けられた回転シャフト16及び20も
上昇する。このとき、油圧パレット本体1と操舵輪5と
の間は支持レバー7を介して連結されているために油圧
パレット本体1が上昇しても操舵輪5は上昇することな
く床面14に接触した状態が維持される。回転シャフト
16及び20が上昇すると揺動レバー19は支点Bを中
心に図中矢印で示すように右回転し、また同時に揺動レ
バー17も図中矢印で示すように右回転する。したがっ
て、油圧パレット本体1が上昇しても補助輪21は降下
するため、補助輪21と操舵輪5との間の床面からの位
置関係は所定の関係に保たれる。
【0023】油圧パレット本体1の上昇又は下降時にお
いて、常時補助輪21が床面に接触又は床面から僅かに
隙間を介して位置するようにするためには、揺動レバー
17及び揺動レバー19の寸法を設定することによって
調整可能である。また、この補助輪21の床面との間の
位置関係を調整するために、取付部23とターンテーブ
ル22との間に調整板24を挿入することによって微調
整を行なうことができる。
【0024】上記した実施例においては、補助輪21は
回転シャフト16及び20を介して設置されているが、
操舵輪5の支持レバー7に補助輪を備えた転倒防止脚を
設けてもよく、また、フォーク部9の両側に回転シャフ
トを設け、この回転シャフトを介して補助輪を備えた転
倒防止脚を設けてもよい。
【0025】上記した実施例においては、転倒防止脚を
図10及び図11に示すタイプの油圧パレット装置に設
置した例を示したが、横行車輪を備えていない図6から
図8に示すタイプの油圧パレット装置に転倒防止脚を備
えたものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、油圧パレ
ット装置が傾斜して転倒することを未然に防止できるた
め、従来のような転倒を防止するため慎重な作業動作に
より作業効率が低下することを回避して作業効率の向上
を図ることができる。また、転倒が防止できるために、
重心の重い重量物の荷物あるいは長尺物の荷物における
運搬を速く容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の油圧パレット装置の一実施例を
示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】同油圧パレット装置における転倒防止脚の詳細
図である。
【図5】同油圧パレット装置における横行車輪部分の詳
細図である。
【図6】従来の油圧パレット装置の一例を示す正面図で
ある。
【図7】同油圧パレット装置の平面図である。
【図8】同油圧パレット装置の側面図である。
【図9】同油圧パレット装置の荷物積載状況を示す説明
図である。
【図10】従来の油圧パレット装置の他の例を示す正面
図である。
【図11】同油圧パレット装置の平面図である。
【符号の説明】 1 油圧パレット本体 2 操作ハンドル 4 油圧シリンダ 5 操舵輪 6 伸縮量 7 支持レバー 8 ロッド 9 フォーク部 10 前後走行車輪 11 横行車輪 13 脚レバー 14 床面 16 回転シャフト 17 揺動レバー 18 支持柱 19 揺動レバー 20 回転シャフト 21 自在車輪 22 ターンテーブル部 23 取付部 24 調整板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧パレットの油圧機構に連動して昇降
    する油圧パレット本体を備えた油圧パレット装置におい
    て、前記油圧パレット本体の走行方向に直交する方向の
    両側に各々油圧機構に連動して昇降可能な一対の回転シ
    ャフトを設け、これらの回転シャフトに各々一対の揺動
    レバーを設け、これらの揺動レバーの揺動先端部を支持
    柱を介して連結し、この支持柱に自在車輪を備えたター
    ンテーブル部を設けた転倒防止脚を備えたことを特徴と
    する油圧パレット装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧パレット本体に一対の支点を設
    け、これらの支点に前記一対の揺動レバーを各々連結し
    たことを特徴とする請求項1の油圧パレット装置。
  3. 【請求項3】 前記支持柱の下部にターンテーブル部を
    取り付けるための取付部を設け、該取付部と前記ターン
    テーブル部の間に調整板を挿入自在に設けたことを特徴
    とする請求項1の油圧パレット装置。
JP5348083A 1993-12-24 1993-12-24 油圧パレット装置 Pending JPH07187586A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5348083A JPH07187586A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 油圧パレット装置

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JP5348083A JPH07187586A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 油圧パレット装置

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JPH07187586A true JPH07187586A (ja) 1995-07-25

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ID=18394634

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JP5348083A Pending JPH07187586A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 油圧パレット装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196331A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 段ロールユニット及びその搬送方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196331A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 段ロールユニット及びその搬送方法
WO2009107439A1 (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 三菱重工業株式会社 段ロールユニット及びその搬送方法

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