JPH07187486A - シート移送手段を備えるシート後処理装置 - Google Patents

シート移送手段を備えるシート後処理装置

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JPH07187486A
JPH07187486A JP33441693A JP33441693A JPH07187486A JP H07187486 A JPH07187486 A JP H07187486A JP 33441693 A JP33441693 A JP 33441693A JP 33441693 A JP33441693 A JP 33441693A JP H07187486 A JPH07187486 A JP H07187486A
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sheet
sheets
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bin
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JP33441693A
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Seiichiro Adachi
成一郎 安達
Katsuto Kato
克人 加藤
Katsuaki Hirai
克明 平井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビン内のシートを棒部材を用いて移送する手
段を備えたソータにおいて、シートの移送の信頼性を向
上させる。 【構成】 シートを移送する基準棒22と、その基準棒
が当接するシートの後端部が適正な角度で当接する様に
シート後端矯正手段40aを設ける。ビン内のシート
(カール紙、コシの弱い紙等)の状態に依らず安定した
シートの移送を行なうことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート束移送手段を備
えるシート後処理装置、例えば複写機、印刷機、レーザ
ビームプリンタ(LBP)、ファクシミリ等の画像形成
装置から画像形成後に排出される複写用紙等のシートを
順次受け皿(以下「ビントレイ」と称す)に分類、収納
を行うシート後処理装置に係り、詳しくは、ビントレイ
上で積載されたシートをシート移送部材で整合し、移送
させることができるシート後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビントレイ上へ収納された1枚の
シートあるいはシート束を種々の理由によって、ビント
レイ上でシフトさせるものが知られている。
【0003】例えば、ビントレイ上へ収納されたシート
束を整合棒で押して、シート束を取り出し易くしたり、
あるいはスタッカ上へ直接に押し出したり、あるいはビ
ントレイ上での位置をシフトさせて、次に排出されるシ
ート束と区分けしたりする場合である。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかるに、上記従
来例においては、シートの端部が図18に示すようにカ
ール状態であると、シート束に対して整合棒22が作用
すると、図に示すようにシート束がわん曲してしまう。
その結果、良好なシート束のシフトが行なえない恐れが
ある。
【0005】特に、滑ることをある程度考慮に入れ、基
準棒22の移動方向とビントレイbのなす角度を、予め
行った実験のデータにより適正値に設定し、ビントレイ
b内の移送をスムースにさせる方法では、カールの方向
が一定しない場合は該角度の設定値の決定が困難であ
り、カール量の適用可能範囲も狭い。更に、特にビント
レイbを上下に移動させながらシートの分類・収納をす
るタイプのシート後処理装置においては、載置されてい
るビントレイの角度がシートが排出されるビントレイの
上部にあるビントレイと下部にあるビントレイでは、載
置されている角度が異なっているものも多く、カール量
に対する適用範囲は非常に狭くなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のよれ
ば、例えば画像形成装置本体から排出されたシートを収
納する少なくとも1つ以上のビントレイと、シートをビ
ントレイに沿って移送させるシート移送手段を備えたシ
ート後処理装置において、例えば、シートをストッパ側
(下方)から上方へ移送させる時、シートとシート移送
手段が常に適正な角度で当接する様にシート端矯正手段
を設ける。このシート端矯正手段を設けることにより、
シートのカール量、カール方向、及びビントレイの設定
角度によらず、ビントレイ上でシートをスムースに移送
させることが可能となる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を用いて説明す
る。
【0008】図1は、本発明のシート後処理装置を備え
る画像形成装置の全体図である。図1に示す様に、画像
形成装置本体200の上面には、原稿を自動循環させる
原稿自動送り装置300が設置され、また下流には、2
0枚のビントレイb(b1,b2,…,b19,b20)を有
するシート後処理装置の一種のソート装置100が付設
されている。
【0009】画像形成装置本体200は、周知の電子写
真方式を用いたもので、ここでは詳細な説明は省略する
が、プラテンガラス208上に位置決められた原稿を図
示しない光学系により感光ドラム201上へ作像し、感
光ドラム201周りに設けられた現像器202、転写電
極203により、シートへ画像を転写し、定着器205
で永久的に定着するものである。
【0010】ソート装置100は所謂ビン移動型ソータ
でり、上下方向に集積されたビントレイbが両側部に設
けられた螺旋カム4の1回転により1枚ずつ上昇または
下降する。
【0011】画面形成装置本体200により画像形成さ
れたシートは、排紙ローラ対206を経てソート装置1
00へ送られ、フラッパー1によりソートパス6a、ノ
ンソートパス6bへの方向を選択される(図2参照)。
シートの分類をしないノンソート時においては、シート
は全てノンソートパス6bを通過し(フラッパー1が鎖
線位置)ノンソートトレイ10へ排出され、シートを分
類するソート時においては、ソートパス6aを通過し
(フラッパ1が実線位置)、排紙ローラにより排出され
るシートを、昇降する各ビントレイが収容する。
【0012】そして、符号7(破線部)は、シートの針
綴じを行う電動スティプラであり、ビントレイbに対向
する所定位置に付設されている。ソート装置の上視図で
ある図3に示す様に、スティプラ7は、ビントレイbの
領域外で待機する位置(実線位置)7aと、ビントレイ
bの隅部に開設された切り欠き部Aに進出してシートの
針綴じ動作を行なう位置7b(鎖線位置)を図示せぬ駆
動系にて移動する。
【0013】前記ビントレイbを保持するビンユニット
8は、図4に詳示する様に、ノンソートトレイ10から
ベースフレーム9にかけて、両側部にガイド側部61が
架設された箱状形成になっており、ビントレイbは、両
側部に固設されたピン(トラニオン)3を前記ガイド側
板61の孔61aに挿入し、排出方向上流側を下方に傾
斜して配設されている。そして、ベースフレーム9の基
端部奥側には、支持板11が取り付けられており、該支
持板11上には、上端部を上アーム12に、また下端部
を下アーム13に固定された回転中心軸14が該支持板
11に設けられた回転軸(不図示)と、ノンソートトレ
イ10下面に設けられた回転軸15とに回転自在に支持
されている。また、上記支持板11には扇形ギア16が
上述支持板11に設けられた回転軸を中心として、回転
自在に配置され、該扇形ギア16には、上記下アーム1
3が固定されている。更に支持板11の下側には、パル
スモータ17が配置されており、該パルスモータ17の
出力軸に固定されたギア18が上記扇形ギア16と噛合
している。そして、下アーム13の先端部と上アーム1
2の先端部には、各ビントレイbに開設された切り欠き
Bを貫通して、整合棒19が架設されており、該整合棒
19は扇形ギア16の回動により揺動する様に構成され
ている。更に下アーム13には遮光板20が設けられて
おり、該遮光板20が下アーム13と一体で揺動する事
により、前記ベースフレーム9の奥側に配置されたホー
ムポジションセンサ21をオン・オフする様に構成され
ている。
【0014】前記整合棒19の対向位置には、ビントレ
イbに開設された切り欠き部Aを貫通して基準棒22が
設置されている。基準棒22は、シート排出方向に伸び
ていてノンソートトレイ10の下方で支持されたガイド
レール23と嵌合し、一端をガイドレール23と平行し
て張設されたベルト24に固定されている。前記ベルト
24は、一方をノンソートトレイ10の下方に固設され
たパルスモータ25のブーリ26に、他方をアイドラプ
ーリ27に掛けられており、モータ25の正逆転によ
り、図3に示す様に、基準棒22がビントレイ領域外
(ストッパーb′後方)へ退避する位置(ホームポジシ
ョン)P1と、シートの整合時及び押し出し時に作用す
る位置P2への移動を可能にしている。なお、前記P1
の位置検知は不図示のセンサーにより行ない、P2の位
置検知は、パルスモータ25への所定パルス数入力によ
る。更に、前記ガイドレール23の取り付けは、ポジシ
ョンP1とポジションP2が水平方向で微少量Kの段差を
持つべく(ポジションP1が手前側)略斜め方向に、固
設されている(図2、図3参照)。
【0015】そして、図1に示す画像形成装置本体20
0及びソート装置100には、制御回路CPUが付設さ
れており、各動作の制御及び通信を行なっている。
【0016】次に、図13に基づいて、矯正手段40の
構成を説明する。
【0017】40bは支持板で、ガイドピン40g、4
0gに案内されて上下動可能である。40cは支持板4
0bを上下動させる駆動手段としてのプランジャーであ
る。
【0018】40dは支持板に形成された水平スロット
で、アーム40aのピン40fが嵌合されている。40
eはアーム40aを旋回自在に支持するピンで、図示し
ないソーターの側板に植立されている。
【0019】次に上述構成による動作説明をフローチャ
ート(図12)に沿って以下に記す。
【0020】(Step1) 先ず、操作者が原稿Dを
図1に示す原稿自動送り装置200の原稿載置台303
に載置する。次に複写部数n、スティプルモード(有・
無)等を画像形成装置本体の操作パネル(不図示)へ入
力後、スタートキーをONにする。
【0021】(Step2) 続いて、原稿Dの枚数を
原稿自動送り装置200が原稿を空循環させるか、また
は予め分かっているなら操作者が数値を入力するかの手
段により、画像形成装置本体200の制御回路に原稿枚
数N1を認識させる。
【0022】(Step3) 前記設定部数nに基づき
制御回路は1ビンに収容予定の部数N2を判断する。例
えば、本実施例におけるビントレイは20枚であるので
{n=0〜20の時はN2=1}{n=21〜40の時
はN2=2}{n=41〜60の時はN2=3}…とな
る。そして、ビントレイ1枚につき収容できる枚数をN
3(予め実験的に求め制御回路に入力)とし、N1×N2
<N3の判別を行なう。
【0023】(Step4) (Step3)での判別
が「No]であるなら、ビントレイ1枚に収納されるシ
ート枚数が収容可能枚数を越えてしまう為、何らかの方
法(警告時、ディスプレイメッセージ等)によりそれを
操作者に伝える。
【0024】(Step5) (Step3)での判別
が「Yes」であるなら図5に示す様に、ホームポジシ
ョンで待機していた基準棒22は整合の基準位置となる
ポジション(22(P2))へ、整合棒19は排出シー
トサイズに合ったポジション19(P1)(図6)にそ
れぞれ移動する。
【0025】(Step6,7) 上記準備が終了する
と、画像形成装置本体200より排出されるシートのソ
ーティングが行なわれる。ここで、前記設定部数nがビ
ントレイ枚数(20)より大きい場合には、先ず20部
のソートを行ない、ビントレイ枚数(20)以下の場合
にはn部のソートが行なわれ、原稿自動送り装置300
は、原稿束Dを下分離により最終ページから画像形成装
置本体200のプラテンガラス208上にパス301を
通り給送され(図1)、原稿停止後、図示しない光学系
が作動し、画像形成を開始する。転写・定着済のシート
はソートパス6aを通過して1枚目のビントレイb
1(排紙ローラに対向する位置にて待機している)へ排
出される(図6参照)。ビントレイb1へ排出されたシ
ートは、ストッパーb′を下に傾斜して配置されたビン
トレイ上を自重でストッパーb′に向けて移動する(2
点鎖線状態)。
【0026】そして、シートサイズに応じたパルス信号
に基づいて回動するパルスモータ17により、前記19
(P1)に位置していた整合棒19は矢印方向に所定量
移動を開始し、シート側端当接後、シートのもう一方の
側端が基準棒22に当接する第1シート位置へ移動する
(19(P4))。続いて、整合棒19は次のシートの
排出にそなえて19(P1)に復帰する。
【0027】以上が、1枚のシートをビントレイに積載
させる流れであり、以後螺旋カム4の回動により各ビン
トレイを排紙ローラ対の位置に合わせ、所望ビントレイ
に原稿最終ページの転写シートが側端を基準棒22に、
後端をストッパーb′に当接させて整合される。
【0028】原稿最終ページの転写が全て終了すると、
プラテンガラス208上の原稿はパルス302を通過し
て原稿載置台303の原稿束Dの最上面に排出される。
但し、複写済み原稿と、未複写原稿との間には、仕切り
レバーが介在しており(不図示)、両者の区別が行なわ
れる。
【0029】以上の動作を原稿枚数分繰り返し、所望の
複写シートを整合積載させる。なおこの時、原稿自動送
り装置300により原稿束Dは一循環を終了し、再び1
ページ目が最上面となっている。
【0030】(Step8) ここで前記(Step
1)での設定モードがスティプル「有り」であった場合
には(Step9)へ進み、スティプル「無し」であっ
た場合には(Step11)へ進む。
【0031】(Step9,10) 図6に示す様に、
ホームポジション7aで待機していたスティプラ7は、
制御回路CPUの動作開始信号を受け、スティプル動作
位置7b(破線位置)へ移動し、シートの後端角部を針
打ちする。この時シートは基準棒22及び整合棒19に
側端を保持されており、針打ち時の束ずれは防止され
る。針打ち終了後スティプラ7は、ホームポジション7
aに復帰し、螺旋カム4の1回動により、ビントレイを
1段移動させて次のビントレイ上のシートの針綴じに移
行する。
【0032】以上の動作の繰り返しにより、全てのシー
ト束の針綴じを終了する。
【0033】(Step11) 次に、図7に示す様
に、整合基準位置P2でシートの側端に当接していた基
準棒22は、パルスモータ25によりホームポジション
1へ移動する。基準棒22の移動軌道は、前述説明し
た様にシート束側端から離間する方向(段差K)である
ので、該移動に伴う束ずれは無い。
【0034】(Step12) 続いて、整合棒19が
パルスモータ17の駆動により、整合位置19(P4
から所定量L1(L1>K)だけ移動する(19
(P5))。整合棒19の移動に伴い、シートは側端を
押圧されストッパーb′に沿いながら手前側へL1だけ
押し出される(第2シート位置)。
【0035】(Step13) 矯正部材40は図13
に示すように、持ち上げアーム40a、リンク40b、
ソレノイド40cから構成され、通常は図13aに示す
状態になっている。基準棒22がポジション22
(P1)から22(P2)へ移動を開始する直前にソレノ
イド40cにより動作し(図13b)、アーム40aが
シートPの後端部を持ち上げる。そして前記(Step
11)でポジション22(P1)に退避していた基準棒
22はシート後端を押し上げながらポジション22(P
2)へ復帰する。このとき、シートの後端部は基準棒2
2に対して適正な角度で当接するように、矯正されてい
る。また、この際、基準棒22の移動方向はビントレイ
の傾斜角に対して、略垂直方向ではなく、シートをわず
かに押し下げる方向に移動している。このため、シート
は基準棒22により押し下げられ、一方で矯正部材40
のアーム40aによって持ち上げられるので上下から挟
まれた状態で、ビントレイに沿って押し上げられる状態
になりカール紙に対しても、薄い紙のようなコシの弱い
紙でも座屈することなく、図8に示すように確実にシー
トをシフトさせることができる。
【0036】基準棒22とシートとの当接部にローレッ
ト等を設け、シートが基準棒に沿って滑ることを防止す
るような構成であれば、より確実にシートの押し上げが
可能となる。シートは後端を基準棒22及び、ストッパ
b′に、側端を整合棒19に支持されて、図8に示すよ
うに、ビントレイ上に傾斜状に位置変換される(第3シ
ート位置)。
【0037】(Step14) 更にこの状態で図9に
示す様に、整合棒19が所定量L2だけ矢印方向に移動
する(19(P2))。ソート装置100の手前カバー
30、31の間にはシートが通過するのに十分な空間が
設けられており、前記整合棒19のL2の移動により側
端部は機外に押し出される(第4シート位置)。
【0038】この際、シートと基準棒22との当接部の
摩擦係数は小さいので、この押し出し動作はスムーズに
行なわれる。基準棒22とシートと当接部にローレット
等が設けられ、シートが基準棒に沿って滑ることを防止
するような構成であっても、この押し出し動作がスムー
スに行なわれることは明白である。整合棒19及び基準
棒22は全てのビントレイを貫通して構成されているた
め、前記動作によりビントレイ上の全てのシートが機外
に押し出される。
【0039】(Step15) ここで、(Step
1)での設定部数nのソートが全て終了していればその
まま装置動作を終了する。一方、ソートすべき残部数が
存在する場合には(Step5)〜(Step14)ま
での動作を繰り返す。
【0040】(他の実施例)第1の実施例において、矯
正部材がシートの後端部を持ち上げ、基準棒がシートを
押える方向に移動しながら、シートを斜めに押し上げた
が、比較的、上向きカールしたシートが多い場合や、下
向きにカールしたシートを基準棒とシートとの当接部に
設けたローレットなどによって、確実にすくい上げるこ
とが可能な場合は、図14に示すように、矯正部材41
がシートの後端部を押し下げ、基準棒122がビントレ
イの傾斜角θに対して略直角方向ではなく、傾斜面12
2aでシートを持ち上げる方向にシートを押し上げても
前記実施例と同様の効果が得られる。尚、図において、
41aはアーム、41bは支持板、41cはプランジ
ャ、41dは水平スロット、41eは支持ピン、41f
はピン、41gはガイドピンである。
【0041】さらに、図15に示すように、シート矯正
部材をシートの後端を持ち上げる方向と押し下げる方向
の両方に設け、シートの後端部を挟み込みながらビント
レイに沿ってシートを斜めに押し上げてもよい。基準棒
222そのものに、矯正部材を配置したものである。
尚、プランジャ42c1、c2、軸42e、ガイド42
gは基準棒222に配置されている。
【0042】また、前記実施例のようにアーム駆動する
タイプの矯正部材を用いなくとも、図16に示すよう
に、第2シート位置にシートを整合棒19により押し出
す際、予め固定された矯正部材43にシートを当接さ
せ、シート後端部を持ち上げ、その後、基準棒22によ
り第3の位置へのシフトを行なってもよい。
【0043】上記実施例では、ビントレイを移動しなが
らシート収納するタイプのシート後処理装置のため、載
置されたビントレイの間隔が広いところと狭いところが
あり、特に広いところでシートの移送不良が発生しやす
いため、間隔の開いたビントレイ上に載置されたシート
に対して、後端部の矯正手段を設けたが、これに限定さ
れず、全てのビントレイ上のシートに対して、後端部の
矯正手段を設けても良い。また、ビントレイ載置角度が
それぞれ異なっていた場合、基準棒の移動方向の関係で
移送不良が発生しやすいビントレイに対して、シート矯
正手段を設ければ良い。
【0044】基準棒322とシートPとの当接部にロー
レットなどの滑り防止機構が設けられている場合には、
基準棒がシート後端の矯正部材を兼ねて、図17に示す
ように、 基準棒322をシートに当接させる(図17a)。 基準棒によってシートの後端部を矯正する(図17
b)。 基準棒をそのままビントレイに沿って移動させ、第3
シート位置までシートを押し上げる(シフト)(図17
c)。ようにしても良い。この場合、基準棒322は図
示するような、段差45aを形成したカム溝45に沿っ
て階段状に動作して高さHだけシートを矯正しても良い
し、ビントレイに沿ってシートを持ち上げる方向とは異
なる、ビントレイと略垂直方向に基準棒を移動させる駆
動系により基準棒を移動させ、シートの後端部を矯正し
ても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート後
処理装置によればシートのシート移送手段との当接部近
傍である後端部を矯正する事によって、シート移送手段
とシートの当接角度を適正にし、シートに傷、座屈等が
発生する事なくスムーズなシート移送を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の主断面図。
【図2】上記図1のソータの部分拡大正面図。
【図3】上記図1の上視図。
【図4】上記図1のビンユニットの斜視図。
【図5】シート移送の流れを示す図。
【図6】シート移送の流れを示す図。
【図7】シート移送の流れを示す図。
【図8】シート移送の流れを示す図。
【図9】シート移送の流れを示す図。
【図10】2部目のシート移送の流れを示す図。
【図11】2部目のシート移送の流れを示す図。
【図12】本発明のフローチャート。
【図13】本発明のシート矯正手段の動作を示す図。
【図14】本発明のシート他の実施例の矯正手段の動作
を示す図。
【図15】本発明のシート他の実施例の矯正手段の動作
を示す図。
【図16】本発明のシート他の実施例の矯正手段の動作
を示す図。
【図17】本発明のシート他の実施例の矯正手段の動作
を示す図。
【図18】従来のシート移送を示す図。
【符号の説明】
22 基準棒 40a シート後端矯正手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出されたシートを収納する少なくとも
    1つ以上のビントレイと、 上記ビントレイ上のシート束を移送させるシート移送手
    段と、を具備したシート後処理装置において、 シートを移送する際、シートのシート移送手段との当接
    部の近傍の端部がシート移送手段と適正な角度で当接す
    るように、少なくとも1つ以上のビントレイ上シートに
    対してシート矯正手段を備えたことを特徴とするシート
    後処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシート後処理装置におい
    て、矯正手段は、シートとシート移送手段との当接部の
    近傍のシート端部を持ち上げる持ち上げ手段であること
    を特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシート後処理装置におい
    て、矯正手段は、シートとシート移送手段との当接部の
    近傍のシート端部を押し下げる押し下げ手段であること
    を特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシート後処理装置におい
    て、矯正手段は、シートとシート移送手段との当接部の
    近傍のシート端部を上下からはさみ込む手段であること
    を特徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシート後処理装置を備え
    る画像形成装置。
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