JPH07187368A - 部品装着機における基板搬送装置 - Google Patents

部品装着機における基板搬送装置

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JPH07187368A
JPH07187368A JP33488293A JP33488293A JPH07187368A JP H07187368 A JPH07187368 A JP H07187368A JP 33488293 A JP33488293 A JP 33488293A JP 33488293 A JP33488293 A JP 33488293A JP H07187368 A JPH07187368 A JP H07187368A
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JP
Japan
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belt
mounting
substrate
conveyor belt
component mounting
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JP33488293A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Taguchi
克彦 田口
Hajime Mieno
元 三重野
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトにより送られてきた基板を位置決めし
て部品装着する際に、部品装着時間に対する基板搬送時
間の割合を低減して効率を向上させる。 【構成】 基板搬送装置22の、部品装着位置を第1及
び第2装着搬送ベルト30、32の上方の2箇所とし、
それぞれの下方に第1、第2通過搬送ベルト36、38
を配して、対応する装着搬送ベルトが、上方の部品装着
位置にあるときに、下方の通過搬送ベルトが送りライン
26に位置するようにして、部品装着位置にある装着搬
送ベルトと干渉することなく、その下方の通過搬送ベル
トを通って部品装着済み又は装着前の基板24を搬送で
きるようにして、部品装着時間と部品搬送時間とを重複
させて、相対的に部品搬送時間を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は抵抗やコンデンサ、I
C等の電気部品を回路基板に装着するための部品装着機
において、回路基板を該部品装着機内に搬入、位置決
め、搬出を行うための基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に一例として従来の基板搬送装置を
示す。この基板搬送装置1は、基板2を、その幅方向両
端を支持して水平の送りラインに沿って順次搬送する搬
入ベルト3と、部品装着位置で基板2を位置決めし、装
着終了後基板2を搬出するための装着搬出ベルト4を備
えて構成されている。
【0003】前記搬入ベルト3と装着搬出ベルト4は、
基板2の送りラインの両側に配置され、ベルト上の基板
2を幅方向に位置決めする左右一対のレール部材5の内
側面に配置されている。
【0004】前記搬入ベルト3は、左右一対のモータ6
によりそれぞれプーリ7を介して、又装着搬出ベルト4
は左右一対のモータ8を介してそれぞれプーリ9を介し
て駆動されるようになっている。ここで、前記一対のモ
ータ6及び一対のモータ8はその回転の開始、停止及び
回転速度が一致するように制御されている。
【0005】図の符号10は、前記装着搬出ベルト4の
前端側下方に配置された基板固定用のテーブル、11
は、部品装着位置で前記一対のレール部材5の上端に、
装着搬出ベルト4の前半部を覆うようにして水平に突出
配置された押え板材をそれぞれ示す。
【0006】前記テーブル10上には複数の保持ピン1
2が配置され、これら保持ピン12は、テーブル10に
より、その下側に設けられたエアシリンダ(図示省略)
により上昇、下降され、上昇時には、押え板材11との
間に、装着搬出ベルト4上の基板2を持ち上げて両者間
に挟み込み、基板2の部品装着のための位置決めを行う
ものである。
【0007】図の符号13は、搬入ベルト3の出側端部
に配置され、搬入ベルト3によって送られてきた基板2
の先端を検出する基板先端センサ、14は装着搬出ベル
ト4上を送られてきた基板2が部品装着位置に到達した
ときを検出する部品装着位置検出センサをそれぞれ示
す。又、符号15は、部品装着位置検出センサ14が基
板2の先端を検出したとき、その進路上にドグ15Aを
突出させて、基板2の先端に当接させることによって送
り方向の位置決めを行うエアシリンダをそれぞれ示す。
【0008】ここで、前記左右一対のレール部材5は、
4個の支持部材16の上端に支持され、これら支持部材
16は、係合するねじ軸17をハンドル18によって回
転することにより、送りライン幅方向に駆動され、これ
によりレール部材5、5間の幅が、基板2に対応して調
整できるようにされている。
【0009】図において右側のねじ軸17の回転は、ベ
ルト19を介して左側のねじ軸17Aに伝達されるよう
になっている。又ねじ軸17は、その長手方向中心か
ら、右回り及び左回りのスクリューが形成されている。
【0010】上記のような従来の基板搬送装置1におい
て、基板2は、図9に示されるような工程で搬入装着搬
出される。
【0011】まず、図9(A)に示されるように、基板
2が基板搬送装置1内に入ってくると、搬入ベルト3と
装着搬出ベルト4が回転し、基板2は搬入ベルト3から
装着搬出ベルト4に送られてくる。
【0012】前記エアシリンダ15のドグ15Aは予め
突出されていて、送られてきた基板2の先端がドグ15
Aに当接して位置決めされる。このとき、基板2の先端
は部品装着位置検出センサ14により検出されるので、
装着搬出ベルト4が停止され、且つテーブル10及び保
持ピン12によって基板2が持ち上げられ、押え板材1
1との間で位置決めされて、図9(B)に示されるよう
に、部品装着ヘッド20により部品装着がなされる。
【0013】この間に、次の基板2が搬入ベルト3によ
って送られてきて、基板先端センサ13によってその先
端が検出された位置で、該搬入ベルト3が停止され、待
機状態となる。
【0014】部品装着ヘッド20による基板装着が完了
するとと、図9(C)に示されるように、基板2は、テ
ーブル10の下降により装着搬出ベルト4上に戻され、
該装着搬出ベルト4の運転によって搬出される。基板2
が搬出されると、エアシリンダ15によってドグ15A
が上昇され、図9(D)に示されるように、更に搬入ベ
ルト3と装着搬出ベルト4の運転により、搬入ベルト3
上に待機していた基板2はドグ15Aに当接するまで送
られる。このような過程を順次繰り返して、基板2に部
品が装着される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ここで、近年、部品の
集積化が進み、1枚の基板に装着する部品点数が減小し
ているために、装着時間が少なくなり、相対的に基板2
の搬入搬出の時間が大きくなり、非効率的になってきて
いる。
【0016】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、基板への部品装着時間に対する基板
の搬入搬出時間を低減して、効率を向上させることがで
きるようにした部品装着機の基板搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、基板を、そ
の幅方向両端を支持して、水平の送りラインに沿って順
次搬送する搬送ベルトと、交互に前記送りライン外の部
品装着位置に移動可能とされた複数の装着搬送ベルト
と、搬出ベルトと、を前記送りライン上にこの順で配置
すると共に、前記複数の装着搬送ベルトに対応してこれ
と同数設けられ、対応する装着搬送ベルトが前記部品装
着位置にあるとき、その送りライン上の位置に移動さ
れ、該装着搬送ベルトが送りライン上に戻ったとき該送
りライン外の待機位置に移動される通過搬送ベルト、を
設けてなり、前記装着搬送ベルトが部品装着位置にある
とき、前記基板は該装着搬送ベルトに対応する通過搬送
ベルトを通って搬送されることを特徴とする部品装着機
における基板搬送装置により、上記目的を達成するもの
である。
【0018】又請求項2のように、前記装着搬送ベルト
と対応する通過搬送ベルトは、同期して上下方向移動自
在とされ、上方位置にあるとき、前記装置搬送ベルトは
部品装着位置とされ、又通過搬送ベルトは送りライン上
とするようにしてもよい。
【0019】更に、請求項3のように、記装着搬送ベル
トと通過搬送ベルトを同期して横方向に移動自在として
もよい。
【0020】又、請求項4のように、前記装着搬送ベル
ト及びこれに対応する通過搬送ベルトを一組として、各
組毎にこれらを支持する複数の上下方向移動部材と、前
記部品装着位置にある装着搬送ベルト上の基板を下方か
ら接触して押し上げ、上方の位置決め部材との間に基板
を挾持する位置決めピンと、この位置決めピンと同時に
前記上下方向部材を押し上げるテーブルと、このテーブ
ルと前記上下方向部材との間に介在され、前記上下方向
部材が位置決め部材と接触してから位置決めピンが基板
に接触するまでのテーブルの上行を許容するばね部材
と、を設けるようにしてもよい。
【0021】
【作用及び効果】請求項1の発明によれば、装着搬送ベ
ルトを送りライン外の部品装着位置に移動して、基板に
部品を装着している間に、送りライン上に移動されてき
た通過搬送ベルトにより、既に部品装着の終了した基板
を部品装着中の基板と干渉することなく送り出したり、
又次に部品装着するための基板を搬入することができ、
部品装着のための実時間に対する基板の搬入、搬出時間
の割合を低減して、装置の効率を向上させることができ
る。又、予め基板の位置決めをしているので、部品装着
までに余裕があり、基板位置決め穴不良品が混入してい
てもこれを排除できる。
【0022】請求項2の発明によれば、装着搬送ベルト
と対応する通過搬送ベルトが上下方向に一体的に上下動
される構成であるので、構造が簡単であり、確実に基板
の装着及びこれを迂回する通過搬送を行うことができ
る。又、装着搬送ベルトと通過搬送ベルトが上下方向に
重なった位置に配置されているので、装置の横方向の面
積を小さくすることができる。
【0023】請求項3の発明によれば、装着搬送ベルト
と通過搬送ベルトが同期して横方向に移動自在であるの
で、上下方向に余裕のない場合に、効率良く装置を構成
することができる。
【0024】請求項4の発明によれば、1つのテーブル
によって、対応する装着搬送ベルトと通過搬送ベルトを
同時に昇降させることができると共に、上昇時に、装着
搬送ベルト上の基板を位置決め部材と位置決めピンとの
間に確実に位置決めすることができる。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0026】図1〜図4に示されるように、この実施例
に係る基板搬送装置22は、基板24を、その幅方向両
端を支持して水平の送りライン26に沿って順次搬送す
る搬入ベルト28と、交互に送りライン26上方の部品
装着位置に移動可能とされた第1装着搬送ベルト30、
第2装着搬送ベルト32と、搬出ベルト34と、を前記
送りライン26上にこの順で配置すると共に、前記第1
装着搬送ベルト30及び第2装着搬送ベルト32の下側
に、それぞれこれらと対応して、第1通過搬送ベルト3
6と第2通過搬送ベルト38とを設けたものである。こ
れらのベルトは各々左右一対とされている。
【0027】前記第1通過搬送ベルト36は第1装着搬
送ベルト30が送りライン26上方の部品装着位置に上
昇したときに、前記送りライン26上に上昇してくるよ
うにされている。同様に、第2通過搬送ベルト38は、
第2装着搬送ベルト32が部品装着位置にあるとき、送
りライン26上に上昇されるようになっている。
【0028】前記左右一対の搬入ベルト28は、左右一
対の水平のレール部材40の内側面に沿って配置され、
左右一対のモータ42によって、プーリ42Aを介して
それぞれ駆動されるようになっている。
【0029】又、前記左右一対の第1装着搬送ベルト3
0と第1通過搬送ベルト36は、左右一対の第1レール
部材44に、又前記左右一対の第2装着搬送ベルト32
と第2通過搬送ベルト38は、同じく左右一対の第2レ
ール部材46の内側面にそれぞれ取り付けられている。
【0030】前記第1装着搬送ベルト30及び第1通過
搬送ベルト36は、図2〜図4に示されるように、モー
タ48によってベルト48A、48Bを介して駆動され
るようになっている。又、同様に第2装着搬送ベルト3
2及び第2通過搬送ベルト38もモータ50によってベ
ルト50A、50Bを介して駆動されるようになってい
る。
【0031】更に、前記搬出ベルト34は、左右それぞ
れモータ52によってプーリ52Aを介して駆動される
ようになっている。
【0032】前記第1レール部材44と第2レール部材
46は、共に左右一対の垂直板材54により、直動レー
ル56を介して上下方向移動自在に支持されている。図
2及び図3の符号56Aは直動レール56に沿って摺動
される直動ベアリングを示す。
【0033】前記垂直板材54及び第1レール部材44
及び第2レール部材46の、前記第1装着搬送ベルト3
0と第1通過搬送ベルト36の間、及び第2装着搬送ベ
ルト32と第2通過搬送ベルト38の間の高さ部分に
は、それぞれ第1テーブル58及び第2テーブル60が
幅方向に貫通し、且つ一定範囲で上下動できるように長
方形の貫通孔62、64、66、68が形成されてい
る。
【0034】前記第1テーブル58及び第2テーブル6
0上には、従来と同様に、複数の保持ピン70が置かれ
て、テーブル上昇時に、対応する装着搬送ベルト上の基
板24を持ち上げるようにされている。
【0035】ここで、前記第1及び第2レール部材4
4、46の貫通孔66、68の上辺には、図5に示され
るように、ばね72によって下向きに付勢されたピン7
4が配置され、第1テーブル58、第2テーブル60が
上昇した時に、ピン74を、ばね72に抗して一定範囲
で上方に押し込み、しかる後、第1レール部材44及び
第2レール部材46を上方に持ち上げるようにされてい
る。
【0036】前記垂直板材54の上端には、従来のレー
ル部材と同様に、水平に、基板24の幅方向両端上方に
延在する左右一対の押え板材76が設けられている。図
2〜4の符号78、80は前記第1テーブル58、第2
テーブル60をそれぞれ上下方向に駆動するためのシリ
ンダ装置を示す。
【0037】前記レール部材40、第1、第2レール部
材44、46、レール部材51及び前記垂直板材54
は、前記従来の場合と同様に、ハンドル18によって駆
動されるねじ軸17により、基板24の幅寸法に対応し
て幅方向に駆動されるようになっている。
【0038】又この実施例においては、前記搬入ベルト
28、第1装着搬送ベルト30及び第2装着搬送ベルト
32のそれぞれ出側端部位置に、基板先端検出センサ8
1、82、83が配置されている。
【0039】更に、第1装着搬送ベルト30と第2装着
搬送ベルト32における基板停止位置には、従来と同様
の、エアシリンダ84、85と、これによって駆動さ
れ、基板先端に当接するドグ84A、85Aがそれぞれ
配置されている。
【0040】次に上記実施例に係る基板搬送装置22の
作用を、図6及び図7を参照して説明する。
【0041】図6(A)に示されるように、まず第1及
び第2装着搬送ベルト30、32を送りライン26上に
位置させ、第1及び第2通過搬送ベルト36、38はそ
れぞれの下方に位置させておく。
【0042】基板24が装置に入ってくると、エアシリ
ンダ85のドグ85Aが上昇し、搬入ベルト28及び第
1装着搬送ベルト30を経て第2装着搬送ベルト32に
入ってきた基板24の先端に当接してこれを停止して位
置決めさせる。
【0043】停止位置決めされた基板24の先端が、基
板先端検出センサ83によって検出されると、第2テー
ブル60がシリンダ装置80によって上昇され、従って
ピン74を介して第2レール部材46が上方に駆動され
る。
【0044】従って、第2レール部材46に支持された
第2装着搬送ベルト32と第2通過搬送ベルト38は図
6(B)に示されるように上昇し、更に、第2装着搬送
ベルト32上に位置決めされた基板24は、第2テーブ
ル60上の保持ピン70によって持ち上げられ、押え板
材76との間に保持ピン70により位置決めされ、その
位置で、図6(C)に示されるように、部品装着ヘッド
86により部品が装着される。
【0045】一方、図6(B)に示されるように、搬入
ベルト28上には新たに基板24が送り込まれてきて、
搬入ベルト28と第1装着搬送ベルト30が駆動され、
同時に、エアシリンダ84によりドグ84Aが突出し
て、送られてきた基板24の先端に当接して、図6
(C)に示されるようにこれを停止位置決めさせる。こ
の時は、既に、搬入ベルト28上に第3の基板24が載
置されている。
【0046】第1装着搬送ベルト30上で基板24が位
置決め停止されると、その先端が基板先端検出センサ8
2によって検出され、その検出信号に基づいて、シリン
ダ装置78が駆動され、第1テーブル58が上昇され
る。従って、図6(D)に示されるように、第1装着搬
送ベルト30と第1通過搬送ベルト36が上昇され、第
1装着搬送ベルト30上の基板24は、第1テーブル5
8上の保持ピン70によって、押え板材76との間に位
置決め固定されることになる。
【0047】この間に、第2装着搬送ベルト32上の基
板24には部品装着が完了し、部品装着ヘッド86が第
1装着搬送ベルト30上の基板24上に移動すると同時
に、シリンダ装置80によって第2テーブル60が、図
6(D)に示されるように降下開始される。
【0048】図7(A)に示されるように、第1装着搬
送ベルト30上の基板24に、部品装着ヘッド86によ
って部品が装着されている間に、降下した第2装着搬送
ベルト32上の基板24は、搬出ベルト34を経て搬出
される。
【0049】次に、図7(B)に示されるように、上昇
して部品装着位置にある第1装着搬送ベルト30の下側
の第1通過搬送ベルト36を通って、前記搬入ベルト2
8上に待機していた基板24が、第1通過搬送ベルト3
6を通って、送りライン26上にある第2装着搬送ベル
ト32上に移載される。
【0050】この時、前述と同様に、エアシリンダ85
によってドグ85Aが突出されて、送られてきた基板2
4を停止位置決めする。
【0051】次に、図7(C)に示されるように、第2
装着搬送ベルト32と第2通過搬送ベルト38はシリン
ダ装置80により上昇され、第2装着搬送ベルト32上
の基板24が、部品装着ヘッド86による部品装着位置
にセットされる。
【0052】同時に、シリンダ装置78によって第1テ
ーブル58を介して第1レール部材44が降下され、部
品装着が終了した基板24を載せた第1装着搬送ベルト
30が送りライン26上に降下し、同じく送りライン2
6上にある第2通過搬送ベルト38から、搬出ベルト3
4を経て搬出される。
【0053】なお、新たに搬入ベルト28上に搬入され
てきた基板24は、その先端が基板先端検出センサ81
によって検出されることにより、搬入ベルト28が停止
されて、送り可能となるまで待機される。
【0054】図7(D)は、図6(D)と、送り出され
る部品装着済みの基板24を除いて同一であり、上記の
ような工程を繰り返すことによって、基板24に順次部
品を装着して搬出する。
【0055】この実施例においては、部品装着ヘッド8
6によって装着搬送ベルト上の基板24に部品を装着し
ている間に、これと干渉しない送りライン26上の通過
搬送ベルトを通って、部品装着済み又は装着前の基板を
搬出又は搬入することにより、部品装着ヘッド86によ
る部品装着の実時間と搬送時間を重複させて、部品装着
ヘッド86の待ち時間を低減させ、部品装着の効率を向
上させることができる。
【0056】なお、上記実施例は、第1及び第2装着搬
送ベルト30、32に対して、その下方に第1及び第2
通過搬送ベルト36、38をそれぞれ配置したものであ
るが、本発明はこれに限定されるものでなく、装着搬送
ベルトに対して、通過搬送ベルトは、対応する装着搬送
ベルトが部品装着位置にある時に送りライン26上に配
置され、又装着搬送ベルトが送りライン26上にあると
きは、該送りライン外にあるものであればよく、従っ
て、装着搬送ベルトと対応する通過搬送ベルトは水平方
向に移動されるものであってもよい。
【0057】更に、前記実施例は、装着搬送ベルト及び
通過搬送ベルトを第1及び第2の2組としたものである
が、これは、部品装着ヘッド86による部品装着時間が
非常に短いような場合は、3組あるいは4組としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る基板搬送装置を示す斜視
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図
【図3】テーブル上昇時の図2と同様の拡大断面図
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大断面図
【図5】図2のV 部分を示す拡大断面図
【図6】実施例の基板搬送装置の作用の前半を示す略示
正面図
【図7】同作用の後半を示す略示正面図
【図8】従来の基板搬送装置を示す斜視図
【図9】同従来の基板搬送装置の作用を示す略示正面図
【符号の説明】
22…基板搬送装置 24…基板 26…送りライン 28…搬入ベルト 30…第1装着搬送ベルト 32…第2装着搬送ベルト 34…搬出ベルト 36…第1通過搬送ベルト 38…第2通過搬送ベルト 40…レール部材 44…第1レール部材 46…第2レール部材 51…レール部材 54…垂直板材 58…第1テーブル 60…第2テーブル 72…ばね 74…ピン 76…押え板材 81、82、83…基板先端検出センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を、その幅方向両端を支持して、水平
    の送りラインに沿って順次搬送する搬送ベルトと、交互
    に前記送りライン外の部品装着位置に移動可能とされた
    複数の装着搬送ベルトと、搬出ベルトと、を前記送りラ
    イン上にこの順で配置すると共に、前記複数の装着搬送
    ベルトに対応してこれと同数設けられ、対応する装着搬
    送ベルトが前記部品装着位置にあるとき、その送りライ
    ン上の位置に移動され、該装着搬送ベルトが送りライン
    上に戻ったとき該送りライン外の待機位置に移動される
    通過搬送ベルト、を設けてなり、前記装着搬送ベルトが
    部品装着位置にあるとき、前記基板は該装着搬送ベルト
    に対応する通過搬送ベルトを通って搬送されることを特
    徴とする部品装着機における基板搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記装着搬送ベルトと
    対応する通過搬送ベルトは、同期して上下方向移動自在
    とされ、上方位置にあるとき、前記装置搬送ベルトは部
    品装着位置とされ、又通過搬送ベルトは送りライン上と
    されることを特徴とする部品装着機における基板搬送装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記装着搬送ベルトと
    通過搬送ベルトは、同期して横方向に移動自在にされた
    ことを特徴とする部品装着機における基板搬送装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記装着搬送ベルト及
    びこれに対応する通過搬送ベルトを一組として、各組毎
    にこれらを支持する複数の上下方向移動部材と、前記部
    品装着位置にある装着搬送ベルト上の基板を下方から接
    触して押し上げ、上方の位置決め部材との間に基板を挾
    持する位置決めピンと、この位置決めピンと同時に前記
    上下方向部材を押し上げるテーブルと、このテーブルと
    前記上下方向部材との間に介在され、前記上下方向部材
    が位置決め部材と接触してから位置決めピンが基板に接
    触するまでのテーブルの上行を許容するばね部材と、を
    設けたことを特徴とする部品装着機における基板搬送装
    置。
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JP (1) JPH07187368A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2015114765A1 (ja) * 2014-01-30 2017-03-23 富士機械製造株式会社 基板搬送装置およびそれを含んで構成された対基板作業システム

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JPH03155140A (ja) * 1989-11-14 1991-07-03 Marine Instr Co Ltd マガジン自動供給装置
JPH05338783A (ja) * 1992-06-08 1993-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板搬送装置

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