JPH07186863A - エアバッグの開口リッド構造 - Google Patents

エアバッグの開口リッド構造

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JPH07186863A
JPH07186863A JP5346952A JP34695293A JPH07186863A JP H07186863 A JPH07186863 A JP H07186863A JP 5346952 A JP5346952 A JP 5346952A JP 34695293 A JP34695293 A JP 34695293A JP H07186863 A JPH07186863 A JP H07186863A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インストルメントパネルに既設する開口を小
さく形成しても、エアバッグが車室内に確実に展開する
エアバッグの開口リッド構造の提供。 【構成】 主開口11と、これを閉鎖する主エアバッグ
リッド21と、主開口11から連設した易破断部35で
区画されインストルメントパネル1と一体の補助リッド
33とを備え、エアバッグの展開により補助リッド33
が開かれ主開口11と一体となる補助開口39が形成さ
れる構造であって、補助リッド33の内側裏面に補助リ
ッドレインフォース41を設け、インストルメントパネ
ル1の内側裏面にパネルレインフォース43を設け、パ
ネルレインフォース43に、易破断部35を横断して補
助リッドレインフォース41の内側裏面上に突出し補助
リッド33を内側から支持するリッド補強部43bを設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両衝突時等に展開し
て乗員を保護するエアバッグの開口リッド構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエアバッグの開口リッド構造を図
11及び図12に示す(実開平3−16555号公報参
照)。
【0003】図11に示すように、インストルメントパ
ネル101の助手席側には、開口103が形成されてい
る。開口103はエアバッグリッド105によって閉鎖
され、エアバッグリッド105のリッド表面105a
は、インストルメントパネル101のパネル表面101
aと連続するように形成されている。
【0004】図12に示すように、エアバッグリッド1
05は車体前方側で取付部材107を介してインストル
メントパネル101に取付けられ、前記開口103の内
部にはエアバッグ装置111が配設されている。エアバ
ッグ装置111は、樹脂製のカバーケース113内に収
容されて緊急時に二点鎖線で示すように展開するエアバ
ッグ119を備え、ステアリングメンバ115に支持さ
れている。
【0005】車両の衝突時等は、展開しようとするエア
バッグ119からエアバッグリッド105に強い衝撃力
が付与され、エアバッグリッド105が連結部材107
との接続部117を中心に屈曲変形する。これにより、
開口103が開かれ、エアバッグ119が車室内に向か
って展開する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるエア
バッグの開口リッド構造では、エアバッグ119の展開
をスムーズかつ確実に行う必要から、開口103の寸法
形状は余裕のある大きさとなっていため、これを閉鎖す
るエアバッグリッド105も大きく形成しなければなら
なず、開口103やエアバッグリッド105の成形寸法
にバラツキが生じ易くなる。このため、エアバッグリッ
ド105と開口103との整合性や、リッド表面105
aとパネル表面101aとの連続性が損なわれ、エアバ
ッグリッド105の組付品質が低下したり、取付け作業
が困難となる場合があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、イ
ンストルメントパネルに既設する開口及びこれを閉鎖す
るエアバッグリッドの寸法形状を小さくしても、エアバ
ッグを確実に展開させることができ、エアバッグリッド
の組付品質と取付け作業性の向上を図ることが可能なエ
アバッグの開口リッド構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インストルメントパネルに設けられ、エ
アバッグ展開時にエアバッグを通過させる主開口と、こ
の主開口を閉鎖し、前記展開するエアバッグにより開か
れる主エアバッグリッドと、前記主開口から連設された
易破断部によって区画され、前記インストルメントパネ
ルと一体の補助リッドとを備え、前記エアバッグの展開
力が補助リッドに作用して前記易破断部が破断され、前
記補助リッドが外側に開かれて前記主開口と一体となる
補助開口が形成されるエアバッグの開口リッド構造であ
って、前記補助リッドの内側裏面に、該補助リッドを補
強する補助リッドレインフォースを設け、前記インスト
ルメントパネルの内側裏面に、該インストルメントパネ
ルの前記補助開口の周縁部を補強するパネルレインフォ
ースを設け、前記パネルレインフォースに、前記易破断
部を横断して前記補助リッドレインフォースの内側裏面
上に突出し、前記補助リッドレインフォースの内側への
移動を規制するリッド補強部を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】エアバッグ展開時は、インストルメントパネル
の一部に既設の主開口と一体となる補助開口が形成され
るので、主開口を小さく設定してもエアバッグを車室内
に確実に展開させることができる。
【0010】また、補助開口の周縁部にはパネルレイン
フォースを、補助リッドにはリッドレインフォースをそ
れぞれ設けたので、エアバッグ展開時において補助開口
の周縁部及び補助リッドが確実に補強され、易破断部の
破断性の向上や、補助リッド及び補助開口の周縁部のイ
ンストルメントパネルの破断防止を図ることができる。
また、リッド補強部を補助リッドレインフォースの内側
裏面上に突出して設けているので、補助リッドがエアバ
ッグの展開力により外側に向かって開く際に、補助リッ
ドの開移動がパネルレインフォースによって干渉され
ず、パネルレインフォースを設けても補助リッドの展開
性は影響を受けない。したがって、所望の補助開口の形
状を確実に得ることができる。
【0011】一方エアバッグの非展開時は、パネルレイ
ンフォースにリッド補強部を設けているので、インスト
ルメントパネルに対し内側への押圧力や衝撃力が作用し
ても、補助リッドがリッド補強部を介してパネルレイン
フォースによって内側から支持され、これにより易破断
部が容易に変形又は破断することがない。したがって、
インストルメントパネルに易破断部を形成しても、イン
ストルメントパネルの剛性を高く維持させることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本発明の一実施例に係るエアバッグ
の開口リッド構造を示す斜視図、図2は図1のII−II断
面図、図3は図1の主開口及び補助開口が開いた状態を
示す斜視図、図4は図1のIV−IV断面図である。
【0014】図2に示すように、助手席側のインストル
メントパネル1は、車体前方の略平坦状の上面1aと、
上面1aから車体後方の下方に向かって湾曲形成した側
面1bとを備えている。インストルメントパネル1は、
金属製のパネル本体5と樹脂製発泡層からなるパッド7
と表皮9とから構成され、パッド7は、表皮9により表
面が被覆されパネル本体5に固定されている。
【0015】図1に示すように、インストルメントパネ
ル1の上面1a側のパネル本体5には、略矩形状の既設
の主開口11が形成され、図2に示すように主開口11
の内部には、エアバッグ装置13が配設されている。エ
アバッグ装置13は樹脂製のカバーケース15内に収容
されて緊急時に二点鎖線で示すように展開するエアバッ
グ17を備え、カバーケース15はガイドプレート18
を介してステアリングメンバ19に支持されている。
【0016】主開口11の周縁には、主エアバッグリッ
ド21の嵌合される段状のリッド嵌合部23が形成され
ている。主エアバッグリッド21は、リッド本体25と
樹脂製発泡層からなるパッド材27と表皮29とから構
成され、主エアバッグリッド21の内側裏面の略中間部
には、リッド本体25にリベット等により固着されたリ
ッド支持部31が設けられている。主開口11の前方裏
面側には、パネル本体5の一部が斜め下方へ屈曲形成さ
れた取付部5aが設けられ、この取付部5aに、前記リ
ッド支持部31がボルト・ナット71によって締結固定
されている。取付部5aには、アンカー取付けブラケッ
ト73の一端が共締めされ、アンカー取付けブラケット
73の他端は、連結ブラケット75にボルト・ナット7
7によって締結固定されている。連結ブラケット75
は、インストルメントパネル1のパネル本体5に固着さ
れている。これにより、主エアバッグリッド21は、イ
ンストルメントパネル1に支持されて、主開口11を閉
鎖する構成となっている。また、インストルメントパネ
ル1のパネル表面9aと主エアバッグリッド21のリッ
ド表面29aとは、前記閉鎖状態で連続するように形成
されている。
【0017】また、図3に示すように、主開口11の車
幅方向両側にはリッドロック79が取付けられ、主エア
バッグリッド21の裏面側の前記リッドロック79に対
応した位置には、ピン81が設けられている。ピン81
は頭部が肥大しており、リッドロック79に弾性的に嵌
合している。従って、主エアバッグリッド21は、ピン
79とリッドロック81を介してインストルメントパネ
ル1のパネル本体5に位置決めされている。
【0018】このように固定支持された主エアバッグリ
ッド21の裏面にエアバッグ17の展開力が作用する
と、図2において二点鎖線で示すように、取付部材31
との接続部31a付近で主エアバッグリッド21が外側
に折り曲がり、主開口11が開放された状態となる。
【0019】一方、主開口11の下方のインストルメン
トパネル1には、図1に示すように、主開口11に隣接
して補助リッド33が設けられている。補助リッド33
は、パネル本体5に形成されたV溝状の易破断部35に
よって区画され、インストルメントパネル1と一体に略
矩形状に成形されている。易破断部35は、主開口11
の幅方向両端から補助リッド33の開口方向に沿って連
設された2つの側方破断部35aと、側方破断部35a
の下方先端から円弧状に屈曲した下方破断部35bとを
備えている。
【0020】エアバッグ17の展開力が補助リッド33
に作用すると、肉厚の最も薄い易破断部35に応力が集
中してかかる易破断部35で破断し、図3に示すように
補助リッド33が開く。これにより、インストルメント
パネル1の主開口11下方に、主開口11と一体となる
補助開口39が形成される。なお、補助開口39の下方
には、グローブボックス85が設けられている。
【0021】補助リッド33の内側裏面33aには補助
リッドレインフォース41が設けられ、インストルメン
トパネル1の内側裏面1cには、パネルレインフォース
43が設けられている。
【0022】補助リッドレインフォース41の上端部4
1a及び側端部41bは、主開口11の下方周縁11a
及び側方破断部35aに沿って形成されており、前記側
端部41bの端縁は易破断部35の直ぐ裏面内側を通っ
ている。図4に示すように補助リッドレインフォース4
1の下端部41cは、補助リッド33から下方に突出
し、インストルメントパネル1の補助開口周縁部1dに
伸びている。補助リッドレインフォース41の上端部4
1aはビス45によって補助リッド33のパネル本体5
bに固定され、下端部41cはボルト・ナット47によ
って補助開口周縁部1dのパネル本体5cに固定されて
いる。
【0023】図1に示すように、パネルレインフォース
43は、補助リッドレインフォース41よりも内側で、
インストルメントパネル1の補助開口周縁部1dに配設
されている。パネルレインフォース43の側部43b
は、前記補助開口周縁部1d側から側方破断部35aを
跨いで横断して、補助リッドレインフォース41の側端
部41bの内側裏面41d上に突出している。すなわ
ち、車体後方から視て、前記側端部41bは前記側部4
3b上に重ねられた状態となっている。これにより、パ
ネルレインフォース43の側部43bは、補助リッドレ
インフォース41の内側への移動を規制し、本実施例お
けるリッド補強部を構成している。また、パネルレイン
フォース43の下部43cは、易破断部35を横断しな
いように易破断部35よりも下方の補助開口周縁部1d
に配置されている。図4に示すように、前記下部43c
はボルト・ナット47により補助リッドレインフォース
41と共締めされパネル本体5cに固定されている。
【0024】補助リッドレインフォース41及びパネル
レインフォース43は、インストルメントパネル1の湾
曲形状に沿うように形成され、車幅方向における剛性の
増大を図るためその上端部41a,43aは内側に屈曲
している。このため、補助リッドレインフォース41の
上端部41aとパネル本体5bとは、カラー49を介し
てビス45止めされている。
【0025】次に本実施例の作用を説明する。
【0026】エアバッグ17の展開時においては、まず
車両衝突検知等によってインフレータ(図示外)が点火
し、図2に示すように、そのガス圧によってエアバッグ
17が膨れ、エアバッグ17がカバーケース15の表面
を割って膨脹して展開を開始する。エアバッグ17が展
開を開始し、エアバッグ17の展開力が主エアバッグリ
ッド21に作用すると、主エアバッグリッド21が支持
ブラケット31との連結部31a付近で折り曲がり、主
開口11が反固定側から開口し始める。
【0027】これと同時に、図6に示すように補助リッ
ド33にもエアバッグ17の展開力が作用し、図7に示
すように側方破断部35aが破断し始める。側方破断部
35aの破断が進行すると、これに伴って補助リッド3
3が屈曲して補助リッド33が開く。
【0028】このとき補助リッド33は、補助リッドレ
インフォース41によって裏面内側から補強され、イン
ストルメントパネル1の補助開口周縁部1dは、パネル
レインフォース43によって裏面内側から補強されてい
るので、易破断部35にエアバッグ17の展開力が的確
に集中して作用し、易破断部35の破断性が向上する。
【0029】また、補助リッドレインフォース41はエ
アバッグ17の展開力による補助リッド33自身の破断
を防止し、パネルレインフォース43は補助開口周縁部
1dへの側方破断部35aからの破断進行を抑える。さ
らに、図4に示すように、補助リッドレインフォース4
1の下端部41cは補助開口周縁部1dのパネル本体5
cに固定されているので、補助リッド33のインストル
メントパネル1からの離脱が防止される。
【0030】また、パネルレインフォース43のリッド
補強部43bは、補助リッドレインフォース41の内側
裏面上に突出して設けているので、補助リッド33がエ
アバッグ17の展開力により外側に向かって開く際に、
補助リッド33の開移動がパネルレインフォース43に
よって干渉されず、補助リッド33の展開性が損なわれ
ることがない。
【0031】以上により、補助リッド33の開移動を良
好に行わせることができ、所望の補助開口39の形状を
確実に得ることができる。
【0032】主開口11が完全に開口し、かつ補助リッ
ド33が充分に開移動して補助開口39が完全に開口す
ると、エアバッグ17は、一体となった主開口11と補
助開口39を通過して車室内に展開する。
【0033】このように、エアバッグ展開時おいては、
既設の主開口11の他に補助開口39を発生させるの
で、主開口11の寸法形状を小さくしても、エアバッグ
展開時に充分な開口を得ることができる。また、主開口
11の寸法形状を小さくできるので、主エアバッグリッ
ド21及び主開口11とを高い寸法精度で成形すること
ができ、インストルメントパネル1と主エアバッグリッ
ド21との組付品質と取付作業性とを両立して向上させ
ることができる。
【0034】一方エアバッグ17の非展開時において
は、図8に示すように通常状態にあるインストルメント
パネル1に、図9に示すような内側(図中矢印X方向)
へ向かう押圧力や衝撃力が作用した場合、補助リッドレ
インフォース41の側端部41bがパネルレインフォー
ス43の側部43bに当接し、この側部43bが弾性変
形により内側に撓み、補助リッド33が前記補助リッド
レインフォース41の側端部41b及びパネルレインフ
ォース43の側部43bを介して、パネルレインフォー
ス43によって強固に支持される。したがって、補助リ
ッド33や補助開口周縁部1dに対する内側(矢印X方
向)への押圧力や衝撃力によって、易破断部35が容易
に変形又は破断することがなく、インストルメントパネ
ル1に易破断部35を形成しても、インストルメントパ
ネル1の剛性を高く維持することができる。
【0035】なお、上記実施例では、パネルレインフォ
ース43の側部43bのみを補助リッドレインフォース
41の内側裏面上に突出させたが、例えば図10に示す
ように、前記側部43bに加えて、パネルレインフォー
ス43の下部43cも補助レインフォース41の内側裏
面上に突出させ、補助開口39の周縁部1d全域におい
て、補助レインフォース41とパネルレインフォース4
3との重なり部分を設けることもできる。このように、
補助開口39の周縁部1d全域において両者の重なり部
分を設けることにより、パネルレインフォース43によ
る補助レインフォース41の支持力が増大し、インスト
ルメントパネル1の剛性をさらに増大させることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、エアバッグの展開時には既設の主開口と一体となる
補助開口が形成され、主開口を小さく設定してもエアバ
ッグを車室内に確実に展開させることができるので、主
エアバッグリッドのインストルメントパネルへの組付品
質と取付け作業性の向上を図ることができる。
【0037】また、エアバッグ展開時には、パネルレイ
ンフォース及びリッドレインフォースによって、補助開
口の周縁部及び補助リッドが確実に補強され、易破断部
の破断性の向上や、補助リッド及び補助リッドの周縁部
の破断防止を図ることができる。そして、リッド補強部
を補助リッドレインフォースの内側裏面上に突出して設
けているので、補助リッドの開移動がパネルレインフォ
ースによって干渉されることがなく、所望の補助開口の
形状を確実に得ることができる。
【0038】一方エアバッグの非展開時は、補助リッド
を含むインストルメントパネルに対し内側への押圧力や
衝撃力が作用しても、補助リッドがリッド補強部を介し
てパネルレインフォースによって内側から支持されるの
で、易破断部が容易に変形又は破断することがなく、イ
ンストルメントパネルに易破断部を形成しても、インス
トルメントパネルの強度を高く維持させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエアバッグの開口リッ
ド構造を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の主開口及び補助開口が開いた状態を示す
斜視図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図1の V−V 断面図である。
【図6】図1の補助リッドの開移動の状態を示す断面図
である。
【図7】図1の補助リッドの開移動の状態を示す断面図
である。
【図8】図1のインストルメントパネルの通常時の状態
を示す断面図である。
【図9】図1のインストルメントパネルに内側への外力
が作用した状態を示す断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図11】従来のこの種のエアバッグの開口リッド構造
を示す斜視図である。
【図12】図11の XII−XII 断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 1c インストルメントパネルの内側裏面 1d インストルメントパネルの補助開口周縁部 11 主開口 17 エアバッグ 21 主エアバッグリッド 33 補助リッド 33a 補助リッドの内側裏面 35 易破断部 39 補助開口 41 補助リッドレインフォース 43 パネルレインフォース 43b パネルレインフォースの側部(リッド補強部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに設けられ、エ
    アバッグ展開時にエアバッグを通過させる主開口と、 この主開口を閉鎖し、前記展開するエアバッグにより開
    かれる主エアバッグリッドと、 前記主開口から連設された易破断部によって区画され、
    前記インストルメントパネルと一体の補助リッドとを備
    え、 前記エアバッグの展開力が補助リッドに作用して前記易
    破断部が破断され、前記補助リッドが外側に開かれて前
    記主開口と一体となる補助開口が形成されるエアバッグ
    の開口リッド構造であって、 前記補助リッドの内側裏面に、該補助リッドを補強する
    補助リッドレインフォースを設け、 前記インストルメントパネルの内側裏面に、該インスト
    ルメントパネルの前記補助開口の周縁部を補強するパネ
    ルレインフォースを設け、 前記パネルレインフォースに、前記易破断部を横断して
    前記補助リッドレインフォースの内側裏面上に突出し、
    前記補助リッドレインフォースの内側への移動を規制す
    るリッド補強部を設けたことを特徴とするエアバッグの
    開口リッド構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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