JP3144138B2 - エアバッグの開口リッド構造 - Google Patents

エアバッグの開口リッド構造

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JP3144138B2
JP3144138B2 JP07700493A JP7700493A JP3144138B2 JP 3144138 B2 JP3144138 B2 JP 3144138B2 JP 07700493 A JP07700493 A JP 07700493A JP 7700493 A JP7700493 A JP 7700493A JP 3144138 B2 JP3144138 B2 JP 3144138B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両衝突時等に展開し
て乗員を保護するエアバッグの開口リッド構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエアバッグの開口リッド
構造を図7及び図8に示す(実開平3−16555号公
報参照)。
【0003】インストルメントパネル101の助手席側
には、開口103が形成されている。開口103はエア
バッグリッド105によって閉鎖され、エアバッグリッ
ド105のリッド表面105aは、インストルメントパ
ネル101のパネル表面101aと連続するように形成
されている。エアバッグリッド105は車体前方側で取
付部材107を介してインストルメントパネル101に
取付けられ、前記開口103の内部にはエアバッグ装置
111が配設されている。エアバッグ装置111は、樹
脂製のカバーケース113内に収容されて緊急時に展開
するエアバッグ119を備え、強度メンバ115に支持
されている。
【0004】車両の衝突時等は、展開しようとするエア
バッグ119からエアバッグリッド105に強い衝撃力
が付与され、エアバッグリッド105が連結部材107
との接続部117を中心に屈曲変形する。これにより、
開口103が開かれ、エアバッグ119が車室内に向か
って展開する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるエアバッグの開
口リッド構造では、エアバッグ119の展開をスムーズ
かつ確実に行うため、開口103の寸法形状は余裕のあ
る大きさとなっている。
【0006】ところが、開口103を大きく形成する
と、これを閉鎖するエアバッグリッド105も大きく形
成しなければならなず、開口103やエアバッグリッド
105の成形寸法にバラツキが生じ易くなる。このた
め、エアバッグリッド105と開口103との整合性
や、リッド表面105aとパネル表面101aとの連続
性が損なわれ、エアバッグリッド105の組付品質が低
下したり、取付け作業が困難となる場合があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、イ
ンストルメントパネルに既設する開口と、これを閉鎖す
るエアバッグリッドの寸法形状を小さくしても、エアバ
ッグを確実に展開させることができ、エアバッグリッド
の組付品質と取付け作業性の向上を図ることが可能なエ
アバッグの開口リッド構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、エアバッグ非展開状態時に
インストルメントパネルに予め設けられ、エアバッグ展
開時にエアバッグを通過させる主開口と、前記インスト
ルメントパネルに支持されて主開口を閉鎖し、前記展開
するエアバッグにより開かれる主エアバッグリッドと、
前記主開口から連設された易破断部によって区画され、
前記インストルメントパネルと一体の補助リッドとを備
え、 前記エアバッグの展開力が補助リッドに作用して前記易
破断部が破断され、前記補助リッドが開かれて前記主開
口と一体となる補助開口が形成されるエアバッグの開口
リッド構造であって、 可動部と固定部とからなるアタッチメントを前記インス
トルメントパネルの裏面側に備え、前記可動部は、前記
補助リッドに固定し、前記固定部は、前記インストルメ
ントパネルに固定したことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、エアバッグ
非展開状態時にインストルメントパネルに予め設けら
れ、エアバッグ展開時にエアバッグを通過させる主開口
と、前記インストルメントパネルに支持されて主開口を
閉鎖し、前記展開するエアバッグにより開かれる主エア
バッグリッドと、前記主開口から連設された易破断部に
よって区画され、前記インストルメントパネルと一体の
補助リッドとを備え、 前記エアバッグの展開力が補助リッドに作用して前記易
破断部が破断され、前記補助リッドが開かれて前記主開
口と一体となる補助開口が形成されるエアバッグの開口
リッド構造であって、 可動部と固定部とからなるアタッチメントを前記インス
トルメントパネルの裏面側に備え、 前記可動部は、前記補助リッドに固定し、前記固定部
は、前記インストルメントパネルに固定し、 前記易破断部の破断終端に、破断の進行を停止させる貫
通孔を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、エアバッグが展開す
ると、主エアバッグリッドが開かれて既設の主開口が開
くと共に、エアバッグの展開力がインストルメントパネ
ルと一体の補助リッドに作用して易破断部が破断され、
補助リッドが開いて主開口と一体となる補助開口が形成
される。すなわち、エアバッグ展開時には、インストル
メントパネルの一部に補助開口が形成されるので、主開
口を小さく設定してもエアバッグを車室内に確実に展開
させることができる。
【0011】また、可動部と固定部とからなるアタッチ
メントをインストルメントパネルの裏面側に備え、可動
部は補助リッドに固定し、固定部はインストルメントパ
ネルに固定したので、エアバッグの展開力により補助リ
ッドがインストルメントパネルから離脱してしまうおそ
れがない。
【0012】さらに、アタッチメントをインストルメン
トパネルの裏面側に備えているので、可動部が補助リッ
ドの移動に追従する。従って、補助リッドが車室内側に
屈曲し易くなり、補助開口を確実に形成することができ
る。
【0013】請求項2記載の発明では、易破断部の破断
終端に、破断の進行を停止させる貫通孔を設けたので、
易破断部の破断が破断終端からさらに進行せず、補助リ
ッドのインストルメントパネルからの離脱をより確実に
防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係るエアバッグ
の開口リッド構造を示す斜視図、図2は図1のII−II断
面図、図3は図1の主開口及び補助開口が開いた状態を
示す斜視図、図4は図1のアタッチメントを示す斜視図
である。
【0016】図1に示すように、車室内前方には、イン
ストルメントパネル1が設けられている。助手席側のイ
ンストルメントパネル1は、車体前方の略平坦状の上面
1aと、上面1aから車体後方の下方に向かって湾曲形
成した側面1bとを備えている。
【0017】図2に示すように、インストルメントパネ
ル1は、金属製のパネル本体5と樹脂製のパッド7と表
皮9とから構成され、パッド7は、表皮9により表面が
被覆されパネル本体5に固定されている。
【0018】インストルメントパネル1の上面1a側の
パネル本体5には、略矩形状の既設の主開口11が形成
され、主開口11の内部には、エアバッグ装置13が配
置されている。エアバッグ装置13は樹脂製のカバーケ
ース15内に収容されて緊急時に展開するエアバッグ1
7を備え、カバーケース15はガイドプレート18を介
してステアリングメンバ19に支持されている。
【0019】主開口11の周縁には、主エアバッグリッ
ド21の嵌合される段状のリッド嵌合部23が形成され
ている。主エアバッグリッド21は、リッド本体25と
パッド材27と表皮29とから構成され、主エアバッグ
リッド21の裏面略中間部には、リッド本体25にリベ
ット等により固着されたリッド支持部31が設けられて
いる。主開口11の前方裏面側には、パネル本体5の一
部が斜め下方へ屈曲形成された取付部5aが設けられ、
この取付部5aに、前記リッド支持部31がボルトナッ
ト71によって締結固定されている。取付部5aには、
アンカー取付けブラケット73の一端が共締めされ、ア
ンカー取付けブラケット73の他端は、連結ブラケット
75にボルトナット77によって締結固定されている。
連結ブラケット75は、インストルメントパネル1のパ
ネル本体5に固着されている。これにより、主エアバッ
グリッド21は、インストルメントパネル1に支持され
て、主開口11を閉鎖する構成となっている。
【0020】また、図3に示すように、主開口11の車
幅方向両側にはリッドロック79が取付けられ、主エア
バッグリッド21の裏面側のリッドロック79に対応し
た位置には、ピン81が設けられている。ピン81は頭
部が肥大しており、リッドロック79に弾性的に嵌合し
ている。従って、主エアバッグリッド21は、ピン79
とリッドロック81を介してインストルメントパネル1
のパネル本体5に位置決めされている。また、インスト
ルメントパネル1のパネル表面9aと主エアバッグリッ
ド21のリッド表面29aとは、前記閉鎖状態で連続す
るように形成されている。
【0021】このように固定支持された主エアバッグリ
ッド21の裏面にエアバッグ17の展開力が作用する
と、取付部材31との接続部31aで主エアバッグリッ
ド21が折り曲がり、主開口11が開放された状態とな
る。
【0022】一方、主開口11の下方のインストルメン
トパネル1には、図1に示すように、主開口11に隣接
して補助リッド33が設けられている。補助リッド33
は、パネル本体5に形成された溝状の易破断部35によ
って区画され、インストルメントパネル1と一体に略矩
形状に成形されている。易破断部35は、主開口11の
幅方向両端から補助リッド33の開口方向に沿って連設
された2つの側方破断部35aと、側方破断部35aの
下方先端の間を連結した下方破断部35bとを備え、下
方破断部35bと接する側方破断部35aの破断終端に
は、易破断部35の溝幅よりも大きい径を有する円形の
貫通孔37が、パネル本体5を貫通して形成されてい
る。
【0023】エアバッグ17の展開力が補助リッド31
に作用すると、パネル本体5のうち肉厚の最も薄い易破
断部35に応力が集中し、易破断部35が最先に破断し
て補助リッド33が開く。これにより、インストルメン
トパネル1の主開口11下方に、主開口11と一体とな
る補助開口39が形成される。なお、補助開口の下方に
は、グローブボックス85が設けられている。
【0024】インストルメントパネル1の裏面側には、
アタッチメント41が設けられている。アタッチメント
41は、可動部43と固定部45からなり、可動部43
は補助リッド33に固定され、固定部45はインストル
メントパネル1に固定されている。
【0025】図4に示すように、可動部43は略矩形状
に形成され、固定部45は可動部43の外周を所定の間
隔D1 ,D2 で囲むように略コ字形状に形成されてい
る。可動部43と固定部45とは、下方破断部35bを
交叉する5カ所の連結部47によって連結され、各連結
部47の間には前記所定間隔D2 の幅を有する長穴状の
スリット49が設けられている。また、両側方における
可動部43と固定部45の間には、前記所定間隔D1
幅を有する切欠部51が形成されている。これにより、
アタッチメント41は連結部47で屈曲し易くなり、側
方破断部35bの破断に伴い、補助リッド33が下方破
断部35bで屈曲する。
【0026】可動部43は補助リッド33のパネル本体
5にビス止め等により複数箇所で固定され、固定部45
は補助リッド33の周囲のパネル本体5に複数箇所で固
定されている。本実施例では、可動部43側に5カ所の
取付孔43aが形成され、固定部45側に12カ所(2
つの側方の固定部45Aにそれぞれ4カ所と下方の固定
部45Bに4カ所)の取付孔45bが形成され、ビス止
め等によりパネル本体5及び補助リッド43に固定され
る。これにより、側方破断部35bの破断した補助リッ
ド33は、下方破断部35bで屈曲し、破断後の補助リ
ッド33はインストルメントパネル1から離脱すること
がない。
【0027】次に本実施例の作用を説明する。
【0028】車両衝突検知等によって、インフレータ1
3aが点火すると、そのガス圧によってエアバッグ17
が膨れ、エアバッグ17がカバーケース15の表面を割
って膨脹して展開を開始する。エアバッグ17が展開を
開始し、エアバッグ17の展開力が主エアバッグリッド
21に作用すると、主エアバッグリッド21が支持ブラ
ケット31との連結部31a付近で折り曲がり、主開口
11が反固定側から開口し始める。
【0029】このとき、主エアバッグリッド21の下方
に位置する補助リッド33にもエアバッグ17の展開力
が作用して、側方破断部35aが主開口11側から破断
し始める。側方破断部35aの破断が進行すると、これ
に伴って下方破断部35bを中心に補助リッド33が屈
曲し、補助リッド33が開移動を開始する。
【0030】ここで、パネル本体5に易破断部35を設
けた場合の破断の進行状態と、易破断部35を設けてい
ない場合の破断の進行状態との比較を、図5及び図6に
基づき説明する。易破断部35を設けていない場合は、
図6に示すように破断の開始場所や進行方向が不安定と
なり、補助開口40の寸法形状が一定とならない。これ
に対し本実施例では、図5に示すように破断が易破断部
35の形成された所定の位置で直線的に進行するので、
補助開口39を一律の寸法形状に形成することができ
る。従って、補助開口39を充分な大きさに確保するこ
とができる。また、インストルメントパネル1の破断形
状を線状に形成できるので、エアバッグ17が補助開口
39からスムーズに展開し、エアバッグ17の展開性能
を向上させることができる。
【0031】また、補助リッド33は、アタッチメント
41の可動部43に複数箇所で固定されているので、補
助リッド33の一部が破断した場合でもインストルメン
トパネル1から離脱するおそれがない。
【0032】さらに、可動部43と固定部45とは、下
方破断部を交叉する連結部47によって連結され、各連
結部47の間にはスリット49が設けてあるので、可動
部43と固定部45は他部に比べて屈曲し易い。従っ
て、補助リッド33は下方破断部35bで確実に屈曲さ
れる。
【0033】ここで、アタッチメント41を補助リッド
33及びパネル本体5の裏面側に取付けた場合と、車室
内側(表面側)に取付けた場合とを比較する。アタッチ
メント41を車室内側に取付けて補助リッド33を開移
動すると、アタッチメント41には圧縮方向の力が作用
するので、アタッチメント41が屈曲し難くくなり、発
生する補助開口39の大きさが不十分となるおそれがあ
る。これに対し、アタッチメント41を補助リッド33
及びインストルメントパネル1の裏面側に取付けた場合
は、補助リッド33の屈曲時にはアタッチメント41に
引張り方向の力が作用するので、可動部43が補助リッ
ド33の開移動に追従し、連結部47で屈曲し易くな
る。従って、アタッチメント41を裏面側に取付けた方
が、所定の大きさの補助開口39を確実に形成すること
ができる。
【0034】補助リッド33の屈曲が大きくなると、補
助開口39の開口量が増大し、最終的に破断が貫通孔3
7に達する。このとき、貫通孔37によって応力集中が
緩和されるので、破断が貫通孔37下方のインストルメ
ントパネル1に進行するおそれはない。
【0035】主開口11が完全に開口し、かつ補助リッ
ド33が充分に開移動して補助開口39が完全に開口す
ると、エアバッグ17は、一体となった主開口11と補
助開口39を通過して車室内に展開する。
【0036】このように、本実施例では、エアバッグ展
開時に、既設の主開口11の他に補助開口39を発生さ
せるので、主開口11の寸法形状を小さくしても、エア
バッグ展開時に充分な開口を得ることができる。また、
主開口11の寸法形状を小さくできるので、主エアバッ
グリッド21及び主開口11とを高い寸法精度で成形す
ることができ、インストルメントパネル1と主エアバッ
グリッド21との組付品質と取付作業性とを両立して向
上させることができる。
【0037】また、可動部43と固定部45を備えたア
タッチメント41により補助リッド33を下方のインス
トルメントパネル1に連結したので、エアバッグ展開時
に補助リッド33が離脱する恐れがない。従って、エア
バッグ17の展開時に、補助リッド33が車室内側に落
下することがない。
【0038】また、補助リッド33を易破断部35によ
って区画すると共に、可動部43と固定部45とをスリ
ット49により隔てられた連結部47によって連結し、
かつアタッチメント41はインストルメントパネル1及
び補助リッド33の裏面側に取付けているので、所定の
寸法形状の補助開口39を確実に発生させることがで
き、エアバッグ17の展開性能が向上する。
【0039】さらに、側方破断部35aの破断終端にパ
ネル本体5を貫通する貫通孔37を設けたので、貫通孔
37よりも下方のインストルメントパネル1に破断が進
行せず、補助リッド33のインストルメントパネル1か
らの離脱による車室内側への落下をより確実に防止する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、エアバッグの展開時には、エアバッグ
の展開力が補助リッドに作用し、易破断部が破断され
て、既設の主開口と一体となる補助開口が形成されるの
で、主開口を小さく設定してもエアバッグを車室内に確
実に展開させることができる。従って、主エアバッグリ
ッドのインストルメントパネルへの組付品質と取付け作
業性の向上を図ることができる。
【0041】また、アタッチメントの可動部を補助リッ
ドに固定し、固定部をインストルメントパネルに固定し
たので、エアバッグの展開力により補助リッドがインス
トルメントパネルから離脱して車室内側に落下するおそ
れがない。
【0042】さらに、アタッチメントをインストルメン
トパネルの裏面側に備えているので、補助リッドが車室
内側に屈曲し易く、補助開口を確実に形成することがで
き、エアバッグの展開性能を向上させることができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、易破断部の
破断終端に、破断の進行を停止させる貫通孔を設けたの
で、易破断部の破断が破断終端からさらに進行せず、補
助リッドがインストルメントパネルから離脱して車室内
側へ落下するのをさらに確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエアバッグの開口リッ
ド構造を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の主開口及び補助開口が開いた状態を示す
斜視図である。
【図4】図1のアタッチメントを示す斜視図である。
【図5】図1の補助リッドの開口状態を模式的に示す要
部拡大図である。
【図6】易破断部が設けられていない場合の補助リッド
の開口状態を模式的に示す要部拡大図である。
【図7】従来のこの種のエアバッグの開口リッド構造を
示す斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 11 主開口 17 エアバッグ 21 主エアバッグリッド 33 補助リッド 35 易破断部 39 補助開口 41 アタッチメント 43 可動部 45 固定部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−27638(JP,A) 実開 昭50−147337(JP,U) 実開 平1−81157(JP,U) 実開 平4−50548(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ非展開状態時にインストルメ
    ントパネルに予め設けられ、エアバッグ展開時にエアバ
    ッグを通過させる主開口と、前記インストルメントパネルに支持されて 主開口を閉鎖
    し、前記展開するエアバッグにより開かれる主エアバッ
    グリッドと、 前記主開口から連設された易破断部によって区画され、
    前記インストルメントパネルと一体の補助リッドとを備
    え、 前記エアバッグの展開力が補助リッドに作用して前記易
    破断部が破断され、前記補助リッドが開かれて前記主開
    口と一体となる補助開口が形成されるエアバッグの開口
    リッド構造であって、 可動部と固定部とからなるアタッチメントを前記インス
    トルメントパネルの裏面側に備え、 前記可動部は、前記補助リッドに固定し、前記固定部
    は、前記インストルメントパネルに固定したことを特徴
    とするエアバッグの開口リッド構造。
  2. 【請求項2】 エアバッグ非展開状態時にインストルメ
    ントパネルに予め設けられ、エアバッグ展開時にエアバ
    ッグを通過させる主開口と、前記インストルメントパネルに支持されて 主開口を閉鎖
    し、前記展開するエアバッグにより開かれる主エアバッ
    グリッドと、 前記主開口から連設された易破断部によって区画され、
    前記インストルメントパネルと一体の補助リッドとを備
    え、 前記エアバッグの展開力が補助リッドに作用して前記易
    破断部が破断され、前記補助リッドが開かれて前記主開
    口と一体となる補助開口が形成されるエアバッグの開口
    リッド構造であって、 可動部と固定部とからなるアタッチメントを前記インス
    トルメントパネルの裏面側に備え、 前記可動部は、前記補助リッドに固定し、前記固定部
    は、前記インストルメントパネルに固定し、 前記易破断部の破断終端に、破断の進行を停止させる貫
    通孔を設けたことを特徴とするエアバッグの開口リッド
    構造。
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