JPH07186343A - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents

農業用塩化ビニル系樹脂フィルム

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JPH07186343A
JPH07186343A JP5333246A JP33324693A JPH07186343A JP H07186343 A JPH07186343 A JP H07186343A JP 5333246 A JP5333246 A JP 5333246A JP 33324693 A JP33324693 A JP 33324693A JP H07186343 A JPH07186343 A JP H07186343A
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JP
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film
vinyl chloride
acid
weight
chloride resin
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JP5333246A
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English (en)
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Miyuki Sato
みゆき 佐藤
Masanori Kanayama
賢教 金山
Atsushi Obayashi
厚 大林
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Mitsubishi Chemical MKV Co
Original Assignee
Mitsubishi Chemical MKV Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防塵性及び耐候性に優れた農業用塩化ビニル
系樹脂フィルムの提供。 【構成】 紫外線吸収剤を含有する軟質塩化ビニル系樹
脂フィルムの片面または両面に、(A)5〜40重量%
がヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートモノマー、
0〜20重量%が分子内に1個もしくは2個以上のカル
ボキシル基を含む、α,β−不飽和カルボン酸及び残部
がこれら化合物と共重合可能な他のビニル系化合物から
なるモノマー成分を共重合して得られたアクリル系樹脂
100重量部、(B)架橋性化合物1〜40重量部、及
び(C)1種以上の有機系酸触媒0.1〜20重量部の
3成分を主体とする被膜組成物の加熱処理によって形成
された被膜を有することを特徴とする農業用塩化ビニル
系樹脂フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用塩化ビニル系樹
脂フィルムに関する。更に詳しくは、屋外での展張によ
って引き起こされる変色、脆化、防塵性の低下などの好
ましくない劣化現象に対して、耐久性の改良された農業
用塩化ビニル系樹脂フィルムに係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来から農業用被覆資材として使用され
る塩化ビニル系樹脂フィルムは、使用を開始して一年を
経過すると、太陽光線、特に紫外線などにより影響をう
けて外観の劣化や、フィルムの柔軟性の低下などの経時
変化をおこす。更に、最近の改良された農業技術、特に
経済性、省力化を指向した農業技術は、被覆資材に、従
来にもました過酷な条件にも耐える性質を、要求するよ
うになってきている。そのため、耐候性を向上させる目
的で基材の塩化ビニル系樹脂に、有機リン酸エステル又
は、有機リン酸金属塩を添加配合し、フィルム化する技
術が広く採用されている。
【0003】一方、従来の経験からすると、農業用に使
用される軟質塩化ビニル系樹脂フィルムは、展張使用さ
れる地域、場所等によって程度の差はあるが、使用を開
始してから2年も経過すると、ハウスまたはトンネルの
外側に位置している面の防塵性が著しく低下し、使用に
耐えられなくなる。上記欠点を排除する方法として、特
公昭47−28740号公報、特公昭50−31195
号公報、特開昭56−99237号公報、特開昭56−
99665号公報等に記載されているように、特定のア
クリル系樹脂の被膜を、基体の塩化ビニル系樹脂フィル
ムの片面又は両面に形成する方法がある。
【0004】さらに、特開昭51−70282号公報に
は、紫外線吸収剤を配合した特定組成のアクリル系樹脂
の被膜を、基体のフィルム表面に形成する手法が記載さ
れている。しかし、これら手法を用いられる組成のアク
リル系樹脂は、特に夏季の外気温が高い時期に基体フィ
ルムに配合されている添加剤が被膜を通して表面に移行
し、流し去られ消失してしまうのを、完全に抑制するこ
とは困難であり、フィルムを長期間屋外で展張して使用
するには未だ問題があった。又、特開昭61−2156
30号公報、特公昭63−9987号公報等は、アクリ
ル系樹脂の分子量や分子量分布に着目したものである
が、長期の展張を行った場合には諸性能が低下したり、
耐クラック性に劣る等、未だ充分満足し得るものではな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は屋外での展張
によって引き起こされる変色、脆化、防塵性の低下など
の好ましくない劣化現象が大幅に改善され、耐久性を向
上させた農業用塩化ビニル系樹脂フィルムの提供を目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明の要旨
とするところは紫外線吸収剤を含有する軟質塩化ビニル
系樹脂フィルムの片面又は両面に、(A)5〜40重量
%がヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートモノマ
ー、0〜20重量%が分子内に1個もしくは2個以上の
カルボキシル基を含む、α,β−不飽和カルボン酸及び
残部がこれら化合物と共重合可能な他のビニル系化合物
からなるモノマー成分を共重合して得られたアクリル系
樹脂100重量部、(B)架橋性化合物1〜40重量
部、及び(C)1種以上の有機系酸触媒0.1〜20重
量部、の3成分を主成分とする被膜組成物の加熱処理に
よって形成された被膜を有することを特徴とする農業用
塩化ビニル系樹脂フィルムに存する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニルのほか、
塩化ビニルが主成分を占める共重合体を含み、塩化ビニ
ルと共重合しうる単量体化合物としては、塩化ビニリデ
ン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリル、マレイ
ン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸、酢酸ビ
ニル等があげられる。これら塩化ビニル系樹脂は、乳化
重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合法等の従来
公知の製造法のうち、いずれの方法によって製造された
ものであってもよい。
【0008】上記基体となる塩化ビニル系樹脂には、柔
軟性を付与するために、この樹脂100重量部に対し
て、20〜60重量部の可塑剤が配合される。可塑剤の
配合量を上記範囲とすることにより、目的の塩化ビニル
系樹脂フィルムに、すぐれた柔軟性と機械的性質を付与
させることができる。可塑剤としては、例えば、ジ−n
−オクチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレ
ート、ジベンジルフタレート、ジイソデシルフタレー
ト、ジドデシルフタレート、ジウンデシルフタレート等
のフタル酸誘導体;ジオクチルフタレート等のイソフタ
ル酸誘導体;ジ−n−ブチルアジペート、ジオクチルア
ジペート等のアジピン酸誘導体;ジ−n−ブチルマレー
ト等のマレイン酸誘導体;トリ−n−ブチルシトレート
等のクエン酸誘導体;モノブチルイタコネート等のイタ
コン酸誘導体;ブチルオレエート等のオレイン酸誘導
体;グリセリンモノリシノレート等のリシノール酸誘導
体;その他、トリクレジルホスフェート、トリキシレニ
ルホスフェート等のリン酸エステル系可塑剤、エポキシ
化大豆油、エポキシ樹脂系可塑剤等があげられる。
【0009】本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フ
ィルムには、紫外線吸収剤を配合する。使用しうる紫外
線吸収剤は、特に種類は問わないがベンゾフェノン系紫
外線吸収剤又はベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が好
ましく、具体的には次のようなものがあげられる。
【0010】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤──2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オ
クトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−2’−カルボキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒ
ドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、
2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホンベン
ゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベ
ンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジ
メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロル
ベンゾフェノン、ビス−(2−メトキシ−4−ヒドロキ
シ−5−ベンゾイルフェニル)メタン。
【0011】ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤──2
−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチ
ルフェニル)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフ
ェニル)−5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−エ
チルスルホンベンゾトリアゾール、2−2’−ヒドロキ
シ−5’−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−5’−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メトキシベンゾ
トリアゾール、2−(2’−メチル−4’−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ステアリ
ルオキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メチ
ルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−
カルボン酸フェニル)ベンゾトリアゾールエチルエステ
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−メチル−5’−t
−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−
5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−5’−シクロヘキシルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジ
メチルフェニル)−5−カルボン酸ベンゾトリアゾール
ブチルエステル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’
−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−4’,5’−ジクロルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−
ジメチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクトキシフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)−5−カルボン酸エステルベンゾトリアゾール、2
−(2’−アセトキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール。
【0012】上記紫外線吸収剤の基体フィルムへの配合
量は、基体の塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
0.02〜8重量部の範囲とする。0.02重量部より
少ないときは、農業用塩化ビニル系樹脂フィルムの耐候
性が、充分に優れたものとならないので好ましくない。
他方、8重量部より多いときは、フィルム使用時に他の
樹脂添加物とともにフィルム表面に噴き出したりすると
いう問題がおこり、好ましくない。上記範囲のうち、
0.1〜3重量部の範囲が特に好ましい。
【0013】また、前記塩化ビニル系樹脂には、上記可
塑剤、紫外線吸収剤のほかに、必要に応じて、農業用フ
ィルムに通常配合される公知の樹脂添加物、例えば、防
曇剤、防霧剤、ヒンダードアミン系などの光安定剤、酸
化防止剤、熱安定剤、滑剤、界面活性剤、顔料、無機フ
ィラー、染料等を配合することができる。これら樹脂添
加物は、通常の配合量、例えば塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し、10重量部以下で使用することができ
る。
【0014】基体となる塩化ビニル系樹脂に、紫外線吸
収剤、可塑剤、または必要に応じて上記の樹脂添加物を
配合するには、通常の配合又は混合技術を採用すればよ
い。具体的には、例えばリボンブレンダー、バンバリー
ミキサー、スーパーミキサーまたはその他の配合機もし
くは、混合機を使用する方法を採用することができる。
【0015】このようにして得られた軟質塩化ビニル系
樹脂の組成物から基体フィルムを製造するには、通常行
われているフィルム製造法、例えばカレンダー成形法、
押出成形法、インフレーション成形法などを適宜採用す
ることができる。基体フィルムの厚さは、余り薄いと強
度が不充分となるので好ましくなく、逆に余り厚すぎる
とフィルム化作業、その後の取り扱い等に不便をきたす
ので、0.03〜0.3mmの範囲、好ましくは0.0
5〜0.2mmの範囲とするのがよい。
【0016】本発明に係わる農業用塩化ビニル系樹脂フ
ィルムは、基体フィルムの片面または両面に、(A)特
定のアクリル樹脂(B)架橋性化合物(C)有機系酸触
媒の3成分を主成分とする被膜組成物の加熱処理によっ
て形成された被膜を有している。本発明におけるアクリ
ル系樹脂(A)は、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート5〜40重量%、分子内に1個もしくは2個以上
のカルボキシル基を含む、α,β−不飽和カルボン酸化
合物0〜20重量%及びこれら化合物と共重合可能な他
のビニル系化合物とを共重合して得られる重合体をい
う。ここでいうヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トとはヒドロキシアルキルアクリレート又はヒドロキシ
アルキルメタクリレートを意味する。
【0017】ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
類としては、ヒドロキシメチルアクリレート、ヒドロキ
シメチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒド
ロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブチルメタ
クリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−
ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシペン
チルアクリレート、2−ヒドロキシペンチルメタクリレ
ート、6−ヒドロキシヘキシルアクリレート、6−ヒド
ロキシヘキシルメタクリレート等があげられる。
【0018】このヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ート類のアクリル系樹脂中で占める割合が5重量%より
少ない場合は、有機溶媒との溶解性、基体成形品との密
着性及び可塑剤移行抑制効果を充分に発揮し得ないので
好ましくない。他方、40重量%より多い場合にはコス
ト高となりコスト上昇に較べて得られる効果は大きくな
いので好ましくない。
【0019】分子内に1個もしくは2個以上のカルボキ
シル基を含むα,β−不飽和カルボン酸化合物として
は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン
酸、アコニット酸、クロトン酸等があげられる。これら
化合物を、前記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト類と併用すると、アクリル樹脂をフッ化ビニリデン系
樹脂に混合した被覆組成物と塩化ビニル系樹脂基体フィ
ルムとの密着性が向上し、フィルム同士が付着し合う
(ブロッキングする)性質を抑制する効果を発揮する。
これら化合物の使用量は、20重量%までである。これ
以上であると、フィルムが水分で濡れているときにフィ
ルム同士が付着し合う性質(湿潤時のブロッキング性)
が強化されるので、好ましくない。
【0020】残部を構成する前記化合物と共重合可能な
他のビニル系化合物としては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−プロピルアクリレート、i−プ
ロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、i−ブ
チルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート、ド
デシルアクリレート、トリデシルアクリレート、ステア
リルアクリレート等のようなアクリル酸のC1 〜C22
アルキルエステル類:メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、n−プロピルメタクリレート、i−プロ
ピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、i−
ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、デシルメタク
リレート、ドデシルメタクリレート、トリデシルメタク
リレート、ステアリルメタクリレート等のようなメタク
リル酸のC1 〜C22のアルキルエステル類:スチレン、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、n−ブトキシアクリルアミド、n−ブトキシメタク
リルアミドなどをあげることができる。
【0021】アクリル系樹脂(A)は、上記単量体の2
種以上を所定量組み合わせて有機溶媒ないし水とともに
重合缶に仕込み、重合開始剤、必要に応じて分子量調節
剤を加えて攪拌しつつ加熱重合して得られる。重合は公
知の方法、例えば懸濁重合法、溶液重合法、乳化重合法
などが採用される。
【0022】重合に用いる有機溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−
ブタノール、n−アミルアルコール、イソアミルアルコ
ール、tert−アミルアルコール、n−ヘキシルアル
コール、シクロヘキサノール等のアルコール類;ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;酢酸エ
チル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類;アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル
イソブチルケトン、ジエチルケトン、2−ヘキサノン、
3−ヘキサノン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソプロ
ピルケトン、ジ−n−アミルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;テトラヒドロフラン等があり、これらは
1種もしくは2種以上混合して使用することができる。
使用しうる重合開始剤としては、α,α’−アゾビスイ
ソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、クメン
ハイドロパーオキサイド等のラジカル生成触媒があげら
れ、分子量調節剤としてはブチルメルカプタン、n−ド
デシルメルカプタン、tert−ドデシルメルカプタ
ン、β−メルカプトエタノール等があげられる。
【0023】又、上記アクリル系樹脂には、これら成分
の外に、補助的な成分、例えば酸化防止剤、中和剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、顔料、染料、防カ
ビ剤、防藻剤、発泡剤、滑剤等を配合することができ、
水又は、有機溶媒に分散及び/又は溶解して用いること
ができる。有機溶媒としては、例えば脂肪族炭化水素と
してヘプタン、シクロヘキサン等;芳香族炭化水素とし
てベンゼン、トルエン、キシレン等;アルコール類とし
てメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、
ポリオキシエチレングリコール等;ハロゲン化炭化水素
としてクロロホルム、四塩化炭化水素、クロルベンゼン
等;ケトン類としてアセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン等;エステル類としてメチルアセ
テート、アリルアセテート、エチルステアレート等;ア
ミン類としてトリメチルアミン、ジフェニルアミン、ヘ
キサメチレンジアミン等;その他ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジオキサン、ジエチルエー
テル、ジエチレンジチオグリコール、ジアセトンアルコ
ール、ベンゾニトリル、ジメチルスルホキサイド等があ
り、これら単独もしくは2種以上の併用で使うことがで
きる。
【0024】本発明における架橋性化合物(B)とは、
アクリル系樹脂(A)を架橋反応させうるものであれば
よい。具体的には、例えば、イソシアネート系、エポキ
シ系、アミン系、アジリジン系、メラミン樹脂等の化合
物を挙げることができる。
【0025】本発明で使用する有機系酸触媒(C)と
は、アクリル系樹脂(A)と架橋性化合物(B)の架橋
反応を促進させるものであって、例えば、一価または二
価の遊離酸を有するリン酸誘導体、亜リン酸誘導体、ホ
スホン酸誘導体、スルホン酸化合物、カルボン酸化合物
等を挙げることができる。これらは、1種または数種を
組み合わせて使用することができる。その中でも特に、
一価または二価の遊離酸を有するリン酸誘導体、スルホ
ン酸化合物、カルボン酸化合物を使用するのが好まし
く、具体的には次のようなものが挙げられる。
【0026】一価または二価の遊離酸を有するリン酸誘
導体:ジメチルリン酸、ジブチルリン酸、リン酸モノイ
ソプロピル、リン酸ジイソプロピル、リン酸−n−ブチ
ル−2−エチルヘキシル等。スルホン酸化合物:メチル
スルホン酸、n−プロピルスルホン酸、イソプロピルス
ルホン酸、トルエンスルホン酸、ジメチルベンゼンスル
ホン酸、キシレンスルホン酸等。カルボン酸化合物:プ
ロピオン酸、酪酸、シュウ酸、マロン酸、アジピン酸、
ラウリン酸等。
【0027】被膜組成物におけるアクリル系樹脂
(A)、架橋性化合物(B)及び有機系酸触媒(C)の
配合割合は、(A)100重量部に対して(B)1〜4
0重量部、(C)0.1〜20重量部とする。架橋性化
合物(B)の配合割合が多すぎるとフィルムに形成され
た被膜が脆いものとなり剥離しやすくなり、逆に少なす
ぎると充分な防塵性効果が発揮できない。一方、有機酸
化合物(C)の配合割合がこれより多い場合には塩化ビ
ニル系樹脂フィルムと形成被膜の密着性が悪くなり、又
これより少ない場合には、形成被膜の防塵性、耐候性を
充分改良することができない。特に(A)100重量部
に対して(B)3〜30重量部、(C)0.3〜15重
量部とするのが好ましい。
【0028】被膜組成物には、必要に応じて液状分散媒
が配合される。かかる液状分散媒としては、メチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等
の一価アルコール類;エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、グリセリンなどの多価アルコール類;ジベ
ンジルアルコールなどの環式アルコール類;セロソルブ
アセテート類;ケトン類などが挙げられる。これら液状
分散媒は、単独で用いても併用してもよいが、被膜組成
物の分散安定性、フィルム表面に塗布した後の濡れ性、
液状分散媒除去の難易、経済性を勘案して決めるのが好
ましい。また、上記組成物には更に少量の酸ないしアル
カリ消泡剤、界面活性剤、滑剤、帯電防止剤、可塑剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、造膜助剤、増粘
剤、防カビ剤、防藻剤、顔料、顔料分散剤、無機フィラ
ーなどの慣用の添加剤を混合してもよい。
【0029】基体フィルム表面に被膜を形成する方法に
は、被膜組成物を溶液状態として形成する方法と溶液状
態とせず溶融状態で形成する方法とがある。溶液状態で
被膜を形成するには、例えば、ドクターブレードコート
法、グラビアロールコート法、エヤナイフコート法、リ
バースロールコート法、ディップコート法、ハケ塗り
法、スプレイコート法、バーコート法、ナイフコート法
などそれ自体公知の方法により基体フィルム表面に被膜
組成物を塗布した後、加熱処理を行えばよい。加熱処理
方法としては、例えば、熱風加熱法、赤外線加熱法、遠
赤外線加熱法等があり、加熱処理効率、安全性を勘案す
れば熱風加熱法が有利である。
【0030】一方、溶液状態とせず溶融状態で被膜を形
成するには、被膜組成物を加熱溶融し、これと基体フィ
ルムとを例えば、共押出し法、押出しコーティング法、
押出しラミネート法、ラミネート法等の方法を採用して
積層すればよい。上記の塗布後の加熱処理および加熱溶
融時における加熱温度は、50〜200℃の範囲とし、
時間は10秒〜60分の間で選ぶのがよい。加熱によ
り、アクリル系樹脂、架橋性化合物及び有機系酸触媒
は、化学的に結合し、被膜は強固でかつ耐候劣化因子物
質、汚染物質に対してバリアー性に優れたものとなり、
耐候性及び防塵性が向上する。
【0031】このようにして形成された被膜のゲル分率
(有機溶媒に溶けない不溶解分の重量比)は、5〜10
0%であることが好ましい。また、被膜の付着量は、
0.1〜10g/m2 の範囲とするのが好ましい。0.
1g/m2 より少ないと、塩化ビニル系樹脂フィルム中
の可塑剤の表面移行を防止する効果が不充分である。ま
た、10g/m2 以上であると、被膜量が多過ぎて、経
済的に不利となり、フィルム自体の機械的強度が低下す
ることがある。したがって、通常は、0.5g/m2
7g/m2 の範囲が最も好ましい。
【0032】なお、被膜組成物を被覆する前に、塩化ビ
ニル系樹脂フィルムの表面を予め、アルコールまたは水
で洗浄したり、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電
処理したり、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする
等の前処理を施しておいてもよい。本発明に係る農業用
塩化ビニル系樹脂フィルムを実際に農業用被覆材として
使用するにあたっては、被膜が片面のみに形成されてい
るときは、この被膜の設けられた側を、ハウスまたはト
ンネルの外側となるようにして使用する。
【0033】
【発明の効果】本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フィル
ムは、基体フィルムとその表面に形成された特定のアク
リル系樹脂、架橋性化合物、有機系酸触媒の3成分を主
成分とする被膜組成物に由来する被膜との密着性に富む
ことから、被膜は剥離しにくく、又、長時間物性及び防
塵性の低下が少ないことから屋外に展張使用する農業用
フィルムとして好適である。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例に
限定されるものではない。 I.基体フィルムの調製 ポリ塩化ビニル(平均重合度1400)100重量部、
ジオクチルフタレート50重量部、エポキシ化大豆油3
重量部、トリクレジルホスフェート5重量部、バリウム
−亜鉛系複合液状安定剤1.5重量部、メチレンビスス
テアロイド0.8重量部、ステアリン酸バリウム0.2
重量部、ステアリン酸亜鉛0.4重量部、ソルビタンラ
ウレート1.5重量部よりなる樹脂組成物を準備し、表
−2に示した種類及び量の紫外線吸収剤を配合した。各
組成物を、スーパーミキサーで10分間攪拌したのち、
180℃に加熱したミルロール上で混練し、厚さ0.1
5mmの基体フィルムを調製した。
【0035】II.被膜組成物の調製 温度計、攪拌機、還流冷却器および仕込用ノズルを備え
た反応器にアクリル系単量体を表−1に示した種類およ
び量で加え、さらに過酸化ベンゾイル0.05重量部、
ポリビニルアルコール0.03重量部、メルカプタン
0.04重量部、水137重量部を加えて、窒素ガス気
流中で攪拌しつつ、70度で約3時間、同温度で継続し
てアクリル樹脂であるa〜fを得た。得られたアクリル
樹脂と架橋性化合物と有機酸化合物を表−2に示した量
で各々配合し、これに固形分が20重量%となるように
イソプロピルアルコールを加えて被膜組成物を得た。
【0036】III .被膜の形成 I記載の方法で調製した基材フィルムの片面に、IIで
調製した被膜組成物を、#5バーコーターを用いて、各
々塗布した。塗布したフィルムを130℃のオーブン中
にて1分間保持して、溶剤を揮散させた。得られた各フ
ィルムの被膜の量は約3g/m2 であった。
【0037】IV.フィルムの評価 以下の方法において9種のフィルムの各性能を評価し、
その結果を表−3に示した。 (i)初期外観 フィルム外観を肉眼で観察した。この評価基準は、次の
とおりである。 ◎・・無色で、透明性に優れるもの。 ○・・やや白色を呈するが、透明性を有するもの。 △・・白色を呈し、半透明であるもの。 ×・・白濁し、失透しているもの。
【0038】(ii)被膜の柔軟性 各フィルムを、幅5cm、長さ15cmに切断し、長さ
方向に対して直角の方向に、2cmの間隔で交互に折り
返した。この状態で、上から2kgの荷重をかけ、15
℃に保持した恒温槽内に24時間放置した。ついで、荷
重をとり、フィルムの折り目をのばして、被膜の外観を
肉眼で観察した。 ◎・・折り目部分の被膜に変化が全く認められないも
の。 △・・折り目部分の被膜に、クラックが認められるも
の。 ×・・折り目部分の被膜に、クラックが著しく認められ
るもの。
【0039】(iii )屋外展張試験 各フィルムを、三重県一志郡の試験圃場に設置した屋根
型ハゥス(間口3m、奥行き5m、棟高1.5m、屋根
勾配30度)に、被膜を設けた面をハウスの外側にして
被覆し、平成3年11月から平成5年11月までの2年
間展張試験を行った。展張したフィルムについて、以下
の方法により、フィルムの外観試験、フィルムの伸度保
持率を測定し、展張試験中のフィルムについて、防塵性
を評価した。
【0040】・フィルムの外観:外観を肉眼で観察した
もの。評価基準は、次のとおりである。 ◎・・変色等の外観変化が認められないもの。 ○・・わずかな変色等の外観変化が一部認められるも
の。 △・・変色等の外観変化がかなり認められるもの。 ×・・全面に変色が認められるもの。
【0041】・フィルムの伸度保持率:次式により算出
した値を意味する。 (展張後のフィルムの伸度)÷(展張前のフィルムの伸
度)×100(%) ・防塵性:次式により算出した値から評価した。 (展張後、経時的に回収したフィルムの光線透過率)÷
(展張前のフィルムの光線透過率*)×100(%) *波長555mμにおける直光線透過率(日立製作所
製、EPS−2U型使用)
【0042】測定結果の表示は、次のとおりとした。 ◎・・展張後の光線透過率が展張前の90%以上のも
の。 ○・・展張後の光線透過率が展張前の70〜89%の範
囲のもの。 △・・展張後の光線透過率が展張前の50〜69%の範
囲のもの。 ×・・展張後の光線透過率が展張前の50%未満のも
の。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線吸収剤を含有する軟質塩化ビニル
    系樹脂フィルムの片面または両面に、(A)5〜40重
    量%がヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートモノマ
    ー、0〜20重量%が分子内に1個もしくは2個以上の
    カルボキシル基を含む、α,β−不飽和カルボン酸及び
    残部がこれら化合物と共重合可能な他のビニル系化合物
    からなるモノマー成分を共重合して得られたアクリル系
    樹脂100重量部、(B)架橋性化合物1〜40重量
    部、及び(C)1種以上の有機系酸触媒0.1〜20重
    量部の3成分を主体とする被膜組成物の加熱処理によっ
    て形成された被膜を有することを特徴とする農業用塩化
    ビニル系樹脂フィルム。
  2. 【請求項2】 紫外線吸収剤がベンゾフェノン系または
    /およびベンゾトリアゾール系化合物であることを特徴
    とする請求項1記載の農業用塩化ビニル系樹脂フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 有機系酸触媒(C)が一価または二価の
    遊離酸を有するリン酸誘導体、または/およびスルホン
    酸化合物、カルボン酸化合物であることを特徴とする請
    求項1または2記載の農業用塩化ビニル系樹脂フィル
    ム。
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