JPH0718621Y2 - 複合容器 - Google Patents

複合容器

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JPH0718621Y2
JPH0718621Y2 JP12996689U JP12996689U JPH0718621Y2 JP H0718621 Y2 JPH0718621 Y2 JP H0718621Y2 JP 12996689 U JP12996689 U JP 12996689U JP 12996689 U JP12996689 U JP 12996689U JP H0718621 Y2 JPH0718621 Y2 JP H0718621Y2
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JP
Japan
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container
paperboard
vacuum forming
extension
protrusion
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JP12996689U
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JPH0369668U (ja
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徹 鈴木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は板紙と真空成型容器部とよりなるブリスターパ
ック容器に関する。
(従来の技術) 板紙の片面に真空成型容器をヒートシール接着した包
装、いわゆるブリスターパックは、従来より各種製品の
包装用として用いられている。
従来のブリスターパック容器は、第4図に示すように、
板紙1と該板紙1の片面に真空成型されたプラスチック
成型品等よりなる真空成型容器部2とを有しており、こ
れら板紙1と真空成型容器部2との間に製品3が収納さ
れ、両者間にヒートシール接着がなされているのが普通
である。そして、このような容器は販売時において陳列
が容易なように、通常、容器の一端側を延長して吊り下
げ用の穴4を設けるか、あるいは、該容器をこれと別体
の外装容器に収納するようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記第4図に記載のような吊り下げ用の穴を設けたもの
では真空成型容器部が直接露出するが、この容器部には
印刷を施すことが困難なため製品としての意匠性が今一
つであり、また、意匠性を向上させるために外装容器に
収納するようにすると、それだけ余分な工程が必要とな
るだけでなく、材料費も嵩むという問題点があった。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、ブ
リスターパック容器において、外装容器を不要とし、し
かも、製品としての意匠性の向上を図ることのできる複
合容器を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、ブリスターパック容器と一体の板紙を延長さ
せて外装容器として利用することにより、上記課題を解
決したものであって、その構成は次のとおりである。す
なわち、本考案に係る複合容器は、台紙を形成する板紙
と該板紙の片面に接着された真空成型容器部とからなる
容器において、前記真空成型容器部の上面に突起部を設
けるとともに、前記板紙における前記真空成型容器部の
両側に延長部を形成し、該延長部に、該延長部を折り返
した状態で前記突起部に対し嵌め込みによって固定され
る穴部もしくは切欠き部を設けたことを特徴とする。
(作用) 真空成型容器部の上面に突起部が設けられ、一方、板紙
の延長部にはこの突起部に対し嵌め込みによって固定さ
れる穴部もしくは切欠き部が設けられているので、板紙
の延長部を折り曲げて穴部もしくは切欠き部を真空成型
容器部の突起部に嵌め込んで固定すると、従来の外装容
器入りの製品と同様の形態となる。また、外装となる板
紙全面に印刷することが可能となり、意匠性の向上を図
ることができる。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る複合容器を板紙を広げ
た状態で示す平面図、第2図は第1図におけるA−A線
に沿う断面図である。
この実施例において、複合容器5は、台紙を形成する板
紙6と真空成型容器部7とから成っており、これら両者
は、その間に製品8を収納して真空成型容器部7の下部
の周囲に形成された矩形のフランジ部9の部分において
ヒートシール接着されている。
板紙6は、上記真空成型容器部7が接着された接着部の
左右両側方向に延長された延長部6a,6bを有しており、
その一端側の延長部6aの長さは、真空成型容器部7の上
記延長部方向の幅の略半分と真空成型容器部7の高さ分
とを加えた長さとされ、他端側の延長部6bの長さは、上
記一端側の延長部6aよりも幾分長めにされてその端部は
波状に切断されている。これら両延長部6a,6bには、真
空成型容器部7の端縁との接触部近傍位置と、この接触
部近傍位置からほぼ真空成型容器部7の高さ分だけ延長
部6a,6bの端部側に離れた位置とに、それぞれ折罫10a,1
0aおよび10b,10bが形成されている。また、板紙6の一
端側の延長部6aの端部中央部には、後述の真空成型容器
部7の上面に設けられた突起部13の根元部14と同径の半
円形の切欠き部11が設けられ、一方、他端側の延長部6b
の端部のやや内側位置の中央部には、上記突起部13の根
元部14とほぼ同径の円形の穴部12が設けられている。
真空成型容器部7は、塩化ビニル製フィルム等により成
型され、前記矩形のフランジ部9の内側において上面が
平面の全体に凸形状となっている。そして、その上面中
央部には真空成型容器部7の成型と同時に突起部13が形
成され、この突起部13は、その上面が円形平面でその根
元部14が上面の円形よりやや小さ目の円形に形成されて
いる。
上記のような複合容器5を組み立てる際には、板紙6の
一端側の延長部6aを折罫10a,10bに沿って折り曲げ、そ
の端部の切欠き部11を真空成型容器部7の上面に形成さ
れた突起部13の根元部14に係止させる。その後、板紙6
の他端側の延長部6bを一端側と同様に折罫10a,10bに沿
って折り曲げ、その端部の穴部12を上記突起部13に嵌め
込んでその根元部14に固定する。このように組み立てる
と、上記突起部13の上面は複合容器5の表面に露出し、
内容物である製品8の一部が透視できる窓部が形成され
る。第3図はこのようにして組み立てられた複合容器5
の斜視図である。
上記のように構成された複合容器5は、組み立てられた
状態で従来の外装容器入りの製品と同様に販売すること
ができ、また、該容器の外側に露出する側の板紙6の表
面に絵柄模様等を印刷することにより、製品としての意
匠性を向上させることができる。
上記実施例においては、板紙6の延長部の一端側の端部
に切欠き部11を形成し、他端側の端部の内側位置に穴部
12を形成するようにしたが、これらは両方共切欠き部11
としたり、あるいは両方共穴部12とするなど、いろいろ
な形で実施することができる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されているので、ブリスター
パック容器において、外装容器を不要とし、しかも、製
品としての意匠性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る複合容器を板紙を広げ
た状態で示す平面図、第2図は第1図におけるA−A線
に沿う断面図、第3図は同容器を組み立てた状態で示す
斜視図、第4図は従来のブリスターパック容器の断面図
である。 5:複合容器、6:板紙、7:真空成型容器部、8:製品、11:
切欠き部、12:穴部、13:突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台紙を形成する板紙と該板紙の片面に接着
    された真空成型容器部とからなる容器において、前記真
    空成型容器部の上面に突起部を設けるとともに、前記板
    紙における前記真空成型容器部の両側に延長部を形成
    し、該延長部に、該延長部を折り返した状態で前記突起
    部に対し嵌め込みによって固定される穴部もしくは切欠
    き部を設けたことを特徴とする複合容器。
JP12996689U 1989-11-06 1989-11-06 複合容器 Expired - Lifetime JPH0718621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12996689U JPH0718621Y2 (ja) 1989-11-06 1989-11-06 複合容器

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JPH0369668U JPH0369668U (ja) 1991-07-11
JPH0718621Y2 true JPH0718621Y2 (ja) 1995-05-01

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