JP3065443U - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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JP3065443U
JP3065443U JP1999004916U JP491699U JP3065443U JP 3065443 U JP3065443 U JP 3065443U JP 1999004916 U JP1999004916 U JP 1999004916U JP 491699 U JP491699 U JP 491699U JP 3065443 U JP3065443 U JP 3065443U
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輝義 三宅
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中国パール販売株式会社
ダイワ包材株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】方形状サンドイッチパンを収納する包装袋に関
し、内側面の汚れを防止して包装状態の見栄えを良く
し、しかも簡単に開封し内容物を取り出せるように改良
する。 【解決手段】ヒートシール性を有する透明なフィルム基
体(11)よりなり、方形状のサンドイッチパン(A) を包装
するための包装袋(1) であって、包装袋(1) の底部フィ
ルム(14)の幅(d1)よりやや狭い幅(d2)の内フィルム(13)
を、底部フィルム(14)の側端部でシールすることによ
り、包装袋(1) の底部を二重に構成すると共に、包装袋
(1) の片面の両側端部間にわたりカットテープ(151) を
熱融着し、カットテープ(151) の引き剥がしにより包装
袋(1) を開封するように設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、方形状サンドイッチパンを収納する包装袋に係り、包装状態の見栄 えを良くし、簡単に開封し内容物を取り出すことができるように改良した包装袋 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
味付け料を塗布したパン体の包装に関するものとして、図7に斜視図で示すよ うに、付着性を有する味付け料72を外面上部に塗布したパン体71を、ヒート シール可能な透明な第1フィルム73で包み、この包んだ第1フィルム73の対 向する両端部及び両端部間の部位よりなる三方部位74A,74B,74Bをヒ ートシールしてパン体71を包装するに際し、上記味付け料72を被う部分には 、味付け料72を被い得てかつ対向する両端部がシール部74A,74Bとなし 得る大きさの第1フィルム73を重ねて被着フィルムとなし、被着フィルム及び パン体71を透明な第2フィルム74にて包み、包んだ第2フィルム74の両端 部において、被着フィルム及び第2フィルム74を各々重合させてシールした包 装品75がある(特公昭64−9233号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来品は、味付け料72を上面に有するパン体71の包装には好適であ るが、方形状サンドイッチパンの包装には適用できない。 また、方形状のサンドイッチパンの包装においては、搬送中の包装物の移動等 によって、内容物(パン)と包装ィルムの擦れが発生して包装袋の内側を汚し、 店頭に陳列した際の見栄えが悪くなることがあった。
【0004】 本考案は、上記従来の課題を解決するものであって、方形状サンドイッチパン を見栄え良く包装することができ、しかも簡単に開封してパンを取り出せるよう に改良した包装袋を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ヒートシール性を有する透明なフィルム基体よりなり、方形状サン ドイッチパンを包装するための包装袋であって、包装袋の底部に、当該底部より もやや狭い幅の内フィルムを設けたことを特徴とする包装袋である。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施態様を図面に基づき具体的に説明する。 図1は本考案の一実施例の包装袋を示す透視斜視図、図2は図1の一実施例に おける底部を示す側断面図、図3は本考案の他の実施例における底部を示す側断 面図、図4は製袋過程の第一段階を示す平面図、図5は製袋過程の第二段階を示 す透視斜視図、図6は包装された方形状サンドイッチパンを取出す状態を示す透 視斜視図である。
【0007】 本考案は、図示されているように、ヒートシール性を有する透明なフィルム基 体11よりなり、方形状サンドイッチパンAを包装するための包装袋1であって 、包装袋1の底部フィルム14の幅d1よりやや狭い幅d2の内フィルム13を 、底部フィルム14の一側端部Y又は他側端部Y′、或いは両側端部Y,Y′で シールすることにより、上記包装袋1の底部を二重のフィルムに構成したことを 特徴とするものである。
【0008】 また、上記包装袋1の一面X1又は他面X2の一側端部Yから他側端部Y′間 に亘りカットテープ151を熱融着し、このカットテープ151を抱き込ませた 状態で、上記包装袋1の側端部のシール部112に切れ目152を入れて摘み片 153となし、この摘み片153を引き剥がして包装袋1を開封するようにした ことを特徴とするものである。
【0009】 上記構成の本考案により、包装袋1の底部フィルム14の幅d1よりやや狭い 幅d2の内フィルム13を、底部フィルム14の一側端部Y又は他側端部Y′、 或いは両側端部Y,Y′でシールして、上記包装袋1の底部を二重に形成してあ るので、包装袋1に収納されている方形状サンドイッチパンAの中身によって包 装袋1の内面が汚れず、包装の見栄えが良くなる。
【0010】 また、包装袋1の片面の両側端部Y,Y′間に亘りカットテープ151を熱融 着し、カットテープ151を抱き込ませた状態で形成される摘み片153を引き 剥がせば、包装袋1を容易に開封でき、簡単に方形状サンドイッチパンAを包装 袋1から取り出すことができる。
【0011】
【実施例】
本考案は、図1及び図6に斜視図で示すように、方形状サンドイッチパンAを 包装するための包装袋1であり、包装袋1を構成するフィルム基体11は、透明 であってヒートシール性を備え、且つ、引き裂き方向性(配向性)を有するプラ スチック延伸フィルムが好適に使用されるが、引き裂き方向性を有しない無延伸 フィルムであってもよい。
【0012】 そして、包装袋1の底部は、図2に側断面図で示すように、底部フィルム14 の一側端部Y又は他側端部Y′で、或いは、図3に側断面図で示すように、両側 端部Y,Y′で、底部フィルム14の幅d1よりやや狭い幅d2を備えた内フィ ルム13をシールすることにより、シールされていない他のフィルム部分が遊離 した状態で二重底が形成される。
【0013】 また、上記包装袋1の一面X1又は他面X2の一側端部Yから他側端部Y′間 に亘りカットテープ151を熱融着すると共に、このカットテープ151を抱き 込ませた状態で、上記包装袋1の側端部のシール部112に切れ目152を入れ て摘み片153が形成される。 引き裂き方向性を有するフィルム基体11を用いる場合には、上記カットテー プ151は引き裂き方向に一致させ、包装袋1の一側端部Yから他側端部Y′へ 略水平になるように熱融着して取り付けられる。
【0014】 包装袋1の製袋は、透明でヒートシール性を備えたプラスチックフィルムから なるフィルム基体11を、先ず、図4に平面図で示すように、一面X1の両側端 部Y,Y′間に亘りフィルム基体11の表側又は裏側にカットテープ151を熱 融着させる。
【0015】 ここで、フィルム基体11が引き裂き方向性を有する場合、その両側端部Y, Y′間に熱融着するカットテープ151の取り付け方向は、引き裂き方向性に一 致させることが必要であるが、フィルム基体11が引き裂き方向性を有しない無 延伸フィルムである場合にはその必要がない。
【0016】 そして、フィルム基体11の両側端部Y,Y′間の対向する二個所に、シール 代113を残して各々略V字状に切り込みを入れ、切除部111,111′を形 成すると共に、対向する切除部111,111′の切り込み頂点間に亘り、外側 折り込み線部y,yを各々形成し、且つ、フィルム基体11の中央の両側端部Y ,Y′間に亘り内側折り込み線部xを形成することにより、この内側折り込み線 部xを中心として外側折り込み線部y,y間に囲まれた範囲に底部フィルム14 が形成される。
【0017】 次いで、上記底部フィルム14の上面(内側)に、底部フィルム14の幅d1 よりやや狭い幅d2の内フィルム13を重ね合わせたのち、底部フィルム14の 一側端部Y又は他側端部Y′、或いは、両側端部Y,Y′において、内フィルム 13を底部フィルム14に熱融着して、シールされていない他のフィルム部分は 遊離した状態となるように二重に形成しておく。
【0018】 上記内フィルム13の幅d2を、底部フィルム14の幅d1よりやや狭く設定 するのは、方形状サンドイッチパンAを上下方向に立てて収納した際に、包装袋 1の底部の外観が損なわれず、しかも方形状サンドイッチパンAに挟まれている 中身や味付け料のはみ出し部分を抑え保護するのに、必要にして十分な幅寸法と なるからである。
【0019】 しかるのち、図5に斜視図で示すように、両側端部Y,Y′間に並設した略V 字状の切除部111,111′毎に、その内側のシール代113,113同士を 矢印で示す方向に加熱圧着してシールする。このとき、底部フィルム14の一側 端部Y又は他側端部Y′、或いは、両側端部Y,Y′で底部フィルム14にシー ルされている内フィルム13も同時にシールされる。
【0020】 上述の如く、略V字状の切除部111,111′毎にシール代113を熱融着 してシール部112を形成したのち、内側折り込み線部xによりフィルム基体1 1の両面X1,X2を折り重ね、フィルム基体11の両側端部Y,Y′に形成し たシール代113,113同士を重ね合わせ、ここを熱融着してシール部112 を各々形成する。
【0021】 得られた包装袋1は、フィルム基体11の両側端部Y,Y′の対向する二個所 間に外側折り込み線部y,yが各々形成されるので、フィルム基体11の中央の 両側端部Y,Y′間に亘り形成された内側折り込み線部xを折り込み前の状態に 戻せば、自ら底部フィルム14と内フィルム13とで二重に構成された底部が形 成されると共に、図1,図6に示すように、方形状サンドイッチパンAが収納で きる大きさと形態に沿った遊びの少ない容積空間を有する包装袋1が形成される 。
【0022】 従って、包装袋1に収納される方形状サンドイッチパンAの中身や味付け料が 、内フィルム13によって抑えられ保護され、また、搬送等により包装袋1に振 動が加わっても、パンAの中身や味付け料と内フィルム13との間で位置ずれに よる擦れを生じ難くなり、この擦れによって包装袋1の内面が汚されることがな くなる。
【0023】 そして、袋口12より方形状サンドイッチパンAを収納したのち、袋口12を 袋口シール部121でシールするか、或いは、図示してないが、袋口12を絞り 込んで巾着状に括り封止する。
【0024】 また、包装袋1を開封するに際しては、図6に斜視図で示すように、引き裂き 開封手段15の摘み片153を摘み上げ、カットテープ151を矢印方向に引っ 張って引き剥がし、この引き剥がしにより、矢印方向に開口するフィルム基体1 1の一面X1から、方形状サンドイッチパンAをいとも簡単に取り出すことがで きる。
【0025】 本考案により、包装袋1の底部フィルム14の幅d1よりやや狭い幅d2の内 フィルム13を、底部フィルム14の一側端部Y又は他側端部Y′、或いは両側 端部Y,Y′で熱融着し、シールしてない他のフィルム部分は遊離した状態とな るように二重に形成してあると共に、包装袋1が、方形状サンドイッチパンAの 大きさと形態に沿った遊びの少ない容積空間を有するものであるので、包装袋1 に収納される方形状サンドイッチパンAの中身や味付け料が内フィルム13によ って抑えられ保護され、また、搬送等により包装袋1に振動が加わっても、パン Aの中身や味付け料と内フィルム13との間で位置ずれによる擦れを生じ難くな り、この擦れによって包装袋1の内面が汚されることがなくなり、包装状態の見 栄えを良くすることができるという作用効果を奏する。
【0026】 また、包装袋1の片面の両側端部Y,Y′間に亘りカットテープ151が熱融 着され、該カットテープ151が抱き込まれた摘み片153を引き剥がすことに より、包装袋1が容易に開封されて、いとも簡単に包装袋1から方形状サンドイ ッチパンを取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の包装袋を示す透視斜視図で
ある。
【図2】図1の一実施例における底部を示す側断面図で
ある。
【図3】本考案の他の実施例における底部を示す側断面
図である。
【図4】製袋過程の第一段階を示す平面図である。
【図5】製袋過程の第二段階を示す透視斜視図である。
【図6】包装された方形状サンドイッチパンを取出す状
態を示す透視斜視図である。
【図7】従来技術の一例を示す破断した斜視図である。
【符号の説明】
1:包装袋 11:フィルム基体 12:袋口 13:
内フィルム 14:底部フィルム 15:引裂き開封手段 151:
カットテープ 153:摘み片 A:方形状サンドイッチパン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシール性を有する透明なフィルム
    基体よりなり、方形状サンドイッチパンを包装するため
    の包装袋であって、包装袋の底部に、当該底部よりもや
    や狭い幅の内フィルムを設けたことを特徴とする包装
    袋。
  2. 【請求項2】 内フィルムを包装袋の底部フィルムの対
    向する両側端部で止着したことを特徴とする請求項1記
    載の包装袋。
  3. 【請求項3】 包装袋の片面の両側端部間に亘りカット
    テープを熱融着し、このカットテープを抱き込ませた状
    態で、前記包装袋の側端部のシール部に切れ目を入れて
    摘み片となし、当該摘み片を引き剥がして包装袋を開封
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010241439A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Howa Sangyo Kk 食品用包装袋
KR200485342Y1 (ko) * 2016-08-24 2017-12-27 권영관 간이 가방
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