JPH07185420A - 塗装ブース - Google Patents

塗装ブース

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JPH07185420A
JPH07185420A JP5355472A JP35547293A JPH07185420A JP H07185420 A JPH07185420 A JP H07185420A JP 5355472 A JP5355472 A JP 5355472A JP 35547293 A JP35547293 A JP 35547293A JP H07185420 A JPH07185420 A JP H07185420A
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JP
Japan
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water
flow plate
coating booth
tips
mist
Prior art date
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JP5355472A
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English (en)
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JP2559349B2 (ja
Inventor
Kaneo Yonekawa
鐘雄 米川
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Central Motor Co Ltd
Original Assignee
Central Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/46Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material
    • B05B14/468Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths by washing the air charged with excess material with scrubbing means arranged below the booth floor

Abstract

(57)【要約】 【目的】水圧により押し出されるため凝集ミストの滞留
がなく、フロープレートに水膜切れを生じさせることが
なく、ウォーターチャンネル内に塗装ミストが滞留する
ことがないため掃除が不要となる。 【構成】 塗装ブース11底面に設置されるスノコ1
2。スノコ12下部に相互に近付くにしたがい下方に傾
斜し先端間には隙間を設けられたフロープレート16。
フロープレート16の基部に設置され下部に排水口22
を設けられたウォーターチャンネル21。ウォーターチ
ャンネル21に搬送水を提供する送水配管24。フロー
プレート16先端間の隙間を介して塗装ブース11内の
気体を排気する排気ファン17。フロープレート16先
端間下部に設置される排水路18とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、塗装ブースに係
る。詳細には塗装ミストの捕捉に適する塗装ブースに係
る。
【0002】
【従来の技術】 従来の、塗装ブースとしては、図3に
中央断面図をあらわし、図4に一部拡大斜視図をあらわ
すものが知られている。即ち、51は塗装ブースであ
る。52は、スノコであり塗装ブース51の床面に設置
される。53は搬送レールであり、スノコ52上に設置
される。搬送レール53により、自動車ボデー等の被搬
送物54が搬送される。55は作業員であり、スノコ5
2上で被搬送物54に塗装作業をおこなう。56は、フ
ロープレートであり、2枚の傾斜面を中心にいく程低く
なるように対向させてかつ両者間先端には隙間ができる
ように傾斜させて塗装ブース51の少なくとも塗装工程
に沿って設置させる。57は、ウォーターチャンネルで
ある。ウォーターチャンネル57は、フロープレート5
6に沿ってその上部に設置される。ウォーターチャンネ
ル57の底部には送水配管58が設置され、ウォーター
チャンネル57表面から水をフローさせる。59は、排
水路であり、収納された排水を循環しストレーナー等
で、ミストを回収後送水配管58に循環する。60は、
排気ファンである。
【0003】そこで、排気ファン60を駆動すると、塗
装ブース51内の気体はフロープレート56、56の間
に吸い込まれる。同時に、送水配管58から搬送水を供
給すると、ウォーターチャンネル57から搬送水はオー
バーフローし、図4に図示されるように、フロープレー
ト56表面を落下し、排水路59に至る。このとき、塗
装ブース51から落下する塗装ミスト61は、ウォータ
ーチャンネル57上あるいは、フロープレート56上に
落下し排水路59に搬送され、ストレーナーを通過する
ことで回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、図
3、図4に図示されるような従来例では、オーバーフロ
ー方式のためウォーターチャンネル57の容積が大きい
必要がある課題を有した。さらに、図4に図示されるよ
うに塗装ミストが凝集した凝集ミスト62が発生する
と、フロープレート56表面の水膜が切れ水膜切れ63
が発生し、フロープレート56表面にミスト61が付着
し、塗装ミストの捕捉効率が低下する課題を有した。更
に、凝集ミスト62がウォーターチャンネル57内に沈
澱し、沈澱ミスト64を発生することがあるため、掃除
に手間がかかる課題を有した。そして、水膜の一定化
は、フロープレート56の施工精度に係り、調整が困難
となる課題を有した。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0006】塗装ブース底面に設置されるスノコと、ス
ノコ下部に相互に近付くにしたがい下方に傾斜し先端間
には隙間を設けられたフロープレートと、フロープレー
トの基部に設置され下部に排水口を設けられたウォータ
ーチャンネルと、ウォーターチャンネルに搬送水を提供
する送水配管と、フロープレート先端間の隙間を介して
塗装ブース内の気体を排気する排気ファンと、フロープ
レート先端間下部に設置される排水路とからなることを
特徴とする塗装ブース、
【0007】を提供する。
【0008】
【作用】 排気ファンにより、塗装ブース内の気体を排
気する。すると排気ミストを含んだ排気は、フロープレ
ート表面に沿って、フロープレート先端間の隙間を通っ
て排気される。
【0009】フロープレート表面には、ウォーターチャ
ンネルの下部の排水口から搬送水が供給され水膜が形成
されるため、排気ミストはフロープレートに付着するこ
となく水膜により、搬送水ととも排水路に落下し回収さ
れる。
【0010】
【実施例】 この発明の実施例の中央断面図をあらわす
図1、同一部拡大図をあらわす図2にしたがって説明す
る。
【0011】11は、塗装ブースである。塗装ブース1
1は、搬送ライン上の塗装工程に設置される。12は、
スノコである。スノコ12は、塗装ブース11底面に設
置される。スノコ12上には、搬送レール13が設置さ
れ、自動車ボデー等の被搬送物14が搬送され、作業員
15により塗装作業が行われる。
【0012】16は、フロープレートである。フロープ
レート16は、2枚の金属製板状体からなり、塗装工程
に沿って塗装ブース11の全長にわたって設置され、ス
ノコ12下部に相互に近付く中央部にいくにしたがい下
方に傾斜し先端間には隙間を設けられるように設置され
る。
【0013】17は、排気ファンである。排気ファン1
7は、2枚のフロープレート16先端間の隙間を介して
塗装ブース内の気体を排気する。18は、排水路であ
る。排水路18は、フロープレート16先端間の隙間の
下部に設置される。
【0014】21は、ウォーターチャンネルである。ウ
ォーターチャンネル21は、中空直方体からなり、フロ
ープレートの基部に塗装ブース11の搬送ライン方向に
沿って塗装ブース11の全長にわたって側部に設置され
下部に約10mmの高さの排水口22を設けられる。ウ
ォーターチャンネル21の天井面は密閉される。23
は、スライド板でありウォーターチャンネル21の側面
下部に沿って設置され、上下に移動可能であり、上昇さ
せることで排水口22の開口高さを変化させ開口寸法を
調整するとともに、掃除の便宜にも寄与させる。24
は、送水配管である。送水配管24は、ウォーターチャ
ンネル21に下部から搬送水を供給する。
【0015】排気ファン17により、塗装ブース11内
の気体を排気する。すると排気ミストを含んだ排気は、
フロープレート16表面に沿って、フロープレート16
先端間の隙間を通って排気される。
【0016】ウォーターチャンネル21に、送水配管2
4から搬送水が供給され、溜まると水圧により、フロー
プレート16表面には、ウォーターチャンネル21の下
部の排水口22から搬送水が供給され水膜が形成される
ため、排気ミストはフロープレート16に付着すること
なく水膜により、搬送水ととも排水槽18に落下し回収
される。ウオーターチャンネル全体の吐出量の均等化
は、ウォーターチャンネル21上部に密閉される空気圧
縮と、排出口22の開口寸法により調節される。塗装ミ
ストを含んだ搬送水は、ストレーナーにより塗装ミスト
は回収され再度送水配管24に供給される。水圧強制押
しだしのため、ウォーターチャンネル21の大きさを小
さくすることが可能である。
【0017】
【発明の効果】 この発明では、水圧により押し出され
るため凝集ミストの滞留がなく、フロープレートに水膜
切れを生じさせることがなく、ウォーターチャンネル内
に塗装ミストが滞留することがないため掃除が不要とな
る。又、ウオーターチャンネルが小さいため、下部の排
気スペースを広くとることが可能となり、ミストセパレ
ーター等の設置が容易となる。又、水量調整が可能なた
めフロープレートの施工が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の中央断面図
【図2】 この発明の実施例の一部拡大断面図
【図3】 従来例の中央断面図
【図4】 従来例の一部拡大斜視図
【符号の説明】
11 塗装ブース 12 スノコ 16 フロープレート 21 ウォーターチャンネル 22 排出口 24 排出配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ブース底面に設置されるスノコと、
    スノコ下部に相互に近付くにしたがい下方に傾斜し先端
    間には隙間を設けられたフロープレートと、フロープレ
    ートの基部に設置され下部に排水口を設けられたウォー
    ターチャンネルと、ウォーターチャンネルに搬送水を提
    供する送水配管と、フロープレート先端間の隙間を介し
    て塗装ブース内の気体を排気する排気ファンと、フロー
    プレート先端間下部に設置される排水路とからなること
    を特徴とする塗装ブース。
JP5355472A 1993-12-27 1993-12-27 塗装ブース Expired - Lifetime JP2559349B2 (ja)

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Cited By (4)

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CN106423677A (zh) * 2016-12-01 2017-02-22 无锡溥汇机械科技有限公司 一种锂电池隔膜喷涂机吸雾接料装置

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JP2559349B2 (ja) 1996-12-04

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