JPS6246404Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6246404Y2
JPS6246404Y2 JP540678U JP540678U JPS6246404Y2 JP S6246404 Y2 JPS6246404 Y2 JP S6246404Y2 JP 540678 U JP540678 U JP 540678U JP 540678 U JP540678 U JP 540678U JP S6246404 Y2 JPS6246404 Y2 JP S6246404Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
tank
discharge port
suction port
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP540678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54108756U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP540678U priority Critical patent/JPS6246404Y2/ja
Publication of JPS54108756U publication Critical patent/JPS54108756U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6246404Y2 publication Critical patent/JPS6246404Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の塗装時に発生する塗装カス
をを自動的に回収する装置に関する。
従来自動車等の塗装時に発生する塗装カスを回
収するに際して、これをその洗浄水とともに一旦
処理槽内に貯留し、この後浮上分離した塗装カス
を人力でかき集めていた。このため塗装カスの回
収能率が悪いとともに作業者や作業周囲が塗装カ
スで汚れ、環境上の問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、塗装カスの回収を自動化
して作業能率を向上するとともに作業環境及び周
囲の環境の汚染を防止することができる塗装カス
回収装置を提供するものである。
すなわち本考案は、塗装時に発生する塗装カス
と洗浄水とが流入する処理槽と、該槽の排出管側
を水面下にその反対側を水面上に形成された樋に
囲まれる吸引口と、同吸引口に連通し導管を介し
て槽外に弁を設けて開口する排出口と、同排出口
に臨んで設けたネツトコンベアとをそれぞれ具備
し、樋で吸引した塗装カスをネツトコンベアで水
切りをして搬送するようにした塗装カス回収装置
である。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて詳細に
説明する。
第1図は本考案に係る塗装カス回収装置を概略
して示したもので、この装置1は自動車等の被塗
装物Aを吹付塗装する塗装室2に接続され、この
塗装室2から排出される塗装カスBを洗浄水Cか
ら分離して回収するものである。この塗装室2は
多数の孔を有する支持板3を中央に設け、該板3
上に被塗装物Aを載せて、これに吹付装置4で塗
料を吹付け塗装するもので、余剰となつた塗装カ
スBは洗浄管5から噴出する洗浄水Cにより除去
され、塗装室底部に設けた排水管6を通つて本考
案に係る処理槽7内に流入するものである。
上記処理槽7内には第2図ないし第3図に示す
ように排水管6と対向する側面に塗装カス吸込用
樋8が設けられている。この樋8はその吸込口8
aを細長距形状に形成して、該槽7の液面上に位
置しておりその底部に導管8bを連通せしめてい
る。この導管8bは処理槽7側壁を通つて外部に
突出し、その先端に排出口8cを開口している。
なお図中9は導管8bに設けた弁で導管8bを必
要に応じて開閉するものである。さらに上記排出
口8cに臨んでネツトコンベア10を設けてい
る。このネツトコンベア10は両端のベルト車1
0a、10aの間に、無端環状の金網製ベルト1
0bを巻装したもので、その一端を排出口10c
の下方に対向して設け、ここから上方に傾斜せし
めて取付けている。またこのネツトコンベア10
上端の下方には搬送コンベア11が取付けられて
いる。
次に上述の如く構成された塗装カス回収装置の
作用を説明する。
まず塗装時に生じる塗装カスB及び洗浄水Cが
排水管6を通つて処理槽7内に流入すると、塗装
カスBは浮上して洗浄水Cと分離される。この塗
装カスBは液の流れにのつて樋8の吸込口8a方
向に流動していき、吸込口8aから吸引されて導
管8bを通り、排出口8cから排出される。排出
された塗装カスBは循環するネツトコンベア10
で順次搬送される。この場合該コンベア10のベ
ルト10bは金網で形成されているので搬送時に
水切りがなされ塗装カスBのみが搬送される。つ
いでネツトコンベア10で送られた塗装カスBは
搬送コンベア11上に落下され、この搬送コンベ
ア11で貯留槽(図示せず)に送られてここに貯
留される。
なお処理槽7内の洗浄水C及びネツトコンベア
10で水切りされた水は塗装室2の洗浄用として
再利用するようにしてもよい。
以上説明したように本考案によれば簡単な構造
で塗装カスを自動的に回収することができ、作業
能率を向上するとともに作業環境及び周囲の環境
が塗装カスで汚染されるのを防止できるなど顕著
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す塗装カス回収
装置の概略断面図、第2図は同回収装置の拡大平
面図、第3図は第2図の−線に沿う回収装置
の拡大断面図である。 2……塗装室、6……排水管、7……処理槽、
8……塗装カス吸込用樋、8a……吸込口、8b
……導管、8c……排出口、9……弁、10……
ネツトコンベア、10b……金網製ベルト、B…
…塗装カス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗装時に発生する塗装カスと洗浄水とが流入す
    る処理槽と、該槽の排出管側を水面下にその反対
    側を水面上に形成された樋に囲まれる吸引口と、
    同吸引口に連通し導管を介して槽外に弁を設けて
    開口する排出口と、同排出口に臨んで設けたネツ
    トコンベアとをそれぞれ具備し、樋で吸引した塗
    装カスをネツトコンベアで水切りをして搬送する
    ようにした塗装カス回収装置。
JP540678U 1978-01-20 1978-01-20 Expired JPS6246404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP540678U JPS6246404Y2 (ja) 1978-01-20 1978-01-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP540678U JPS6246404Y2 (ja) 1978-01-20 1978-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54108756U JPS54108756U (ja) 1979-07-31
JPS6246404Y2 true JPS6246404Y2 (ja) 1987-12-15

Family

ID=28811239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP540678U Expired JPS6246404Y2 (ja) 1978-01-20 1978-01-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6246404Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583616A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 Honda Motor Co Ltd 塗装排水処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54108756U (ja) 1979-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108514976B (zh) 一种漆雾回收再利用装置及具有该装置的喷漆房
ATE17196T1 (de) Schlammentfernungsvorrichtung.
US5380243A (en) Air supply housing arrangement for paint spray booths
JPS6246404Y2 (ja)
JP2003001038A (ja) 散水式集塵装置
CN205773518U (zh) 一种用于超声波清洗机的油水分离器
CN209049615U (zh) 一种适用于水帘式喷漆房废水处理并漆渣脱水一体机
US5360539A (en) Scrubbing water handling system for paint spray booths
JPS623279Y2 (ja)
JP2559349B2 (ja) 塗装ブース
CN213415625U (zh) 一种垂直斗式提升机用机尾防尘结构
JP2597944B2 (ja) 水洗式塗装ブースにおける塗料粕の回収装置
JPH0111308Y2 (ja)
JPH0648817U (ja) サイクロン集塵機
CN213558772U (zh) 一种玄武岩原料清洗储存装置
CN210385242U (zh) 瓷砖生产粉尘回收处理装置
CN210409684U (zh) 一种环境资源循环用污水过滤设备
CN210826367U (zh) 一种化工业防腐化学处理喷淋设备
JPH077090Y2 (ja) 振動式後処理装置
JPS6029551B2 (ja) トンネル型塗装ブ−ス
JPS6349321Y2 (ja)
JPH0118197Y2 (ja)
JPS63761Y2 (ja)
JP2595464B2 (ja) ペンカスの回収装置
JPH0312322Y2 (ja)