JPH0318048Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318048Y2
JPH0318048Y2 JP16015486U JP16015486U JPH0318048Y2 JP H0318048 Y2 JPH0318048 Y2 JP H0318048Y2 JP 16015486 U JP16015486 U JP 16015486U JP 16015486 U JP16015486 U JP 16015486U JP H0318048 Y2 JPH0318048 Y2 JP H0318048Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
opening
exhaust
fluxer
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16015486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6366562U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16015486U priority Critical patent/JPH0318048Y2/ja
Publication of JPS6366562U publication Critical patent/JPS6366562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318048Y2 publication Critical patent/JPH0318048Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動はんだ付け装置のスプレーフラク
サーの煙霧ダクトに係るものである。
[従来の技術] スプレーフラクサーはネツトに付着したフラツ
クス液をネツトの裏側から吹上げたエヤーで微粒
子化させる方式であり、被処理物の下面に付着し
なかつたフラツクスの微粒子は、自動はんだ付け
装置の上面を覆うカバー内を流れてはんだ槽の上
に位置する排気筒の方へ流れていた。
[考案が解決しようとする問題点] 被処理物の下面に付着しなかつたフラツクス微
粒子はリターンシヤワーとなつて、プリント基板
等の被処理物に降りそそいでその上面を汚染する
と共に、カバー内を流れる微粒子は内部のフラク
サー、プレヒータ、はんだ槽、カバー内面に付着
してそれを汚染するという問題があつた。
本考案はこれらの問題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、フラク
サーの微粒子による汚染を防止することができる
フラクサー専用のダクトを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案の特徴とする
手段は、第1図にすように、自動はんだ付け装置
の上面のカバー10の内部に受皿14を水平に配
置し、フラクサー11の上方においてその受皿に
被処理物の搬送路の幅とほぼ等しい幅の開口16
を設け、その受皿の上にダクト20をのせ、その
ダクトの上部を排気室40に、下部を分離室30
にそれぞれ形成し、そのダクトの両側壁に開口か
ら垂下する垂下板24を設け、その両側の垂下板
を前後の支持板36で連結し、分離室の前後壁3
2を下端が開口をまたぐ山形の斜面に形成して上
面において排気室40に接続し、分離室に開口を
またぐハ字形の分離板34を内設し、排気室に排
気ダクト44を接続してカバーの外側に排気する
ようにしたことにある。
[作用] 被処理物にフラツクスが塗布されるフラクサー
11の上面は、ダクト20の前後の支持板36と
両側の垂下板24によつて囲まれるから、空気と
フラツクス微粒子からなる煙霧は矢印Aで示すよ
うに、ダクト20に吸入されて受皿14の開口か
らダクト20の分離室30の中に入る。ついで、
ハ字形に傾斜する分離板32の内面に当つて液滴
となる。液滴となつたフラツクスは、矢印Bで示
すように、分離板32の内面に沿つて流下し受皿
14に落下する。分離板32の内面に当たらずに
排気室40に入つたフラツクス微粒子は排気室4
0の屋根の内面に当たつて液滴となり、矢印Cで
示すように、再び排気室40から分離室30に戻
り前後壁32の内面に沿つて受皿14に流下す
る。このようにして、フラツクス微粒子はほとん
どすべてがダクト20に吸引され、最終的には受
皿に集められるから、フラツクス微粒子による汚
染は大幅に減少する。
[実施例] 本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図ないし第3図に示すように、自動はんだ
付け装置の機枠15の上面はカバー10で覆わ
れ、その内部に被処理物を搬送するコンベヤ(図
示せず)の二本のレール12,12′が前後に間
隙をあけて水平又は少し斜めに配置される。その
レール12,12′の下方にスプレーフラクサー
11が配置され、レール12,12′の上面には、
受皿14が調整ボルト18を介して水平に配かれ
る。受皿14の中央には開口16が設けられ、そ
の開口はレール12,12′の間隙の上に位置し、
その内幅は間隙の幅にほぼ等しい。受皿14の外
周縁とその開口16の内周縁は上方に突出し、内
側に流体を溜ることができる。
受皿14の上にダクト20がのせられ、ダクト
20の両側壁22の垂下板24は開口16を通り
レール12,12′の間隙内へ入る。その垂下板
24に止めねじ26を取付け、その止めねじに側
面板28の長孔29をはめ、側面板28の上下固
定位置を調整する。
ダクト20は下段が分離室30に上段が排気室
40に形成され、分離室30と排気室40は細幅
の絞り部42を介して内通する。
分離室30の前後壁32は下端が開口16をま
たぐ山形の斜面に形成され、その内側に同じく開
口16をまたぐハ字形の分離板34が設けられ
る。両側の垂下板24の前後縁同志を支持板36
で連結し、その支持板の上縁に複数の突出部38
を設け、分離板34が受皿14の底に着地しない
ように、その突出部38で分離室34を下支えす
る。
排気室40の底面47は逆八字形に傾斜する斜
面に形成する。排気室40には排気ダクト44が
接続され、その排気ダクトの出口はカバー10の
外側に位置する。必要に応じて、排気ダクトの出
口にサイクロンセパレータを付設する。
第1図に示すように、被処理物50はスプレー
フラクサー11と側面板28の間を通過するが、
側面板28の高さを調整して側面板28をできる
だけ被処理物に接近させることが望ましい。スプ
レーフラクサー11で生じたフラツクスの微粒子
により、矢印Aで示すように、左右の側面板28
の間を通過する被処理物50にフラツクスが塗布
される。被処理物50に付着しなかつたフラツク
スの微粒子はそのまま上昇して側面板28と支持
板36に開示された分離室30に入り、さらに上
昇して分離室34の内面に当たる。ここで、矢印
Bで示すように、フラツクスは分離板34の内面
に沿つて受皿14中に流下する。分離室30の前
後壁32は山形の斜面である。分離板34に当た
らずにその中央上部の間から絞り部42経て排気
室40に入つたフラツクス微粒子は屋根46の内
面に当たつて液滴となり、矢印Cで示すように、
ついで前後壁48を経て底面47に落ち、さらに
底面47から絞り部42を通り、前後壁32の内
面に沿つて受皿14に流下する。このように、微
粒子化したフラツクスの大部分は分離室30内に
おいて分離して受皿14に落下するから、排気室
40まで上昇した空気中のフラツクス微粒子含有
量はわずかである。この空気は排気として排気ダ
クトを経て放出されるが、フラツクスの含有量は
わずかであるから、環境を損なうおそれは少な
い。
スプレーフラクサー11のフラツクス微粒子は
ダクト20の吸引作用によりほとんどすべてがダ
クト20に入り、隣接するプレヒータの方へ流れ
込むことはほとんどないから、フラツクス微粒子
によるプレヒータ等の汚染は生じない。
[考案の効果] 上記の通り、本考案の装置は被処理物に付着し
なかつたフラツクス煙霧のほとんどすべてをダク
トに吸引して受皿に回収するから、フラツクス煙
霧による自動はんだ付け装置自体とその周囲の環
境の汚染を減少するだけでなく、フラツクス煙霧
の引火の危険も未然に防止することができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の装置を備えた自動
半田付け装置の要部の断面図、第2図は第1図の
装置の正面図、第3図は第1図の装置の分解斜視
図である。 図において、符号10はカバー、11はスプレ
ーフラクサー、12はレール、14は受皿、16
は開口、20はダクト、22は両側壁、24は垂
下板、28は側面板、30は分離室、32は前後
壁、34は分離板、36は支持板、38は突出
部、40は排気室、44は排気ダクトをそれぞれ
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動はんだ付け装置のフラクサーの上を覆う
    カバー内において、前記フラクサーの上方に水
    平に配置された受皿と、前記受皿の中央に設け
    られた内幅が被処理物の搬送路にほぼ等しい開
    口と、前記開口を覆うように前記受皿にのせら
    れたダクトからなる装置であつて、前記ダクト
    の両側壁は前記開口を通り前記レール間隙内に
    ほぼ幅一杯に垂下する垂下板を備え、前記ダク
    トは中間の絞り部を介して下部が分離室として
    上部が排気室としてそれぞれ形成され、前記分
    離室の前後壁は下端において前記開口の内幅よ
    りも広く山形に傾斜して前記排気室に接続し、
    前記分離室に下端が前記開口をまたぐハ字形の
    分離板が設けられ、前記排気室に排気を前記カ
    バーの外側に導く排気ダクトが設けられたこと
    を特徴とするスプレーフラクサーの煙霧ダクト
    装置。 2 両側の垂下板の前縁及び後縁同志を前後の支
    持板で連結すると共に支持板の上縁に複数の突
    出部を設けて分離板を下支えしたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のスプ
    レーフラクサーの煙霧ダクト装置。 3 垂下板に側面板を上下に固定位置調整可能に
    付設したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載のスプレーフラクサ
    ーの煙霧ダクト装置。 4 排気室の底面を逆八字形の斜面に形成したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のスプレーフラクサーの煙霧ダクト装置。
JP16015486U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0318048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16015486U JPH0318048Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16015486U JPH0318048Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6366562U JPS6366562U (ja) 1988-05-02
JPH0318048Y2 true JPH0318048Y2 (ja) 1991-04-16

Family

ID=31085270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16015486U Expired JPH0318048Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0318048Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783937B2 (ja) * 1990-06-01 1995-09-13 株式会社タムラ製作所 スプレーフラクサ
JPH0756120Y2 (ja) * 1991-03-08 1995-12-25 権士 近藤 フラックス塗布装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6366562U (ja) 1988-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3813856A (en) Air cleansing unit
US4700615A (en) Spray booth
SE8901494L (sv) Anordning foer rening av med faergpartiklar foerorenad ventilationsluft fraan en sprutbox foer maalning
US4345921A (en) Spray chamber including a wet separator
ATE237984T1 (de) Gerät zum trennen von schmutzpartikeln und staub aus einer luftströmung
US5713970A (en) Multi-chambered scrubbing apparatus for dust control
US4358300A (en) Welding fume and spark trap
WO2015064142A1 (ja) フラックス回収装置及びはんだ付け装置
JPH0318048Y2 (ja)
US5762663A (en) Wet dust collecting apparatus
CA2211840A1 (en) Self-cleaning belt filter and method
JP2009139056A (ja) 空気汚染物の除去装置及びレンジフード
CA2428182C (en) Baffle system for separating liquid from a gas stream
EP0035905B1 (en) Spray booth and method of operating same
JP3597878B2 (ja) 雰囲気炉の排ガス吸引装置
WO2009086605A1 (en) Apparatus for cleaning an exhaust gas stream
JP2559349B2 (ja) 塗装ブース
JPH0312448Y2 (ja)
JP3595101B2 (ja) 給気付塗装ブースとこれに使用する排気処理装置
JP3098981B2 (ja) フィルタ洗浄装置
JP2993807B2 (ja) 給気付塗装ブースの排気処理装置
CN108072071B (zh) 一种油烟过滤装置
JP2550140B2 (ja) 空気調和機
FR2556246B1 (fr) Dispositif pour la separation des materiaux en feuilles dans une installation de traitement de dechets
JP2516778Y2 (ja) 給気付塗装ブースの排気処理装置