JP2550140B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP2550140B2 JP2550140B2 JP63078021A JP7802188A JP2550140B2 JP 2550140 B2 JP2550140 B2 JP 2550140B2 JP 63078021 A JP63078021 A JP 63078021A JP 7802188 A JP7802188 A JP 7802188A JP 2550140 B2 JP2550140 B2 JP 2550140B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- water
- air
- water receiver
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機に係り、特にその熱交換器の水飛
び防止に関するものである。
び防止に関するものである。
従来、同種の空気調和機においては、熱交換器に付着
した結露水が送風装置による供給空気によって万一吹飛
ばされても電気品等の機器に付着しないよう、熱交換器
の近傍で、かつ熱交換器と電気品等の機器との間に水滴
排除装置を設ける構造となっていた。
した結露水が送風装置による供給空気によって万一吹飛
ばされても電気品等の機器に付着しないよう、熱交換器
の近傍で、かつ熱交換器と電気品等の機器との間に水滴
排除装置を設ける構造となっていた。
この種水飛び防止装置の例は、実開昭63−10316号,
実開昭59−12922号公報等に記載がある。
実開昭59−12922号公報等に記載がある。
従来の空気調和機においては熱交換器と、熱交換器表
面の結露水を溜める水受の間に供給空気の通過する隙間
が形成されているのが一般的である。しかし、この隙間
を通過する風速が大きい場合には熱交換器表面の結露水
が熱交換器表面を伝って下方へ流れ、水受に落下する際
に水滴を吹飛ばしたり、水受に溜った結露水(以下ドレ
ン水という)表面を通過する空気によりドレン水も吹飛
ばす水飛び現象という不具合が生じることがあった。
面の結露水を溜める水受の間に供給空気の通過する隙間
が形成されているのが一般的である。しかし、この隙間
を通過する風速が大きい場合には熱交換器表面の結露水
が熱交換器表面を伝って下方へ流れ、水受に落下する際
に水滴を吹飛ばしたり、水受に溜った結露水(以下ドレ
ン水という)表面を通過する空気によりドレン水も吹飛
ばす水飛び現象という不具合が生じることがあった。
本発明の目的は、風速が大きい場合でも水飛びを防止
することにある。
することにある。
上記目的は、熱交換器の下部側面に供給空気の流れと
直交するように遮蔽板を設け熱交換器と水受の間を流れ
る風速を低下させることにより達成される。
直交するように遮蔽板を設け熱交換器と水受の間を流れ
る風速を低下させることにより達成される。
一般的に、流れに直交して遮蔽物を置くと遮蔽物の背
面では負圧部を生じ、流れが巻き込まれこの近傍では流
速が低下する。
面では負圧部を生じ、流れが巻き込まれこの近傍では流
速が低下する。
従って、熱交換器と水受の間を流れる空気流に直交し
て遮蔽板を設けることにより、遮蔽板の背面で空気の巻
き込みを生じさせて流速を低下させるので、熱交換器を
離れた水滴や、水受に溜ったドレン水が水受外に飛ばさ
れることはない。
て遮蔽板を設けることにより、遮蔽板の背面で空気の巻
き込みを生じさせて流速を低下させるので、熱交換器を
離れた水滴や、水受に溜ったドレン水が水受外に飛ばさ
れることはない。
以下、本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図に
より説明する。第1図においては、1は交換器、2は水
受である。3は送風装置で、上部の空気吹込口4から空
気を吸込み、下部の吐出口6に排出する。また、第2図
において、7は熱交換器の下流側側面に取付具を介して
設けた遮蔽板であり水受と熱交換器の隙間を流れる空気
流に直交しており、さらに水受との間に隙間を有してい
る。また、遮蔽板は第3図の斜視図に示す如く、熱交換
器の長手方向全面に亘って設けられている。
より説明する。第1図においては、1は交換器、2は水
受である。3は送風装置で、上部の空気吹込口4から空
気を吸込み、下部の吐出口6に排出する。また、第2図
において、7は熱交換器の下流側側面に取付具を介して
設けた遮蔽板であり水受と熱交換器の隙間を流れる空気
流に直交しており、さらに水受との間に隙間を有してい
る。また、遮蔽板は第3図の斜視図に示す如く、熱交換
器の長手方向全面に亘って設けられている。
以上の構造によれば、空気吸込口4から吸込まれた空
気は熱交換器を通過し送風装置入口5へと導かれて行く
が、一部の空気は熱交換器と水受の隙間を通過する。こ
の時、熱交換器の水受の間を流れる空気に直交するよう
に遮蔽板を設けているので、遮蔽板の背面に第2図に示
す如く渦を発生することができる。そして、ここに負圧
が形成されるため流速が低下し、熱交換器から水受に落
下する水滴を吹飛ばすことを防止するものである。
気は熱交換器を通過し送風装置入口5へと導かれて行く
が、一部の空気は熱交換器と水受の隙間を通過する。こ
の時、熱交換器の水受の間を流れる空気に直交するよう
に遮蔽板を設けているので、遮蔽板の背面に第2図に示
す如く渦を発生することができる。そして、ここに負圧
が形成されるため流速が低下し、熱交換器から水受に落
下する水滴を吹飛ばすことを防止するものである。
また、同時に水受に溜ったドレン水の吹飛びの防止も
可能となった。
可能となった。
本発明によれば、熱交換器と水受の間を通過する供給
空気の流速を低下させることができるので熱交換器に付
着した水滴が水受に落下する際に、供給空気によって吹
飛ばされることを防止できるばかりでなく、水受に溜っ
たドレン水の吹飛びの防止ができる。
空気の流速を低下させることができるので熱交換器に付
着した水滴が水受に落下する際に、供給空気によって吹
飛ばされることを防止できるばかりでなく、水受に溜っ
たドレン水の吹飛びの防止ができる。
第1図は空気調和機の全体図、第2図は本発明の熱交換
器周囲の拡大図であり、第3図は熱交換器の斜視図であ
る。 1……熱交換器、2……水受、7……遮蔽板。
器周囲の拡大図であり、第3図は熱交換器の斜視図であ
る。 1……熱交換器、2……水受、7……遮蔽板。
Claims (1)
- 【請求項1】上部の天板に空気吸込口,側面の下部に空
気吐出口を有する箱形キャビネットと、この箱形キャビ
ネット内の空気吸込口側と空気の吐出口側の空間を分割
するように斜めに配置した熱交換器と、この熱交換器の
下方に配設した水受と、この水受の下方であって空気吐
出口側の空間に配設した送風装置とを備えた空気調和機
において、前記水受の水受面に対してほぼ直交し、か
つ、水受との間に隙間を有する遮蔽板を前記熱交換器の
下部側面に取付具を介して設けたことを特徴とする空気
調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078021A JP2550140B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078021A JP2550140B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252831A JPH01252831A (ja) | 1989-10-09 |
JP2550140B2 true JP2550140B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=13650149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63078021A Expired - Fee Related JP2550140B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550140B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63078021A patent/JP2550140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01252831A (ja) | 1989-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |