JPH07183699A - 基板保持固定装置 - Google Patents
基板保持固定装置Info
- Publication number
- JPH07183699A JPH07183699A JP5322980A JP32298093A JPH07183699A JP H07183699 A JPH07183699 A JP H07183699A JP 5322980 A JP5322980 A JP 5322980A JP 32298093 A JP32298093 A JP 32298093A JP H07183699 A JPH07183699 A JP H07183699A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- board
- holding
- support
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Assembly (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板を保持固定する際の基板と基板支持体と
の摩擦による基板配線の損傷を防止できる基板保持固定
装置を提供する。 【構成】 電子部品実装機において案内レール３上を搬
送されてきた基板２を位置決めローラ７，８により実装
位置に停止させた後、先端に球体２１が回転自在に設け
られている基板支持体４が駆動装置６により上昇され、
基板２と当接する。この後、位置決めローラローラ８が
上昇させて基板２の保持固定を行う。この際に正規の位
置に基板２が移動されて基板２と基板支持体４の先端部
との位置ずれが起こるが基板支持体４の先端部が球体２
１で構成されているので球体２１の回転により発生する
摩擦は大幅に軽減される。
の摩擦による基板配線の損傷を防止できる基板保持固定
装置を提供する。 【構成】 電子部品実装機において案内レール３上を搬
送されてきた基板２を位置決めローラ７，８により実装
位置に停止させた後、先端に球体２１が回転自在に設け
られている基板支持体４が駆動装置６により上昇され、
基板２と当接する。この後、位置決めローラローラ８が
上昇させて基板２の保持固定を行う。この際に正規の位
置に基板２が移動されて基板２と基板支持体４の先端部
との位置ずれが起こるが基板支持体４の先端部が球体２
１で構成されているので球体２１の回転により発生する
摩擦は大幅に軽減される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品をプリント配
線基板へ装着する電子部品実装機において実装位置の所
定箇所にある基板を保持固定する基板保持固定装置に関
するものである。
線基板へ装着する電子部品実装機において実装位置の所
定箇所にある基板を保持固定する基板保持固定装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子機器は小型化、軽量化が進
み、このような電子機器に使われるプリント配線基板は
高密度になる傾向にある。そのため、基板に印刷されて
いる配線幅、配線間隔は細くかつ狭ピッチになってきて
いる。また、基板の端部付近にも配線が印刷されている
こともある。
み、このような電子機器に使われるプリント配線基板は
高密度になる傾向にある。そのため、基板に印刷されて
いる配線幅、配線間隔は細くかつ狭ピッチになってきて
いる。また、基板の端部付近にも配線が印刷されている
こともある。
【０００３】以下に従来の電子部品実装機における基板
保持固定装置の概略について説明する。図４〜図６にお
いて、１，３は電子部品を実装するプリント配線基板
（以下基板と称する）２を搬送方向に案内するための案
内レールで、互いに対向する箇所に基板２の端部が挿入
される溝部１ａ，３ａが設けられている。４は所定の箇
所に搬送されてきた基板２を下方から当接することによ
って保持固定する複数の基板支持体である。５は基板支
持体４を保持する保持プレート、６は基板支持体４およ
び保持プレート５を昇降させる駆動装置である。７は流
れてきた基板２の搬送方向への移動を規制する位置決め
ローラ、８は位置決めローラ７と協働して基板２を搬送
方向の前後から挟むことにより位置決めする位置決めロ
ーラ、９，１０はリンク機構１１，１２を介して位置決
めローラ７，８を駆動するローラ駆動部である。
保持固定装置の概略について説明する。図４〜図６にお
いて、１，３は電子部品を実装するプリント配線基板
（以下基板と称する）２を搬送方向に案内するための案
内レールで、互いに対向する箇所に基板２の端部が挿入
される溝部１ａ，３ａが設けられている。４は所定の箇
所に搬送されてきた基板２を下方から当接することによ
って保持固定する複数の基板支持体である。５は基板支
持体４を保持する保持プレート、６は基板支持体４およ
び保持プレート５を昇降させる駆動装置である。７は流
れてきた基板２の搬送方向への移動を規制する位置決め
ローラ、８は位置決めローラ７と協働して基板２を搬送
方向の前後から挟むことにより位置決めする位置決めロ
ーラ、９，１０はリンク機構１１，１２を介して位置決
めローラ７，８を駆動するローラ駆動部である。
【０００４】以上の各構成要素からなる基板保持固定装
置の動作を、図６〜図９を参照しながら説明する。ま
ず、案内レール１，３の溝部１ａ，３ａに沿って搬送さ
れてきた基板２は位置決めローラ７に当接して搬送方向
への移動が規制される（図６参照）。その後、ローラ駆
動部１０により位置決めローラ８を上昇させて、両位置
決めローラ７，８の間に基板２を挟み、基板２の搬送方
向に対する位置決めを行う（図７参照）。次に、駆動装
置６を駆動させて基板支持体４および保持プレート５を
上昇させ、この基板支持体４の先端部を基板２に下方か
ら当接させることによって基板２を保持固定する（図８
参照）。
置の動作を、図６〜図９を参照しながら説明する。ま
ず、案内レール１，３の溝部１ａ，３ａに沿って搬送さ
れてきた基板２は位置決めローラ７に当接して搬送方向
への移動が規制される（図６参照）。その後、ローラ駆
動部１０により位置決めローラ８を上昇させて、両位置
決めローラ７，８の間に基板２を挟み、基板２の搬送方
向に対する位置決めを行う（図７参照）。次に、駆動装
置６を駆動させて基板支持体４および保持プレート５を
上昇させ、この基板支持体４の先端部を基板２に下方か
ら当接させることによって基板２を保持固定する（図８
参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、図７，図８に示すように、位置決めローラ
７，８の間に基板２を挟んだ状態で、基板支持体４によ
り基板２を案内レール１，３の溝部１ａ，３ａにおいて
上方に押し付けて保持固定するため、この際に、位置決
めローラ７、８の側面と基板２の端面とが強く擦れて互
いに摩耗するという問題があった。
来構成では、図７，図８に示すように、位置決めローラ
７，８の間に基板２を挟んだ状態で、基板支持体４によ
り基板２を案内レール１，３の溝部１ａ，３ａにおいて
上方に押し付けて保持固定するため、この際に、位置決
めローラ７、８の側面と基板２の端面とが強く擦れて互
いに摩耗するという問題があった。
【０００６】また、このような位置決めローラ７、８と
基板２との摩擦を避けるものとしては、図９に示すよう
に、位置決めローラ７により基板２の搬送方向への移動
を規制した後、まず基板支持体４を上昇させて基板２を
保持し、その後、位置決めローラ８により基板２の位置
決めを行う方法があるが、この場合には、基板支持体４
により基板２を保持した状態で位置決めローラ７，８で
位置決めして基板２を正規の位置に移動させるために、
基板支持体４の先端部と基板２の裏面との間で擦れが起
こり、基板２の印刷配線を傷つけることがあった。ま
た、この場合には、駆動装置６の押上力により基板２を
保持しているため、位置決めローラ８を上昇させて基板
２を挟んでも基板２の搬送方向の位置決めを正確には行
えないおそれもあった。
基板２との摩擦を避けるものとしては、図９に示すよう
に、位置決めローラ７により基板２の搬送方向への移動
を規制した後、まず基板支持体４を上昇させて基板２を
保持し、その後、位置決めローラ８により基板２の位置
決めを行う方法があるが、この場合には、基板支持体４
により基板２を保持した状態で位置決めローラ７，８で
位置決めして基板２を正規の位置に移動させるために、
基板支持体４の先端部と基板２の裏面との間で擦れが起
こり、基板２の印刷配線を傷つけることがあった。ま
た、この場合には、駆動装置６の押上力により基板２を
保持しているため、位置決めローラ８を上昇させて基板
２を挟んでも基板２の搬送方向の位置決めを正確には行
えないおそれもあった。
【０００７】本発明は上記のような従来の問題を解決す
るもので、基板支持体あるいは位置決めローラで基板を
損傷させることなく基板を確実に所定位置に保持固定で
きる基板保持固定装置を提供することを目的とする。
るもので、基板支持体あるいは位置決めローラで基板を
損傷させることなく基板を確実に所定位置に保持固定で
きる基板保持固定装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の基板保持固定装置は、基板を搬送方向に沿っ
て案内する一対の案内レールと、所定位置まで搬送され
た基板に係合して基板の搬送方向に対する位置決めを行
う位置決め部材と、所定位置まで搬送された基板の面に
対して接近離間する基板支持体と、基板支持体の先端部
に回転自在に取り付けられ、所定位置まで搬送された基
板に当接して基板をその搬送方向の移動を許容しながら
保持する球体とを備えた備えたものである。
に本発明の基板保持固定装置は、基板を搬送方向に沿っ
て案内する一対の案内レールと、所定位置まで搬送され
た基板に係合して基板の搬送方向に対する位置決めを行
う位置決め部材と、所定位置まで搬送された基板の面に
対して接近離間する基板支持体と、基板支持体の先端部
に回転自在に取り付けられ、所定位置まで搬送された基
板に当接して基板をその搬送方向の移動を許容しながら
保持する球体とを備えた備えたものである。
【０００９】
【作用】上記構成において、基板支持体を基板に接近さ
せることにより球体を基板に当接させた後に、位置決め
部材により搬送方向の位置決めを行う。この位置決めを
行う際に、基板は球体によりその搬送方向の移動が許容
された状態で保持されているため、基板が搬送方向に沿
う方向に移動されても、基板に与えられる損傷は最小限
に抑えられる。
せることにより球体を基板に当接させた後に、位置決め
部材により搬送方向の位置決めを行う。この位置決めを
行う際に、基板は球体によりその搬送方向の移動が許容
された状態で保持されているため、基板が搬送方向に沿
う方向に移動されても、基板に与えられる損傷は最小限
に抑えられる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、従来と同機能のものには同符号を付してその
説明は省略する。
る。なお、従来と同機能のものには同符号を付してその
説明は省略する。
【００１１】図１に示すように、この基板保持固定装置
においては、各基板支持体４の先端部に球体２１が回転
自在に取り付けられている。この基板保持固定装置につ
いて、図１〜図３を用いてその動作を説明する。
においては、各基板支持体４の先端部に球体２１が回転
自在に取り付けられている。この基板保持固定装置につ
いて、図１〜図３を用いてその動作を説明する。
【００１２】まず、案内レール１，３の溝部１ａ，３ａ
に沿って搬送されてきた基板２は、図１に示すように、
位置決めローラ７に当接して搬送方向への移動が規制さ
れる。次に、図２に示すように、駆動装置６を駆動させ
て基板支持体４および保持プレート５を上昇させる。こ
れにより、基板支持体４の先端部に設けられている球体
２１が基板２に下方から当接し、基板２は球体２１と案
内レール１，３とにより保持される。その後、図３に示
すように、ローラ駆動部１０により位置決めローラ８を
上昇させて、両位置決めローラ７，８の間に基板２を挟
み、基板２の搬送方向に対する位置決めを行う。このと
き、位置決めローラ８が基板２に当接し、正規の位置に
基板２を移動させるために基板２の裏面と基板支持体４
の先端部とが擦れるが、基板支持体４の先端部には、球
体２１が回転自在に取り付けられているため、基板２の
移動に伴って球体２１が回転し、基板２との摩擦は最小
限に軽減される。
に沿って搬送されてきた基板２は、図１に示すように、
位置決めローラ７に当接して搬送方向への移動が規制さ
れる。次に、図２に示すように、駆動装置６を駆動させ
て基板支持体４および保持プレート５を上昇させる。こ
れにより、基板支持体４の先端部に設けられている球体
２１が基板２に下方から当接し、基板２は球体２１と案
内レール１，３とにより保持される。その後、図３に示
すように、ローラ駆動部１０により位置決めローラ８を
上昇させて、両位置決めローラ７，８の間に基板２を挟
み、基板２の搬送方向に対する位置決めを行う。このと
き、位置決めローラ８が基板２に当接し、正規の位置に
基板２を移動させるために基板２の裏面と基板支持体４
の先端部とが擦れるが、基板支持体４の先端部には、球
体２１が回転自在に取り付けられているため、基板２の
移動に伴って球体２１が回転し、基板２との摩擦は最小
限に軽減される。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板と接
する基板支持体の先端に球体を回転自在に取り付けてい
るので、基板を位置決めするときに球体の回転によって
基板との摩擦が減少し、基板を保持する際の基板の損傷
を防止できる。
する基板支持体の先端に球体を回転自在に取り付けてい
るので、基板を位置決めするときに球体の回転によって
基板との摩擦が減少し、基板を保持する際の基板の損傷
を防止できる。
【図１】本発明の実施例にかかる基板保持固定装置の正
面図である。
面図である。
【図２】同基板保持固定装置の動作を説明するための正
面図である。
面図である。
【図３】同基板保持固定装置の動作を説明するための正
面図である。
面図である。
【図４】基板保持固定装置の平面図である。
【図５】図４のＡ−Ａ線矢視図である。
【図６】従来の基板保持固定装置の正面図である。
【図７】従来の基板保持固定装置の動作を説明するため
の正面図である。
の正面図である。
【図８】従来の基板保持固定装置の動作を説明するため
の正面図である。
の正面図である。
【図９】従来の基板保持固定装置の動作を説明するため
の正面図である。
の正面図である。
２ 基板 ３ 案内レール ３ａ 溝部 ４ 基板支持体 ６ 駆動装置 ７，８ 位置決めローラ ９ ローラ駆動部 ２１ 球体
Claims (1)
- 【請求項１】 電子部品を基板へ装着する電子部品実装
機において所定箇所に搬送されてきた基板を保持固定す
る基板保持固定装置であって、基板を搬送方向に沿って
案内する一対の案内レールと、所定箇所まで搬送された
基板に係合して基板の搬送方向に対する位置決めを行う
位置決め部材と、所定箇所まで搬送された基板の面に対
して接近離間する基板支持体と、基板支持体の先端部に
回転自在に取り付けられ、所定箇所まで搬送された基板
に当接して基板をその搬送方向の移動を許容しながら保
持する球体とを備えた基板保持固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5322980A JPH07183699A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 基板保持固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5322980A JPH07183699A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 基板保持固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07183699A true JPH07183699A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18149802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5322980A Pending JPH07183699A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 基板保持固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07183699A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016146454A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-12 | Juki株式会社 | 電子部品実装装置、及び基板支持部材の並べ替え方法 |
| JP2018195690A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | 株式会社Ｆｕｊｉ | 基板搬送保持装置 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5322980A patent/JPH07183699A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016146454A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-12 | Juki株式会社 | 電子部品実装装置、及び基板支持部材の並べ替え方法 |
| JP2018195690A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | 株式会社Ｆｕｊｉ | 基板搬送保持装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |