JPH07183059A - 端子台 - Google Patents

端子台

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JPH07183059A
JPH07183059A JP32404093A JP32404093A JPH07183059A JP H07183059 A JPH07183059 A JP H07183059A JP 32404093 A JP32404093 A JP 32404093A JP 32404093 A JP32404093 A JP 32404093A JP H07183059 A JPH07183059 A JP H07183059A
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lever
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Keiichi Nishida
恵一 西田
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TOKYO SOKKI KENKYUSHO KK
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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TOKYO SOKKI KENKYUSHO KK
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線をはじめ先開型圧着端子や丸型圧着
端子、バナナプラグ等の多種の端子部材が接続可能であ
り、それらの接続が迅速且つ容易に行える端子台を提供
する。 【構成】 座具2の一側面にリード線Aを挿入自在の第
1挿入孔5を設ける。座具2に対して下方に付勢された
摺動軸4を設ける。摺動軸4に座具2の第1挿入孔5と
所定位置で一致する第2挿入孔13を設ける。略中央部
が摺動軸4の上端に枢着され座具2の上面側に圧接され
る圧接部15とその上方に向かって延びる摘み部16を
備えるレバー3を設ける。レバー3を傾動させ第1挿入
孔5と第2挿入孔13とにリード線Aを挿入して第1挿
入孔5と第2挿入孔13とにリード線Aを挟み込む第1
固定部20を設け、レバー5を傾動させ圧接部15と座
具2との間に端子部材Bを挟み込む第2固定部21を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リード線やリード線に
備える端子部材を接続する端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所謂ネジ止め式端子台が知られて
いる。ネジ止め式端子台には、座具上に備える一対の金
属板を止めビスによって締めつけるものと、円柱状の摘
み部材に備えるネジ部を座具に螺着して座具上面の金属
板に摘み部材下面の金属板を締めつけるものとがある。
【0003】前者の端子台は、リード線の被覆を剥いだ
部分を挟み込んだ一対の金属板を、止めビスによって座
具に締めつけて前記リード線を接続する。このとき、止
めビスを締めつける際にはドライバー等の器具が使用さ
れる。更に、リード線の端部に先開型圧着端子、丸型圧
着端子等の端子部材が設けられていても、それらを一対
の金属板の間に挟み込むことによって接続することが可
能であるので、汎用性の高い端子台として広く普及して
いる。
【0004】しかし、止めビスを締めつけるためにドラ
イバー等の器具を使用する必要があるため、接続作業に
時間がかかり、その作業も煩わしい不都合がある。ま
た、近年、電気機器の接続用端子として棒状の端子側面
に板バネを備える所謂バナナプラグが使用される場合が
あるが、一対の金属板の間にこのようなバナナプラグを
挟み込むことは困難であり、その接続ができない不都合
がある。
【0005】後者の端子台は、摘み部材を手指等で摘ん
で容易に回転させることができ、ドライバー等の器具を
使用することなく接続作業ができる。しかも、前者の端
子台と同様に、リード線の被覆を剥いだ部分を座具の金
属板と摘み部材の金属板との間に挟み込んで該リード線
を接続することができ、リード線の端部に先開型圧着端
子、丸型圧着端子等の端子部材が設けられていても接続
することが可能である。更に、摘み部材を円筒状に形成
してその内部に形成された孔にバナナプラグを挿入でき
るようにしてバナナプラグの接続を可能とすることもで
きる。
【0006】しかし、接続作業に際してドライバー等の
器具を必要としなくても、摘み部材を回転させてリード
線を座具上に接続することは前者の端子台と同様であ
り、これによって、やはり、接続作業に長い時間を要す
る不都合がある。
【0007】上記の各端子台の接続作業の煩わしさを解
消した端子台としては、所謂ワンタッチターミナルが知
られている。
【0008】この種の端子台は、例えば、弾発的に当接
する一対の金属板と両金属板を引き離すレバーとを備
え、手指等によるレバーの操作で引き離された一対の金
属板の間にリード線の被覆を剥いだ部分を挟み込む。そ
してレバーを放すことにり弾発的に一対の金属板が互い
に当接してリード線が接続状態となる。このように、こ
の種の端子台は、迅速且つ容易に接続作業を行うことが
できる。
【0009】しかし、この種の端子台は、リード線の被
覆を剥いだ部分を接続するためには好適である反面、前
述の先開型圧着端子、丸型圧着端子等の端子部材やバナ
ナプラグを接続することが困難であり、汎用性が極めて
低い不都合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、リード線をはじめ先開型圧着端子や丸型
圧着端子、バナナプラグ等の多種の端子部材が接続可能
であり、それらの接続が迅速且つ容易に行える端子台を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、リード線の端部又は該端部に設けられ
た端子部材を接続する端子台であって、ブロック状の座
具と、該座具の一側面に形成された少なくとも前記リー
ド線を挿入自在の第1挿入孔と、該第1挿入孔に交差し
て座具を上下に貫通する軸保持孔と、該軸保持孔に摺動
自在に貫挿されて前記座具に対して下方に付勢された摺
動軸と、該摺動軸にその長手方向に直交して穿設され、
該摺動軸を付勢に対抗して上方に摺動させたとき前記座
具の第1挿入孔に所定位置で一致する第2挿入孔と、前
記座具の上面側に圧接される圧接部を備えて該圧接部の
略中央部が前記摺動軸の上端に枢着されると共に、該圧
接部から上方に向かって延びる摘み部を備えて該摺動軸
の付勢により座具の上面側に圧接状態で設けられたレバ
ーとによって構成され、前記レバーを前記圧接部の一端
縁を支点として前記座具上で傾動させて摺動軸を引き上
げ、第1挿入孔と第2挿入孔とを一致させて両挿入孔に
リード線を挿入した後、該レバーの傾動を解除すること
により摺動軸の付勢によって第2挿入孔と第1挿入孔と
がリード線を挟み込んで該リード線を固定して電気的に
接続する第1固定部と、前記レバーを前記圧接部の一端
縁を支点として前記座具上で傾動させて摺動軸を引き上
げ、圧接部の他端部が座具の上面から離反させて圧接部
と座具の上面との間に前記端子部材を位置させた後、該
レバーの傾動を解除することにより摺動軸の付勢によっ
て圧接部と座具の上面とが端子部材を挟み込んで該端子
部材を固定して電気的に接続する第2固定部とを備える
ことを特徴とする。
【0012】また、前記端子部材は先端部に切欠部を有
する先開型圧着端子であって、該先開型圧着端子を前記
第2固定部に固定したとき、該先開型圧着端子の切欠部
に係合する係合部を前記摺動軸に設けてもよい。
【0013】また、前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔
は、バナナプラグの挿着が可能となる形状としてもよ
い。
【0014】その場合には、前記レバーは、前記第1挿
入孔と前記第2挿入孔とが一致する位置において傾動を
ロックするロック機構を備えることが好ましい。
【0015】そして、前記ロック機構は、前記レバーを
傾動させたとき前記圧接部の支点近傍の先端面が前記座
具の上面に当接し、該圧接部が摺動軸に対して平行とな
って該圧接部の摺動軸との連結部と前記座具との間で突
張ることによって前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とが
一致する位置で摺動軸をロックしてもよい。
【0016】また、前記第2固定部に前記端子部材を固
定したとき、該端子部材に当接する前記座具の上面及び
前記圧接部の下面、又はそれらのうち何れか一方に、該
端子部材を摩擦によって抜止めする凹凸からなる抜止め
部を設けたことを特徴とする。
【0017】また、前記第2固定部における前記座具と
前記レバーの圧接部との間に、少なくとも前記座具上部
全面に対応する形状の金属製の薄板部材を前記摺動軸に
保持して設けたことを特徴とする。
【0018】更にその場合には、前記端子部材は、平板
状の端子部にリード線の端部が接続固定されており、前
記薄板部材は、前記第2固定部に該端子部材の端子部を
固定したとき、該端子部とリード線との境界部分に形成
された段差部に係止して抜止めする爪片を備えてもよ
い。
【0019】また、前記端子部材は、平板状の端子部に
リード線の端部が接続固定されており、前記第1挿入孔
に沿って、該端子部材の端子部が挿入自在となる第1切
込み部を前記座具に設け、前記摺動軸を付勢に対抗して
上方に摺動させたとき前記第1切込み部に所定位置で一
致する第2切込み部を前記摺動軸に設けてもよい。
【0020】
【作用】本発明の端子台は、前記レバーを操作すること
によってリード線の端部又はリード線の端部に設けられ
た端子部材が接続可能となるものである。
【0021】リード線の端部は前記第1固定部において
接続される。この場合には、先ず、前記レバーを前記圧
接部の一端縁を支点として前記座具上で傾動させて摺動
軸を引き上げる。これによって、第1挿入孔と第2挿入
孔とを一致させて両挿入孔にリード線を挿入する。その
後、該レバーの傾動を解除することにより摺動軸の付勢
によって第2挿入孔と第1挿入孔とがリード線を挟み込
んで該リード線を前記第1固定部に固定する。
【0022】例えば先開型圧着端子を備えるリード線は
前記第2固定部において接続される。この場合には、先
ず、前記レバーを前記圧接部の一端縁を支点として前記
座具上で傾動させて摺動軸を引き上げる。これによっ
て、圧接部の他端部が座具の上面から離反させて圧接部
と座具の上面との間に先開型圧着端子を位置させる。そ
して、該レバーの傾動を解除することにより摺動軸の付
勢によって圧接部と座具の上面とが端子部材を挟み込ん
で先開型圧着端子を前記第2固定部に固定する。
【0023】バナナプラグを備えるリード線を接続する
場合には、前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔をバナナ
プラグの形状に対応させることにより、上述のリード線
の端部と同様にして前記第1固定部において接続され
る。このとき、前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔をバ
ナナプラグの形状に対応させても第1固定部へのリード
線の端部の接続は可能である。
【0024】更に、バナナプラグは、通常、前記第1挿
入孔及び前記第2挿入孔内部において挿入状態を維持す
ることができる。このため、リード線の端部を接続する
場合のように第1挿入孔と第2挿入孔とによって挟み込
む必要がない。従って、第1挿入孔と第2挿入孔とが一
致する位置で前記レバーの傾動をロックさせることが好
ましい。
【0025】また、前記抜止め部を設けることにより、
前記第2固定部に前記端子部材を挟み込んだとき、該端
子部材が前記座具の上面及び前記圧接部の下面、又はそ
れらのうち何れか一方に摩擦によって抜止めされる。
【0026】更にまた、前記レバーを前記圧接部の一端
縁を支点として前記座具上で傾動させたとき、その支点
は摺動軸の方向に座具上を摺動する。この支点の摺動を
円滑にすると共に、第2固定部に接続した端子部材の接
触抵抗を小さくするために金属製の薄板部材を設けるこ
とが好ましい。
【0027】更に、例えば前記端子部材が、平板状の端
子部にリード線の端部が接続固定されている構造の場合
には、該端子部とリード線との境界部分に段差部が形成
される。このとき、前記薄板部材に前記爪片を設けるこ
とによって、該端子部材を前記第2固定部に挟み込んだ
とき、前記段差部を爪片が係止するので端子部材の確実
な抜止めとなる。
【0028】また、例えば丸型圧着端子を備えるリード
線を接続する場合には、前記第1挿入孔に沿って、丸型
圧着端子の端子部である平板状の部分が挿入自在となる
第1切込み部を前記座具に設けると共に、第1切込み部
に所定位置で一致する第2切込み部を前記摺動軸に設け
る。これにより、第1挿入孔及び第1切込み部に沿って
丸型圧着端子の端子部を挿入することにより、上述のリ
ード線の端部と同様にして丸型圧着端子の端子部が前記
第1固定部において接続される。
【0029】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図8を参照して説
明する。
【0030】本実施例の端子台1に接続されるものは、
先端部の被覆を剥いだリード線A、及び、リード線Aの
被覆を剥いだ部分に連結された端子部材である。端子部
材としては、平板状の端子部B1 を備えてその端部に切
欠部B2 が形成された所謂先開型圧着端子(Y型圧着端
子とも言う)Bや、棒状の端子部C1 側面に板バネC 2
を備える所謂バナナプラグCである。
【0031】図1乃至図3(a)に示すように、2はブ
ロック状の金属製の座具、3は大略L字状の合成樹脂製
のレバー、4は座具2を摺動自在に貫通してレバー3の
垂下方向に連結された金属製の摺動軸である。
【0032】これらの各部を詳細に説明すれば、図2及
び図3(a)に示すように、座具2には、一側面から水
平方向に延びる第1挿入孔5が穿設されている。該第1
挿入孔5は、内径及び深さが、前記バナナプラグCの太
さ及び長さに対応して形成されている。該第1挿入孔5
に直交する座具2の上下方向には前記摺動軸4が貫挿さ
れる軸保持孔6が穿設されている。また、図2に示すよ
うに、座具2の上面には凹凸状に形成された抜止め部7
が設けられている。該抜止め部7は、後述するように先
開型圧着端子Bが摩擦係合される部分である。更に、座
具2の他側面には図示しない電気機器等に常に接続され
ている接続部8が設けられている。
【0033】また、図2及び図3(a)に示すように、
前記摺動軸4は、バネ9を介して座具2に挿着される。
該バネ9は摺動軸4を下方に付勢するものであり、本実
施例においてはコイルスプリングを採用したが、板バネ
(図示せず)等の他の弾性体であってもよい。バネ9は
比較的高い付勢力を有するものを使用することが好まし
い。図2に示すように、該摺動軸4の上端部には枢着ピ
ン10を介して前記レバー3を枢着する枢着孔11が形
成されており、更に、後述するようにレバー3を傾動さ
せたときに該レバー3との干渉避けるため、並びに、先
開型圧着端子Bの切欠部B2 (図1示)が係合するよう
に、本来の軸径よりも薄肉とした係合部12を備えてい
る。そして、該摺動軸4の略中央部には、前記第1挿入
孔5に所定位置で一致する第2挿入孔13が形成されて
いる。更に、該摺動軸4の下端には前記バネ9の脱落を
防止する止めネジ14が螺着されている。
【0034】前記レバー3は、図1及び図3(a)に示
すように、前記摺動軸4のバネ9による付勢によって座
具2の上面に圧接状態とされている。該レバー3は、座
具2に当接する圧接部15と、該圧接部15の後端側に
起立する摘み部16とを備え、圧接部15の略中央部に
おいて摺動軸4の上端部に枢着ピン10により枢着され
ている。また、圧接部15には、摘み部16を把持して
レバー3を傾動させても摺動軸4に干渉しないように摘
み部16の下方位置から始まって圧接部15の先端側に
開放する溝17が形成されている。該溝17内に摺動軸
4の先端を挟持するようにしてレバー3と摺動軸4とが
連結さている。また、座具2の上面とレバー3の圧接部
15との間には、挿通孔18を介して摺動軸4に支持さ
れた金属製の薄板部材19が設けられている。該薄板部
材19はその表面が平滑に形成されている。
【0035】そして、図4及び図5に示すように、本実
施例の端子台1においては、前記第1挿入孔5と第2挿
入孔13とによって第1固定部20を構成し、前記座具
2の上面の抜止め部7が形成された部分とレバー3の圧
接部15の下面とによって第2固定部21を構成する。
【0036】第1固定部20については、リード線Aの
被覆を剥いだ部分、或いは、前記バナナプラグCが固定
可能である。リード線Aを第1固定部20に固定し接続
する場合には、図3(b)に示すように、前記レバー3
を前記圧接部15の後端縁15aを支点として前記座具
2上で傾動させて摺動軸4を引き上げる。これによっ
て、第1挿入孔5と第2挿入孔13とを一致させて両挿
入孔5,13にリード線Aを挿入する。その後、図4
(a)に示すように、該レバー3の傾動を解除すること
により摺動軸4の付勢によって第2挿入孔13と第1挿
入孔5とがリード線Aを挟み込んで該リード線Aが第1
固定部20に固定された状態となる。このとき、前述し
たように第1挿入孔5と第2挿入孔13とのリード線A
の挟み込みを付勢するバネ9が比較的高い付勢力を有す
るものであれば、リード線Aと各挿入孔5,13との接
触抵抗を小さくすることができる。
【0037】更に、第1固定部20にバナナプラグCを
接続固定する場合には、上記のリード線Aと同様にして
第1挿入孔5及び第2挿入孔13内に挿入すればよい。
また、本実施例においては、バナナプラグCが板バネC
2 により第1挿入孔5及び第2挿入孔13の内部におい
てそれ自体で挿入状態を維持することができるため、第
1挿入孔5と第2挿入孔13とを一致させた状態で前記
レバーの傾動をロックさせる。即ち、図5(a)に示す
ように、前記圧接部15の先端縁15bを支点として前
記レバー3を傾動させて、更に、前記レバー3の先端面
3aを前記座具2の上面に当接させる。これにより、該
圧接部15の溝方向と摺動軸4とが互いに平行となり、
該圧接部15の摺動軸4との連結部と前記座具2の上面
との間で突張ることによって前記第1挿入孔5と前記第
2挿入孔13とが一致する位置で摺動軸4がロックされ
る。そしてバナナプラグCの挿入に先立ってこのように
しておくことにより、図5(b)に示すように、バナナ
プラグCを挿入する際にレバー3の操作を不要とするこ
とができる。
【0038】また、第2固定部21については、先開型
圧着端子Bが固定可能である。先開型圧着端子Bを第2
固定部21に固定し接続する場合には、図3(b)に示
すように、前記レバー3を前記圧接部15の後端縁15
aを支点として前記座具2上で傾動させて摺動軸4を引
き上げる。ここまでは前述したリード線Aを接続する場
合と同様である。そしてこれによって、圧接部15の先
端側が座具2の上面から離反する。互いに離反した圧接
部15と座具2との間には前記薄板部材19が介在して
いるので、座具2と薄板部材19との間に先開型圧着端
子Bを挿入する。そして、該レバー3の傾動を解除する
ことにより、図4(b)に示すように、摺動軸4のバネ
9による付勢によって圧接部15と座具2の上面とが先
開型圧着端子Bの端子部B1 を挟み込んで固定される。
このとき、前記座具2に設けられた抜止め部7によって
先開型圧着端子Bが摩擦係合され、確実に固定すること
ができる。なお、該抜止め部7はこのように、先開型圧
着端子Bの固定状態を確実とするために設けるが、座具
2の上面に限ることなく、図示しないが、薄板部材19
の下面に滑り止めとなるような粗面を形成して抜止めと
したり、薄板部材19が介在されていない場合には、レ
バー3の圧接部15の下面に凹凸を形成して抜止めとし
てもよい。但し、前記薄板部材19は、次の理由によっ
て設けられるものである。前記レバー3を圧接部15の
先端縁15b或いは後端縁15aを支点として前記座具
2上で傾動させたとき、その支点は摺動軸4に向かう水
平方向に座具2上を摺動する。前記薄板部材19によっ
てこの支点の摺動が円滑に行われる。また、座具2は金
属製であるがレバー3は合成樹脂製であるため、金属製
の薄板部材19を設けて該薄板部材19と座具2との間
に先開型圧着端子Bの端子部B1 を挟み込むことによっ
て、第2固定部21に接続固定した先開型圧着端子Bの
接触抵抗が小さくなる。
【0039】また、以上のような構成による端子台1
は、例えば、図6(a)に示すように、複数列一体に連
結することによって構成してもよい。更に、その場合に
は、図6(b)に示すように、複数のレバー3を互いに
一体に連結して形成し、一度のレバー3の傾動操作によ
って複数のリード線Aを接続することを可能としてもよ
い。
【0040】また、上記実施例においては、リード線
A、先開型圧着端子B、バナナプラグCの接続固定を行
うものとして説明したが、更に汎用性を高めるために、
丸型圧着端子Cを接続可能とすることができる。その一
例を挙げれば、図2に示した座具2において、図7
(a)に示すように、第1挿入孔5に沿って、丸型圧着
端子Dの端子部D1 が挿入自在となる第1切込み部5a
を設ける。更に、図2に示した摺動軸4において、図7
(b)に示すように、第1切込み部5aに所定位置で一
致する第2切込み部13aを設ける。これにより、第1
挿入孔5及び第1切込み部5aに沿って丸型圧着端子D
の端子部D1 を挿入することにより、図7(c)に示す
ように、上述のリード線の端部と同様にして丸型圧着端
子Dの端子部D 1 を前記第1固定部20に接続固定する
ことができる。
【0041】更にまた、図2に示した薄板部材19にお
いて、図8(a)に示すように、その先端縁に一対の爪
片22,23を形成してもよい。これにより、図8
(b)に示すように、第2固定部21に前記先開型圧着
端子Bを固定したとき、該先開型圧着端子Bの端子部B
1 とリード線Aとの境界に形成された段差部B3 (図1
示)を前記爪片22,23が係止し、一層確実な抜止め
を可能とすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
の端子台は、前記レバーを前記圧接部の一端縁を支点と
して前記座具上で傾動させて摺動軸を引き上げ、前記第
1挿入孔及び前記第2挿入孔にリード線を、又は、レバ
ーの圧接部と座具との間に端子部材を挿入し、該レバー
の傾動を解除することにより、第1固定部にリード線
を、又は、第2固定部に端子部材を容易且つ迅速に接続
固定することができる。
【0043】更に、前記摺動軸の係合部に先開型圧着端
子の切欠部を係合させることにより先開型圧着端子を接
続固定する際の位置決めを容易とすることができる。
【0044】また、前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔
を、バナナプラグの挿着を可能な形状とすることによ
り、汎用性を向上することができる。このとき、前記レ
バーが、前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とが一致する
位置において傾動をロックするロック機構を備えること
により、バナナプラグの挿着と同時のレバーの傾動操作
が不要となり、バナナプラグの挿着作業を極めて容易と
することができる。
【0045】更に、前記レバーを傾動させるだけで圧接
部が前記座具上で突張り、摺動軸をロックするので、構
造簡単にロック機構を構成することができる。
【0046】また、前記抜止め部を設けることにより、
前記第2固定部に前記端子部材を固定したとき、該端子
部材が摩擦によって抜止めされるので、確実な接続状態
を維持することができる。
【0047】また、前記座具と前記レバーの圧接部との
間に、金属製の薄板部材を設けたので、前記第2固定部
に前記端子部材を固定したとき、座具と端子部材との接
触抵抗を小とすることができ、また、レバーの傾動時の
支点の移動を円滑に行うことができる。
【0048】更に、薄板部材に爪片を設けることによ
り、前記第2固定部に該端子部材の端子部を固定したと
き、該端子部とリード線との境界部分に形成された段差
部が前記爪片によって係止されて抜止めされるので、確
実な接続状態を維持することができる。
【0049】また、第1切込み部を前記座具に、第2切
込み部を前記摺動軸に設けて、例えば、丸型圧着端子等
に対応させることができ、汎用性を向上させることがで
きる。
【0050】従って、本発明によれば、リード線をはじ
め先開型圧着端子や丸型圧着端子、バナナプラグ等の多
種の端子部材が接続可能であり、それらの接続が迅速且
つ容易に行える端子台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の端子台を示す説明的斜視
図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】(a)は図1の III-III線断面図、(b)はそ
の作動を説明する縦断面図。
【図4】端子台の作動を説明する縦断面図。
【図5】端子台の作動を説明する縦断面図。
【図6】端子台の他の一例を示す説明的斜視図。
【図7】(a)は座具の他の一例を示す説明的斜視図、
(b)は摺動軸の他の一例を示す説明的斜視図、(c)
は(a)及(b)を使用した端子台の作動を説明する縦
断面図。
【図8】(a)は薄板部材の他の一例を示す斜視図、
(b)は(a)を使用した端子台の説明的斜視図。
【符号の説明】
1…端子台、2…座具、3…レバー、4…摺動軸、5…
第1挿入孔、5a…第1切込み部、6…軸保持孔、7…
抜止め部、12…係合部、13…第2挿入孔、13a…
第2切込み部、15…圧接部、16…摘み部、19…薄
板部材、20…第1固定部、21…第2固定部、22,
23…爪片、A…リード線、B…先開型圧着端子、B2
…切欠部、B3 …段差部、C…バナナプラグ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線の端部又は該端部に設けられた端
    子部材を接続する端子台であって、 ブロック状の座具と、該座具の一側面に形成された少な
    くとも前記リード線を挿入自在の第1挿入孔と、該第1
    挿入孔に交差して座具を上下に貫通する軸保持孔と、該
    軸保持孔に摺動自在に貫挿されて前記座具に対して下方
    に付勢された摺動軸と、該摺動軸にその長手方向に直交
    して穿設され、該摺動軸を付勢に対抗して上方に摺動さ
    せたとき前記座具の第1挿入孔に所定位置で一致する第
    2挿入孔と、前記座具の上面側に圧接される圧接部を備
    えて該圧接部の略中央部が前記摺動軸の上端に枢着され
    ると共に、該圧接部から上方に向かって延びる摘み部を
    備えて該摺動軸の付勢により座具の上面側に圧接状態で
    設けられたレバーとによって構成され、 前記レバーを前記圧接部の一端縁を支点として前記座具
    上で傾動させて摺動軸を引き上げ、第1挿入孔と第2挿
    入孔とを一致させて両挿入孔にリード線を挿入した後、
    該レバーの傾動を解除することにより摺動軸の付勢によ
    って第2挿入孔と第1挿入孔とがリード線を挟み込んで
    該リード線を固定して電気的に接続する第1固定部と、 前記レバーを前記圧接部の一端縁を支点として前記座具
    上で傾動させて摺動軸を引き上げ、圧接部の他端部が座
    具の上面から離反させて圧接部と座具の上面との間に前
    記端子部材を位置させた後、該レバーの傾動を解除する
    ことにより摺動軸の付勢によって圧接部と座具の上面と
    が端子部材を挟み込んで該端子部材を固定して電気的に
    接続する第2固定部とを備えることを特徴とする端子
    台。
  2. 【請求項2】前記端子部材は先端部に切欠部を有する先
    開型圧着端子であって、該先開型圧着端子を前記第2固
    定部に固定したとき、該先開型圧着端子の切欠部に係合
    する係合部を前記摺動軸に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の端子台。
  3. 【請求項3】前記第1挿入孔及び前記第2挿入孔は、バ
    ナナプラグの挿着が可能となる形状であることを特徴と
    する請求項1記載の端子台。
  4. 【請求項4】前記レバーは、前記第1挿入孔と前記第2
    挿入孔とが一致する位置において傾動をロックするロッ
    ク機構を備えることを特徴とする請求項3記載の端子
    台。
  5. 【請求項5】前記ロック機構は、前記レバーを傾動させ
    たとき前記圧接部の支点近傍の先端面が前記座具の上面
    に当接し、該圧接部が摺動軸に対して平行となって該圧
    接部の摺動軸との連結部と前記座具との間で突張ること
    によって前記第1挿入孔と前記第2挿入孔とが一致する
    位置で摺動軸をロックすることを特徴とする請求項4記
    載の端子台。
  6. 【請求項6】前記第2固定部に前記端子部材を固定した
    とき、該端子部材に当接する前記座具の上面及び前記圧
    接部の下面、又はそれらのうち何れか一方に、該端子部
    材を摩擦によって抜止めする凹凸からなる抜止め部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の端子台。
  7. 【請求項7】前記第2固定部における前記座具と前記レ
    バーの圧接部との間に、少なくとも前記座具上部全面に
    対応する形状の金属製の薄板部材を前記摺動軸に保持し
    て設けたことを特徴とする請求項1記載の端子台。
  8. 【請求項8】前記端子部材は、平板状の端子部にリード
    線の端部が接続固定されており、前記薄板部材は、前記
    第2固定部に該端子部材の端子部を固定したとき、該端
    子部とリード線との境界部分に形成された段差部に係止
    して抜止めする爪片を備えることを特徴とする請求項7
    記載の端子台。
  9. 【請求項9】前記端子部材は、平板状の端子部にリード
    線の端部が接続固定されており、前記第1挿入孔に沿っ
    て、該端子部材の端子部が挿入自在となる第1切込み部
    を前記座具に設け、前記摺動軸を付勢に対抗して上方に
    摺動させたとき前記第1切込み部に所定位置で一致する
    第2切込み部を前記摺動軸に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の端子台。
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