JPH07182872A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH07182872A
JPH07182872A JP5324825A JP32482593A JPH07182872A JP H07182872 A JPH07182872 A JP H07182872A JP 5324825 A JP5324825 A JP 5324825A JP 32482593 A JP32482593 A JP 32482593A JP H07182872 A JPH07182872 A JP H07182872A
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dram
capacitor
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健 阪田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DRAMと強誘電体メモリとの内部での切り
換えを意識することなく、DRAMと同様な取扱方法、
同様なピン配置でかつ不揮発のメモリを得る。さらに、
通常DRAMとして動作させることにより、情報読み出
し時の分極反転がなく、膜疲労や読み出し速度の劣化の
ない高信頼性、高速のメモリが得る。 【構成】 少なくとも1つのトランジスタと1つの強誘
電体キャパシタとをメモリセルの構成要素とし、通常は
DRAM、電源オン時は強誘電体メモリとして用いる。
電源オンに伴い、強誘電体メモリモードを指示する信号
を内部で発生し、不揮発情報から揮発情報への変換動作
が終了したら、DRAMモードを指示する信号を発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分極反転疲労による速
度劣化がなく、かつDRAMと同じ扱いができ、しかも
不揮発メモリが得られる、強誘電体を用いた半導体メモ
リに関するものである。
【0002】
【従来の技術】強誘電体を用いたメモリ、フェロ・エレ
クトリック・ランダム・アクセス・メモリ(FERA
M:以下、強誘電体メモリと記す)は、強誘電体の分極
方向で記憶を行う不揮発メモリである。しかし、読み出
しと書き込みを行うと、分極が反転して分極反転疲労が
起るとともに、速度劣化が生じていた。一方、従来、強
誘電体メモリとDRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)を共用する装置がある。これは、電源
がONの時点でFERAMであり、中間の時点でDRA
Mとした後、電源がOFFの時点でFERAMにするも
のであった。DRAMで使用しているときには、読み出
し書き込みを行っても分極反転を行わないため、疲労が
なく、使用が終了したときにFERAMに戻すことによ
り、不揮発メモリとしていた。しかし、この装置におい
ては、DRAMで使用している途中で電源が切断される
等、FERAMに戻さないうちに終了すると、記憶情報
が全て消滅するという欠点があった。図15は、従来の
強誘電体、DRAM共用メモリの一例を示す図である。
例えば、特開平3−283176号公報に記載されてい
るFERAM/DRAM共用メモリのアレー構成は、図
15に示すような構成である。これは、従来のDRAM
と同様に、メモリセルは1トランジスタ1キャパシタか
らなる。所望のセルに不揮発情報を書き込むには、トラ
ンジスタを選択的にオン状態にして所望のキャパシタの
一方の電極をデータ線に接続した後、データ線を0Vま
たはVccにすればよい。一方、図15に示すように、
強誘電体メモリのときには、プレート線はVcc/2の
電位にあるので、所望の強誘電体キャパシタに選択的に
電界がかかり、不揮発情報に対応する分極が生じる。こ
の分極方向は、強誘電体の特性として、電源を切っても
失われない。ここで、セルの不揮発情報を読出すには、
データ線を0Vに充電した後フローティング状態にし、
その後トランジスタを選択的にオン状態にする。その結
果、プレート線はVcc/2の電位にあるので、選択さ
れた強誘電体キャパシタに電界がかかる。この電界は常
に一定方向であり、不揮発情報に対応して、強誘電体の
分極方向をそのまま維持する場合と、反転させる場合と
がある。そして、分極が反転する場合には、メモリセル
への大きな電流の流れ込みがある。この流れ込み電流
を、例えば上記公報に述べられている方法で検知すれ
ば、不揮発情報を読み出すことができる。
【0003】ところが、上記説明から明らかなように、
不揮発情報を読出す度に、強誘電体の分極方向は1方向
にそろうので、情報の再書き込みが必要である。そし
て、分極が反転する方向の記憶状態にある場合、読み出
し動作の度に2回の分極反転を必ず経る必要がある。一
方、強誘電体キャパシタは分極反転の度に劣化してい
き、最後には電圧が印加されていない時に分極を維持す
ることができなくなることが知られている。したがっ
て、強誘電体メモリが高信頼性の不揮発メモリであるた
めには、分極反転の回数はできるだけ少ない方が良い。
また、別の問題として、分極の反転には一定の時間を要
するため、その分読み出し速度が遅くなるという問題も
ある。分極反転に伴う強誘電体膜の劣化、および読み出
し速度の低下の問題を解決する方法として、上記特開平
3−283176号公報には、次の方法が提案されてい
る。すなわち、通常の動作時にはプレート線を、たとえ
ばVccにしてDRAMとして用い、電源をオフする前
に上記強誘電体メモリとしての書き込み動作により不揮
発情報として格納する。プレート線をVccにすれば、
蓄積部の電位0またはVccに対していずれの場合も情
報が反転することがなく、従って、強誘電体キャパシタ
の劣化の問題を回避でき、読み出し速度の低下もない。
次に、電源をオンするときに、上記強誘電体メモリ動作
により不揮発情報を読み出せば、実効的に不揮発メモリ
として機能させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のDRAM、強誘電体メモリ両用方式では、
電源ON時に強誘電体メモリにし、次にDRAMにして
読み出し書き込みを行い、終了後は再度、強誘電体メモ
リに戻す必要があるため、メモリのユーザにとって、D
RAMと強誘電体メモリとのモード切り換えを意識して
使用する必要があり、かつピン配置としては余分なF/
Dピンが必要となる等、それだけシステムが複雑化する
問題がある。ユーザにとっては、内部での複雑なモード
切り換えを意識することなく、DRAMと同様な取扱方
法、およびピン配置でかつ不揮発という付加価値を持つ
メモリが望ましいことは明らかである。本発明の目的
は、このような従来の課題を解決し、DRAMと同様な
取扱方法、ピン配置で、かつ不揮発のメモリを提供する
ことが可能な半導体メモリを提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、強誘電体キャパシタをメモリ
セルの構成要素としながら、情報読み出し時の分極反転
がなく、それに伴って強誘電体キャパシタの膜劣化が少
なく、分極反転に伴う読み出し速度劣化もない半導体メ
モリを提供することにある。さらに、本発明の他の目的
は、不意の事故によって電源がオフした場合でも、最新
の情報が不揮発情報として保持され、高信頼性かつ高速
動作の不揮発な半導体メモリを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記各目的を達成するた
め、本発明の半導体メモリは、少なくとも、1つのトラ
ンジスタと1つの強誘電体キャパシタとから構成される
メモリセルを複数個有するメモリにおいて、通常は揮発
メモリ、つまりDRAMとして読み出し・書き込み動作
を行う。ただし、プレート電位はVcc/2とし、読み
出し時のデータ線プリチャージ電位も同じくVcc/2
とする。一方、電源オン時にかぎり、強誘電体キャパシ
タの分極方向を検知し、キャパシタノードの電位に変換
する動作を行う。すなわち、不揮発情報から揮発情報へ
の変換モード(強誘電体メモリモード)として動作させ
る。DRAMモードと強誘電体メモリモードとの切り換
えは、内部で生成する強誘電体メモリ・DRAM切り換
え信号により行う。つまり、電源オン時にはこれを検知
し、上記切り換え信号を強誘電体メモリモードであるこ
とを示すレベル、たとえばロウレベルとする。一方、不
揮発情報から揮発情報への変換動作がすべてのメモリセ
ルについて終了したら、これを検知して上記切り換え信
号をDRAMモードであることを示すレベル、たとえば
ハイレベルとする。換言すれば、本発明では、ピン配置
はDRAMと同じようにF/Dピンは不要であって、電
源ONと同時に強誘電体メモリモードとなり、このまま
の状態では読み出し書き込みを行うと分極反転を起す
が、内部の切り替え信号発生回路の制御により自動的に
DRAMモードに変換される。DRAMモード時には、
読み出し動作で分極非反転、書き込み動作で分極反転す
る。そしてDRAMモードで使用中にもし電源が切断さ
れても、その時点での強誘電体のキャパシタ膜分極方向
に対応した0VまたはVccの不揮発情報が保持され
る。
【0006】
【作用】本発明においては、通常はDRAMモードとし
て動作させるので、情報読み出し時の分極反転がなく、
その結果、強誘電体膜の劣化、および読み出し速度の低
下の問題がない。特に、プレート電位およびデータ線プ
リチャージ電位をVcc/2に設定しているので、情報
読み出し時には上記効果が得られる一方、情報書き換え
時にはキャパシタノード電位としての揮発情報と強誘電
体膜の分極方向としての不揮発情報とが常に対応して書
き換えられる。この結果、本メモリのユーザは、強誘電
体メモリモードとDRAMモードとの切り換えを意識す
ることなく、電源をオフした時点の情報をメモリに保持
することができる。一方、電源オン時には、内部で発生
した信号により、まず強誘電体メモリモードとして起動
し、不揮発情報から揮発情報への変換が自動的に行わ
れ、変換動作終了後、内部で発生した信号によりDRA
Mモードとなる。従って、ユーザは、電源オン時にも両
モードの切り換えを意識する必要はない。すなわち、本
発明によれば、DRAMと同様な取扱方法、ピン配置
で、情報読み出し回数、情報読み出し速度はDRAMと
ほぼ同等で、しかも不揮発のメモリが得られる。換言す
れば、本発明では、高集積・高信頼性・高速動作で、か
つ使い勝手の極めて良い不揮発メモリを提供することが
できる。なお、書き換え動作時には分極反転を伴うが、
その書換え回数の制限は、たとえばエレクトリカリ・イ
レイサブル・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ
(EEPROM)において考えられている制限、106
回よりはるかに大きい1011回以上と予想されるので、
多くのシステムに問題なく適用できる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明における強誘電体メモリモー
ド・DRAMモード切り換え信号発生方法の第1実施例
を示す図である。図1に示すように、電源オン時には、
強誘電体メモリモード・DRAMモード切り換え信号発
生回路F/DSig.GENは、モード切り換え信号F
/DSigを例えばローレベルにして、強誘電体メモリ
モードで動作させることを示す。この場合、強誘電体メ
モリ・DRAM両用メモリのメモリセルを順次アクセス
して、強誘電体キャパシタ膜の分極方向として記憶され
た不揮発情報からキャパシタノード電位としての揮発情
報への変換、すなわちリコール動作を行う。上記リコー
ル動作が終了したならば、モード切り換え信号F/DS
igを例えばハイレベルにして、DRAMモードとして
動作させることを示す。DRAMモードへの変換は、リ
コール動作終了に対応して内部の制御回路で発生する信
号により行う。本実施例によれば、本メモリのユーザ
が、強誘電体メモリモード・DRAMモードの切り換え
を意識することなく、DRAMと同様な取扱で、かつ不
揮発のメモリを得られる効果がある。しかも、通常DR
AMとして用いるので、強誘電体膜の劣化や、情報読み
出し速度の劣化がなく、高信頼性、高速の不揮発メモリ
が得られるという効果がある。
【0008】図2は、本発明における強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生方法の第2実施
例を示す図である。基本的には図1と同様であるが、図
2では、DRAM制御部の一部を用いてDRAMモード
への移行信号を発生する方法が示されている。すなわ
ち、強誘電体メモリモードにおける上記リコール動作時
のメモリセルのアクセスは、例えばDRAMにおけるオ
ートリフレッシュ動作と同様な方法で、クロックジェネ
レータCLKGのクロックに基づいて、ロウアドレスを
内部アドレスカウンタACにより順次カウントアップし
ていくことにより行う。アドレスカウンタACは、DR
AMモードでのオートリフレッシュ動作時に用いられる
アドレスカウンタと兼用することができる。リコール動
作終了時には、ACの最上位から桁上げ信号が出力され
るので、上記切り換え回路は該桁上げ信号を受けて、モ
ード切り換え信号F/DSigとして、DRAMモード
として動作させることを示す出力、たとえばハイレベル
を発生する。他の方法としては、アドレスカウンタAC
が最大の値になったことを検知して、DRAMモードへ
の移行を行っても良い。なお、すべてのメモリセルのリ
コール動作が終了しないうちにDRAMモードへ移行す
る誤動作を防止するため、リコール動作の最初のアドレ
スが最も低次のアドレスになるように、電源オンととも
にアドレスカウンタを0にリセットすることは言うまで
もない。本実施例によれば、本メモリのユーザは、内部
での強誘電体メモリモードとDRAMモードとの切り換
えを意識することなく、不揮発で、かつDRAMと同様
な取扱ができるメモリが得られる効果がある。しかも、
通常はDRAMモードとして動作させるので、常に強誘
電体メモリモードとして情報読み出しの度に強誘電体キ
ャパシタ膜の分極を反転させる場合に比べ、強誘電体キ
ャパシタ膜の疲労が少なく、高信頼性のメモリが得られ
る効果がある。
【0009】図3は、本発明における強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生方法の第3実施
例を示す図である。図3では、DRAMモードへの移行
を指示する信号発生方法が、アドレスカウンタACから
直接指示信号を送出せず、それを解読するデコーダDe
cから指示信号を切り換え信号発生回路に送出する点で
図2と異なる。例えば、新しくダミーロウアドレスDR
Aを設けておいて、電源オン時に図2と同様に行うリコ
ール動作の最後のロウアドレスの次に、このダミーロウ
アドレスDRAが発生するように設定しておく。例え
ば、リコール動作時には、クロックジェネレータCLK
GからのクロックによりアドレスカウンタACを動作さ
せることにより、カウンタ出力をロウアドレスデコーダ
RADecでロウアドレスに解読し、そのロウアドレス
に対応する1つないし数個のワードドライバWDを活性
化する。しかし、ダミーロウアドレスDRAが発生した
場合には、F/DSig.GENへ出力され、リコール
動作が終了したことを知らせる。なお、通常、DRAM
として情報読み出し・書き込みを行う場合には、スイッ
チを切り替えて、ロウアドレスバッファRABの外部ア
ドレスを取り込んで行う。本実施例によれば、本メモリ
のユーザは、内部での強誘電体メモリモードとDRAM
モードとの切り換えを意識することなく、不揮発で、か
つDRAMと同様な取扱ができるメモリが得られる効果
がある。しかも、通常はDRAMモードとして動作させ
るので、常に強誘電体メモリモードとして情報読み出し
の度に強誘電体キャパシタ膜の分極を反転させる場合に
比べ、強誘電体キャパシタ膜の疲労が少なく、高信頼性
のメモリが得られる効果がある。
【0010】図4は、本発明における強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生方法の第4実施
例を示す図である。図4では、DRAMモードへの移行
を指示する信号発生方法が図2、図3と異なる。まず、
図1と同様に、電源オンを検知してF/DSigの信号
を強誘電体メモリモードとする。これと同時に、メモリ
内蔵のタイマーを動作させる。このタイマーは、例えば
擬似スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SR
AM)に用いられているのと同様な回路を用いて構成で
きる。リコール動作に要する時間は、あらかじめ判って
いるので、この時間にマージンを加えた時間が経過した
後、タイマーからの信号でF/DSig.GENにリコ
ール動作の終了を知らせる。これを受けて、F/DSi
g.GENはDRAMモードを示す信号を発生する。ユ
ーザは、このタイマーで決められた時間内に、信号RF
SHによりリコール動作を終了すること、およびこの時
間内には情報読出し、書き込み動作は行えないことなど
が、スペックとして与えられる。なお、信号RFSHは
内部で自動生成するようにしておいてもよく、この場合
はリコール動作に要する時間はユーザの意図と無関係に
回路設計時に決まるので、それに基づいてタイマーから
DRAMモード指定信号を発生するタイミングを決めれ
ばよい。本発明の実施例によれば、図2および3で述べ
たのと同様な効果が得られる。
【0011】図5は、図2の実施例において、電源オン
時に不揮発情報から揮発情報への変換、すなわちリコー
ル動作を行うために、外部から与えるべき信号を示すタ
イムチャートである。電源オン時には、チップ非選択信
号CEバーをハイレベルとする。電源オンの後、メモリ
内部電圧が定常状態に達するまでの時間T(wait)
の間だけ待機する。この間に、F/DSigは安定して
ロウレベル、すなわち強誘電体メモリモードを与える状
態となり、プレート電位、ワード線電位、データ線電位
などもそれぞれに決められた初期状態となる。時間T
(wait)が経過したならば、リフレッシュ動作信号
RFSHをN(row)回入力する。ただし、F/DS
igがロウレベルになっていることに対応して、RFS
Hはリコール動作信号として作用する。ここで、N(r
ow)は、すべてのメモリセルをアクセスするに要する
回数である。RFSHは、外部から与えても良いし、あ
るいは、内部で作っても良い。N(row)回目のRF
SH信号の立ち下がりはアドレスカウンタを最大値から
0に戻し、桁上げ信号を発生する。図2において説明し
たように、この桁上げ信号はリコール動作の終了を示す
信号となり、F/DSigをハイレベルに変える。この
一連のリコール動作に要する時間T(start)後に
は、CEバーをロウレベルにしてDRAMとまったく同
様な方法で情報の読出し、書き込みを行うことが許容さ
れる。
【0012】なお、情報の読み出し、書き込みが禁止さ
れる時間T(start)は、スペックとしてユーザに
与えてもよいが、F/DSigがDRAMモードを示し
ている場合に限り、ユーザが本メモリにアクセスできる
ようにしてもよい。すなわち、強誘電体メモリモードに
おいては、たとえば本メモリのいずれかのピンから、メ
モリ使用禁止のフラグを出力するようにする。一方、電
源オンの間は、通常のDRAMと同様にリフレッシュ動
作を行う必要がある。これは、上記RFSH信号を入力
することにより行われ、F/DSigがハイレベルにな
っていることに対応して、RFSHはリフレッシュ信号
として作用する。なお、擬似SRAMと同様に、メモリ
内部で一定期間ごとにリフレッシュ動作を行うように
し、ユーザからは、完全に不揮発メモリとしてみえるよ
うにしてもよい。また、F/DSigのロウレベルから
ハイレベルへの変化は、N(row)+1回目のRFS
H信号に対応して行うようにしても良い。また、他の方
法として、図4で説明したように、タイマーを用いて一
定時間後自動的にF/DSigが変化するようにしても
良い。本実施例によれば、本メモリのユーザは、DRA
Mにおけるオートリフレッシュ動作と同様な信号入力を
電源オン時に行うだけで、DRAMと同様な取扱がで
き、かつ不揮発のメモリが得られる効果がある。また、
RFSH信号を、メモリ内部で発生するF/DSig信
号に対応してリフレッシュ動作信号とリコール動作信号
との両方に用いることができるので、DRAMと同様な
ピン配置で、DRAMと同様な取扱方法の不揮発メモリ
が得られる効果がある。また、情報読み出しの度に強誘
電体キャパシタ膜の分極を反転させる必要がなく、膜疲
労が少ない高信性の不揮発メモリが得られる。
【0013】図6は、本発明の一実施例を示す強誘電体
メモリモード・DRAMモード切り換え回路の構成図で
あり、図7は、図6における電源電圧検知回路の出力特
性図であり、図8は、図6における電源電圧検知回路の
詳細構成図である。図6におけるモード切り換え回路F
/DSig.GENは電源電圧検知回路VCCDetを
含み、また電源電圧検知回路VCCDetは図7に示す
出力特性を持つ。電源電圧検知回路VCCDetの出力
は、電源電圧が一定値に達するまではほとんど0であ
り、一定値以上で電源電圧に一致する。この一定値は、
メモリ回路が安定に動作するのに必要な最低電圧程度と
する。図8には、電源電圧Vccの下に接続された固定
抵抗とノードVN8と3個の直列接続されたnチャネル
電界効果トランジスタ、および直列接続された3個のイ
ンバータINVA,B,Cから構成された電源電圧検知
回路が示されている。電源オン時にノードVN8の電位
は次第に上昇するが、3つ直列接続されたnチャネル電
界効果トランジスタのしきい電圧Vthの3倍程度に達
すると、それらは導通し始める。Vcc側の抵抗に比べ
これらのnチャネル電界効果トランジスタのオン抵抗を
十分小さく設計することにより、Vcc電源によるノー
ドVN8電位の昇圧量は、3×Vth以上では急激に小
さくなり、飽和傾向を示す。従って、電源電圧が0Vか
ら上昇し6×Vthを越える付近で、インバータINV
Aの出力は、ロウレベルからハイレベルへと反転する。
3つのインバータINVA、INVB、INVCを、チ
ャネル幅が後段になる程大きくして接続することによ
り、貫通電流が小さく駆動能力の大きな電源電圧検知回
路を実現することができる。このような電源電圧検知回
路VCCDetを設けることにより、以下に示すように
電源オンに対応して、モード切り替えF/DSig信号
を安定して発生することができる。
【0014】図6において、電源電圧が上記一定値を越
えると、VCCDet出力が電源電圧まで上昇し、Vs
sと遅延回路に接続されたnチャネル電界効果トランジ
スタはOFF状態であって、フリップフロップ回路の一
方のノード(イ)がキャパシタC6Aを介して昇圧され
るので、F/DSig信号を出力する側のノード(ロ)
が0Vにラッチされる。電源電圧検知回路VCCDet
を設けた効果として、フリップフロップ回路が安定動作
する電圧に達してから、フリップフロップ回路がオン
し、キャパシタを介した一方のノード(イ)の昇圧が急
速に行われるので、F/DSig信号を出力する側のノ
ード(ロ)が安定して0Vとなる効果がある。一方、リ
コール動作が終了すると、制御回路からのDRAMモー
ド指定信号がハイレベルとなり、フリップフロップ回路
のVcc電位にラッチされていた側のノード(イ)が、
nチャネル電界効果トランジスタのONにより0Vに引
き落される。この結果、F/DSig信号はハイレベル
となり、メモリはDRAMモードとなる。なお、電源オ
ン時にキャパシタC6Aを介してフリップフロップ回路
の一方のノード(イ)を昇圧しているとき、DRAMモ
ード指定信号線は寄生容量カップリング等により電位が
上昇しないように、キャパシタC6Bを介して抑えられ
る。これにより、フリップフロップ回路の一方のノード
(イ)を昇圧している間に、DRAMモード指定信号線
電位が誤って上昇し、nチャネル電界効果トランジスタ
がオンして誤動作するのを防ぐことができる。さらに、
F/DSig信号がハイレベルになった後、しばらくし
て、DRAMモード指定信号線は0Vに引き落される。
これにより、次の電源オン時にDRAMモード指定信号
線に0Vより高い電位が残っていて、これにより誤動作
が起きる状態を防ぐことができる。図6〜図8の実施例
によれば、電源オンに対応して内部で強誘電体メモリモ
ード信号を発生し、リコール動作終了に対応してDRA
Mモードを発生することができる。従って、本メモリの
ユーザは、メモリ内部で強誘電体メモリモードとDRA
Mモードとが使い分けられていることを意識することな
く、DRAMと同様な信号で動作する不揮発メモリとし
て容易に使うことができる。しかも、通常はDRAMモ
ードで動作させる結果、情報読み出しに伴う強誘電体キ
ャパシタの膜疲労が少なく、高信頼性のメモリが得られ
る利点がある。
【0015】図9は、本発明の一実施例を示すメモリア
レーの構成図である。図9においては、メモリセルに接
続されたデータ線とそれらのデータ線の信号を増幅する
センス回路との両方に、それぞれ同一構成のVcc/2
プリチャージ回路とVssプリチャージ回路が設けられ
ており、F/DSig信号によってメモリの動作モード
をいずれか1つのプリチャージ回路に切替え接続するこ
とによって簡単に切り替えられるようになっている。図
9に示すように、アレー構成は通常のDRAMとほとん
ど同様である。ただし、メモリセルのキャパシタ膜は強
誘電体で構成され、電源オフ時には強誘電体の自発分極
の方向として不揮発情報が保持される。電源オンの後に
は、この不揮発情報がキャパシタのデータ線側のノード
SN9(i,j)等の電位としての揮発情報に変換さ
れ、その後はDRAMと同様な動作が行われる。図9に
おいては、2つのトランジスタおよび2つのキャパシタ
によりメモリセルを構成し、2つのキャパシタの分極方
向及びノード電位を相補的に設定して、これを差動セン
スアンプSA9(j)等により検知する。なお、メモリ
セルをDRAMと同様に1つのキャパシタと1つのトラ
ンジスタとで構成しても良い。この場合、強誘電体メモ
リモードの場合にのみ、ダミーセルが必要となるので、
F/DSigにより、強誘電体メモリモードのときダミ
ーセルが活性状態となり、DRAMモードの時には非活
性状態となるように、切り換えを行う。
【0016】図9において、F/DSigがロウレベル
の時、すなわち強誘電体メモリモードの時は、センスア
ンプSA9(j)等のドライブ線およびデータ線DL9
(j)等のプリチャージレベルは0Vとなる。一方、F
/DSigがハイレベルの時、すなわちDRAMモード
の時は、センスアンプSA9(j)等のドライブ線およ
びデータ線DL9(j)等のプリチャージレベルはVc
c/2となる。以上の動作は、プリチャージ信号線PC
L9を、F/DSigのレベルに応じて、0Vプリチャ
ージ回路PCVS9(j)等またはVcc/2プリチャ
ージ回路PCHD9(j)等のいずれかに接続すること
により行われる。このメモリアレー構成を用いれば、後
述の図11および図13の動作波形で示すように、強誘
電体メモリモードにおいては不揮発情報から揮発情報へ
の変換が、DRAMモードにおいては通常のDRAM動
作が、まったく同じ動作で行われる。すなわち、本実施
例によれば、極めで簡単な回路構成、回路動作でF/D
Sigによる動作モード切り換えが行える効果がある。
さらに、通常はVcc/2プレート、Vcc/2データ
線プリチャージのDRAMで動作させる効果として、情
報読み出しに伴う強誘電体キャパシタ膜の分極反転がな
く、分極反転に伴う膜劣化や読み出し速度低下を避ける
ことができる効果がある。また、キャパシタノードの電
位と強誘電体キャパシタ膜の分極方向は常に対応してい
るので、揮発情報から不揮発情報への特別な退避動作を
行わず電源をオフしても、情報を残すことができ、不意
の電源オフに強いメモリが得られる効果がある。
【0017】図10は、図9と同様にF/DSig信号
によってメモリの動作モードを簡単に切り替えることが
できるメモリアレー構成図である。図10では、図9と
異なり、プリチャージ回路PC9(j)は0Vプリチャ
ージとVcc/2プリチャージとで共通とし、プリチャ
ージレベルを与える電源線を、F/DSigにより0V
(Vss)またはVcc/2に切り替える。本実施例に
よれば、図9と同様な効果に加えて、プリチャージ回路
を共通化しているのでメモリアレーのより高密度化が可
能となる。なお、図9および図10において、強誘電体
メモリモードのときは、Vccプリチャージでも良いこ
とは言うまでもない。図11は、図9または図10のメ
モリアレーにおいて、電源オン時の強誘電体メモリモー
ドにおける不揮発情報から揮発情報への変換動作波形を
示すタイムチャートである。まず、電源がオンすると、
通常のDRAMと同様に、プレート電位PL9はVcc
/2のレベルになる。この間、ワード線WL9(0)等
の電位は0Vに抑えられるので、PL9の上昇に伴い強
誘電体キャパシタのデータ線側のノードSN9(0,
j)、SN9(0,j)B等の電位もVcc/2近くま
で昇圧される。なお、SN9(0,j)、SN9(0,
j)B等はフローティング状態にあるので、PL9の上
昇に伴って強誘電体キャパシタに大きな電圧がかかるこ
とはなく、したがって膜の分極方向としての不揮発情報
が破壊されることはない。
【0018】一方、プリチャージ信号線PCL9はハイ
レベルとなり、F/DSigがロウレベルになっている
ことに対応して、センスアンプSA9(j)等のドライ
ブ線およびデータ線DL9(j)等は0Vにプリチャー
ジされる。アドレスカウンタは、0に初期設定される。
各信号線、電源線およびアドレスカウンタが以上の初期
状態に安定化した時刻t1において、図5に示したリコ
ール動作を開始する。すなわち、チップ非選択信号CE
バーがハイレベルの状態で、信号RFSHをハイレベル
にする。これを受けて、信号線PCL9はロウレベルと
なり、データ線は0Vのフローティング状態となる。次
にワード線、たとえばWL9(0)をVccより高い電
位Vchに設定する。データ線DL9(j)、DL9
(j)B等の電位は0V、キャパシタノードSN9
(0,j)、SN9(0,j)B等はVcc/2近くの
電位にあるので、キャパシタ容量とデータ線寄生容量の
比に従って、データ線電位は0VとVcc/2との中間
値に上昇する。この時、2つの相補的なキャパシタの分
極方向が反対であることに起因して、データ線対DL9
(j)、DL9(j)B等の電位に差が生じる。この理
由は、プレートPL9の電位はVcc/2なので、2つ
のキャパシタに同じ方向の電界がかかり、分極方向は最
終的に同じ方向に揃う。分極が反転する方のキャパシタ
には、この分極電荷を補償する電荷が余分に流れ込み、
実効的なキャパシタ容量が大きくなる。従って、分極が
反転する方のキャパシタに接続するデータ線の電位はV
cc/2により近くなる。相補データ線電位に微小電位
差が生じたら、これを差動センスアンプSA9(j)等
により検知する。すなわち、ドライブ線SAP9をVc
cに駆動し、データ線電位を0VとVccとに増幅す
る。増幅後にワード線WL9(0)の電位を0Vに戻せ
ば、キャパシタノードSN9(0,j)SN9(0,
j)B等には、電源オン前のキャパシタ膜分極方向に対
応した0VまたはVccの揮発情報が保持される。
【0019】最後に、センスアンプ駆動線SAP9等の
電位を0Vに戻す。これで、1つのワード線WL9
(0)に接続するメモリセルについてのリコール動作が
時刻t2には終了する。RFSHをロウレベルに戻す
と、アドレスカウンタがカウントアップされる。次にR
FSHをハイレベルにすると、DRAMにおけるオート
リフレッシュ動作と同様にして次のワード線WL9
(1)が選択され、WL9(1)につながるメモリセル
のリコール動作が行われる。このようにして、すべての
メモリセルについてリコール動作を行えば、不揮発情報
から揮発情報への変換が終了する。なお、最後の方にリ
コール動作が行われるメモリセルのキャパシタノードの
電位は、リーク電流によりVcc/2付近から次第に低
下するが、リコール動作に要する時間はオートリフレッ
シュ動作に要する時間と同程度であり、DRAMがリフ
レッシュ動作なしに情報を保持できる時間の100分の
1以下の短い時間なので、動作上問題ない。本実施例に
よれば、電源オン後にDRAMのオートリフレッシュ動
作と同様な手続きを行うだけでリコール動作が完了する
ので、極めて使い勝手の良い不揮発メモリが得られる利
点がある。
【0020】図12は、図9または図10のメモリアレ
ーにおけるリコール動作終了時の、強誘電体メモリモー
ドからDRAMモードへの移行方法を示すタイムチャー
トである。最後のワード線WL9(n)につながるメモ
リセルについてのリコール動作が終了したならば、WL
9(n)をロウレベルに戻す。この後、プリチャージ信
号線PCL9はハイレベルになる。この時、メモリはま
だ強誘電体メモリモードにあるので、センスアンプ駆動
線SAP9、SAN9およびデータ線対DL9(j)、
DL9(j)Bは0V(Vss)にプリチャージされ
る。リコール動作終了後、RFSHをロウレベルに戻す
と、アドレスカウンタACは最大値から0にリセットさ
れる。この結果、発生する桁上げ信号を受けて、F/D
Sigはロウレベルからハイレベルとなり、メモリは強
誘電体メモリモードからDRAMモードに移行する。そ
して、センスアンプ駆動線SAP9、SAN9およびデ
ータ線対DL9(j)、DL9(j)BはVcc/2に
再プリチャージされる。この後は、DRAMとしての動
作が行われ、CEバーをロウレベルにして情報の読み出
し・書き込みを行うことが許容される。本実施例によれ
ば、強誘電体メモリモードからDRAMモードへの切り
換えが自動的に行われるので、本メモリのユーザにとっ
て、極めて使い勝手のよい不揮発メモリが得られる効果
がある。
【0021】図13は、図9又は図10のメモリアレー
において、通常動作時のDRAMモードとしての動作波
形を示すタイムチャートである。F/DSigがDRA
Mモードであることを示すハイレベルに対応して、セン
スアンプのドライブ線SAP9、SAN9およびデータ
線対DL9(j)、DL9(j)B等はVcc/2にプ
リチャージされている。情報読み出し動作を行うには、
まずプリチャージ線PCLをロウレベルにして、SAP
9、SAN9およびDL9(j)DL9(j)B等をフ
ローティング状態にする。次にワード線、たとえばWL
9(i)をVccより高い電圧Vchにする。その結
果、キャパシタノードSN9(i,j)、SN9(i,
j)B等に保持された電位に対応して、データ線対の電
位に微小電位差が生じる。この電位差を、スイッチSA
PW9、SANW9をオンしてセンスアンプSA9
(j)等を駆動することにより、Vccおよび0Vに増
幅する。この後、Y選択線YS9(j)等をオンするこ
とにより入出力線IO9、IO9Bから情報を読出すこ
とができる。また、情報の書き換えを行うには、この段
階でIO9、IO9Bからの入力によりセンスアンプを
反転させてやればよい。これにより、キャパシタノード
電位およびキャパシタ膜分極方向が一致して反転する。
動作を終了するには、ワード線WL9(i)をロウレベ
ルに戻した後、プリチャージ信号線PCL9をハイレベ
ルに戻して、センスアンプのドライブ線SAP9、SA
N9およびデータ線対DL9(j)DL9(j)B等を
Vcc/2のレベルに戻す。
【0022】上記一連の動作波形から明らかなように、
F/DSigがハイレベルになっている点以外は、信号
の入力は図11の強誘電体メモリモードの場合とまった
く同じである。オートリフレッシュ動作もF/DSig
がハイレベルになっている時に、RFSHをハイレベル
にするだけで自動的に行われることは、言うまでもな
い。以上、図9から図13で示した本発明の各実施例に
よれば、強誘電体メモリモード・DRAMモード切り換
え信号F/DSigを電源オン等に呼応して発生させる
内部回路、およびF/DSigに対応してデータ線等の
プリチャージレベルを変えるスイッチ回路という極めて
簡単な回路を設けるだけで、本メモリのユーザにとって
はDRAMと同様な取扱いができる不揮発メモリが得ら
れる効果がある。さらに、通常はVcc/2プレート、
Vcc/2データ線プリチャージのDRAMとして動作
させる効果として、情報読み出しに伴う強誘電体キャパ
シタ膜の分極反転がなく、分極反転に伴う膜劣化や読み
出し速度低下を避けることができる効果がある。また、
キャパシタノードの電位と強誘電体キャパシタ膜の分極
方向は常に対応しているので、揮発情報から不揮発情報
への特別な動作を行わず電源をオフしても、情報を残す
ことができ、不意の電源オフに強いメモリが得られる効
果がある。すなわち、実施例によれば、設計が容易で、
信頼性も高く、使い勝手の良い不揮発メモリが得られる
効果がある。なお、図9から図13では、強誘電体メモ
リモード時にデータ線等を0Vにプリチャージする方法
について説明したが、Vccにプリチャージする方法で
も可能なことは言うまでもない。また、図9から図13
では、プレートをVcc/2とする方式について述べた
が、強誘電体メモリモードでプレート線を駆動する従来
の方式あるいは、DRAMモードでプレートをVccま
たはVssとする従来の方式を用いた場合でも、電源オ
ン等に呼応して内部回路で強誘電体メモリモード・DR
AMモード切り換え信号F/DSigを発生させる本発
明の方法が有効であることは言うまでもない。
【0023】図14は、本発明の他の実施例を示す動作
タイムチャートであって、強誘電体メモリモードとDR
AMモードとを使い分けることにより、高信頼性の不揮
発メモリを得ることができる方法を示している。すなわ
ち、DRAMモードとして使用している期間、例えばリ
フレッシュ動作時等に、ある一定周期毎に短時間だけ強
誘電体メモリモードに変える。これにより、分極反転の
回数を低減することができる。図14に示すように、D
RAMモードで用いる場合、プレート線PL14(i)
の電圧をVccまたはVssとする。この結果、情報の
書き換えを行ってもノード電位としての揮発情報が書き
換えられるのみで、強誘電体キャパシタの分極方向とし
ての不揮発情報は変わらない。従って、書き換え時の分
極反転に伴う膜の劣化がない。しかし、このままでは揮
発情報と不揮発情報とが対応しなくなるので、周期的に
揮発情報から不揮発情報への変換を行う。すなわち、D
RAMモードでのリフレッシュ動作時に、データ線DL
14(j)等の電位を増幅し、揮発情報の再書き込みを
行っている段階で、プレート線PL14(i)の電位を
Vcc(またはVss)からVcc/2とする。あるい
は、PL14(i)をVccからVssへ変化させても
よい。これにより、揮発情報に対応した方向の電界が強
誘電体キャパシタに印加され、不揮発情報が分極方向と
して記憶される。このような、揮発情報から不揮発情報
への変換は、必ずしもリフレッシュ動作の度に行う必要
はなく、適当な周期で行えばよい。なお、プレート線駆
動に伴う揮発情報の破壊を防ぐため、プレート線は、す
べてのメモリセルについて共通ではなく、ワード線単位
に分離されている。本発明の実施例によれば、分極反転
の回数を低減でき、より高信頼性の不揮発メモリが得ら
れる効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DRAMと同様な取扱ができ、ピン配置も同様で、情報
読み出し回数の制限および情報読み出し速度においてD
RAMと同等で、しかも不揮発のメモリが得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生回路の接続図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示す強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生回路の接続図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施例を示す強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生回路の接続図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施例を示す強誘電体メモリモ
ード・DRAMモード切り換え信号発生回路の接続図で
ある。
【図5】本発明において、電源オン時に不揮発情報から
揮発情報への変換を指定する外部信号の一例を示すタイ
ムチャートである。
【図6】本発明の一実施例を示す強誘電体メモリモード
・DRAMモード切り換え信号発生回路の構成図であ
る。
【図7】図6における電源電圧検知回路の出力特性図で
ある。
【図8】図6における電源電圧検知回路の一例を示す図
である。
【図9】本発明の一実施例を示すプリチャージ回路の構
成図であって、F/DSigによる強誘電体メモリモー
ド・DRAMモードの切り換え方法を示す。
【図10】本発明の他の実施例を示すプリチャージ回路
の構成図であって、F/DSigによる強誘電体メモリ
モード・DRAMモード切り換え方法を示す。
【図11】図9または図10のメモリアレーにおける電
源オン時の強誘電体メモリモード動作波形図である。
【図12】図9または図10のメモリセルアレーにおけ
るリコール動作終了時の、強誘電体メモリモードからD
RAMモードへの移行時の動作波形図である。
【図13】図9または図10のメモリアレーにおけるD
RAMモード動作波形図である。
【図14】本発明の他の実施例を示す動作波形図であっ
て、揮発情報から不揮発情報への定期的な変換方法を示
す。
【図15】従来の強誘電体メモリ・DRAM両用メモリ
の概略構成図である。
【符号の説明】
F/DSig…強誘電体メモリ・DRAM切り換え信
号、F/DSig.GEN…強誘電体メモリ・DRAM
切り換え信号発生回路、CEバー…チップ非選択信号、
RFSH…リフレッシュ動作信号、CLKG…クロック
ジェネレータ、AC…アドレスカウンタ、RAB…ロウ
アドレスバッファ、RADec…ロウアドレスデコー
ダ、WD…ワードドライバ、DRA…ダミーロウアドレ
ス、Vcc…電源電圧、TM…タイマー、VCCDet
…Vcc検知回路、C6A、C6B…アドレス検知回
路、VN8…ノード、INVA、INVB、INVC…
インバータ、DL9(j)、DL9(j)B…データ
線、WL9(i)…ワード線、SN9(i,j)SN9
(i,j)B…蓄積ノード、 PL9…プレート、PC
VS9(j)…Vssプリチャージ回路、PCHD9
(j)…Vcc/2プリチャージ回路、PCL9…プリ
チャージ信号線、SAP9、SAN9…センスアンプド
ライブ線、SAPW9、SANW9…センスアンプ駆動
スイッチ、SA9(j)…センスアンプ、IO9、IO
9B…入出力線、YS9(j)、YS9(j+1)…Y
選択線、PC9(j)…プリチャージ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 勝己 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 阪田 健 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 衛藤 潤 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体を絶縁膜とするキャパシタと電
    界効果トランジスタとを少なくともそれぞれ1つ有する
    メモリセルをデータ線とワード線との交点にマトリック
    ス状に配置し、上記メモリセルは強誘電体膜の分極方向
    により情報を記憶する強誘電体メモリモードと、キャパ
    シタの一方のノードの電位により情報を記憶するダイナ
    ミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)モー
    ドとを有し、上記2つのモードを切り換えるための切り
    換え信号を発生するための切り換え回路を具備し、該切
    り換え回路は、メモリへの電源供給開始を検知して上記
    切り換え信号を強誘電体メモリモードを示す第1の状態
    に設定し、その後、上記切り換え信号を上記第1の状態
    とは異なる、DRAMモードを示す第2の状態に設定す
    ることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 上記強誘電体メモリモードにおいては、
    強誘電体膜の分極方向としての不揮発情報をキャパシタ
    の一方のノードの電位としての揮発情報に変換するリコ
    ール動作を、所望のメモリセルについて内部の制御回路
    で発生する信号により自動的に行うことを特徴とする請
    求項1に記載の半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 上記強誘電体メモリモードにおいては、
    外部からの入力信号に呼応して、強誘電体膜の分極方向
    としての不揮発情報をキャパシタの一方のノードの電位
    としての揮発情報に変換するリコール動作を、少なくと
    も一部のメモリセルについて行うことを特徴とする請求
    項1に記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の強誘電体メモリモード
    からDRAMモードへの切り換えは、電源供給開始から
    一定時間経過後、内部のタイマからの信号により自動的
    に行われることを特徴とする請求項2に記載の半導体メ
    モリ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の強誘電体メモリモード
    からDRAMモードへの切り換えは、内部のカウンタが
    所定の状態になったことを検知して行われることを特徴
    とする請求項2または3に記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の強誘電体メモリモード
    からDRAMモードへの切り換えは、上記内部カウンタ
    の最上位の桁上げを検出して行われることを特徴とする
    請求項5に記載の半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 外部から信号を与えることにより、上記
    切り換え信号が上記第1の状態にあるときには、上記外
    部信号に呼応して上記リコール動作を行い、上記第2の
    状態にあるときには、上記外部信号に呼応して通常のD
    RAMにおけるリフレッシュ動作を行うことを特徴とす
    る請求項3に記載の半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 上記DRAMモードでは、メモリセルの
    2値の記憶情報に対応する2つの電位のほぼ中間電位を
    データ線にプリチャージし、上記強誘電体メモリモード
    では、上記中間電位とは異なる電位を該データ線にプリ
    チャージする手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 上記キャパシタのプレートの電位は、少
    なくともDRAMモードにおいては、上記中間電位に固
    定されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体
    メモリ。
  10. 【請求項10】 上記キャパシタのプレートに、上記中
    間電位を供給する手段を有することを特徴とする請求項
    8に記載の半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 上記強誘電体メモリモードにおいては
    ダミーセルが活性化され、上記DRAMモードにおいて
    はダミーセルが非活性となることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体メモリ。
  12. 【請求項12】 強誘電体を絶縁膜とするキャパシタと
    電界効果トランジスタとを少なくともそれぞれ1つ有す
    るメモリセルがデータ線とワード線との交点にマトリッ
    クス状に配置し、上記メモリセルは強誘電体膜の分極方
    向により情報を記憶する強誘電体メモリモードと、キャ
    パシタの一方のノードの電位により情報を記憶するDR
    AMモードとを有し、該DRAMモードでは、強誘電体
    キャパシタの上記ノードとは異なる側のプレートに、通
    常、メモリセルの2値の記憶情報に対応する2つの電位
    のいずれか一方を供給し、一定期間ごとに、上記2つの
    電位のほぼ中間電位を与えることを特徴とする半導体メ
    モリ。
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