JPH07182762A - モータ慣性吸収機構 - Google Patents

モータ慣性吸収機構

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JPH07182762A
JPH07182762A JP32448493A JP32448493A JPH07182762A JP H07182762 A JPH07182762 A JP H07182762A JP 32448493 A JP32448493 A JP 32448493A JP 32448493 A JP32448493 A JP 32448493A JP H07182762 A JPH07182762 A JP H07182762A
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JP
Japan
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gear
motor
arm
tooth
gears
Prior art date
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JP32448493A
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English (en)
Inventor
Toshio Mizuguchi
俊夫 水口
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 激しい振動や広い温度範囲の環境下でモータ
12の慣性力を確実に吸収することができるとともに、
アーム42を所定の箇所に確実、かつ容易に保持するこ
とができるモータ慣性吸収機構を提供すること。 【構成】 ギア31、36の所定箇所にカム部33、3
4、38と欠落部32b、37bを有する歯部32、3
7とがそれぞれ形成され、アーム42の回転が停止する
箇所でギア31、36の歯部欠落部32b、37bが対
向するようにギア31とギア36との位置関係が設定さ
れるとともに、ギア31が回転するにつれ、ギア31、
36のカム部33、34、38が次第に係合するように
形成されているモータ慣性吸収機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータ慣性吸収機構に関
し、より詳細には、例えばCDオートチェンジャにおけ
るマガジンからトレイを出し入れするための駆動装置等
に用いられるモータ慣性吸収機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のCDオートチェンジャにお
けるマガジンからトレイを出し入れするための駆動装置
を概略的に示した平面図であり、図中11は枠体を示し
ている。略直方体板形状を有する枠体11の所定箇所に
はモータ12が配設されており、モータ12にはウォー
ム軸13が接続されている。ウォーム軸13近傍の所定
箇所にはウォームフォイール14aと平歯車14bとを
有するギア14が配設され、ギア14近傍の所定箇所に
は平歯車15a、15bを有するギア15が配設され、
ギア15近傍の所定箇所には平歯車16a、16bを有
するギア16が配設されており、またギア16近傍の所
定箇所には平歯車17aが形成されたギア17が配設さ
れている。そしてモータ12が回動すると、ウォーム軸
13、ウォームフォイール14a、平歯車14b、15
a、15b、16a、16b、17aを介し、ギア17
が所定速度で回動するようになっている。
【0003】また、ギア17にはアーム18が固定され
ており、アーム18は略逆C字形状を有するアーム本体
19とこの一端部から延設されたアーム先端部20とに
より構成されている。アーム先端部20の所定箇所には
長孔21が形成されており、長孔21内には駆動部22
上面に形成されたピン23aが摺動可能に配設されてい
る。
【0004】一方、枠体11の所定箇所には図中左右方
向にわたる長孔24が形成され、長孔24下方の所定箇
所にはガイド軸25が横架されており、ガイド軸25に
は略直方体形状の駆動部22が摺動可能に取り付けられ
ている。駆動部22には突起部23bが形成されてお
り、突起部23bにはトレイ26の所定箇所に形成され
た凹部26aが係合するようになっている。また枠体側
壁部11a、11bの所定箇所にはセンサ(図示せず)
が配設されており、このセンサにより、駆動部22が枠
体側壁部11a、11bに当接したことが検知されると
同時に、モータ12のスイッチ(図示せず)がオフされ
るようになっている。
【0005】このように構成された駆動装置を用い、C
D(図示せず)が搭載されたトレイ26を枠体11の下
側右方へ移動させる場合、まずモータ12を回転させて
ギア14、15、16、17を矢印とは反対方向に回転
させる。するとギア17の回転につれてアーム18が矢
印と反対方向に回転(180°以内)し、駆動部22が
矢印と反対方向に移動し、トレイ26が枠体11下側に
引き込まれる。そして一点鎖線で示したように、駆動部
(22)が枠体側壁部11bに当接すると、前記センサ
により検知されてモータ12のスイッチがオフされ、ギ
ア14、15、16、17の回転が停止して枠体側壁部
11bで位置決め・保持される。他方トレイ26を枠体
11の左方へ移動させる場合、モータ12を逆回転させ
てギア14、15、16、17を矢印方向に回転させ
る。するとギア17の回転につれてアーム(18)が矢
印方向に回転(180°以内)し、駆動部(22)が矢
印方向に移動し、トレイ26が枠体11外へ引き出され
る。そして実線で示したように、駆動部22が枠体側壁
部11aに当接すると、前記センサにより検知されてモ
ータ12のスイッチがオフされ、ギア14、15、1
6、17の回転が停止して枠体側壁部11aで位置決め
・保持される。
【0006】しかしながらこのように構成された駆動装
置では、駆動部22が枠体側壁部11a、11bに当接
して移動が停止した後においても、慣性力によりモータ
12が回転を続けるため、ギア14、15、16、17
の歯部に応力がかかり、これらが損傷するおそれがある
という問題があった。この問題を解決するため、モータ
慣性吸収機構が提案されている。
【0007】図4は従来のこの種モータ慣性吸収機構が
組み込まれた駆動装置を概略的に示した平面図であり、
図中41はギアを示している。ギア41には図3に示し
たものと略同一形状を有する平歯車41が形成されてお
り、ギア41の軸41bには図3に示したものと略同一
形状を有するアーム42が回動可能に枢支されている。
またギア41の軸41bには板バネ43の略中央部が固
定されており、略U字形状に曲げられた板バネ43の先
端部43a、43bがアーム42面の所定箇所に立設さ
れたピン44a、44bに弾性的に接続されている。こ
れらギア41、アーム42、軸41b、板バネ43及び
ピン44a、44bによりモータ慣性吸収機構40が構
成されており、モータ慣性吸収機構40以外の駆動装置
は図3に示したものと同様に構成されている。
【0008】このように構成された駆動装置及びモータ
慣性吸収機構40において、例えば一点鎖線で示した位
置から駆動部(22)を矢印方向に移動させる場合、図
1に示したものの場合と同様にモータ12を逆回転させ
てギア14、15、16、41を矢印方向に回転させ
る。するとギア41の回転につれて板バネ43が回転
し、この先端部43aによりピン44aが矢印A方向に
押されてアーム(42)が矢印方向に回転し、駆動部
(22)が矢印方向に移動する。そして実線で示したよ
うに、駆動部22が枠体側壁部11aに当接すると、前
記センサにより検知されてモータ12のスイッチがオフ
される。慣性力によりモータ12がなお少し回転する
と、ギア41、16、15、14も少し回転するが板バ
ネ43が所定量だけ撓み、前記回転力が吸収され、やが
てモータ12が停止する。そして板バネ43の矢印A方
向への付勢力で常時枠体側壁部11a側に押し当てられ
ることにより、駆動部22が所定位置に保持される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したモータ慣性吸
収機構40を含んで構成された駆動装置は、激しい振動
やマイナス30℃〜プラス80℃の広い温度範囲の環境
下で用いられることもあり、したがって板バネ43に掛
かる応力が振動により変動し易く、また板バネ43の弾
性力が温度により変化する。このため板バネ43の弾性
力と撓み量とを正確に設定することが困難であり、した
がって板バネ43の形状、性能等を正確に設定するのが
難しいという課題があった。この結果、板バネ43の撓
み量を相対的に過小に設定した場合、モータ慣性吸収機
構40を設けているにも拘らず、モータ12の慣性力が
十分に吸収し切れず、ギア14、15、16、41の歯
部に損傷が発生するおそれがあるという課題があった。
他方、板バネ43の撓み量を相対的過大に設定した場
合、板バネ43の矢印A方向への付勢力が不足し、駆動
部22やアーム42を所定位置に保持することが難しい
という課題があった。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、激しい振動や広い温度範囲の環境下でもモー
タの慣性力を確実に吸収することができるとともに、駆
動部やアームを所定の箇所に確実、かつ容易に保持する
ことができるモータ慣性吸収機構を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るモータ慣性吸収機構は、モータと、該モ
ータに接続された第1ギアと、該第1ギアに咬合する第
2ギアと、該第2ギアに接続されたアームとを備え、前
記第1ギア及び前記第2ギアの所定箇所にはカム部と欠
落部を有する歯部とがそれぞれ形成され、前記アームの
回転が停止する箇所で前記第1ギア及び前記第2ギアの
歯部欠落部が対向するように前記第1ギアと前記第2ギ
アとの位置関係が設定されるとともに、前記第1ギアが
回転するにつれ、該第1ギア及び前記第2ギアのカム部
が次第に係合するように形成されていることを特徴とし
ている。
【0012】
【作用】本発明に係るモータ慣性吸収機構によれば、前
記アームの回転を所定位置で停止させて前記モータのス
イッチをオフさせた際、前記第1ギアの歯部と前記第2
ギアの歯部との咬合関係を切り離して第1ギアを自由回
転可能にし得ることとなり、したがって慣性力により前
記モータがさらに回転した場合においても、前記第1ギ
ア及び前記第2ギアを含むすべての動力伝達系の歯部に
掛かる回転応力を確実に逃がし得ることなる。また前記
第1ギアのカム部と前記第2ギアのカム部とが係合する
につれて前記両カム部間に摩擦力が生じる。該摩擦力は
比較的温度や振動の影響を受け難いため、前記モータの
慣性力をさらに確実、かつ容易に吸収し得るとともに、
前記第1ギアと前記第2ギアとが係止し、この結果、前
記アームを所定の停止位置で確実、かつ容易に保持し得
ることとなる。他方、前記モータを駆動させ、前記回転
とは逆方向に前記第1ギアを回転させる場合、該第1ギ
アの歯部と前記第2ギアの歯部とが咬合した段階で、前
記アームが逆方向に回転し始めることとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るモータ慣性吸収機構の実
施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一機
能を有する構成部品には同一の符号を付すこととする。
図1は本発明に係るモータ慣性吸収機構の実施例を模式
的に示した主要部拡大平面図であり、(a)はアームの
回転が所定箇所で停止されるとともに、モータのスイッ
チがオフされた際における2個のギアの歯部欠落部が対
向している状態、(b)はモータの慣性力により、
(a)の状態からさらにモータ寄りのギアが回転した状
態を示している。また図2は実施例に係るモータ慣性吸
収機構が組み込まれた駆動装置を概略的に示した平面図
である。なお、図1、図2に示したモータ慣性吸収機構
における主要部以外の構成は図4に示したものと略同一
の構成になっているため、ここではこの主要部以外の構
成の詳細な説明は省略する。
【0014】ギア31における回転軸31a近傍の所定
箇所には、所定歯数を有する平歯部32aと歯部欠落部
32bとが形成されており、これら平歯部32aと歯部
欠落部32bとで歯部32が構成されている。またギア
31下面の所定箇所には略円弧形状を有するカム部3
3、34が線Aに関して対称的(略ハの字形状)に形成
されており、カム部33、34間における線A上の所定
箇所には略直方体形状を有する突起部35が形成されて
いる。一方、ギア36外周部の所定箇所には、平歯部3
2aと略同一歯数を有する平歯部37aと、歯部欠落部
37bとが形成されており、これら平歯部37aと歯部
欠落部37bとで歯部37が構成されている。またギア
36上面の所定箇所には略1/2 分割のプロペラ形状を有
するカム部38が形成されている。ギア31、36の形
状は、これらが回動した際に平歯部32a、37aが咬
合するとともに、歯部欠落部32b、37bが対向する
ように設定され、かつアーム42の回転が停止される箇
所で咬合関係が切り放されるように設定されている。ま
た欠落端部32cでこの咬合関係が切り放されたとき、
カム部33のカム面33aがカム部38のカム面38a
に接触し(図1(a))、さらにギア31が矢印方向へ
回転するにつれ、これらが次第に強く係合するとともに
突起部35とカム部端面38cとが当接する(図1
(b))ように、カム部33、38及び突起部35の形
状、位置が設定されている。また、駆動部22を図2に
示した矢印とは反対方向に移動させてゆき、欠落端部3
2dで前記咬合関係が切り離されたとき、カム部34の
カム面34aがカム部38のカム面38bに接触し、さ
らにギア31が矢印と反対方向に回転するにつれ、これ
らが次第に強く係合するとともに突起部35とカム部端
面38dとが当接するように、カム部34、38及び突
起部35の形状、位置が設定されている。
【0015】ギア36の回転軸36aにはアーム42が
回動可能に枢支されるとともに、図4に示したものの場
合よりも比較的剛性を強めに設定した板バネ43が固定
的に取り付けられている。またアーム42面の所定箇所
にはピン44a、44bが立設されており、ピン44
a、44b間には略U字形状に曲げられた板バネ43の
先端部43a、43bが挿入されている。そしてアーム
42とギア36とは板バネ43とピン44a、44bと
を介して弾性的に接続されるようになっている。さらに
ギア31外周には平歯車16aが形成されており、ギア
31はギア15、14、ウォーム軸13の動力伝達系を
介してモータ12に接続されている(図2)。これら歯
部32、37とカム部33、34、38等とによりモー
タ慣性吸収機構30が構成されている。
【0016】このように構成された駆動装置及びモータ
慣性吸収機構30において、例えば図2に示した一点鎖
線の位置から駆動部(22)を矢印方向に移動させる場
合、モータ12を回転させてギア14、15、31、3
6を矢印方向に回転させる。するとギア36の回転につ
れて板バネ43が回転し、この先端部43aによりピン
44aが矢印A方向に押されてアーム(42)が矢印方
向に回転し、駆動部(22)が矢印方向に移動する。そ
して実線で示したように、駆動部22が枠体側壁部11
aに当接すると、センサ(図示せず)により検知されて
モータ12のスイッチがオフされる。慣性力によりモー
タ12がなおも少し回転すると、ギア31、36間の咬
合関係が切り離されてギア31、15、14が回転し、
カム面33aが次第にカム面38aに強く係合してゆく
とともに、板バネ43が撓んでゆき、やがて突起部35
とカム部端面38cとが当接してモータ12の回転が停
止する。上記説明から明らかなように、本実施例に係る
モータ慣性吸収機構30によれば、アーム42の回転を
所定位置で停止させてモータ12のスイッチをオフさせ
た際、ギア31の歯部32とギア36の歯部37との咬
合関係を切り離してギア31、15、14を自由回転可
能にすることができ、したがって慣性力によりモータ1
2がさらに回転した場合においても、ギア31及びギア
36を含むすべての動力伝達系の歯部に掛かる回転応力
を確実に逃がすことができる。またギア31のカム部3
3、34とギア36のカム部38とが係合するにつれて
カム部33、38間あるいはカム部34、38間に摩擦
力が生じる。この摩擦力はばねの弾性力に比べて温度や
振動の影響を受け難いため、モータ12の慣性力をさら
に確実、かつ容易に吸収することができるとともに、ギ
ア31とギア36とを係止することができ、この結果、
アーム42を所定の停止位置で確実、かつ容易に保持す
ることができる。他方、モータ12を駆動させ、前記回
転とは逆方向にギア31を回転させると、ギア31の歯
部32とギア36の歯部37とが咬合したとき、アーム
42が逆方向に回転し始める。また板バネ43の弾性力
を比較的ラフ(大きめ)に設定することができる。
【0017】また別の実施例として、モータ12の慣性
力が比較的小さい場合、ギア36とアーム42とが直接
的に結合されるとともに、板バネ43、突起部35が省
略されたものを用いることも可能である。このものの場
合、上記実施例のものと略同様の効果を得ることができ
るとともに、板バネ43における撓み量の変動に関する
影響をなくすことができ、保持力をより一層確実に高め
ることができる。
【0018】なお、上記した実施例に係るモータ慣性吸
収機構30では、CDオートチェンジャにおけるマガジ
ンからトレイを出し入れするための駆動装置に適用した
場合について説明したが、何らこの駆動装置のみに限定
されるものではなく、アームを180°以内で回動させ
る場合におけるいずれの駆動装置にも適用することがで
きる。
【0019】また、上記した実施例に係るモータ慣性吸
収機構30では、ギア31、36の歯部32、37が平
歯形状に形成されたものを用いたが、ハス歯形状やヤマ
歯形状に形成されたものも使用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るモータ
慣性吸収機構にあっては、モータと、該モータに接続さ
れた第1ギアと、該第1ギアに咬合する第2ギアと、該
第2ギアに接続されたアームとを備え、前記第1ギア及
び前記第2ギアの所定箇所にはカム部と欠落部を有する
歯部とがそれぞれ形成され、前記アームの回転が停止す
る箇所で前記第1ギア及び前記第2ギアの歯部欠落部が
対向するように前記第1ギアと前記第2ギアとの位置関
係が設定されるとともに、前記第1ギアが回転するにつ
れ、該第1ギア及び前記第2ギアのカム部が次第に係合
するように形成されているので、前記アームの回転を所
定位置で停止させて前記モータのスイッチをオフさせた
際、前記第1ギアの歯部と前記第2ギアの歯部との咬合
関係を切り離して前記第1ギアを自由回転可能にするこ
とができ、したがって慣性力により前記モータがさらに
回転した場合においても、前記第1ギア及び前記第2ギ
アを含むすべての動力伝達系の歯部に掛かる回転応力を
確実に逃がすことができる。また前記第1ギアのカム部
と前記第2ギアのカム部とが係合するにつれて前記両カ
ム部間に摩擦力が生じる。この摩擦力は比較的温度や振
動の影響を受け難いため、前記モータの慣性力をさらに
確実、かつ容易に吸収することができるとともに、前記
第1ギアと前記第2ギアとを係止することができ、この
結果、前記アームを所定の停止位置で確実、かつ容易に
保持することができる。他方、前記モータを駆動させ、
前記回転とは逆方向にギア1を回転させると、該第1ギ
アの歯部と前記第2ギアの歯部とが咬合した段階で、前
記アームを逆方向に回転させ始めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ慣性吸収機構の実施例を摸
式的に示した主要部拡大平面図であり、(a)はアーム
の回転が所定箇所で停止するとともに、モータのスイッ
チをオフした際における2個のギアの歯部欠落部が対向
している状態、(b)はモータの慣性力により、(a)
の状態からさらにモータ寄りのギアが回転した状態を示
している。
【図2】実施例に係るモータ慣性吸収機構が組み込まれ
た駆動装置を概略的に示した平面図である。
【図3】従来のCDオートチェンジャにおけるマガジン
からトレイを出し入れするための駆動装置を概略的に示
した平面図である。
【図4】従来のモータ慣性吸収機構が組み込まれた駆動
装置を概略的に示した平面図である。
【符号の説明】
12 モータ 31、36 ギア 32、37 歯部 32b、37b 欠落部 33、34、38 カム部 42 アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータに接続された第1ギ
    アと、該第1ギアに咬合する第2ギアと、該第2ギアに
    接続されたアームとを備え、前記第1ギア及び前記第2
    ギアの所定箇所にはカム部と欠落部を有する歯部とがそ
    れぞれ形成され、前記アームの回転が停止する箇所で前
    記第1ギア及び前記第2ギアの歯部欠落部が対向するよ
    うに前記第1ギアと前記第2ギアとの位置関係が設定さ
    れるとともに、前記第1ギアが回転するにつれ、該第1
    ギア及び前記第2ギアのカム部が次第に係合するように
    形成されていることを特徴とするモータ慣性吸収機構。
JP32448493A 1993-12-22 1993-12-22 モータ慣性吸収機構 Pending JPH07182762A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474782B1 (ko) * 2002-06-27 2005-03-10 엘지전자 주식회사 이탈 방지를 위한 캠 구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474782B1 (ko) * 2002-06-27 2005-03-10 엘지전자 주식회사 이탈 방지를 위한 캠 구조

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