JPS6029067Y2 - テ−プレコ−ダの駆動機構 - Google Patents
テ−プレコ−ダの駆動機構Info
- Publication number
- JPS6029067Y2 JPS6029067Y2 JP8035479U JP8035479U JPS6029067Y2 JP S6029067 Y2 JPS6029067 Y2 JP S6029067Y2 JP 8035479 U JP8035479 U JP 8035479U JP 8035479 U JP8035479 U JP 8035479U JP S6029067 Y2 JPS6029067 Y2 JP S6029067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- capstan
- reel
- drive mechanism
- driven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gear Transmission (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテープレコーダの駆動機構に係り、更に詳述
すればデュアルキャプスタン式の駆動機構に関するもの
である。
すればデュアルキャプスタン式の駆動機構に関するもの
である。
テープレコーダの駆動機構としてティクアップ側のリー
ルと一方のキャプスタンにモータからの回転力を付与す
る際、リールとキャプスタン間をギヤで噛合させるギヤ
駆動機構が実用化されている。
ルと一方のキャプスタンにモータからの回転力を付与す
る際、リールとキャプスタン間をギヤで噛合させるギヤ
駆動機構が実用化されている。
従来のギヤ駆動形式ではストッパーを設けながらもギヤ
に対してギヤを押圧する形で強制的に噛合させるように
なっており、噛合状態を保持するために押圧力を加え続
けなければならないと共に、噛合する際にギヤの歯と歯
が衝突して噛み合わなくなるという慴れがあった。
に対してギヤを押圧する形で強制的に噛合させるように
なっており、噛合状態を保持するために押圧力を加え続
けなければならないと共に、噛合する際にギヤの歯と歯
が衝突して噛み合わなくなるという慴れがあった。
この考案は上述した欠点を途去することを目的とするも
ので、その特徴とするところは相対するキャプスタンと
リールの回転軸心との間を結ぶ直線の交点に支点を設け
、この支点に軸支された２個の従動ギヤを噛合させて備
えたアームを取付け、リバース時にシーソー動作させ、
キャプスタンギヤとリールギヤの各々に対してその接線
方向から前記２個の従動ギヤを飛び込ませるようにして
伝達時に各ギヤがほぼ一直線上に並んで噛合するよう構
成した機構を提供するもので、これによって従動ギヤを
キャプスタンギヤ、リールギヤ側に飛び込ませるだけで
後は自ら噛み込んで行くようにして余分な力は要らない
ようにしたものである。
ので、その特徴とするところは相対するキャプスタンと
リールの回転軸心との間を結ぶ直線の交点に支点を設け
、この支点に軸支された２個の従動ギヤを噛合させて備
えたアームを取付け、リバース時にシーソー動作させ、
キャプスタンギヤとリールギヤの各々に対してその接線
方向から前記２個の従動ギヤを飛び込ませるようにして
伝達時に各ギヤがほぼ一直線上に並んで噛合するよう構
成した機構を提供するもので、これによって従動ギヤを
キャプスタンギヤ、リールギヤ側に飛び込ませるだけで
後は自ら噛み込んで行くようにして余分な力は要らない
ようにしたものである。
また、従動ギヤ取アーム上に枢着して備えた互に噛合す
る２個の従動ギヤの回転軸心を結ぶ線がアームの揺動中
心より一方（キャプスタン側）に若干偏移した箇所に位
置するように構成することによりキャプスタンギヤをリ
ールギヤよりも若干早く従動ギヤに噛合させるようにし
た機構を提供するものである。
る２個の従動ギヤの回転軸心を結ぶ線がアームの揺動中
心より一方（キャプスタン側）に若干偏移した箇所に位
置するように構成することによりキャプスタンギヤをリ
ールギヤよりも若干早く従動ギヤに噛合させるようにし
た機構を提供するものである。
以下この考案を図示に示す一実施例について詳述する。
第１図はこの考案のテープレコーダ駆動機構の平面図で
、キャプスタンｌａ、ｌｂと、該キャプスタンに取付け
られ図示してないフライホイールと共にキャプスタンを
回動させる回動力を受けるキャプスタンギヤー２ａ、２
ｂと、リール３ａｔ３ｂと該リールを取付けたリール軸
に取付けられリールを回動させる回動力を受けるリール
ギヤー４ａ、４ｂとを備え、前記したキャプスタンとリ
ールの相対向するキャプスタン１ａとリール３ｂ１キヤ
プスタン１ｂとリール３ａの回転軸心間を結ぶ直線の交
点に第２図および第３図に示すようにシャーシ５に直立
する支持軸６を取付け、この支持軸に２個の従動ギヤー
７ａ、７ｂを噛合させた状態で軸支したアーム８を回動
自在に支承し前記アーム８の２個の突起９ａｔ９ｂに一
端に突設した係合ピン１０ａが、図示してない操作釦の
操作時左右動する横動板１２の凹部縁辺１３ａ、１３ｂ
に他端に突設した係合ピン１０ｂが共に係合する切換枠
１１を軸１４でシャーシ５上に取付けたことにより構成
され、キャプスタンギヤと従動ギヤとの噛合及びリール
ギヤと従動ギヤとの噛合を各々のギヤ同志の接線方向に
噛合するように構成する。
、キャプスタンｌａ、ｌｂと、該キャプスタンに取付け
られ図示してないフライホイールと共にキャプスタンを
回動させる回動力を受けるキャプスタンギヤー２ａ、２
ｂと、リール３ａｔ３ｂと該リールを取付けたリール軸
に取付けられリールを回動させる回動力を受けるリール
ギヤー４ａ、４ｂとを備え、前記したキャプスタンとリ
ールの相対向するキャプスタン１ａとリール３ｂ１キヤ
プスタン１ｂとリール３ａの回転軸心間を結ぶ直線の交
点に第２図および第３図に示すようにシャーシ５に直立
する支持軸６を取付け、この支持軸に２個の従動ギヤー
７ａ、７ｂを噛合させた状態で軸支したアーム８を回動
自在に支承し前記アーム８の２個の突起９ａｔ９ｂに一
端に突設した係合ピン１０ａが、図示してない操作釦の
操作時左右動する横動板１２の凹部縁辺１３ａ、１３ｂ
に他端に突設した係合ピン１０ｂが共に係合する切換枠
１１を軸１４でシャーシ５上に取付けたことにより構成
され、キャプスタンギヤと従動ギヤとの噛合及びリール
ギヤと従動ギヤとの噛合を各々のギヤ同志の接線方向に
噛合するように構成する。
このような構成のテープレコーダ駆動機構において、第
１図に示す中立位置にあった従動ギヤ７ａｔ７ｂが横動
板１２の右行により切換枠１１を介してアーム８が時計
方向に回動すると従動ギヤ７ａ、７ｂはリールギヤ４ｂ
、キャプスタンギヤ２ａに対して各々接線方向に噛合し
、噛合が完了した駆動伝達状態では各ギヤはほぼ一直線
上に並んで位置するものであり、又噛合開始の際は、従
動ギヤ７ａは従動ギヤ７ｂがリールギヤ４ｂに噛合する
より若干光にキャプスタンギヤ２ａに噛合するように設
定する。
１図に示す中立位置にあった従動ギヤ７ａｔ７ｂが横動
板１２の右行により切換枠１１を介してアーム８が時計
方向に回動すると従動ギヤ７ａ、７ｂはリールギヤ４ｂ
、キャプスタンギヤ２ａに対して各々接線方向に噛合し
、噛合が完了した駆動伝達状態では各ギヤはほぼ一直線
上に並んで位置するものであり、又噛合開始の際は、従
動ギヤ７ａは従動ギヤ７ｂがリールギヤ４ｂに噛合する
より若干光にキャプスタンギヤ２ａに噛合するように設
定する。
尚、横動板１２が左行しアーム８が反時計方向に回動し
た場合でも、従動ギヤ？ａ、７ｂ、リールギヤ４ａ、キ
ャプスタンギヤ２ｂは互いに接線方向に噛合し、駆動伝
達状態では各ギヤはほぼ一直線上に並んで位置し、又噛
合開始の際は、従動ギヤ７ｂは従動ギヤ７ａがリールギ
ヤ４ａに噛合するより若干光にキャプスタンギヤ２ｂに
噛合するようにするため、従動ギヤ７ａ、７ｂのアーム
８に対する軸支位置を第４図に示すように、従動ギヤ？
ａ、７ｂの軸支点を結ぶ線が最短距離でアーム８の支持
軸６の取付中心ａよりも寸法Ａ（ギヤの歯数および歯高
にもよるが０〜２ＴＩｇＩＬ程度）だけ隔てた位置に設
定する。
た場合でも、従動ギヤ？ａ、７ｂ、リールギヤ４ａ、キ
ャプスタンギヤ２ｂは互いに接線方向に噛合し、駆動伝
達状態では各ギヤはほぼ一直線上に並んで位置し、又噛
合開始の際は、従動ギヤ７ｂは従動ギヤ７ａがリールギ
ヤ４ａに噛合するより若干光にキャプスタンギヤ２ｂに
噛合するようにするため、従動ギヤ７ａ、７ｂのアーム
８に対する軸支位置を第４図に示すように、従動ギヤ？
ａ、７ｂの軸支点を結ぶ線が最短距離でアーム８の支持
軸６の取付中心ａよりも寸法Ａ（ギヤの歯数および歯高
にもよるが０〜２ＴＩｇＩＬ程度）だけ隔てた位置に設
定する。
このように構成することによって、接線方向に噛み合う
ため従動ギヤをキャプスタンギヤ、リールギヤ側へ飛び
込ませるだけで後は自ら噛み込んでゆくので余分な噛合
状態保持のための力を必要としない。
ため従動ギヤをキャプスタンギヤ、リールギヤ側へ飛び
込ませるだけで後は自ら噛み込んでゆくので余分な噛合
状態保持のための力を必要としない。
又従動ギヤの軸支点をアームの回動軸支点に対して駆動
側（キャプスタンギヤ側）に若干偏移させて設定するだ
けで従動ギヤを駆動側のギヤから噛合させてゆくことが
でき、全体としてギヤの噛合及びギヤによる駆動力の伝
達が円滑に且つ確実に行ない得るものである。
側（キャプスタンギヤ側）に若干偏移させて設定するだ
けで従動ギヤを駆動側のギヤから噛合させてゆくことが
でき、全体としてギヤの噛合及びギヤによる駆動力の伝
達が円滑に且つ確実に行ない得るものである。
以上述べたようにこの考案は相対するキャプスタンギヤ
とリールギヤの回転軸心間を結ぶ直線の交点に互いに噛
合した２個の従動ギヤを備えた揺動アームの揺動中心を
設定し、駆動伝達切換時に前記従動ギヤがキャプスタン
ギヤとリールギヤの各々に対して接線方向に噛合するよ
うに、且つ切換後の伝達時にキャプスタンギヤとリール
ギヤと２個の従動ギヤとがほぼ一直線上に並んで噛合す
るように構成したので、切換動作時のギヤ噛合がスムー
ズに行ない得、又、上記の構成で揺動アームの揺動中心
点に対して２個の従動ギヤの各軸心点をキャプスタンギ
ヤ側に若干偏移して位置するように構成したので、駆動
側から先にギヤが噛合してギヤによる駆動伝達が確実且
つ安定なものと威すことができる等の効果を有する。
とリールギヤの回転軸心間を結ぶ直線の交点に互いに噛
合した２個の従動ギヤを備えた揺動アームの揺動中心を
設定し、駆動伝達切換時に前記従動ギヤがキャプスタン
ギヤとリールギヤの各々に対して接線方向に噛合するよ
うに、且つ切換後の伝達時にキャプスタンギヤとリール
ギヤと２個の従動ギヤとがほぼ一直線上に並んで噛合す
るように構成したので、切換動作時のギヤ噛合がスムー
ズに行ない得、又、上記の構成で揺動アームの揺動中心
点に対して２個の従動ギヤの各軸心点をキャプスタンギ
ヤ側に若干偏移して位置するように構成したので、駆動
側から先にギヤが噛合してギヤによる駆動伝達が確実且
つ安定なものと威すことができる等の効果を有する。
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので、第１図
はテープレコーダ機構の平面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ’断線における断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ’断
線における断面図、第４図は従動ギヤの軸支構造を示す
図である。 符号の説明、１ａ、１ｂ・・曲キャプスタン、２ａ、２
ｂ・・・・・・キャプスタンギヤ、３ａ、３ｂ・・・・
・・リール、４ ａｔ ４ ｂ・・・・・・リールギ
ヤ、５・・・・・・シャーシ、６・・・・・・支持軸、
７ａ、７ｂ・・曲従動ギヤ、８・・・・・・アーム、９
ａ、 ９ｂ・・・・・・突起、１０・・・・・ゼン、１
１・・・・・・切換枠、１２・・・・・・横動板、１３
ａ。 １３ｂ・・・・・・凹部縁辺。
はテープレコーダ機構の平面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ’断線における断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ’断
線における断面図、第４図は従動ギヤの軸支構造を示す
図である。 符号の説明、１ａ、１ｂ・・曲キャプスタン、２ａ、２
ｂ・・・・・・キャプスタンギヤ、３ａ、３ｂ・・・・
・・リール、４ ａｔ ４ ｂ・・・・・・リールギ
ヤ、５・・・・・・シャーシ、６・・・・・・支持軸、
７ａ、７ｂ・・曲従動ギヤ、８・・・・・・アーム、９
ａ、 ９ｂ・・・・・・突起、１０・・・・・ゼン、１
１・・・・・・切換枠、１２・・・・・・横動板、１３
ａ。 １３ｂ・・・・・・凹部縁辺。
Claims (2)
- （１）相対するキャプスタンギヤとリールギヤの回転軸
心間を結ぶ直線の交点に互いに噛合した２個の従動ギヤ
を備えた揺動アームの揺動中心を設定腰駆動伝達切換時
に前記従動ギヤがキャプスタンギヤとリールギヤの各々
に対して接線方向に噛合し、且つ切換後の伝達時にキャ
プスタンギヤとリールギヤと２個の従動ギヤとがほぼ一
直線上に並んで噛合するように構成したことを特徴とす
るテープレコーダの駆動機構。 - （２）実用新案登録請求の範囲第１項記載のリバースプ
レイ機構において、揺動アームの揺動中心点に対して２
個の従動ギヤの両軸心慮をキャプスタンギヤ側に若干偏
移して位置するように構成したことを特徴とするテープ
レコーダの駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8035479U JPS6029067Y2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | テ−プレコ−ダの駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8035479U JPS6029067Y2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | テ−プレコ−ダの駆動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS562156U JPS562156U (ja) | 1981-01-09 |
| JPS6029067Y2 true JPS6029067Y2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=29313702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8035479U Expired JPS6029067Y2 (ja) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | テ−プレコ−ダの駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029067Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7169077B2 (ja) | 2018-03-26 | 2022-11-10 | 三菱重工業株式会社 | 遮熱コーティング、タービン部材、ガスタービン及び遮熱コーティングの製造方法 |
| JP7372866B2 (ja) | 2020-03-30 | 2023-11-01 | 三菱重工業株式会社 | セラミックスコーティング、タービン部材及びガスタービン |
-
1979
- 1979-06-12 JP JP8035479U patent/JPS6029067Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS562156U (ja) | 1981-01-09 |
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