JPH0718225A - 電線結束用テープ - Google Patents
電線結束用テープInfo
- Publication number
- JPH0718225A JPH0718225A JP18708193A JP18708193A JPH0718225A JP H0718225 A JPH0718225 A JP H0718225A JP 18708193 A JP18708193 A JP 18708193A JP 18708193 A JP18708193 A JP 18708193A JP H0718225 A JPH0718225 A JP H0718225A
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- Japan
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- flame retardant
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- inorganic flame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高度の耐熱性と難燃性を有すると共に燃焼し
ても有毒ガスの発生がなく安全性、可撓性、機械的特
性、さらに電気絶縁性を有する電線結束用テープを提供
する。 【構成】 基材表面に粘着物質層を設けた電線結束用テ
ープの該基材をポリオレフイン系樹脂１００重量部に対
し無機難燃剤８〜９５重量部を配合したポリオレフイン
系樹脂組成物とする。該無機難燃剤８〜９５重量部のう
ちの３〜２４重量部を赤リンとする。該電線結束用テー
プを電子線により架橋する。
ても有毒ガスの発生がなく安全性、可撓性、機械的特
性、さらに電気絶縁性を有する電線結束用テープを提供
する。 【構成】 基材表面に粘着物質層を設けた電線結束用テ
ープの該基材をポリオレフイン系樹脂１００重量部に対
し無機難燃剤８〜９５重量部を配合したポリオレフイン
系樹脂組成物とする。該無機難燃剤８〜９５重量部のう
ちの３〜２４重量部を赤リンとする。該電線結束用テー
プを電子線により架橋する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器や自動車など
の電線に電気絶縁材として使用される電線結束用テープ
に係り、特に、ポリオレフイン系樹脂組成物の基材表面
に粘着物質層を設けた電線結束用テープであって、高度
の耐熱性、難燃性を有すると共に燃焼しても有毒ガスの
発生がなく安全性、可撓性、機械的特性、さらに電気絶
縁性などに優れる電線結束用テープに関する。
の電線に電気絶縁材として使用される電線結束用テープ
に係り、特に、ポリオレフイン系樹脂組成物の基材表面
に粘着物質層を設けた電線結束用テープであって、高度
の耐熱性、難燃性を有すると共に燃焼しても有毒ガスの
発生がなく安全性、可撓性、機械的特性、さらに電気絶
縁性などに優れる電線結束用テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂としてポリ塩化ビニ
ル樹脂と可塑剤を主体とした基材に電子線照射を施した
電線結束用テープが実用化されている。しかしながら、
このような電線結束用テープにあっては、燃焼時に有毒
な塩素ガスを発生させるという課題があり、最近の地球
環境問題から、利用できないという課題がある。
ル樹脂と可塑剤を主体とした基材に電子線照射を施した
電線結束用テープが実用化されている。しかしながら、
このような電線結束用テープにあっては、燃焼時に有毒
な塩素ガスを発生させるという課題があり、最近の地球
環境問題から、利用できないという課題がある。
【０００３】一方、この課題を解決する手段として、熱
可塑性樹脂を基材として電子線照射によって耐熱性を高
めた電線結束用テープがあり、この電線結束用テープと
しては、その組成物として熱可塑性樹脂１００重量部に
対し無機難燃剤（金属水和物）１００〜２５０重量部、
有機ケイ素化合物１〜１０重量部を添加したものが知ら
れている（特開平４−３６３３７６号公報）。
可塑性樹脂を基材として電子線照射によって耐熱性を高
めた電線結束用テープがあり、この電線結束用テープと
しては、その組成物として熱可塑性樹脂１００重量部に
対し無機難燃剤（金属水和物）１００〜２５０重量部、
有機ケイ素化合物１〜１０重量部を添加したものが知ら
れている（特開平４−３６３３７６号公報）。
【０００４】しかしながら、このような電線結束用テー
プに一般に高価な水酸化マグネシウムなどの無機難燃剤
を多量に配合することは、製造されるテープの機械的強
度を低下させるだけでなく、製品の単価を高くするとい
う課題がある。一方、この難燃剤の量を少なくすれば、
本来、発揮を目的とした難燃効果が低下してしまうとい
う課題がある。
プに一般に高価な水酸化マグネシウムなどの無機難燃剤
を多量に配合することは、製造されるテープの機械的強
度を低下させるだけでなく、製品の単価を高くするとい
う課題がある。一方、この難燃剤の量を少なくすれば、
本来、発揮を目的とした難燃効果が低下してしまうとい
う課題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明者
らは、このような課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、無機難燃剤のうちの赤リンを主成分として配合する
ことにより、上記課題を解決できることを見いだし、本
発明を完成させた。
らは、このような課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、無機難燃剤のうちの赤リンを主成分として配合する
ことにより、上記課題を解決できることを見いだし、本
発明を完成させた。
【０００６】本発明の目的は、上記課題を解消すべく発
明されたものであって、高度の耐熱性と難燃性を有する
と共に燃焼しても有毒ガスの発生がなく安全性、可撓
性、機械的特性、さらに電気絶縁性を有する電線結束用
テープを提供するものである。
明されたものであって、高度の耐熱性と難燃性を有する
と共に燃焼しても有毒ガスの発生がなく安全性、可撓
性、機械的特性、さらに電気絶縁性を有する電線結束用
テープを提供するものである。
【０００７】
【課題を解決する手段】すなわち、本発明は、基材表面
に粘着物質層を設けた電線結束用テープであって、該基
材がポリオレフイン系樹脂１００重量部に対し無機難燃
剤８〜９５重量部を配合したポリオレフイン系樹脂組成
物であり、該無機難燃剤８〜９５重量部のうちの３〜２
４重量部が赤リンであり、さらに該電線結束用テープが
電子線により架橋されていることを特徴とする電線結束
用テープである。
に粘着物質層を設けた電線結束用テープであって、該基
材がポリオレフイン系樹脂１００重量部に対し無機難燃
剤８〜９５重量部を配合したポリオレフイン系樹脂組成
物であり、該無機難燃剤８〜９５重量部のうちの３〜２
４重量部が赤リンであり、さらに該電線結束用テープが
電子線により架橋されていることを特徴とする電線結束
用テープである。
【０００８】ここで、本発明においてポリオレフイン系
樹脂１００重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を配
合したのは、後で説明する赤リンを主成分としているた
め、余りに多く配合すると電線結束用テープ自身の機械
的特性が劣化してしまい余りに少なく配合すると難燃効
果を発揮させることができないためである。
樹脂１００重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を配
合したのは、後で説明する赤リンを主成分としているた
め、余りに多く配合すると電線結束用テープ自身の機械
的特性が劣化してしまい余りに少なく配合すると難燃効
果を発揮させることができないためである。
【０００９】上記赤リンは、無機難燃剤の中でも少量で
難燃効果を生じさせる点から採用され、酸素指数（ＪＩ
Ｓ Ｋ７２１０）で２２以上であればその効果を発揮す
るため、無機難燃剤８重量部のうちの少なくとも３重量
部程度配合する必要があり、一方、余りに多いと電線結
束用テープ自身の機械的特性が劣化してしまうため、多
くとも２４重量部以内で配合することが必要である。
難燃効果を生じさせる点から採用され、酸素指数（ＪＩ
Ｓ Ｋ７２１０）で２２以上であればその効果を発揮す
るため、無機難燃剤８重量部のうちの少なくとも３重量
部程度配合する必要があり、一方、余りに多いと電線結
束用テープ自身の機械的特性が劣化してしまうため、多
くとも２４重量部以内で配合することが必要である。
【００１０】上記赤リン以外の無機難燃剤としては、赤
リンと共に難燃効果を発揮し得るものであれば適宜選択
できるものであり、例えば、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、
硼砂などの無機金属化合物の水和物、酸化スズの水和
物、酸化マグネシウム、酸化モリブデン、酸化ジルコニ
ウム、酸化スズ、酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、炭酸亜鉛、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム−カルシウム、炭酸バリウム、
塩基性炭酸マグネシウム、ドロマイト、ハイドロタルサ
イトなどがあり、これらを２種以上併用することもでき
る。
リンと共に難燃効果を発揮し得るものであれば適宜選択
できるものであり、例えば、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、
硼砂などの無機金属化合物の水和物、酸化スズの水和
物、酸化マグネシウム、酸化モリブデン、酸化ジルコニ
ウム、酸化スズ、酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、炭酸亜鉛、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム−カルシウム、炭酸バリウム、
塩基性炭酸マグネシウム、ドロマイト、ハイドロタルサ
イトなどがあり、これらを２種以上併用することもでき
る。
【００１１】ポリオレフイン系樹脂としては、高密度ポ
リエチレン、中密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレ
ン、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
レン、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−
プロピレン−ジエン共重合体ゴム、エチレン−ブテン−
１共重合体ゴムなどのオレフイン系ゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などのエチレン−ビニルエステル共重
合体、エチレン−エチル−アクリレート共重合体、エチ
レン−（メタ）アクリル酸アルキルエステル共重合体な
どのエチレン−α，β−カルボン酸またはその誘導体と
の共重合体などのエチレン系（共）重合体、ポリプロピ
レン、プロピレン−エチレン共重合体などのポリプロピ
レン系共重合体、ポリブテン系重合体などがある。
リエチレン、中密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレ
ン、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチ
レン、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−
プロピレン−ジエン共重合体ゴム、エチレン−ブテン−
１共重合体ゴムなどのオレフイン系ゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などのエチレン−ビニルエステル共重
合体、エチレン−エチル−アクリレート共重合体、エチ
レン−（メタ）アクリル酸アルキルエステル共重合体な
どのエチレン−α，β−カルボン酸またはその誘導体と
の共重合体などのエチレン系（共）重合体、ポリプロピ
レン、プロピレン−エチレン共重合体などのポリプロピ
レン系共重合体、ポリブテン系重合体などがある。
【００１２】本発明における電子線による架橋には、電
子線照射によって熱収縮されないよう予め収縮させる効
果を発揮させる程度であればいかなる照射線量でもよい
が、例えば、２．５〜５０Ｍｒａｄの照射線量の範囲内
で設定すれば良く、架橋促進剤を添加した場合、電子線
照射の際の雰囲気温度、さらには基材となる樹脂との関
係などの場合から、５〜３０Ｍｒａｄの範囲内が好まし
い。
子線照射によって熱収縮されないよう予め収縮させる効
果を発揮させる程度であればいかなる照射線量でもよい
が、例えば、２．５〜５０Ｍｒａｄの照射線量の範囲内
で設定すれば良く、架橋促進剤を添加した場合、電子線
照射の際の雰囲気温度、さらには基材となる樹脂との関
係などの場合から、５〜３０Ｍｒａｄの範囲内が好まし
い。
【００１３】また、本発明の電線結束用テープには、発
揮させる難燃性や電気絶縁性などの機能を低下させない
範囲で無機充填剤を併用することもでき、例えば、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、珪酸
カルシウム、酸化鉄、金属粉、アルミナ、三酸化アンチ
モン、グラフアイト、炭化珪素、窒化珪素、窒化ホウ
素、窒化アルミニウム、シリカ、カーボンブラツク、ク
レー、珪藻土、タルク、珪砂、ガラス粉などの粉粒状充
填剤、雲母、ガラス板、セリサイト、パイロフイライ
ト、アルミフレークなどの金属箔、黒鉛などの平板状も
しくは鱗片状充填剤、シラスバルーン、軽石などの中空
状充填剤、ガラス繊維、グラフアイト繊維、炭素繊維、
アスベスト、ウオラストナイトなどの鉱物繊維などがあ
る。
揮させる難燃性や電気絶縁性などの機能を低下させない
範囲で無機充填剤を併用することもでき、例えば、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、珪酸
カルシウム、酸化鉄、金属粉、アルミナ、三酸化アンチ
モン、グラフアイト、炭化珪素、窒化珪素、窒化ホウ
素、窒化アルミニウム、シリカ、カーボンブラツク、ク
レー、珪藻土、タルク、珪砂、ガラス粉などの粉粒状充
填剤、雲母、ガラス板、セリサイト、パイロフイライ
ト、アルミフレークなどの金属箔、黒鉛などの平板状も
しくは鱗片状充填剤、シラスバルーン、軽石などの中空
状充填剤、ガラス繊維、グラフアイト繊維、炭素繊維、
アスベスト、ウオラストナイトなどの鉱物繊維などがあ
る。
【００１４】なお、上記電線結束用テープに、発揮させ
る耐熱性、難燃性や電気絶縁性などの機能を低下させな
い範囲で架橋促進剤、可塑剤、滑剤、界面活性剤、加工
助剤、顔料等が併用されるのは勿論のことである。ま
た、本発明のテープ基材の製造にあっては各添加剤を単
軸または二軸混合機、バンバリーミキサー、ニーダー、
オーブンロールミキサーなどで混合し、溶融押出法やカ
レンダーロール成形法によってフイルム状に成形するも
のである。
る耐熱性、難燃性や電気絶縁性などの機能を低下させな
い範囲で架橋促進剤、可塑剤、滑剤、界面活性剤、加工
助剤、顔料等が併用されるのは勿論のことである。ま
た、本発明のテープ基材の製造にあっては各添加剤を単
軸または二軸混合機、バンバリーミキサー、ニーダー、
オーブンロールミキサーなどで混合し、溶融押出法やカ
レンダーロール成形法によってフイルム状に成形するも
のである。
【００１５】
【作用】本発明によれば、ポリオレフイン系樹脂１００
重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を配合したポリ
オレフイン系樹脂組成物の基材表面に粘着物質層を設け
た電線結束用テープであって、該無機難燃剤の中に赤リ
ンが３〜２４重量部配合され、該電線結束用テープが電
子線により架橋されているため、少量の無機難燃剤で従
来の製品と同様な耐熱性、難燃性、電気絶縁性、機械的
強度を持たせることができる。
重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を配合したポリ
オレフイン系樹脂組成物の基材表面に粘着物質層を設け
た電線結束用テープであって、該無機難燃剤の中に赤リ
ンが３〜２４重量部配合され、該電線結束用テープが電
子線により架橋されているため、少量の無機難燃剤で従
来の製品と同様な耐熱性、難燃性、電気絶縁性、機械的
強度を持たせることができる。
【００１６】
【実施例】本発明を、表１に示す各実施例に基づいて、
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１７】
【表１】
【００１８】表１において測定された各実施例の基材
は、厚みが０．１１ｍｍのフイルムであり、ポリオレフ
イン系樹脂としてのＥＥＡ（エチレン−エチル−アクリ
レート共重合体）１００重量部と、赤リン１０重量部
と、水酸化マグネシウム８０重量部とを主成分とした基
材を有する電線結束用テープである。なお、この電線結
束用テープは、ＥＥＡ、無機難燃剤などをバンバリーミ
キサーで混練し、均一に分散させ、さらにダイにより押
出成形して製造した後、粘着物質を塗布したものであ
る。
は、厚みが０．１１ｍｍのフイルムであり、ポリオレフ
イン系樹脂としてのＥＥＡ（エチレン−エチル−アクリ
レート共重合体）１００重量部と、赤リン１０重量部
と、水酸化マグネシウム８０重量部とを主成分とした基
材を有する電線結束用テープである。なお、この電線結
束用テープは、ＥＥＡ、無機難燃剤などをバンバリーミ
キサーで混練し、均一に分散させ、さらにダイにより押
出成形して製造した後、粘着物質を塗布したものであ
る。
【００１９】表１における収縮率は、雰囲気温度と電子
線照射線量のそれぞれを変化させた場合におけるＭＤ方
向（テープの長手方向）の収縮率である。また、この収
縮率の測定にあっては、電子線照射装置として日新ハイ
ボルテージ社ＥＰＳ−７５０ｋｖを採用した。この表１
が示すように、１２０℃以下では５．０Ｍｒａｄから電
子線照射による収縮率の減少化という効果を示し、さら
に、１４０℃以上になると２．５Ｍｒａｄから前記効果
を示した。したがって、本実施例における電線結束用テ
ープは、電子線照射後は照射前に比べて、高度の耐熱性
を有することとなった。また、２００℃の雰囲気温度で
架橋した実施例などにあっては、自動車の電線を結束す
るハーネステープとして利用できるという効果を有す
る。
線照射線量のそれぞれを変化させた場合におけるＭＤ方
向（テープの長手方向）の収縮率である。また、この収
縮率の測定にあっては、電子線照射装置として日新ハイ
ボルテージ社ＥＰＳ−７５０ｋｖを採用した。この表１
が示すように、１２０℃以下では５．０Ｍｒａｄから電
子線照射による収縮率の減少化という効果を示し、さら
に、１４０℃以上になると２．５Ｍｒａｄから前記効果
を示した。したがって、本実施例における電線結束用テ
ープは、電子線照射後は照射前に比べて、高度の耐熱性
を有することとなった。また、２００℃の雰囲気温度で
架橋した実施例などにあっては、自動車の電線を結束す
るハーネステープとして利用できるという効果を有す
る。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、基材表面に粘着物質層を設け
た電線結束用テープであって、該基材がポリオレフイン
系樹脂１００重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を
配合したポリオレフイン系樹脂組成物であり、該無機難
燃剤８〜９５重量部のうちの３〜２４重量部が赤リンで
あり、さらに該電線結束用テープが電子線により架橋さ
れ、これにより、電線結束用テープに高度の耐熱性と難
燃性を有すると共に燃焼しても有毒ガスの発生がなく安
全性、可撓性、機械的特性さらに電気絶縁性を持たせる
ことができるという効果を有する。
た電線結束用テープであって、該基材がポリオレフイン
系樹脂１００重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を
配合したポリオレフイン系樹脂組成物であり、該無機難
燃剤８〜９５重量部のうちの３〜２４重量部が赤リンで
あり、さらに該電線結束用テープが電子線により架橋さ
れ、これにより、電線結束用テープに高度の耐熱性と難
燃性を有すると共に燃焼しても有毒ガスの発生がなく安
全性、可撓性、機械的特性さらに電気絶縁性を持たせる
ことができるという効果を有する。
Claims (1)
- 【請求項１】基材表面に粘着物質層を設けた電線結束用
テープであって、該基材がポリオレフイン系樹脂１００
重量部に対し無機難燃剤８〜９５重量部を配合したポリ
オレフイン系樹脂組成物であり、該無機難燃剤８〜９５
重量部のうちの３〜２４重量部が赤リンであり、さらに
該電線結束用テープが電子線により架橋されていること
を特徴とする電線結束用テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18708193A JPH0718225A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電線結束用テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18708193A JPH0718225A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電線結束用テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718225A true JPH0718225A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16199801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18708193A Pending JPH0718225A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電線結束用テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718225A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000129219A (ja) * | 1998-10-24 | 2000-05-09 | Beiersdorf Ag | 結合剤による統合を受けさせたウエブを基とする接着テ―プ |
| JP2000129220A (ja) * | 1998-10-24 | 2000-05-09 | Beiersdorf Ag | 融合性繊維で熱結合させたウエブを基とする接着テ―プ |
| CN115052950A (zh) * | 2020-02-10 | 2022-09-13 | 株式会社自动网络技术研究所 | 导热性材料及线束 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18708193A patent/JPH0718225A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000129219A (ja) * | 1998-10-24 | 2000-05-09 | Beiersdorf Ag | 結合剤による統合を受けさせたウエブを基とする接着テ―プ |
| JP2000129220A (ja) * | 1998-10-24 | 2000-05-09 | Beiersdorf Ag | 融合性繊維で熱結合させたウエブを基とする接着テ―プ |
| CN115052950A (zh) * | 2020-02-10 | 2022-09-13 | 株式会社自动网络技术研究所 | 导热性材料及线束 |
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