JPH071820Y2 - カートリッジ - Google Patents

カートリッジ

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Publication number
JPH071820Y2
JPH071820Y2 JP4054389U JP4054389U JPH071820Y2 JP H071820 Y2 JPH071820 Y2 JP H071820Y2 JP 4054389 U JP4054389 U JP 4054389U JP 4054389 U JP4054389 U JP 4054389U JP H071820 Y2 JPH071820 Y2 JP H071820Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
circuit board
printed circuit
case
side wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4054389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02131389U (ja
Inventor
清隆 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子部品を搭載したプリント基板等のカートリ
ッジに係り、特にカートリッジケースの静電対策構造に
関る。
(従来の技術) 従来、この分野のカートリッジは事務処理用のプログラ
ムを記憶したメモリ等を搭載して事務機器に使用されて
きている。この一例について図面を参照しながら説明す
る。
第4図は従来技術によるカートリッジの外観斜視図であ
り、第5図は第4図のA-A断面矢視図である。カートリ
ッジ1は第4図、第5図に示すようにROM(リードオン
リーメモリ)等の電子部品2を搭載したプリント基板3
と、絶縁性を有するプラスチック材で成形されたアッパ
ーケース4及びロワーケース5からなるカートリッジケ
ース6とで構成される。アッパーケース4及びロワーケ
ース5は共に断面凹状をしており、側壁4a,5aを向き合
せアッパーケース4に設けた図示せぬ爪をロワーケース
5に設けた図示せぬ突起部に引掛けて箱体にする。カー
トリッジケース6の内部にはロワーケース5に一体に設
けたポスト5bがあり、ポスト5bの上に搭載されたプリン
ト基板3がねじ8でポスト5bに固着してある。又、カー
トリッジケース6の一端部6a設けたコネクタ挿入口9に
はプリント基板3の板面に設けられたパターン7を介し
て電子部品2に接続したコネクタ部3aが備えてある。第
6図はカートリッジを挿入したプリンタの外観斜視図で
あり、第7図は第6図のB-B断面矢視図である。プリン
タ10の内部にはフレーム11にねじ12で固着したコネクタ
ブラケット13があり、コネクタブラケット13にはコネク
タ14が固着してある。カートリッジ1はプリンタ10の筐
体15に設けられたカートリッジ挿入口16より挿入される
と、カートリッジケース6はコネクタ14まで内部に設け
た図示せぬカートリッジガイドに沿って案内される。そ
して、カートリッジ1は筐体15の壁面15aより他端部6b
を出して一端部6aのコネクタ挿入口9に挿入されたコネ
クタ14にプリント基板3のコネクタ部3aを接続する。
オペレータがプリンタ10に対し、カートリッジ1を挿抜
する際高電圧に帯電したオペレータがカートリッジ1の
他端部6bに触れる。これにより電流がプリント基板3に
向って流れ、プリント基板3に搭載している電子部品2
を破壊する。この放電はオペレータがカートリッジ1を
プリンタ10に挿抜する際接触する側壁4a,5aの突き合せ
部6cからプリント基板3に向って生じるのでこの静電対
策として、カートリッジケース6の側壁4a,5aの内面と
プリント基板3の縁部3bとの間に大きな空隙を設けてい
た。即ち、オペレータの帯電量は環境,衣服等の条件で
異なるが、概ね15〜20kV程度である。そこでカートリッ
ジケース6の側壁4a,5aの内面とプリント基板3のパタ
ーン7との間の放電電圧を安全性を見込んで25kV以上と
して所定空隙寸法25mmとし、内面からプリント基板3の
端部3bまでの寸法Cを少なくとも25mmとっていた。
(考案が解決しようとする課題) 従来技術によれば、オペレータが接触するカートリッジ
ケースの側壁内面とプリント基板の縁部とまでの空隙寸
法を長くとることによって静電放電による電子部品の破
壊を防いでいた。
しかしながら、空隙寸法を長くとると、プリント基板に
比べてカートリッジケースを大きくしなければならず、
それによってカートリッジを挿入する本体側も不必要に
大きくしなければならないという問題点があった。
本考案はカートリッジケースの側壁とプリント基板の縁
部との間の寸法を所定空隙寸法より短かくしても放電を
起さないカートリッジを得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のカートリッジにお
いては、カートリッジの側壁とプリント基板の縁部との
間に側壁の突き合せ部とプリント基板のパターンとを結
ぶ直線と交叉する絶縁性の障壁を側壁に沿って設けたも
のである。
(作用) 上記のように構成されたカートリッジおいては、帯電し
たオペレータがカートリッジに接触し、側壁の突き合せ
部からプリント基板のパターンに向って放電が起きて
も、側壁とパターンとの間に設けた障壁が迂回させるよ
うに働く。
従って、放電迂回経路を所定空隙寸法になるように障壁
を設けることにより、カートリッジケースの側壁と、プ
リント基板の縁部との間の寸法を所定空隙寸法より短か
くすることができるのである。
(実施例) 本考案の一実施例について図面を参照しながら説明す
る。なお、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
第1図は本実施例に係る部分を示す分解斜視図であり、
第2図は組立後の第1図のC-C断面矢視図である。従来
技術と異なるところはオペレータが接触するカートリッ
ジケース6の他端部6bにおいて、アッパーケース4及び
ロワーケース5にそれぞれの側壁4a,5aに沿ってコの字
状の障壁17,18を一体に設け、障壁17,18が咬合状になる
ようにした点である。障壁17,18の高さはそれぞれ側壁4
a,5aの突き合せ部6cとプリント基板3のパターン7とを
結ぶ直線と交叉するように設ける。オペレータがカート
リッジ1をプリンタに挿抜する際接触する側壁4a,5aの
突き合せ部6cからプリント基板3に向って生じる。よっ
て、障壁17,18により突き合せ部6cからプリント基板3
の縁部3bまでの放電迂回経路の寸法が25mmになれば従来
技術同様に放電電圧25kVまで耐えることができる。例え
ばプリント基板3の部品面3dからアッパーケース4の上
壁4bの内面までの寸法h1を14mm、プリント基板3の半田
面3eからロワーケース5の下壁5cまでの寸法h2を4mm、
プリント基板3の厚さ寸法t2を2mm、障壁17,18の厚さ寸
法t3を1mmとする。又、側壁4a,5aの突き合せ部6cの位置
をカートリッジ1の高さの1/2とし、障壁18の頂部18aと
アッパーケース4の上壁4bの内面との間隙、プリント基
板3の縁部3bと障壁18との間隙、障壁17の頂部17aとプ
リント基板3の部品面3dとの間隙はそれぞれ0.2mmとし
てそのときの障壁18と側壁4a,5aの内面との間隙寸法X
を求める。
上記諸寸法から側壁4a,5aの突き合せ部6cと障壁18の頂
部18aまでの高さ寸法h3となり、障壁18の頂部18aとプリント基板3の部品面3d
までの高さ寸法h4は h1−0.2=14−0.2=13.8mm となる。ここで突き合せ部6cからプリント基板3の縁部
3bまでの放電迂回経路を直線で求め、その値が従来技術
と同じ25mmとすれば次の関係式となる。
この式を解くと X≒3.5mm となる。
又、第3図は第7図に相当する断面図であり、障壁17,1
8の端部17b,18bは、カートリッジ1をプリンタ10にセッ
トしたとき筐体15の外壁面15aから寸法Yの位置に設け
る。寸法Yは第7図に示すようにプリント基板3のコネ
クタ部3aがプリンタ1のコネクタ14に挿入される寸法に
前記所定空隙寸法25mmを加えた寸法である。即ち、コネ
クタ部3aがコネクタ14から抜ければプリント基板3は接
地から離れるから放電は起きない。そのときオペレータ
がカートリッジ1に接触し得る位置からプリント基板3
の縁部3bまでの寸法が所定空隙寸法25mmであればよい。
例えばコネクタ部3aがコネクタ14に挿入される寸法を5m
mとすれば Y=25+5=30mm となる。
本実施例では障壁をアッパーケースとロワーケースとに
設けたが、ロワーケースだけに設けてもよい。この場合
アッパーケースとロワーケーの突き合せ部から障壁頂部
に達したのちの放電経路が直接プリント基板のパターン
に向っていくので本実施例に比べ短かくなる。本実施例
の場合、障障頂部に達した以後の放電経路は障壁間に沿
ってほぼ垂直に降下し、プリント基板の縁部に達したの
ちパターンに向う。よって2辺の和は1辺より長いとい
う定理から判るように障壁頂部に達したのちの放電経路
は本実施例の方が長く、それによってカートリッジの側
壁と障壁との間の寸法Xは短かくてすむ。
又、上述した理由からも判るように本実施例より更に咬
合状に障壁を増せば、寸法Xは本実施例より短かくな
る。更に、本実施例では、突き合わせ部を中央にした
が、どちらか一方に寄っても、そのルート長さえ確保す
れば、同等の効果が得られる。
なお、本実施例では、カートリッジケースの突き合わせ
部について説明したが、そのほか、ケースにあいた穴や
スリットの様なものや、プリント基板以外のものについ
ても同様に実施できる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
アッパーケースとロワーケースとの突き合せ部とプリン
ト基板の縁部との間に絶縁性を有する障壁を設けること
により放電経路を迂回させることができ、絶縁耐力に基
づく所要空隙寸法をこの迂回経路寸法に等しくすること
によってカートリッジケースの側壁とプリント基板の縁
部との間の寸法を短かくすることができる。よってカー
トリッジを小型化することができ、カートリッジを挿入
する本体装置も小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例を示す分解斜視図、第2図は組込後の
第1図のC-C断面矢視図、第3図は第7図に相当する断
面図、第4図は従来技術によるカートリッジの外観斜視
図、第5図は第4図のA-A断面矢視図、第6図はカート
リッジを挿入したプリンタの外観斜視図、第7図は第6
図のB-B断面矢視図である。 1……カートリッジ、3……プリント基板、4……アッ
パーケース、5……ロワーケース、6……カートリッジ
ケース、10……プリンタ、17,18……障壁。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面凹状で絶縁性のアッパーケース及びロ
    ワーケースの側壁を突き合せて箱体にしたカートリッジ
    ケースにプリント基板を収納するカートリッジにおい
    て、カートリッジケースの側壁とプリント基板の縁部と
    の間に側壁の突き合せ部とプリント基板のパターンとを
    結ぶ直線と交叉する絶縁性の障壁を側壁に沿って設けた
    ことを特徴とするカートリッジ。
  2. 【請求項2】アッパーケース及びロワーケースにそれぞ
    れの側壁に沿って障壁を設け、その障壁が咬合状に備え
    られた請求項1記載のカートリッジ。
JP4054389U 1989-04-07 1989-04-07 カートリッジ Expired - Lifetime JPH071820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4054389U JPH071820Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 カートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4054389U JPH071820Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 カートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02131389U JPH02131389U (ja) 1990-10-31
JPH071820Y2 true JPH071820Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31550422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4054389U Expired - Lifetime JPH071820Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 カートリッジ

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