JPH0570126U - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JPH0570126U
JPH0570126U JP832092U JP832092U JPH0570126U JP H0570126 U JPH0570126 U JP H0570126U JP 832092 U JP832092 U JP 832092U JP 832092 U JP832092 U JP 832092U JP H0570126 U JPH0570126 U JP H0570126U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
electronic unit
fitted
hood
junction box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP832092U
Other languages
English (en)
Inventor
早人 中山
正樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP832092U priority Critical patent/JPH0570126U/ja
Publication of JPH0570126U publication Critical patent/JPH0570126U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接続箱の嵌合部への電子ユニットの半嵌
合状態を容易に検知することが出来る電気接続箱を提供
する。 【構成】 本考案の電気接続箱31は、電子ユニット3
3に嵌合確認突起43、45を設けると共に、嵌合部3
5への電子ユニット33の半嵌合状態でコネクタ部61
の嵌合フード部63内に嵌合確認突起43、45が突出
し、嵌合部35への電子ユニット33の完全嵌合状態で
嵌合フード部63内から嵌合確認突起43、45が退避
するスリット71、73を嵌合フード部63に形成した
ことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両に搭載される電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5は、実開平1−101112号公報に記載された電気接続箱1を 示す。同図において、電気接続箱1は、電子ユニット3と、この電子ユニット3 が嵌合される嵌合部5を有する接続箱本体7とで構成されている。電子ユニット 3は、箱体状の下カバー9と、下カバー9の上部開口を閉止する上カバー11と 、これらの下カバー9と上カバー11との間に挟持された図示しない基板とから なり、この基板には雄型コネクタ13(図5参照)が下方に向けて形成されてい る。
【0003】 接続箱本体7の嵌合部5には、上記雄型コネクタ13が嵌合される雌型コネク タ15の嵌合フード部17が突出形成されている。また、嵌合部5の両側には、 係合部19、19が形成されている。この係合部19には、外側に向けて係止突 起21がそれぞれ突設されている。この係止突起21は、電子ユニット3の上カ バー11の両側に形成された係止枠25が構成する係止孔23の係止用となって いる。
【0004】 なお、図4において符号27はヒューズ収納部であり、符号29はヒューズカ バーである。
【0005】 上記電子ユニット3を嵌合部5に嵌合する場合には、嵌合部5上に電子ユニッ ト3を位置合わせした後に、電子ユニット3を上部から押圧して、図5に示すよ うに、嵌合部5内に電子ユニット3を嵌合する。このとき、基板に固定された雄 型コネクタ13を嵌合部5に形成された雌型コネクタ15の嵌合フード部17内 に嵌合することにより、電子ユニット3内の基板をブスバー配線板と電気的に接 続する。これと同時に、係止枠25の係止孔23内に、係止突起21を係止する ことにより、電子ユニット3を嵌合部5に固定・保持する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記電気接続箱を組み付ける際に、嵌合部5の底壁5aから電子ユ ニット3が浮いた状態や、嵌合部5の底壁5aに対して電子ユニット3が傾斜し た状態で嵌合部5に電子ユニットが載置される、いわゆる半嵌合状態で組み付け られる場合がある。
【0007】 しかしながら、嵌合部5への電子ユニット3の半嵌合状態を組付作業中に発見 することは非常に難しい。嵌合部5へ電子ユニット3が半嵌合状態のままで使用 されると、電子ユニット3が振動で脱落したり、導通不良等の不具合が発生する おそれがある。
【0008】 本考案は、上記事情を考慮し、電気接続箱の嵌合部への電子ユニットの半嵌合 状態を容易に検知することが出来る電気接続箱を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、電子ユニットに嵌合確認突起を設けると 共に、嵌合部への電子ユニットの半嵌合状態でコネクタ部の嵌合フード部内に嵌 合確認突起が突出し、嵌合部への電子ユニットの完全嵌合状態で嵌合フード部内 から嵌合確認突起が退避するスリットを嵌合フード部に形成したことを特徴とし ている。
【0010】
【作用】
本考案の電気接続箱において、接続箱本体の嵌合部に電子ユニットを組み付け る場合、先ずコネクタの嵌合フード部に形成したスリットから嵌合フード部内に 嵌合確認突起が突出した状態で電子ユニットを嵌合部に半嵌合させる。この状態 から、嵌合確認突起が嵌合フード部から完全に退避するように電子ユニットを移 動させて嵌合部へ嵌合させる。そして、嵌合フード部に相手方コネクタを嵌合さ せる。
【0011】 この場合、相手方コネクタが嵌合フード部内に嵌合出来たことにより、嵌合部 への電子ユニットの完全嵌合状態を容易に検知することが出来る。
【0012】 また、電子ユニットが嵌合部に半嵌合状態の場合には、嵌合確認突起がコネク タの嵌合フード部内に突出したままなので、嵌合フード部への相手方コネクタの 嵌合の邪魔となり、これにより嵌合部への電子ユニットの半嵌合状態を容易に検 知することが出来る。
【0013】
【実施例】
以下、本考案に係る電気接続箱の実施例について、図面を参照しながら説明す る。図1乃至図3は電気接続箱31を示す。この電気接続箱31は、電子ユニッ ト33と、この電子ユニット33が嵌合される嵌合部35を有する接続箱本体3 7とで構成されている。電子ユニット33は、前方側が開口された箱体形状で、 内部に基板39が支持部材41(図2及び図3参照)により支持され収納されて いる。また、開口側の基板39の端部には、雄型端子部47が形成されている。 また、本実施例の電子ユニット33の後端部には、一対の板状嵌合確認突起43 、45が略平行に突設されている。
【0014】 一方、接続箱本体37には、嵌合部35の側部に接続部49が形成されている 。この接続部49は、接続箱本体37と一体に形成された略コ字型のフード部5 1と、このフード部51の内側に配置された中継端子53とからなっている。中 継端子53は、直交する雌型の端子部55a、55bからなり、雌型端子部55 aは、ブスバー57の先端部に形成された雄型端子部59に嵌合されている。ま た、雌型端子部55bは、嵌合部35の底壁35aに沿って形成されている。
【0015】 また、嵌合部35に隣接してコネクタ部61の嵌合フード部63が接続箱本体 37に一体に形成されている。この嵌合フード部63内には、ブスバー57の先 端部に形成された雄型端子部65が突設されている。この嵌合フード部63内に は、相手方コネクタである雄型コネクタ67が嵌合され、雄型コネクタ67の端 子収容室69に収容された図示しない雌型端子金具に雄型端子部65が嵌合され て電気的に接続されるようになっている。さらに、嵌合フード部63の接続部4 9側には、嵌合確認突起43、45の挿入用の一対のスリット71、73が形成 されている。また、雄型コネクタ67の後端部には突出部75が形成され、図2 (b)に示すように嵌合フード部63内に嵌合された状態で、接続部49側に突 出するようになっている。
【0016】 上述した電子ユニット33を、接続箱本体37の嵌合部35に嵌合する場合に は、電子ユニット33を嵌合部35の上方に位置させた後に、図2(a)、(図 3(a)に示すように、嵌合確認突起43をスリット71に、嵌合確認突起45 をスリット73に挿入し、嵌合部35の底壁35a上に載置する。この状態から 、電子ユニット33を接続部49側(矢印a方向)にスライド移動させて、基板 39の雄型端子部47を中継端子53の雌型端子部55b内に、中継端子53の 前面側が支持部材41に当接するまで挿入する。この状態では、図2(b)、図 3(b)に示すように、嵌合確認突起43、45は嵌合フード部63のスリット 71、73からそれぞれ退避して、嵌合確認突起43、45の後端面と、嵌合フ ード部63の内壁面とが面一となる。そして、嵌合フード部63内に雄型コネク タ67を嵌合させる。この場合、嵌合確認突起43、45が嵌合フード部63内 から完全に退避しているので、雄型コネクタ67の嵌合の邪魔になることがない 。
【0017】 従って、嵌合フード部63内に雄型コネクタ67を嵌合することが出来ること により、電子ユニット33が嵌合部35の完全に嵌合していることが分かる。ま た、嵌合フード部63内に雄型コネクタ67を嵌合することが出来ない、すなわ ち、スリットを通して電子ユニット33の嵌合確認突起43、45が嵌合フード 部63内に突出して電子ユニット33が嵌合部35に対して半嵌合状態の場合に は、これらの嵌合確認突起43、45が嵌合フード部63内への雄型コネクタ6 7の嵌合の邪魔になる。
【0018】 よって、嵌合部35への電子ユニットの嵌合状態を検知することが出来、嵌合 部35への電子ユニット33の半嵌合状態を容易に検知することが出来る。
【0019】 なお、本実施例において、嵌合フード部63に嵌合される雄型コネクタ67に は、突出部75が形成されているので、図2(b)に示すように、嵌合部35に 完全に嵌合した状態の電子ユニット33の上方向への浮きを押さえることが出来 る。
【0020】 また、本実施例では、嵌合確認突起43、45を2個設けた例を示したが、1 個でも良く、3個以上でも良い。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る電気接続箱によれば、電子ユニットに嵌合確 認突起を設けると共に、コネクタ部の嵌合フード部内に突出する嵌合確認突起が 挿入されるスリットを設けて、嵌合部に電子ユニットが半嵌合状態の場合には、 嵌合確認突起が嵌合フード部内に突出して、相手方コネクタの嵌合フード部への 嵌合を阻止するので、嵌合部への電子ユニットの半嵌合状態を容易に検知するこ とが出来る。よって、嵌合部への電子ユニットの半嵌合状態を確実に検知するこ とが出来るので、振動で電子ユニットが脱落したり、導通不良等の不具合の発生 を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱の実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】電気接続箱の内部を示し、(a)は嵌合部への
電子ユニットの半嵌合状態を示し、(b)は幹部への電
子ユニットの完全嵌合状態を示す断面図である。
【図3】電気接続箱の平面を示し、(a)は嵌合部への
電子ユニットの半嵌合状態を示し、(b)は幹部への電
子ユニットの完全嵌合状態を示す平面図である。
【図4】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図5】図4のV-V 線に沿って切断した電子ユニット嵌
合部の断面図である。
【符号の説明】
31 電気接続箱 33 電子ユニット 35 嵌合部 37 接続箱本体 43、45 嵌合確認突起 61 コネクタ部 63 嵌合フード部 71、73 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手方コネクタが嵌合されるコネクタ部
    の嵌合フード部が形成された接続箱本体と、この接続箱
    本体の前記コネクタ部に隣接して設けられた嵌合部に嵌
    合される電子ユニットとを有する電気接続箱において、
    前記電子ユニットに嵌合確認突起を設けると共に、前記
    嵌合部への電子ユニットの半嵌合状態で前記コネクタ部
    の嵌合フード部内に前記嵌合確認突起が突出し、前記嵌
    合部への前記電子ユニットの完全嵌合状態で前記嵌合フ
    ード部内から前記嵌合確認突起が退避するスリットを前
    記嵌合フード部に形成したことを特徴とする電気接続
    箱。
JP832092U 1992-02-25 1992-02-25 電気接続箱 Pending JPH0570126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP832092U JPH0570126U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP832092U JPH0570126U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 電気接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570126U true JPH0570126U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11689876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP832092U Pending JPH0570126U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0570126U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001185869A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2006269249A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Mitsubishi Cable Ind Ltd 電気コネクタ
JP2012182965A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Yazaki Corp 電気接続箱のアッパカバー嵌合検知構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001185869A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2006269249A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Mitsubishi Cable Ind Ltd 電気コネクタ
JP4592463B2 (ja) * 2005-03-24 2010-12-01 三菱電線工業株式会社 電気コネクタ
JP2012182965A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Yazaki Corp 電気接続箱のアッパカバー嵌合検知構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5252096A (en) Connector
KR101886959B1 (ko) 커넥터
US5391087A (en) Connector
JP2003249308A (ja) 電気コネクタ組立体
EP0678938B1 (en) Connector
US5256072A (en) Connector mounting structure
KR101987593B1 (ko) 보드 투 보드 커넥터 어셈블리 및 이의 조립 방법
KR101671866B1 (ko) 컨벤셔널 타입 박스의 프런트 티피에이 조립구조
JP2001185283A (ja) カバー付きコネクタ
US5588872A (en) Connector with engagement checking structure
JPH0570126U (ja) 電気接続箱
JPH0626179U (ja) 多極平型電線とコネクタとの接続構造
JP7381523B2 (ja) 電気接続箱
JP2573399Y2 (ja) 超多極コネクタ
JP4346723B2 (ja) 電気コネクタ
JPH077184U (ja) 回路基板の収納ハウジングの構造
JP2554076Y2 (ja) 電気接続箱
JPH06197432A (ja) 電気接続箱
JPH0424745Y2 (ja)
JPH07296892A (ja) コネクタ
JP7001965B2 (ja) コネクタ
JP6387440B1 (ja) 接触端子及びカードエッジコネクタ
JPH0591121U (ja) 電気接続箱への電子ユニットの結合構造
JP3980944B2 (ja) 接続装置
JP6819480B2 (ja) 車載用の電気接続箱