JPH07182012A - コントローラ - Google Patents

コントローラ

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JPH07182012A
JPH07182012A JP34464593A JP34464593A JPH07182012A JP H07182012 A JPH07182012 A JP H07182012A JP 34464593 A JP34464593 A JP 34464593A JP 34464593 A JP34464593 A JP 34464593A JP H07182012 A JPH07182012 A JP H07182012A
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JP
Japan
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internal model
control amount
target value
disturbance
gain
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Application number
JP34464593A
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English (en)
Inventor
Masahito Tanaka
雅人 田中
Hiroyuki Mitsubuchi
裕之 三渕
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部モデルの設定が不適当なときに内部モデ
ルのゲインを修正して良好な制御を行う。 【構成】 目標値フィルタ部1、第1の減算処理部3、
操作量演算部4、内部モデル記憶部6a、内部モデル出
力演算部6b、第2の減算処理部8からフィードバック
制御系が構成されている。外乱抑制開始領域検出部9は
外乱の発生に応じて制御量y、参照制御量ymに外乱抑
制動作が現れ始める外乱抑制開始領域を検出する。モデ
ルゲイン算出部10はこの外乱抑制開始領域により特定
される制御量y、参照制御量ymの変化率から内部モデ
ルの修正ゲインKm1を算出する。そして、このゲイン
Km1が内部モデル記憶部6aに出力されることによ
り、内部モデルのゲインが修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIMC(Internal Model
Control)構造の制御アルゴリズムを用いたコントロー
ラに関し、特に内部モデルの設定が不適当なときに内部
モデルのゲインを自動的に修正して良好な制御を行うこ
とができるコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より制御対象プロセスを数式表現し
た内部モデルを組み込んで制御を行うIMC構造の制御
アルゴリズムを用いたコントローラが提案されており、
このIMCコントローラを用いれば制御対象プロセス
(例えばこのコントローラが室内空調機であれば室内環
境に相当する)に大きなむだ時間(空調機から温風が出
てから室内温度が上昇するまでの時間)が存在しても対
応が可能という優れた利点がある。
【0003】図10は従来のIMCコントローラを用い
た制御系のブロック線図である。33は目標値(室内温
度設定値)から後述するフィードバック量を減算する第
1の減算処理部、32は第1の減算処理部33の出力の
変化が急激に伝わらないようにするためのフィルタ部、
34はフィルタ部32の出力に基づいてこのコントロー
ラの出力である操作量(室内空調機から出る温風又は冷
風の温度)を演算する操作部、36は制御対象プロセス
を数式で近似したものであって制御結果である制御量
(室内温度)に相当する参照制御量を出力する内部モデ
ル、38は制御量から内部モデル36からの参照制御量
を減算してフィードバック量を出力する第2の減算処理
部、40は制御対象プロセスである。
【0004】また、F、Gc、Gm、Gpはそれぞれフ
ィルタ部32、操作部34、内部モデル36、制御対象
プロセス40の伝達関数、rは目標値、uは操作量、d
は例えば室内環境に対する室外環境等に相当する外乱、
yは制御量、ymは参照制御量、eはフィードバック量
である。
【0005】次に、このようなIMCコントローラの動
作を説明する。まず、第1の減算処理部33にて目標値
rからフィードバック量eが減算され、この結果がフィ
ルタ部32に出力される。次いで、操作部34にてフィ
ルタ部32の出力から操作量uが演算され、制御対象プ
ロセス40及びコントローラの内部モデル36へ出力さ
れる。そして、第2の減算処理部38にて制御対象プロ
セス40の制御量yから制御対象プロセス40の近似的
な動作をする内部モデル36からの参照制御量ymが減
算され、この結果がフィードバック量eとして第1の減
算処理部33へフィードバックされるフィードバック制
御系が構成されている。
【0006】このようなIMCコントローラの内部モデ
ル36は、制御対象プロセス40と全く同一になるよう
に数式表現されるのが理想的であり、また操作部34
は、内部モデル36の伝達関数の逆特性(1/Gm)に
なるのが理想的であるが、内部モデル36のむだ時間の
要素については逆数化は不可能なので、通常はむだ時間
の要素は無視する。よって、制御量yは、このような構
成により目標値r、外乱dから次式にて求めることがで
きる。 y=F×Gp×Gc×r/{1+F×Gc×(Gp−Gm)} +(1−F×Gm×Gc)×d/{1+F×Gc×(Gp−Gm)} ・・・(1)
【0007】ここで、内部モデル36の伝達関数Gmが
制御対象プロセス40の伝達関数Gpに等しく、操作部
34の伝達関数Gcが内部モデル36の伝達関数の逆数
(1/Gm=1/Gp)に等しい理想的な状態を仮定す
ると、式(1)は次式のようになる。 y=F×r+(1−F)×d ・・・(2)
【0008】更に、目標値rに急激な変化がない理想的
な条件であればフィルタ部32は不要となり、F=1に
できるので、制御量yは目標値rと等しくなり(y=
r)、外乱dの影響が全くない制御を実現できることに
なる。また、外乱dに着目すると、制御対象プロセス4
0と内部モデル36に大きなむだ時間があったとしても
両者は操作量uに対して同じ特性を示すので、第2の減
算処理部38の出力であるフィードバック量eは外乱d
のみとなり、外乱dを抑制できることが分かる。
【0009】このようなIMCコントローラは、通常、
制御対象プロセス40と内部モデル36のモデル同定誤
差が大きくなったときの安定性を示すロバスト安定性、
及び同様に誤差が大きくなったときの性能を示すロバス
ト性能についての設計条件に基づいて設計される。ま
た、このようなモデル同定技術によって内部モデル36
を決定したときに、内部モデル36の制御対象プロセス
40に対するモデル同定誤差はある程度避けられない
が、このモデル同定誤差の見積を誤ったときの制御は想
定通りの動作にならないので、その場合の対策は制御の
知識を有する専門家によって行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のIMCコントロ
ーラは以上のように構成されており、内部モデルが制御
対象プロセスと大きく異なるコントローラにおいて、制
御の平衡点が移動する外乱等の要因が発生すると、制御
量に振動が発生してこの制御の不安定化を抑えることが
できなくなり、制御の知識を有する専門家以外のオペレ
ータはIMCコントローラの利用を断念しなければなら
ないという問題点があった。本発明は、上記課題を解決
するために、内部モデルの設定が不適当なときに内部モ
デルのゲインを自動的に修正して良好な制御を行うこと
ができるIMC構造のコントローラを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された制
御の目標値を伝達関数が時間遅れの特性で出力する目標
値フィルタ部と、この目標値フィルタ部の出力からフィ
ードバック量を減算する第1の減算処理部と、この第1
の減算処理部の出力を伝達関数が時間遅れの特性で出力
する目標値・外乱フィルタ部と、内部モデルのパラメー
タに基づいて目標値・外乱フィルタ部の出力から操作量
を演算して出力する操作部とからなる操作量演算部と、
内部モデルのパラメータを記憶する内部モデル記憶部
と、内部モデルのパラメータに基づいて操作量から参照
制御量を演算する内部モデル出力演算部と、制御対象プ
ロセスの制御量から内部モデル出力演算部から出力され
た参照制御量を減算してフィードバック量を出力する第
2の減算処理部と、外乱の発生に応じて制御量及び参照
制御量に外乱抑制動作が現れ始める外乱抑制開始領域の
開始時点と終了時点を検出する外乱抑制開始領域検出部
と、開始時点と終了時点により特定される制御量及び参
照制御量の変化率から内部モデルの修正ゲインを算出し
内部モデル記憶部に記憶されたパラメータ中のゲインを
この修正ゲインに変更させるモデルゲイン算出部とを有
するものである。
【0012】また、外乱抑制開始領域検出部の代わり
に、目標値が変更された目標値追従動作のときは目標値
の変更に応じて制御量及び参照制御量に変化が現れ始め
る応答開始領域の開始時点と終了時点を検出し、目標値
追従動作以外のときは外乱の発生に応じて制御量及び参
照制御量に外乱抑制動作が現れ始める外乱抑制開始領域
の開始時点と終了時点を検出する応答開始領域検出部を
有するものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、目標値が目標値フィルタ部に
入力され、第1の減算処理部にて目標値フィルタ部の出
力からフィードバック量が減算され、操作量演算部にて
第1の減算処理部の出力から操作量が演算されて制御対
象プロセス及び内部モデル出力演算部へ出力される。次
いで、第2の減算処理部にて制御対象プロセスの制御量
から内部モデル出力演算部からの参照制御量が減算さ
れ、この結果がフィードバック量として第1の減算処理
部へ出力されるフィードバック制御系が構成されてい
る。そして、外乱抑制開始領域検出部にて外乱の発生に
応じた制御量及び参照制御量の外乱抑制開始領域が検出
され、モデルゲイン算出部によって内部モデルの修正ゲ
インが算出されて内部モデル記憶部に出力されることに
より、内部モデルのゲインが修正される。
【0014】また、目標値追従動作のときは応答開始領
域検出部にて目標値の変更に応じた制御量及び参照制御
量の応答開始領域が検出され、モデルゲイン算出部によ
って内部モデルのゲインが修正される。そして、目標値
追従動作以外のときは応答開始領域検出部にて外乱の発
生に応じた制御量及び参照制御量の外乱抑制開始領域が
検出され、モデルゲイン算出部によって内部モデルのゲ
インが修正される。
【0015】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示すIMC構造の
コントローラのブロック図、図2はこのIMC構造のコ
ントローラを用いた制御系のブロック線図である。図1
において、1は図示しないオペレータによって設定され
た目標値rをこのコントローラに入力する目標値入力
部、2は目標値入力部1からの目標値rを伝達関数が1
次遅れの特性で出力する目標値フィルタ部、3は目標値
フィルタ部2の出力からフィードバック量eを減算する
第1の減算処理部、4は後述する内部モデル記憶部から
のパラメータに基づいて第1の減算処理部3の出力から
操作量uを演算する操作量演算部、5は操作量演算部4
から出力された操作量uを図1では図示しない制御対象
プロセスへ出力する信号出力部である。
【0016】また、6aはこのコントローラの内部モデ
ルのパラメータを記憶する内部モデル記憶部、6bは内
部モデル記憶部6aから出力されたパラメータに基づい
て内部モデルとしての演算を行い参照制御量ymを出力
する内部モデル出力演算部、7は制御対象プロセスから
の制御量yをこのコントローラに入力する制御量入力
部、8は制御量入力部7から出力された制御量yから内
部モデル出力演算部6bから出力された参照制御量ym
を減算してフィードバック量eを出力する第2の減算処
理部である。
【0017】また、9は外乱の発生に応じて制御量y及
び参照制御量ymに外乱抑制動作が現れ始める外乱抑制
開始領域の開始時点と終了時点を検出する外乱抑制開始
領域検出部、10はこの開始時点と終了時点により特定
される制御量y及び参照制御量ymの変化率から内部モ
デルの修正ゲインを算出し内部モデル記憶部6aに記憶
された内部モデルのゲインをこの修正ゲインに変更させ
るモデルゲイン算出部である。
【0018】図2において、4aは操作量演算部4の内
部にあって、第1の減算処理部3の出力を伝達関数が1
次遅れの特性で出力する目標値・外乱フィルタ部、4b
は同じくその内部にあって目標値・外乱フィルタ部4a
の出力から操作量uを演算する操作部、6は内部モデル
記憶部6a及び内部モデル出力演算部6bからなる内部
モデル、F1は目標値フィルタ部2の伝達関数、F2は
目標値・外乱フィルタ部4aの伝達関数である。また、
duは操作量外乱であり、外乱d=Gp×duとするこ
とで制御量外乱dと等価に扱うことができる。
【0019】なお、図2は図1の目標値フィルタ部2、
第1の減算処理部3、操作量演算部4、内部モデル記憶
部6a、内部モデル出力演算部6b、及び第2の減算処
理部8からなるこのIMC構造のコントローラの基本構
成に、制御対象プロセス40、外乱d、及び操作量外乱
duを含めて制御系として書き直したものである。
【0020】次に、このようなコントローラの基本構成
の動作について説明する。目標値rは、このコントロー
ラのオペレータ等によって設定され、目標値入力部1を
介して目標値フィルタ部2に入力される。目標値フィル
タ部2は、目標値rをその時定数をT1とする次式のよ
うな伝達関数F1の特性で出力する。 F1=1/(1+T1×s) ・・・(3)
【0021】そして、時定数T1は、あらかじめ設定さ
れた初期値を除いて後述する内部モデル6のむだ時間L
mの変更に伴い次式のように設定されるようになってい
る。 T1=4×α×Lm ・・・(4) ここで、αは比例定数であり、例えばα=0.318で
ある。
【0022】次に、第1の減算処理部3は、この目標値
フィルタ部2の出力から第2の減算処理部8から出力さ
れるフィードバック量eを減算する。操作量演算部4内
の目標値・外乱フィルタ部4aは、第1の減算処理部3
の出力をその時定数をT2とする次式のような伝達関数
F2の特性で出力する。 F2=1/(1+T2×s) ・・・(5)
【0023】そして、時定数T2も目標値フィルタ部2
の時定数T1と同様に初期値を除いてむだ時間Lmの変
更に伴い次式のように変更されるようになっている。 T2=α×Lm ・・・(6) つまり、時定数T1は標準設定として時定数T2の4倍
に設定されている。
【0024】また、同じく操作量演算部4内の操作部4
bは、目標値・外乱フィルタ部4aの出力から操作量u
を演算するが、その伝達関数Gcは内部モデル記憶部6
aから出力された内部モデル6のゲイン及び時定数によ
り次式となり、図10の例と同様にむだ時間Lmの要素
を除いた内部モデル6の伝達関数Gmの逆数となってい
る。 Gc=(1+Tm×s)/Km ・・・(7) ここで、Km、Tmはそれぞれ内部モデル6のゲイン、
時定数である。
【0025】よって、操作量演算部4全体としての伝達
関数は次式となる。 F2×Gc=(1+Tm×s)/{Km×(1+T2×s)}・・・(8) このようにして、第1の減算処理部3の出力から操作量
uが演算されて信号出力部5を介して制御対象プロセス
40へ出力され、また内部モデル出力演算部6bへ出力
される。
【0026】次に、制御対象プロセス40は、1次遅れ
とむだ時間の要素を有するものとしてその伝達関数Gp
を次式のような近似伝達関数で表現できる。 Gp=K×exp(−L×s)/(1+T×s) ・・・(9) ここで、K、L、Tはそれぞれ制御対象プロセス40の
ゲイン、むだ時間、時定数である。
【0027】そして、内部モデル6は、内部モデル記憶
部6aに記憶されたゲインKm、時定数Tm、及びむだ
時間Lmからなるこれらのパラメータによって、上記の
ような制御対象プロセス40を数式表現したものであ
り、内部モデル出力演算部6bにて操作量演算部4から
出力された操作量uから参照制御量ymを演算する。そ
の伝達関数Gmは次式となる。 Gm=Km×exp(−Lm×s)/(1+Tm×s) ・・・(10)
【0028】次に、第2の減算処理部8は、制御量入力
部7を介して入力された制御対象プロセス40からの制
御量yから内部モデル出力演算部6bからの参照制御量
ymを減算してフィードバック量eを出力する。そし
て、このフィードバック量eが上記のように第1の減算
処理部3に入力される。これが、このIMC構造のコン
トローラの基本構成であるフィードバック制御系として
の動作である。
【0029】このような制御系において、外乱抑制開始
領域検出部9は目標値rが一定の状態で外乱抑制開始領
域を検出する。この外乱抑制開始領域は、図2に示す外
乱d、操作量外乱du、又は制御対象プロセス40のゲ
インKが急変したことによる外乱の発生に応じてフィー
ドバック量eが変化し、操作量演算部4からそれに応じ
た操作量uが出力されることにより、制御量y、参照制
御量ymに外乱抑制動作が現れ始める領域である。
【0030】図3(a)は外乱抑制開始領域検出部9の
動作を説明するための制御量yの外乱抑制開始領域を示
す図、図3(b)は同じく参照制御量ymの外乱抑制開
始領域を示す図である。y0、ym0はそれぞれ制御量
y、参照制御量ymの初期値、i1、i2はそれぞれ制
御量yの外乱抑制開始領域の開始時点、終了時点、im
1、im2は参照制御量ymの外乱抑制開始領域の開始
時点、終了時点である。また、1、2・・・n、n+1
の各数字はサンプリング時刻であり、外乱抑制開始領域
の開始時点を1としている。
【0031】図3(a)では、整定状態において外乱が
発生した結果、制御量yが初期値y0から図3の下方向
に急激に変化し、そしてこの変化に応じた操作量uが制
御対象プロセス40に出力されることにより、制御量y
を上方向に戻して外乱を抑制しようとする外乱抑制動作
が現れる様子が示されている。また、同様に操作量uが
内部モデル出力演算部6bに出力されることにより、参
照制御量ymに外乱抑制動作が現れる様子が図3(b)
に示されている。
【0032】外乱抑制開始領域検出部9は、まず次式に
よって参照制御量ymに外乱抑制動作が現れたかどうか
を判定し、外乱抑制開始領域の開始時点im1を決定す
る。 |ym−ym0|>λ ・・・(11) ここで、λはしきい値である開始領域検出基準値であ
り、想定される外乱に応じてその値が設定される。
【0033】つまり、図3(b)のように現在の参照制
御量ymとその初期値ym0との差がしきい値λを超え
たときに参照制御量ymに外乱抑制動作が現れたと判定
し、外乱抑制開始領域の開始時点im1をしきい値λを
超えた最初のサンプリング時点とする。
【0034】そして、制御量yの外乱抑制開始領域の開
始時点i1は、内部モデル6のむだ時間Lmの誤差が小
さいことを前提として参照制御量ymの外乱抑制動作と
連動しているとし、参照制御量ymの開始時点im1が
検出された時点とする。次に、参照制御量ymの外乱抑
制開始領域の終了時点im2は、開始時点im1からn
サンプリング後の時点とする(例えばn=4)。これ
が、図3(b)におけるn+1時点である。
【0035】そして、制御量yの外乱抑制開始領域の終
了時点i2も同様に開始時点i1からnサンプリング後
の時点とする(図3(a)ではn+1時点)。外乱抑制
開始領域検出部9は、このようにして検出した外乱抑制
開始領域の開始時点i1、im1、終了時点i2、im
2をモデルゲイン算出部10に出力する。
【0036】次に、モデルゲイン算出部10は初期値y
0以後の制御量yを記憶しており、外乱抑制開始領域の
開始時点i1、終了時点i2によって特定される制御量
y、すなわち外乱抑制開始領域における制御量y(i
1)〜y(i2)を最小2乗法により分析し、制御量変
化率(傾き)Ayを算出する。また、同様に初期値ym
0以後の参照制御量ymを記憶しており、外乱抑制開始
領域における参照制御量ym(im1)〜ym(im
2)を最小2乗法により分析し、参照制御量変化率Ay
mを算出する。
【0037】続いて、モデルゲイン算出部10は、内部
モデル6の修正ゲインKm1を次式のように算出する。 Km1=ρ×Km0×Ay/Aym ・・・(12) ここで、Km0は現在内部モデル記憶部6aに記憶され
ている内部モデル6のゲインの値、ρは安全係数であり
例えばρ=2.0である。
【0038】そして、この修正ゲインKm1が内部モデ
ル記憶部6aに出力されることにより、内部モデル記憶
部6aに記憶されているゲイン現在値Km0がこの修正
ゲインKm1に更新されるが、このとき修正実行条件と
してKm1>Km0の場合のみこのようなゲイン修正を
行う。このゲインKmの修正は、外乱抑制開始領域が終
了した時点で1回行われる。よって、外乱抑制開始領域
9、及びモデルゲイン算出部10によるゲインKmの修
正は、外乱の発生に応じた外乱抑制応答の初めに行われ
ることになる。
【0039】このように内部モデル6のゲインKmを修
正するのは、外乱抑制開始領域を含む最初の応答におい
て内部モデル6と制御対象プロセス40の誤差が小さい
ことがその安定性にとって重要なことから、式(12)
のように外乱抑制開始領域での制御対象プロセス40の
制御量yの変化率と内部モデル6の参照制御量ymの変
化率が近づくように内部モデル6のゲインKmを修正し
て制御の安定性を得るためである。また、修正ゲインK
m1の算出に安全係数ρを用いてより安全な動作が得ら
れるようになっている。
【0040】したがって、以上のように外乱抑制動作中
に内部モデル6のゲインKmを自動的に修正するので、
内部モデルの設定が不適当なコントローラにおいて外乱
d、操作量外乱du、又は制御対象プロセス40のゲイ
ンKが急変したことによる外乱が発生しても良好な制御
を行うことができる。
【0041】図4は本実施例のコントローラをタンク内
の液面の高さの制御に使用したときの目標値追従性を示
す図、図5は同様に従来のIMCコントローラの目標値
追従性を示す図である。図4、5は制御量y(実線)が
0cmという整定状態にあるときに例えばバルブが故障
した等の操作量外乱duが加わったときの制御量yを求
めたシミュレーション結果である。また、従来のIMC
コントローラは、本実施例のコントローラにおいて内部
モデル6のゲインKmの修正を行わないものを用いてい
る。
【0042】ここで、タンク内の液体という制御対象プ
ロセスのゲインKを15、時定数Tを14秒、むだ時間
Lを12秒とし、本実施例のコントローラ及び従来のI
MCコントローラの内部モデル6のゲインKmを10、
時定数Tmを20秒、むだ時間Lmを12秒とする。よ
って、ゲインKmと時定数Tmにモデル同定誤差が存在
することになる。また、これらのコントローラの目標値
フィルタ部2の時定数T1を15.264秒、目標値・
外乱フィルタ部4aの時定数T2を3.816秒とし、
制御周期Δtを1秒とする。
【0043】図5から明らかなように、従来のIMCコ
ントローラでは内部モデルの設定が不適当なときに外乱
duが加わると制御量yに発生する振動を抑制すること
ができず、これは通常のPIDコントローラでも同様で
ある。これに対して、本実施例のコントローラによれば
モデル同定に誤差が含まれる場合でも外乱を抑制するこ
とができ、安定な応答が得られることが分かる。
【0044】図6は本実施例のコントローラを図4の例
と同様にタンク内の液面の高さの制御に使用したときの
目標値追従性を示す図、図7は同様に従来のIMCコン
トローラの目標値追従性を示す図を示す図である。図
6、7は0秒にて液面の高さ4cmという目標値r(一
点鎖線)を入力し、その制御の途中で制御対象プロセス
40のゲインKが急変したときの制御量yを求めたシミ
ュレーション結果である。
【0045】ここで、制御対象プロセス40の時定数T
を10秒、むだ時間Lを10秒とし、ゲインKは初め1
0で150秒にて30に変化したものとする。また、本
実施例のコントローラ及び従来のIMCコントローラの
内部モデル6のゲインKmを10、時定数Tmを10
秒、むだ時間Lmを10秒とし、これらのコントローラ
の目標値フィルタ部2の時定数T1を12.72秒、目
標値・外乱フィルタ部4aの時定数T2を3.18秒と
する。
【0046】図6、7から明かなように、本実施例のコ
ントローラによれば制御対象プロセス40のゲインKが
急変したことにより実質的にモデル同定が生じても外乱
を抑制することができ、安定な応答が得られることが分
かる。
【0047】図1の例では外乱が発生したときに外乱抑
制開始領域を検出して内部モデル6のゲインKmを修正
したが、これは目標値rが一定のときに行うものであっ
て、制御の平衡点が移動する他の要因である目標値rの
変更に対しては対応することができず、外乱の発生と目
標値rの変更の両方に対応するには図1とは別の処理が
必要となる。
【0048】図8は本発明の他の実施例を示すIMC構
造のコントローラのブロック図であり、図1と同一の部
分には同一の符号を付してある。9aは目標値rが変更
された目標値追従動作のときは後述する応答開始領域の
開始時点と終了時点を検出し、目標値追従動作以外のと
きは外乱抑制開始領域の開始時点と終了時点を検出する
応答開始領域検出部、10aは検出された応答開始領域
又は外乱抑制開始領域の開始時点と終了時点に基づいて
図1の例のモデルゲイン算出部10と同様に内部モデル
6のゲインKmを修正するモデルゲイン算出部である。
【0049】本実施例においても、目標値入力部1、目
標値フィルタ部2、第1の減算処理部3、操作量演算部
4、信号出力部5、内部モデル記憶部6a、内部モデル
出力演算部6b、制御量入力部7、及び第2の減算処理
部8からなるコントローラの基本構成の動作は図1の例
と全く同じである。
【0050】次に、応答開始領域検出部9aは、目標値
rが変更された目標値追従動作のときを除いて常に外乱
抑制動作に設定されている。この外乱抑制動作では外乱
が発生したときに外乱抑制開始領域を検出するためのし
きい値として開始領域検出基準値λ1を用いる。この開
始領域検出基準値λ1は図1の例と同様に想定される外
乱に応じて設定されている。
【0051】そして、λ=λ1とすることにより、図1
の例の外乱抑制開始領域検出部9と全く同様に制御量y
及び参照制御量ymの外乱抑制開始領域を検出し、外乱
抑制開始領域の開始時点i1、im1、終了時点i2、
im2をモデルゲイン算出部10aに出力する。また、
後述する修正実行条件のための比例定数としてλ3=1
をモデルゲイン算出部10aに出力する。
【0052】モデルゲイン算出部10aは、図1の例の
モデルゲイン算出部10と同様に式(12)によって内
部モデル6の修正ゲインKm1を算出する。そして、こ
の修正ゲインKm1を内部モデル記憶部6aに出力する
ことにより、内部モデル6のゲインKmが修正される
が、この修正を実行するかどうかを決定する修正実行条
件は次式となる。 Km1>λ3×Km0 ・・・(13) ここではλ3=1であり、したがって外乱抑制動作にお
けるモデルゲイン算出部10aはモデルゲイン算出部1
0と全く同じ動作となる。
【0053】また、応答開始領域検出部9aは、目標値
rが変更された時点から制御量y、参照制御量ymの応
答開始領域の検出が終了するまでは目標値追従動作とな
る。この応答開始領域は、目標値rの変更に対して操作
量演算部4からそれに応じた操作量uが出力されること
により、制御量y、参照制御量ymがそれぞれ初期値y
0、ym0から変化を始める領域である。
【0054】図9(a)はこの目標値追従動作における
応答開始領域検出部9aの動作を説明するための制御量
yの目標値追従性を示す図、図9(b)は同じく参照制
御量ymの目標値追従性を示す図であり、y1は制御量
yの整定値、ym1は参照制御量ymの整定値、STm
は参照制御量ymにおける整定値ym1と初期値ym0
との差であるステップ幅である。
【0055】図9(a)では時間0において目標値rが
入力された結果、制御量yが初期値y0から変化して整
定値y1となり、整定状態に移行する目標値追従の様子
が示されている。また、同様に参照制御量ymが整定値
ym1に整定する様子が図9(b)に示されている。
【0056】まず、応答開始領域検出部9aは、応答開
始領域を検出するしきい値を求めるために参照制御量y
mのステップ幅STmを次式のように算出する。 STm=|ym1−ym0| ・・・(14)
【0057】ここで、制御対象プロセス40の制御量
y、内部モデル6から出力される参照制御量ymは、目
標値r、外乱dから次式にて求めることができる。 y=F1×F2×Gp×Gc×r/{1+F2×Gc×(Gp−Gm)} +(1−F2×Gm×Gc)×d/{1+F2×Gc×(Gp−Gm)} ・・・(15) ym=F1×F2×Gm×Gc×r/{1+F2×Gc×(Gm−Gp)} +(−F2×Gm×Gc)×d/{1+F2×Gc×(Gm−Gp)} ・・・(16)
【0058】式(15)、(16)より参照制御量ym
の初期値ym0は次式となる。 ym0=(y0−d)×Km0/K ・・・(17) 式(17)より外乱d=0であれば、制御量初期値y0
と参照制御量初期値ym0との比は、次式のように制御
対象プロセス40のゲインK(ここでは推定値)と内部
モデル6のゲイン現在値Km0との比に一致する。 K/Km0=y0/ym0 (y0≠0、ym0≠0) ・・・(18)
【0059】また、同様にして制御量整定値y1と参照
制御量整定値ym1との比は、ゲインKとゲイン現在値
Km0との比に一致する。 K/Km0=y1/ym1 ・・・(19) また、制御量整定値y1は目標値rに一致する。 y1=r ・・・(20)
【0060】したがって、式(14)は式(18)〜
(20)より次式のように変形することができる。 STm=|ym1−ym0|=|y1×Km0/K−y0×Km0/K| =|y1−y0|×Km0/K =|(r×ym0/r0)−ym0| ・・・(21)
【0061】そして、応答開始領域を検出するためのし
きい値として開始領域検出基準値λ2を次式のように決
定する。 λ2=λ0×STm =λ0×|(r×ym0/r0)−ym0| ・・・(22) λ0は比例定数であり、例えばλ0=0.05である。
よって、ここでは開始領域検出基準値λ2を参照制御量
ymのステップ幅STmの5%に設定することになる。
【0062】次に、応答開始領域検出部9aは、λ=λ
2とすることにより、図1の例の外乱抑制開始領域検出
部9とほぼ同様の手順で応答開始領域を検出する。すな
わち、まず式(11)によって参照制御量ymに目標値
追従動作が現れたかどうかを判定し、しきい値λを超え
た最初のサンプリング時点を参照制御量ymの応答開始
領域の開始時点im1とする。また、制御量yの応答開
始領域の開始時点i1は参照制御量ymの開始時点im
1が検出された時点とする。
【0063】そして、参照制御量ymの応答開始領域の
終了時点im2は、開始時点im1からnサンプリング
後の時点とし、制御量yの終了時点i2も同様に開始時
点i1からnサンプリング後の時点とする。ただし、こ
の目標値追従動作ではn=9とする。そして、このよう
にして検出した応答開始領域の開始時点i1、im1、
終了時点i2、im2と修正実行条件のための比例定数
λ3=0.3をモデルゲイン算出部10aに出力する。
【0064】目標値追従動作におけるモデルゲイン算出
部10aは、外乱抑制動作のときとほぼ同様の動作を
し、動作の違いは応答開始領域検出部9aの出力により
修正実行条件の比例定数λ3がλ3=0.3となってい
るだけである。こうして、内部モデル6のゲインKmの
修正が行われる。また、応答開始領域検出部9aは、応
答開始領域の開始時点i1、im1、終了時点i2、i
m2、比例定数λ3のモデルゲイン算出部10aへの出
力が終了した時点で、目標値追従動作から外乱抑制動作
に復帰し、外乱の発生又は次の目標値変更に備える。
【0065】このように目標値追従動作のときも、応答
開始領域を含む制御応答の前半において、内部モデル6
と制御対象プロセス40の誤差が小さいことがその安定
性にとって重要なことから、応答開始領域での制御量y
の変化率と参照制御量ymの変化率が近づくように内部
モデル6のゲインKmを修正して制御の安定性を得てい
る。
【0066】したがって、以上のように目標値追従動作
中又は外乱抑制動作中に内部モデル6のゲインKmを自
動的に修正するので、内部モデルの設定が不適当なコン
トローラにおいて制御の平衡点が移動する要因である目
標値rの変更と外乱の発生の両方に対応することができ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、外乱の発生に応じた外
乱抑制動作中に内部モデルのゲインを自動的に修正して
制御量の振動現象を抑えるので、内部モデルの設定が不
適当な場合に外乱が発生しても精度と信頼性の高い制御
を行うことができ、制御対象プロセスの特性変化にも対
応することができる。また、制御対象プロセスの同定誤
差によるトラブルの発生を防ぐことができるので、制御
の専門的知識のないオペレータの作業負担を軽減するこ
とができる。
【0068】また、外乱抑制開始領域検出部の代わりに
応答開始領域検出部を設けることにより、目標値の変更
による目標値追従動作中又は外乱抑制動作中に内部モデ
ルのゲインを自動的に修正して制御量の振動現象を抑え
るので、内部モデルの設定が不適当な場合に目標値の変
更や外乱が発生しても精度と信頼性の高い制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すIMC構造のコントロ
ーラのブロック図である。
【図2】図1のIMC構造のコントローラを用いた制御
系のブロック線図である。
【図3】制御量及び参照制御量の外乱抑制開始領域を示
す図である。
【図4】図1のコントローラの目標値追従性を示す図で
ある。
【図5】従来のIMCコントローラの目標値追従性を示
す図である。
【図6】図1のコントローラの目標値追従性を示す図で
ある。
【図7】従来のIMCコントローラの目標値追従性を示
す図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すIMC構造のコント
ローラのブロック図である。
【図9】制御量及び参照制御量の目標値追従性を示す図
である。
【図10】従来のIMCコントローラを用いた制御系の
ブロック線図である。
【符号の説明】
2 目標値フィルタ部 3 第1の減算処理部 4 操作量演算部 4a 目標値・外乱フィルタ部 4b 操作部 6a 内部モデル記憶部 6b 内部モデル出力演算部 8 第2の減算処理部 9 外乱抑制開始領域検出部 9a 応答開始領域検出部 10、10a モデルゲイン算出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御の目標値から制御対象プロセスに出
    力する操作量を演算し、制御対象プロセスを数式表現し
    た内部モデルにて制御結果である制御対象プロセスの制
    御量に相当する参照制御量を演算し、制御量と参照制御
    量との差をフィードバックすることにより制御を行うI
    MC構造のコントローラにおいて、 入力された制御の目標値を伝達関数が時間遅れの特性で
    出力する目標値フィルタ部と、 この目標値フィルタ部の出力からフィードバック量を減
    算する第1の減算処理部と、 この第1の減算処理部の出力を伝達関数が時間遅れの特
    性で出力する目標値・外乱フィルタ部と、内部モデルの
    パラメータに基づいて前記目標値・外乱フィルタ部の出
    力から操作量を演算して出力する操作部とからなる操作
    量演算部と、 前記内部モデルのパラメータを記憶する内部モデル記憶
    部と、 前記内部モデルのパラメータに基づいて前記操作量から
    参照制御量を演算する内部モデル出力演算部と、 制御対象プロセスの制御量から前記内部モデル出力演算
    部から出力された参照制御量を減算して前記フィードバ
    ック量を出力する第2の減算処理部と、 外乱の発生に応じて前記制御量及び参照制御量に外乱抑
    制動作が現れ始める外乱抑制開始領域の開始時点と終了
    時点を検出する外乱抑制開始領域検出部と、 前記開始時点と終了時点により特定される制御量及び参
    照制御量の変化率から前記内部モデルの修正ゲインを算
    出し前記内部モデル記憶部に記憶されたパラメータ中の
    ゲインをこの修正ゲインに変更させるモデルゲイン算出
    部とを有することを特徴とするコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコントローラにおいて、 外乱抑制開始領域検出部の代わりに、目標値が変更され
    た目標値追従動作のときは前記目標値の変更に応じて制
    御量及び参照制御量に変化が現れ始める応答開始領域の
    開始時点と終了時点を検出し、前記目標値追従動作以外
    のときは外乱の発生に応じて前記制御量及び参照制御量
    に外乱抑制動作が現れ始める外乱抑制開始領域の開始時
    点と終了時点を検出する応答開始領域検出部を有するこ
    とを特徴とするコントローラ。
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