JP5049971B2 - 少なくとも1つの飛行線に従って航空機を操縦する方法と装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1つの操縦軸(即ち、ロール軸、ヨー軸および/またはピッチ軸)に従って、航空機、例えば、輸送機を操縦する方法と装置に関する。
飛行機の手動操縦中、パイロットが、飛行機の通常モードの周波数で、無意識に飛行機と連携することは良く知られている。この連携は不安定になり、パイロットの緩衝されない振動指示を生じる。そのような状況は、飛行機の慣性とその色々な作動器の性能に関連する、飛行機の能力に対し、パイロットのゲインが特に不安定であれば(高すぎれば)、生じ得る。飛行機がパイロットに対し遅れて応答すると、パイロットはそのゲインを一般には増加し、これによりシステムは不安定に接近し、パイロットの指令を示す指示と、実際飛行機に与えられる指示との間に誤った局面(misphase)を更に増加させる。
パイロットの制御操作と飛行機の応答との間のそのような危険な誤った局面から生じる飛行機の抑制されていない振動は“Pilot Induced Oscillation (パイロット誘導振動)”と称される。
本発明の目的は上記の短所を解消することであり、航空機の少なくとも1つの操縦軸に従う、航空機、特に飛行機の操縦方法に関し、この方法によれば、上記の操縦軸により上記の不安定な連携の出現を防止し、よって、特に、安定した操縦を保つことができる。
このため、本発明による方法は、
A/ 上記の操縦軸に関連する操縦指示の値に対応する制御値が決定され、この制御値は、航空機のパイロットによる、航空機の少なくとも1つの制御部材の作動を示し、
B/ 実際航空機に与えられた、操縦指示の値に対応する実際の制御値が決定され、
C/ 航空機に、上記の制御値と実際の制御値との差を、適宜、“0”にすることができる指示を与えることにより、上記の制御値と上記の実際の制御値とにより、上記の操縦指示に関連する航空機のスレービング(追従)がなされ、
− 上記の制御値より、上記の実際の制御値により近い補助制御値が、上記の制御値と上記の実際の制御値とに基づき計算され、
− パイロット誘導振動を検知させ得る上記の制御値の監視がなされ、
− パイロット誘導振動が検知されると、工程C/でのスレービングが、上記の実際の制御値と上記の補助制御値とによりなされ、補助制御値でのスレービングが第1の所定時間に亘って作用し、第2の所定時間後完全に停止することを特徴とする。
よって、本発明によれば、パイロット誘導振動が出現すると直ぐに修正操作が為され、これにより上記のタイプの不安定な連携の導入を阻止し、よって、特に安定した操縦を保つことができる。
パイロット誘導振動が検知されると、補助制御値を計算し、この補助制御値をスレービングに利用することにより、上記の計算された補助制御値が(定義では)、上記の制御値(パイロットの直接の指示)より、上記の実際の制御値により近いので、使用された制御値と実際の制御値との間の誤った局面は最小化する。
よって、この誤った局面の最小化により上記の不安定の出現を阻止する。
更に、上記の補助制御値は特に上記の制御値に基づいて決定され、よって、パイロットにより制御された指示を考慮するので、本発明による操縦方法により導入された修正は航空機の操縦を(少なくとも過剰には)乱さない。
好ましい実施例では、上記の操縦軸はロール操縦軸に対応し、上記の操縦指示はロール率を示す。
この場合、上記の補助制御値を計算するため、
− ロール率を示す制御値Pに依存する値ΔPが決定され、
− この値ΔPと、実際の制御ロール率を示す実際の制御値pとの積が計算され、
− この計算に基づき、
・ この積が0より大きければ、補助ロール率を示す補助制御値Pauxは以下の式
Figure 0005049971
式中
* Kは所定のゲイン値を示し、
* Tは所定の時定数を示し、
* sはラプラス変換の特性変数を示す
により計算され、
・ 上記の積が0未満であれば、補助ロール率を示す補助制御値Pauxは以下の式
Figure 0005049971
により計算されるのが望ましい。この場合、上記の値ΔPは以下の式
Figure 0005049971
により決定されるのが好ましい。
よって、本発明による方法は、パイロット誘導振動がない時には操縦を妨げず、この場合航空機の操縦可能性を大きくは減少しない。
従って、本発明は、補助制御値の生成と応用とにより、上記の制御値に対する非直線系作用で、制御値(例えば、制御ロール率)と実際の制御値(例えば、実際の制御ロール率)との間での誤った局面を最小化する。
パイロット誘導振動は、以下の2つの条件、
− ロール率を示す制御値Pが、2つの所定周波数間に在る周波数で+NIVPIO、−NIVPIOと+NIVPIOを連続して越え、NIVPIOが所定値を示し、
− ロール率を示す制御値Pが、2つの所定周波数間に在る周波数で−NIVPIO、+NIVPIOおよび−NIVPIOを連続して越える
の一方が満足されると、検知されるのが望ましい。
加えて、もう1つの実施例では、上記の操縦軸は、又、上記の航空機のピッチ操縦軸あるいはヨー操縦軸に対応する。

本発明は、少なくとも1つの操縦軸(ロール、ヨーおよびピッチ)により、航空機、特に輸送機による操縦装置にも関する。
本発明による上記のタイプの装置は
− 上記の操縦軸に関する操縦指示の値に対応する制御値を決定する第1手段であって、この制御値は上記の航空機のパイロットによる、少なくとも1つの制御部材の作動を示し、
− 実際、航空機に与えられる、上記の操縦指示の値に対応する実際の制御値を決定する第2手段と、
− 上記の制御値と実際の制御値との差を、適宜、“0”にすることができる指示を航空機に与えることにより、上記の制御値と上記の実際の制御値とにより、上記の操縦指示に関連する航空機の追従(Slaving)をなす第3手段とからなり、
更に、
・ 上記の制御値より、上記の実際の制御値により近い補助制御値を、上記の制御値と上記の実際の制御値とに基づき計算する第4手段と、
・ パイロット誘導振動を検知させ得る上記の制御値を監視する第5手段と、
− 上記の第5手段がパイロット誘導振動を検知すると、上記の実際の制御値と上記の補助制御値とにより上記のスレービングをなすように上記の第3手段が形成されていることを特徴とする。
本発明による図1に略示されている装置1は航空機、特に民間輸送機(図示略)の(電気制御器を備えた)操縦装置である。
上記の装置1は、
− 航空機の少なくとも1つの特定の操縦軸、例えば、ロール、ピッチおよび/またはヨー軸に関する操縦指示の値に対応する制御値を決定する手段2であって、この操縦指示の値は、上記の航空機のパイロットによる、航空機の少なくとも1つの標準制御部材3の作動を示し、図1中一点鎖線4により示されている、上記の制御部材3、例えばミニ操縦杆の作動の振幅を測定できるように形成されており、
− 実際、航空機に与えられる、(上記の選択された操縦軸に従う)上記の操縦指示の値に対応する実際の制御値を決定する手段5と、
− 上記の制御値と実際の制御値との差を、適宜、“0”にすることができる指示を航空機に与えることにより、上記の手段2から受け取った上記の制御値と、上記の手段5から受け取った上記の実際の制御値とにより、上記の操縦指示に関連する航空機のスレービング(追従)をなすスレービング・システム6とからなるタイプのものである。
従って、更に、上記のスレービング・システム6は、標準の方法で、
− 航空機の選択された操縦軸に作用でき、少なくとも1つの作動器8により制御される少なくとも1つの方向舵7と、
− 制御値と実際の制御値との間の差を0にすることができる指示を決定し、この指示をリンク10を介して上記の方向舵7に送る手段9とを備える。
本発明によれば、装置1は、更に、リンク12、13および14を介して上記の手段2、5および6に連結されている修正ユニット11を備える、この修正ユニット11は、図2に示されているように、
− 一方では、(上記のリンク12に連結されているリンク12Aにより)上記の手段2から受け取った制御値と、他方では、(リンク13を介して)上記の手段5から受け取った実際の制御値とに基づき、定義では、上記の制御値より、上記の実際の制御値により近い補助制御値を計算する手段15と、
− リンク12Bを介して上記のリンク12に連結されている上記の手段2から受け取った制御値を監視する、以下に特記する手段16であって、どのようなパイロット誘導振動、即ち、パイロットの制御部材3に対する操作とこの操作に対する航空機の応答との間の危険な誤った局面から生じる航空機の抑制されていない振動を検知することが可能になるようにこの監視がなされる。
更に、本発明によれば、上記のスレービング・ユニット6の上記手段9は、パイロット誘導振動が上記手段16により検知されると、(上記の手段5により決定された)実際の制御値と(上記の手段15により計算された)補助制御値とによりスレービングを行なうように形成されている。
よって、本発明による装置1はパイロット誘導振動が現れると直ぐ修正作動を行い、これにより上記のタイプの不安定な連携を防止し、よって特に安定な操縦を保つ。
補助制御値を計算し、この補助制御値をパイロット誘導振動の検知中スレービングに与えることにより、修正ユニット11とスレービングユニット6とは、上記の計算された補助制御値が(定義では)、上記の制御値(パイロットの直接の指示)より、上記の実際の制御値により近いので、用いられた制御値と実際の制御値との間の誤った局面を最小化する。
よって、この誤った局面の最小化により上記の不安定の出現を阻止する。
更に、上記の補助制御値が、特に、上記の制御値に基づき(上記の手段15により)決定され、よって(制御要素3を作動することにより)パイロットにより制御されている指示を考慮するので、本発明による装置1によって導入された修正は航空機の操縦を(少なくとも過剰には)乱さない。
本発明の枠内では、上記の操縦軸はロール軸、ピッチ軸あるいはヨー軸である。更に、本発明による装置1は、これらの操縦軸の幾つかにより同時に上記の修正を行なうことができることが考えられる。
(非制限的)図示のため、ロール操縦軸による操縦に関する本発明の特定の実施例が以下に提供されている。この場合、上記の操縦指示は毎秒あたりの度数で表されたロール率を示す。
更に、この場合、上記の補助制御値を計算するため、上記の手段15は
− ロール率を示す上記の制御値に依存する値ΔPを決定し、
− この値ΔPと実際の制御ロール率を示す実際の制御値pとの積を計算し、
− この計算に基づき、
・ この積が0より大きければ、補助ロール率を示す補助制御値Pauxを以下の式
Figure 0005049971
式中
* Kは所定のゲイン値を示し、
* Tは所定の時定数を示し、
* sはラプラス変換の特性変数を示す
により計算し、
・ 上記の積が0未満であれば、補助ロール率を示す補助制御値Pauxを以下の式
Figure 0005049971
により計算する。この場合、上記の手段15は上記の値ΔPを以下の式
Figure 0005049971
により決定するのが好ましい。
よって、本発明による装置1は、パイロット誘導振動がない時には操縦を妨げず、この場合航空機の操縦可能性を大きくは減少しない。
従って、本発明は、上記の補助制御値(例えば、補助ロール率Paux)の生成と応用により、上記の制御値に対する非直線系作用で制御値(例えば制御ロール率P)と実際の制御値(例えば、実際の制御ロール率p)との間での誤った局面を最小化する。
更に、本発明によれば、上記の手段16は上記の手段2から生じる制御値Pの監視に基づきパイロット誘導振動を検知する。より正確に言えば、手段16はパイロット誘導振動を、以下の2つの条件、
− ロール率を示す制御値Pが、2つの所定周波数f1(例えば、f1=0.125Hz)とf2(例えば、f2=0.5Hz)間に在る周波数で+NIVPIO、−NIVPIOと+NIVPIOを連続して越え、制御部材3がNIVPIOより大きい値分、偏向する場合のみ法則を作用させるように制御部材3の目盛りの所定値をNIVPIOが示し、
− ロール率を示す制御値Pが、2つの所定周波数f1とf2との間にある周波数で−NIVPIO、+NIVPIOと−NIVPIOを連続して越える。
勿論、制御値Pが+NIVPIOから−NIVPIOへトグル続ける限り、パイロット誘導振動は検知される。
図2に示されている、特定の実施例では、修正ユニット11は更に、
− リンク19を介して手段16から受け取ったパラメータKで(リンク18により手段15から受け取った)補助制御値Pauxを掛ける倍率器17と、
− リンク21を介して手段16から受け取った係数(1−K)で(上記のリンク12に連結されたリンク12Cにより手段2から受け取った)制御値Pを掛ける倍率器20と、
− リンク23と24とにより、それぞれ、上記の倍率器17と20に連結されており、これらの倍率器17と20とによりなされた掛算の合計を計算し、この合計をリンク14を介して送る加算器22とを備える。
この場合、上記の手段16は、
− 上記の手段16がそのパイロット誘導振動を検知せず、リンク14によって送られ、スレービングを行なうため手段9により用いられる値が、パイロットによる制御部材3の作動を示す制御値Pに対応すると0であるK値を、
− 上記の手段16がそのパイロット誘導振動を検知し、リンク14によって送られ、補助制御値Pauxに対応すると1に等しいK値を送るように形成されている。この場合、手段9は、よって、この補助制御値Pauxに基づいてスレービングを行い、ついで、本発明による修正法則が作用する。
本発明による修正法則が所定時間T1(0から1までKをトグル時間)の間作用しており、所定時間T2(0から1までKをトグル時間)後完全に停止する。時間T1とT2とは修正法則の作用中および非作用中操縦を乱さないように固定されている。
本発明に係る装置の線図である。 本発明に係る装置の手段の特定の実施例の線図である。
符号の説明
1…航空機を操縦する装置、2…制御値を決定する第1手段、3…制御部材、5…実際の制御値を決定する第2手段、6…スレービングをなす第3手段、15…補助制御値を計算する第4手段、16…制御値を監視する第5手段。

Claims (10)

  1. 航空機の少なくとも1つの操縦軸に従い航空機を操縦する方法であって、
    A/ 上記の操縦軸に関連する操縦指示の値に対応する制御値が決定され、この制御値は、航空機のパイロットによる、航空機の少なくとも1つの制御部材(3)の作動を示し、
    B/ 航空機に実際に与えられた、上記の操縦指示の値に対応する実際の制御値が決定され、
    C/ 航空機に、上記の制御値と実際の制御値との差を、適宜、“0”にすることができる指示を与えることにより、上記の制御値と上記の実際の制御値とにより、上記の操縦指示に関連する航空機のスレービング(追従)がなされ、
    − 上記の制御値より、上記の実際の制御値により近い補助制御値が、上記の制御値と上記の実際の制御値とに基づき計算され、
    − パイロット誘導振動を検知させ得る上記の制御値の監視がなされ、
    − パイロット誘導振動が検知されると、工程C/でのスレービングが、上記の実際の制御値と上記の補助制御値とによりなされ、補助制御値に対するスレービングが第1の所定時間作用し、第2の所定時間後完全に停止することを特徴とする方法。
  2. 上記の操縦軸がロール操縦軸に対応し、上記の操縦指示がロール率を示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 上記の補助制御値を計算するため、
    − ロール率を示す制御値Pに依存する値ΔPが決定され、
    − この値ΔPと、実際の制御ロール率を示す実際の制御値pとの積が計算され、
    − この計算に基づき、
    ・ この積が0より大きければ、補助ロール率を示す補助制御値Pauxは以下の式
    Figure 0005049971
    式中
    * Kは所定のゲイン値を示し、
    * Tは所定の時定数を示し、
    * sはラプラス変換の特性変数を示す
    により計算され、
    ・ 上記の積が0未満であれば、補助ロール率を示す補助制御値Pauxは以下の式
    Figure 0005049971
    により計算されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 上記の値ΔPは以下の式
    Figure 0005049971
    により決定されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. パイロット誘導振動は手段(16)が以下の2つの条件、
    − ロール率を示す制御値Pが、2つの所定周波数間にある周波数で+NIVPIO、−NIVPIOと+NIVPIOを連続して越え、NIVPIOが所定値を示し、
    − 上記の制御値Pが、上記の2つの所定周波数の間に在る周波数で−NIVPIO、+NIVPIOと−NIVPIOを連続して越える
    の1つを満足すると検知されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 上記の操縦軸がピッチ操縦軸に対応することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 上記の操縦軸がヨー操縦軸に対応することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 少なくとも1つの操縦軸に従って航空機を操縦する装置であって、この装置(1)は、
    − 上記の操縦軸に関する上記操縦指示の値に対応する制御値を決定する第1手段(2)であって、この制御値は上記の航空機のパイロットによる、航空機の少なくとも1つの制御部材(3)の作動を示し、
    − 実際、航空機に与えられる、上記の操縦指示の値に対応する実際の制御値を決定する第2手段(5)と、
    − 上記の制御値と実際の制御値との差を、適宜、“0”にすることができる指示を航空機に与えることにより、上記の制御値と上記の実際の制御値とにより、上記の操縦指示に関連する航空機のスレービングをなす第3手段(6)とからなり、
    − 上記の装置(1)が、更に、
    ・ 上記の制御値より、上記の実際の制御値により近い補助制御値を、上記の制御値と上記の実際の制御値とに基づき計算する第4手段(15)と、
    ・ パイロット誘導振動を検知させ得る上記の制御値を監視する第5手段(16)と、
    − 上記の第5手段(16)がパイロット誘導振動を検知すると、上記の実際の制御値と上記の補助制御値とにより上記のスレービングが第1の所定時間作用し、第2の所定時間後完全に停止するように、上記の第3手段(6)が形成されていることを特徴とする装置。
  9. 請求項8に特記された装置(1)を備えることを特徴とする航空機。
  10. 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法を実施できる装置(1)を備えることを特徴とする航空機。
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