JPH07181761A - 両面ユニットを備えた画像形成装置 - Google Patents

両面ユニットを備えた画像形成装置

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JPH07181761A
JPH07181761A JP32847693A JP32847693A JPH07181761A JP H07181761 A JPH07181761 A JP H07181761A JP 32847693 A JP32847693 A JP 32847693A JP 32847693 A JP32847693 A JP 32847693A JP H07181761 A JPH07181761 A JP H07181761A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
bottom plate
paper
movable bottom
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP32847693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Takahashi
靖弘 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で安価な両面ユニットを備えた画像形成
装置を提供する。 【構成】 中間トレイ250に載置された状態で用紙を
再給紙可能位置へ移送する可動底板206と、この可動
底板206を駆動する駆動手段212と、再給紙位置の
手前に設けられ、用紙の収容時、用紙の再給送側端を整
合し、用紙移送時は再給紙位置方向に移動する可動底板
206と係合して、搬送路外へ退避するよう回動的に支
持されたストッパ手段208とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙の両面に画像形成
を行う両面ユニットを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置では小型
化が著しく、また、設置面積を減らすため、給紙トレ
イ、カセット等が内蔵化される傾向にあり、両面装置も
コンパクトで簡素なものが要求されている。
【0003】従来の両面装置では、片面画像形成済みの
用紙を集積する中間トレイ部と、集積後の用紙を画像形
成部へ向けて再給紙する再給紙装置とで構成される両面
ユニットがほぼ給紙トレイ1段分のスペースを占有し、
給紙トレイ段数がその分少なくなる等の欠点があった。
これを解決するものとして特開昭63−185732号
公報には、給紙装置を共用化する提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置においては、先端規制板(ストッパ)が固定であ
るので、底板が下方へ回動して用紙を移送するようにな
っており、ユニットの上下方向のスペースを十分とらな
いと、用紙移送がスムーズに行われないため、ユニット
の高さを大きくする必要がある。即ち、機械が大型化す
るという欠点があった。
【0005】本発明は、上記従来装置の欠点を解消し、
小型で安価な両面ユニットを備えた画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、片面画像形
成済みの用紙を中間トレイの集積部に一旦揃えて収容
し、他面への画像形成のため、移送手段により中間トレ
イに収容された用紙を一括して給紙可能位置に移送後、
給紙装置により画像形成部に再度給紙するようにした両
面ユニットを備えた画像形成装置において、前記中間ト
レイに載置された状態で用紙を再給紙可能位置へ移送す
る可動底板と、この可動底板を駆動する駆動手段と、再
給紙位置の手前に設けられ、用紙の収容時、用紙の再給
送側端を整合し、用紙移送時は再給紙位置方向に移動す
る可動底板と係合して、搬送路外へ退避するように回動
可能に支持されたストッパ手段とを設けた第1の手段に
より達成される。
【0007】また、上記目的は、第1の手段において、
可動底板の一端とストッパ手段の一端の間に、ストッパ
手段の整合位置と退避位置とでストッパ手段の回動付勢
の方向が反対向きとなるようにスプリング手段が張設さ
れている第2の手段によっても達成される。
【0008】また、上記目的は、第1の手段において、
ストッパ手段を、用紙の再給送側端を整合面で整合する
位置と、整合面が再給紙される用紙の上面を再給送方向
へ案内する位置との間で回動自在となるように、搬送路
の上方に回動自在に軸支した第3の手段によっても達成
される。
【0009】
【作用】第1の手段においては、可動底板の移動に伴
い、ストッパ手段と係合している可動底板がストッパ手
段を回動させて搬送路外へ退避させる。
【0010】第2の手段においては、可動底板とストッ
パ手段間にスプリングを張設し、整合位置と退避位置と
でストッパ手段に作用するモーメントの方向を変え、可
動底板の移動に連動してストッパ手段を整合位置から退
避位置へ、また、可動底板の復帰時には、退避位置から
整合位置へ連動して位置を切り換える。
【0011】第3の手段においては、ストッパ手段は、
退避位置で用紙の上面を案内し、これによって用紙にカ
ール、波うちがあっても、例えばピックアップローラの
周面に用紙が当たって移送用紙が崩れたり、捲れたりす
ることなく、スムーズに再給紙位置に移送させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る画像形成装置の給紙部引き出
し状態の概念図である。同図において、複写機本体1の
手前側下方に開口1aが設けられ、用紙収容トレイ10
0および両面ユニット200が、把手100a,200
aをつかんで操作することにより、各々用紙搬送方向に
対し直交する方向に引き出し自在となっている。
【0013】図2は中間トレイに用紙が揃えられた状態
の給紙部の縦断面図、図3は中間トレイ上の用紙が給紙
位置に移送された状態の給紙部の縦断面図である。これ
らの図において、用紙収容トレイ100は、トレイガイ
ド101,102によって引き出し自在であり、また、
両面ユニット200は、トレイガイド201,202に
よって引き出し自在である。両面ユニット200は、図
2に示すように、A方向よりユニット内へ搬入された片
面画像形成済み用紙を受け入れ、これを後述する反転ロ
ーラの方向へ搬送する水平搬送路203、水平搬送路端
にあって用紙を1回反転させてこれを後述する中間トレ
イ内へ搬送する反転ローラ204、所定枚数の用紙を揃
えて収容する中間トレイ250等よりなる。
【0014】中間トレイ250は、ほぼ水平の固定底部
250aと、集積用紙を支持すると共に集積後の用紙を
一括して再給紙位置へ移送するための可動底板206、
集積用紙の側縁を整合するための一対の可動フェンス2
07、集積用紙の給送側の端縁を揃えるストッパ208
と寄せコロ209、送り込まれる用紙の浮き上がり、カ
ール等を押さえる押圧ローラ210等より構成される。
【0015】一方、用紙収容トレイ100は、両面ユニ
ット200の中間トレイ250および繰り出し手段(ピ
ックアップローラ20)の下方に隣接して並置され、用
紙収容トレイ100から用紙を給紙する際は、両面ユニ
ット200の給紙装置が共用されて使用できるように配
置されている。
【0016】用紙収容トレイ100内の収容紙は、底板
103上に集積され、サイドフェンス104とバックフ
ェンス105等により位置決めされる。底板103の下
方にモータ107等によって駆動される押上アーム10
6が設けられている。
【0017】給紙装置は、ピックアップローラ20、分
離手段(分離ローラ21,22)および給紙された用紙
をユニット外B方向へ搬出する搬送路23等よりなる
(分離手段は、ローラ以外に既存の各種方式のものが採
用可能)。
【0018】なお、ピックアップローラ20は、用紙収
容トレイ100から用紙を給紙する位置(図2)と、両
面ユニット200の中間トレイ250に収容された用紙
を給紙する位置(図3)とに移動可能に構成されてい
る。
【0019】図4は図2に示す状態の両面ユニット側の
要部拡大断面図、図5は両面ユニットの可動底板部の平
面図である。
【0020】可動底板206は、両側に設けられた4個
のピン211a〜211dと、側板2,3上の4個のガ
イド長穴2a〜2dとによって支持され、これらの長穴
に沿って移動可能になっている。可動底板206は、段
部を境に前半部206aと後半部206bとに分け、前
半部表面に、ゴム、コルク、合成樹脂等よりなる所定の
摩擦係数を有する表面の平滑なシート材(またはフィル
ム等)206cを貼付またはコーティング処理してお
く。また、後半部206bの中央部に、同じような材料
からなるガイド部材206dを設ける。なお、ガイド部
材206d上の寄せコロ209の当接部分206eは低
摩擦係数部にしておく。
【0021】なお、212はソレノイド、213は回動
支軸、214はアーム、215はリンク、219は可動
底板206の復帰用のスプリングである。
【0022】図6はストッパの回動機構を示す構成図、
図7はストッパと可動底板先端部の平面図である。これ
らの図において、可動底板206の一端にスプリング2
16の一端を係止する支持部206gを設ける。また、
ストッパ208の側部に可動底板206との係合部20
8aを設け、係合部208aにスプリング216の他端
を引っ掛ける。ストッパ208は軸217の周りに揺動
可能である。218はストッパ208の移動を制限する
位置決め用ストッパである。
【0023】次にその動作を説明する。中間トレイ25
0の用紙収容が終了すると、押上アーム106が一旦降
下すると共に、ピックアップローラ20が両面給紙位置
に切り換えられ、次いで、ソレノイド212が付勢され
ると、回動支軸213上に固設されたアーム214が左
方向に回動し、リンク215を介してピン211a,2
11cが長穴2a,2cの前方向へ移動する。これに伴
い、ピン211b,211dも長穴2b,2dに沿って
移動し、積載された用紙は可動底板206と一緒に給送
可能位置まで移動する。同時に、可動底板206のスト
ッパ係合端206hによってストッパ208が反時計方
向に回動し、る。スプリング216の中心線が軸217
の中心を横切ると、可動底板206は今までと逆向きの
回転モーメントを受けるので、係合が外れると共にスプ
リング216の張力によって位置決め用ストッパ218
まで回動する(図6、図7)。
【0024】次いで、押上アーム106が上昇し、収容
トレイ250内の用紙が可動底板206の裏面より押圧
され、ピックアップローラ20によって再給送が開始さ
れる。
【0025】また、再給紙を終了して可動底板206が
復帰する時は、上記と逆の動作が行われる。即ち、押上
アーム106降下→ソレノイド212オフ→可動底板2
06復帰→ストッパ208復帰となる。
【0026】なお、スプリング216は、図6の如き引
っ張りスプリングの他、ねじりスプリング、圧縮スプリ
ング等、公知の各種手段を採用できる。また、単一スプ
リングの他、補助的なスプリングを併設してもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、可動底板
の移動に伴い、ストッパ手段を回動させて搬送路外へ退
避させるので、用紙にカール、波うち等があっても装置
を大きくすることなしに用紙移送をスムーズに行わせる
ことができる。また、ストッパ手段を退避させるのに可
動底板を係合させて駆動しているため、特別な駆動手段
を設けなくて済む。
【0028】請求項2記載の発明によれば、可動底板と
ストッパ手段間にスプリングを張設し、整合位置と退避
位置とでストッパ手段に作用するモーメントの方向を変
えているので、可動底板の移動に連動してストッパ手段
を整合位置から退避位置へ、また、可動底板の復帰時に
は、退避位置から整合位置へ連動して位置を切り換える
ことができ、ストッパの位置を切り換えるのに特別な駆
動手段を設けなくて済む。
【0029】請求項3記載の発明によれば、ストッパ手
段は、退避位置で用紙の上面を案内するようになってい
るので、用紙にカール、波うちがあっても、例えばピッ
クアップローラの周面に用紙が当たって移送用紙が崩れ
たり、捲れたりすることなく、スムーズに再給紙位置に
移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の給紙部引き出し状
態の概念図である。
【図2】中間トレイに用紙が揃えられた状態の本発明の
画像形成装置の給紙部の縦断面図である。
【図3】中間トレイ上の用紙が給紙位置に移送された状
態の本発明の画像形成装置の給紙部の縦断面図である。
【図4】図2に示す状態の両面ユニット側の要部拡大断
面図である。
【図5】両面ユニットの可動底板部の平面図である。
【図6】ストッパの回動機構を示す構成図である。
【図7】ストッパと可動底板先端部の平面図である。
【符号の説明】
20 ピックアップローラ(繰り出し手段) 200 両面ユニット 206 可動底板 208 ストッパ(ストッパ手段) 212 ソレノイド(駆動手段) 250 中間トレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面画像形成済みの用紙を中間トレイの
    集積部に一旦揃えて収容し、他面への画像形成のため、
    移送手段により中間トレイに収容された用紙を一括して
    給紙可能位置に移送後、給紙装置により画像形成部に再
    度給紙するようにした両面ユニットを備えた画像形成装
    置において、 前記中間トレイに載置された状態で用紙を再給紙可能位
    置へ移送する可動底板と、 この可動底板を駆動する駆動手段と、 再給紙位置の手前に設けられ、用紙の収容時、用紙の再
    給送側端を整合し、用紙移送時は再給紙位置方向に移動
    する可動底板と係合して、搬送路外へ退避するように回
    動可能に支持されたストッパ手段と、を備えていること
    を特徴とする両面ユニットを備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、可動底板の一端
    とストッパ手段の一端の間に、ストッパ手段の整合位置
    と退避位置とでストッパ手段の回動付勢の方向が反対向
    きとなるようにスプリング手段が張設されていることを
    特徴とする両面ユニットを備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、ストッパ手段
    を、用紙の再給送側端を整合面で整合する位置と、整合
    面が再給紙される用紙の上面を再給送方向へ案内する位
    置との間で回動自在となるように、搬送路の上方に回動
    自在に軸支したことを特徴とする両面ユニットを備えた
    画像形成装置。
JP32847693A 1993-12-24 1993-12-24 両面ユニットを備えた画像形成装置 Pending JPH07181761A (ja)

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JPH07181761A true JPH07181761A (ja) 1995-07-21

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ID=18210702

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JP32847693A Pending JPH07181761A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 両面ユニットを備えた画像形成装置

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JP (1) JPH07181761A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5737682A (en) * 1995-10-03 1998-04-07 Ricoh Company, Ltd. Duplex sheet feeding device for an image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5737682A (en) * 1995-10-03 1998-04-07 Ricoh Company, Ltd. Duplex sheet feeding device for an image forming apparatus

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