JPH03249034A - 多段給紙装置 - Google Patents

多段給紙装置

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JPH03249034A
JPH03249034A JP2040986A JP4098690A JPH03249034A JP H03249034 A JPH03249034 A JP H03249034A JP 2040986 A JP2040986 A JP 2040986A JP 4098690 A JP4098690 A JP 4098690A JP H03249034 A JPH03249034 A JP H03249034A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に連結
され、その画像形成装置本体内へ多段に配置された各給
紙段から用紙を給紙する多段給紙装置(カセットバンク
)に関する。
〔従来の技術〕
従来より、用紙収納ユニット内から用紙を給紙する給紙
段をフレーム本体内に多段に設け、その中の選択した段
の用紙収納ユニットから用紙を給紙して、それを複写機
、プリンタ等の画像形成装置の本体内へ供給するように
した多段給紙装置がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の多段給紙装置において
は、異なる数種類の用紙をそれぞれ給紙したい場合には
、その各用紙をそれぞれ異なる給紙段の用紙収納ユニッ
トに収納すれば、その都度トレイ等を着脱交換すること
なしにそれを給紙することができるため便利であったが
、その用紙収納ユニットを例えば用紙の片面に複数回画
像を形成したり、両面に画像を形成したりする際に使用
する両面トレイユニットとして使用しようとしても、そ
れにはスタック機構が備えられていないためできなかっ
た。
また、同一サイズの用紙を大量に連続的に給紙するユー
ザでは、これまでの用紙収納ユニットによる給紙では収
納枚数の関係ですぐに紙無し状態になってしまうため、
頻繁に用紙を補充しなければならないのでそれが面倒で
あり、このような手間を省こうとした場合には、例えば
1500枚を載置可能な大量給紙装置を別途用意しなけ
ればならなかった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
多段給紙装置を用紙の片面に複数回画像を形成したり、
両面に画像を形成したりする際にも使用することができ
、さらに大量給紙用のトレイユニットとしても使用する
ことができるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、複写機等の画像
形成装置の装置本体に連結され、フレーム本体内に引き
出し可能に多段に配置されるそれぞれに給紙分離部を備
えた用紙収納ユニットが、上記フレーム本体に所定の挿
着位置まで挿着されたときに上記給紙分離部によって用
紙を装置本体へ給紙可能な状態になる多段給紙装置にお
いて、上記用紙収納ユニットとして約500枚の用紙を
収納可能な中容量の用紙収納ユニットを全ての給紙段に
ついて上記フレーム本体に容易に取外し可能に保持する
と共に、その用紙収納ユニットを1段あるいは複数段取
外した後の給紙段に、用紙のスタック機構及び再給紙機
構を備えた両面トレイユニットあるいは大容量の用紙を
収納して給紙可能にする大量給紙トレイユニットを装着
し得るようにしたものである。
また、上記の多段給紙装置において、各給紙段の用紙収
納ユニットの保持を、上記フレーム本体の挿着面に対す
る左右のステー又は側板にそれぞれ上記各ユニットの挿
脱方向に沿って固定した各案内レールのみによって行う
ようにし、そのフレーム本体内に各給紙段にわたる共通
の空間を形成するようにすると、より効果的である。
〔作 用〕
このように構成した多段給紙装置によれば、用紙の片面
に複数回画像を形成したり、両面に画像を形成したい場
合には、フレーム本体がら用紙収納ユニットを取り外し
てそれに代えて両面トレイユニットを所定の挿着位置ま
で挿着すれば、画像形成装置の装置本体で画像形成され
た後の用紙をその両面トレイユニットにスタック機構に
よってスタックし、それを再給紙機構によって再び装置
本体に再給紙することができる。
また、同一サイズの用紙を大量に連続的に給紙したい場
合には、フレーム本体から複数段の用紙収納ユニットを
取り外してそれに代えて大量給紙トレイユニットを所定
の挿着位置まで挿着すれば、連続して大量の用紙を給紙
することができる。
そして、上記の多段給紙装置において、各ユニットの保
持をフレーム本体の挿着面に対する左右のステー又は側
板にそれぞれ固定した各案内レールのみによって行うよ
うにした場合には、各給紙段に挿着されているユニット
を取り外すと、フレーム本体には各給紙段にわたる共通
の空間が形成されるので、各給紙段間の仕切り板等を外
すことなしに大量給紙トレイユニット等を所定の挿着位
置まで挿着することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図はこの発明による多段給紙装置のフレーム本体と
その関連部品の一部を示す斜視図、第2図は同じくその
多段給紙装置全体を示す全体構成図である。
第2図に示す多段給紙装置1は、複写機等の画像形成装
置の装置本体を上部に載置して一体に連結して使用する
ものであり、フレーム本体2内に3個の約500枚の用
紙を収納可能な中容量の用紙収納ユニット15を全ての
給紙段(3段以上設けることもできる)について、後述
する保持機構によってフレーム本体2に容易に取外し可
能に保持し、それらを第2図で手前側に引き出せるよう
にしである。
そして、その各段の用紙収納ユニット15に給紙分離部
40をそれぞれ設けて、用紙収納ユニット15をフレー
ム本体2に所定の挿着位置まで挿着したときに、その給
紙分離部40によって用紙Pを中継搬送コロ対18を介
して複写機等の装置本体へ給紙可能な状態になるように
している。
また、この多段給紙装置1は、その用紙収納ユニット1
5を1段あるいは複数段取外した後の給紙段に、用紙の
スタック機構及び再給紙機構を備えた後述する両面トレ
イユニットあるいは大容量の用紙を収納して給紙可能に
する大量給紙トレイユニットを装着し得るようにしであ
る。
その用紙収納ユニット15を収納するフレーム本体2は
、第1図に示すようにフレームベース3の4角にフレー
ム4,5.6及び7をそれぞれ垂直に固設し、その前方
のフレーム4と5の間に前ステー8を、後方のフレーム
6と7の間に後ステー9をそれぞれ上部に水平に固定し
ている。
また、前方のフレーム4と後方のフレーム6との間に3
本のガイドレール22(第1図では最下段の図示を省略
している)を第2図に示すように上下方向にそれぞれ等
間隔に固定し、同様にフレーム5と7との間にも3本の
ガイドレール23を上下方向にそれぞれ等間隔に固定し
ている。
そのガイドレール22及び23は、第1図に示すように
縦断面形状をコ字状とする板材で形成し、全ての段につ
いてそれぞれ手前側の上部のみを、用紙収納ユニット1
5をフレーム本体2から取外す際の操作性を考慮してカ
ットし、その手前側の部分の垂直な面に滑すコロ36を
それぞれ回転自在に設け、下側の水平面に位置決めコロ
37をそれぞれ回転自在に取付けている。
後ステー9の右方下面には、ヒンジブラケット11を一
体に固定し、そのヒンジブラケット11の下面にヒンジ
ピン12を固定している。
そして、そのヒンジピン12に対応させてフレームベー
ス3にヒンジピン13を上方へ向けて一体に突設し、そ
の上部のヒンジピン12.13によってドア14を第1
図の矢示A方向に開閉可能に支持している。
そのドア14は、前後のステ一部14a、14b間にガ
イド板71を一体に取付け、その内部に中継搬送コロ対
18(第2図参照)の一方の各中継従動コロ18bをコ
ロ軸18cを介して回転自在に支持し、そのコロ軸18
cの両端を圧縮コイルスプリング72.72によって軸
受を介して第1図で矢示B方向に押圧し、各中継従動コ
ロ18bをガイド板71に形成した各開ロア1aから左
方にそれぞれ若干量突出させている。
なお、このドア14のステ一部14a側には、マグネッ
ト等を用いたロック機構がフレーム5との間に設けてあ
り、給紙する際のようにドア14が閉じられた第1図に
示す状態にあるときにそれがロック状態となり、ジャム
処理等によりドア14を開放したいときにはそのロック
を解除する。
次に、用紙収納ユニット15を第2図と第3図を参照し
て詳し、く説明する。
各段に挿着される用紙収納ユニット15は、第2図に示
すようにガイドレール22及び23に沿って移動可能な
ユニット基部16と、その上部に給紙方向(第2図で左
右方向)に沿って移動可能に載置される用紙トレイ21
と、用紙分離機構25と中継搬送シロ対18の中継駆動
コロ18aとを備え用紙トレイ21に一体的に取付けら
れた給紙分離部40とによって構成され、その用紙分離
機構25と中継搬送コロ対18との間には用紙を案内す
る上下のガイド板26と27を設けている。
また、ユニット基部16と用紙トレイ21との間に、中
継搬送コロ対18の中継駆動コ018aをドア14側の
中継従動コロ18bから離間させる方向である第2図で
左方に用紙トレイ21を付勢するスプリング28を、そ
の一端を用紙トレイ21の底部略中央に固設したピン2
9に取付け。
他端を第3図にも示すようにユニット基部16の略中夫
に給紙方向に沿って固定したステー板31に固定される
ピン32に取付けることにより設けている。
そして、第2図に示すように用紙トレイ21に、底板3
3を図示しない支持部材によってその給紙上流側の一端
を回動可能に取付けて支持し、その他端の下面に底板上
昇アーム34を当接させて。
底板33上の用紙Pの減少に伴ってそれを上昇方向に回
動させて、底板33上の最上位の用紙位置を図示の給紙
位置に常に保つようにしている。
さらに、用紙収納ユニット15をフレーム本体2へ奥に
突き当たるまで挿入して用紙Pを分離・給紙可能な位置
にしたときに、用紙トレイ21及び給紙分離部40を、
中継駆動コロ18aが中継従動コロ18bに圧接するよ
うに移動させる第3図に示す移動機構30を設けている
また、第3図に示すようにユニット基部1日の両側部に
、用紙収納ユニット15の挿脱方向(矢示C方向)に延
びるスライド板38.39をそれぞれ一体に形成すると
共に、その両側部の後部側面にユニット側溝リコロ41
をそれぞれ回転自在に取付けている。
そして、その各スライド板”;8,39を、それぞれ左
右のガイドレール22及び23の上部水平面22a及び
23.の上部へ重なるようにして、その各スライド板3
8.39の下面が両側の滑りコロ38.36上に接しく
第2図も参照)、各ユニット側溝リコロ41.41がガ
イドレール22゜23の各下部水平面22b、2ESb
上に接して、ユニット基部16が第3図の矢示C方向に
スムーズに移動できるようにしている。
また、その各下部水平面22b、23bの手前側に回転
自在に取付けられている位置決めコロ37.57に、ユ
ニット基部16の両側面が挿脱時に接してそれが第2図
で左右方向にガタつかないようにすると共に、ユニット
基部1日の両側面の一部をコ字状に切り込んでそれを外
側にそれぞれ折り曲げることによってストッパ16b、
16Cを形成し、ユニット基部16を第3図の矢示C1
方向に引き出した際にそのストッパ16b。
16cが位置決めコロ37,37にそれぞれ当接して、
用紙収納ユニット15全体がガイドレール22.2”;
から脱落しないようにしている。
そして、その用紙収納ユニット15をフレーム本体2か
ら取外したい場合には、ユニット基部16を両側のユニ
ット側溝リコロ41.41の下端が各位置決めコロ37
.57の上面よりも高くなる位置まで持ち上げて、それ
を引き抜けば容易に取り外すことができる。
また、ユニット基部16のステー板31とそれに間隔を
置いて平行するステー板43に、それぞれ間隔を置いて
3個(必要に応じて増減できる)のトレイ載置コロ44
を、その各コロの上端が各ステー板31,43の上縁か
ら若干量突出するようにそれぞれ回転自在に取付けてい
る。
移動機構30は、第4図にも示すように、板材の一部を
コ字状に折り曲げると共に平面から見た形状を略り字状
とするレバー45を、軸46によって第3図に示すよう
にユニット基部16の基部底板16aに揺動可能に取付
け、その軸46に巻きバネ47を取付けてその一端をレ
バー45の一部に、他端を基部底抜16aに固設される
バネ係着ピン48にそれぞれ係着している。
したがって、レバー45はそのバネ47の付勢力によっ
て第3図で矢示り方向に揺動付勢され、その揺動量がレ
バー45の一端が基部底抜16aに固設した揺動規制ピ
ン49に当接する位置で規制されている。
そして、このレバー45に対応してユニット基部16の
背面側板50に開口50aを形成し、フレーム本体2(
第2図)に固定されるコネクタフレーム10に、そのレ
バー45の背面側となる当接面45a (第4図参照)
に対応してロックピン52を固設し、ユニット基部16
を第3図の矢示C2方向に所定のセット位置まで挿入し
たときに、レバー45の当接面45aがそのロックピン
52の先端に当接して、レバー45が所定の量だけ矢示
りと反対の方向に揺動するようにしている。
ユニット基部16のステー板43に平行する前部ステー
板73には、開ロア5aを形成してその中にロック解除
レバー74を軸75によって前部ステー板73に枢支す
ることによって矢示E方向に回動可能に取付け、そのロ
ック解除レバー74の下端角部にワイヤ76の一端を固
定している。
そのワイヤ76は、ステー板4”!1.:!ilにそれ
ぞれ形成した孔内を通り、基部底抜16.0ステー板3
1よりも後方に回転自在に取付けたプーリ77によって
張装方向が約90°変換され、端部に取付けたスプリン
グ78によって所定の張力で張られている。
また、基部底板18aのレバー45とスプリング78と
の間にロックレバ−80をビン82によって揺動可能に
取付けて、それを巻きバネ84によって矢示F方向に回
動付勢し、さらにそのレバー45よりもスライド板39
側の基部底板16aにスライドレバー81を第3図の矢
示C方向に移動可能に設けると共に、底板解除レバー8
3を矢示方向に回動可能にブラケットを介して取付けて
いる。
そのロックレバ−80とスライドレバー81のそれぞれ
一端には溝を水平方向に形成し、その各溝内にワイヤ7
6を貫通させると共に、第511に示すロックレバ−8
0の左方側の面に接するように溝幅よりも大きな外径の
ボール(図示せず)をそのワイヤ76に一体に固定し、
同様にスライドレバー81の奥側にも溝幅よりも大きな
外径のボールをワイヤ76に一体に固定している。
スライドレバー81は、ワイヤ7日を貫通させている溝
と反対側の端部にサブワイヤ85の一端を固定し、その
サブワイヤ85を基部底板16aに回転自在に取付けた
プーリ86によって張装方向を約90°変換して、その
ワイヤの他端側を底板解除レバー83に固定すると共に
そのサブワイヤ85の端部にスプリング87を取付けて
、底板解除レバー83を通常の状態(ロックレバ−74
を解除操作しない状態)において第3図で時計回り方向
に回動付勢している。
したがって、ロック解除レバー74を第3図で矢示E方
向に回動操作すると、ワイヤ76が矢示C1方向に移動
してスライドレバー81が矢示C1方向に移動し、それ
によってサブワイヤ85を介して底抜解除レバー83が
スプリング87の付勢力に抗して反時計回り方向に回動
する。
一方、ワイヤ76の移動により、ロックレバ−80も巻
きバネ84の付勢力に抗して第3図の矢示Fと反対方向
に回動する。
したがって、用紙収納ユニット15がフレーム本体2(
共に第2図参照)に所定の挿着位置まで挿入されている
状態では、ロックレバ−80のロック爪80aがコネク
タフレーム10の端部にそのロック爪80aに対応して
設けられているロックピン88に係合しているが、この
ロック解除レバー74による第3図の矢示E方向への操
作により、ロックレバ−80が上記のように矢示Fと反
対方向に回動してそのロック状態が解除され、用紙収納
ユニット15をフレーム本体2から引き出すことができ
る状態になる。
なお、逆に用紙収納ユニット15をフレーム本体2へ挿
着する際には、ロック解除レバー74を回動操作しなく
ても、ロックレバ−80の挿入時にロックピン88と接
する部分(ロック爪80aと反対側)は第3図に示すよ
うに傾斜させであるので、その傾斜部にロックピン88
が当接することによってロックレバ−80が自動的に矢
示Fと反対方向に回動してロックピン88に係合し、巻
きバネ84の付勢力によってそれが確実にロックされる
また、用紙収納ユニット15をフレーム本体2の所定の
挿着位置まで挿入した挿着状態では、第3図に示すトレ
イ側コネクタ8日とフレーム側コネクタ91とが電気的
に接続される。
次に、用紙トレイ21と給紙分離部40を第5図及び第
6図をも参照して説明する。
用紙トレイ21は、第5図に示すように、その上面に一
対のサイドフェンス53,54を用紙幅に対応させてそ
の幅を調整可能に取付け、その下面には前述のスプリン
グ28の一端を係着するピン2日を固設すると共に、第
3図の2列に配列される各トレイ載置コロ44にそれぞ
れ対応させて、その各トレイ載置コロ44をコ字溝内に
それぞれ係合させるコロ案内レール55及び56を一体
に固設している。
また、用紙トレイ21のサイドフェンス53側の下面に
、第4図に明示するように下面側に係合ピン61を固設
したピン固定板57を、係合ピン61を下方に突出させ
るように取付けている。
そして、第2図に示すように、ユニット基部16上の所
定の位置に用紙トレイ21を載置したときに、その係合
ピン61が第4図に示すようにレバー45の側縁45b
に常に係合するようにしている。
給紙分離部40は、第6図に明示するように、側板92
にモータ64を固定し、その回転軸に矢示方向の互いに
異なる方向への回転のみを許容するワンウェイクラッチ
(図示せず)を介して搬送ギヤ93と上昇ギヤ94をそ
れぞれ取付け、上方にはピックアップコロ35と、用紙
分離機構25を構成する互いに上下方向に圧接するフィ
ートコロ62とリバースコロ63を設け、そのフィード
コロ62と一体のフィードギヤ95と搬送ギヤ93との
間にタイミングベルト96を張装している。
そして、そのフィードギヤ95が、3個のアイドルギヤ
97,98.99を介して中継駆動コロ18aと一体の
中継駆動コロギヤ101に噛み合っている。
また、上昇ギヤ94には中間ギヤ102が噛み合ってお
り、その中間ギヤ102にはアーム固定軸103の一端
に固定されるセクタギヤ104が噛み合っている。そし
て、そのアーム固定軸103は押圧スプリング105に
よって第6図で右方に押圧されており、通常の状態にお
いてセクタギヤ104が中間ギヤ102に噛み合ってい
る。
そして、用紙収納ユニット15をフレーム本体2(共に
第2図参照)の所定の挿着位置まで挿入したときに、底
板解除レバー83が第6図に示すように略垂直の回動位
置になって、その側縁83aがアーム固定軸103に接
するか若干量れた位置になるようにしている。
なお、第6図で106,107及び108は給紙された
用紙をガイドするそれぞれガイド板である。
用紙分離機構25は第5図に示すように、用紙が重送さ
れない通常の状態ではリバースコロ63が矢示G方向に
回転するフィードコロ62に連れ回りし1重送時にはそ
れと反対方向に回転して下側の用紙から用紙トレイ21
上に戻して1枚に分離する公知の機構であり、そのフィ
ードコロ62は図示しない電磁クラッチを介して回転力
が伝達され、その電磁クラッチのオン・オフによってそ
れが回転したり停止したりし、リバースコロ63は公知
の図示しないトルクリミッタを介してフィードコロ62
の搬送方向と反対の方向に常に回転力が付与されている
また、中継搬送コロ対18の一方の中継駆動コロ18a
も、それを支持するコロ軸67の一端に取付けた図示し
ない電磁クラッチをオン・オフさせることによってモー
タ64からの回転力が伝達されたりそれが断たれたりし
て回転が制御される。
そして、そのコロ18aは、用紙分離機構25等を用紙
トレイ21上で覆うカバー69の右側面に間隔を置いて
形成した各開口69aから、その一部をそれぞれ若干量
突出させている。
なお、第6図に示すモータ64としては、ステッピング
モータのようにスピードをコントロールすることができ
るモータを使用する。
この給紙分離部40は、用紙トレイ21上に用紙Pをセ
ットした状態でモータ64を第6図で時計回り方向に逆
回転させると、搬送ギヤ93はワンウェイクラッチの作
用によりフリー状態にあって回転力は伝わらないためフ
ィードコロ62を支持するフィードコロ軸100は停止
しているが、上昇ギヤ94は矢示方向に回転する。
したがって、セクタギヤ104が中間ギヤ102を介し
て第6図の矢示方向に回転し、それと−体のアーム固定
軸103が回動して底板上昇アーム34が底板33を第
2図に示すように押し上げる。
そのため、用紙トレイ21上の用紙Pが上昇し、それが
ピックアップコロ35に当接してそれを一定量押し上げ
ると、図示しないセンサがそれを検知してモータ64を
止めて用紙Pの上昇を停止させる。
この給紙可能な状態で複写機等の画像形成装置の給紙ス
タート釦を押すと、モータ64が第6図で反時計回り方
向に正回転し、搬送ギヤ93が回転を始めてフィードコ
ロ軸100がタイミングベルト96.フィードギヤ95
を介して矢示方向に回転するが、上昇ギヤ94はワンウ
ェイクラッチの作用によりフリー状態になるため回転力
が伝わらず停止している。
なお、この際上昇ギヤ94が万一連れ回りによって反時
計回り方向に回転しようとしたとしても。
中間ギヤ102にはその回転を阻止する方向にワンウェ
イクラッチが装着されているので、セクタギヤ104が
回転して底板33が下降するようなことはない。
そして、所定のタイミングでフィードコロ軸100に装
着されている電磁クラッチを作動させてフィードコロ6
2を回転させ、ピックアップコ035によって送り出さ
れた用紙Pをガイド板107.108の間へ給紙し、そ
れを給紙した後は次の用紙を給紙するまでの間モータ6
4を停止させる。
このようにして給紙を行い、連続コピーなどによって用
紙トレイ21上の用紙Pが次第に減少すると、それに伴
ってピックアップコロ35が下降してそれを図示°しな
いセンサが検知する。
そして、その検知信号によってモータ64が給紙と給紙
との間の休止時間内において第6図で時計回り方向に逆
回転し、上昇ギヤ94.中間ギヤ102、セクタギヤ1
04、アーム固定軸103゜底板上昇アーム34を介し
て底板33を上昇方向に回動させ、その底板33上に載
置されている用紙束の最上位の用紙Pの位置を所定の高
さまで上昇させる。
なお、この用紙Pの位置を上昇させるためのモータ64
の逆回転時間は、常に用紙の給紙を優先するようにして
用紙と用紙の給紙の間の一定時間内だけ行うようにして
あり、たとえこの時間内に最上位の用紙の位置が最初の
所定の高さ(給紙のための最適位りに達しない場合であ
っても1次の給紙タイミングになるとその逆回転を停止
させて正回転(給紙)させる。
この多段給紙装置では、用紙収納ユニット15をフレー
ム本体2から引き出すときには、ロック解除レバー74
を第3図の矢示E方向に回動操作する。
すると、前述のようにワイヤ76が矢示C1方向に移動
してロックレバ−80が矢示Fと反対方向に回動し、ロ
ック爪80aとロックピン88との係合が外れるため用
紙収納ユニット15のフレーム本体2に対するロックが
解除される。また、それと同時にワイヤ76の移動に連
動するサブワイヤ85によって、底板解除レバー83が
スプリング87の付勢力に抗して第3図で反時計回り方
向に回動する。
したがって、第6図に示すように、その底板解除レバー
83の矢示J方向への回動により、その側縁83aがセ
クタギヤ104と一体のアーム固定軸103を抑圧スプ
リング105の付勢力に抗して左方側へ押圧して移動さ
せるため、セクタギヤ104と中間ギヤ102の噛み合
いが解かれる。
そのため、第2図に示すように上昇位II(給紙位置)
にあった底板上昇アーム34が、底板33と共に自重に
よって第6図に示すように水平状態になるまで下降する
このユニットを引き出し可能な状態で、用紙収納ユニッ
ト15をフレーム本体2から第2図で手前側へ引き出す
と、第3図に示すユニット基部16の背面側に設けられ
ている移動機構30のレバー 45 カ、フレーム本体
2側のロックピン52から離れて押圧されなくなるため
、それが巻きバネ47の付勢力によって矢示り方向に回
動して、第7図に実線で示すように揺動規制ピン49に
当接してその位置が規制される。
したがって、ユニット基部16上の用紙トレイ21は、
その間に係着される第2図に示すスプリング28の付勢
力によって第2図に図示の位置から左方へ移動して、そ
の下面に取付けられている係合ピン61が第7図に仮想
線で示す位置から実線で示す位置へ移動する。そのため
、第2図に示す中継搬送コロ対18は、中継駆動コロ1
8aが中継従動コロ18bから所定量離間する。
そして、用紙トレイ21上に必要に応じて用紙Pを載置
した後で、それをフレーム本体2の所定の位置まで挿入
すると、第7図に仮想線で示すようにレバー45がロッ
クピン52に当接して押圧されるため矢示D1方向に揺
動する。
したがって、係合ピン61が第7図で右方へ移動し、そ
れと一体の用紙トレイ21が給紙分離部40及び中継搬
送コロ対18の一方のコロ18aと共に第2図で右方へ
移動するため、そのコロ18aが他方の中継従動コロ1
8bに搬送に適した所定の加圧力で圧接する。
また、ロックレバ−80のロック爪80aがロックピン
88に係合して、用紙収納ユニット15がフレーム本体
2に確実にロックされる。
このようにして、全段の用紙収納ユニット15を挿着し
た状態で、任意の給紙段を選択して給紙を開始すると、
その選択された段の用紙収納ユニット15内の用紙Pは
、ピックアップコロ35によって用紙トレイ21上から
送り出され、それが用紙分離機構25によって1枚に分
離されて中継搬送コロ対18により搬送されて、多段給
紙装置1上に連結されている複写機等の装置本体内へ搬
送される。
次に、第8図を参照して用紙収納ユニット15に代えて
フレーム本体2に装着可能な両面トレイユニットについ
て説明する。
両面トレイユニット110は、搬送ガイド板122.1
23と各搬送コロ124,125,126とジョガーフ
ェンス142等からなるスタック機構120と、給紙コ
ロ136と戻しコロ146と中継コロ137等からなる
再給紙機構150とをユニット基部16上に取付けたユ
ニットであり、用紙の片面に複数回画像を形成したり、
両面に画像を形成したりする際に使用する。
そして、そのユニット上部に設けた用紙受入口121か
ら片面に画像を形成した用紙Pを受入で、それを搬送ガ
イド板122,123上に間隔を置いて配設した搬送コ
ロ124,125,128によって反転コロ127へ搬
送し、それを反転コロ127とガイドコロ128及び1
29によりトレイ部130上へ放出する。
ユニット基部16の第8図で左方上部には、搬送給紙モ
ータ131を固定して、その回転軸に固定したギヤと支
点軸ギヤ132との間にタイミングベルト133を張装
すると共に、支点軸ギヤ132と各搬送コロ124,1
25,126及び反転コロ127と一体の各ギヤとの間
にタイミングベルト134を張装している。
さらに、反転コロ127と一体の反転コロギヤ135に
よって、給紙コロ136と中継コロ137を図示しない
各ギヤを介して駆動し得るようにしている。
なお、搬送給紙モータ131は、用紙収納ユニット15
に使用しているモータ64(第6図)と同等のものを使
用することによって給紙線速を同一にしている。
また、搬送ガイド板122,125と各搬送コロ124
,125,126と反転コロ127はユニット化してあ
り、例えばトレイ部130上のジャム紙を取り除く場合
等には、それをユニット状態で支点軸ギヤ132を支持
する軸を支点として、第8図で矢示に方向に開放する。
反転コロ127の下方にはセンサ138を、また左方に
は紙寄せコロ139をそれぞれ設け、用紙Pが反転コロ
127とガイドコロ129とによってトレイ部130上
に放出される時に、それをセンサ138によって検知す
る。
紙寄せコロ139は、通常は第8図に仮想線で示す上昇
位置にあるが、センサ138が用紙Pの通過を検知した
後その用紙がトレイ部130上にスタックされる所定時
間後に、図示しないソレノイドの作動によって回転軸1
41を中心にして実線で示す位置まで下降し、用紙Pの
先端をストッパ爪143に突き当てるまで紙寄せを行い
、それが終了すると後続の用紙のスタックの邪魔になら
ないように再び仮想線で示す位置に上昇する。
なお、この紙寄せ時には、用紙Pの先端が先端押え板1
44によって押えつけられて、用紙Pにカールが生じて
いた場合であってもそれが正されるようになっている。
そして、トレイ部130上にスタックされた用紙Pの両
側縁の位置を揃えるために、一対のジョガーフェンス1
42,142が用紙のサイズに対応して移動し、それを
所定の位置に整合する。
なお、紙寄せコロ139は、タイミングベルト134に
よって回転軸141が回転され、その回転力が図示しな
い伝達手段によって伝達されて第8図の矢示方向に回転
する。
そして、全ての用紙Pがトレイ部130上にスタックさ
れると上昇板145が上昇側に回動し、最上位の用紙P
の先端が給紙コロ136に圧接し、ストッパ爪143が
図示しないソレノイドの作動によって回動して再給紙搬
送経路上から退避する。
そして、給紙コロ136によって再給紙が開始されると
、用紙Pが第8図で右方へ搬送され、それが重ね送りさ
れた場合には給紙コロ136とそれに下側から圧接する
戻しコロ146とによる摩擦分離作用によって1枚に分
離されて、それが中継コロ137によって複写機等の画
像形成装置の本体内へ再び搬送される。
次に、第9図を参照して用紙収納ユニット15を複数段
取外した後の給紙段に装着可能な大量給紙トレイユニッ
トについて説明する。
大量給紙トレ“イユニット160は、1500枚の用紙
を収納して連続給紙を可能にする大容量のトレイであり
、フレーム本体2(第2図)から用紙収納ユニット15
を2段取外した後の給紙段に装着できる。
その大量給紙トレイユニット160は、ユニット基部1
6の両端部の前後に補助フレーム161゜161及び1
62,162をそれぞれ固定し、その前後の補助フレー
ム161と161及び162と162との間にL形ステ
ー183,164を上下にそれぞれ水平方向に固定し、
そのL形ステー165.164の上下方向の各間隔を、
第1図に示すフレーム本体2のガイドレール22及び2
3の間隔に対応させている。
したがって、大量給紙トレイユニット160は、それを
フレーム本体2内へ装着した際には、この上下2本の各
り形ステー163と164によって4点受けの形でフレ
ーム本体2に安定性よく保持される。
そして、この大量給紙トレイユニット160は、ユニッ
ト基部16上にベース板165を取付け、そのベース板
165上に側板1B6,167、前側板195及び上昇
モータ168等を固定している。
その上昇モータ168の回転軸にはウオーム169を固
定し、それにウオーム軸170に固定されるウオームホ
イール171を噛み合わせ、ウオーム軸170の左端に
はすぐばかさ歯車172を固定している。
また、側板166に5個のスプロケット173をそれぞ
れ距離を置いて回転自在に取付け、その各スプロケット
173にチェーン174を張装し、そのチェーン174
のそれぞれ垂直に張装される部分の2箇所をペーパトレ
イ板175の側部に固定し、そのチェーン174を回動
さぜることによってペーパトレイ板175が昇降するよ
うにしている。
J−シて、第9図で右方下端のスプロケット173を支
持する軸にすぐばかさ歯車176を固定し、それを上昇
モータ16日からの回転力が伝達されるすぐばかさ歯車
172に噛み合わせている。
一方、ペーパトレイ板175の下面に遮光片177を突
設し、その遮光片177に対応させてフォトセンサ17
8をベース板165上にブラケットを介して固定し、ペ
ーパトレイ板175が最下降位置(ホームポジション)
にあるときに、遮光片177がフォトセンサ178の検
知部を遮光するようにしている。
また、第9図の右方上部にピックアップコロ179を矢
示方向に回転可能に設け、用紙Pを載置したペーパトレ
イ板175を上昇させたときに、その最上位の用紙がピ
ックアップコロ179に当接してそれを押し上げ、それ
が2〜3mm程度持ち上げられたときに図示しない上限
検知センサがそれを検知して上昇モータ168を停止さ
せ、ペーパトレイ板175の上昇を停止させるようにし
ている。
次に、大量給紙トレイユニット180内の給紙系につい
て説明する。
補助フレーム161に、例えばステッピングモータであ
る給紙モータ180を固定し、その回転軸に固定したギ
ヤと補助フレーム161の右方上端に回転可能に取付け
た中間ギヤ181との間にタイミングベルト182を張
装し、さらに補助フレーム161の右方上端に支持板1
83を取付けて、その支持板183によって中間ギヤ1
81と噛み合うアイドルギヤ184を一体に固定する回
転軸185を軸受を介して回転可能に支持する。
また、給紙部保持板186の右方下端に支持部材187
を一体に突設し、その支持部材187に形成した貫通孔
に回転軸185を嵌入させて、給紙部保持板186全体
がその回転軸を中心として回動できるようにしている。
給紙部保持板186内には、給紙中間ギヤ188、中間
駆動コロ189、フィードコロ190、戻しコロ191
.中継ギヤ192等がそれぞれ回転可能に取付けられて
おり、アイドルギヤ184に給紙中間ギヤ188が噛み
合い、その給紙中間ギヤ188と中継ギヤ192との間
にタイミングベルトが張装されて、中継駆動コロ189
に回転力が伝達されるようになっている・ なお、フィードコロ190を支持する軸には、電磁クラ
ッチが装着されており、それを所定のタイミングでオン
・オフさせることにより給紙が行われる。
また、この大量給紙トレイユニット160には、ユニッ
ト基部16とベース板165との間に、第2図に示した
用紙収納ユニット15と同様な方法によりスプリング2
8を取付けると共に、多数のトレイ載置コロ44を設け
、ユニット基部1日内には移動機構30を設けているた
め、その大量給紙トレイユニット160をフレーム本体
2(第2図に明示)から引き出した場合には、前述の用
紙収納ユニット15と同様にユニット基部16に対して
ベース板165が、それに一体に取付けられた各部と共
に各第9図で左方に移動する。
その際、前側板195(用紙の先端を揃える役目も果た
している)の外側の面に一体に取付けられている斜面を
有するスライド板196も左方へ移動するため、そのス
ライド板196上に転接する給紙部保持板186の下面
にブラケットを介して回転可能に支持さ九た転接コロ1
97がその斜面上を下るようになって、給紙部保持板1
86全体が回転軸185を中心として矢示M方向に回動
する。
したがって、中継駆動コロ189が中継従動コロ18b
から離れ、給紙部保持板186に側板166側へ突出す
るように取付けられているピックアップコロ179も側
板166から離れるため、大量給紙トレイユニット16
0をフレーム本体2から引き出す際に、その側板166
がピックアップコロ179に干渉することなく容易に引
き出すことができる。
このように、この実施例による多段給紙装置は、第2図
に示す用紙収納ユニット15に代えて両面トレイユニッ
ト110や大量給紙トレイユニット160を、ユーザの
好みに応じて簡単な操作によって容易に装着することが
できる。
すなわち、第10図に示すように、最上段に同面トレイ
ユニット110を装着し、2,3段目には500枚の用
紙を収納可能な用紙収納ユニット15をそれぞれ装着し
たり、第11図に示すように、最上段に両面トレイユニ
ット110を装着して、2,3段目を共に使用して大量
給紙トレイユニット160を装着したり、さらに第12
図に示すように、最上段に用紙収納ユニット15を装着
して、2,3段目を共に使用して大量給紙トレイユニッ
ト160を装着したりすることができる。
また、このように全ての給紙段を使用せずに、何も装着
しない空きの給紙段があってもよい。
なお、上記3種の各ユニットは、それぞれ駆動系の動作
内容が異なるためそれぞれのユニットに対応する駆動制
御が必要となるが、この制御は公知の給紙カセット等の
サイズ検知に用いられている多連式のフォトインタラプ
タと遮光片の組合せによる判別手段を用いて、装着され
ているユニットの種類を判別するようにすれば、各装着
ユニットにそれぞれ対応する制御を容易に行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、フレーム本体
から用紙収納ユニットを容易に取り外すことができるの
で、多段給紙装置としての機能アップ(バージョンアッ
プ)を望むユーザに対しては、面倒な改造作業をするこ
となしに簡単な操作によってそれを実現することができ
る。
すなわち、用紙の片面に複数回画像を形成したり、両面
に画像を形成したい場合には、フレーム本体から用紙収
納ユニットを外して代りに両面トレイユニットを装着す
れば、それを容易に行うことができる。
また、同一サイズの用紙を大量に連続的に給紙したい場
合には、フレーム本体から複数段の用紙収納ユニットを
取り外してそれに代えて大量給紙トレイユニットを装着
すれば、大量の用紙を連続して給紙することができるよ
うになる。
さらに、各ユニットの保持をフレーム本体の挿着面に対
する左右のステー又は側板にそれぞれ固定した各案内レ
ールのみによって行うようにした場合には、各給紙段に
装着されているユニットを取り外すと、フレーム本体に
は各給紙段にわたる共通の空間が形成されるので、各給
紙段間の仕切り板等を外すことなしに大量給紙トレイユ
ニット等をさらに容易に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による多段給紙装置のフレーム本体と
その関連部品の一部を示す斜視図、第2図は同じくその
多段給紙装置全体を示す全体構成図、 第3図は第1図の用紙収納ユニット15のユニット基部
16をガイドレールに沿って引き出した途中の状態を示
す斜視図、 第4図は移動機構30のレバー45とそれに係合する周
辺部品を示す拡大斜視図、 第5図は用紙トレイ21と給紙分離部40を示す斜視図
、 第6図は用紙トレイ21上の給紙分離部40の構成を示
す構成図。 第7図はレバー45がロックピン52によって揺動する
様子を示す平面図、 第8図は両面トレイユニットを示す概略構成図、第9図
は大量給紙トレイユニットを示す概略構成図、 第10図乃至第12図は必要に応じて用紙収納ユニット
を他のユニットに代えて装着したそれぞれ異なる組合せ
の例を示す概略図である。 1・・・多段給紙装置    2・・・フレーム本体4
.5,6.7・・・フレーム 15・・・用紙収納ユニット 16・・・ユニット基部
18・・・中継搬送コロ対  21・・・用紙トレイ2
2.23・・・ガイドレール(案内レール)28・・・
スプリング    30・・・移動機構40・・・給紙
分離部 110・・・両面トレイユニット 120・・・スタック機構  150・・・再給紙機構
160・・・大量給紙トレイユニット P・・・用紙 g4図 O 第5図 第 図 らq i7 図 bO 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複写機等の画像形成装置の装置本体に連結され、フ
    レーム本体内に引き出し可能に多段に配置されるそれぞ
    れに給紙分離部を備えた用紙収納ユニットが、前記フレ
    ーム本体に所定の挿着位置まで挿着されたときに前記給
    紙分離部によつて用紙を前記装置本体へ給紙可能な状態
    になる多段給紙装置において、 前記用紙収納ユニットとして約500枚の用紙を収納可
    能な中容量の用紙収納ユニットを全ての給紙段について
    前記フレーム本体に容易に取外し可能に保持すると共に
    、その用紙収納ユニットを1段あるいは複数段取外した
    後の給紙段に、用紙のスタック機構及び再給紙機構を備
    えた両面トレイユニットあるいは大容量の用紙を収納し
    て給紙可能にする大量給紙トレイユニットを装着し得る
    ようにしたことを特徴とする多段給紙装置。 2 請求項1記載の多段給紙装置において、各給紙段の
    用紙収納ユニットの保持を、前記フレーム本体の挿着面
    に対する左右のステー又は側板にそれぞれ前記各ユニッ
    トの挿脱方向に沿つて固定した各案内レールのみによつ
    て行うようにし、該フレーム本体内に各給紙段にわたる
    共通の空間を形成するようにしたことを特徴とする多段
    給紙装置。
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