JP3379861B2 - 両面給紙装置 - Google Patents
両面給紙装置Info
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Description
成を自動的に処理するために、複写機,プリンタ,ファ
クシミリ等の画像形成装置に搭載される両面給紙装置に
関する。
図ることが、企業の経営改善に関する重要なテーマとな
っており、その一環としてなるべく用紙の両面に画像形
成することにより、複写,印刷等に使用する用紙の節約
を奨励または実施している企業が多い。このような社会
の実情から近年、両面給紙装置の開発が盛んに行なわれ
ており、本出願人も安価に製造できしかも画像形成装置
の小形化を実現できる両面給紙装置を先に提案している
(特願平5−251684号)。
に、再給紙ユニット(両面ユニット)300内の前端部
分に反転ローラ301を備えており、再給紙ユニット3
00の上部後方から搬送路302を通って搬送されてき
た片面画像形成済みの用紙を、この反転ローラ301で
反転させて中間トレイ303内に収容する構成となって
いる。反転ローラ301の下部後方には押圧ローラ30
4が設けてあり、反転ローラ301を通過してきた用紙
をこの押圧ローラ304の自重によって下方に押圧し
て、該用紙の浮き上がりを防止するとともに該用紙の反
りを直し、その後、中間トレイ303の底板上に導いて
いる。この押圧ローラ304は、所要枚数の片面画像形
成済み用紙の収容動作が終了した後、支軸を中心にして
図示時計周りに回動し、用紙の束から離間する。
紙整合ローラ(寄せコロ)305が設けてあり、新規収
容した用紙の上面に接触してすべり回転し、該用紙を前
方へ押し出すようになっている。中間トレイ303の前
端部にはピックアップローラ306が設けてあるが、そ
のすぐ後方には出没自在な用紙整合板(ストッパ)30
7が配置してあり、上記用紙整合ローラ305の作用に
よって用紙の端部が用紙整合板307に当接し、前後方
向の収容位置が整えられる。この用紙整合ローラ305
は、片面画像形成済み用紙が中間トレイ303内に収容
される毎に支軸308を中心に図示反時計周りに回動し
て該用紙と接触する。そして、新たに収容された各用紙
に対し、収容位置への整合動作を終える毎に、図示時計
周りに回動して該用紙から離間する。
形成済み用紙を収容した後、用紙整合板307が上方に
待避するとともに、中間トレイ303の底部前半部分を
形成する可動底板303aが前方に移動し、中間トレイ
303内の用紙の束を再給紙位置に移送する。再給紙位
置では、用紙の束の上面前端部がピックアップローラ3
06に係合する。次いで、ピックアップローラ306が
回転し、中間トレイ303内の用紙を一枚づつ画像形成
装置の画像形成部へと再給紙する。
いて、上述した用紙整合ローラ305は、図15に示す
ごとき構造で支軸308を中心に回動して、中間トレイ
303内の用紙と接触,離間するようになっていた。す
なわち、中間トレイ303の側板303bを貫通する支
軸308によって、アーム部材310を回動自在に支持
しており、このアーム部材310に用紙整合ローラ30
5が回転自在に取り付けてある。アーム部材310は、
第1のコイルばね311によって図示左方向に付勢され
ている。また、アーム部材310は、棒状の作動部材3
12に当接して回動を規制されている。
板303bに穿設した円弧状の長孔313をガイドとし
て移動自在であり、図示しないソレノイドによって長孔
313の図示左端まで駆動される。この作動部材312
の移動に伴い、アーム部材310が第1のコイルばね3
11の付勢力によって図の反時計方向に回動し、用紙整
合ローラ305を中間トレイ303内の用紙に接触させ
る。また、作動部材312は、第2のコイルばね314
によって、第1のコイルばね311より強い付勢力で図
示右方向に付勢されており、ソレノイドがOFFになっ
たとき、この第2のコイルばね314の付勢力によって
長孔313の図示右端まで移動する。この移動に伴い、
アーム部材310が押圧されて図の時計方向に回動し、
用紙整合ローラ305が中間トレイ303内の用紙から
離間する。
の用紙整合ローラ305を備えた両面給紙装置では、該
用紙整合ローラ305を支持するアーム部材310が、
二本のコイルばね311,314によって直接または間
接に付勢された構造となっていたので、これら二本のコ
イルばね311,314の配設スペースを確保する必要
があり、装置の小形化を図る上での障害となっていた。
付勢力の調整が取り難く、用紙整合ローラ305による
用紙の移送不良を生じるおそれがあった。例えば、中間
トレイ303内の用紙を確実に移送するために、第1の
コイルばね311の付勢力を大きくして該用紙への押圧
力を上げた場合、それに伴って第2のコイルばね314
の付勢力も大きくしなければならない。しかしながら、
第2のコイルばね314の付勢力が大き過ぎると、ソレ
ノイドにより作動部材が駆動できなくなるおそれがあ
る。ソレノイドの駆動力を大きくするには、大形のソレ
ノイドを使用しなければならず、小形化の要請に反する
結果となってしまう。
めになされたものであり、装置の小形化を図るととも
に、中間トレイ内の用紙に対する適正な加圧動作および
待避動作を可能にすることを目的とする。
にこの発明は、片面画像形成済みの用紙を一旦収納する
ための中間トレイと、所定の再給紙位置に設けた用紙繰
り出し手段と、中間トレイの再給紙方向前端部に出没可
能に設けた用紙整合板と、中間トレイ内に収容された用
紙を再給紙方向に移送して用紙整合板に接触させる用紙
整合手段と、中間トレイに収容された所要枚数の用紙を
再給紙位置まで移送する用紙移送手段とを備えた両面給
紙装置において、上記用紙整合手段を次のように構成し
たことを特徴としている。
回動自在なアーム部材と、このアーム部材に回転自在に
支持された用紙整合ローラと、この用紙整合ローラを回
転駆動する回転駆動手段と、可撓性を有し軸方向に引張
力を生じるとともに、一端が前記アーム部材に取り付け
られ、他端が所要の固定構造部に取り付けられた単一の
付勢手段と、この付勢手段の中間部に係合するとともに
アーム部材に接離自在な係合部材と、この係合部材を移
動させることにより付勢手段に引張力を生じさせるアー
ム駆動手段とを含んでいる。
は、アーム駆動手段による係合部材の移動に伴い、付勢
手段における一端と前記係合部材の係合箇所との間に生
じた引張力によってアーム部材が回動して用紙整合ロー
ラを適正な圧力で中間トレイ内の用紙に接触させる。一
方、アーム駆動手段の駆動力を解除したとき、付勢手段
における他端と係合部材の係合箇所との間に生じた引張
力によって係合部材がアーム部材を押圧して反対方向に
回動させる。これにより、用紙整合ローラが中間トレイ
内の用紙から離間する。
整合ローラに適正な動作を行なわせることができるの
で、装置の小形化を実現することができる。また、上記
係合部材を、付勢手段への係合箇所が任意に調整できる
とともに、係合した状態で該付勢手段にくい込み、該係
合箇所を固定する形状とすれば、付勢手段の係合部材お
よびアーム部材に対する付勢力を容易に調整することが
できるようになる。
して詳細に説明する。図1はこの発明の実施例に係る両
面給紙装置を複写機に搭載した状態を示す斜視図であ
る。図2は同給紙装置の通常給紙モード時の状態を示す
断面側面図、図3は図2における再給紙ユニットの前半
部を拡大して示す断面側面図、図4は同給紙装置の再給
紙モード時の状態を示す断面側面図、図5は図4におけ
る再給紙ユニットの前半部を拡大して示す断面側面図、
図6は再給紙ユニットにおける中間トレイの前半部を拡
大して示す平面図である。
装置の全体構成を説明する。図1に示すように、複写機
本体1の下方には開口1aを有する給紙部2が設けてあ
り、この給紙部2内に給紙ユニット100および再給紙
ユニット200が収納されている。ここで、再給紙ユニ
ット200は、給紙ユニット100の上段に配設してあ
る。給紙ユニット100は、図2に示すガイド101,
102に沿って、給紙方向と直交する方向に引き出し自
在となっており、また、再給紙ユニット200は同図に
示すガイド201,202に沿って、同方向に引き出し
自在となっている。なお、100aは給紙ユニット10
0の把持部、200aは再給紙ユニット200の把持部
である。
に薄形の中間トレイ203を備えている。この中間トレ
イ203の上方には、複写機本体1から送られてきた片
面画像形成済みの用紙を前方(図示A方向)に搬送する
搬送路204が設けてある。また、中間トレイ203の
前端上部には、搬送路204を通過してきた用紙を巻き
込み、ほぼ一回転させて中間トレイ203内に導く反転
ローラ205が設けてある。
定底板206で形成するとともに、前半部分を前後方向
に移動自在な可動底板(用紙搬送手段)207によって
形成してある。可動底板207の側縁には、図6に示す
ように、4本のピン208a,208b,208c,2
08dが延出して設けてあり、これらのピンが中間トレ
イ203の側板209,209に設けた長孔209a,
209b,209c,209dに係合して、これら長孔
内で移動自在となっている。可動底板207の前後方向
への駆動は、図示しないソレノイド等の駆動手段によっ
て行なわれる。
ように可動フェンス210,210が設けてある。この
可動フェンス210は、中間トレイ203内に送りこま
れてきた用紙Pの側縁を整えるためのもので、可動底板
207と一体になって前後方向に移動する。図2に示し
た搬送路204は、図3に示すようにガイド板204
a,204bによって形成してある。反転ローラ205
の周囲には反転ガイド212および反転補助ローラ21
3,214が設けてあり、反転ローラ205は、これら
反転ガイド212および反転補助ローラ213,214
と協同して、搬送路204から送りこまれてきた用紙P
を反転させて、中間トレイ203上へ送り込む。
ーラ215がアーム216に支持された状態で配設して
ある。アーム216は、支軸217を中心に回動自在と
なっており、図示しないソレノイド等の駆動手段によっ
て一定角度だけ図の時計方向に駆動され、押圧ローラ2
15を持ち上げる。アーム216に作用する駆動力が解
除されると、押圧ローラ215は自重によって図の反時
計方向に回動し、中間トレイ203に収容された用紙
P′を押圧する。
紙整合ローラ218がアーム部材219に支持された状
態で配設してある。アーム部材219は、支軸220を
中心に回動自在であり、ソレノイド221のON/OF
Fに伴って、図の時計,反時計方向に回動する。そし
て、アーム部材219が図の時計方向に回動した状態
(図3の仮想線の状態)では、用紙整合ローラ218が
中間トレイ203に収容された用紙P′から離間する。
一方、アーム部材219が図の反時計方向に回動した状
態(図3の実線の状態)では、用紙整合ローラ218が
中間トレイ203に収容された用紙P′に一定の押圧力
をもって当接する。この用紙整合ローラ218は、回転
軸222を中心に図の反時計方向へ回転駆動される。
部207aの表面に、ゴム,コルク,合成樹脂等からな
る所定の摩擦係数を有するシート材を貼付またはコーテ
ィングしてある。また、押圧ローラ215と対向する箇
所207b、および用紙整合ローラ218と対向する箇
所207cは、用紙P′が滑りやすくなるように摩擦係
数を低く設定してある。
整合板223が支軸224を中心として回動自在に設け
てある。この用紙整合板223は、図示しないソレノイ
ド等の駆動手段によって図の時計方向に駆動されて、中
間トレイ203の前端部を閉塞する(図3の状態)。一
方、同駆動手段によって図の反時計方向に駆動されて、
中間トレイ203の前端部を開放する(図5の状態)。
た用紙の繰り出し手段を構成するピックアップローラ3
が設置してあり、さらにその前方には用紙の分離ローラ
4,5等からなる分離手段および給紙搬送路6が設けて
ある。後述するように、通常給紙モードでは、ピックア
ップローラ3が給紙ユニット100に収容してある用紙
P″に接触し(図2参照)、一方、再給紙モードでは、
ピックアップローラ3が再給紙ユニット200に収容し
た用紙P′に接触する(図4参照)。このために、ピッ
クアップローラは上下に移動可能となっている。なお、
用紙の重送を防止する分離手段は、ローラ以外にも既存
の各種方式のものを採用することができる。
すように、用紙収容トレイ103が備わっており、この
用紙収容トレイ103の両側部にサイドフェンス10
4,104が、後部にバックフェンス105がそれぞれ
設けてあり、これら各フェンス104,105によって
用紙P″を位置決めしている。用紙収容トレイ103の
底部前半部には、支軸106を中心に回動自在な可動底
板107が配設してある。この可動底板107は、モー
タ108等の駆動手段によって駆動する押上げアーム1
09の動作に連動して前部側が持ち上がる。
紙整合ローラ218により再給紙方向に移送して用紙整
合板223に接触させるための用紙整合手段について、
更に詳細に説明する。図7は用紙整合手段の斜視図、図
8は同じく平面図、図9は同手段の構成要素である係合
部材の動作を説明するための側面図である。また、図1
0は用紙整合手段の動作を示す側面図であり、同図
(a)が用紙から離間した状態、同図(b)が用紙を押
圧する状態を示している。
部に先端屈曲部219bを、基端部に基端屈曲部219
cをそれぞれ有している。そして、用紙整合ローラ21
8は、先端屈曲部219bに支軸222を介して回転自
在に支持されている。また、アーム部材219は、支軸
220に回動自在に支承されている。支軸220は、図
示しない回転モータ(回転駆動手段)からの駆動力を受
けて回転する駆動軸にもなっており、その先端に駆動歯
車225を装着している。
車226が同軸上に取り付けてあり、アーム部材219
の先端屈曲部219bに設けたアイドル歯車227を介
して、駆動歯車225の回転を従動歯車226に伝達
し、用紙整合ローラ218を回転する機構になってい
る。また、アーム部材219の基端屈曲部219cに
は、付勢手段としてのコイルばね228の一端228a
が取り付けてある。このコイルばね228の他端228
bは、中間トレイ203の側板209に固定した支持ピ
ン229に取り付けてある。
板209には、支軸220を曲率中心とする円弧状の長
孔230が穿設してあり、この長孔から棒状の係合部材
231が突出している。係合部材231は、リンク23
2を介してアーム駆動手段としてのソレノイド221に
連結しており、ソレノイドのON/OFFに伴って長孔
230に沿って移動する。この係合部材231は、上述
したコイルばね228の中間部に係合している。この係
合状態でコイルばね228は、係合部材231の係合箇
所228cを頂点として屈曲しており、しかも任意の長
さだけ引き延ばされて付勢力が生じている。また、アー
ム部材219の基端屈曲部219cには、係合部材23
1が接離する当接部219dが形成してある。
に動作する(図10参照)。まず、ソレノイド221が
OFFのときは、係合部材231に対するソレノイド2
21からの駆動力が解除されるため、同図(a)に示す
ように、用紙P′に対して用紙整合ローラ218が離間
した状態となる。すなわち、係合部材231は、コイル
ばね228における係合箇所228c乃至他端228b
の間(図示L1)に生じた付勢力によって引っ張られ、
長孔230の図示右端まで移動する。このとき、係合部
材231は、アーム部材219の当接部219dに当接
して、該アーム部材219を図の時計方向に回動させ
る。その結果、用紙P′に対して用紙整合ローラ218
が離間した状態となる。
同図(b)に示すように、用紙P′に用紙整合ローラ2
18が当接した状態となる。すなわち、係合部材231
は、ソレノイド221からの駆動力によって長孔230
の図示左端まで移動する。このとき、コイルばね228
の係合箇所228c乃至一端228aの間(図示 L2)
に生じた付勢力によってアーム部材219の基端屈曲部
219cが引っ張られ、係合部材231に連動して図の
反時計方向に回動する。その結果、用紙P′に用紙整合
ローラ218が当接した状態となる。このときの用紙
P′に対する押圧力は、コイルばね228の係合箇所2
28c乃至一端228aの間(図示 L2)に生じた付勢
力によって与えられる。
紙P′の枚数が少ないときは、図10(b)の実線で示
すように、アーム部材219が反時計方向に大きく回動
するため、コイルばね228の係合箇所228c乃至一
端228aの間(図示 L2)の長さが短くなり、付勢力
が小さくなる。その結果、用紙P′に対する押圧力が弱
くなる。そして、中間トレイ203内に収容された用紙
P′の枚数が増えるにしたがって、同図(b)の仮想線
で示すように、アーム部材219の反時計方向への回動
量が減り、コイルばね228の係合箇所228c乃至一
端228aの間(図示L2)の長さが長くなる。その結
果、付勢力も増大して用紙P′に対する押圧力が強くな
る。
載枚数が多くなるにしたがって、例えばカール紙等で
は、中間トレイ203の底面との間の接触抵抗が増大す
る。この実施例では、この接触抵抗の増大に対応して上
記のように用紙P′に対する押圧力が強くなるので、積
載枚数にかかわらず確実に用紙P′を用紙整合板223
へと移動させて整合することができる。
合部材の変形例を示す斜視図である。例えば同図(a)
または(b)に示すように、係合部材231に幅狭な形
状の係合部231aを形成し、この係合部231aを付
勢手段としてのコイルばね228の中間部にくい込ませ
て係合することにより、該係合箇所を固定できるように
なっている(図12参照)。このように、コイルばね2
28に対し係合部材231を任意の箇所に係合固定でき
るようにすれば、用紙整合動作を繰り返しても、用紙整
合ローラ218による用紙の押圧を常に安定した状態に
保つことができる。
材231の係合箇所を任意に変更することで、用紙に対
する用紙整合ローラ218の押圧力を容易に適正な大き
さに調整することができる。例えば、用紙に対する用紙
整合ローラ218の押圧力を大きくしたい場合には、図
13(a)に示すように、コイルばね228の係合箇所
228c乃至一端228aの間(図示 L2)を伸ばすよ
うにすればよい。また、用紙に対する用紙整合ローラ2
18の押圧力を小さくしたい場合には、同図(b)に示
すように、コイルばね228の係合箇所228c乃至一
端228aの間(図示 L2)を縮めるようにすればよ
い。
たこの実施例の給紙方法を説明する。まず、給紙ユニッ
ト100に収容されている用紙P″を複写機本体1内の
画像形成部に供給し、該用紙の片面に画像を記録した
後、再給紙ユニット200へと搬送する給紙モード(通
常給紙モード)について説明する(図2,図3参照)。
この通常給紙モードでは、図2に示すように、ピックア
ップローラ3は下降位置にあり、給紙ユニット100に
収容した用紙P″の最上面前端部に接触している。そし
て、該ピックアップローラ3の図示反時計方向の回転に
より、給紙ユニット100内で最も上に位置する用紙
P″を繰り出し、分離ローラ4,5および給紙搬送路6
を経由して、複写機本体1内の画像形成部へと給送す
る。
体1から再給紙ユニット200の搬送路204へと送ら
れてくる。搬送路204は、送られてきた片面画像形成
済み用紙Pを、再給紙ユニット200の前方(図示A方
向)へと搬送していく。このとき押圧ローラ215は、
自重により下降した位置にある。また、用紙整合板22
3は、通常給紙モードの間、再給紙ユニット200の前
端部を閉塞した位置にある(図3参照)。搬送路204
を通過した用紙Pは、反転ローラ205に巻き込まれ、
図示B方向に反転して移送されていく。このように反転
移送された用紙Pの先端は、再給紙ユニット200内に
既に収容されている用紙P′の最上面と、押圧ローラ2
15との間に入る。押圧ローラ215は、自重によって
該用紙Pの浮き上がりを防止するとともに、該用紙Pの
反りを直す。
用紙Pが、既に収容されている用紙P′の束に積み重な
った後、ソレノイド221が作動して、アーム部材21
9を図の反時計方向に回動させ、用紙整合ローラ218
を用紙P′(収容動作が終了した後は、新たに送りこま
れてきた用紙もP′で示す)の上面に当接させる。続い
て用紙整合ローラ218を図示反時計方向に回転駆動
し、最上部の用紙P′を再給紙ユニット200の前方
(図示D方向)へと移動させる。これにより、該用紙
P′の前端が用紙整合板223に当接して位置決めされ
る。
の用紙P′の位置が、再給紙ユニット200における再
給紙位置となる。再給紙ユニット200内に収容された
用紙P′は、それぞれ上記用紙整合ローラ218の動作
によってこの再給紙位置に位置決めされている。再給紙
位置への位置決め動作を実行した後、ソレノイド221
が作動して、アーム部材219を図の時計方向に回動さ
せ、用紙整合ローラ218を上昇させ、次の用紙が再給
紙ユニット200内に送り込まれてくるのを待つ。この
ようにして、片面画像形成済みの用紙P′が再給紙ユニ
ット200内に逐次積み重なった状態で収容される。
いる片面画像形成済みの用紙P′を複写機本体1内の画
像形成部に再給紙する再給紙モードについて説明する
(図4,図5参照)。なお、再給紙モードでは、図2に
示すように、ピックアップローラ3は上昇位置におかれ
ている(図4参照)。
ット200内にすべて収容した後、用紙整合板223を
図の反時計方向へ回動して再給紙ユニット200の前端
部を開放する。続いて、中間トレイ203の可動底板2
07を前方(図示E方向)に移動させる。すると、可動
底板207とともに再給紙ユニット200内に収容され
ている用紙P′の束も同方向へ移動する。
上面がピックアップローラ3と係合する位置まで移動し
て停止する。このピックアップローラ3と係合した位置
を再給紙位置として、ここから複写機本体1の画像形成
部に片面画像形成済みの用紙P′を再給紙する。すなわ
ち、ピックアップローラ3が図の反時計方向に回転し、
再給紙ユニット200内で最も上に位置する用紙P′を
繰り出し、分離ローラ4,5および給紙搬送路6を経由
して、複写機本体1内の画像形成部へと給送する。以上
の動作によって、複写機等の画像形成装置にあっては用
紙の両面に画像を形成することができる。
れるものではない。例えば、用紙整合手段の構成要素で
ある付勢手段としては、コイルばねに限らず、可撓性を
有し軸方向の伸縮によって付勢力を生じる弾性部材、例
えば紐状のゴムを使用することもできる。
紙装置によれば、特に単一の付勢手段によって用紙整合
ローラに適正な加圧力を付与することができるので、装
置の小形化を実現することができる。また、用紙整合手
段における係合部材を、付勢手段への係合箇所が任意に
調整できるとともに、係合した状態で該付勢手段にくい
込み、該係合箇所を固定する形状とすれば、付勢手段の
係合部材およびアーム部材に対する付勢力を容易に調整
することができる。
に搭載した状態を示す斜視図である。
面側面図である。
て示す断面側面図である。
側面図である。
て示す断面側面図である。
拡大して示す平面図である。
る。
するための側面図である。
形例を示す斜視図である。
合固定状態を示す断面側面図である。
対する係合箇所の調整動作を示す断面側面図である。
を示す断面側面図である。
合手段を示す断面側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 片面画像形成済みの用紙を一旦収納する
ための中間トレイと、所定の再給紙位置に設けた用紙繰
り出し手段と、前記中間トレイの再給紙方向前端部に出
没可能に設けた用紙整合板と、前記中間トレイ内に収容
された用紙を再給紙方向に移送して前記用紙整合板に接
触させる用紙整合手段と、前記中間トレイに収容された
所要枚数の用紙を前記再給紙位置まで移送する用紙移送
手段とを備えた両面給紙装置において、 前記用紙整合手段は、支軸を中心に回動自在なアーム部
材と、このアーム部材に回転自在に支持された用紙整合
ローラと、この用紙整合ローラを回転駆動する回転駆動
手段と、可撓性を有し軸方向に引張力を生じるととも
に、一端が前記アーム部材に取り付けられ、他端が所要
の固定構造部に取り付けられた単一の付勢手段と、この
付勢手段の中間部に係合するとともに前記アーム部材に
接離自在な係合部材と、この係合部材を移動させること
により前記付勢手段に引張力を生じさせるアーム駆動手
段とを含み、 前記アーム駆動手段による係合部材の移動に伴い、前記
付勢手段における一端と前記係合部材の係合箇所との間
に生じた引張力によって前記アーム部材が回動して前記
用紙整合ローラが前記中間トレイ内の用紙に接触すると
ともに、 前記アーム駆動手段の駆動力を解除したとき、前記付勢
手段における他端と前記係合部材の係合箇所との間に生
じた引張力によって前記係合部材が前記アーム部材を押
圧して反対方向に回動させることを特徴とする両面給紙
装置。 - 【請求項2】 前記係合部材は、前記付勢手段への係合
箇所を任意に調整可能であるとともに、前記付勢手段に
係合した状態では該付勢手段にくい込み、係合箇所を固
定する形状となっていることを特徴とする請求項1記載
の両面給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14865195A JP3379861B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 両面給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14865195A JP3379861B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 両面給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH092745A JPH092745A (ja) | 1997-01-07 |
JP3379861B2 true JP3379861B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=15457577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP14865195A Expired - Fee Related JP3379861B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 両面給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3379861B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14865195A patent/JP3379861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH092745A (ja) | 1997-01-07 |
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