JPH07180823A - 炉の火格子 - Google Patents

炉の火格子

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JPH07180823A
JPH07180823A JP6280065A JP28006594A JPH07180823A JP H07180823 A JPH07180823 A JP H07180823A JP 6280065 A JP6280065 A JP 6280065A JP 28006594 A JP28006594 A JP 28006594A JP H07180823 A JPH07180823 A JP H07180823A
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grate
fixed
rod
furnace
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Application number
JP6280065A
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English (en)
Inventor
Guido Pius Stierli
ギード ピウス スティエリ
Hansruedi Steiner
ハンスルエディ シュタイナー
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ABB Management AG
Original Assignee
ABB Management AG
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23HGRATES; CLEANING OR RAKING GRATES
    • F23H17/00Details of grates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23HGRATES; CLEANING OR RAKING GRATES
    • F23H7/00Inclined or stepped grates
    • F23H7/06Inclined or stepped grates with movable bars disposed parallel to direction of fuel feeding
    • F23H7/08Inclined or stepped grates with movable bars disposed parallel to direction of fuel feeding reciprocating along their axes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄物焼却プラントで用いる炉の火格子の提
供。 【構成】 固定棒体(3)の縁部火格子棒は固定火格子
棒(4‘)として構成される。固定棒体(3)は並列さ
れた火格子棒から成り、隣接する火格子棒同士は一方の
火格子棒に固定され他方の格子棒に送り方向スロット
(14)を介して突出するボルト(12)により対で結
合される。側壁には隣接する火格子棒同士の結合手段に
対応するボルト(12’)により旋回不能に固定され
る。ボルト(12‘)は送り方向固定具としても機能
し、サイドチーク(2)の外側領域から解除可能な固定
手段を供えている。この固定手段がボルト(12’)に
側壁方向に引張力を加え旋回及び送り方向移動を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の前文に記載の
炉の火格子に関する。この種の火格子は物の焼却と同時
に被焼却物の搬送に利用され、主として廃棄物の焼却プ
ラントで採用されている。
【0002】
【従来の技術】この種の火格子はドイツ特許発明明細書
第2808057号から公知である。この火格子はその
縁部にサイドチークに固定された保持装置を備え、この
保持装置によって、縁部の火格子棒が横方向に移動し火
格子の中心に向かわないように制限されている。しか
し、この保持装置では、縁部の火格子棒が送り方向(送
り方向)のクリアランスを有しており、この送り方向ク
リアランスが上方向に開放している実施例さえも開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の火格子では、被
燃焼物が火格子棒の前端部から下方に入り込んだ場合
に、火格子棒に送り方向クリアランスが存在するため
に、火格子棒の後端部が載っている火格子棒保持装置の
周りに、火格子棒の一列全体が容易に上向きにゆっくり
と旋回してしまう。そして勿論、送り方向クリアランス
が上方にも開放している場合には、より旋回運動が起こ
りやすくなる。かかる現象は自己増殖的に展開してい
く。すなわち、上記の旋回運動によりますます多くの被
燃焼物が火格子棒の下方に回り込み、それらの被燃焼物
のせいでさらに旋回運動が促進されるというように展開
していく。その結果、火格子の下への送風が局所的に強
くなり、そのために局所的に温度が過剰になり、燃焼が
不均一になったり、あるいは火格子の下の送風領域へ被
燃焼物が落下したり、さらには被燃焼物の落下により送
風領域に汚損を起こすという問題があった。
【0004】これに対して、送り方向のクリアランスを
狭くして、保守時に保持装置を解除したときだけ火格子
棒を旋回させて、取り外し可能に構成することも可能で
ある。しかし、従来の火格子の構成では、この操作は火
格子の下の送風領域からだけ可能であるため、保守作業
を非常に困難なものにしていた。
【0005】本発明は、上記のような従来の火格子が有
する問題点に鑑みて成されたものであり、火格子棒の列
を所定の角度位置でしっかりと固定可能であり、火格子
棒の列の上方旋回を確実に防止可能であり、一方、保守
時には、保守作業員が火格子の下の送風領域に入らずと
も、火格子棒の列の上方旋回や火格子棒の取り外しを行
うことが可能であるような新規かつ改良された炉の火格
子を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明を適用可能な炉の
火格子は、送り方向に交互に配設され、その両側を側壁
によって限定された複数の固定棒体の列(3)及び可動
棒体の列(3‘)からなる少なくとも一つの火格子トラ
ック(1)を有しており、各固定及び可動棒体の列
(3、3‘)は側部同士が並列された複数の火格子棒
(4)からなり、各火格子棒(4)は、その後端領域に
おいては、固定及び可動火格子棒キャリア(5)に対し
て、旋回可能に、かつ横方向に移動可能に、かつ送り方
向には若干の移動のみが可能なように接続され、その前
端は次の火格子棒の列(3’3)の上に載るように構成
され、さらに前記各火格子棒の列(3、3’)の各火格
子棒(4)は、相隣る火格子棒が互いに他に対して横方
向に若干の移動のみが可能であり、前記火格子キャリア
(5)の周囲に若干の旋回のみが可能なように、火格子
棒の表面(7)よりも下方に設けられた接続手段によっ
てそれぞれ接続されることにより構成されている。そし
て、上記課題を解決するために、本発明に基づいて構成
された炉の火格子は、固定棒体の列(3)に、少なくと
も一つの固定火格子棒(4’)を設け、その固定火格子
棒(4‘)を、固定棒体の列(3)の表面(7)よりも
下方で作用する保持手段によって、送り方向に不動に、
かつ上方向に旋回不能に固定し、その保持手段を、側壁
の外側領域から解除することにより、固定火格子棒(4
‘)を少なくともその送り方向に対して移動させること
が可能なように構成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、固定棒体の列(3)の表面
(7)よりも下方で作用する保持手段によって、送り方
向に不同に、かつ上方向に旋回不能に固定された固定火
格子棒(4‘)を固定棒体の列に設けているので、この
固定火格子棒(4’)の作用により、火格子棒の列
(3)を所定の角度位置でしっかりと固定可能であり、
かつ火格子棒の列(3)の上方旋回を確実に防止するこ
とができる。従って、火格子棒の列(3)が、従来の装
置のように、好ましくない挙動を起こすことはない。火
格子棒の列(3)は、固定火格子棒(4‘)と保持手段
により完全に接続されているので、その間に燃焼を阻害
し、被燃焼物が火格子の下の送風領域に入り込む道とな
る望ましくないギャップは形成されず、そして均一な燃
焼を確保するために決定的に重要な因子である火格子棒
間の空気間隙幅を常に制御することが可能であり、炉の
動作の信頼性を実質的に向上させることができる。
【0008】また、本発明によれば、固定火格子棒(4
‘)の運動を制限する保持手段は、側壁の外側領域から
容易に解除することが可能であり、保持手段を解除する
ことにより固定火格子棒(4’)を送り方向に対して移
動させることが可能である。従って、保守時には、保守
作業員が火格子の下の送風領域に入らずとも、保持手段
を外側領域から解除するだけで、火格子棒の列の上方旋
回や火格子棒の取り外しを行うことが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明による実施例を示す添付図面を
参照して、本発明を詳述する。図1は火格子トッラク1
を含む本発明による火格子の斜め上から見た斜視図であ
る。この火格子トラック1は、その両側にその横方向の
運動を制限するように圧接されたサイドチーク2を備え
た側壁を備えている。本発明による火格子は、中間ビー
ムを介して隣り合わせに配置した2又はそれ以上の火格
子トラックから構成することもできる。
【0010】火格子トラック1は、固定された棒体の列
3と可動な棒体の列3’とから成り、これら棒体の列は
火格子トラックの送り方向に交互に並列に配置され、そ
の各列は並列配置した火格子棒4によって形成されてい
る。火格子棒4は、図示(図2)の例では断面が円形の
丸棒によって構成された火格子棒キャリア5の上にその
後端を乗せ、その後端から下方に突出し、火格子棒キャ
リア5に対する火格子棒4の送り方向の動きを制限する
前方ストップラグ6aおよび後方ストップラグ6bによ
って火格子棒キャリアを抱持している。火格子棒のスト
ップラグ6a、6bは半円状に火格子棒キャリア5に密
接するか、または半卵状(図示せず)にスペースを置い
て、即ち火格子棒の送り方向にある程度の隙間を持たせ
て火格子棒キャリア5を交互にそれを横方向に抱持する
から、並列配置した火格子棒4は互いに他に対してその
送り方向に僅かながら動きが取れるようになっている。
何れにしても、火格子棒4は簡単な構造で火格子棒キャ
リア5の上に乗っているから、それを持ち上げて火格子
棒キャリアから離し、横方向に移動させることが可能で
ある。
【0011】火格子棒4の前方(送り方向)に向かって
上昇する表面7はその前端部に於いて下方に向けて曲げ
られ、表面7にほぼ直角をなす前方表面8を形成してい
る。火格子棒の列3および3’の火格子棒4は、それぞ
れ次の火格子棒の列3’及び3の火格子棒4の表面上に
その前端を乗せている。即ち、固定棒体の列3の火格子
棒は可動棒体の列3’の火格子棒の上に横たわり、また
その逆の状態で横たわっている。
【0012】可動棒体の列3’は、火格子棒をその上に
乗せ、かつ旋回自在に支持され、駆動される火格子棒キ
ャリア5によって駆動される。この火格子棒キャリア5
は、例えば送り方向にサイクル運動を繰り返すピストン
9(図1では一個のみ図示)によって駆動され、これに
よって連続した可動棒体の列3’の運動が180度位相
をずらして起こる。このことは、例えば全ての二番目の
可動棒体の列3’が前方に移動すると同時に、その間に
横たわっている可動棒体の列3’は引き戻されているこ
とを意味する(図2、3、9、13では、一つの限界位
置にある可動棒体列3’は実線で図示され、他の限界位
置にあるものは破線によって図示されている)。これら
の反対向きの運動によって被燃焼材料は、一様にそして
確実にかき立てられて前方に移動する。
【0013】各火格子棒4の両側は継手によって相隣る
火格子棒に接続されている。各火格子棒4はその両端か
ら下方に延びる二個のサイドリブ10を備えている。固
定棒体列3の全ての二番目の火格子棒4の場合、サイド
リブ10の各々には孔11(図4)が設けられ、この孔
にサイドリブの送り方向に対して横向きにボルト12が
差し込まれてナット13によって固定支持される。その
間にある火格子棒4は、孔11と同じ高さで後端を開い
た送り方向スロット14を有し、このスロットを介して
隣りの火格子棒の孔11から差し込まれたボルト12の
ヘッド15が突き出ている。わずかなクリアランスは別
として、このボルト12は隣の火格子棒の火格子棒キャ
リア5を中心とした相互旋回を防止すると同時に、ボル
トのヘッド15とナット13は、孔11と送り方向スロ
ット14のそれぞれのエッジを重ね合わせ、かつ相隣る
火格子棒の間の横方向の距離を限定する横方向ロック手
段として作用する。連結した二個の火格子棒4の一方で
は、ボルト12が後端を開いた送り方向スロット14を
介して突出しているから、相隣る火格子棒の送り方向へ
のわずかな相対運動は妨げられない。さらに、原理的に
は、相隣る火格子棒間の接続は、送り方向スロット14
を備えた火格子棒をボルト12が外れるまで前方に引く
ことによって解除することができる。しかし、炉の運転
中は後方ストップラグ6bによってこのことは防止され
る。同様に、原理的には、相隣る火格子棒はボルト12
を中心として旋回することが可能である。
【0014】可動棒体の列3’の火格子棒4は同様の方
法で接続されている。可動棒体の列3’の場合とは対照
的に、固定棒体の列3の場合には、サイドチーク2(図
3、4)上の摩耗板16に隣接し、他の火格子棒4と同
様の構造を備え、サイドリブ10に送り方向スロット1
4を備えた火格子棒のグループに属する縁部火格子棒
は、相隣る火格子棒の間の継手と同様の構造を備えた旋
回防止具によってサイドチーク2に接続された固定火格
子棒4’である。この旋回防止具は摩耗板16、サイド
チーク2を介して延びる孔11’を通って突出し、サイ
ドチークの外側でナット13’によってサイドチークに
固定されるボルト12’の形を取ったロック手段からな
っている。サイドリブ10の内側に入るわずかに太めに
したこのボルトの端部はヘッド15’を備えているの
で、ストップ面としての送り方向スロット14の底縁と
協働して火格子棒キャリア5を中心とした縁部火格子棒
4’の旋回を防止するだけではなく、縁部火格子棒4
‘と摩耗板16との間の距離を限定する。ヘッド15’
は側壁から遠い方のサイドリブ10の内側と共に横方向
ロック手段としての止め具を形成する。しかしながら、
相隣る火格子棒の間を上述のように接続しているため、
固定火格子棒4’と同じ方法またはその他の方法によっ
て固定れた反対側にある縁部火格子棒は、それらの間に
ある同様の固定棒体列3のその他の火格子棒4の旋回を
防止する。
【0015】他の火格子棒4とは対称的に、固定棒体列
3の固定火格子棒4’は後方ストップラグ6bを備えて
いない。しかし、それらが炉の運転中にその位置をずら
さないようにするために、それぞれに送り方向固定具を
設けて送り方向への運動を防止している。この送り方向
固定具は火格子トラック1の側面の領域から操作するこ
とが出来るようにした形を取っている。
【0016】最も簡単な場合、旋回防止具は送り方向固
定具としても使用できる形を備えている。上述の様な固
定具の構成によれば、例えばナット13’をきつく締め
付けてボルト12を外側に向かって引けば、固定火格子
棒4’はボルトのヘッド15’と摩耗板16との間でし
っかりと動かないように締め付けられる。ナット13’
を緩めれば送り方向固定具は外れるが、このことは旋回
防止具については当てはまらない。旋回防止具は火格子
棒4’が前に押し出されたときにだけ解放される。ナッ
ト13’の代わりにその他のクランプ手段、例えば偏心
クランプ装置を用いることも可能である。
【0017】送り方向固定具としても作用する旋回防止
具のもう一つの形では、火格子トラック1の送り方向に
対して横方向に働くのロック手段(図5乃至7に図示)
はカムスリーブ18と、このスリーブによってその周囲
を囲まれ、かつその端部に対称的に設けられた二個のロ
ックカム20を備えた回転可能な棒19とからなり、カ
ムスリーブ18を越えて半径方向に突出しすることのな
い横方向ロック手段を形成している。サイドチーク2に
形成された孔22通り、さらに摩耗板16を通して延び
る前述のカムスリーブ18は、固定火格子4’のサイド
リブ10に形成された閉じたスロット23の前面まで延
びている。スロット23はその中央部が拡張されている
が、スロット内に突出してくる二個のファスニングカム
24がぴたりと満たす端部領域をその両側に備えてい
る。一方ファスニングナット25によってカムスリーブ
18内にしっかりと支持された回転可能な棒19は、ス
ロット23を通して突出し、そしてロックカム20はサ
イドリブ10の内側でスロット23の縁に側面的に重な
る。
【0018】ファスニングカム24によって、固定火格
子棒4’は火格子棒キャリア5の周りの旋回と送り方向
移動に抗して保持され、一方ロックカム20は固定火格
子棒と摩耗板16との間の距離を限定する。
【0019】固定状態から解放するためには、先ずファ
スニングナット25を緩め、回転可能の棒19を90度
だけ廻すと、ロックカム20はスロット23と一線にな
る。また、ナット21を緩め、ロック装置全体を引き出
す。これにより、固定火格子棒4‘は、旋回かつ送り方
向移動が可能になる。
【0020】もう一つの実施例(図8、9)では、ロッ
ク手段は回転可能な棒19の形に形成され、この回転可
能な棒19は摩耗板16の下方でサイドチーク2を通し
て延びる孔22に直接載置され、ファスニングナット2
5によって固定され、サイドチーク2の外側にあるその
一端には回転レバー26が設けられ、固定火格子棒4’
のサイドリブ10の底縁にある凹部27を通して延びる
反対側の端部には横方向ロック手段としての単一ロック
カム20が設けられる。ファスニングナット25は回転
可能な棒19に外向きの引く力を加えるから、サイドリ
ブ10の内面上で凹部の前縁に重なるロックカム20は
摩耗板16に抗して固定火格子棒4’を押圧し、これを
しっかりと把持する。この旋回防止と送り方向の固定状
態を解放するためには、ファスニングナット25を緩
め、それから回転可能な棒19をサイドリブ10がロッ
クカム20から自由になるまで回転する(図9)。
【0021】更に他の実施例では、送り方向の固定具は
旋回防止具から分離される。即ち、ナット13’によっ
て固定されるが、固定火格子棒4’の把持効果のある引
く力は受けないボルト12’を備えた第一の実施例に相
当する。したがって、固定火格子棒4’のサイドリブ1
0は、その後端のわずか前方に形成された列に整列した
孔28(図3、10、11)を備え、この孔を介してロ
ックピン29が送り方向に対して横方向(略直交方向)
に突出する。ロックピン29はまた孔28と一線上にあ
るブラケト31の孔30を通って延びる。このブラケッ
トは固定火格子棒4’のサイドリブ10の間に突出し、
かつ対応する固定棒体列3の火格子棒キャリア5に載置
されている。この送り方向の固定具は固定火格子棒の横
方向の移動を許すが、この移動は旋回防止具によって制
限される。さらにそれは対応する(静止)火格子棒キャ
リア5に関する固定火格子棒の位置を固定し、このため
火格子の他の静止部分の位置も固定する。
【0022】ロックピン29はサイドチーク2の開口3
2を通って保護チューブ34内に突出し、この保護チュ
ーブはその外側端にカバー33によって閉じられ、サイ
ドチーク2の外側にある開口35に螺合している。検査
用の扉36を開けた後、カバー33を外側からと留めて
いる六角ナット37に合ったスパナを用いて前述の保護
チューブを取り外すことができ(図11)、そこでロッ
クピン29を、例えばプライヤを使って引き出し送り方
向の固定状態を解除することができる。
【0023】この種の送り方向固定法には種々の変形が
可能であることは勿論であって、特に孔28、30に代
えて、その他の構造的解決を選択することが可能であ
る。決定的なポイントは、ロックピンが火格子キャリア
の後方に面する保持面並びに縁部火格子棒の前方に面す
るロック面と協働することである。これらの面は本発明
の場合、孔30、28の前後の壁によって形成されてい
る。
【0024】しかしながら、上述のものとは更に異なる
解決法がある。即ち(図12)、火格子キャリア5の代
わりに、固定火格子棒4’を直接サイドチーク2に対し
て固定する送り方向固定法よるものであって、例えばサ
イドチーク2のネジ孔38に螺合しナット39によって
固定されるロックピン29による固定法である。
【0025】これまでに述べた二例で示した旋回防止固
定具と送り方向固定具との分離は、構造的に特に簡単で
あって、かつ火格子領域に起こる種々の困難な条件下に
あってさえ非常に信頼できる解決法をとなる。
【0026】二本の火格子トラックからなる火格子の中
央ビーム40に縁部火格子棒4’を固定するのに特に適
した送り方向固定のための構造的解決法(図13、1
4)では、スペース、特に送り方向に対する横方向のス
ペースが非常に狭くなるので、縁部火格子棒はその後端
に上向きに口を開けた横方向にのびる凹部41を備え、
その後部境界は前方に向いたロック面42によって形成
されている。ロック手段43はナット44を用いて中央
ビーム40に固定され、その底部に回転レバー46を備
えたT字形の保持手段45としての横方向ビームからな
り、中央ビームの両側で火格子棒の列を横方向に限定す
る側壁を形成する中央ビーム40の側板48に形成され
た開口47を介して各縁部火格子棒の凹部41に係合
し、火格子キャリア5に対して縁部火格子棒の後端を押
しつけ、この押圧作用によって送り方向移動に抗して縁
部火格子棒を固定する。縁部火格子棒の送り方向の位置
はロック面42によって更に確保される。ナット44を
緩めた後、保持手段45はロック面42がロック手段4
3から開放されるまで持ち上げることができる。旋回防
止固定具は外側エッジ部におけるものと同一の形を取っ
ている。
【0027】旋回防止具と送り方向固定具の両者が働い
た場合、固定棒体列3の縁部火格子棒4’は火格子キャ
リア5の周囲の旋回並びに横方向の移動に関してほんの
僅かな遊びを持つように固定されている。このことは相
隣る火格子棒の間の各結合作用に関しても同様であるの
で、二つの縁部火格子棒4’を固定することによって、
固定棒体列3全体はその火格子キャリア5の周りの旋回
に関してそれぞれ固定されることになる。
【0028】この点に関して可動棒体列3’はある遊び
を有していることは事実だが、このことはそのすぐ背後
にある固定棒体列3と重なり合うことによって制限され
ている。可動棒体列は火格子表面に危険なギャップが出
来てしまうほど十分には旋回することは出来ない。
【0029】サイドチーク2は僅かに横方向に動くこと
が出来、火格子棒の列に弾的力に押圧されているので、
温度変化による火格子棒4の幅の変化、即ち火格子棒の
列の幅の変化を補償することが出来る。温度降下によっ
て火格子4が収縮しすると同時に、相隣る火格子棒の結
合部はその横方向ロック手段によって火格子棒の間の距
離が僅かになり、幅広のギャップが火格子棒の間に形成
されることはない。
【0030】図10、11に示すような中間ビームによ
って分離された二つの火格子トラックと、別々の送り方
向固定具を備えた火格子の場合(単独の火格子トラック
の場合の手続きも同様なのだが)であって、何れかの特
別な火格子棒を交換したり、または検査する必要が生じ
たとき、交換しなければならない火格子棒を含む火格子
棒の列の背後にある二乃至三列の固定棒列3に於けるサ
イドチーク2の送り方向固定具を前述のロックピン29
を除去することによって解放する。次いで、僅かに曲が
った棒を開口32から挿入して縁部火格子棒4’をサイ
ドチーク側に押し出すと、その前端部をフックまたはそ
れに似た物によって引き出して除去することが出来る。
一方、相隣る火格子棒に対する旋回防止具と結合具は、
送り方向のスロット14のボルト12’、12の係合を
解除することによって解放される。同様に、中間ビーム
に於いて、送り方向固定具は解放され、縁部火格子棒
4’は回転レバー46を使って保持手段45を回転する
ことによりロック手段43によって前に押し出される。
【0031】両方が同時に解放される旋回防止具と送り
方向固定具(図5乃至7及び図8、9)の場合、固定火
格子棒4’はフックまたはレバーによって直接持ち上げ
られる。
【0032】最後に、最後列からはじめて、解放された
固定棒体列3と固定されていない可動棒体列3’はそれ
らの限られた遊びを利用して旋回する。取り除かなけれ
ばならない火格子4が置かれている火格子棒の列がある
と、その背後にある火格子棒の列の遊びは累積され、そ
のため問題の火格子棒4はその後方ストップラグ6bを
火格子キャリア5の上まで持ち上げることができ、火格
子棒4を前方に向かって引き出すことが出来る。もしそ
の火格子が、後端が開いた送り方向スロット14を備え
た火格子棒のグループに属していれば、それだけを単独
に取り除くことが出来るが、そうでない場合には二個の
隣接した火格子棒と共に取り除く。
【0033】新しい火格子棒4、または修理済みの火格
子棒4、または検査だけした火格子棒4の挿入はそれに
応じた仕方で実施される。全体の操作に当たって、火格
子の下方の炉の通風領域に入ることは要求されない。送
り方向固定具はサイドチーク2の外側の領域、及びミド
ルビームの下側の領域から操作することが出来る。交換
しなければならない火格子棒4の除去並びにそれと同等
または対応する火格子棒の挿入は火格子の表面から行う
ことが出来る。
【0034】以上要するに、本発明に基づいて構成され
た炉の火格子の一実施例は、固定棒体(3)の縁部火格
子棒は固定火格子棒(4‘)として構成される。固定棒
体(3)は並列された火格子棒から成り、隣接する火格
子棒同士は、一方の火格子棒に固定され他方の格子棒に
送り方向スロット(14)を介して突出するボルト(1
2)により、それぞれ対をなして結合される。また側壁
に対しては、隣接する火格子棒同士の結合手段に対応す
るボルト(12’)によって、旋回不能に固定される。
このボルト(12‘)は送り方向固定具としても機能す
る。さらにサイドチーク(2)の外側領域から解除可能
な固定手段を供えている。この固定手段がボルト(1
2’)に側壁方向に引っ張り力を加え旋回及び送り方向
移動を防止する。また旋回防止及び送り方向移動を防止
するための、他の着脱自在な手段を設けても良い。
【0035】回転防止だけを目的とする固定具の場合に
は、側壁の外側領域から解除可能な、例えば固定火格子
棒(4’)の孔に突出し、かつ側壁(2)に固定される
引きだし可能なロック手段の形を取った送り方向固定具
を更に設ける。それを解放した後、固定火格子(4’)
は前に押し出され旋回防止具から外される。なお、本発
明は上記実施例に限定されず、様々な変更及び修正を加
えることが可能であり、それらについても特許請求の範
囲に記載した技術的思想の範疇に属することは言うまで
もない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
炉の動作信頼性を実質的に向上させることが可能であ
る。火格子棒の望ましくない挙動が効果的に防止され
る。すなわち、火格子棒は完全に接続されているので、
その間に燃焼を阻害し、被燃焼物が火格子の下の送風領
域に入り込む道となる望ましくないギャップは形成され
ず、そして均一な燃焼のために決定的に重要な因子であ
る火格子棒間の空気間隙幅を常に制御下に置くことがで
きる。同時に、火格子棒を取り除くために必要なすべて
の手続きは火格子の側部領域から行なうことができるの
で、そのために火格子の直下に位置する送風領域に入る
必要がないので、保守作業の費用は低減される。これら
の利点は運転費用の実質的な削減のもととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による火格子の斜視図。
【図2】図1の火格子の中央領域を介して取った、それ
ぞれ二つの火格子棒の間の縦断面の一部を示す図。
【図3】それぞれの縁部火格子棒とその次の火格子棒と
の間の縦断面の一部を示す図。
【図4】固定棒体の列、並びに火格子棒と旋回固定具と
の間、または縁部火格子棒の旋回固定具と送り方向固定
具の間の接続手段の断面をその一部を省略して示す図。
【図5】他の実施例による縁部火格子棒の旋回防止具と
送り方向固定具の端部領域における断面図。
【図6】図5に示す固定縁部火格子棒の縦断面図。
【図7】図5に示す固定縁部火格子棒のもう一つの縦断
面図。
【図8】更に他の実施例による固定縁部火格子棒の旋回
防止具と送り方向固定具の端部領域における断面図。
【図9】図8に示す固定縁部火格子棒の断面図。
【図10】固定縁部火格子棒の送り方向固定具の端部領
域における断面図。
【図11】図10の送り方向固定具が一部解除された状
態の断面の一部を示す図。
【図12】更に他の実施例による縁部火格子棒の送り方
向固定具の端部領域における断面図。
【図13】図3と同様ではあるが、中央ビームを備えた
変形例の場合であって、中央ビーム上の各縁部火格子棒
とその次に続く火格子棒との間、並びに更に他の実施例
による送り方向固定具の縦断面図。
【図14】図13に示した中央ビームを、その両側に隣
接する火格子棒と送り方向固定具と共に示す断面図。
【符号の説明】
1 火格子トラック 3 固定棒体の列 3’可動棒体の列 4 火格子棒 4’縁部火格子棒(固定火格子棒) 5 可動火格子キャリア 6a 前方ストップラグ 6b 後方ストップラグ 12、12’ ボルト 14 送り方向スロット 18 カムスリーブ 19 回転可能な棒 23 スロット 24 固定カム 29、43 ロック手段

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り方向に交互に配設され、その両側を
    側壁によって限定された複数の固定棒体の列(3)及び
    可動棒体の列(3‘)からなる少なくとも一つの火格子
    トラック(1)を有し;前記各固定及び可動棒体の列
    (3、3‘)は側部同士が並列された複数の火格子棒
    (4)からなり;前記各火格子棒(4)は、その後端領
    域においては、固定及び可動火格子棒キャリア(5)に
    対して、旋回可能に、かつ横方向に移動可能に、かつ送
    り方向には若干の移動のみが可能なように接続され、そ
    の前端は次の火格子棒の列(3’3)の上に載るように
    構成され;前記各火格子棒の列(3、3’)の各火格子
    棒(4)は、相隣る火格子棒が互いに他に対して横方向
    に若干の移動のみが可能であり、前記火格子キャリア
    (5)の周囲に若干の旋回のみが可能なように、火格子
    棒の表面(7)よりも下方に設けられた接続手段によっ
    て、それぞれ接続されて成る、炉の火格子であって:前
    記固定棒体の列(3)には、少なくとも一つの固定火格
    子棒(4’)が設けられ;前記固定火格子棒(4‘)
    は、前記固定棒体の列(3)の表面(7)よりも下方で
    作用する保持手段によって、送り方向に不動に、かつ上
    方向に旋回不能に固定され;前記保持手段は、側壁の外
    側領域から解除することにより、前記固定火格子棒(4
    ‘)を少なくともその送り方向に対して移動させること
    が可能なように構成されていることを特徴とする、炉の
    火格子。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つの固定火格子棒
    (4’)は、縁部火格子棒であることを特徴とする、請
    求項1に記載の炉の火格子。
  3. 【請求項3】 前記固定棒体の各列(3)につき二つの
    前記縁部火格子棒が固定されることを特徴とする、請求
    項2に記載の炉の火格子。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記固定火格子棒
    (4’)とそれに隣接する側壁との間の距離を限定する
    ものであることを特徴とする、請求項1または2に記載
    の炉の火格子。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、解除可能な旋回防止具
    を含み、この旋回防止具は送り方向に対して略直交方向
    に一列に配置されて側壁に固定され、前記固定火格子棒
    (4’)上の上向きの停止面上に突出する少なくとも一
    つのロック手段を備えたことを特徴とする、請求項1、
    2、3または4のいずれかに記載の、炉の火格子。
  6. 【請求項6】 前記ロック手段は、側壁から離れた位置
    で、前記固定火格子棒(4’)の表面と重なり合う横方
    向ロック手段からなることを特徴とする、請求項4およ
    び5に記載の炉の火格子。
  7. 【請求項7】 前記ロック手段は、後端を開いた送り方
    向スロット(14)を介して前記固定火格子棒(4’)
    の中に突出していることを特徴とする、請求項5または
    6に記載の炉の火格子。
  8. 【請求項8】 前記ロック手段は、ボルト(12)形状
    であり、前記横方向ロック手段はディスク形状であるこ
    とを特徴とする、請求項7に記載の炉の火格子。
  9. 【請求項9】 前記旋回防止具は、側壁の外側領域から
    解除することができ、かつ前記横方向ロック手段を側壁
    に向かって引っ張る働きをする固定手段を備えているこ
    とを、特徴とする請求項6、7、または8のいずれかに
    記載の炉の火格子。
  10. 【請求項10】 前記横方向ロック手段は、側壁に回転
    自在に設けられた回転可能な棒(19)に載置され、固
    定された縁部火格子棒(4’)との係合は回転可能な棒
    (19)を回すことによって解除することができること
    を特徴とする、請求項6または9に記載の炉の火格子。
  11. 【請求項11】 前記回転可能な棒(19)は前記固定
    火格子棒(4’)の閉じたスロット(23)を介して突
    出することを特徴とする、請求項10に記載の炉の火格
    子。
  12. 【請求項12】 前記ロック手段は、カムスリーブ(1
    8)を含み、このカムスリーブは前記回転可能な棒(1
    9)の周囲を覆い、かつ前記閉じたスロット(23)の
    中に突出する二個の固定カム(24)を備え、前記閉じ
    たスロット(23)に対して送り方向に装填可能である
    ことを特徴とする、請求項11に記載の炉の火格子。
  13. 【請求項13】 前記保持手段は、送り方向固定具を含
    み、この送り方向固定具は前記旋回防止具とは別に設け
    られ、側壁の外側領域から解除することが可能であり、
    前記火格子キャリア(5)に対する固定火格子棒
    (4’)の送り方向の動きを防止し、この送り方向固定
    具を解除した後、前記固定火格子棒を送り方向に押し出
    すことができ、これによって前記旋回防止具を解除する
    ことが可能なように構成されていることを特徴とする、
    請求項5、6、7または8のいずれかに記載の炉の火格
    子。
  14. 【請求項14】 前記送り方向固定具はロック手段(2
    9;43)を含み、このロック手段は、少なくとも送り
    方向に対してほぼ直交方向を向いており、前記固定火格
    子棒(4’)の前方向ロック面と協働し作用面を構成す
    ることを特徴とする請求項13に記載の炉の火格子。
  15. 【請求項15】 前記ロック手段(29)は、側壁を通
    して引き抜くことにより、前記送り方向固定を解除する
    ことができるように構成されていることを特徴とする、
    請求項14に記載の炉の火格子。
  16. 【請求項16】 前記固定火格子(4’)は、少なくと
    も一つの孔(28)を備え、その中に前記ロック手段
    (29)が突出することを特徴とする、請求項14およ
    び15に記載の炉の火格子。
  17. 【請求項17】 前記ロック手段(29)は、前記火格
    子キャリア(5)の後方向保持面と協働して作用面を構
    成することを特徴とする、請求項14、15または16
    のいずれかに記載の炉の火格子。
  18. 【請求項18】 前記火格子キャリア(5)上のブラケ
    ット(31)に形成され、その中にロック手段(29)
    が突出する孔(30)は、前記固定火格子棒(4’)の
    孔(28)と同一線上にあることを特徴とする、請求項
    16および17に記載の炉の火格子。
  19. 【請求項19】 側壁近傍に位置する前記ロック手段
    (29)の端部は、側壁の開口を通して移動可能に突出
    し、そこで着脱自在な壁体によって固定位置に保持され
    ることを特徴とする請求項15、16、17または18
    のいずれかに記載の炉の火格子。
  20. 【請求項20】 前記ロック手段(29)は、側壁に設
    けたネジ孔(38)に螺着されることを特徴とする、請
    求項15、16、27または18のいずれかに記載の炉
    の火格子。
  21. 【請求項21】 前記ロック手段(43)は、前記固定
    火格子棒(4’)の上に開いた凹部(41)と係合し
    て、送り方向への固定を解除するべく引き起こすことが
    できることを特徴とする、請求項14に記載の炉の火格
    子。
  22. 【請求項22】 前記ロック手段(43)は、横梁形式
    のT字状押さえ手段(45)であり、前記ロック手段
    (43)は、その引き起こした位置において、その垂直
    軸の回りに回転させることにより、前記固定火格子棒
    (4’)を前に押し出すことが可能なように構成されて
    いることを特徴とする、請求項21に記載の炉の火格
    子。
  23. 【請求項23】 前記火格子棒(4)は単に前記火格子
    棒ホルダ(5)上に横たわり、その送り方向の移動は、
    前記火格子ホルダ(5)の前面に下向きに突出した前方
    ストップラグ(6a)と、前記火格子ホルダ(5)の後
    面に下向きに突出した後方ストップラグ(6b)とによ
    って制限されるが、前記固定火格子棒(4’)の場合に
    は、前記前方ストップラグ(6a)によってのみ制限さ
    れることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21または22の
    いずれかに記載の炉の火格子。
  24. 【請求項24】 前記火格子棒(4)を互いに接続して
    いる前記接続手段は、接続された前記火格子棒(4)が
    前記火格子キャリア(5)の前面にのびる横軸の周りに
    旋回することを許し、前記火格子棒(4)相互の送り方
    向移動によって解除することができる形状に構成される
    ことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8、9、10、11、12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20、21、22または23の
    いずれかに記載の炉の火格子。
  25. 【請求項25】 前記接続手段は二つの相隣る前記火格
    子棒(4)を接続する個々の継手からなっていることを
    特徴とする、請求項24に記載の炉の火格子。
  26. 【請求項26】 前記継手はボルト(12)形状であ
    り、このボルトは送り方向に対して略直交方向を向くよ
    うに配置され、少なくとも一つの前記火格子棒(4)の
    少なくとも一つの前記孔(11)及び少なくとも他の一
    つの前記火格子棒(4)に設けられ後端が開いた前記送
    り方向スロット(14)を介して突出し、その端部にお
    いて横方向ロック手段を支持することを特徴とする、請
    求項24または25に記載の炉の火格子。
JP6280065A 1993-10-21 1994-10-19 炉の火格子 Pending JPH07180823A (ja)

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