JPH0718071Y2 - テ−プカセット - Google Patents
テ−プカセットInfo
- Publication number
- JPH0718071Y2 JPH0718071Y2 JP12099584U JP12099584U JPH0718071Y2 JP H0718071 Y2 JPH0718071 Y2 JP H0718071Y2 JP 12099584 U JP12099584 U JP 12099584U JP 12099584 U JP12099584 U JP 12099584U JP H0718071 Y2 JPH0718071 Y2 JP H0718071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- lid
- coil
- hook
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、８ミリビデオ用等のテープカセットに係るも
ので、特にテープカセットの前面に掛け渡されたテープ
を覆う回動開閉自在にフロントリッドのバネ取付構造の
改良に関する。
ので、特にテープカセットの前面に掛け渡されたテープ
を覆う回動開閉自在にフロントリッドのバネ取付構造の
改良に関する。
［考案の概要］ 本考案は、テープカセットにおいて、フロントリッドを
閉じる方向に付勢するコイルバネに脚部を設け、フロン
トリッドへの仮止めの際、バネがはずれないようにした
ものである。
閉じる方向に付勢するコイルバネに脚部を設け、フロン
トリッドへの仮止めの際、バネがはずれないようにした
ものである。
［従来の技術］ 第３図は、従来の８ミリビデオ用テープカセットの一構
成例の概略を示す。同図において、１は上ハーフ、２は
下ハーフ、３はフロントリッド、４はバックリッド、５
はリッドロック、６は捩りコイルバネからなるリッドス
プリング、７は上リール、８は下リール、９はエンドス
トッパー（クランパー）、10はリールスプリング、11は
シェルウインドウ、12はリールロック、13はリールロッ
クスプリング、14はミスイレージプラグ、15はビス、16
はリーダトレーラーテープ、17はスプライステープ、18
は８ミリビデオ用テープである。
成例の概略を示す。同図において、１は上ハーフ、２は
下ハーフ、３はフロントリッド、４はバックリッド、５
はリッドロック、６は捩りコイルバネからなるリッドス
プリング、７は上リール、８は下リール、９はエンドス
トッパー（クランパー）、10はリールスプリング、11は
シェルウインドウ、12はリールロック、13はリールロッ
クスプリング、14はミスイレージプラグ、15はビス、16
はリーダトレーラーテープ、17はスプライステープ、18
は８ミリビデオ用テープである。
上ハーフ１は下ハーフ２に対しビス15によって取り付け
られている。バックリッド４はフロントリッド３に対し
回動可能に組付けられ、フロントリッド３は、その右側
端部3aの内面に仮止めされるリッドスプリング６を介し
て上下ハーフの前面部1a,2aに枢支される。リッドスプ
リング６は常時フロントリッド３を下方に、即ち、テー
プ通路2b,2b′を閉止するように付勢しており、テープ
カセットをビデオカメラに装着した時該カメラ内の機構
によってフロントリッド３はバックリッド４と共にスプ
リング６の付勢力に抗して開放されるようになってい
る。
られている。バックリッド４はフロントリッド３に対し
回動可能に組付けられ、フロントリッド３は、その右側
端部3aの内面に仮止めされるリッドスプリング６を介し
て上下ハーフの前面部1a,2aに枢支される。リッドスプ
リング６は常時フロントリッド３を下方に、即ち、テー
プ通路2b,2b′を閉止するように付勢しており、テープ
カセットをビデオカメラに装着した時該カメラ内の機構
によってフロントリッド３はバックリッド４と共にスプ
リング６の付勢力に抗して開放されるようになってい
る。
リールスプリング10は上ハーフ１の内側に取り付けら
れ、上リール７及び下リール８を押圧するように付勢す
る。下リール８はエンドストッパー９によってクランプ
される磁気テープ18が巻回される同軸円形突出部8aを有
し、該突出部は中空であって、ビデオカメラ装着時に下
ハーフ２の穴2cを介してその中空部に挿入されるリール
軸と嵌合する構造となっている。
れ、上リール７及び下リール８を押圧するように付勢す
る。下リール８はエンドストッパー９によってクランプ
される磁気テープ18が巻回される同軸円形突出部8aを有
し、該突出部は中空であって、ビデオカメラ装着時に下
ハーフ２の穴2cを介してその中空部に挿入されるリール
軸と嵌合する構造となっている。
リールロック12は下ハーフ２内に設けたロック受け2d内
に保持され、その背後に挿入されるスプリング13によっ
て常時は下リール８の周縁8bに係合するように付勢され
るが、ビデオカメラ装着時には下ハーフ２の穴2eを介し
て挿入される部材によってスプリング10に抗して周縁8b
とは非係合となるようになっている。
に保持され、その背後に挿入されるスプリング13によっ
て常時は下リール８の周縁8bに係合するように付勢され
るが、ビデオカメラ装着時には下ハーフ２の穴2eを介し
て挿入される部材によってスプリング10に抗して周縁8b
とは非係合となるようになっている。
シェルウインドウ11は上ハーフ１の窓1aに接着される
が、両者一体に形成されているものもある。
が、両者一体に形成されているものもある。
なお、前記リッドスプリングの取付け構造の詳細につい
ては、特願昭58−45225号−特開昭59−168978号公報に
記載されている。
ては、特願昭58−45225号−特開昭59−168978号公報に
記載されている。
［考案が解決しようとする問題点］ 上記構成のテープカセットにあっては、フロントリッド
３を閉じる方向に付勢する捩りコイルバネ（リッドスプ
リング）をフロントリッドの側端部3aを仮止め使用する
際、捩りコイルバネのコイル部がフロントリッドの側端
部のバネ巻回部に対して外れてバネ巻回部の反対側に回
動する傾向があり、傾いたり、はずれ易いので、組立て
作業上の１つの欠点となっている。
３を閉じる方向に付勢する捩りコイルバネ（リッドスプ
リング）をフロントリッドの側端部3aを仮止め使用する
際、捩りコイルバネのコイル部がフロントリッドの側端
部のバネ巻回部に対して外れてバネ巻回部の反対側に回
動する傾向があり、傾いたり、はずれ易いので、組立て
作業上の１つの欠点となっている。
［問題点を解決するための手段］ 本考案は上述した従来技術の問題点を解決するため、上
述したテープカセットにおいて、リッドスプリングの後
端部に、該リッドスプリングのコイル部の中心軸線に直
交する平面上でほぼ直角に曲げられた脚部を設け、上記
フロントリッドの側端部の内面には、フロントリッド回
動支軸にバネ巻回部、該バネ巻回部から所定距離隔てた
位置に鉤状バネ掛け部及びリッドロック部にバネ掛け部
を夫々設け、上記バネ巻回部に上記コイル部を嵌挿する
と共に、上記鉤状バネ掛け部に上記リッドスプリング後
端部の上記脚部の近傍部分を引掛け、上記リッドスプリ
ングの前端部を上記バネ掛け部に仮止めし、上記脚部に
よって仮止め時に上記コイル部が上記リッド回動支軸か
ら外れることを防止したものである。
述したテープカセットにおいて、リッドスプリングの後
端部に、該リッドスプリングのコイル部の中心軸線に直
交する平面上でほぼ直角に曲げられた脚部を設け、上記
フロントリッドの側端部の内面には、フロントリッド回
動支軸にバネ巻回部、該バネ巻回部から所定距離隔てた
位置に鉤状バネ掛け部及びリッドロック部にバネ掛け部
を夫々設け、上記バネ巻回部に上記コイル部を嵌挿する
と共に、上記鉤状バネ掛け部に上記リッドスプリング後
端部の上記脚部の近傍部分を引掛け、上記リッドスプリ
ングの前端部を上記バネ掛け部に仮止めし、上記脚部に
よって仮止め時に上記コイル部が上記リッド回動支軸か
ら外れることを防止したものである。
［作用及び効果］ 上記構成によれば、リッドスプリングはその後端部の脚
部がフロントリッドの側端部内面のバネ掛け部に引っ掛
けられて仮止めされる際、後端部の脚部がコイルバネの
コイル部のフロントリッドバネ巻回部から外れる方向の
回動を阻止するので、使用に際し傾いたり、はずれたり
することが効果的に防止される。
部がフロントリッドの側端部内面のバネ掛け部に引っ掛
けられて仮止めされる際、後端部の脚部がコイルバネの
コイル部のフロントリッドバネ巻回部から外れる方向の
回動を阻止するので、使用に際し傾いたり、はずれたり
することが効果的に防止される。
［実施例］ 以下、図面に示す実施例を参照して本考案を更に説明す
る。第１図において、リッドスプリング６は前端部6a、
コイル部6b及び後端部6cから成り、後端部6cには先端を
屈曲した脚部6dが設けられている。
る。第１図において、リッドスプリング６は前端部6a、
コイル部6b及び後端部6cから成り、後端部6cには先端を
屈曲した脚部6dが設けられている。
第３図に示したフロントリッド３の右側端部3aの内面に
は、第２図に示す如くバネ巻回部20、ロック部21及びバ
ネ掛け部22が一体に設けられており、前記リッドスプリ
ング６は、図示していない自動機等により、そのコイル
部6bが前記バネ巻回部20に装着されると共にその前端部
6aがロック部21に仮止め係止され、また後端部6cの脚部
6d近傍がバネ掛け部22に引っ掛けられて、後端部6cの脚
部6dによってリッドスプリング６のコイル部6bの回動が
阻止される。なお、脚部6dの長さはバネ掛け部22の凹部
のリッド回動軸方向に対し垂直な方向の幅より長くする
ことが必要である。
は、第２図に示す如くバネ巻回部20、ロック部21及びバ
ネ掛け部22が一体に設けられており、前記リッドスプリ
ング６は、図示していない自動機等により、そのコイル
部6bが前記バネ巻回部20に装着されると共にその前端部
6aがロック部21に仮止め係止され、また後端部6cの脚部
6d近傍がバネ掛け部22に引っ掛けられて、後端部6cの脚
部6dによってリッドスプリング６のコイル部6bの回動が
阻止される。なお、脚部6dの長さはバネ掛け部22の凹部
のリッド回動軸方向に対し垂直な方向の幅より長くする
ことが必要である。
上記構成によれば、リッドスプリング６はその脚部6dに
よってコイル部6bの回動が阻止されるので、使用に際し
バネ巻回部に対する傾き、はずれ等を防止でき、フロン
トリッド３が上ハーフ１に組付けられた際、前端部6aの
上ハーフ１への係止を正しく行うことができる。
よってコイル部6bの回動が阻止されるので、使用に際し
バネ巻回部に対する傾き、はずれ等を防止でき、フロン
トリッド３が上ハーフ１に組付けられた際、前端部6aの
上ハーフ１への係止を正しく行うことができる。
第１図は本考案の一実施例を示すリッドスプリングの平
面図、第２図はフロントリッドへの装着状態を示す平面
図、第３図は従来のテープカセットを例示する分解図で
ある。 ３……フロントリッド、3a……フロントリッドの側端
部、６……捩りコイルバネからなるリッドスプリング、
6a……前端部、6b……コイル部、6c……後端部、6d……
脚部、20……バネ巻回部、21……ロック部、22……バネ
掛け部。
面図、第２図はフロントリッドへの装着状態を示す平面
図、第３図は従来のテープカセットを例示する分解図で
ある。 ３……フロントリッド、3a……フロントリッドの側端
部、６……捩りコイルバネからなるリッドスプリング、
6a……前端部、6b……コイル部、6c……後端部、6d……
脚部、20……バネ巻回部、21……ロック部、22……バネ
掛け部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−109080（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−62877（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−82379（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−92482（ＪＰ，Ｕ) 特公 平４−68712（ＪＰ，Ｂ２) 特公 平５−46036（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭63−38791（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭63−12461（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭63−16066（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭63−16065（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭63−12463（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】カセット前面に掛け渡されたテープを覆う
回動開閉自在なフロントリッドに、該フロントリッドを
閉じ方向に付勢する捩りコイルバネからなるリッドスプ
リングを備えたテープカセットにおいて、リッドスプリ
ング（６）の後端部（6c）に、該リッドスプリングのコ
イル部（6b）の中心軸線に直交する平面上でほぼ直角に
曲げられた脚部（6d）を設け、上記フロントリッドの側
端部（3a）の内面には、フロントリッド回動支軸にバネ
巻回部（20）、該バネ巻回部（20）から所定距離隔てた
位置に鉤状バネ掛け部（22）及びリッドロック部にバネ
掛け部（21）を夫々設け、上記バネ巻回部（20）に上記
コイル部（6b）を嵌挿すると共に、上記鉤状バネ掛け部
（22）に上記リッドスプリング後端部（6c）の上記脚部
（6d）の近傍部分を引掛け、上記リッドスプリングの前
端部（6a）を上記バネ掛け部（21）に仮止めし、上記脚
部（6d）によって仮止め時に上記コイル部（6b）が上記
リッド回動支軸から外れることを防止したテープカセッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12099584U JPH0718071Y2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | テ−プカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12099584U JPH0718071Y2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | テ−プカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6134679U JPS6134679U (ja) | 1986-03-03 |
| JPH0718071Y2 true JPH0718071Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=30679790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12099584U Expired - Lifetime JPH0718071Y2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | テ−プカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718071Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP12099584U patent/JPH0718071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6134679U (ja) | 1986-03-03 |
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