JPH0629830Y2 - テ−プカセット - Google Patents
テ−プカセットInfo
- Publication number
- JPH0629830Y2 JPH0629830Y2 JP1984120996U JP12099684U JPH0629830Y2 JP H0629830 Y2 JPH0629830 Y2 JP H0629830Y2 JP 1984120996 U JP1984120996 U JP 1984120996U JP 12099684 U JP12099684 U JP 12099684U JP H0629830 Y2 JPH0629830 Y2 JP H0629830Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- spring
- lock
- end portion
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、8ミリビデオ用等のテープカセットに係るも
ので、特にテープカセットの前面に掛け渡されたテープ
を覆う回動開閉自在なフロントリッドのバネ取付け構造
の改良に関する。
ので、特にテープカセットの前面に掛け渡されたテープ
を覆う回動開閉自在なフロントリッドのバネ取付け構造
の改良に関する。
[考案の概要] 本考案は、テープカセットにおいて、フロントリッドの
側端部内面に、リッドスプリング用仮止め部のほかに斜
面部を設け、この斜面部でリッドスプリングの一端を案
内して前記仮止め部に係止できるようにしたものであ
る。
側端部内面に、リッドスプリング用仮止め部のほかに斜
面部を設け、この斜面部でリッドスプリングの一端を案
内して前記仮止め部に係止できるようにしたものであ
る。
[従来の技術] 第2図は、従来の8ミリビデオ用テープカセットの一構
成例の概略を示す。同図において、1は上ハーフ、2は
下ハーフ、3はフロントリッド、4はバックリッド、5
は閉蓋時の蓋ロックをするリッドロック、6は捩りコイ
ルバネからなるリッドスプリング、7は上リール、8は
下リール、9はエンドストッパー(クランパー)、10
はリールスプリング、11はシェルウインドウ、12は
リールロック、13はリールロックスプリング、14は
ミスイレージプラグ、15はビス、16はリーダトレー
ラーテープ、17はスプライステープ、18は8ミリビ
デオ用テープである。
成例の概略を示す。同図において、1は上ハーフ、2は
下ハーフ、3はフロントリッド、4はバックリッド、5
は閉蓋時の蓋ロックをするリッドロック、6は捩りコイ
ルバネからなるリッドスプリング、7は上リール、8は
下リール、9はエンドストッパー(クランパー)、10
はリールスプリング、11はシェルウインドウ、12は
リールロック、13はリールロックスプリング、14は
ミスイレージプラグ、15はビス、16はリーダトレー
ラーテープ、17はスプライステープ、18は8ミリビ
デオ用テープである。
上ハーフ1は下ハーフ2に対しビス15によって取り付
けられている。バックリッド4はフロントリッド3に対
し回動可能に組付けられ、フロントリッド3は、右側端
部3aの内面に仮止めされるリッドスプリング6を介し
て上下ハーフの前面部1a,2aに枢支される。リッド
スプリング6は常時フロントリッド3を下方に、即ち、
テープ通路2b,2b′を閉止するように付勢してお
り、テープカセットをビデオカメラに装着した時該カメ
ラ内の機構によってフロントリッド3はバックリッド4
と共にスプリング6の付勢力に抗して開放されるように
なっている。
けられている。バックリッド4はフロントリッド3に対
し回動可能に組付けられ、フロントリッド3は、右側端
部3aの内面に仮止めされるリッドスプリング6を介し
て上下ハーフの前面部1a,2aに枢支される。リッド
スプリング6は常時フロントリッド3を下方に、即ち、
テープ通路2b,2b′を閉止するように付勢してお
り、テープカセットをビデオカメラに装着した時該カメ
ラ内の機構によってフロントリッド3はバックリッド4
と共にスプリング6の付勢力に抗して開放されるように
なっている。
リールスプリング10は上ハーフ1の内側に取り付けら
れ、上リール7及び下リール8を押圧するように付勢す
る。下リール8はエンドストッパー9によってクランプ
される磁気テープ18が巻回される同軸円形突出部8a
を有し、該突出部は中空であって、ビデオカメラ装着時
に下ハーフ2の穴2aを介してその中空部に挿入される
リール軸と嵌合する構造となっている。
れ、上リール7及び下リール8を押圧するように付勢す
る。下リール8はエンドストッパー9によってクランプ
される磁気テープ18が巻回される同軸円形突出部8a
を有し、該突出部は中空であって、ビデオカメラ装着時
に下ハーフ2の穴2aを介してその中空部に挿入される
リール軸と嵌合する構造となっている。
リールロック12は下ハーフ2内に設けたロック受2d
内に保持され、その背後に挿入されるスプリング13に
よって常時は下リール8の周縁8bに係合するように付
勢されるが、ビデオカメラ装着時には下ハーフ2の穴2
cを介して挿入される部材によってスプリング10に抗
して周縁8bとは非係合となるようになっている。
内に保持され、その背後に挿入されるスプリング13に
よって常時は下リール8の周縁8bに係合するように付
勢されるが、ビデオカメラ装着時には下ハーフ2の穴2
cを介して挿入される部材によってスプリング10に抗
して周縁8bとは非係合となるようになっている。
シェルウインドウ11は上ハーフ1の窓1aに接着され
るが、両者一体に形成されているものもある。
るが、両者一体に形成されているものもある。
[考案が解決しようとする問題点] 上述したテープカセットにおいては、前記リッドスプリ
ングを自動機でフロントリッドの側端部内面に装着する
のが困難であるため、自動機で容易に組立てられる手段
が求められている。
ングを自動機でフロントリッドの側端部内面に装着する
のが困難であるため、自動機で容易に組立てられる手段
が求められている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述した従来技術の問題点を解決するため、フ
ロントリッドの側端部内面にリッドスプリング用仮止め
部のほかに斜面部を設け、この斜面部でリッドスプリン
グの一端を案内して前記仮止め部に係止できるようにし
たものである。
ロントリッドの側端部内面にリッドスプリング用仮止め
部のほかに斜面部を設け、この斜面部でリッドスプリン
グの一端を案内して前記仮止め部に係止できるようにし
たものである。
[作用及び効果] 上記構成によれば、リッドスプリングの一端は斜面部に
案内されて仮止め部に係止されるので、自動機でリッド
スプリングを装着する時、その装着は同一平面図上の動
作となり、非常に容易である。
案内されて仮止め部に係止されるので、自動機でリッド
スプリングを装着する時、その装着は同一平面図上の動
作となり、非常に容易である。
[実施例] 以下、本考案を図面に示した一実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はカセット前面に掛け渡されたテープを覆う回動
開閉自在な本考案によるテープカセットのフロントリッ
ド3で、これには、閉じ方向に付勢する捩りコイルバネ
からなるリッドスプリング6を備えると共に、リッドロ
ック5でフロントリッド3の一方の側端部3a内面に形
成されたロック部22を係止することによって閉蓋時の
蓋ロックを行うようになっている。
開閉自在な本考案によるテープカセットのフロントリッ
ド3で、これには、閉じ方向に付勢する捩りコイルバネ
からなるリッドスプリング6を備えると共に、リッドロ
ック5でフロントリッド3の一方の側端部3a内面に形
成されたロック部22を係止することによって閉蓋時の
蓋ロックを行うようになっている。
そして、前記フロントリッド3の側端部3a内面のフロ
ントリッド回動支軸に形成されたバネ巻回部20にはリ
ッドスプリング6のコイル部6aが嵌挿され、また前記
フロントリッド3の側端部3a内面においてバネ巻回部
20に対して前記ロック部22が位置する側と反対側の
位置に、前記リッドスプリング6の一端部6cを係止す
るバネ掛け部23が設けられ、前記ロック部22には前
記リッドスプリング6の他端部6bを係止する仮止め部
22aが形成されている。更に前記フロントリッド3の
側端部3a内面において前記ロック部22と前記バネ巻
回部20との間の位置に斜面部21が設けられており、
前記リッドスプリング6の他端部6bは前記斜面部21
に沿って、前記リッドスプリング6の非付勢状態位置か
ら前記ロック部22をのり越えて前記仮止め部22aに
係止する付勢位置まで案内されるように構成されてい
る。
ントリッド回動支軸に形成されたバネ巻回部20にはリ
ッドスプリング6のコイル部6aが嵌挿され、また前記
フロントリッド3の側端部3a内面においてバネ巻回部
20に対して前記ロック部22が位置する側と反対側の
位置に、前記リッドスプリング6の一端部6cを係止す
るバネ掛け部23が設けられ、前記ロック部22には前
記リッドスプリング6の他端部6bを係止する仮止め部
22aが形成されている。更に前記フロントリッド3の
側端部3a内面において前記ロック部22と前記バネ巻
回部20との間の位置に斜面部21が設けられており、
前記リッドスプリング6の他端部6bは前記斜面部21
に沿って、前記リッドスプリング6の非付勢状態位置か
ら前記ロック部22をのり越えて前記仮止め部22aに
係止する付勢位置まで案内されるように構成されてい
る。
従来のテープカセットにあっては、リッドスプリング6
のコイル部6aをバネ巻回部20に着させたあと前端部
6bをロック部22に設けられた仮止め部22aに係止
する際、バネ巻回部20が設けられたフロントリッド3
の回動軸と平行の方向に前端部6bを移動したあとフロ
ントリッドの回動軸回り方向に回動し、そのあとフロン
トリッド回動軸と平行で前記移動方向と反対の方向に移
動して仮止め部22aに係止するため前端部6bを保持
した状態で複雑な動きをするため、自動機で組立てるの
が困難であるという問題点を有していた。
のコイル部6aをバネ巻回部20に着させたあと前端部
6bをロック部22に設けられた仮止め部22aに係止
する際、バネ巻回部20が設けられたフロントリッド3
の回動軸と平行の方向に前端部6bを移動したあとフロ
ントリッドの回動軸回り方向に回動し、そのあとフロン
トリッド回動軸と平行で前記移動方向と反対の方向に移
動して仮止め部22aに係止するため前端部6bを保持
した状態で複雑な動きをするため、自動機で組立てるの
が困難であるという問題点を有していた。
しかし、第1図の構成によれば、斜面部2位置が設けら
れているため、前端部6bがフロントリッドの回動軸方
向に移動自在に保持すれば、自動機はフロントリッドの
回動軸回りの回動方向にのみ移動すれば良いので、自動
機での組立ては極めて容易となる。
れているため、前端部6bがフロントリッドの回動軸方
向に移動自在に保持すれば、自動機はフロントリッドの
回動軸回りの回動方向にのみ移動すれば良いので、自動
機での組立ては極めて容易となる。
第1図は本考案の一実施例を示すリッドスプリング取付
け構造部分の概略図、第2図は従来のテープカセットを
例示する分解図である。 3……フロントリッド、3a……右側端部、6……捩り
コイルバネからなるリッドスプリング、20……バネ巻
回部、21……斜面部、22……ロック部、22a……
仮止め部、23……バネ掛け部。
け構造部分の概略図、第2図は従来のテープカセットを
例示する分解図である。 3……フロントリッド、3a……右側端部、6……捩り
コイルバネからなるリッドスプリング、20……バネ巻
回部、21……斜面部、22……ロック部、22a……
仮止め部、23……バネ掛け部。
Claims (1)
- 【請求項1】カセット前面に掛け渡されたテープを覆う
回動開閉自在なフロントリッド3に、閉じ方向に付勢す
る捩りコイルバネからなるリッドスプリング6を備える
と共に、リッドロック5でフロントリッド3の一方の側
端部3a内面に形成されたロック部22を係止すること
によって閉蓋時の蓋ロックを行うようにしたテープカセ
ットにおいて、 前記フロントリッド3の側端部3a内面には、当該内面
に突出するフロントリッド回動支軸に形成されかつ前記
リッドスプリング6のコイル部6aが嵌挿されるバネ巻
回部20と、 前記ロック部22が位置する側と反対側の位置において
前記リッドスプリング6の一端部6cを係止するバネ掛
け部23と、 前記ロック部22において前記リッドスプリング6の他
端部6bを係止する仮止め部22aと、 前記ロック部22と前記バネ巻回部20との間に位置す
る斜面部21とが設けられており、前記リッドスプリン
グ6のフロントリッド3への装置に際して、前記リッド
スプリング6の他端部6bは前記斜面部21に沿って滑
り上って、前記リッドスプリング6の非非付勢状態位置
から前記ロック部22をのり越えて前記仮止め部22a
に係止する付勢位置まで案内されるように構成したこと
を特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984120996U JPH0629830Y2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | テ−プカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984120996U JPH0629830Y2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | テ−プカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6134675U JPS6134675U (ja) | 1986-03-03 |
JPH0629830Y2 true JPH0629830Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30679791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984120996U Expired - Lifetime JPH0629830Y2 (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | テ−プカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629830Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5982379U (ja) * | 1982-11-20 | 1984-06-04 | 日立マクセル株式会社 | テ−プカ−トリツジ |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP1984120996U patent/JPH0629830Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6134675U (ja) | 1986-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS581904Y2 (ja) | テ−プカセツト | |
JPS6349910Y2 (ja) | ||
JPH0533476B2 (ja) | ||
JPH11232825A (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
JPH0629830Y2 (ja) | テ−プカセット | |
JPH0731426Y2 (ja) | テープカセット | |
JPS6316065Y2 (ja) | ||
JPH0718071Y2 (ja) | テ−プカセット | |
JPH0115040Y2 (ja) | ||
JPS6312457Y2 (ja) | ||
JP3642938B2 (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
JP2536537Y2 (ja) | 磁気テープカセット | |
JPH0249031Y2 (ja) | ||
JP3493271B2 (ja) | テープカセット | |
JPS5919981Y2 (ja) | テ−プカセツト | |
JPH0514991B2 (ja) | ||
JP2536515Y2 (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
JPH0514377Y2 (ja) | ||
JP2629279B2 (ja) | テープカセットの前蓋取付装置 | |
JPH0452867Y2 (ja) | ||
JP2001184834A (ja) | テープカセット | |
JPH056613Y2 (ja) | ||
JP2626402B2 (ja) | テープカセット | |
JPS6323822Y2 (ja) | ||
JP3750775B2 (ja) | 磁気テープカートリッジ |