JPH07180457A - 巻取軸 - Google Patents

巻取軸

Info

Publication number
JPH07180457A
JPH07180457A JP32210993A JP32210993A JPH07180457A JP H07180457 A JPH07180457 A JP H07180457A JP 32210993 A JP32210993 A JP 32210993A JP 32210993 A JP32210993 A JP 32210993A JP H07180457 A JPH07180457 A JP H07180457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding pipe
winding
rotation
switch
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32210993A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Hayashiguchi
精三 林口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashiguchi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Hayashiguchi Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashiguchi Mfg Co Ltd filed Critical Hayashiguchi Mfg Co Ltd
Priority to JP32210993A priority Critical patent/JPH07180457A/ja
Publication of JPH07180457A publication Critical patent/JPH07180457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動および電動によってスクリーン等の帯状
体の開閉を行なうことができる巻取軸を提供する。 【構成】 巻取りパイプ1の一端部内側にモータ3、減
速機4およびその減速機4の出力軸の回転を巻取りパイ
プ1に伝達・遮断する電磁クラッチ6を組込む。巻取り
パイプ1の他端部に支持軸56を挿入し、その支持軸5
6にコイルばね58の一端を固定し、コイルばね58の
他端を巻取りパイプ1に対して回り止めされた円板57
に固定する。モータ3の回転を減速機4および電磁クラ
ッチ6を介して巻取りパイプ1に回転を伝達し、その巻
取りパイプ1で帯状体の巻取り、巻戻しを行なう。ま
た、帯状体を手動により引き下げて巻取りパイプ1を回
転させ、電磁クラッチ6の遮断により巻取りパイプ1の
回転がモータ3側に伝達されるのを防止する。さらに、
巻取りパイプ1の手動による回転時、コイルばね58を
ねじり変形させ、その変形による復元力により巻取りパ
イプ1を巻取り方向に回転させて帯状体の巻取りを行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日除け用のスクリー
ンやシャッタ等の帯状体を巻取る巻取軸に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】窓の内側に設けられる
日除け用のスクリーンや建物の出入口に設けられるシャ
ッタ等の帯状体の開閉用巻取軸として、モータによって
回転させる電動式のものが従来から知られている。
【0003】上記電動式の巻取軸として、モータの右回
転停止用スイッチおよび左回転停止用スイッチと、巻取
軸の回転によりスイッチに向けて移動される一対のスイ
ッチ操作片とを内蔵し、各スイッチ操作片を対応するス
イッチに対してそれぞれ単独に位置の設定を可能とし
て、巻取軸で巻取られる帯状体を所定の開閉位置で自動
的に停止させるようにしたものがある。
【0004】ところで、帯状体の開閉位置を制限し、そ
の制限位置を任意に設定できるようにしたスイッチユニ
ットを有する電動式の巻取軸においては、停電し、ある
いはモータが故障すると、巻取軸を回転させることがで
きない。その際、例えば帯状体としてのシャッタが閉鎖
状態に保持されていると、火災等の緊急時の避難が困難
になる。
【0005】また、日除け用スクリーンを巻取る使用に
おいて、そのスクリーンが手動で巻取軸から引き出され
ると、巻取軸が強制的に回転され、その回転はモータに
伝達されるため、モータが故障し、あるいはスクリーン
の上下両方向の設定位置が変化し、設定のやり直しを行
なわなければならないという問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、帯
状体の開閉を手動および電動の両方で行なうことがで
き、手動による開閉操作の際に、モータを故障させるこ
となく、しかも帯状体の上下方向の設定位置を変化させ
ることなく帯状体を開閉させることができる巻取軸を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、帯状体を巻取る巻取りパイ
プと、その巻取りパイプの回転駆動用のモータと、その
モータによって駆動される減速機と、その減速機の出力
軸の回転を前記巻取りパイプに伝達・遮断する電磁クラ
ッチと、前記巻取軸と共に回転する回転リングおよびそ
の回転リングの回転により軸方向に移動してモータの正
転停止用の第1スイッチを作動させる第1操作片と逆転
停止用の第2スイッチを作動させる第2操作片を有し、
これらの操作片が対応するスイッチに対してそれぞれ単
独に位置の設定が可能とされたスイッチユニットと、前
記巻取りパイプの内側に挿入された支持軸と、この支持
軸に対する巻取りパイプの相対回転によりねじり変形
し、その変形による復元弾性により巻取りパイプに巻取
り方向の回転力を付与するコイルばねとから成る構成と
している。
【0008】
【作用】上記のように構成すれば、モータを回転する
と、減速機が作動し、その減速機の出力軸の回転が電磁
クラッチを介して巻取りパイプに伝達される。このた
め、巻取りパイプに帯状体の一端を連結しておくことに
より、上記巻取りパイプで帯状体を巻取り、あるいは巻
戻すことができる。
【0009】また、帯状体の先端を持って引き下げる
と、巻取りパイプが回転し、その巻取パイプから帯状体
を引き出すことができる。このとき、電磁クラッチは回
転伝達を遮断する状態にあるため、巻取りパイプの回転
は減速機およびモータに伝達されず、巻取りパイプは円
滑に回転する。
【0010】また、巻取りパイプの回転により、スイッ
チユニットの回転リングが共に回転し、その回転リング
の回転によって第1操作片および第2操作片が軸方向に
移動するため、設定位置が変化することはない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図1に示すように、巻取りパイプ1の一端
部内側には筒状のモータケース2が挿入されている。モ
ータケース2の内部には、モータ3と、そのモータ3に
よって駆動される減速機4と、その減速機4の出力軸5
の回転を巻取りケース1に伝達・遮断する電磁クラッチ
6とが組込まれている。
【0013】電磁クラッチ6の被駆動軸7にはアダプタ
8が取付けられ、そのアダプタ8が巻取りパイプ1に固
定されている。
【0014】また、モータケース2の内部にはモータ3
の正逆(左右)方向の回転量を制御するスイッチユニッ
ト9が組込まれいる。
【0015】図2乃至図6はスイッチユニット9の詳細
を示す。このスイッチユニット9は、スイッチ支持台1
0を有し、そのスイッチ支持台10はモータケース2内
に挿入され、そのモータケース2より外側に位置する端
部に上部が開放する押釦ケース11が設けられている。
【0016】押釦ケース11の内端側には回転リング1
2が回転自在に設けられている。回転リング12はモー
タケース2の外端側に位置し、巻取りパイプ1の一端部
にねじ止め等の手段で固定される。
【0017】スイッチ支持台10上には調整軸13と、
その上部両側に第1スイッチ操作軸14および第2スイ
ッチ操作軸15とが設けられている。これらの各軸1
3、14、15はスイッチ支持台10上において回転自
在に支持されている。
【0018】調整軸13の前記回転リング12内に位置
する一端部にはギヤ16が固定され、そのギヤ16はア
イドルギヤ17を介して回転リング12の内径面に形成
した内歯18と係合している。このため、巻取りパイプ
1と共に回転リング12が回転すると、調整軸13は回
転リング12に対して逆方向に回転する。
【0019】調整軸13は一対のクラッチ板19、20
を両端部に有し、そのクラッチ板19、20間に第1ね
じ筒21および第2ねじ筒22と、その一対のねじ筒2
1、22を相反する方向に押圧するスプリング23が設
けられている。
【0020】一対のねじ筒21、22の外端部には、ク
ラッチ板24、25が設けられ、各クラッチ板24、2
5の内端面にカム26、27が設けられている。
【0021】クラッチ板24、25は、調整軸13の両
端に設けられた前記クラッチ板19、20と対向し、そ
の対向面間に係脱自在の歯28が設けられている。
【0022】前記第1スイッチ操作軸14および第2ス
イッチ操作軸15の一端部は、図4に示すように、押釦
ケース11内に位置し、その一端部にピニオン29、3
0が取付けられている。
【0023】一方、押釦ケース11内には第1調整押釦
31と第2調整押釦32とがスラスト自在に組込まれ、
各調整押釦31、32の外側に前記ピニオン29、30
と噛合するラック歯33が設けられている。
【0024】このため、調整押釦31、32を押し込む
と、第1スイッチ操作軸14および第2スイッチ操作軸
15が設定角度回転する。
【0025】なお、調整押釦31、32は、一度押し込
むと押込み状態に保持され、再度押し込むとその下方に
設けたスプリング34の弾力により復帰されるようにな
っている。
【0026】第1の第2スイッチ操作軸14、15の他
端部には、図2に示すように、カム35、36が取付け
られ、各カム35、36は、スイッチ操作軸14、15
の回転により、その下方に設けた板片37を介して前記
モータ3を始動させる右回転(正転)用スイッチ38と
左回転(逆転)用スイッチ39を作動させるようになっ
ている。
【0027】また、第1、第2スイッチ操作軸14、1
5にはシャフト支持枠40、41と、シフトアーム42
とが取付けられており、第1、第2スイッチ操作軸1
4、15が調整押釦31、32の押し込みによって回転
されると、シフトアーム42は図3に示すクラッチ板1
9と24およびクラッチ板20と25間に侵入してクラ
ッチを切るようになっている。
【0028】シャフト支持枠40、41のそれぞれに
は、図3および図6に示すように、スイッチ操作軸1
4、15に平行する第1ガイド軸43および第2ガイド
軸44が支持され、第1ガイド軸43に第1ねじ筒21
の外周のねじと係合する第1操作片45と、その第1操
作片45を第1ねじ筒21のカム26に向けて押圧する
スプリング46とが設けられている。
【0029】一方、第2ガイド軸44には第2ねじ筒2
2の外周のねじと係合する円形の第2操作片47と、そ
の第2操作片47を第2ねじ筒22のカム27に向けて
押圧するスプリング48とが設けられている。
【0030】シャフト支持枠40、41のそれぞれは図
2に示すばね49によって内方向に押圧され、その押圧
によって第1・第2操作片45、47は第1・第2ねじ
筒21、22に係合する状態に保持される。
【0031】また、シャフト支持枠40、41のそれぞ
れは第1・第2スイッチ操作軸14、15の回転と共に
外方向に揺動し、その揺動時に各シャフト支持枠40、
41に一端部が重なる板片50、51を他端部を中心に
外方向に揺動させて各板片50、51の内面側に設けた
正転停止用の第1スイッチ52および逆転停止用の第2
スイッチ53を作動させるようになっている(図3参
照)。
【0032】なお、板片50、51のそれぞれはばね5
4によって内方向に押圧されている。
【0033】図1に示すように、前記巻取りパイプ1の
他端部にはエンドキャップ55が固定され、そのエンド
キャップ55の中心を貫通する支持軸56はエンドキャ
ップ55に対して相対的に回転自在となっている。
【0034】支持軸56の巻取りパイプ1内に位置する
端部には円板57が設けられている。円板56は巻取り
パイプ1に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動自在
に支持され、その円板56にコイルばね58の一端が固
定されている。また、コイルばね58の他端は支持軸5
6に固定されている。
【0035】このため、巻取りパイプ1が支持軸56に
対して回転すると、コイルばね58がねじり変形し、そ
の変形による復元弾性によって巻取りパイプ1は復帰回
転される。
【0036】上記の構成から成る巻取軸は、押釦ケース
11および支持軸56の端部をそれぞれブラケット60
で支持する。また、図9に示すように、巻取りパイプ1
に帯状体61の一端を固定し、この帯状体61を巻取り
パイプ1の回転により巻取りあるいは巻戻しする。
【0037】帯状体61によって、例えば電車の窓を内
側から開閉して日除けする場合は、巻取りパイプ1の回
転によって巻取られる帯状体61の上限位置と下限位置
とを設定する。
【0038】位置の設定に際しては、図9に示すよう
に、モータ3の駆動回転に帯状体上昇用スイッチSW1
と下降用スイッチSW2 とを組込んで各スイッチS
1 、SW2 の操作によってモータ3を制御し得るよう
にする。
【0039】スイッチSW1 、SW2 の組込み後、図4
に示す第1調整押釦31を押し込むと、第1スイッチ操
作軸14が回転し、その第1スイッチ操作軸14に取付
けられたシフトアーム42がクラッチ板19と24との
間に侵入してクラッチを切る。また、第1スイッチ操作
軸14の回転によりカム35が図2に示す右回転スイッ
チ38を作動させる。
【0040】第1調整押釦31の押し込み状態において
第1スイッチSW1 を押し込むと、右回転用スイッチ3
8は既に作動状態にあるため、モータ3が回転し、その
回転は減速機4および電磁クラッチ6を介して巻取りパ
イプ1が正転(右回転)し、帯状板61が巻き上げられ
る。
【0041】また、巻取りパイプ1の回転は、図7
(I)に示す回転リング12に伝達され、その回転リン
グ12の回転はアイドルギヤ17およびギヤ16を介し
て調整軸13に伝達される。
【0042】上記調整軸13の回転により第2ねじ筒2
2が回転し、その第2ねじ筒2と係合する第2操作片4
7が第2ガイド軸44に沿ってカム27から離反する方
向に移動する。
【0043】巻取りパイプ1によって帯状体61が所定
の高さまで巻き上げられると、図9に示す第1スイッチ
SW1 の押圧を解除してモータ3を停止させる。
【0044】第2操作片47の上記のような位置の設定
後、図2に示す第1調整押釦31の押し込みを解除し、
次に第2調整押釦32を押し込み、第2スイッチ操作軸
15を設定角度回転させる。
【0045】第2スイッチ操作軸15の回転により、シ
ャフト支持枠41が外方向に揺動する。その揺動によっ
て第2操作片47は第2ねじ筒22から離れ、スプリン
グ48の弾性により第2操作片47は図7(II)に示す
ように、カム27と対向する位置に戻される。
【0046】また、第2スイッチ操作軸15の回転によ
り、シフトアーム42は図7(II)で示すようにクラッ
チ板20と25との間に侵入してクラッチを切る。
【0047】さらに、第2スイッチ操作軸15のカム3
6は図2に示す左回転用スイッチ39を作動させる。
【0048】第2調整押釦31の押し込み状態におい
て、図9に示すスイッチSW2 を押し込むと、左回転用
スイッチ39は既に作動状態にあるため、モータ3が回
転し、巻取りパイプ1が逆転(左回転)して帯状体61
を巻戻す。
【0049】また、巻取りパイプ1の回転によって回転
リング12が図7(II)の矢印方向に回転し、調整軸1
3が回転によって第1ねじ筒21が回転し、その第1ね
じ筒21と係合する第1操作片45がカム26から離反
する方向に移動する。
【0050】巻取りパイプ1によって帯状体61が所定
の高さまで下げられると、第2スイッチSW2 の押圧を
解除してモータ3を停止させる。
【0051】第1操作片45の位置の設定後、第2調整
押釦32の押圧を解除する。その押圧解除により、第2
調整押釦32は上昇し、第2スイッチ操作軸15が逆回
転し、シャフト支持枠41を押圧するばね49の弾力に
より、図7(III )で示すように、第2操作片47は第
2ねじ筒22と係合する状態に保持される。
【0052】上記のような帯状体61の上下限位置の設
定後、図9に示す第1スイッチSW1 を押圧すると、モ
ータ2が作動して巻取りパイプ1が同図の矢印で示す方
向に回転し、帯状体61を巻取る。
【0053】このとき、回転リング12が回転すると共
に、調整軸13は回転リング12と逆方向に回転する。
また、クラッチ板19と24およびクラッチ板20と2
5は入の状態にあるため、第1ねじ筒21および第2ね
じ筒22が回転し、各ねじ筒21、22と係合する第1
操作片45および第2操作片47が第1ねじ筒21のカ
ム26に向けて移動する。
【0054】帯状体61が所定の高さまで引き上げられ
ると、第1操作片45が第1ねじ筒21のカム26と対
向し、そのカム26が第1操作片45を外方向に押圧
し、その押圧によりシャフト支持枠40が第1スイッチ
操作軸14を中心に外方向へ揺動する。
【0055】第1スイッチ操作軸14の揺動によって図
3に示す板片50が第1スイッチ52から離れ、第1ス
イッチ52の作動によりモータ3が停止する。
【0056】このため、帯状体61は所定の高さに引き
上げられた状態に保持される。
【0057】また、図9に示す第2スイッチSW2 を押
圧すると、モータ3が回転して巻取りパイプ1が同図の
矢印と逆方向に回転し、帯状体61を巻戻す。
【0058】また、巻取りパイプ1の回転により、回転
リング12、調整軸13および第1ねじ筒21、第2ね
じ筒22が回転し、各ねじ筒21、22に係合する第1
操作片45および第2操作片47が図7(III )の左方
向に移動する。
【0059】帯状体61が所定位置まで引き下げられる
と、第2操作片47がカム27と対向し、そのカム27
で外方向に押される。
【0060】このため、シャフト支持枠41が第2スイ
ッチ操作軸15を中心として外方向に揺動し、その揺動
によって板片51が第2スイッチ53から離れ、第2ス
イッチ53の作動によりモータ3が停止し、帯状体61
は引き下げられた状態に保持される。
【0061】帯状体61の上げ下げに際し、その帯状体
61が手で引き下げられると、巻取りパイプ1が回転
し、帯状体61が引き下げられる。このとき、電磁クラ
ッチ6は切りの状態にあるため、巻取りパイプ1はスム
ーズに回転すると共に、その巻取りパイプ1の回転はモ
ータ3に伝達されず、モータ3を損傷させることはな
い。
【0062】上記のような巻取りパイプ1の回転時、図
1に示すコイルばね58は捩られ、その捩りによる復元
弾性によって巻取りパイプ1は復帰回転力が付与され
る。このため、帯状体61を引き下げると、巻取りパイ
プ1は帯状体61を巻取る方向に回転する。
【0063】なお、帯状体61を任意の位置で止めるこ
とができるように、コイルばね58として適切なばね力
を有するものを用いるようにしておくのがよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る巻取軸に
おいては、その巻取軸に巻き取られた帯状体の開閉を手
動および電動の両方で行なうことができると共に、手動
による開閉の際には、巻取りパイプの回転がモータに伝
達されることがないため、モータを故障させることもな
い。
【0065】また、手動による帯状体の開閉時、巻取り
パイプと共に回転リングが回転し、モータ停止用の第1
スイッチおよび第2スイッチを作動させる第1操作片お
よび第2操作片が巻取りパイプの回転量と対応する位置
まで移動するため、帯状体の上下限の設定位置が変化せ
ず、設定のやり直しを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る巻取軸の一実施例を示す縦断正
面図
【図2】同上のストッパ装置を示す斜視図
【図3】同上の横断平面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図3のV−V線に沿った断面図
【図6】図3のVI−VI線に沿った断面図
【図7】(I)、(II)、(III )は位置の設定操作を
段階的に示す図
【図8】図1のVIII−VIII線に沿った断面図
【図9】同上巻取軸の使用の一例を示す概略図
【符号の説明】
1 巻取りパイプ 3 モータ 4 減速機 6 電磁クラッチ 9 スイッチユニット 12 回転リング 45 第1操作片 47 第2操作片 52 第1スイッチ 53 第2スイッチ 56 支持軸 58 コイルばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体を巻取る巻取りパイプと、その巻
    取りパイプの回転駆動用のモータと、そのモータによっ
    て駆動される減速機と、その減速機の出力軸の回転を前
    記巻取りパイプに伝達・遮断する電磁クラッチと、前記
    巻取軸と共に回転する回転リングおよびその回転リング
    の回転により軸方向に移動してモータの正転停止用の第
    1スイッチを作動させる第1操作片と逆転停止用の第2
    スイッチを作動させる第2操作片を有し、これらの操作
    片が対応するスイッチに対してそれぞれ単独に位置の設
    定が可能とされたスイッチユニットと、前記巻取りパイ
    プの内側に挿入された支持軸と、この支持軸に対する巻
    取りパイプの相対回転によりねじり変形し、その変形に
    よる復元弾性により巻取りパイプに巻取り方向の回転力
    を付与するコイルばねとから成る巻取軸。
JP32210993A 1993-12-21 1993-12-21 巻取軸 Pending JPH07180457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32210993A JPH07180457A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 巻取軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32210993A JPH07180457A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 巻取軸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07180457A true JPH07180457A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18140022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32210993A Pending JPH07180457A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 巻取軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07180457A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2743107A1 (fr) * 1995-12-28 1997-07-04 Sanwa Shutter Corp Volet a actionnement electrique pour l'equipement d'immeubles
JP2005533942A (ja) * 2002-06-14 2005-11-10 ヴィーケーアール ホールディング エー/エス モータ駆動を備えた遮蔽装置とその用法
CN108463606A (zh) * 2016-01-14 2018-08-28 亨特道格拉斯公司 用于以一个以上模式控制建筑开口覆盖物的方法和设备

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2743107A1 (fr) * 1995-12-28 1997-07-04 Sanwa Shutter Corp Volet a actionnement electrique pour l'equipement d'immeubles
DE19652805B4 (de) * 1995-12-28 2006-04-13 Sanwa Shutter Corp. Elektrisch betriebene Verschlußvorrichtung für Gebäude
JP2005533942A (ja) * 2002-06-14 2005-11-10 ヴィーケーアール ホールディング エー/エス モータ駆動を備えた遮蔽装置とその用法
CN108463606A (zh) * 2016-01-14 2018-08-28 亨特道格拉斯公司 用于以一个以上模式控制建筑开口覆盖物的方法和设备
US10648231B2 (en) 2016-01-14 2020-05-12 Hunter Douglas, Inc. Methods and apparatus for controlling architectural opening coverings in more than one mode
US11187036B2 (en) 2016-01-14 2021-11-30 Hunter Douglas Inc. Methods and apparatus for controlling architectural opening coverings in more than one mode
AU2017206965B2 (en) * 2016-01-14 2022-06-16 Hunter Douglas Inc. Methods and apparatus for controlling architectural opening coverings in more than one mode

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07180457A (ja) 巻取軸
JPH0434669B2 (ja)
JP2005508467A (ja) パワーデッキリッドの引下げ用アクチュエータ及び制御装置
JP3346667B2 (ja) クロスロール駆動装置
JP2938065B1 (ja) 自動開閉装置
EP0058883B1 (en) Roll-blind
JP2514189Y2 (ja) 電動式シャッタ―の開閉装置
JPH089359Y2 (ja) シャッターの逆巻防止装置
KR101973200B1 (ko) 도어의 자동 폐쇄 장치 및 이를 이용한 자동 폐쇄 도어
JPH05248158A (ja) シャッターの非常用開放装置
JPH0334530Y2 (ja)
JPH108862A (ja) シャッタ扉閉鎖速度制御装置
JPH0134776Y2 (ja)
JP2001128563A (ja) 温室用シートの開閉装置
JPS6134497Y2 (ja)
JPH0446071Y2 (ja)
JP3408925B2 (ja) 遮断器の操作装置
JPS6212079Y2 (ja)
JPH10132117A (ja) バルブの緊急閉鎖装置
JPH04355Y2 (ja)
JPH0710390U (ja) リフトアップシャッターを備えた出窓
JPH0314107B2 (ja)
JPH043581Y2 (ja)
JPH0730873Y2 (ja) 電動ブラインドのスラット角度調節装置
JPS6119891B2 (ja)