JP3346667B2 - クロスロール駆動装置 - Google Patents
クロスロール駆動装置Info
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- JP3346667B2 JP3346667B2 JP33624794A JP33624794A JP3346667B2 JP 3346667 B2 JP3346667 B2 JP 3346667B2 JP 33624794 A JP33624794 A JP 33624794A JP 33624794 A JP33624794 A JP 33624794A JP 3346667 B2 JP3346667 B2 JP 3346667B2
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- cross roll
- driven shaft
- rotation
- woven fabric
- gear
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D49/00—Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
- D03D49/04—Control of the tension in warp or cloth
- D03D49/20—Take-up motions; Cloth beams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、織機から送り出され
て来る織布をクロスロール軸に巻き取るためのクロスロ
ール駆動装置に関する。
て来る織布をクロスロール軸に巻き取るためのクロスロ
ール駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クロスロール駆動装置は、例えば
特開平5−25742号公報等に開示されているよう
に、織機から送り出されて来る織布をクロスロールに巻
き取り、クロスロールが満巻になった後、その満巻クロ
スロール(満ロール)と空のクロスロール(空ロール)
を交換した際に、その空のクロスロールに織布先端部を
確実に巻き付けるために、空ロール巻き取り用のモータ
により、空のクロスロールを、通常より速い回転速度で
回転させている。これにより、空のクロスロールに織布
先端が弛んだ状態で巻き付けられることがないようにし
ている。この場合、空ロール巻き取り用モータは織機駆
動モータとは別体に設けられ、各モータは各々クロスロ
ールを回転させるクロスロール軸に歯車機構を介して連
結されている。さらに、各歯車機構には、各々ワンウエ
イクラッチが介在され、各々相対的に所定の回転方向の
回転に対してスリップ可能に設けられている。
特開平5−25742号公報等に開示されているよう
に、織機から送り出されて来る織布をクロスロールに巻
き取り、クロスロールが満巻になった後、その満巻クロ
スロール(満ロール)と空のクロスロール(空ロール)
を交換した際に、その空のクロスロールに織布先端部を
確実に巻き付けるために、空ロール巻き取り用のモータ
により、空のクロスロールを、通常より速い回転速度で
回転させている。これにより、空のクロスロールに織布
先端が弛んだ状態で巻き付けられることがないようにし
ている。この場合、空ロール巻き取り用モータは織機駆
動モータとは別体に設けられ、各モータは各々クロスロ
ールを回転させるクロスロール軸に歯車機構を介して連
結されている。さらに、各歯車機構には、各々ワンウエ
イクラッチが介在され、各々相対的に所定の回転方向の
回転に対してスリップ可能に設けられている。
【0003】これにより、織布巻取位置に装着された空
ロールは、空ロール巻き取り用モータによって、通常よ
り速く回転させられ、織布先端部が空ロールに確実に巻
き付けられる。このときも、織機駆動モータからの回転
は、歯車機構を介して伝達されるが、ワンウエイクラッ
チによりその歯車列機構の回転の差は吸収され、互いの
影響は遮断される。そして、布端が空ロールに巻き付け
られると空ロール巻き取り用モータが停止し、織機駆動
モータからの回転力により、布巻き付け時より遅い回転
数でクロスロールが回転させられ、織布の巻き取りが行
われる。このとき、空ロール巻き取り用モータに連結さ
れた歯車機構は、その途中のワンウエイクラッチによ
り、回転が遮断され、停止した空ロール巻き取り用モー
タに回転が伝わることはない。
ロールは、空ロール巻き取り用モータによって、通常よ
り速く回転させられ、織布先端部が空ロールに確実に巻
き付けられる。このときも、織機駆動モータからの回転
は、歯車機構を介して伝達されるが、ワンウエイクラッ
チによりその歯車列機構の回転の差は吸収され、互いの
影響は遮断される。そして、布端が空ロールに巻き付け
られると空ロール巻き取り用モータが停止し、織機駆動
モータからの回転力により、布巻き付け時より遅い回転
数でクロスロールが回転させられ、織布の巻き取りが行
われる。このとき、空ロール巻き取り用モータに連結さ
れた歯車機構は、その途中のワンウエイクラッチによ
り、回転が遮断され、停止した空ロール巻き取り用モー
タに回転が伝わることはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、クロスロール駆動装置には、織布巻き取り用の駆動
装置の他に、クロスロール交換時等に用いる空ロール回
転用の駆動装置を必要とし、クロスロール駆動装置全体
の構成が複雑で大掛かりのものとなりコストも高いもの
となるという問題があった。
合、クロスロール駆動装置には、織布巻き取り用の駆動
装置の他に、クロスロール交換時等に用いる空ロール回
転用の駆動装置を必要とし、クロスロール駆動装置全体
の構成が複雑で大掛かりのものとなりコストも高いもの
となるという問題があった。
【0005】この発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
て成されたもので、簡単な構成で、クロスロール交換時
等の布端の巻付けを確実に行うことができるクロスロー
ル駆動装置を提供することを目的とする。
て成されたもので、簡単な構成で、クロスロール交換時
等の布端の巻付けを確実に行うことができるクロスロー
ル駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、織機の主軸
やクロスロール巻取装置等の、織機主軸と同期して駆動
される一つの駆動源と、この一つの駆動源に接続された
一つの駆動軸と、クロスロールに連結された従動軸と、
ワンウエイクラッチと、このワンウエイクラッチを介し
て上記駆動軸の回転を織布の巻取方向でかつ織布の製織
速度に対応した速度の回転として上記従動軸に伝達する
第一の動力伝達機構と、空のクロスロールへの織布の巻
付け状態に応じて連結状態となり巻き付け完了により非
連結状態となるクラッチ機構と、このクラッチ機構を介
して上記駆動軸の回転を上記従動軸に伝達する第二の動
力伝達機構とが設けられたクロスロール駆動装置であ
る。上記第二の動力伝達機構は、上記第一の動力伝達機
構により上記従動軸に伝達される回転と同方向で、かつ
それよりも速い速度の回転として、上記駆動軸の回転を
上記従動軸に伝達する。
やクロスロール巻取装置等の、織機主軸と同期して駆動
される一つの駆動源と、この一つの駆動源に接続された
一つの駆動軸と、クロスロールに連結された従動軸と、
ワンウエイクラッチと、このワンウエイクラッチを介し
て上記駆動軸の回転を織布の巻取方向でかつ織布の製織
速度に対応した速度の回転として上記従動軸に伝達する
第一の動力伝達機構と、空のクロスロールへの織布の巻
付け状態に応じて連結状態となり巻き付け完了により非
連結状態となるクラッチ機構と、このクラッチ機構を介
して上記駆動軸の回転を上記従動軸に伝達する第二の動
力伝達機構とが設けられたクロスロール駆動装置であ
る。上記第二の動力伝達機構は、上記第一の動力伝達機
構により上記従動軸に伝達される回転と同方向で、かつ
それよりも速い速度の回転として、上記駆動軸の回転を
上記従動軸に伝達する。
【0007】上記第二の動力伝達機構に接続されたクラ
ッチ機構はトルクリミッタであって、その設定トルク
は、上記空のクロスロールを回転させる回転トルクより
も大きく、かつ上記空のクロスロールへの織布の巻付け
完了後の織布の巻取トルクよりも小さくなるような範囲
に設定されたものである。
ッチ機構はトルクリミッタであって、その設定トルク
は、上記空のクロスロールを回転させる回転トルクより
も大きく、かつ上記空のクロスロールへの織布の巻付け
完了後の織布の巻取トルクよりも小さくなるような範囲
に設定されたものである。
【0008】
【作用】この発明のクロスロール駆動装置は、クロスロ
ールの駆動に利用される駆動力を第一、第二の動力伝達
機構により伝達するものであるが、織布の巻取時には、
第一の動力伝達機構により上記ワンウエイクラッチを介
して上記駆動軸側の回転を上記従動軸に伝達するととも
に、上記クラッチ機構を非連結状態とし、上記第二の動
力伝達機構により伝達される回転が従動軸に至らないよ
うにする。また、空のクロスロールに布端を巻付ける際
には、上記第二の動力伝達機構により回転を伝達し、上
記従動軸を通常より速い回転数で回転させるとともに、
上記ワンウエイクラッチの作用により上記従動軸側から
上記第一の動力伝達機構を経て上記駆動軸に対し相対的
な回転が伝達されないようにしたものである。
ールの駆動に利用される駆動力を第一、第二の動力伝達
機構により伝達するものであるが、織布の巻取時には、
第一の動力伝達機構により上記ワンウエイクラッチを介
して上記駆動軸側の回転を上記従動軸に伝達するととも
に、上記クラッチ機構を非連結状態とし、上記第二の動
力伝達機構により伝達される回転が従動軸に至らないよ
うにする。また、空のクロスロールに布端を巻付ける際
には、上記第二の動力伝達機構により回転を伝達し、上
記従動軸を通常より速い回転数で回転させるとともに、
上記ワンウエイクラッチの作用により上記従動軸側から
上記第一の動力伝達機構を経て上記駆動軸に対し相対的
な回転が伝達されないようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面に基づ
いて説明する。図1、図2はこの発明の一実施例を示す
もので、この実施例のクロスロール駆動装置10は、図
示しない織機により製織された織布を、クロスロール1
2に所定量巻き取るためのものである。クロスロール駆
動装置10は、織機のサイドフレーム11の内部に設け
られ、図示しない織機主軸により駆動される駆動軸14
と、この駆動軸14により駆動される従動軸16を有し
ている。この駆動軸14と従動軸16との間には、駆動
軸14の駆動力を従動軸16に伝達する第一の動力伝達
機構と第二の動力伝達機構が設けられている。さらに、
従動軸16の一端部には、歯車21が固定され、この歯
車21には歯車23が噛み合い、歯車23と一体で同軸
の歯車25が、クロスロール12に一体に設けられた歯
車29と噛み合っている。従って、クロスロール12
は、歯車21、23、25、29を介して従動軸16に
連結されることになり、従動軸16の回転はこれから歯
車を介してクロスロール12に伝達される。なお、クロ
スロール12は、織機に対して着脱自在であり、クロス
ロール12の交換に際しては、歯車25と歯車29の噛
み合わせを外すことにより従動軸16との連結を解く。
いて説明する。図1、図2はこの発明の一実施例を示す
もので、この実施例のクロスロール駆動装置10は、図
示しない織機により製織された織布を、クロスロール1
2に所定量巻き取るためのものである。クロスロール駆
動装置10は、織機のサイドフレーム11の内部に設け
られ、図示しない織機主軸により駆動される駆動軸14
と、この駆動軸14により駆動される従動軸16を有し
ている。この駆動軸14と従動軸16との間には、駆動
軸14の駆動力を従動軸16に伝達する第一の動力伝達
機構と第二の動力伝達機構が設けられている。さらに、
従動軸16の一端部には、歯車21が固定され、この歯
車21には歯車23が噛み合い、歯車23と一体で同軸
の歯車25が、クロスロール12に一体に設けられた歯
車29と噛み合っている。従って、クロスロール12
は、歯車21、23、25、29を介して従動軸16に
連結されることになり、従動軸16の回転はこれから歯
車を介してクロスロール12に伝達される。なお、クロ
スロール12は、織機に対して着脱自在であり、クロス
ロール12の交換に際しては、歯車25と歯車29の噛
み合わせを外すことにより従動軸16との連結を解く。
【0010】第一の動力伝達機構は、駆動軸14に同軸
的に固定された歯車17と、サーフェスローラ20の回
転軸22に固定され歯車17と噛み合った歯車18及
び、同じく回転軸22に同軸的に固定されたスプロケッ
ト19を有している。さらに、第一の動力伝達機構は、
従動軸16と同軸に設けられスプロケット状の歯を有し
たフリーホイール24を有し、スプロケット19とフリ
ーホイール24とをつなぐチェーン35を備えている。
フリーホイール24と従動軸16とは、従動軸16と同
軸に設けられたブレーキ装置26とフリーホイールブラ
ケット27とを介して、同軸的に相対回転可能に連結さ
れ、さらに、フリーホイールブラケット27とフリーホ
イール24との間は、ワンウエイクラッチ28を介して
連結されている。ブレーキ装置26とフリーホイールブ
ラケット27とは同軸的に固定されている。また、ワン
ウエイクラッチ28は、フリーホイールブラケット27
側の鋸歯状の噛み合い歯27aとフリーホイール24側
の噛み合い歯24aとが噛み合っており、一方向の回転
のみ伝達可能となっている。即ち、従動軸16に対する
フリーホイール24の所定方向の相対的回転のみ伝達可
能であり、この所定方向とは、クロスロール12を織布
の巻取方向に回転させるため従動軸16の回転方向であ
る。
的に固定された歯車17と、サーフェスローラ20の回
転軸22に固定され歯車17と噛み合った歯車18及
び、同じく回転軸22に同軸的に固定されたスプロケッ
ト19を有している。さらに、第一の動力伝達機構は、
従動軸16と同軸に設けられスプロケット状の歯を有し
たフリーホイール24を有し、スプロケット19とフリ
ーホイール24とをつなぐチェーン35を備えている。
フリーホイール24と従動軸16とは、従動軸16と同
軸に設けられたブレーキ装置26とフリーホイールブラ
ケット27とを介して、同軸的に相対回転可能に連結さ
れ、さらに、フリーホイールブラケット27とフリーホ
イール24との間は、ワンウエイクラッチ28を介して
連結されている。ブレーキ装置26とフリーホイールブ
ラケット27とは同軸的に固定されている。また、ワン
ウエイクラッチ28は、フリーホイールブラケット27
側の鋸歯状の噛み合い歯27aとフリーホイール24側
の噛み合い歯24aとが噛み合っており、一方向の回転
のみ伝達可能となっている。即ち、従動軸16に対する
フリーホイール24の所定方向の相対的回転のみ伝達可
能であり、この所定方向とは、クロスロール12を織布
の巻取方向に回転させるため従動軸16の回転方向であ
る。
【0011】同様に、第二の動力伝達機構は、従動軸1
6を第一の動力伝達機構より速く回転させるもので、上
記駆動軸14に同軸的に固定されたスプロケット30
と、このスプロケット30と噛み合ったチェーン31
と、チェーン31により駆動されるスプロケット32
と、スプロケット32が同軸に固定された回転軸33
と、この回転軸33に同軸的に固定された歯車34を有
している。そして、歯車34は、従動軸16に同軸に設
けられた、クラッチ機構であるトルクリミッタ36の歯
車37と噛み合っている。この歯車37は、従動軸16
に対して同軸に回転可能に設けられている。
6を第一の動力伝達機構より速く回転させるもので、上
記駆動軸14に同軸的に固定されたスプロケット30
と、このスプロケット30と噛み合ったチェーン31
と、チェーン31により駆動されるスプロケット32
と、スプロケット32が同軸に固定された回転軸33
と、この回転軸33に同軸的に固定された歯車34を有
している。そして、歯車34は、従動軸16に同軸に設
けられた、クラッチ機構であるトルクリミッタ36の歯
車37と噛み合っている。この歯車37は、従動軸16
に対して同軸に回転可能に設けられている。
【0012】トルクリミッタ36は、従動軸と同軸的に
設けられた歯車37の両側に、クラッチ板38、39を
有し、クラッチ板38は従動軸16に固定され、クラッ
チ板39はクラッチ板38に対して相対的に回転不能で
あるとともに従動軸16の長手方向にわずかに移動可能
に設けられている。さらに、クラッチ板39は、スプリ
ング40により、歯車37側に付勢され、圧接してい
る。スプリング40は、押えネジ42により、所定の付
勢力が生じる圧縮量に調整されている。
設けられた歯車37の両側に、クラッチ板38、39を
有し、クラッチ板38は従動軸16に固定され、クラッ
チ板39はクラッチ板38に対して相対的に回転不能で
あるとともに従動軸16の長手方向にわずかに移動可能
に設けられている。さらに、クラッチ板39は、スプリ
ング40により、歯車37側に付勢され、圧接してい
る。スプリング40は、押えネジ42により、所定の付
勢力が生じる圧縮量に調整されている。
【0013】この第二の動力伝達機構中のトルクリミッ
タ36は、設定された範囲のトルクのみを伝達可能なも
のであって、この設定トルクは、空のクロスロール12
を回転させるための回転トルクよりも大きく、かつ空の
クロスロール12への織布の巻付け完了後の巻取トルク
よりも小さくなるような範囲の値である。なお、上記空
のクロスロール12を回転させるための回転トルクと
は、空のクロスロール12そのものを回転させるトルク
に加えて、ワンウエイクラッチ28により生じるスリッ
プトルクも含めたものである。
タ36は、設定された範囲のトルクのみを伝達可能なも
のであって、この設定トルクは、空のクロスロール12
を回転させるための回転トルクよりも大きく、かつ空の
クロスロール12への織布の巻付け完了後の巻取トルク
よりも小さくなるような範囲の値である。なお、上記空
のクロスロール12を回転させるための回転トルクと
は、空のクロスロール12そのものを回転させるトルク
に加えて、ワンウエイクラッチ28により生じるスリッ
プトルクも含めたものである。
【0014】この実施例のクロスロール駆動装置10
は、織機主軸の駆動力を織布の巻き取りに利用している
とともに、その駆動力を第一、第二の動力伝達機構にも
同時に伝えているものである。そして、先ず、織布の巻
取時には、駆動軸14に連結された第一の動力伝達機構
としての、歯車17、歯車18、スプロケット19を経
て、チェーン35によりフリーホイール24に駆動力が
伝達される。そして、フリーホイール24からワンウエ
イクラッチ28を介してフリーホイールブラケット27
に回転力が伝達され、さらに、ブレーキ装置26を介し
て従動軸16に回転力が伝達される。そして、従動軸1
6から歯車21、歯車23、歯車25を経てクロスロー
ル12に回転力が伝達される。
は、織機主軸の駆動力を織布の巻き取りに利用している
とともに、その駆動力を第一、第二の動力伝達機構にも
同時に伝えているものである。そして、先ず、織布の巻
取時には、駆動軸14に連結された第一の動力伝達機構
としての、歯車17、歯車18、スプロケット19を経
て、チェーン35によりフリーホイール24に駆動力が
伝達される。そして、フリーホイール24からワンウエ
イクラッチ28を介してフリーホイールブラケット27
に回転力が伝達され、さらに、ブレーキ装置26を介し
て従動軸16に回転力が伝達される。そして、従動軸1
6から歯車21、歯車23、歯車25を経てクロスロー
ル12に回転力が伝達される。
【0015】このとき、同時に第二の駆動力伝達機構で
あるスプロケット30、チェーン31、スプロケット3
2、歯車34を介して、トルクリミッタ36にも回転力
が伝達され、第一の駆動力伝達機構よりも速い回転数で
従動軸16を回転させるようにトルクリミッタ36の歯
車37を回転させている。しかし、トルクリミッタ36
の歯車37とクラッチ板39との間の最大伝達可能トル
クは、織布の巻取トルクよりも小さく設定されているの
で、クラッチ板39と歯車37との間でスリップが生
じ、歯車37の回転は従動軸16には伝達されない。従
って、織布の巻取時には、第二の駆動力伝達機構による
回転がトルクリミッタ36により遮断され、第一の駆動
力伝達機構により所定の巻取トルクで織布がクロスロー
ル12に満巻きになるまで巻き取られる。
あるスプロケット30、チェーン31、スプロケット3
2、歯車34を介して、トルクリミッタ36にも回転力
が伝達され、第一の駆動力伝達機構よりも速い回転数で
従動軸16を回転させるようにトルクリミッタ36の歯
車37を回転させている。しかし、トルクリミッタ36
の歯車37とクラッチ板39との間の最大伝達可能トル
クは、織布の巻取トルクよりも小さく設定されているの
で、クラッチ板39と歯車37との間でスリップが生
じ、歯車37の回転は従動軸16には伝達されない。従
って、織布の巻取時には、第二の駆動力伝達機構による
回転がトルクリミッタ36により遮断され、第一の駆動
力伝達機構により所定の巻取トルクで織布がクロスロー
ル12に満巻きになるまで巻き取られる。
【0016】クロスロール12が満巻き状態になると、
図示しない移載装置により、その満巻クロスロール12
は、織機前方の仮置き台や搬送車等に移される。このと
き、織布は、まだ織機につながったままの状態で移載さ
れる。そして、空のクロスロール12を所定の巻取位置
に取り付け、クロスロール12の歯車29を従動軸16
に連結された歯車25と噛み合わせる。この後、織布を
図示しないカッタによりカットする。そして、カットさ
れた織布のうちの織機側の布端を、空のクロスロール1
2に巻付ける。
図示しない移載装置により、その満巻クロスロール12
は、織機前方の仮置き台や搬送車等に移される。このと
き、織布は、まだ織機につながったままの状態で移載さ
れる。そして、空のクロスロール12を所定の巻取位置
に取り付け、クロスロール12の歯車29を従動軸16
に連結された歯車25と噛み合わせる。この後、織布を
図示しないカッタによりカットする。そして、カットさ
れた織布のうちの織機側の布端を、空のクロスロール1
2に巻付ける。
【0017】ここで、クロスロール12の交換時の、織
布切断時において、図示しない布カッタの駆動モータと
して、フィードバックパルスを有するモータを使用し、
このパルス信号を図示しない制御装置が検知して、カッ
タの移動量を制御している。これにより、カッタの移動
量をフィードバックパルスにより検知し、一定期間この
パルスが検知されない場合は、布づまりと判断する。そ
して、この布づまりが検出された場合は、カッタを一旦
後退させて、布の状態を変え、布づまりを解除して再び
カッタを前進させる。従来のように、単にステッピング
モータを駆動信号パルスにより作動させ、カッタの移動
量を制御している場合は、布づまりは検知できないが、
上記構成では、カッタ駆動モータのフィードバックパル
スの有無により布づまりを検知することができる。特に
クロスロールの自動交換作業において、布づまりによ
り、クロスロールの交換が長時間行われないという事態
を確実に防止することができる。
布切断時において、図示しない布カッタの駆動モータと
して、フィードバックパルスを有するモータを使用し、
このパルス信号を図示しない制御装置が検知して、カッ
タの移動量を制御している。これにより、カッタの移動
量をフィードバックパルスにより検知し、一定期間この
パルスが検知されない場合は、布づまりと判断する。そ
して、この布づまりが検出された場合は、カッタを一旦
後退させて、布の状態を変え、布づまりを解除して再び
カッタを前進させる。従来のように、単にステッピング
モータを駆動信号パルスにより作動させ、カッタの移動
量を制御している場合は、布づまりは検知できないが、
上記構成では、カッタ駆動モータのフィードバックパル
スの有無により布づまりを検知することができる。特に
クロスロールの自動交換作業において、布づまりによ
り、クロスロールの交換が長時間行われないという事態
を確実に防止することができる。
【0018】布端の巻付けは、クロスロール12に織布
が巻付けられていないので、従動軸にかかる負荷トルク
が少なく、トルクリミッタ36の伝達可能トルクにより
従動軸16は容易に回転させられる。即ち、クラッチ板
39が、スプリング40により付勢されたその静止摩擦
力により、歯車37の回転がクラッチ板39に伝達さ
れ、クラッチ板39とともに従動軸16が回転する。こ
れによって、従動軸16を巻取時より速い回転数で回転
させ、布端を弛ませることなく確実に所定の張力でクロ
スロール12に巻付けることができる。また、このと
き、第一の動力伝達機構においては、従動軸16からブ
レーキ装置26を介してフリーホイールブラケット27
に、フリーホイール24の回転よりも相対的に速い回転
が伝達される。このためフリーホイール24は、フリー
ホイールブラケット27(従動軸16)に対して相対的
に逆方向に回転していることになる。よって、ワンウエ
イクラッチ28の作用によりフリーホイールブラケット
27とフリーホイール24との間でスリップが生じ、上
記従動軸16の回転が第一の動力伝達機構を経て駆動軸
に波及することはない。
が巻付けられていないので、従動軸にかかる負荷トルク
が少なく、トルクリミッタ36の伝達可能トルクにより
従動軸16は容易に回転させられる。即ち、クラッチ板
39が、スプリング40により付勢されたその静止摩擦
力により、歯車37の回転がクラッチ板39に伝達さ
れ、クラッチ板39とともに従動軸16が回転する。こ
れによって、従動軸16を巻取時より速い回転数で回転
させ、布端を弛ませることなく確実に所定の張力でクロ
スロール12に巻付けることができる。また、このと
き、第一の動力伝達機構においては、従動軸16からブ
レーキ装置26を介してフリーホイールブラケット27
に、フリーホイール24の回転よりも相対的に速い回転
が伝達される。このためフリーホイール24は、フリー
ホイールブラケット27(従動軸16)に対して相対的
に逆方向に回転していることになる。よって、ワンウエ
イクラッチ28の作用によりフリーホイールブラケット
27とフリーホイール24との間でスリップが生じ、上
記従動軸16の回転が第一の動力伝達機構を経て駆動軸
に波及することはない。
【0019】この実施例のクロスロール駆動装置によれ
ば、トルクリミッタ36を利用して、織布によりクロス
ロール12に対し大きい負荷の掛かる布巻取時と、負荷
の少ない織布巻付け時とで、自動的に第一、第二の動力
伝達機構により従動軸16の回転数を切り換えて、布端
の巻付けを弛むことなく確実なものにしている。しか
も、第一、第二の動力伝達機構の伝達動力の切り換え
は、従動軸16にクロスロール12側からかかるトルク
の変化を利用しているので、何ら電気制御機構を必要と
せず、簡単な構成で、正確な切り換えを可能にしてい
る。
ば、トルクリミッタ36を利用して、織布によりクロス
ロール12に対し大きい負荷の掛かる布巻取時と、負荷
の少ない織布巻付け時とで、自動的に第一、第二の動力
伝達機構により従動軸16の回転数を切り換えて、布端
の巻付けを弛むことなく確実なものにしている。しか
も、第一、第二の動力伝達機構の伝達動力の切り換え
は、従動軸16にクロスロール12側からかかるトルク
の変化を利用しているので、何ら電気制御機構を必要と
せず、簡単な構成で、正確な切り換えを可能にしてい
る。
【0020】次に、クロスロール駆動装置の他の実施例
について説明する。この実施例のクロスロール駆動装置
は、クラッチ機構として、上記実施例のトルクリミッタ
36に代えて、電磁クラッチを用いたものである。この
場合、電磁クラッチを制御信号によりON、OFFしな
ければならず、そのON、OFFを空のクロスロール1
2への織布の巻付け開始及び完了を検知して行う。検知
方法は、クロスロール12の交換により織布が切断され
るので、織布の張力が変化することを検知し、織布が切
断されて張力がかかっていない状態と織布先端がクロス
ロールに巻付けられて張力がかかっている状態を検知し
て、電磁クラッチのON、OFF信号を出力する。この
場合は、張力がかかっていない時に電磁クラッチをON
し、第二動力伝達機構により、従動軸16をより高速で
回転させるものである。
について説明する。この実施例のクロスロール駆動装置
は、クラッチ機構として、上記実施例のトルクリミッタ
36に代えて、電磁クラッチを用いたものである。この
場合、電磁クラッチを制御信号によりON、OFFしな
ければならず、そのON、OFFを空のクロスロール1
2への織布の巻付け開始及び完了を検知して行う。検知
方法は、クロスロール12の交換により織布が切断され
るので、織布の張力が変化することを検知し、織布が切
断されて張力がかかっていない状態と織布先端がクロス
ロールに巻付けられて張力がかかっている状態を検知し
て、電磁クラッチのON、OFF信号を出力する。この
場合は、張力がかかっていない時に電磁クラッチをON
し、第二動力伝達機構により、従動軸16をより高速で
回転させるものである。
【0021】また、他の方法として、クロスロール12
の回転速度を検出しても良い。即ち、第一の動力伝達機
構によりクロスロール12を回転させる速度は、実際に
クロスロール12に織布が巻付けられた状態でのクロス
ロール12の回転速度よりも速い値に設定されている。
これは、クロスロール12に織布を巻き取っている間
は、織布に適度な張力を与えるためであり、ブレーキ装
置26により所望の張力がかかるように減速しているか
らである。従って、クロスロール交換時に織布がカッタ
によりカットされた段階では、クロスロール12にかか
るバックテンションが無くなり、クロスロールは、製織
中よりも速い速度で回転する。そして、これを検知し
て、上記と同様に、電磁クラッチのON、OFFを切り
換えても良いものである。さらに、上記のような電気的
な制御に代えて、人の手によりクラッチのON、OFF
を行うようにしても良いことは言うまでもない。
の回転速度を検出しても良い。即ち、第一の動力伝達機
構によりクロスロール12を回転させる速度は、実際に
クロスロール12に織布が巻付けられた状態でのクロス
ロール12の回転速度よりも速い値に設定されている。
これは、クロスロール12に織布を巻き取っている間
は、織布に適度な張力を与えるためであり、ブレーキ装
置26により所望の張力がかかるように減速しているか
らである。従って、クロスロール交換時に織布がカッタ
によりカットされた段階では、クロスロール12にかか
るバックテンションが無くなり、クロスロールは、製織
中よりも速い速度で回転する。そして、これを検知し
て、上記と同様に、電磁クラッチのON、OFFを切り
換えても良いものである。さらに、上記のような電気的
な制御に代えて、人の手によりクラッチのON、OFF
を行うようにしても良いことは言うまでもない。
【0022】尚、この発明のクロスロール駆動装置は、
上記実施例に限定されるものではなく、ワンウエイクラ
ッチ及びクラッチ機構の位置は、各々第一、第二動力伝
達機構中の何れかの個所に設けられていれば良い。さら
に、この発明の駆動軸の駆動手段は、織機主軸の他、織
布の巻き取り用の駆動源を利用したものであれば良い。
なお、上記実施例においては、織機内のスペースの関係
上、第一、第二の動力伝達機構を図示のような構成とし
たが、本発明の動力伝達機構は、このような構成に限定
されるものではない。即ち、動力を伝達できる機構であ
って、かつワンウエイクラッチ並びに本願のようなクラ
ッチ機構を伝達機構に備えるものならば、どのような構
成でも良い。また、ワンウエイクラッチについても、上
記実施例のような機構に限定されなことは言うまでもな
い。
上記実施例に限定されるものではなく、ワンウエイクラ
ッチ及びクラッチ機構の位置は、各々第一、第二動力伝
達機構中の何れかの個所に設けられていれば良い。さら
に、この発明の駆動軸の駆動手段は、織機主軸の他、織
布の巻き取り用の駆動源を利用したものであれば良い。
なお、上記実施例においては、織機内のスペースの関係
上、第一、第二の動力伝達機構を図示のような構成とし
たが、本発明の動力伝達機構は、このような構成に限定
されるものではない。即ち、動力を伝達できる機構であ
って、かつワンウエイクラッチ並びに本願のようなクラ
ッチ機構を伝達機構に備えるものならば、どのような構
成でも良い。また、ワンウエイクラッチについても、上
記実施例のような機構に限定されなことは言うまでもな
い。
【0023】
【発明の効果】この発明のクロスロール駆動装置は、空
のクロスロールに布端を巻付けるためのクロスロールの
回転駆動源を、織布巻取時の駆動源と兼用させるように
したので、布端巻付け機構が簡単なものとなり、全体の
構成も簡素化し装置を安価にすることができる。特に、
クラッチ機構にトルクリミッタを用いることにより、何
ら電気的制御を行うことなく、従動軸の正確な回転駆動
機構の切り換えが可能となる。
のクロスロールに布端を巻付けるためのクロスロールの
回転駆動源を、織布巻取時の駆動源と兼用させるように
したので、布端巻付け機構が簡単なものとなり、全体の
構成も簡素化し装置を安価にすることができる。特に、
クラッチ機構にトルクリミッタを用いることにより、何
ら電気的制御を行うことなく、従動軸の正確な回転駆動
機構の切り換えが可能となる。
【図1】この発明の一実施例のクロスロール駆動装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】この発明の一実施例のクロスロール駆動装置の
従動軸部分の拡大断面図である。
従動軸部分の拡大断面図である。
10 クロスロール駆動装置 12 クロスロール 14 駆動軸 16 従動軸 17,18,21,23,25,29,34,37
歯車 19,30 スプロケット 22,33 回転軸 24 フリーホイール 28 ワンウエイクラッチ 36 トルクリミッタ
歯車 19,30 スプロケット 22,33 回転軸 24 フリーホイール 28 ワンウエイクラッチ 36 トルクリミッタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−25742(JP,A) 特開 平6−166951(JP,A) 特開 昭64−14349(JP,A) 実開 平4−97889(JP,U) 実開 昭64−51684(JP,U) 実開 昭64−10087(JP,U) 特公 昭44−24697(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 49/20
Claims (1)
- 【請求項1】 織機の主軸と同期して駆動される一つの
駆動源と、この一つの駆動源に接続された一つの駆動軸
と、クロスロールに連結された従動軸と、ワンウエイク
ラッチと、このワンウエイクラッチを介して上記駆動軸
の回転を織布の巻取方向でかつ織布の製織速度に対応し
た速度の回転として上記従動軸に伝達する第一の動力伝
達機構と、空のクロスロールへの織布の巻付け状態に応
じて連結状態となり巻き付け完了により非連結状態とな
るクラッチ機構と、このクラッチ機構を介して上記駆動
軸の回転を上記従動軸に伝達する第二の動力伝達機構と
が設けられ、上記クラッチ機構はトルクリミッタであっ
て、その設定トルクは、上記空のクロスロールを回転さ
せる回転トルクよりも大きく、かつ上記空のクロスロー
ルへの織布の巻付け完了後の織布の巻取トルクよりも小
さくなるような範囲に設定されたものであり、上記第二
の動力伝達機構は、上記第一の動力伝達機構により上記
従動軸に伝達される回転と同方向でかつそれよりも速い
速度の回転として、上記駆動軸の回転を上記従動軸に伝
達するものであることを特徴とするクロスロール駆動装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33624794A JP3346667B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | クロスロール駆動装置 |
US08/569,519 US5586581A (en) | 1994-12-22 | 1995-12-08 | Cloth roll driving apparatus for driving the cloth roll at two different speeds |
EP95309203A EP0718426B1 (en) | 1994-12-22 | 1995-12-18 | Cloth roll driving apparatus |
DE69509347T DE69509347D1 (de) | 1994-12-22 | 1995-12-18 | Warenbaumantriebsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33624794A JP3346667B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | クロスロール駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08176939A JPH08176939A (ja) | 1996-07-09 |
JP3346667B2 true JP3346667B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=18297165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33624794A Expired - Fee Related JP3346667B2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | クロスロール駆動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5586581A (ja) |
EP (1) | EP0718426B1 (ja) |
JP (1) | JP3346667B2 (ja) |
DE (1) | DE69509347D1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1310088B1 (it) * | 1999-12-24 | 2002-02-05 | Santoni & C Spa | Dispositivo e procedimento di controllo del peso del tessuto prodottoda una macchina tessile, in particolare da una macchina tessile |
US6823886B2 (en) | 2001-09-13 | 2004-11-30 | S. Bravo Systems, Inc. | Dispenser containment |
DE102005033375B3 (de) * | 2005-07-16 | 2007-03-15 | Lindauer Dornier Gmbh | Reibscheibenkupplung für eine antreibbaren Warenbaum einer Webmaschine |
US20080135123A1 (en) * | 2006-12-12 | 2008-06-12 | Sultex Ag | Cloth draw-off apparatus |
KR101356804B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-01-29 | 주식회사 한백아이엔티 | 직기의 메인롤러와 클로스 롤러의 동력전달장치 |
CN105256448A (zh) * | 2015-11-10 | 2016-01-20 | 陈亦栋 | 织布机无芯成卷机构 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2243482A (en) * | 1939-02-10 | 1941-05-27 | Maybach Motorenbau Gmbh | Power and speed transmission, especially in motor vehicles |
GB1288746A (ja) * | 1968-10-12 | 1972-09-13 | ||
US3710829A (en) * | 1971-10-12 | 1973-01-16 | Johnson & Johnson | Loom take-up mechanism and method |
EP0296113B1 (de) * | 1987-06-16 | 1992-04-15 | GebràDer Sulzer Aktiengesellschaft | Transportgerät für Weberei |
BE1000684A4 (nl) * | 1987-06-29 | 1989-03-07 | Picanol Nv | Werkwijze en inrichting om een van weefsel voorziene doekboom te vervangen door een lege doekboom en hulpapparaat hierbij aangewend. |
EP0448800A1 (en) * | 1990-03-29 | 1991-10-02 | International Business Machines Corporation | Securities instruments trading system |
JPH0525742A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-02-02 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 織機におけるクロスロール交換装置の織布巻き付け方法及び織布巻き付け機構 |
US5507198A (en) * | 1991-08-23 | 1996-04-16 | Yang; Tai-Her | Simple low-cost mechanical transmission for accommodating variable loads |
DE19847973C1 (de) * | 1998-10-17 | 2000-04-13 | Gpa Jakob Gmbh & Co Pressenaut | Vorschubeinrichtung zum schrittweisen Werkstücktransport in Produktionsmaschinen |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP33624794A patent/JP3346667B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-12-08 US US08/569,519 patent/US5586581A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-18 DE DE69509347T patent/DE69509347D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-18 EP EP95309203A patent/EP0718426B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0718426A1 (en) | 1996-06-26 |
EP0718426B1 (en) | 1999-04-28 |
JPH08176939A (ja) | 1996-07-09 |
DE69509347D1 (de) | 1999-06-02 |
US5586581A (en) | 1996-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |