JPH0730873Y2 - 電動ブラインドのスラット角度調節装置 - Google Patents

電動ブラインドのスラット角度調節装置

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JPH0730873Y2
JPH0730873Y2 JP1989128710U JP12871089U JPH0730873Y2 JP H0730873 Y2 JPH0730873 Y2 JP H0730873Y2 JP 1989128710 U JP1989128710 U JP 1989128710U JP 12871089 U JP12871089 U JP 12871089U JP H0730873 Y2 JPH0730873 Y2 JP H0730873Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電動横型ブラインドのスラット角度調節装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電動横型ブラインドのスラット角度調節装置の一
種類としてヘッドボックス内に回転可能に支持された角
度調節軸には巻取ドラムを嵌着し、その巻取ドラムから
ラダーコードを吊下支持するとともにそのラダーコード
に多数段のスラットを支持し、前記角度調節軸をモータ
で回転駆動することによりスラットを角度調節可能と
し、各スラットがほぼ垂直方向まで回動された後にはリ
ミットスイッチを作動させてモータの作動を停止させる
ようにしたものがある。
そのリミットスイッチには例えば特公平1-24329号公報
に記載されたものがある。すなわち、第4図に示すよう
にケース1に回転可能に支持された作動軸2にはその一
端にモータの出力軸3が嵌着され、他端には六角軸状の
角度調節軸4が嵌着され、その作動軸2の外周面にはそ
の長手方向に所定間隔を隔てて二つの係合突部5a,5bが
形成されている。そして、両係合突部5a,5bは第6図に
示すように作動軸2の周方向には隣接するように形成さ
れている。
第5図に示すように、ケース1の底面上には三枚の弾性
片6,7,8が設けられ、常には中間部の弾性片7の両端部
がその弾性により両側の弾性片6,8に接触していてこの
状態ではモータへの電源供給回路が閉路されて操作スイ
ッチ(図示しない)の操作によりモータが正転方向ある
いは逆転方向に駆動される。
中央の弾性片7にはその両端部において上方へ突出する
係合片9a,9bが形成され、前記作動軸2の回転に基づい
て係合片9aには係合突部5aが、係合片9bには係合突部5b
が当接するようになっている。
このように構成されたリミットスイッチでは、第6図に
示すように係合突部5a,5bが上方に位置する状態ではス
ラットが水平方向に保持され、この状態からモータが正
転方向に作動して例えば作動軸2及び角度調節軸4が同
図矢印A方向に回転されてスラットがほぼ垂直方向まで
回動されると係合突部5aが係合片9aに当接して弾性片7
が弾性片6から離間するため、同方向へのモータの作動
が停止される。また、モータが逆転方向に作動して作動
軸2及び角度調節軸4が第6図矢印B方向に回転されて
スラットがほぼ垂直方向まで回動されると、係合突部5b
が係合片9bに当接して弾性片7が弾性片8から離間する
ため、同方向へのモータの作動が停止されるようになっ
ている。
このような横型ブラインドでは作動軸2及び角度調節軸
4がほぼ一回転する間にスラットをほぼ180度回動させ
るようにラダーコードに対する巻取ドラムの巻取径を設
定している。すなわち、スラットの180度の回動に対し
角度調節軸4の回動角度を大きくするほどスラット角度
の微調整が容易となる。しかし、上記リミットスイッチ
では係合突部5a,5bで係合片9a,9bを押圧する構成である
ため、角度調節軸4及び作動軸2の許容回転角は360度
が限度となり、実際の許容回転角は係合突部5a,5bの厚
みにより360度以下となり、その許容回転範囲の両端で
スラットが垂直方向に回動されるように設定されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような構成ではラダーコードの弛みあ
るいはスラット角度調節装置全体の動作精度のあまさ等
により作動軸2に回転角不足が生じ、許容回転範囲の両
端でもスラットが垂直方向まで確実に回動されない場合
がある。特に、上記のような電動横型ブラインドを天窓
等に水平方向に設置する場合においてこのような不具合
が発生し易いという問題点がある。
この考案の目的は、上記のようなリミットスイッチの作
動軸の構成を変更するだけでその作動軸の許容回転角を
360度以上確保してスラットを確実に回動開閉可能とす
るスラット角度調節装置を提供するにある。
〔考案の構成〕
この考案は上記目的を達成するために、モータで回転駆
動されるスラット角度調節軸の回転に基づいて回転する
作動軸に二つの係合突部を設け、スラット角度調節軸の
正逆回転に基づいてその係合突部のいずれか一方をリミ
ットスイッチを構成する係合片に接触させて前記モータ
を停止させるスラット角度調節装置において、作動軸を
外筒軸とその外筒軸内に回転可能に嵌挿された内軸とか
ら構成し、その内軸をスラット角度調節軸に連結し、外
筒軸には前記係合片に係合する二つの係合突部を設け、
外筒軸と内軸との間には互いに係合して両者を一体に回
転させる係合手段を設け、その係合手段は両者の一体回
転状態から内軸がその逆方向に回転されるときには内軸
の所定角度の回転後に外筒軸と係合して両者を一体に回
転させる構成としている。
〔作用〕
上記手段により、スラット角度調節時の内軸及び角度調
節軸の許容回転角度は係合片を押圧駆動する外筒軸の許
容回転角度より大きくなるように設定することが可能と
なる。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した横型ブラインド用リミット
スイッチの一従来例を第1図〜第3図に従って説明す
る。なお、前記実施例と同一構成部分は同一番号を付し
て説明する。
第2図に示すように、横型ブラインドのヘッドボックス
10内に配設されるリミットスイッチ11にはモータ12の正
逆転方向の駆動力がギアボックス13を介して出力軸3で
出力される。その出力軸3にはケース1に回転可能に支
持された作動軸14の一端が嵌着され、その作動軸14の他
端には角度調節軸4が連結されている。作動軸14の下方
には前記従来例と同一構成の弾性片6,7,8が設けられて
いる。
次に、作動軸14の詳細な構造を説明すると、第1図に示
すように作動軸14は外筒軸15とその外筒軸15内に回転可
能に嵌挿された内軸16とから構成され、前記出力軸3及
び角度調節軸4は内軸16の両端に連結され、係合突部5
a,5bは外筒軸15に形成されている。外筒軸15の一端には
中心に対し90度の角度で開口する第一の開口溝17が形成
され、その第一の開口溝17内には内軸16から突起18が突
出されている。そして、その突出18が開口溝17の一端に
当接するまでは内軸16が外筒軸15に対し空回りするよう
になっている。また、外筒軸15の他端には中心に対し40
度の角度で開口する第二の開口溝19が形成されている。
さて、このように構成されたリミットスイッチ11では第
3図に示すように一方の係合突部5aが弾性片7の一方の
係合片9aに当接してスラットが垂直方向に回動されてい
る状態から他方の係合突部5bが弾性片7の他方の係合片
9bに当接するまでには、まず内軸16の突起18が第一の開
口溝17内を移動し得る範囲、すなわち第2図に示す角度
θで同内軸16が外筒軸15に対し空回りし、その突起18が
第一の開口溝17の一端に当接した後は内軸16と外筒軸15
とが一体に回転し、やがて係合突部5bが係合片9bに当接
すると、モータ12への電源の供給が停止されて作動軸2
及び角度調節軸4の同方向への回転が停止される。ま
た、内軸16が逆方向に回転する場合にも同様な動作とな
る。
以上のようにこのリミットスイッチ11では外筒軸15がほ
ぼ一回転する間に内軸16は外筒軸15の回転角に加えて外
筒軸15に対し空回りする角度θ分だけ余分に回転する。
従って、上記のように作動軸14を形成することによりリ
ミットスイッチ11等の他の構成を変更することなく内軸
16を360度以上回転させることができ、その内軸16と一
体に回転する角度調節軸4によりスラットを確実に回動
開閉することができる。
なお、内軸16に対し外筒軸15を前後入れ換えて突起18を
第二の開口溝19内に突出させるようにすると、内軸16及
び角度調節軸4の許容回転角をやや少なく設定すること
もできる。また、外筒軸15には前記第一及び第二の開口
溝17,19以外にさらに多種類の開口角度の開口溝を形成
し、その開口溝の中から適宜な角度の開口溝を選択して
使用するようにすることもできる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案はリミットスイッチの作
動軸の構成を変更するだけで角度調節軸の許容回転角を
360度以上確保してスラットを確実に回動開閉可能とす
るスラット角度調節装置を提供することができる優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のリミットスイッチを構成する作動軸
の斜視図、第2図はヘッドボックス内のスラット角度調
節装置の主要部を示す正面図、第3図はその動作を示す
正面図、第4図は従来のリミツトスイッチの正面図、第
5図は同じくその作動軸を省略した平面図、第6図は第
4図におけるC−C線縦断面図である。 スラット角度調節軸4、係合突部5a,5b、係合片9a,9b、
リミットスイッチ11、モータ12、作動軸14、外筒軸15、
内軸16、第一の開口溝(係合手段)17、突起(係合手
段)18。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ(12)で回転駆動されるスラット角
    度調節軸(4)の回転に基づいて回転する作動軸(14)
    に二つの係合突部(5a,5b)を設け、スラット角度調節
    軸(4)の正逆回転に基づいてその係合突部(5a,5b)
    のいずれか一方をリミットスイッチ(11)を構成する係
    合片(9a,9b)に接触させて前記モータ(12)を停止さ
    せるスラット角度調節装置において、 作動軸(14)を外筒軸(15)とその外筒軸(15)内に回
    転可能に嵌挿された内軸(16)とから構成し、その内軸
    (16)をスラット角度調節軸(4)に連結し、外筒軸
    (15)には前記係合片(9a,9b)に係合する二つの係合
    突部(5a,5b)を設け、外筒軸(15)と内軸(16)との
    間には互いに係合して両者を一体に回転させる係合手段
    (17,18)を設け、その係合手段(17,18)は両者の一体
    回転状態から内軸(16)がその逆方向に回転されるとき
    には内軸(16)の所定角度の回転後に外筒軸(15)と係
    合して両者を一体に回転させることを特徴とする電動ブ
    ラインドのスラット角度調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623036A (en) * 1979-08-02 1981-03-04 Pioneer Electronic Corp Fm tuner

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JPS5623036A (en) * 1979-08-02 1981-03-04 Pioneer Electronic Corp Fm tuner

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