JPH0625596Y2 - ストッパ付ブラインド開閉装置 - Google Patents

ストッパ付ブラインド開閉装置

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JPH0625596Y2
JPH0625596Y2 JP16773288U JP16773288U JPH0625596Y2 JP H0625596 Y2 JPH0625596 Y2 JP H0625596Y2 JP 16773288 U JP16773288 U JP 16773288U JP 16773288 U JP16773288 U JP 16773288U JP H0625596 Y2 JPH0625596 Y2 JP H0625596Y2
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worm gear
stopper
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clutch
closing device
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JP16773288U
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Inventor
和美 砂川
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株式会社ヨコタ
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラダーコードを昇降させる多角棒の回動を介
してスラットを開閉するブラインド開閉装置に関し、特
に、多角棒の回動角度を制御するストッパ機構に係る。
[従来の技術] 従来の、この種のストッパ付ブラインド開閉装置として
は、例えば本出願人が先に提供したもので、実開昭59
−182599号公報に掲載されているようなものがあ
る。
このものは、ウォームの回転力でウォーム歯車及びクラ
ッチ機構を介して六角棒を回動し、その六角棒に固着し
たラダーコードを操作してスラットを開閉する開閉機構
と、上記六角棒の回動角度を制御するストッパ装置とを
備えている。上記ストッパ装置は、クラッチ機構を収納
したケースの側板の内周面に突設された係止突起と、ク
ラッチ機構を構成する一方の継手のホイール外周面に突
設された係合突起とからなり、両突起により六角棒の回
動角度を略320度の反転域に制御している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来のストッパ付ブラインド開閉
装置のストッパ機構にあっては、固定されたケースに設
けた係止突起に、六角棒と一体的に回転する一方の継手
の係合突起を当接させて当該六角棒の回動角度を制御す
る構造となっていたため、六角棒の回動角度を略320
度までしか設定することができなかった、そのため、六
角棒に先端を連結したラダーコードの操作によるスラッ
トの倒れが不足し、スラットの遮断性が不十分であると
いう課題があった。
本考案は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、ウォーム側のホイールとケースとの間に、当該ホイ
ールに対して所定角度回転可能な部材を介在させる構造
とすることにより、上記課題を解決することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案におけるストッパ付
ブラインド開閉装置は、ブラインド開閉用のラダーコー
ドを操作するためヘッドボックス内に長手方向に装着さ
れた多角棒にウォーム歯車を嵌装し、操作軸の先端に設
けたウォームにより前記ウォーム歯車を介して前記多角
棒を回動してスラットを開閉する開閉機構と、前記ヘッ
ドボックス内に収装されたラダーコード駆動部に設けら
れ且つ前記多角棒の回動角度を制御するストッパ機構と
を備えたストッパ付ブラインド開閉装置において、前記
ストッパ機構は、前記ウォーム歯車と一体に回転可能に
設けられ且つ係合突起を有する回転部材と、前記係合突
起に係合可能な係止突起を有し且つ所定角度だけ回転変
位が可能な環状部材とを具え、前記多角棒の回動可能範
囲を360度以上としたことを特徴としている。
[作用] 操作軸を回してその先端のウォームでウォーム歯車を回
動することにより、そのウォーム歯車と一体的に回転部
材及び多角軸を回転する。すると、回転部材が360度
回転する前に、当該回転部材に設けた係合突起が環状部
材の係止突起に当接する。そのまま回転部材を回転し続
けると、当該回転部材と一体的に環状部材が所定角度回
転する。その結果、回転部材が全体として360度以上
回転するため、同様に多角棒が360度以上回転する。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第8図は、本考案の一実施例を示す図であ
る。
まず、構成を説明すると、第6図に示す1は、窓枠の内
側上部に配設されるヘッドボックスであり、そのヘッド
ボックス1内には、多角棒の一具体例を示す六角棒2
を、その軸方向を長手方向に設定して装着している。
3は、上下方向に所定間隔あけて層状に配置したスラッ
ト、4は、多数枚のスラット3を一連に傾動可能に支持
するラダーコードであり、1組のスラット3は複数組
(例えば3組)のラダーコード4によって吊下支持され
ている。1組のラダーコード4はスラット3の両側で対
をなしていて、それらの上端は、ヘッドボックス1内に
配設したホルダ1a内において一つにして六角棒2に固
定している。従って、六角棒2を一方へ180度回転さ
せると、スラット3は同方向へ90度回転変位する。
5は、同様にヘッドボックス1内に配設したケーシング
であり、第7,8図に示すように、ヘッドボックス1の
左右の上端縁と前面及び下面とで支持固定することによ
り収装されているとともに、六角棒2が横方向に貫通し
ている。ケーシング5はケース本体5aとケース蓋体5
bとからなり、その内部には第1〜5図に示すように、
ラダーコード駆動部6を収納している。ラダーコード駆
動部6は、ウォームギア機構7とクラッチ機構8とスト
ッパ機構9とを備えている。
ウォームギア機構7は、スラット3を開閉するための操
作軸10の先端に設けたウォーム11と、これが噛合す
る中間ウォーム歯車12と、これが噛合するウォーム歯
車13とを有している。ウォーム11は軸部11aがケ
ーシング6の外に露出しており、その軸部11aの下端
に設けた穴に操作軸10の軸部先端に設けたフック部1
0aを係合し、もって操作軸10のフレキシブル操作を
可能としている。
中間ウォーム歯車12は、ケース本体5a及びケース蓋
体5bに対向設置した支軸14,15によって回転自在
に支持している。また、ウォーム歯車13の軸心部分
は、六角棒2の対角線の長さよりも大きい直径を有する
貫通穴16が貫通しているとともに、その軸方向の一端
には小径軸部17を設けており、その小径軸部17をケ
ース蓋体5bに設けた軸受穴18に回動可能に嵌合して
いる。
クラッチ機構8は、貫通穴16の径よりも大きくて六角
形をなすクラッチ穴20を設けたホイール21と、クラ
ッチ穴20に緩く嵌合する六角形状のクラッチ角軸22
とで形成している。ホイール21はウォーム歯車13の
他端に連続して一体に形成し、また、クラッチ角軸22
の内側には六角棒2の対角線の長さよりも大きい空部を
形成している。そして、クラッチ角軸22は弾性を有す
る合成樹脂材により形成しているとともに、一方の端面
側に拡開して開口する一対の切欠き23を設けている。
また、ストッパ機構9は、外周面に係合突起24を有す
る回転部材25と、この回転部材25との間に隙間をあ
けて外側へ同心に配置され且つ係合突起24に当接し得
る係止突起26を内周面に設けた環状部材27と、この
環状部材27の端面側に設けた凸部28が緩く嵌り合う
周溝29とからなり、周溝29はケース本体5aに形成
している。回転部材25はクラッチ角軸22と一体に形
成し、その軸心部分には六角棒2が嵌り合う六角穴30
を形成している。
さらに、回転部材25のクラッチ角軸22側にはフラン
ジ31を設け、これによって環状部材27の抜けを防止
しているとともに、他端側に設けた軸部32をケース本
体5aに設けた軸受穴33に回動可能に嵌合している。
なお、周溝29は、第2図に示すように、凸部28が所
定角度(例えば80度程度)だけ回動できるように設定
している。
次に、作用について説明する。
本実施例に係るブラインド開閉装置を使用する場合は、
従来の操作軸の回動によりスラットを開閉するブライン
ド開閉装置と同様、操作軸10を回動して行う。
即ち、操作軸10を回動して先端のウォーム11を回転
し、その回転力を中間ウォーム歯車12を介してウォー
ム歯車13に伝達すると、これと一体に形成されたホイ
ール21のクラッチ穴20に嵌合するクラッチ角軸22
が同様に回転する。これにより、クラッチ角軸22と一
体の回転部材25を介して、その六角穴30に係合貫通
する六角棒2が一体に回転する。
いま、ケース本体5aと回転部材25と環状部材27と
の位置関係が第2図及び第3図(a)に示す状態にあって
環状部材27の凸部28が周溝29の左端に当接し、そ
の環状部材27の係止突起26の右側に回転部材25の
係合突起24が当接しているものとする。その時の、凸
部28及び係止突起26の中心をA1、係合突起24の
中心をB1とする。
この状態から、ウォーム11を回動することにより、ラ
ダーコード駆動部6のウォームギア機構7(ウォーム1
1と中間ウォーム歯車12とウォーム歯車13)とクラ
ッチ機構8(クラッチ穴20とクラッチ筒軸22)を介
して回動部材25及び六角棒2を反時計方向に回動する
と、凸部28が周溝29を中心A2まで移動できるた
め、係合突起24は360度以上回転して中心B2で係
止突起26の左側に当接する。これにより、回転部材2
5と一体に六角棒2も360度以上回転するため、その
角度範囲だけラダーコード4を介してスラット3の揺動
角度を変更することができる。
この場合、六角棒2を180度以上回動して水平状態に
あるスラット3を片側で90度以上回動させると、当該
スラット3が逆側へと反り返って遮蔽性が悪くなるた
め、通常の使用状態における六角棒2の回動範囲は片側
で180度(両側で360度)程度に設定することが好
ましい。この場合でも、従来によりも高い遮蔽性を得る
ことができる。
次に、誤って、スラット3の開閉範囲を越える以上に操
作軸10を更に同方向に回動すると、ストッパ機構9
(係合突起24と係止突起26と凸部28と周溝29)
の作動により回転部材25の回動が阻止されているた
め、六角棒2も回動しない。
すると、クラッチ機構8のクラッチ角軸22が弾性体で
形成されているとともに、その端面側に開口すると切欠
き23が形成されているため、そのクラッチ角軸22が
嵌合するクラッチ穴20を有するホイール21の回転力
により、クラッチ角軸22がクラッチ穴20の平面部に
押圧されて中心方向に撓む。従って、ホイール21が回
転してもクラッチ筒軸22は回転せず、クラッチ機構8
が解放状態となる。そのため、クラッチ機構8の入力側
であるウォーム歯車13及びホイール21が空転するこ
ととなり、誤って所定角度以上操作軸10を回動したよ
うな場合にも、ラダーコード4及びスラット3を損傷す
ることがない。
なお、上記実施例では、多角棒の一例として六角棒を適
用した例について説明したが、四角棒,八角棒等の他の
多角棒を適用することができることは勿論である。ま
た、上記実施例における凸部28をケース本体5aに設
け、この凸部28に嵌り合う周溝29を環状部材27に
設ける構造としてもよい。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案は、上述のとおり構成
されているので、次に記載する効果を奏する。
即ち、回転部材とケーシングとの間に環状部材を介在し
ているので、環状部材の回転可能な範囲に応じた角度だ
け回転部材の回転角度を大きく設定することができ、回
転部材と回転方向が一体の多角棒360度以上回動させ
ることができる。従って、多角棒にラダーコードを介し
て吊下支持されたスラットを十分な角度だけ倒すことが
でき、遮蔽性の高いブラインド開閉装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図(a),(b)は本考案に係る
ストッパ機構の作用をそれぞれ示す第1図のIII−III線
断面図、第4図(a),(b)は同じくクラッチ機構の作用を
それぞれ示す縦断面図、第5図は同じく分解斜視図、第
6図は同じく一部を省略して装置全体を示す斜視図、第
7図は同じくケーシングの取付状態を示す一部を断面し
た正面図、第8図は第7図のVIII−VIII線断面図であ
る。 1:ヘッドボックス、2:六角棒(多角棒) 3:スラット、4:ラダーコード 5:ケーシング、6:ラダーコード駆動部 7:ウォームギア機構、8:クラッチ機構 9:ストッパ機構、10:操作軸 11:ウォーム、13:ウォーム歯車 16:貫通穴、20:クラッチ穴 21:ホイール、22:クラッチ筒軸 23:切欠き、24:係合突起 25:回転部材、26:係止突起 27:環状部材、28:凸部 29:周溝、30:六角穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラインド開閉用のラダーコードを操作す
    るためヘッドボックス内に長手方向に装着された多角棒
    にウォーム歯車を嵌装し、操作軸の先端に設けたウォー
    ムにより前記ウォーム歯車を介して前記多角棒を回動し
    てスラットを開閉する開閉機構と、前記ヘッドボックス
    内に収装されたラダーコード駆動部に設けられ且つ前記
    多角棒の回動角度を制御するストッパ機構とを備えたス
    トッパ付ブラインド開閉装置において、前記ストッパ機
    構は、前記ウォーム歯車と一体に回転可能に設けられ且
    つ係合突起を有する回転部材と、前記係合突起に係合可
    能な係止突起を有し且つ所定角度だけ回転変位が可能な
    環状部材とを具え、前記多角棒の回動可能範囲を360
    度以上としたことを特徴とするストッパ付ブラインド開
    閉装置。
JP16773288U 1988-12-27 1988-12-27 ストッパ付ブラインド開閉装置 Expired - Lifetime JPH0625596Y2 (ja)

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JP16773288U JPH0625596Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 ストッパ付ブラインド開閉装置

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JPH0287895U JPH0287895U (ja) 1990-07-11
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JP16773288U Expired - Lifetime JPH0625596Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 ストッパ付ブラインド開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014001534A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 日射遮蔽装置

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JP2014001534A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 日射遮蔽装置

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JPH0287895U (ja) 1990-07-11

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