JPH0533679Y2 - - Google Patents

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JPH0533679Y2
JPH0533679Y2 JP16379386U JP16379386U JPH0533679Y2 JP H0533679 Y2 JPH0533679 Y2 JP H0533679Y2 JP 16379386 U JP16379386 U JP 16379386U JP 16379386 U JP16379386 U JP 16379386U JP H0533679 Y2 JPH0533679 Y2 JP H0533679Y2
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slat
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rotation
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は出入り口、窓等に設けられるシヤツタ
ーの逆巻防止装置に関するものである。
(従来の技術) 電動シヤツターの昇降装置を作動して該シヤツ
ターのスラツトを最下位値まで下降させた後、さ
らに同昇降装置を作動し続けた場合には、スラツ
トが昇降装置により逆回転で巻上げられてしまう
という問題がある。そこでこの逆巻を防止するた
めに種々の試みがなされており、例えば本出願人
は筒状のスラツト巻胴と、この巻胴内に取付けら
れた従動輪と、同従動輪ところがり部材と主動軸
とからなる一方向性クラツチと、前記スラツト巻
胴内に配設された前記主動軸を回転駆動させる機
構とをそれぞれ具備して、前記逆巻を防止するシ
ヤツター駆動安全装置を提案している(実開昭58
−25495号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記シヤツター駆動安全装置は駆動
装置の回転トルクが一定の方向にのみ伝達される
構造のため、逆巻が防止される方向が一方向とな
り、これをシヤツターに取付ける場合において、
その取付け位置がシヤツターの左右側部のいずれ
か一方に限定される。従つて、駆動装置のシヤツ
ターへの取付け位置に応じて回転トルクの伝達方
向が異なる2種類のシヤツター駆動安全装置を製
造しなければならないという問題があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、前記問題点を解決するため、本考案
は、モータとスラツトの巻取軸との間に同スラツ
トを巻上げるときにのみモータの回転トルクを巻
取軸に伝達する伝達手段を設け、さらに前記回転
トルクの伝達方向を選択する切換え手段を設ける
という手段を採用した。
(作用) モータの回転トルクはスラツトを巻上げるとき
にのみ同モータと巻取軸との間に設けられた伝達
手段を介して巻取軸に伝達される。また、同スラ
ツトを下降させるときにはモータの回転トルクが
巻取軸に伝達されず、スラツトを最下位置まで下
降させた後モータを作動し続けても同スラツトが
逆回転で巻上げられることがない。
さらに、前記モータの回転トルクの伝達方向は
切換え手段により切換えられる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1〜
7図に従つて説明する。
上下に伸縮可能に連結された多数段からなるス
ラツト1の上端部は巻取軸2に連結されている。
この巻取軸2の一側の端部には、後述するモータ
の回転を同巻取軸2に伝達し、かつスラツト1を
昇降させたときの逆巻を防ぐための逆巻防止装置
が設けられている。
この逆巻防止装置について説明すると、第1図
に示すように前記巻取軸2の端部には同巻取軸2
側が開口された有底円筒形状をなす取付け部3
と、これを反対側が開口された同じく有底の略円
筒形状をなす回転伝達部4とが一体的に形成され
てなるハウジング5が取付けられている。この回
転伝達部4は周壁の一部が切欠かれ、その切欠き
のコーナ部には浅段6a,7a,8a,9aと深
段6b,7b,8b,9bとからなる段差状のコ
ーナ切欠き6,7,8,9が形成されている。ま
た、回転伝達部4の周壁において前記切欠きの反
対側には係止溝10が形成され、さらに同回転伝
達部4の底部には支承孔11が形成されており、
これらの係止溝10と支承孔11とにより後述す
る伝達ギヤを一定の姿勢に支持することができる
ようになつている。
前記ハウジング5の回転伝達部4にはモータM
によつて回転する伝達ギヤ14が嵌挿されてい
る。すなわち、モータMに連結されたジヨイント
パイプ12の内部には断面四角形状の透孔13が
形成されており、この透孔13に伝達ギヤ14が
取付けられている。同伝達ギヤ14は平歯のギヤ
本体15に回転軸16が一体に形成され、この回
転軸16のモータM側には直方体形状の嵌合部1
7が設けられており、この嵌合部17が前記ジヨ
イントパイプ12の透孔13に嵌合されている。
そして、前記回転軸16の巻取軸2側端部は前記
回転伝達部4の支承孔11に回転可能に支持さ
れ、さらに前記係止溝10に半月状の係止片18
が挿入されて伝達ギヤ14がガタついたり抜けた
りすることなく、一定の姿勢に支持されている。
前記回転伝達部4の切欠きには同回転伝達部4
とギヤ本体15との間に噛み込み可能な長方形状
をなすロツク部19,22と、これらの基端部
(回転伝達部4の側壁側の端部)に直交するよう
に一体形成されたほぼ長方形状をなす支持部2
0,23とからなる伝達手段としての一対のロツ
ク片21,24が設けられている。そして、一方
のロツク片21は、その支持部20の長手方向の
両端部がコーナ切欠き6,8に嵌合するように、
又他方のロツク片24はその支持部23の長手方
向の両端部がコーナ切欠き7,9に嵌合するよう
に配設されている。
前記ロツク片21,24の回転伝達部4におけ
る半径方向外側にはほぼ逆U字状をなし弾性を有
する切換え手段としての押圧部材25が配設され
ており、この押圧部材25は中央部が外方に突出
するように折曲げ形成された位置決め片26を有
するとともに、両端部が外方に向かつて湾曲形成
されている。そして、この押圧部材25はその
各々の端部が前記ロツク片21,24に接触して
配設されており、これにより軸芯方向にスライド
可能になつている。
前記伝達ギヤ14、ロツク片21,24及び押
圧部材25が配設された回転伝達部4の外側に
は、前記押圧部材25の位置を切換え可能に常に
押圧する円筒状の位置決めパイプ27が外嵌され
ている。この位置決めパイプ27の周壁において
前記押圧部材25に対応する位置には同押圧部材
25の幅よりも若干狭い幅を有するほぼ長方形状
をなす開口部28が形成されている。そして、同
開口部28の長辺両側部には前記押圧部材25の
位置決め片26を保持するための並列する2つの
切欠き部29a,29bが形成されている。この
ときの切欠き部29a,29b間の間隔は前記押
圧部材25をスライドさせた際に一方のロツク片
が押上げられるように、回転伝達部4のコーナ切
欠き6,7,8,9における浅段6a,7a,8
a,9aの軸芯方向の長さとほぼ同一に設定され
ている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
及び効果について説明する。
第2図に示すように、押圧部材25の位置決め
片26を巻取軸2側の切欠き部29bに嵌合させ
ると、押圧部材25のモータM側端部はコーナ切
欠き6,8の浅段6a,8a側に位置するため、
一方のロツク片21は押圧されてほぼ水平状態、
すなわちロツク部19がギヤ本体15と回転伝達
部4との間に位置するように姿勢が保持される。
また、同押圧部材25の巻取軸2側端部はコー
ナ切欠き7,9の深段7b,9b側に位置するた
め、他方のロツク片24の基端部が内方へ押圧さ
れる。このとき、同コーナ切欠き7,9が支点と
なつてロツク片24の先端部は外方へ押上げら
れ、ギヤ本体15とは非接触状態となる。従つ
て、このロツク片24は巻取軸2へのモータMの
回転トルクの伝達には関与しない。
そして、第3図に示す矢印Aの方向にモータM
で伝達ギヤ14を回転させると回転伝達部4にお
ける切欠きとギヤ本体15との間に一方のロツク
片21のロツク部19が噛み込まれる。従つて、
モータMの回転トルクは伝達ギヤ14及びロツク
片21を介して回転伝達部4に伝達され、これに
ともない巻取軸2も回転するのでスラツト1が巻
き上げられる。
前記スラツト1を下降させるときには第4図に
示す矢印Bの方向に伝達ギヤ14をモータMで回
転させると、この伝達ギヤ14は押圧部材25の
弾性力に抗してロツク部19を外方へ押圧しなが
ら回転する。このとき、回転伝達部4にはモータ
Mの回転トルクが直接伝わらず、同回転伝達部4
は自由回転可能な状態となる。このため、巻取軸
2を介して回転伝達部4に連結されたスラツト1
の自重により、同回転伝達部4の矢印B方向への
回転をともないながら、スラツト1が下降する。
そして、同スラツト1を最下位置まで下降した
後、さらに伝達ギヤ14を同方向に回転し続けて
も回転伝達部4にはスラツト1の自重力による回
転力が作用しなくなるため、同回転伝達部4は回
転不要の状態となつて停止する。この状態では伝
達ギヤ14は回転伝達部4の内部で空回りする。
従つて、スラツト1が巻取軸2に逆回転で巻取ら
れることはない。
次に、第5図に示すように押圧部材25の位置
決め片26を押圧し、これを前記切欠き部29b
から外しモータM側へスライドさせる。そして、
他方の切欠き部29aの位置で押圧を解除すると
位置決め片26は同切欠き部29aに嵌合する。
このとき、押圧部材25の巻取軸2側端部はコー
ナ切欠き7,9の浅段7a,9a側に位置するた
め、一方のロツク片24は押圧されてほぼ水平状
態、すなわちロツク部22がギヤ本体15と回転
伝達部4との間に位置するように姿勢が保たれ
る。
また、前記押圧部材25のモータM側端部はコ
ーナ切欠き6,8の深段6b,8b側に位置する
ため、他方のロツク片21の基端部が内方へ押圧
される。このとき、同コーナ切欠き6,8が支点
となつてロツク片21の先端部は外方へ押上げら
れギヤ本体15とは非接触状態となる。このた
め、このロツク片21はモータMの回転トルクの
巻取軸2への伝達には関与しない。
そして、第6図に示す矢印Cの方向にモータM
で伝達ギヤ14を回転させると回転伝達部4にお
ける切欠きとギヤ本体15との間に一方のロツク
片24のロツク部22が噛み込まれる。従つて、
モータMの回転トルクは伝達ギヤ14及びロツク
片24を介して回転伝達部4に伝達され、これに
ともない巻取軸2も回転するのでスラツト1が巻
上げられる。
前記スラツト1を下降させるときには、7図に
示す矢印Dの方向に伝達ギヤ14をモータMで回
転させると、この伝達ギヤ14は押圧部材25の
弾性力に抗してロツク片24を外方へ押圧しなが
ら回転する。この回転により、回転伝達部4には
モータMの回転トルクが直接伝わらず、同回転伝
達部4は自由回転可能な状態となる。このため、
巻取軸2を介して回転伝達部4に連結されたスラ
ツト1の自重により、同回転伝達部4の矢印D方
向への回転をともないながら、スラツト1が下降
する。そして、同スラツト1を最下位置まで下降
した後さらに伝達ギヤ14を同方向に回転し続け
ても、回転伝達部4にはスラツト1の自重力によ
る回転力が作用しなくなるため、同回転伝達部4
は停止する。この状態では伝達ギヤ14は回転伝
達部4の内部で空回りするため、スラツト1が巻
取軸2に逆回転で巻取られることはない。
前記したように、押圧部材25の位置決め片2
6を位置決めパイプ27における2つの切欠き部
29a,29bのいずれか一方を選択して嵌合さ
せれば、モータMの回転トルクの伝達方向(スラ
ツト1の巻上げ方向)を矢印A,Cのいずれかに
選択可能である。従つて、モータMがシヤツター
の両端部のいずれに取付けられる場合にも前記押
圧部材25をスライドさせることにより、簡単に
モータMの回転トルクの伝達方向を所望のスラツ
ト1の巻上げ方向に合わせることが可能である。
このため、従来の逆巻防止装置のようにモータ
の回転トルクの伝達方向が異なる2種類の仕様を
製造したり、準備したりする必要がなくなる。
考案の効果 以上詳述したしたように、本考案はスラツトの
逆巻を防止することができるばかりでなく、モー
タの回転トルクの伝達方向を左右どちらの方向に
もかえることができ、そのトルクの伝達方向の異
なる2種類の仕様の逆巻防止装置を製造する必要
がなく、製造コストを低減することができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本実施例の逆巻防止装置を示し、第1図
は分解斜視図、第2図は押圧部材を巻取軸側にス
ライドさせたときの概略縦断面図、第3図はスラ
ツトを巻上げるときの概略側面図、第4図はスラ
ツトを下降させるときの概略側面図、第5図は押
圧部材をモータ側にスライドさせたときの概略縦
断面図、第6図は第3図と逆方向にスラツトを巻
上げるときの概略側面図、第7図は第4図と逆方
向にスラツトを下降させるときの概略側面図であ
る。 スラツト……1、巻取軸……2、ハウジング…
…5、伝達ギヤ……14、伝達手段としてのロツ
ク片……21,24、切換え手段としての押圧部
材……25、モータ……M。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータMとスラツト1の巻取軸2との間に同
    スラツト1を巻上げるときにのみモータMの回
    転トルクを巻取軸2に伝達する伝達手段を設
    け、さらに前記回転トルクの伝達方向を選択す
    る切換え手段を設けたことを特徴とするシヤツ
    ターの逆巻防止装置。 2 前記伝達手段は前記巻取軸2の端部に取付け
    られたハウジング5と、このハウジング5内に
    嵌挿されモータMによつて回転する伝達ギヤ1
    4との間において、前記スラツト1を巻上げる
    とき噛み込まれ、同スラツト1を下降するとき
    外れる一対のロツク片21,24である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のシヤツターの逆
    巻防止装置。 3 前記ロツク片21,24の外側には同ロツク
    片21,24の一方を押上げて前記伝達ギヤ1
    4とハウジング5との間の噛み込みを解除する
    切換え手段としての押圧部材25が設けられて
    いる実用新案登録請求の範囲第2項記載のシヤ
    ツターの逆巻防止装置。
JP16379386U 1986-10-25 1986-10-25 Expired - Lifetime JPH0533679Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16379386U JPH0533679Y2 (ja) 1986-10-25 1986-10-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16379386U JPH0533679Y2 (ja) 1986-10-25 1986-10-25

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Publication Number Publication Date
JPS6369293U JPS6369293U (ja) 1988-05-10
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JP16379386U Expired - Lifetime JPH0533679Y2 (ja) 1986-10-25 1986-10-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089359Y2 (ja) * 1988-08-04 1996-03-21 立川ブラインド工業株式会社 シャッターの逆巻防止装置
DE19861271B4 (de) * 1997-11-12 2007-01-18 Nsk Ltd. Verfahren zur Herstellung einer Zwischenscheibe für ein stufenlos verstellbares Toroid-Getriebe

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6369293U (ja) 1988-05-10

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