JP3073262U - ロールスクリーンの巻付装置 - Google Patents

ロールスクリーンの巻付装置

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JP3073262U
JP3073262U JP2000003233U JP2000003233U JP3073262U JP 3073262 U JP3073262 U JP 3073262U JP 2000003233 U JP2000003233 U JP 2000003233U JP 2000003233 U JP2000003233 U JP 2000003233U JP 3073262 U JP3073262 U JP 3073262U
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roll screen
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cover
outer cover
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JP2000003233U
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Inventor
格 宮崎
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ヨコタ量販株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡易な構造で、作動が確実なロールスクリーン
の巻き上げ装置を提供する。 【解決手段】内側カバー3の係合突起と、内側カバーと
同一形状の外側カバー4の係合孔とを嵌合させ、両カバ
の間に下方に開口部を有する空間を形成する。外周に複
数の突條を設けた軸棒6aに、間隙をもって対向した二
枚の多角板7を固定した回転部材6を、内外両カバーの
略中央部の軸受に軸棒を挿入支持させ、外角板にボール
9aを嵌合させたボールチェーン9を操作することによ
り回転部材を回転させ、減速歯車を介して回転部材と連
結した円筒部2をロールスクリーンの巻芯1と連結し、
ロールスクリーンの巻き上げ、巻き下しを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、日除けブラインド、日除けカーテン等のロールスクリーンを巻付け るロールスクリーンの巻付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にボールチェーンによってロールスクリーンの巻芯を回転操作するもの においては外周面に多数の窪みを設けたホイルにボールチェーンを巻装し、この ホイルの窪みにボールを嵌合しながら巻芯を回転するもの知られている。 また、このホイルの回転軸にクラッチ機構を係合して一方向の回転のみ行なわ れるようにしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようになロールスクリーンの巻付装置においては、回転軸に多くのボール 窪みを形成するため構成が複雑であり、ボールチェーンのボール間隔が短く、操 作に際して騒音が発生し、煩雑であった。
【0004】 本考案の課題は、上記の如き問題点を解決すべく考案されたものであり、簡易 な構造によって確実にロールスクリーンの巻芯の回転筒を回転させることができ るロールスクリーンの巻付装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するために、本考案に係るロールスクリーンの巻付装置は、 内側カバーとこれと同一形状の外側カバーとの嵌合により、内部に空間を形成し 、内側カバーの内面の所定位置に複数の係合ピンを突出するとともにこの係合ピ ンに係合する係合孔を外側カバーに備え、これら内側カバーと外側カバーのほぼ 中央部分にそれぞれ軸受孔を有し、この両カバーの嵌合したとき下方に開口部を 有する固定部材と、前記内側カバー及び外側カバーの軸受孔に嵌合する軸棒を両 側に突出させ、内側カバーに嵌合する軸棒の外周に複数の突条を設け、この軸に 間隙を設けて対向した二枚の多角板を固定した回転部材と、この回転部材の軸棒 に噛合する複数の減速歯車を介して回転し、ロールスクリーンの巻芯内に嵌挿さ れている円筒部と、 前記回転部材の二枚の多角板間に巻装し、この多角板の溝 内に嵌合するボールを所定間隔で配置してなるボールチェーンと、からなり、ボ ールチェーンの牽引操作により前記多角板と共に前記回転部材を回転して前記円 筒部を介してロールスクリーンの巻芯を回転してロールスクリーンを巻上げ、巻 下げを行なうことを特徴する構成である。
【0006】 また、前記課題は、前記回転部材の軸棒に嵌合する軸受孔の前記外側カバーの 外方に突出した多角軸を突出して窓枠への取付枠体の支持板に挿通してなる構成 、または前記外側カバーと内側カバーの軸受孔内およびその周辺に粘性液体オイ ルを充填してなることを特徴とする構成によって達成できる。
【0007】 この考案のロールスクリーンの巻付装置は、簡易な構成の多角形の回転盤を配 置して確実に回転させることができるばかりでなく、また、この回転盤はボール チェーン操作によって簡易に行なうことができ、この回転盤の回転軸とロールス クリーンの巻芯とは内側カバー内に配置した複数の歯車によって確実に回動させ ることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るロールスクリーンの巻付装置の実施の形態について図面を 参照して詳述する。 図1は本考案に係るロールスクリーンの巻付装置の実施の形態を示す要部分解 斜視図である。図2は、本考案のロールスクリーンの巻付装置に使用する内側カ バーを示す説明図で、(a)は右側面図、(b)は正面図である。図3は、本考 案のロールスクリーンの巻付装置の回転部材を示す説明図で、(a)は左側面図 、(b)は正面図である。図4は、本考案のロールスクリーンの巻付装置の要部 機構を説明する断面図である。図5は、図3の回転部材の係合部の円筒部内の内 部機構を示す説明図である。図6は本考案のロールスクリーンの巻付装置の内部 機構を示す分解斜視図である。
【0009】 図において、ロールスクリーンの巻芯1の開口端に嵌合する円筒部2を回動自 在に備える内側カバー3とこれと同一形状の外側カバー4とを嵌合して固定部材 5を形成し、それぞれの貼り合わせ面の内側カバー3の周壁3cと外側カバー4 の周壁4cとに内側カバー3側に複数の突起3b,3b・・、外側カバー4側に はこの突起3b、3b・・と係合する係合孔4b,4b・・が設けられ、この内 側カバー3と外側カバー4のそれぞれの中心に軸受孔である軸受3a、4aが設 けてあり、この内側カバー3と外側カバー4とを嵌合してある固定部材5の下側 には開放口5aが形成される。この内側カバー3と外側カバー4との間の中央空 間に、夫々の軸受3aと軸受4aに嵌合する軸棒6a、6bを両側に突出した回 転部材6を配置するようになっており、この回転部材6には同一形状の多角板7 、7を所定間隔を隔てて固定してある。
【0010】 内側カバー3の軸受3aに嵌合する回転部材6の軸棒6aの外周には複数の凸 条6bを軸に平行に設けて有る。この突条6b,6b・・は円筒部2の内壁歯車 2bに係合する複数の減速歯車8,8・・に噛み合うように形成し、回転部材6 の回動に伴い、減速歯車8,8・・、内壁歯車2bにより円筒部2が連動するよ うになっている。回転部材6の多角板7,7間にはボールチェーン9が巻装する ようになっており、多角板7の窪みにボール9aが係合する。
【0011】 この外側カバー4の軸受4aの支持側は角状に形成され、取付枠体12の支持 板10に取付けるようになている。この支持板10の反対側の支持板13はロー ルスクリーンの巻芯1の他端をプーリ14を介して支持し、このプーリ14には 緩速機構である回転棒15、バネ部材16が嵌合され、このバネ部材16のバネ 止め17及びロールスクリーン巻芯1に係合するプーリ18がある。
【0012】 この考案のロールスクリーンの巻付装置について説明する。 内側カバー3の軸受3aに回転部材6の軸棒6aを挿入して、この軸棒6aの 凸条6bを前記円筒部2内の内壁歯車2bに噛合する減速歯車8,8に噛合し、 多角板7,7間にボールチェーン9を巻装して、このボールチェーン9の下方を 開放口5から垂れ下げるようにして外側カバー4の各係合孔4b,4b・・を内 側カバー3の各突起3b,3b・・に嵌合して貼り合わせて固定部材5を形成す る。開放口5aの中央には境界棒11があり、ボールチェーン9の絡み合いを防 止するようになっている。
【0013】 この考案のロールスクリーンの巻付装置はボールチェーン9の牽引操作で回転 部材6を回転することにより、軸棒6a、減速歯車8、内壁歯車2b、円筒部2 及び突条2aを介してロールスクリーンの巻芯1を回転することになり、ロール スクリーンの上げ下げを行なう。他方、支持板13に係合した回転棒15を介し てバネ部材16により巻上げられる。
【0014】 この考案のロールスクリーンの巻付装置は、回転部材6の多角板7を回転する ことにより巻芯1を容易に回転することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係るロールスクリーンの巻付装置は上記の如く構成されているため、 内側カバーと外側カバーとからなる固定部材内に回転部材を収納する巻上機構が 簡易であり、多角形の回転板を使用するのでボールチェーンのボール間隔を粗く することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るロールスクリーン巻付装置の実施
の形態を示す要部分解斜視図である。
【図2】本考案のロールスクリーンの巻付装置に使用す
る内側カバーを示す説明図で、(a)は右側面図であ
る。(b)は正面図である
【図3】本考案のロールスクリーンの巻付装置の回転部
材を示す説明図で、(a)は左側面図である。(b)は
正面図である。
【図4】本考案のロールスクリーンの巻付装置の要部機
構を説明する断面図である。
【図5】図3の回転部材の係合部の円筒部内の内部機構
を示す説明図である。
【図6】本考案のロールスクリーンの巻付装置の内部機
構を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ロールスクリーンの巻芯 2 円筒部 2a 凸条 2b 内壁歯車 3 内側カバー 3a 軸受 3b 突起 3c 周壁 4 外側カバー 4a 軸受 4b 係合孔 4c 周壁 5 固定部材 5a 開放口 6 回転部材 6a 軸棒 7 多角板 8 減速歯車 9 ボールチェーン 9a ボール 10 支持板 11 境界棒 12 取付枠体 13 支持板 14 プーリ 15 回転棒 16 バネ部材 17 バネ止め 18 プーリ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側カバーとこれと同一形状の外側カバー
    との嵌合により、内部に空間を形成し、内側カバーの内
    面の所定位置に複数の係合ピンを突出するとともにこの
    係合ピンに係合する係合孔を外側カバーに備え、これら
    内側カバーと外側カバーのほぼ中央部分にそれぞれ軸受
    孔を有し、この両カバーの嵌合したとき下方に開口部を
    有する固定部材と、 前記内側カバー及び外側カバーの軸受孔に嵌合する軸棒
    を両側に突出させ、内側カバーに嵌合する軸棒の外周に
    複数の突条を設け、この軸に間隙を設けて対向した二枚
    の多角板を固定した回転部材と、 この回転部材の軸棒に噛合する複数の減速歯車を介して
    回転し、ロールスクリーンの巻芯内に嵌挿されている円
    筒部と、 前記回転部材の二枚の多角板間に巻装し、この多角板の
    溝内に嵌合するボールを所定間隔で配置してなるボール
    チェーンと、からなり、ボールチェーンの牽引操作によ
    り前記多角板と共に前記回転部材を回転して前記円筒部
    を介してロールスクリーンの巻芯を回転してロールスク
    リーンを巻上げ、巻下げを行なうことを特徴とするロー
    ルスクリーンの巻付装置。
  2. 【請求項2】前記回転部材の軸棒に嵌合する軸受孔の前
    記外側カバーの外方に突出した多角軸を突出して窓枠へ
    の取付枠体の支持板に挿通してなることを特徴とする請
    求項1に記載のロールスクリーンの巻付装置。
  3. 【請求項3】前記外側カバーと内側カバーの軸受孔内お
    よびその周辺に粘性液体オイルを充填してなることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のロールスクリ
    ーンの巻付装置。
JP2000003233U 2000-05-16 2000-05-16 ロールスクリーンの巻付装置 Expired - Lifetime JP3073262U (ja)

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