JPH07180375A - 車庫付き建物 - Google Patents
車庫付き建物Info
- Publication number
- JPH07180375A JPH07180375A JP32459593A JP32459593A JPH07180375A JP H07180375 A JPH07180375 A JP H07180375A JP 32459593 A JP32459593 A JP 32459593A JP 32459593 A JP32459593 A JP 32459593A JP H07180375 A JPH07180375 A JP H07180375A
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- JP
- Japan
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- garage
- entrance
- roof
- building
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車庫の出入り口付近の積雪を極力抑制して車
庫を有効に利用することができるようにし、さらに、車
庫の出入り口と玄関の出入り口とを共通として積雪によ
り居住性に悪影響を及ぼさないように考慮し、併せて敷
地の有効利用や経済性、並びに車庫及び造作物等を含む
建物の全体的な景観向上を図る。 【構成】 この車庫付き建物1は、勾配屋根2を有する
建物本体3と、この建物本体3の内部に設けられた車庫
4とを備え、かつ、前記勾配屋根2の妻側2aを車庫4
の出入り口4a側に向けた構成とした。
庫を有効に利用することができるようにし、さらに、車
庫の出入り口と玄関の出入り口とを共通として積雪によ
り居住性に悪影響を及ぼさないように考慮し、併せて敷
地の有効利用や経済性、並びに車庫及び造作物等を含む
建物の全体的な景観向上を図る。 【構成】 この車庫付き建物1は、勾配屋根2を有する
建物本体3と、この建物本体3の内部に設けられた車庫
4とを備え、かつ、前記勾配屋根2の妻側2aを車庫4
の出入り口4a側に向けた構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車庫付き建物に係わ
り、特に、建物本体内に車庫を設けた車庫付き建物に関
するものである。
り、特に、建物本体内に車庫を設けた車庫付き建物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、車の普及が一般化して
いることから、住宅等の敷地内にも可能な限り車庫スペ
ースを確保するようにしている。
いることから、住宅等の敷地内にも可能な限り車庫スペ
ースを確保するようにしている。
【0003】このような、例えば一般的な戸建住宅の車
庫としては、その住宅の敷地に接する道路に面する部分
に、住宅としての建物本体とは別途に、屋根付きの車庫
を設けるのが普通であるが、中には敷地内に車庫スペー
スのみを確保し、これを屋根無しの車庫として利用して
いる場合もある。
庫としては、その住宅の敷地に接する道路に面する部分
に、住宅としての建物本体とは別途に、屋根付きの車庫
を設けるのが普通であるが、中には敷地内に車庫スペー
スのみを確保し、これを屋根無しの車庫として利用して
いる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の住宅
においては、地価高騰に伴う敷地の狭小化や敷地に対す
る建物本体の占有面積、あるいは敷地内の車庫や造作物
を含む建物の全体的な景観、さらには経済性や居住性な
どとの関係において、敷地内に車庫を建物本体とは別途
に設けることができなかったり、不都合が生じたりする
場合があるといった問題を抱えている。
においては、地価高騰に伴う敷地の狭小化や敷地に対す
る建物本体の占有面積、あるいは敷地内の車庫や造作物
を含む建物の全体的な景観、さらには経済性や居住性な
どとの関係において、敷地内に車庫を建物本体とは別途
に設けることができなかったり、不都合が生じたりする
場合があるといった問題を抱えている。
【0005】しかしながら、例えば積雪地帯に建設され
る、いわゆる寒冷地住宅においては、屋根付きの車庫は
必須であり、しかも車庫の屋根を積雪重量に耐え得る構
造とすることが要求される。さらに、積雪の多い地域で
は、建物本体の屋根の除雪に加え、車庫の屋根の除雪、
あるいは居住者または来訪者の玄関への通路や車路の除
雪などを必要とするため、その分、除雪費用が嵩むとい
う経済的な問題もある。特に、車庫前の積雪は車の利用
そのものに支障をきたすため、除雪費用の点だけでなく
ライフサイクル全体としての住宅の居住性にまで悪影響
を及ぼすという重要な問題を生じる。
る、いわゆる寒冷地住宅においては、屋根付きの車庫は
必須であり、しかも車庫の屋根を積雪重量に耐え得る構
造とすることが要求される。さらに、積雪の多い地域で
は、建物本体の屋根の除雪に加え、車庫の屋根の除雪、
あるいは居住者または来訪者の玄関への通路や車路の除
雪などを必要とするため、その分、除雪費用が嵩むとい
う経済的な問題もある。特に、車庫前の積雪は車の利用
そのものに支障をきたすため、除雪費用の点だけでなく
ライフサイクル全体としての住宅の居住性にまで悪影響
を及ぼすという重要な問題を生じる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
なされたもので、車庫を建物本体内に設けると共に、建
物本体の屋根の勾配を工夫することにより車庫の出入り
口付近の積雪を極力抑制して車庫を有効に利用すること
ができるようにし、さらに、車庫の出入り口と玄関の出
入り口とを共通として積雪により居住性に悪影響を及ぼ
さないように考慮し、併せて敷地の有効利用や経済性、
並びに車庫及び造作物等を含む建物の全体的な景観向上
を図ることができるようにした車庫付き建物を提供する
ことを目的とする。
なされたもので、車庫を建物本体内に設けると共に、建
物本体の屋根の勾配を工夫することにより車庫の出入り
口付近の積雪を極力抑制して車庫を有効に利用すること
ができるようにし、さらに、車庫の出入り口と玄関の出
入り口とを共通として積雪により居住性に悪影響を及ぼ
さないように考慮し、併せて敷地の有効利用や経済性、
並びに車庫及び造作物等を含む建物の全体的な景観向上
を図ることができるようにした車庫付き建物を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、請求項1に係る発明では、勾配屋根を有する建
物本体内に車庫を設けた車庫付き建物であって、前記勾
配屋根の妻側を車庫の出入り口側に向けたことを特徴と
している。
ために、請求項1に係る発明では、勾配屋根を有する建
物本体内に車庫を設けた車庫付き建物であって、前記勾
配屋根の妻側を車庫の出入り口側に向けたことを特徴と
している。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載の車
庫付き建物において、前記勾配屋根の少なくとも一部を
切妻屋根とし、この切妻屋根を車庫の直上に設けると共
に、その切妻屋根の妻側を前記車庫の出入り口側に向け
たととを特徴としている。
庫付き建物において、前記勾配屋根の少なくとも一部を
切妻屋根とし、この切妻屋根を車庫の直上に設けると共
に、その切妻屋根の妻側を前記車庫の出入り口側に向け
たととを特徴としている。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1記載の車
庫付き建物において、車庫の出入り口と玄関の出入り口
とを共通とし、かつ、玄関扉を車庫の出入り口よりも奥
に設けたことを特徴としている。
庫付き建物において、車庫の出入り口と玄関の出入り口
とを共通とし、かつ、玄関扉を車庫の出入り口よりも奥
に設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の車庫付き建物では、勾配屋根を
有する建物本体内に車庫を設けると共に、勾配屋根の妻
側を車庫の出入り口側に向けた構成としていることによ
り、積雪地域において、勾配屋根上に積もる雪はその勾
配屋根に沿って、車庫の出入り口とは異なる部位へ落下
する。したがって、車庫の出入り口付近の屋根からの落
下による積雪がなくなるので、車庫の出入り口付近の積
雪が極力防止される。
有する建物本体内に車庫を設けると共に、勾配屋根の妻
側を車庫の出入り口側に向けた構成としていることによ
り、積雪地域において、勾配屋根上に積もる雪はその勾
配屋根に沿って、車庫の出入り口とは異なる部位へ落下
する。したがって、車庫の出入り口付近の屋根からの落
下による積雪がなくなるので、車庫の出入り口付近の積
雪が極力防止される。
【0011】請求項2記載の車庫付き建物では、勾配屋
根の少なくとも一部を切妻屋根とし、この切妻屋根を車
庫の直上に設けると共に、その切妻屋根の妻側を前記車
庫の出入り口側に向けた構成としたことにより、積雪地
域において屋根の上に積もる雪は、車庫の出入り口側か
ら見て両側に分散して落下することになる。
根の少なくとも一部を切妻屋根とし、この切妻屋根を車
庫の直上に設けると共に、その切妻屋根の妻側を前記車
庫の出入り口側に向けた構成としたことにより、積雪地
域において屋根の上に積もる雪は、車庫の出入り口側か
ら見て両側に分散して落下することになる。
【0012】請求項3記載の車庫付き建物では、車庫の
出入り口と玄関の出入り口とが共通となっていることに
より、車の出入りだけでなく、同時に玄関を通る人にと
っても建物本体内への出入りの際に積雪の影響を受けに
くい建物となり、さらに車庫内において、車と玄関との
間の移動も可能となり、これにより居住性が格段に向上
する。
出入り口と玄関の出入り口とが共通となっていることに
より、車の出入りだけでなく、同時に玄関を通る人にと
っても建物本体内への出入りの際に積雪の影響を受けに
くい建物となり、さらに車庫内において、車と玄関との
間の移動も可能となり、これにより居住性が格段に向上
する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図中1は、本実施例に係わる車庫付き建
物を示し、この車庫付き建物1は、勾配屋根2を有する
建物本体3と、この建物本体3の内部に設けられた車庫
4とを備え、かつ、前記勾配屋根2の妻側2aを車庫4
の出入り口4a側に向けた概略構成となっている。
して説明する。図中1は、本実施例に係わる車庫付き建
物を示し、この車庫付き建物1は、勾配屋根2を有する
建物本体3と、この建物本体3の内部に設けられた車庫
4とを備え、かつ、前記勾配屋根2の妻側2aを車庫4
の出入り口4a側に向けた概略構成となっている。
【0014】ついで、これらの詳細について説明する
と、前記建物1は、本実施例では、パネル組立型の2階
建て住宅を例示してあり、その1階部分には、図2に示
すように、居間5、食堂6、和室7が設けられ、また、
1階には、その機能上、玄関8、ホール9、ポーチ1
0、キッチン11、あるいは、洗面所12等が設けられ
ている。また、二階部分には、図3に示すように、中央
部の階段13の周りに複数の洋間14、15、16及び
吹き抜け17等が設けられている。
と、前記建物1は、本実施例では、パネル組立型の2階
建て住宅を例示してあり、その1階部分には、図2に示
すように、居間5、食堂6、和室7が設けられ、また、
1階には、その機能上、玄関8、ホール9、ポーチ1
0、キッチン11、あるいは、洗面所12等が設けられ
ている。また、二階部分には、図3に示すように、中央
部の階段13の周りに複数の洋間14、15、16及び
吹き抜け17等が設けられている。
【0015】前記勾配屋根2は、図1に示すように、積
雪地域に適した大きな勾配を持つ切妻の大屋根21と、
この大屋根21と直交する同じく切妻の小屋根22とか
らなり、そしてこの切妻の小屋根22部分が車庫4の直
上の屋根として、実施例では車庫直上になる二階の洋間
14の上の屋根として設けられている。そして、この切
妻の小屋根22の妻側2aを車庫4の出入り口4a側に
向けた構成となっている。
雪地域に適した大きな勾配を持つ切妻の大屋根21と、
この大屋根21と直交する同じく切妻の小屋根22とか
らなり、そしてこの切妻の小屋根22部分が車庫4の直
上の屋根として、実施例では車庫直上になる二階の洋間
14の上の屋根として設けられている。そして、この切
妻の小屋根22の妻側2aを車庫4の出入り口4a側に
向けた構成となっている。
【0016】車庫4の出入り口4a側の外壁4bと二階
の洋間14の外壁14bとは、小さな段さdを有する形
態で平坦な外壁として形成され、小屋根22の妻側の
「ひさし」22aは、車庫4の出入り口4a側の外壁4
bの面よりも張り出す長さを有するように形成されてい
る。
の洋間14の外壁14bとは、小さな段さdを有する形
態で平坦な外壁として形成され、小屋根22の妻側の
「ひさし」22aは、車庫4の出入り口4a側の外壁4
bの面よりも張り出す長さを有するように形成されてい
る。
【0017】また、車庫4内の片側には、本実施例では
出入り口4a側から見て右側(居間5側)に、玄関8、
ホール9、ポーチ10が設けられ、車庫4への出入り口
4aが玄関8への共通の出入り口として構成されてい
る。したがって、この玄関8の玄関扉18は、車庫4の
出入り口4aよりも奥に設けられた構成とされている。
なお、図1において、符号D1は敷地境界を示してい
る。
出入り口4a側から見て右側(居間5側)に、玄関8、
ホール9、ポーチ10が設けられ、車庫4への出入り口
4aが玄関8への共通の出入り口として構成されてい
る。したがって、この玄関8の玄関扉18は、車庫4の
出入り口4aよりも奥に設けられた構成とされている。
なお、図1において、符号D1は敷地境界を示してい
る。
【0018】このように構成された車庫付き建物1にお
いては、勾配屋根2を有する建物本体3内に車庫4を設
けると共に、勾配屋根2の妻側2aを車庫4の出入り口
4a側に向けた構成としているので、即ち、本実施例に
おいては、車庫4及びその上の洋間14を覆う屋根を切
妻の小屋根22とし、かつ、この切妻の小屋根22の妻
側2aを車庫4の出入り口4a側に向けて、小屋根22
の勾配を車庫4の出入り口4aとは異なる方向(左右)
へ向く勾配としているので、積雪地域において小屋根2
2の上に積もる雪は、車庫4の出入り口4a側から見て
両側に分散して落下することになる。したがって、車庫
4の出入り口4a付近の小屋根22からの落下による積
雪がなくなるので、車庫4の出入り口4a付近の積雪が
極力防止される。
いては、勾配屋根2を有する建物本体3内に車庫4を設
けると共に、勾配屋根2の妻側2aを車庫4の出入り口
4a側に向けた構成としているので、即ち、本実施例に
おいては、車庫4及びその上の洋間14を覆う屋根を切
妻の小屋根22とし、かつ、この切妻の小屋根22の妻
側2aを車庫4の出入り口4a側に向けて、小屋根22
の勾配を車庫4の出入り口4aとは異なる方向(左右)
へ向く勾配としているので、積雪地域において小屋根2
2の上に積もる雪は、車庫4の出入り口4a側から見て
両側に分散して落下することになる。したがって、車庫
4の出入り口4a付近の小屋根22からの落下による積
雪がなくなるので、車庫4の出入り口4a付近の積雪が
極力防止される。
【0019】これにより、除雪作業としては、車庫4の
前の道路への通路部分程度で済むが、この部分は降雪そ
のものによる積雪分であるので、除雪作業は容易であ
り、また、この部分には、比較的普及している融雪ヒー
ターなどを設けておくようにすれば、そこへの積雪を防
ぐことができるので、これらの結果、車庫4を一体に備
えた建物として、車庫4を有効に利用することができる
理想的な建物となる。
前の道路への通路部分程度で済むが、この部分は降雪そ
のものによる積雪分であるので、除雪作業は容易であ
り、また、この部分には、比較的普及している融雪ヒー
ターなどを設けておくようにすれば、そこへの積雪を防
ぐことができるので、これらの結果、車庫4を一体に備
えた建物として、車庫4を有効に利用することができる
理想的な建物となる。
【0020】また、、本実施例では、車4庫の出入り口
4aと玄関8の出入り口とを共通とししていることによ
り、車の出入りだけでなく、同時に玄関8を通る人にと
っても建物本体3内への出入りの際に積雪の影響を受け
にくい建物となり、さらに車庫4内において、車と玄関
8との間の移動も可能となり、これにより居住性も格段
に向上する。
4aと玄関8の出入り口とを共通とししていることによ
り、車の出入りだけでなく、同時に玄関8を通る人にと
っても建物本体3内への出入りの際に積雪の影響を受け
にくい建物となり、さらに車庫4内において、車と玄関
8との間の移動も可能となり、これにより居住性も格段
に向上する。
【0021】また、車庫4を建物本体と一体に設けたこ
とにより、敷地の有効利用が図れるのに加え、図1に示
すように車庫4及び造作物等を含む建物1の全体的な景
観の向上も図ることができる。
とにより、敷地の有効利用が図れるのに加え、図1に示
すように車庫4及び造作物等を含む建物1の全体的な景
観の向上も図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車庫
付き建物によれば、以下のような優れた効果を奏する。
付き建物によれば、以下のような優れた効果を奏する。
【0023】請求項1記載の発明においては、勾配屋根
を有する建物本体内に車庫を設けた車庫付き建物であっ
て、前記勾配屋根の妻側を車庫の出入り口側に向けた構
成としたから、積雪地域において、勾配屋根上に積もる
雪をその勾配屋根に沿って、車庫の出入り口とは異なる
部位へ落下させることができる。したがって、車庫の出
入り口付近の屋根からの落下による積雪をなくして、車
庫の出入り口付近の積雪を極力防止することができ、こ
れにより車庫を有効に利用することができる。また、こ
のように屋根の勾配を工夫した建物本体内に車庫を設け
たことにより、敷地の有効利用を図ることができるのに
加え、車庫及び造作物等を含む建物の全体的な景観の向
上も併せて図ることができる。
を有する建物本体内に車庫を設けた車庫付き建物であっ
て、前記勾配屋根の妻側を車庫の出入り口側に向けた構
成としたから、積雪地域において、勾配屋根上に積もる
雪をその勾配屋根に沿って、車庫の出入り口とは異なる
部位へ落下させることができる。したがって、車庫の出
入り口付近の屋根からの落下による積雪をなくして、車
庫の出入り口付近の積雪を極力防止することができ、こ
れにより車庫を有効に利用することができる。また、こ
のように屋根の勾配を工夫した建物本体内に車庫を設け
たことにより、敷地の有効利用を図ることができるのに
加え、車庫及び造作物等を含む建物の全体的な景観の向
上も併せて図ることができる。
【0024】請求項2記載の発明では、勾配屋根の少な
くとも一部を切妻屋根とし、この切妻屋根を車庫の直上
に設けると共に、その切妻屋根の妻側を前記車庫の出入
り口側に向けた構成としたから、積雪地域において屋根
の上に積もる雪を、車庫の出入り口側から見て両側に分
散して落下させることができる。また、切妻屋根の妻側
を車庫の出入り口側に向けているので、この妻側の庇を
長くすることも可能であり、したがって、この庇の部分
で車庫の出入り口側に雪を落下させることなくその出入
り口を広範囲に覆う形態とすることができる。
くとも一部を切妻屋根とし、この切妻屋根を車庫の直上
に設けると共に、その切妻屋根の妻側を前記車庫の出入
り口側に向けた構成としたから、積雪地域において屋根
の上に積もる雪を、車庫の出入り口側から見て両側に分
散して落下させることができる。また、切妻屋根の妻側
を車庫の出入り口側に向けているので、この妻側の庇を
長くすることも可能であり、したがって、この庇の部分
で車庫の出入り口側に雪を落下させることなくその出入
り口を広範囲に覆う形態とすることができる。
【0025】請求項3記載の発明では、車庫の出入り口
と玄関の出入り口とを共通とし、かつ、玄関扉を車庫の
出入り口よりも奥に設けた構成としたから、車の出入り
だけでなく、同時に玄関を通る人にとっても建物本体内
への出入りの際に積雪の影響を受けにくい建物となり、
さらに車庫内において、車と玄関との間の移動も可能と
なり、これにより居住性を格段に向上させることができ
る。
と玄関の出入り口とを共通とし、かつ、玄関扉を車庫の
出入り口よりも奥に設けた構成としたから、車の出入り
だけでなく、同時に玄関を通る人にとっても建物本体内
への出入りの際に積雪の影響を受けにくい建物となり、
さらに車庫内において、車と玄関との間の移動も可能と
なり、これにより居住性を格段に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す建物の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一階部分の平面図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例を示す二階部分の平面図であ
る。
る。
1 建物 2 勾配屋根 2a 妻側 3 建物本体 4 車庫 4a 出入り口 8 玄関 10 ポーチ 18 玄関扉 21 大屋根 22 小屋根 22a 庇
Claims (3)
- 【請求項1】 勾配屋根を有する建物本体内に車庫を設
けた車庫付き建物であって、前記勾配屋根の妻側を車庫
の出入り口側に向けたことを特徴とする車庫付き建物。 - 【請求項2】 請求項1記載の車庫付き建物において、
前記勾配屋根の少なくとも一部を切妻屋根とし、この切
妻屋根を車庫の直上に設けると共に、その切妻屋根の妻
側を前記車庫の出入り口側に向けたととを特徴とする車
庫付き建物。 - 【請求項3】 請求項1記載の車庫付き建物において、
車庫の出入り口と玄関の出入り口とを共通とし、かつ、
玄関扉を車庫の出入り口よりも奥に設けたことを特徴と
する車庫付き建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32459593A JPH07180375A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 車庫付き建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32459593A JPH07180375A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 車庫付き建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180375A true JPH07180375A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18167575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32459593A Pending JPH07180375A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 車庫付き建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07180375A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074731A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | R C Koa:Kk | 建物 |
CN110832154A (zh) * | 2017-06-28 | 2020-02-21 | 本田技研工业株式会社 | 连结系统和建筑物 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32459593A patent/JPH07180375A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074731A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | R C Koa:Kk | 建物 |
CN110832154A (zh) * | 2017-06-28 | 2020-02-21 | 本田技研工业株式会社 | 连结系统和建筑物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040116 |