JPH07180257A - 天井の取り付け構造 - Google Patents

天井の取り付け構造

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Publication number
JPH07180257A
JPH07180257A JP5346580A JP34658093A JPH07180257A JP H07180257 A JPH07180257 A JP H07180257A JP 5346580 A JP5346580 A JP 5346580A JP 34658093 A JP34658093 A JP 34658093A JP H07180257 A JPH07180257 A JP H07180257A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
wall surface
frame
receiving member
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5346580A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Ishii
正史 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工時間の短縮と施工の際の安全性を確保す
ることができる天井の取り付け構造を提供する。 【構成】 天井受け部材20と天井パネル30とで構成
される天井の取り付け構造であり、天井受け部材20
は、少なくとも向かい合う2つの壁面10の所定高さに
取り付けられる取り付け部21と、取り付け部21の下
方から壁面10に対して略垂直方向に突出する状態でか
つ取り付け部21と一体に設けられる回り縁部22とで
構成され、天井パネル30は、天井枠31の下面に張設
される天井板33とからなりかつ壁面10に取り付けら
れた天井受け部材20に両縁部分を支持させることで室
内の上方に配置されるものにした。これによって、天井
受け部材20を壁面10に取り付けることで回り縁が壁
面10に配置され、また、天井パネル30を配置するこ
とによって、天井部分に天井板が張設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物における天井の
取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユニットを集積して建物を構築す
るに際し、各ユニットにおける天井の取り付け構造は、
例えば図3に示すように構成されている。壁面301の
所定高さには、壁面に沿って室内を一周する状態で天井
受け部材302が取り付けられている。この天井受け部
材302では、天井受け部材302に対して上方から落
とし込んだ天井枠303が支持されている。支持された
状態において、天井受け部材302の下面と天井枠30
3の下面とは面一に配置されている。そして、天井受け
材302と天井枠303との下面には、野縁304を介
して天井板305が張設されている。また、室内側にお
いて天井板305と壁面301との境目には、当該境目
に沿って回り縁306が配置されている。
【0003】上記天井枠303は、翼部81を有するフ
レーム材308と複数の角型パイプ309とで構成され
るものである。そして、図4に示すように、2本のフレ
ーム材308を翼部81を外側にして平行に配置し、フ
レーム材308とフレーム材308とに間に上記角型パ
イプ309を平行に配置して両端をフレーム材308に
固設している。上記のように構成された天井枠303
は、図3に示した様に両端の翼部81を天井受け部材3
02に載置することによって室内の上方に配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の天
井の取り付け構造には、以下のような課題があった。す
なわち、上記天井の取り付け構造を施工する場合には、
先ず天井受け部材を壁面に取り付けて天井枠を配置した
後に、室内側から天井板を張設し、次いで回り縁を配置
する。したがって、天井板の張設と回り縁の配置は、作
業者が上を向いて行わなければならず、手間が掛かると
同時に安全性にも問題があった。
【0005】また、天井枠は枠組みのみで構成されたも
のであるため、面が不安定でねじれが発生しやすい。こ
の場合、天井受け部における天井枠の支持は片持ち状態
になるため、支持状態が不安定になるという問題もあっ
た。
【0006】そこで、本発明は上記の課題を解決する天
井の取り付け構造を提供することによって、施工時間の
短縮と施工の際の安全性を確保することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の天井の取り付け構造は、天井受け部材と天井
パネルとで構成される。天井受け部材は、少なくとも向
かい合う2つの壁面の所定高さにおいて当該壁面に沿っ
て取り付けられる取り付け部と、上記壁面に取り付けら
れた当該取り付け部の下方から当該壁面に対して略垂直
方向に突出する状態でかつ当該取り付け部と一体に設け
られる回り縁部とで構成されるものである。また、天井
パネルは、天井枠と当該天井枠の下面に張設される天井
板とからなり、かつ上記壁面に取り付けられた上記天井
受け部材に少なくと両縁部分を支持させることによって
室内の上方に配置されるものである。
【0008】
【作用】上記天井の取り付け構造では、取り付け部と回
り縁とが一体化した天井受け部材を用いているため、こ
の天井受け部材を壁面に取り付けることによって回り縁
が壁面に配置される。また、天井枠とこの下面に張設さ
れた天井板とからなる天井パネルを用いているため、こ
の天井パネルを壁面に取り付けられた上記天井受け部材
に対して上方から落とし込む状態で配置することによっ
て、天井部分に天井板が張設される。そして、この天井
パネルは、天井受け部材に載置されるものであるため、
天井パネルを配置した状態においては、回り縁部が壁面
と天井板との境目に配置される。
【0009】
【実施例】本発明の実施例の天井パネルの取り付け構造
を図1に基づいて説明する。図1(1)に示すように、
天井パネルの取り付け構造は、壁面10に固設される天
井受け部材20と、この天井受け部材20に支持される
ことによって、天井部分に配置される天井パネル30と
で構成される。
【0010】上記天井受け部材20は、当該天井受け部
材20を壁面10に固設するための取り付け部21と、
当該取り付け部21と一体化した回り縁部22とで構成
されている。取り付け部21は角材からなり、その長手
方向が壁面10に沿った所定高さに固設配置されるもの
である。また、回り縁部22は、天井受け部21を上記
のように壁面10に固設した状態において、天井受け部
21よりも室内側に突出する状態で形成されるものであ
る。また、天井受け部21の室内側に向かう搭載面21
aと、突出している回り縁部22の上面である搭載面2
2aとが略垂直を成すように構成されている。上記構成
の取り付け部材20は、壁面10の所定高さにおいて室
内を一周する状態で配置されている。
【0011】また、天井パネル30は、天井枠31と野
縁32と天井板33とからなる。天井枠31は、翼部3
4を有するフレーム材35と複数の角型パイプ36とで
構成されるものである。フレーム材35と角型パイプ3
6とは、例えば鋼製のものを用いる。そして、図1
(2)に示すように、2本のフレーム材35を翼部34
を外側にして平行に配置し、フレーム材35とフレーム
材35とに間に角型パイプ36を平行に配置してそれぞ
れの両端をフレーム材35に対してビス止めしている。
そして、上記のように構成された天井枠31の下面に
は、例えば木製の野縁32を介してクロス貼りボードか
らなる天井板33が張設されている。上記構成の天井パ
ネル30は、図1(1)に示したように、翼部34を天
井受け部材20の取り付け部21上に載置し、天井板3
3の下面を天井受け部材20の回り縁部22上に載置す
ることによって、天井受け部材20に支持される。
【0012】上記の天井パネルの取り付け構造を施工す
る場合には、図2に示すように、先ず、室内11の壁面
10の所定高さにおいて、当該壁面10に沿って室内を
一周する状態で上記天井受け部材20を固設する。次
に、予め工場で形成された上記の天井パネル30を、天
井受け部材20の上方から水平に保って室内11に落と
し込み、天井パネル30を天井受け部20に載置する。
そして、天井パネル30を天井受け部に固定する。これ
によって、例えばここでは図示しない床面に対して平行
な状態で天井パネルが天井部分に配置される。
【0013】上記天井の取り付け構造では、図1に示し
た様に、回り縁部22が天井受け部材20と一体化して
いるため、天井受け部材20を壁面10に取り付けるこ
とによって回り縁が壁面10に配置される。また、天井
枠31の下面に天井板33を張設してなる天井パネル3
0を用いているため、この天井パネル30を配置するこ
とによって、天井板33が張設された天井が形成され
る。そして、天井パネル33は、天井板33が回り縁部
22に載置されるように配置するため、回り縁部22は
壁面10と天井板33との境目に配置される。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の天井パネ
ルの取り付け構造によれば、回り縁が一体化した天井受
け部材と天井板が張設された天井パネルとによって構成
されるので、施工現場において天井板を張設する作業と
回り縁を取り付ける作業とを行う必要がない。したがっ
て、施工時間の短縮と施工の際の安全性とを確保するこ
とができる。また、天井パネルは、天井枠に天井板を張
設してなるものであるため面剛性が確保されており、こ
の点においても施工の際の安全性を確保することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図である。
【図2】実施例を説明する図である。
【図3】従来例を説明する図である。
【図4】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
10 壁面 11 室内 20 天井受け部材 21 取り付け部 22 回り縁部 30 天井パネル 31 天井枠 33 天井板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも向かい合う2つの壁面の所定
    高さにおいて当該壁面に沿って取り付けられる取り付け
    部と、前記壁面に取り付けられた当該取り付け部の下方
    から当該壁面に対して略垂直方向に突出する状態でかつ
    当該取り付け部と一体に設けられる回り縁部とからなる
    天井受け部材と、 天井枠と当該天井枠の下面に張設される天井板とからな
    り、かつ前記壁面に取り付けられた前記天井受け部材に
    少なくと両縁部分を載置させることによって室内の上方
    に配置される天井パネルとで構成されることを特徴とす
    る天井の取り付け構造。
JP5346580A 1993-12-22 1993-12-22 天井の取り付け構造 Pending JPH07180257A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5346580A JPH07180257A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 天井の取り付け構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5346580A JPH07180257A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 天井の取り付け構造

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JPH07180257A true JPH07180257A (ja) 1995-07-18

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ID=18384388

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JP5346580A Pending JPH07180257A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 天井の取り付け構造

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