JPH0718024Y2 - テープレコーダーのキュー信号録音回路 - Google Patents

テープレコーダーのキュー信号録音回路

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JPH0718024Y2
JPH0718024Y2 JP13622088U JP13622088U JPH0718024Y2 JP H0718024 Y2 JPH0718024 Y2 JP H0718024Y2 JP 13622088 U JP13622088 U JP 13622088U JP 13622088 U JP13622088 U JP 13622088U JP H0718024 Y2 JPH0718024 Y2 JP H0718024Y2
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cue signal
recording
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signal
cue
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JP13622088U
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秀樹 大沢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、磁気テープに記憶されている信号の位置出し
等に使用されるキュー信号の録音回路に関する。
(ロ)従来の技術 会議の内容等をメモ代りに録音するテープレコーダーが
普及しているが、斯かるテープレコーダーは録音されて
いる情報の位置を早送り又は巻戻し動作によって探し出
すことが出来るようにキューと呼ばれる信号を磁気テー
プに録音する機能を備えている。磁気テープにキュー信
号を録音する技術としては、例えば特公昭59−35100号
公報に開示されたものがある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 キュー信号の磁気テープへの録音動作は、キュー信号発
生回路より出力される信号を磁気ヘッドに導くことによ
って行なわれるが、マイクロフォン等より得られる信号
の録音特性等に影響を与えないようにするためにキュー
信号の録音動作を行なわない場合にはキュー信号発生回
路と磁気ヘッドとの間の信号路を遮断するように構成さ
れている。斯かる信号路の遮断動作を機械式スイッチに
て行なうように構成すると該スイッチの取付位置等に制
約を受けるため超小型のテープレコーダーに組込むこと
は困難である。本考案は、斯かる点を改良したキュー信
号の録音回路を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案のキュー信号録音回路は、録音動作時録音ヘッド
として動作する磁気ヘッドと、キュー信号の録音動作時
切換えられるキュー信号録音用操作スイッチと、該キュ
ー信号録音用操作スイッチが切換えられたときキュー信
号を発生するキュー信号発生回路と、該キュー信号発生
回路の出力端子と前記磁気ヘッドとの間に設けられてい
るバッファ回路と、該バッファ回路と前記磁気ヘッドと
の間に設けられていると共に導通状態にあるとき前記キ
ュー信号発生回路からのキュー信号を該磁気ヘッドに導
くスイッチング素子とより構成されている。
(ホ)作用 本考案は、キュー信号発生回路の出力端子と磁気ヘッド
との間のキュー信号路内にスイッチング素子を設けると
共にそのスイッチング素子の動作をキュー信号によって
制御するようにしたものである。
(ヘ)実施例 図示した回路は、本考案のキュー信号録音回路の一実施
例である。同図において、(1),(2),(3)及び
(4)は録音操作時図示した再生位置より反対側である
録音位置に切換えられる録音再生切換スイッチであり、
各々共通端子(1C),(2C),(3C),(4C)、再生端
子(1P),(2P),(3P),(4P)及び録音端子(1
R),(2R),(3R),(4R)を備えている。(5)は
音響信号を電気信号に変換するマイクロフォンであり、
その出力端子は前記録音再生切換スイッチ(1)の録音
端子(1R)に接続されている。(6)は録音動作時録音
ヘッドとして動作すると共に再生動作時再生ヘッドとし
て動作する録音再生兼用磁気ヘッドであり、その信号端
子は前記録音再生切換スイッチ(2),(3)の共通端
子(2C)(3C)に接続されている。(7)は前記録音再
生切換スイッチ(1)を通して入力される磁気ヘッド
(6)からの再生信号又はマイクロフォン(5)からの
録音信号を増幅する前置増幅回路、(8)は該前置増幅
回路(7)によって増幅された信号が印加されると共に
該信号のレベルを調整する可変抵抗器、(9)は該可変
抵抗器(8)によってレベル調整された信号が入力され
ると共に該信号を増幅する主増幅回路、(10)は該主増
幅回路(9)によって増幅された信号が印加されると共
に該信号を放音するスピーカーであり、該主増幅回路
(9)の出力端子と録音再生切換スイッチ(4)の再生
端子(4P)との間に接続されている。(11)は録音動作
時動作状態になると共に前記前置増幅回路(7)によっ
て増幅された信号が入力される録音用増幅回路であり、
その出力端子はコンデンサー(12)及び抵抗(13)を介
して前記録音再生切換スイッチ(3)の録音端子(3R)
に接続されている。(14)は録音動作時動作状態になり
録音再生兼用磁気ヘッド(6)にバイアス電流を供給す
るバイアス発振回路であり、その出力端子はコンデンサ
ー(15)を介して録音再生切換スイッチ(3)の録音端
子(3R)に接続されている。(16)はキュー信号の録音
動作時切換えられるキュー信号録音用操作スイッチ、
(17)は該キュー信号録音用操作スイッチ(16)が切換
えられると出力端子(18)に所定数のパルス信号を出力
するキュー信号発生回路、(19)は該キュー信号発生回
路(17)の出力端子(18)に出力されたパルス信号の波
形整形を行なう積分回路であり、抵抗(20)及びコンデ
ンサー(21)によって構成されている。(22)はコレク
タが電源に接続されていると共にエミッタが抵抗(23)
を介して接地されているバッファ用トランジスターであ
り、前記積分回路(19)によって波形整形されたキュー
信号がベースに印加されるように接続されている。(2
4)は前記バッファ用トランジスター(22)のベースと
電源との間に接続されている抵抗であり、該トランジス
ター(22)をバイアスする作用を有している。(25)は
前記バッファ用トランジスター(22)のエミッタにエミ
ッタが接続されていると共にコレクタが抵抗(26)及び
コンデンサー(27)を介して前記録音再生切換スイッチ
(3)の録音端子(3R)に接続されているスイッチング
トランジスター、(28)は前記キュー信号発生回路(1
7)の出力端子(18)に出力される信号を整流平滑する
整流平滑回路であり、ダイオード(29)及びコンデンサ
ー(30)によって構成されている。(31)は前記スイッ
チングトランジスター(25)の動作を制御するべくコレ
クタが抵抗(32)を介してそのベースに接続されている
と共にエミッタが接地されている制御トランジスターで
あり、そのベースは抵抗(33)を介して前記整流平滑回
路(28)に接続されている。斯かる回路構成において、
録音再生切換スイッチ(2)の再生端子(2P)は録音再
生切換スイッチ(1)の再生端子(1P)に接続され、録
音端子(2R)は接地されている。また録音再生切換スイ
ッチ(3)の再生端子(3P)及び録音再生切換スイッチ
(4)の共通端子(4C)は接地されている。以上の如く
本考案のキュー信号録音回路は構成されており、次に動
作について説明する。
まず録音再生切換スイッチ(1),(2),(3)及び
(4)が図示した再生位置にある場合の動作即ち再生動
作について説明する。使用者が再生操作をすると磁気テ
ープを駆動する機構が再生動作を行なう状態になると共
に再生動作を行なうために必要な回路に電源が供給され
る。録音再生兼用磁気ヘッド(6)によって再生された
再生信号は録音再生切換スイッチ(2)及び(1)を通
して前置増幅回路(7)に入力されて増幅される。前記
前置増幅回路(7)によって増幅された再生信号は、可
変抵抗器(8)に印加されてそのレベルを調整された後
主増幅回路(9)に入力される。前記主増幅回路(9)
に入力されて増幅された再生信号はスピーカー(10)に
印加されて放音される。従って、使用者は磁気テープよ
り再生された信号をスピーカー(10)の放音動作によっ
て聴取することが出来る。
以上の如く再生動作は行なわれるが、次に録音動作につ
いて説明する。使用者が録音操作をすると磁気テープの
駆動機構が録音動作を行なう状態になると共に録音再生
切換スイッチ(1),(2),(3)及び(4)が図示
した状態の反対側である録音位置に切換えられる。また
録音動作を行なうために必要な回路に電源が供給され、
テープレコーダーは録音動作状態になる。マイクロフォ
ン(5)によって電気信号に変換された録音信号は、録
音再生切換スイッチ(1)を通して前置増幅回路(7)
に入力される。前記前置増幅回路(7)によって増幅さ
れた録音信号は、録音用増幅回路(11)に入力されて増
幅された後録音再生切換スイッチ(3)を通してバイア
ス発振回路(14)からのバイアス信号と共に録音再生兼
用磁気ヘッド(6)に印加され、該磁気ヘッド(6)の
働きによって磁気テープに録音される。このようにマイ
クロフォン(5)より得られる録音信号の録音動作は行
なわれるが、斯かる状態にあるときスピーカー(10)の
信号路は録音再生切換スイッチ(4)によって遮断され
ているため該スピーカー(10)より録音信号が放音され
ることはなく、従ってハウリングと呼ばれる現象が生じ
ることはない。
以上の如くマイクロフォン(5)より得られる録音信号
の録音動作は行なわれるが、次にキュー信号の録音動作
について説明する。斯かるキュー信号の録音動作は、前
述した録音動作状態にあるときにキュー信号録音用操作
スイッチ(16)を押圧閉成せしめることによって行なわ
れる。録音動作状態にあるときに前記キュー信号録音用
操作スイッチ(16)を押圧閉成せしめるとキュー信号発
生回路(17)が動作状態になり、その出力端子(18)に
所定数のパルス信号をキュー信号として出力する。前記
出力端子(18)に出力されたパルス信号は、積分回路
(19)に印加されてその波形が整形された後バッファ用
トランジスター(22)のベースに入力される。一方前記
キュー信号発生回路(17)の出力端子(18)に出力され
たパルス信号は、整流平滑回路(28)によって整流平滑
された後抵抗(33)を通して制御トランジスター(31)
のベースに印加される。その結果、前記制御トランジス
ター(31)がバイアスされて導通状態になるため該制御
トランジスター(31)によって動作が制御されるべく接
続されているスイッチングトランジスター(25)は導通
状態に反転せしめられる。前記スイッチングトランジス
ター(25)が導通状態になると前記バッファ用トランジ
スター(22)のベースに入力されたキュー信号がそのエ
ミッタより導出され、該スイッチングトランジスター
(25)のエミッタ・コレクタ間及び録音再生切換スイッ
チ(3)を通して録音再生兼用磁気ヘッド(6)に印加
される。このようにキュー信号録音用操作スイッチ(1
6)を押圧閉成せしめるとキュー信号発生回路(17)よ
りパルス信号が出力され、その信号がバッファ用トラン
ジスター(22)、スイッチングトランジスター(25)及
び録音再生切換スイッチ(3)を通して録音再生兼用磁
気ヘッド(6)に印加されるので該磁気ヘッド(6)に
よってキュー信号が磁気テープに録音される。そして、
前記キュー信号発生回路(17)の出力端子(18)に所定
数のパルス信号が出力されると該出力端子(18)に出力
されるパルス信号が無くなる。前記出力端子(18)に出
力されるパルス信号が無くなると制御トランジスター
(31)のベースにバイアス電圧が印加されなくなるため
該制御トランジスター(31)が非導通状態に反転すると
共にスイッチングトランジスター(25)が非導通状態に
反転する。前記スイッチングトランジスター(25)が非
導通状態に反転すると録音再生兼用磁気ヘッド(6)と
バッファ用トランジスター(22)とが電気的に分離され
るため電圧変動等によってバッファ用トランジスター
(22)のエミッタ電位が変化してもその変化信号が録音
再生兼用磁気ヘッド(6)に印加されることはなく、磁
気テープに雑音信号が録音されることはない。従って、
マイクロフォン(5)より得られる信号の録音動作に対
してキュー信号の録音回路が悪影響を与えることはな
い。
(ト)考案の効果 本考案のキュー信号録音回路は、キュー信号録音回路の
出力端子との間のキュー信号路内にスイッチングトラン
ジスターを設けるとともに該スイッチングトランジスタ
ーの動作をキュー信号によって制御することによってキ
ュー信号の磁気ヘッドへの供給動作を制御するようにし
たことを特徴とするものであり、このようにしたので、
信号路の遮断動作を機械式スイッチにて行う従来の方式
に比較してテープレコーダーの小型化を行うことが出来
るだけでなく、信号路の遮断動作を行うスイッチング素
子の動作を特別な制御信号で行う場合に比較して回路構
成が簡単になるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本考案のキュー信号録音回路の一実施
例である。 主な図番の説明 (1)…マイクロフォン、(6)…録音再生兼用磁気ヘ
ッド、(7)…前置増幅回路、(9)…主増幅回路、
(10)…スピーカー、(11)…録音用増幅回路、(14)
…バイアス発振回路、(16)…キュー信号録音用操作ス
イッチ、(17)…キュー信号発生回路、(19)…積分回
路、(22)…バッファ用トランジスター、(25)…スイ
ッチングトランジスター、(28)…整流平滑回路、(3
1)…制御トランジスター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】録音動作時録音ヘッドとして動作する磁気
    ヘッドと、キュー信号の録音動作時切換えられるキュー
    信号録音用操作スイッチと、該キュー信号録音用操作ス
    イッチが切換えられたときキュー信号を発生するキュー
    信号発生回路と、該キュー信号発生回路の出力端子と前
    記磁気ヘッドとの間に設けられているバッファ用トラン
    ジスターと、該バッファ用トランジスターのエミッタと
    前記磁気ヘッドとの間にエミッタ・コレクタ路が挿入接
    続されているとともに導通状態にあるとき前記キュー信
    号発生回路より出力されるキュー信号を該磁気ヘッドに
    導くスイッチングトランジスターと、該スイッチングト
    ランジスターの動作を制御するべくコレクタが該スイッ
    チングトランジスターのベースに接続されているととも
    にベースが整流平滑回路を介して前記キュー信号発生回
    路の出力端子に接続されている制御トランジスターとよ
    り成り、前記キュー信号発生回路よりキュー信号が出力
    されているとき該キュー信号により前記制御トランジス
    ター及びスイッチングトランジスターを導通せしめ、以
    って前記キュー信号発生回路より出力されるキュー信号
    を前記バッファ用トランジスター及びスイッチングトラ
    ンジスターを介して前記磁気ヘッドに供給するようにし
    たことを特徴とするテープレコーダーのキュー信号録音
    回路。
JP13622088U 1988-10-19 1988-10-19 テープレコーダーのキュー信号録音回路 Expired - Lifetime JPH0718024Y2 (ja)

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